JPH104611A - 天井埋込型分電盤 - Google Patents
天井埋込型分電盤Info
- Publication number
- JPH104611A JPH104611A JP8152493A JP15249396A JPH104611A JP H104611 A JPH104611 A JP H104611A JP 8152493 A JP8152493 A JP 8152493A JP 15249396 A JP15249396 A JP 15249396A JP H104611 A JPH104611 A JP H104611A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- frame
- main body
- opening
- door
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Abstract
(57)【要約】
【課題】床面や壁面の活用スペースを拡大し、専従者以
外の者が簡単に手を触れることがない分電盤を提供す
る。 【解決手段】天井躯体4に取付けられて天井開口5に位
置する本体枠1と、天井開口5を通して操作可能な機器
9を収納して本体枠1に取付けられた機器収納箱2と、
天井開口5を開閉自在に被覆する扉33を有して天井開
口5に位置する扉枠3とを備えている。
外の者が簡単に手を触れることがない分電盤を提供す
る。 【解決手段】天井躯体4に取付けられて天井開口5に位
置する本体枠1と、天井開口5を通して操作可能な機器
9を収納して本体枠1に取付けられた機器収納箱2と、
天井開口5を開閉自在に被覆する扉33を有して天井開
口5に位置する扉枠3とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、天井埋込型分電
盤に関するものである。
盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の分電盤は、床面に設置する自立型
や、壁に取付ける壁付型があった。
や、壁に取付ける壁付型があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの分電
盤は、床面や壁面の活用スペースが狭くなるとともに、
専従者以外の者が簡単に手を触れる危険性があった。し
たがって、この発明の目的は、床面や壁面の活用スペー
スを拡大し、専従者以外の者が簡単に手を触れることが
ない分電盤を提供することである。
盤は、床面や壁面の活用スペースが狭くなるとともに、
専従者以外の者が簡単に手を触れる危険性があった。し
たがって、この発明の目的は、床面や壁面の活用スペー
スを拡大し、専従者以外の者が簡単に手を触れることが
ない分電盤を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の天井埋込型分
電盤は、天井躯体に取付けられて天井開口に位置する本
体枠と、前記天井開口を通して操作可能な機器を収納し
て前記本体枠に取付けられた機器収納箱と、前記天井開
口を開閉自在に被覆する扉を有して前記天井開口に位置
する扉枠とを備えたものである。
電盤は、天井躯体に取付けられて天井開口に位置する本
体枠と、前記天井開口を通して操作可能な機器を収納し
て前記本体枠に取付けられた機器収納箱と、前記天井開
口を開閉自在に被覆する扉を有して前記天井開口に位置
する扉枠とを備えたものである。
【0005】請求項1の天井埋込型分電盤によれば、天
井に位置する扉を開閉して機器収納箱の機器を操作する
ことができる。この場合、分電盤を天井に設けたため、
天井スペースを有効に利用でき、床面や壁面の美観を損
なわないとともに床面や壁面の活用スペースを拡大し、
専従者以外の者が簡単に手を触れることがないので、安
全性が図れる。また本体枠、機器収納箱および扉枠を順
次天井に取付けることにより施工できるため、分電盤を
組立た後に一度に天井に施工する場合と比較して、軽量
なものの搬入および施工作業となるので安全が図れ、し
かも本体枠と機器収納箱とを分割したため取付けおよび
配線作業が容易になり、とくに本体枠が枠構造であるた
め軽量化でき施工性および安全性がよい。さらに本体枠
を天井躯体に取付けておくことにより、建築工程の内装
工事等に左右されることなく、これに先行して電気工事
ができ、工事の平準化が図れるとともに、仮置き工事の
