JPH1046068A - 塗膜剥離用組成物 - Google Patents
塗膜剥離用組成物Info
- Publication number
- JPH1046068A JPH1046068A JP21691396A JP21691396A JPH1046068A JP H1046068 A JPH1046068 A JP H1046068A JP 21691396 A JP21691396 A JP 21691396A JP 21691396 A JP21691396 A JP 21691396A JP H1046068 A JPH1046068 A JP H1046068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- silicone
- composition
- coating
- epoxy resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エポキシ樹脂系塗膜上にシリコーン系塗膜が
積層されてなる積層塗膜において、該エポキシ樹脂系塗
膜に悪影響を与えることなく該塗膜上からシリコーン系
塗膜をシート状で剥離するのに有用な塗膜剥離用組成物
を提供すること。 【解決手段】 本発明は、Ｎ−メチル−２−ピロリドン
（Ａ）及び１,８−ジアザビシクロ（５,４,０）ウンデ
カン（Ｂ）を（Ａ）／（Ｂ）の重量比が５０／５０〜９
９.９／０.１となる割合で含有する塗膜剥離用組成物に
関する。
積層されてなる積層塗膜において、該エポキシ樹脂系塗
膜に悪影響を与えることなく該塗膜上からシリコーン系
塗膜をシート状で剥離するのに有用な塗膜剥離用組成物
を提供すること。 【解決手段】 本発明は、Ｎ−メチル−２−ピロリドン
（Ａ）及び１,８−ジアザビシクロ（５,４,０）ウンデ
カン（Ｂ）を（Ａ）／（Ｂ）の重量比が５０／５０〜９
９.９／０.１となる割合で含有する塗膜剥離用組成物に
関する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エポキシ樹脂系塗
膜上にシリコーン系塗膜が積層されてなる積層塗膜にお
いて、該エポキシ樹脂系塗膜に悪影響を与えることなく
該塗膜上からシリコーン系塗膜をシート状で剥離するの
に有用な塗膜剥離用組成物に関する。
膜上にシリコーン系塗膜が積層されてなる積層塗膜にお
いて、該エポキシ樹脂系塗膜に悪影響を与えることなく
該塗膜上からシリコーン系塗膜をシート状で剥離するの
に有用な塗膜剥離用組成物に関する。
【０００２】
【従来技術及びその課題】従来より、船舶、臨海発電所
などの水中構造物には、フジツボ、ムラサキガイなどの
貝類や藻類等の水中生物が付着生育するのを防止するた
め防汚塗料が塗装されている。該防汚塗料の１つとし
て、近年、シリコーンゴム単独又はシリコーンゴムとシ
リコーンオイルとの混合物からなる無毒性防汚塗料が使
用されている。
などの水中構造物には、フジツボ、ムラサキガイなどの
貝類や藻類等の水中生物が付着生育するのを防止するた
め防汚塗料が塗装されている。該防汚塗料の１つとし
て、近年、シリコーンゴム単独又はシリコーンゴムとシ
リコーンオイルとの混合物からなる無毒性防汚塗料が使
用されている。
【０００３】該防汚塗料の塗装系は、通常、エポキシ樹
脂系の下塗り・中塗り塗料からなる防食塗膜層と、上塗
りである該防汚塗料からなる防汚塗膜層とからなる。か
かる塗装系では、防食塗膜層に比べて防汚塗膜層の耐久
年数がかなり短いため、防汚塗膜層の機能が低下した時
点で塗り替えすることが必要となる。ところが塗り替え
時の素地調整は、従来、手工具、電動工具、ブラスト、
水洗、高圧ウォータージェット等で行われているため、
上塗りである防汚塗膜層のみを選択的に除去することは
困難で、まだ十分使用可能な下塗り・中塗り塗膜層、場
合によっては素地面まで損傷してしまい、その補修作業
等で塗装作業が複雑になるという問題があった。特に、
狭隘部での作業は困難であり、また、素地面がゴムライ
ニングの場合には、該ゴムライニング面の損傷はその防
食性の維持の点から致命的であるため、その素地調整作
業には細心の注意が必要であり極めて効率が悪い。
脂系の下塗り・中塗り塗料からなる防食塗膜層と、上塗
