JPWO2004107521A1 - スイッチギヤ - Google Patents
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Abstract
組立作業および配線作業が容易なスイッチギヤを得るために、スイッチギヤの筐体は、主回路機器を収納する主回路機器室と、制御機器を収納して主回路機器室に対して独立して閉じたコンパートメントを形成する制御器室とを備えており、制御器室は主回路機器室と組み合わされて、主回路機器室の壁パネル部分の一部をなしている。制御器室は、底壁パネル部分、頂壁パネル部分、二つの側壁パネル部分、前壁パネル部分および後壁パネル部分を有し、側壁パネル部分および後壁パネル部分が互いに連続した一体のU字型部材であり、制御器室の前壁パネル部分が、開閉可能な開閉扉である。制御器室は主回路機器室の遮断器室上に設けられている。
Description
この発明はスイッチギヤに関するものである。
スイッチギヤに於いては、主要開閉機器間が接地金属や絶縁物による仕切板によって区画されていて、筐体内部に複数の閉鎖したコンパートメントと呼ばれる隔室が形成されている。このように区画する目的は、操作・保守点検者に対する高圧充電部への接近に対する保護と異物の侵入に対する保護、またスイッチギヤ内部で発生した故障の影響範囲を限定するためである。このようなコンパートメントは、一般に収容する機器によって母線コンパートメント、遮断器コンパートメントおよび負荷側ケーブルコンパートメント等と呼ばれている。
スイッチギヤの筐体内に収納されている電気機器は、遮断器、主母線に接続される分岐導体、負荷側ケーブル等の開閉装置の主回路を構成する主回路機器と、これら主回路機器を制御する制御器とを含んでいるが、これら電気機器はスイッチギヤの筐体が完成した後に筐体内で据付、組立、配線される。このような組立配線作業は、比較的狭い空間内での作業となり、電気機器の重量も大きいため困難な作業である。また、主回路機器の据付組立作業が完了した後に制御機器の配線作業を行わねばならず、長時間の作業期間が必要であった。(例えば、特開昭53−74254号公報参照)
従ってこの発明の目的は、組立作業および配線作業が容易なスイッチギヤを得ることである。
スイッチギヤの筐体内に収納されている電気機器は、遮断器、主母線に接続される分岐導体、負荷側ケーブル等の開閉装置の主回路を構成する主回路機器と、これら主回路機器を制御する制御器とを含んでいるが、これら電気機器はスイッチギヤの筐体が完成した後に筐体内で据付、組立、配線される。このような組立配線作業は、比較的狭い空間内での作業となり、電気機器の重量も大きいため困難な作業である。また、主回路機器の据付組立作業が完了した後に制御機器の配線作業を行わねばならず、長時間の作業期間が必要であった。(例えば、特開昭53−74254号公報参照)
従ってこの発明の目的は、組立作業および配線作業が容易なスイッチギヤを得ることである。
従って、本発明によれば、スイッチギヤは、開閉装置の主回路を構成する主回路機器およびこれら主回路機器を制御する制御器を含む電気機器と、これら電気機器を収納する筐体とを備えたスイッチギヤであって、上記筐体は、上記主回路機器を収納する主回路機器室と、上記制御機器を収納し、上記主回路機器室に対して独立して閉じたコンパートメントを形成する制御器室とを備え、上記制御器室は上記主回路機器室と組み合わされて、上記主回路機器室の壁パネル部分の一部をなしている。
図1はこの発明によるスイッチギヤを示す概略側断面図である。
図2はこの発明によるスイッチギヤの筐体を示す分解斜視図である。
図3はこの発明のスイッチギヤの筐体の遮断器室の部分を示す斜視図である。
図4は図3の遮断器室に主母線室を結合した状態を示す斜視図である。
図5は図4の主母線室に仕切壁と分岐導体とを結合した状態を示す斜視図である。
図6は図5の主母線室にケーブル室を結合した状態を示す斜視図である。
図7はこの発明のスイッチギヤの制御器室の分解斜視図である。
図8はこの発明のスイッチギヤの制御器室に様々な制御機器が組み立てられた状態を示す斜視図である。
図2はこの発明によるスイッチギヤの筐体を示す分解斜視図である。
図3はこの発明のスイッチギヤの筐体の遮断器室の部分を示す斜視図である。
図4は図3の遮断器室に主母線室を結合した状態を示す斜視図である。
図5は図4の主母線室に仕切壁と分岐導体とを結合した状態を示す斜視図である。
図6は図5の主母線室にケーブル室を結合した状態を示す斜視図である。