省略および労務費の削減が図れ、コストダウンに寄与で
きる。また通常の筐体のような密閉構造ではないので通
気性を良好にでき放熱効果がある。
井に位置する扉を開閉して機器収納箱の機器を操作する
ことができる。この場合、分電盤を天井に設けたため、
天井スペースを有効に利用でき、床面や壁面の美観を損
なわないとともに床面や壁面の活用スペースを拡大し、
専従者以外の者が簡単に手を触れることがないので、安
全性が図れる。また本体枠、機器収納箱および扉枠を順
次天井に取付けることにより施工できるため、分電盤を
組立た後に一度に天井に施工する場合と比較して、軽量
なものの搬入および施工作業となるので安全が図れ、し
かも本体枠と機器収納箱とを分割したため取付けおよび
配線作業が容易になり、とくに本体枠が枠構造であるた
め軽量化でき施工性および安全性がよい。さらに本体枠
を天井躯体に取付けておくことにより、建築工程の内装
工事等に左右されることなく、これに先行して電気工事
ができ、工事の平準化が図れるとともに、仮置き工事の
省略および労務費の削減が図れ、コストダウンに寄与で
きる。また通常の筐体のような密閉構造ではないので通
気性を良好にでき放熱効果がある。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図7により説明する。すなわち、この天井埋込型分
電盤は、本体枠1と、機器収納箱2と、扉枠3とを有す
る。本体枠1は、天井躯体4に取付けられて天井開口5
に位置する。実施の形態では、天井材10に天井開口5
が長方形に形成されている。また本体枠1が天井開口5
に嵌合でき大きさで天井開口5の形状に相似な開口を有
する短筒形に形成され、その下端側に天井開口5の下面
縁部に係止するつば部11を形成し、周側壁の一対の短
側部の上端よりそれぞれ内方に支持板12を折曲し、支
持板12間に本体枠1の補強を兼ねた金属製の一対の電
線支持具13を溶接やボルト締め等により架設してい
る。またつば部11の周縁よりも内側に天井開口5内に
進入する段部14を設け、段部14に扉枠3を取付ける
ねじ孔43(図4)を形成し、一方支持板12には機器
収納箱2を取付けるナット15を溶接している。さらに
周側壁の長側部の両端の内面にL字形の本体吊り金具8
の一片を溶接し、他片に取付孔7を形成し、支持板12
の取付孔7に対向する位置に遊嵌孔16(図3)を形成
するかあるいは切欠16′(図2)を形成している。天
井躯体4より吊りボルト6を垂下し、吊りボルト6を取
付孔7に通しナット17,18で締付けている。
いし図7により説明する。すなわち、この天井埋込型分
電盤は、本体枠1と、機器収納箱2と、扉枠3とを有す
る。本体枠1は、天井躯体4に取付けられて天井開口5
に位置する。実施の形態では、天井材10に天井開口5
が長方形に形成されている。また本体枠1が天井開口5
に嵌合でき大きさで天井開口5の形状に相似な開口を有
する短筒形に形成され、その下端側に天井開口5の下面
縁部に係止するつば部11を形成し、周側壁の一対の短
側部の上端よりそれぞれ内方に支持板12を折曲し、支
持板12間に本体枠1の補強を兼ねた金属製の一対の電
線支持具13を溶接やボルト締め等により架設してい
る。またつば部11の周縁よりも内側に天井開口5内に
進入する段部14を設け、段部14に扉枠3を取付ける
ねじ孔43(図4)を形成し、一方支持板12には機器
収納箱2を取付けるナット15を溶接している。さらに
周側壁の長側部の両端の内面にL字形の本体吊り金具8
の一片を溶接し、他片に取付孔7を形成し、支持板12
の取付孔7に対向する位置に遊嵌孔16(図3)を形成
するかあるいは切欠16′(図2)を形成している。天
井躯体4より吊りボルト6を垂下し、吊りボルト6を取
付孔7に通しナット17,18で締付けている。
【0007】機器収納箱2は、天井開口5を通して操作
可能な機器9を収納して本体枠1に取付けられている。
この機器収納箱2は本体枠1に収納されるもので、本体
枠1の短側部よりも短いが、長側部より若干短い長方体
形状をなし、両端は開口19を形成し、一側壁に多数の
通線孔20を列設し、下面に内器保護板21をヒンジ3
6により開閉自在に設けている。通線孔20は丸孔や角
孔等でよく、またノックアウト式でもよく、さらに通線
孔あるいはノックアウト式の通線孔を設けた絶縁物を装
着する大きな開孔を一側壁に形成してもよい。22は内
器保護板21を着脱自在に係止する係止爪を有する取手
である。この機器収納箱2の両端の開口19より開口1
9の近傍の取付孔にボルト23を挿通して本体枠1のナ
ット15にねじ込んで本体枠1に固定している。機器収
納箱2の底部には長手方向に機器取付台24を突設する
とともに、機器取付台24に平行にバー支持台25を設
けている。そして機器取付台24上に機器9を取付手段
26により取付けている。機器9は単相3線式の主幹ブ
レーカおよび多数の分岐ブレーカからなり、これらを図
1の紙面に垂直な方向に並ぶように列設し端部に主幹ブ
レーカを位置している。この場合、主幹ブレーカの入力
端子および分岐ブレーカの出力端子がそれぞれ通線孔2
0に向いている。通線孔20と反対側のバー支持台25
には、主幹ブレーカの出力端子と分岐ブレーカの入力端
子とを接続するための一対の電圧バー27と、電圧バー
27の間の中性バー28を配設しており、電圧バー27
および中性バー28の端部が主幹ブレーカの出力端子に
接続され、一対の電圧バー27または電圧バー27およ
び中性バー28が分岐ブレーカの入力端子と接続部材2
9,30によりねじ31で接続している。そして、中性
バー28はバー支持台25の幅方向の中央突部25aに
配置されて内器保護板21に最も近い位置にあり、電圧
バー27と中性バー28間に100Vが印加され、電圧
バー27間に200Vが印加されている。
可能な機器9を収納して本体枠1に取付けられている。
この機器収納箱2は本体枠1に収納されるもので、本体
枠1の短側部よりも短いが、長側部より若干短い長方体
形状をなし、両端は開口19を形成し、一側壁に多数の
通線孔20を列設し、下面に内器保護板21をヒンジ3
6により開閉自在に設けている。通線孔20は丸孔や角
孔等でよく、またノックアウト式でもよく、さらに通線
孔あるいはノックアウト式の通線孔を設けた絶縁物を装
着する大きな開孔を一側壁に形成してもよい。22は内
器保護板21を着脱自在に係止する係止爪を有する取手
である。この機器収納箱2の両端の開口19より開口1
9の近傍の取付孔にボルト23を挿通して本体枠1のナ
ット15にねじ込んで本体枠1に固定している。機器収
納箱2の底部には長手方向に機器取付台24を突設する
とともに、機器取付台24に平行にバー支持台25を設
けている。そして機器取付台24上に機器9を取付手段
26により取付けている。機器9は単相3線式の主幹ブ
レーカおよび多数の分岐ブレーカからなり、これらを図
1の紙面に垂直な方向に並ぶように列設し端部に主幹ブ
レーカを位置している。この場合、主幹ブレーカの入力
端子および分岐ブレーカの出力端子がそれぞれ通線孔2
0に向いている。通線孔20と反対側のバー支持台25
には、主幹ブレーカの出力端子と分岐ブレーカの入力端
子とを接続するための一対の電圧バー27と、電圧バー
27の間の中性バー28を配設しており、電圧バー27
および中性バー28の端部が主幹ブレーカの出力端子に
接続され、一対の電圧バー27または電圧バー27およ
び中性バー28が分岐ブレーカの入力端子と接続部材2
9,30によりねじ31で接続している。そして、中性
バー28はバー支持台25の幅方向の中央突部25aに
配置されて内器保護板21に最も近い位置にあり、電圧
バー27と中性バー28間に100Vが印加され、電圧
バー27間に200Vが印加されている。
【0008】内器保護板21は機器9の上端部のハンド
ル9aが露出するための孔21aを形成している。31
は入力線、32は電線支持具13に折り返えして支持さ
せた負荷線および送り線を示している。扉枠3は、天井
開口5を開閉自在に被覆する扉33を有して、天井開口
5に位置する。実施の形態では、本体枠1のつば部11
に被さり段部14に進入するように断面Z字形に形成さ
れ、これにより正面側に扉収納凹部38を形成し、また
内周端部に取付孔37を形成し、扉33を開いた状態で
取付孔37を段部14のねじ孔43にねじ(図示せず)
により取付けている。扉33は機器収納箱2が位置する
部分に対応して部分的に設けられ、扉枠3の残りの開口
位置に合わせ板35を配置し、扉33と合わせ板35と
で観音開き式に扉枠3にヒンジ(図示せず)により開閉
自在に取付けている。扉33はたとえばスモークドポリ
カーボネードパネルを用い、合わせ板35は鉄板を用い
ている。40は扉33および合わせ板35の閉じ位置に
おける合わせ目の折曲部である。41は扉33および合
わせ板35の閉じ状態を保持するためのたとえばワンタ