図7はこの発明のスイッチギヤの制御器室の分解斜視図である。
図8はこの発明のスイッチギヤの制御器室に様々な制御機器が組み立てられた状態を示す斜視図である。
図1にはこの発明のスイッチギヤの筐体を用いたスイッチギヤを概略側面断面図で示し、図2にはスイッチギヤの筐体1を概略斜視図で示してある。スイッチギヤは、ほぼ直方体の筐体1を備え、筐体1の内部には、主母線4、ケーブル5等のスイッチギヤの主回路を構成する主回路機器である複数の電気機器と、これらの主回路機器を制御するための制御機器3とが収納されている。筐体1は、筐体1のほぼ直方体の外形を形成する外箱を構成する外面パネル6を備えていて、この外面パネル6は、前面パネル7、後面パネル8、頂面パネル9、底面パネル10および2つの側面パネル11で構成されている。筐体1にはまた様々な仕切壁12が設けられていて、筐体1の内部を遮断器室13、制御器室14、主母線室15およびケーブル室16等の複数のコンパートメントに区画して、遮断器2、制御機器3、主母線4、ケーブル5等の複数の電気機器をそれぞれ別個に収納するようにしてある。
図2乃至図7に示す筐体1に於いては、遮断器室13は矩形の底壁パネル部分18と、底壁パネル部分18の側縁から立ち上がった二枚の矩形の側壁パネル部分19と、側壁パネル部分19の前部の頂部を互いに連結する頂壁パネル部分20と、後壁パネル部分21とによって区画されて形成されている。遮断器室13の前面は前面開閉扉である前壁パネル部分22によって閉鎖される。これらのまた後に説明する様々なパネル部分は、いずれも鋼鈑の縁部の少なくとも1つをパネル部分の主面に対してほぼ直角に折り曲げた折曲部を持ったものであり、この折曲部が後に詳述するパネル部分と仕切壁との間の結合縁部17とされている。
遮断器室13の頂壁パネル部分20上には、底壁パネル部分23、側壁パネル部分24、頂壁パネル部分25および後壁パネル部分26をもち、開放された前面が開閉扉である前壁パネル部分26aによって閉ざされた制御器室14が設けられている。
このように組み合わされた遮断器室13と制御器室14との背後には、主母線室15が配置されて結合されている。主母線室15は互いに平行な鍵形の二枚の側壁パネル部分27を備え、側壁パネル部分27の間には、側壁パネル部分27の前縁から後退して設けられた前壁パネル部分28、後壁パネル部分29、二枚のフラッパ30を持つ頂壁パネル部分31および底壁パネル部分32が配置されて結合されている。底壁パネル部分32は側壁パネル部分27の下縁34から上方に後退して設けられており、後壁パネル部分29は頂壁パネル部分31から底壁パネル部分32までの間を閉塞している。側壁パネル部分27には主母線4を貫通させるための開口33が設けられている。
主母線室15の側壁パネル部分27は、その後部の下縁34で遮断器室13の底壁パネル部分18の側縁35にリベット、ねじ、溶接、接着剤等の適当な結合手段40によって結合されており、その下部の前縁36と前部の下縁37とで遮断器室13の側壁パネル部分19の後縁38と上縁39とにそれぞれ結合されている。
主母線室15の後方にはケーブル室16が配置されて結合されている。ケーブル室16は、二枚の平行な側壁パネル部分42、フラッパ43を持つ頂壁パネル部分44および開口45を持つ底壁パネル部分46によって形成されている。ケーブル室16の前面は開放されている。側壁パネル部分42の前縁47は主母線室15の側壁パネル部分27の後縁48に結合されている。
このような構成に於いては、複数のコンパートメントである遮断器室13、制御器室14、主母線室15およびケーブル室16が、それぞれ前壁パネル部分、後壁パネル部分、頂壁パネル部分、底壁パネル部分および両側壁パネル部分によって区画されていると言うことができる。
また、複数のコンパートメントの前壁パネル部分、後壁パネル部分、頂壁パネル部分、底壁パネル部分および両側壁パネル部分が、適宜互いに組み合わされて結合されて、全体として筐体1の前面パネル7、後面パネル8、頂面パネル9、底面パネル10および2つの側面パネル11を構成していると言うことができる。
更に、複数のコンパートメントである遮断器室13、制御器室14、主母線室15およびケーブル室16のそれぞれの壁パネル部分が互いに隣接して重なり合う部分に於いては、いずれか一方の壁パネル部分が省略されて、残された他方の壁パネル部分がコンパートメント間の共通の単一の仕切壁12となっていると言うこともできる。例えば、遮断器室13とその後方に配置される主母線室15との関係では、それらが組み立てられたとき、遮断器室13の後壁パネル部分21が主母線室15の前壁パネル部分の一部としての作用もする共通の単一の仕切壁12となっている。