ッチパネルファスナを用いた着脱用の止め具であり、そ
の爪が扉枠3の対向位置に設けた受け具(図示せず)に
係脱自在に係止する。なお扉33等の閉成状態を保持す
るためのマグネットを扉枠3に設け、これに合わせ板3
5を吸着するとともに、扉33にマグキットキャッチ用
鉄板等の磁気吸着部材(図示せず)を設け、扉33を閉
じたときにマグネットに吸着されるようにしてもよい。
また42は接地部である。
ル9aが露出するための孔21aを形成している。31
は入力線、32は電線支持具13に折り返えして支持さ
せた負荷線および送り線を示している。扉枠3は、天井
開口5を開閉自在に被覆する扉33を有して、天井開口
5に位置する。実施の形態では、本体枠1のつば部11
に被さり段部14に進入するように断面Z字形に形成さ
れ、これにより正面側に扉収納凹部38を形成し、また
内周端部に取付孔37を形成し、扉33を開いた状態で
取付孔37を段部14のねじ孔43にねじ(図示せず)
により取付けている。扉33は機器収納箱2が位置する
部分に対応して部分的に設けられ、扉枠3の残りの開口
位置に合わせ板35を配置し、扉33と合わせ板35と
で観音開き式に扉枠3にヒンジ(図示せず)により開閉
自在に取付けている。扉33はたとえばスモークドポリ
カーボネードパネルを用い、合わせ板35は鉄板を用い
ている。40は扉33および合わせ板35の閉じ位置に
おける合わせ目の折曲部である。41は扉33および合
わせ板35の閉じ状態を保持するためのたとえばワンタ
ッチパネルファスナを用いた着脱用の止め具であり、そ
の爪が扉枠3の対向位置に設けた受け具(図示せず)に
係脱自在に係止する。なお扉33等の閉成状態を保持す
るためのマグネットを扉枠3に設け、これに合わせ板3
5を吸着するとともに、扉33にマグキットキャッチ用
鉄板等の磁気吸着部材(図示せず)を設け、扉33を閉
じたときにマグネットに吸着されるようにしてもよい。
また42は接地部である。
【0009】この天井埋込型分電盤の施工は、本体枠1
を天井の吊りボルト6に取付ける。一方、本体枠1に向
けて電線やケーブル工事を行い、建築現場の進渉状態に
合わせて、機器9を設置した機器収納箱2を本体枠1に
取付けるとともに電気配線する。さらに扉33等を取付
けた扉枠3を本体枠1に取付ける。このような手順によ
り施工が行なわれる。
を天井の吊りボルト6に取付ける。一方、本体枠1に向
けて電線やケーブル工事を行い、建築現場の進渉状態に
合わせて、機器9を設置した機器収納箱2を本体枠1に
取付けるとともに電気配線する。さらに扉33等を取付
けた扉枠3を本体枠1に取付ける。このような手順によ
り施工が行なわれる。
【0010】この実施の形態によれば、天井に位置する
扉33を開閉して機器収納箱2の機器9を操作すること
ができるが、分電盤を天井に設けたため、天井スペース
を有効に利用でき、床面や壁面の美観を損なわないとと
もにこれらの活用スペースを拡大し、専従者以外の者が
簡単に手を触れることがないので、安全性が図れる。と
くに例えばテナント用シャフトが省略できるため、その
分フロア面積を広く活用できる。
扉33を開閉して機器収納箱2の機器9を操作すること
ができるが、分電盤を天井に設けたため、天井スペース
を有効に利用でき、床面や壁面の美観を損なわないとと
もにこれらの活用スペースを拡大し、専従者以外の者が
簡単に手を触れることがないので、安全性が図れる。と
くに例えばテナント用シャフトが省略できるため、その
分フロア面積を広く活用できる。
【0011】また本体枠1、機器収納箱2および扉枠3
を順次天井に取付けることにより施工できるため、分電
盤を組立た後に一度に天井に施工する場合と比較して、
軽量なものの搬入および施工作業となるので安全が図
れ、しかも本体枠1と機器収納箱2とを分割したため取
付けおよび配線作業が容易になり、とくに本体枠1が枠
構造であるため軽量化でき施工性および安全性がよい。
を順次天井に取付けることにより施工できるため、分電
盤を組立た後に一度に天井に施工する場合と比較して、
軽量なものの搬入および施工作業となるので安全が図
れ、しかも本体枠1と機器収納箱2とを分割したため取
付けおよび配線作業が容易になり、とくに本体枠1が枠
構造であるため軽量化でき施工性および安全性がよい。
【0012】さらに本体枠1を天井躯体4に取付けてお
くことにより、建築工程の内装工事等に左右されること
なく、これに先行して電気工事ができ、工事の平準化が
図れるとともに、仮置き工事の省略および労務費の削減
が図れ、コストダウンに寄与できる。すなわち、従来で
は、電気工事が内装および間仕切り工事のピーク時と平
行して、盤取付工事に入線工事を進めることになるので
工事の平準化が不可能な場合が多く発生する。通常、盤
はフロア内壁等に設置され、操作は壁スイッチによる遠
方操作が多くなっており、また主幹ブレーカおよび分岐
ブレーカを毎日操作することはまず少なく、通常定期的
または異常時に盤を点検する程度となっている。そこ
で、この実施の形態の天井埋込型分電盤を採用すれば、
内装工事等に左右されることなく、盤取付け入線作業が
前もって可能となり、入線工事時に電線を本体枠1まで
集合して一定寸法に切断しておくことができ、壁面の上
下入線作業も少なくてすみ、さらに電線の無駄も少なく
かつ工事の平準化が図れる。さらに倉庫化されたシャフ
トに比べ、比較的容易にフロアメンテナンスができる。
またフロア内の壁取付けであっても盤の扉を開閉するこ
とが困難なケースが多いのが実情であるがこれも解決で
きることとなり、また分電盤の取付位置の制約も少なく
壁面が他の用途に利用でき、さらに壁面の少ないところ
やパーティーション間仕切りの多い所での利用価値が増
大する。また分電盤の回路構成が明確でない未承認段階
でもエリア毎に区分した容量分の取付枠1を設けること
により作業が先行できる。
くことにより、建築工程の内装工事等に左右されること
なく、これに先行して電気工事ができ、工事の平準化が
図れるとともに、仮置き工事の省略および労務費の削減
が図れ、コストダウンに寄与できる。すなわち、従来で
は、電気工事が内装および間仕切り工事のピーク時と平
行して、盤取付工事に入線工事を進めることになるので
工事の平準化が不可能な場合が多く発生する。通常、盤
はフロア内壁等に設置され、操作は壁スイッチによる遠
方操作が多くなっており、また主幹ブレーカおよび分岐
ブレーカを毎日操作することはまず少なく、通常定期的
または異常時に盤を点検する程度となっている。そこ
で、この実施の形態の天井埋込型分電盤を採用すれば、
内装工事等に左右されることなく、盤取付け入線作業が
前もって可能となり、入線工事時に電線を本体枠1まで
集合して一定寸法に切断しておくことができ、壁面の上
下入線作業も少なくてすみ、さらに電線の無駄も少なく
かつ工事の平準化が図れる。さらに倉庫化されたシャフ
トに比べ、比較的容易にフロアメンテナンスができる。
またフロア内の壁取付けであっても盤の扉を開閉するこ
とが困難なケースが多いのが実情であるがこれも解決で
きることとなり、また分電盤の取付位置の制約も少なく
壁面が他の用途に利用でき、さらに壁面の少ないところ
やパーティーション間仕切りの多い所での利用価値が増
大する。また分電盤の回路構成が明確でない未承認段階
でもエリア毎に区分した容量分の取付枠1を設けること
により作業が先行できる。
【0013】また、通常の筐体のような密閉構造ではな
いので通気性を良好にでき放熱効果がある。ただし、小
動物などの進入のない程度のすき間にする必要がある。
また中性バー28を電圧バー27よりも分岐ブレーカに
近づけたことにより、作業性を向上でき、誤結線の解消
や残材の減少が図れ、また絶縁抵抗測定時の回路の確認
が容易になる。また天井内を配線スペースとして使用で
きるので、テナントの変更や負荷の増設などへの対応が
容易である。
いので通気性を良好にでき放熱効果がある。ただし、小
動物などの進入のない程度のすき間にする必要がある。
また中性バー28を電圧バー27よりも分岐ブレーカに
近づけたことにより、作業性を向上でき、誤結線の解消
や残材の減少が図れ、また絶縁抵抗測定時の回路の確認
が容易になる。また天井内を配線スペースとして使用で
きるので、テナントの変更や負荷の増設などへの対応が
容易である。
【0014】なお扉33に点検口を設けると、天井面の
見栄えが良くなる。またこの発明において、扉枠3は本
体枠1に取付けられているが、機器収納箱2に取付けた
り、天井開口5に取付けるようにしてもよい。
見栄えが良くなる。またこの発明において、扉枠3は本
体枠1に取付けられているが、機器収納箱2に取付けた
り、天井開口5に取付けるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】請求項1の天井埋込型分電盤によれば、