また、筐体1の外形を形成する外面パネル6は、仕切壁12の位置に対応した位置に結合縁部17(例えば、主母線室15の側壁パネル部分27の下縁34、前縁36および下縁37と遮断器室13の底壁パネル部分18の側縁35、後縁38および上縁39)を持つ複数のパネル部分に分割されており、仕切壁12はパネル部分の結合縁部17に結合されている。
このように構成された筐体1に於いては、図1に示す如く、筐体1内に導入された平行な三本の主母線4に、分岐導体51が接続されている。分岐導体51は、主母線室15とケーブル室16との間の仕切壁12である後壁パネル部分29に支持された取付フレーム52上の碍子53によって支持され、それぞれ下方に延びている。分岐導体51の下端は主母線室15と遮断器室13との間で後壁パネル部分21に取り付けられた第1のブッシング54の主母線室15側の端部に接続されている。後壁パネル部分21にはまた、主母線室15とケーブル室16との間で第2のブッシング55も設けられている。これらの第1および第2のブッシング54および55には遮断器室13内に配置された遮断器2が引き出し可能に接続されている。第2のブッシング55のケーブル室16側の端部には変流器56に接続された分岐導体57がそれぞれ接続されており、分岐導体57の他端には外部回路に接続するためのケーブル5が接続されている。
この発明のスイッチギヤの筐体は図1および図2に示す如きほぼ直方体の箱形部材であるが、図6に最も良く表されているような主回路機器を収納する主回路機器室60と、この主回路機器60室に組み合わされて制御機器3を収納する制御器室14とで構成されている。
主回路機器室60は遮断器室13、主母線室15および負荷側ケーブル室16が互いに結合された組立体であり、主回路機器室60内に収納される主回路機器は、遮断器2、主母線4、分岐導体51、ブッシング54、55、変流器56、分岐導体57および負荷側ケーブル5等である。
制御器室14は、図7に示す如く、底壁パネル部分23、頂壁パネル部分25、二つの側壁パネル部分24、前壁パネル部分26aおよび後壁パネル部分26を有する箱形部材であり、主回路機器室60に対して独立して閉じたコンパートメントを形成している。二つの側壁パネル部分24と後壁パネル部分26とは互いに連続した一体のU字型部材であり、図示の例では鋼鈑を折り曲げて形成したものである。制御器室14の前壁パネル部分26aは、図8に示す如く開閉可能な開閉扉である。図8に於いて、制御器室14内には本体側にも開閉扉側にも様々な制御機器3が取り付けられている。
図2および図6から理解されるように、主回路機器室60の遮断器室13の前面上部には、切り欠き部61が形成されている。このため、遮断器室13の空間の一部は遮断器室13の頂壁20によって閉鎖され、残りの部分である上部前面が開放したままとなって、空間が露出している。しかしながら、この切り欠き部61には箱形の制御器室14が当て嵌められて組み立てられるため、制御器室14の後壁パネル26が遮断器室13の上部前面を閉鎖したことになる。
筐体1の組立に当たっては、図3乃至図6に示す如く主回路機器を収納した主回路機器室60を組立て、別途制御機器3の据付組立と配線作業の完了した制御器室14を、主回路機器室60の切り欠き部61に配置してねじ等の適当な取付手段によって結合し、制御機器3と主回路機器室60内の主回路機器との電気的接続は図示してないコネクタ等によって行う。
このように、スイッチギヤは、主回路機器室60と制御器室14とが分離構成されていて、制御器室14の組立作業および配線作業を主回路機器室60の組立作業および配線作業とは別個に独立して行うことができるので、作業自体も容易になり、作業を並行して行うことが可能であり、スイッチギヤの組立作業時間を大幅に短縮できる。また、制御器室14の二つの側壁パネル部分24と後壁パネル部分26とは互いに連続した一体のU字型部材であり、製造および組立が容易であるとともに構造が簡単であるので重量も軽減できる。制御器室14の後壁パネル部分26は、遮断器室13の上部前面を閉鎖していて主回路機器室15の壁パネル部分の一部をなしているので、構造が簡単となり、スイッチギヤの重量軽減ができる。