分電盤を天井に設けたため、天井スペースを有効に利用
でき、床面や壁面の美観を損なわないとともに床面や壁
面の活用スペースを拡大し、専従者以外の者が簡単に手
を触れることがないので、安全性が図れる。また本体
枠、機器収納箱および扉枠を順次天井に取付けることに
より施工できるため、分電盤を組立た後に一度に天井に
施工する場合と比較して、軽量なものの搬入および施工
作業となるので安全が図れ、しかも本体枠と機器収納箱
とを分割したため取付けおよび配線作業が容易になり、
とくに本体枠が枠構造であるため軽量化でき施工性およ
び安全性がよい。さらに本体枠を天井躯体に取付けてお
くことにより、建築工程の内装工事等に左右されること
なく、これに先行して電気工事ができ、工事の平準化が
図れるとともに、仮置き工事の省略および労務費の削減
が図れ、コストダウンに寄与できる。また通常の筐体の
ような密閉構造ではないので通気性を良好にでき放熱効
果がある。
分電盤を天井に設けたため、天井スペースを有効に利用
でき、床面や壁面の美観を損なわないとともに床面や壁
面の活用スペースを拡大し、専従者以外の者が簡単に手
を触れることがないので、安全性が図れる。また本体
枠、機器収納箱および扉枠を順次天井に取付けることに
より施工できるため、分電盤を組立た後に一度に天井に
施工する場合と比較して、軽量なものの搬入および施工
作業となるので安全が図れ、しかも本体枠と機器収納箱
とを分割したため取付けおよび配線作業が容易になり、
とくに本体枠が枠構造であるため軽量化でき施工性およ
び安全性がよい。さらに本体枠を天井躯体に取付けてお
くことにより、建築工程の内装工事等に左右されること
なく、これに先行して電気工事ができ、工事の平準化が
図れるとともに、仮置き工事の省略および労務費の削減
が図れ、コストダウンに寄与できる。また通常の筐体の
ような密閉構造ではないので通気性を良好にでき放熱効
果がある。
【図1】この発明の一実施の形態の断面図である。
【図2】分解斜視図である。
【図3】本体枠の一部破断斜視図である。
【図4】その本体枠を反転した状態の斜視図である。
【図5】組立状態の一部破断面図である。
【図6】扉側からみた正面図である。
【図7】機器収納箱の通線孔からみた側面図である。
1 本体枠 2 機器収納箱 3 扉枠 4 天井躯体 5 天井開口 6 吊りボルト 9 機器 10 天井材 33 扉
Claims (1)
- 【請求項1】 天井躯体に取付けられて天井開口に位置
する本体枠と、前記天井開口を通して操作可能な機器を
収納して前記本体枠に取付けられた機器収納箱と、前記
天井開口を開閉自在に被覆する扉を有して前記天井開口
に位置する扉枠とを備えた天井埋込型分電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8152493A JPH104611A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 天井埋込型分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8152493A JPH104611A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 天井埋込型分電盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104611A true JPH104611A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15541679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8152493A Pending JPH104611A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 天井埋込型分電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH104611A (ja) |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP8152493A patent/JPH104611A/ja active Pending
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