図2乃至図7に示す筐体1に於いては、遮断器室13は矩形の底壁パネル部分18と、底壁パネル部分18の側縁から立ち上がった二枚の矩形の側壁パネル部分19と、側壁パネル部分19の前部の頂部を互いに連結する頂壁パネル部分20と、後壁パネル部分21とによって区画されて形成されている。遮断器室13の前面は前面開閉扉である前壁パネル部分22によって閉鎖される。これらのまた後に説明する様々なパネル部分は、いずれも鋼鈑の縁部の少なくとも1つをパネル部分の主面に対してほぼ直角に折り曲げた折曲部を持ったものであり、この折曲部が後に詳述するパネル部分と仕切壁との間の結合縁部17とされている。
遮断器室13の頂壁パネル部分20上には、底壁パネル部分23、側壁パネル部分24、頂壁パネル部分25および後壁パネル部分26をもち、開放された前面が開閉扉である前壁パネル部分26aによって閉ざされた制御器室14が設けられている。
このように組み合わされた遮断器室13と制御器室14との背後には、主母線室15が配置されて結合されている。主母線室15は互いに平行な鍵形の二枚の側壁パネル部分27を備え、側壁パネル部分27の間には、側壁パネル部分27の前縁から後退して設けられた前壁パネル部分28、後壁パネル部分29、二枚のフラッパ30を持つ頂壁パネル部分31および底壁パネル部分32が配置されて結合されている。底壁パネル部分32は側壁パネル部分27の下縁34から上方に後退して設けられており、後壁パネル部分29は頂壁パネル部分31から底壁パネル部分32までの間を閉塞している。側壁パネル部分27には主母線4を貫通させるための開口33が設けられている。
主母線室15の側壁パネル部分27は、その後部の下縁34で遮断器室13の底壁パネル部分18の側縁35にリベット、ねじ、溶接、接着剤等の適当な結合手段40によって結合されており、その下部の前縁36と前部の下縁37とで遮断器室13の側壁パネル部分19の後縁38と上縁39とにそれぞれ結合されている。
主母線室15の後方にはケーブル室16が配置されて結合されている。ケーブル室16は、二枚の平行な側壁パネル部分42、フラッパ43を持つ頂壁パネル部分44および開口45を持つ底壁パネル部分46によって形成されている。ケーブル室16の前面は開放されている。側壁パネル部分42の前縁47は主母線室15の側壁パネル部分27の後縁48に結合されている。
このような構成に於いては、複数のコンパートメントである遮断器室13、制御器室14、主母線室15およびケーブル室16が、それぞれ前壁パネル部分、後壁パネル部分、頂壁パネル部分、底壁パネル部分および両側壁パネル部分によって区画されていると言うことができる。
また、複数のコンパートメントの前壁パネル部分、後壁パネル部分、頂壁パネル部分、底壁パネル部分および両側壁パネル部分が、適宜互いに組み合わされて結合されて、全体として筐体1の前面パネル7、後面パネル8、頂面パネル9、底面パネル10および2つの側面パネル11を構成していると言うことができる。
更に、複数のコンパートメントである遮断器室13、制御器室14、主母線室15およびケーブル室16のそれぞれの壁パネル部分が互いに隣接して重なり合う部分に於いては、いずれか一方の壁パネル部分が省略されて、残された他方の壁パネル部分がコンパートメント間の共通の単一の仕切壁12となっていると言うこともできる。例えば、遮断器室13とその後方に配置される主母線室15との関係では、それらが組み立てられたとき、遮断器室13の後壁パネル部分21が主母線室15の前壁パネル部分の一部としての作用もする共通の単一の仕切壁12となっている。
また、筐体1の外形を形成する外面パネル6は、仕切壁12の位置に対応した位置に結合縁部17(例えば、主母線室15の側壁パネル部分27の下縁34、前縁36および下縁37と遮断器室13の底壁パネル部分18の側縁35、後縁38および上縁39)を持つ複数のパネル部分に分割されており、仕切壁12はパネル部分の結合縁部17に結合されている。
このように構成された筐体1に於いては、図1に示す如く、筐体1内に導入された平行な三本の主母線4に、分岐導体51が接続されている。分岐導体51は、主母線室15とケーブル室16との間の仕切壁12である後壁パネル部分29に支持された取付フレーム52上の碍子53によって支持され、それぞれ下方に延びている。分岐導体51の下端は主母線室15と遮断器室13との間で後壁パネル部分21に取り付けられた第1のブッシング54の主母線室15側の端部に接続されている。後壁パネル部分21にはまた、主母線室15とケーブル室16との間で第2のブッシング55も設けられている。これらの第1および第2のブッシング54および55には遮断器室13内に配置された遮断器2が引き出し可能に接続されている。第2のブッシング55のケーブル室16側の端部には変流器56に接続された分岐導体57がそれぞれ接続されており、分岐導体57の他端には外部回路に接続するためのケーブル5が接続されている。
この発明のスイッチギヤの筐体は図1および図2に示す如きほぼ直方体の箱形部材であるが、図6に最も良く表されているような主回路機器を収納する主回路機器室60と、この主回路機器60室に組み合わされて制御機器3を収納する制御器室14とで構成されている。
主回路機器室60は遮断器室13、主母線室15および負荷側ケーブル室16が互いに結合された組立体であり、主回路機器室60内に収納される主回路機器は、遮断器2、主母線4、分岐導体51、ブッシング54、55、変流器56、分岐導体57および負荷側ケーブル5等である。
制御器室14は、図7に示す如く、底壁パネル部分23、頂壁パネル部分25、二つの側壁パネル部分24、前壁パネル部分26aおよび後壁パネル部分26を有する箱形部材であり、主回路機器室60に対して独立して閉じたコンパートメントを形成している。二つの側壁パネル部分24と後壁パネル部分26とは互いに連続した一体のU字型部材であり、図示の例では鋼鈑を折り曲げて形成したものである。制御器室14の前壁パネル部分26aは、図8に示す如く開閉可能な開閉扉である。図8に於いて、制御器室14内には本体側にも開閉扉側にも様々な制御機器3が取り付けられている。
図2および図6から理解されるように、主回路機器室60の遮断器室13の前面上部には、切り欠き部61が形成されている。このため、遮断器室13の空間の一部は遮断器室13の頂壁20によって閉鎖され、残りの部分である上部前面が開放したままとなって、空間が露出している。しかしながら、この切り欠き部61には箱形の制御器室14が当て嵌められて組み立てられるため、制御器室14の後壁パネル26が遮断器室13の上部前面を閉鎖したことになる。
筐体1の組立に当たっては、図3乃至図6に示す如く主回路機器を収納した主回路機器室60を組立て、別途制御機器3の据付組立と配線作業の完了した制御器室14を、主回路機器室60の切り欠き部61に配置してねじ等の適当な取付手段によって結合し、制御機器3と主回路機器室60内の主回路機器との電気的接続は図示してないコネクタ等によって行う。
このように、スイッチギヤは、主回路機器室60と制御器室14とが分離構成されていて、制御器室14の組立作業および配線作業を主回路機器室60の組立作業および配線作業とは別個に独立して行うことができるので、作業自体も容易になり、作業を並行して行うことが可能であり、スイッチギヤの組立作業時間を大幅に短縮できる。また、制御器室14の二つの側壁パネル部分24と後壁パネル部分26とは互いに連続した一体のU字型部材であり、製造および組立が容易であるとともに構造が簡単であるので重量も軽減できる。制御器室14の後壁パネル部分26は、遮断器室13の上部前面を閉鎖していて主回路機器室15の壁パネル部分の一部をなしているので、構造が簡単となり、スイッチギヤの重量軽減ができる。
Claims (4)
- 開閉装置の主回路を構成する主回路機器およびこれら主回路機器を制御する制御器を含む電気機器と、これら電気機器を収納する筐体とを備えたスイッチギヤに於いて、
上記筐体は、上記主回路機器を収納する主回路機器室と、上記制御機器を収納し、上記主回路機器室に対して独立して閉じたコンパートメントを形成する制御器室とを備え、
上記制御器室は上記主回路機器室と組み合わされて、上記主回路機器室の壁パネル部分の一部をなしていることを特徴とするスイッチギヤ。 - 上記制御器室は、底壁パネル部分、頂壁パネル部分、二つの側壁パネル部分、前壁パネル部分および後壁パネル部分を有し、
上記側壁パネル部分および上記後壁パネル部分が互いに連続した一体の部材により形成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチギヤ。 - 上記制御器室の上記前壁パネル部分が、開閉可能な開閉扉であることを特徴とする請求項2記載のスイッチギヤ。
- 上記主回路機器室が遮断器を収納した遮断器室を備え、上記制御器室が上記遮断器室上に設けられていることを特徴とする請求項1記載のスイッチギヤ。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090414 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091222 |