りである該防汚塗料からなる防汚塗膜層とからなる。か
かる塗装系では、防食塗膜層に比べて防汚塗膜層の耐久
年数がかなり短いため、防汚塗膜層の機能が低下した時
点で塗り替えすることが必要となる。ところが塗り替え
時の素地調整は、従来、手工具、電動工具、ブラスト、
水洗、高圧ウォータージェット等で行われているため、
上塗りである防汚塗膜層のみを選択的に除去することは
困難で、まだ十分使用可能な下塗り・中塗り塗膜層、場
合によっては素地面まで損傷してしまい、その補修作業
等で塗装作業が複雑になるという問題があった。特に、
狭隘部での作業は困難であり、また、素地面がゴムライ
ニングの場合には、該ゴムライニング面の損傷はその防
食性の維持の点から致命的であるため、その素地調整作
業には細心の注意が必要であり極めて効率が悪い。
【０００４】そこで下層を損傷することなく防汚塗膜層
を剥離する方法として、剥離剤を用いることが考えられ
る。しかしながら、一般に市販されている塩素系の剥離
剤（メチレンクロライドをベースとするもの）は、毒性
が高く、発電所の導水管内などの閉所作業では人体に悪
影響を与える恐れがあり、しかもシリコーン系の防汚塗
膜層の剥離には十分な効果がない等の問題がある。
を剥離する方法として、剥離剤を用いることが考えられ
る。しかしながら、一般に市販されている塩素系の剥離
剤（メチレンクロライドをベースとするもの）は、毒性
が高く、発電所の導水管内などの閉所作業では人体に悪
影響を与える恐れがあり、しかもシリコーン系の防汚塗
膜層の剥離には十分な効果がない等の問題がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解消すべく種々の物質の塗膜剥離性能について鋭意検
討を重ねた結果、今回、Ｎ−メチル−２−ピロリドンと
１,８−ジアザビシクロ（５,４,０）ウンデカンの組合
わせを用いれば、毒性が低く、エポキシ樹脂系の下塗り
・中塗り塗膜層に何ら悪影響を与えることなく、該塗膜
上からシリコーン系の防汚塗膜をシート状で容易に剥離
しうることを見出した。
を解消すべく種々の物質の塗膜剥離性能について鋭意検
討を重ねた結果、今回、Ｎ−メチル−２−ピロリドンと
１,８−ジアザビシクロ（５,４,０）ウンデカンの組合
わせを用いれば、毒性が低く、エポキシ樹脂系の下塗り
・中塗り塗膜層に何ら悪影響を与えることなく、該塗膜
上からシリコーン系の防汚塗膜をシート状で容易に剥離
しうることを見出した。
【０００６】しかして、本発明は、Ｎ−メチル−２−ピ
ロリドン（Ａ）及び１,８−ジアザビシクロ（５,４,
０）ウンデカン（Ｂ）を（Ａ）／（Ｂ）の重量比が５０
／５０〜９９.９／０.１となる割合で含有することを特
徴とする塗膜剥離用組成物を提供するものである。
ロリドン（Ａ）及び１,８−ジアザビシクロ（５,４,
０）ウンデカン（Ｂ）を（Ａ）／（Ｂ）の重量比が５０
／５０〜９９.９／０.１となる割合で含有することを特
徴とする塗膜剥離用組成物を提供するものである。
【０００７】以下、本発明の組成物についてさらに詳細
に説明する。
に説明する。
【０００８】本発明の組成物は、Ｎ−メチル−２−ピロ
リドン（Ａ）及び１,８−ジアザビシクロ（５,４,０）
ウンデカン（Ｂ）を（Ａ）／（Ｂ）の重量比が５０／５
０〜９９.９／０.１、好ましくは７０／３０〜９９／１
となる割合で含有するものである。該重量比が５０／５
０より小さい場合には、塩基性が強くなりすぎ取扱い上
不利であり、また、組成物の貯蔵性にも問題があり、一
方、該重量比が９９.１／０.１を超えると、シリコーン
系の塗膜に浸透しにくくなり剥離性能が低下する。
リドン（Ａ）及び１,８−ジアザビシクロ（５,４,０）
ウンデカン（Ｂ）を（Ａ）／（Ｂ）の重量比が５０／５
０〜９９.９／０.１、好ましくは７０／３０〜９９／１
となる割合で含有するものである。該重量比が５０／５
０より小さい場合には、塩基性が強くなりすぎ取扱い上
不利であり、また、組成物の貯蔵性にも問題があり、一
方、該重量比が９９.１／０.１を超えると、シリコーン
系の塗膜に浸透しにくくなり剥離性能が低下する。
【０００９】本発明の組成物は、Ｎ−メチル−２−ピロ
リドンと１,８−ジアザビシクロ（５,４,０）ウンデカ
ンの２成分のみから実質的になることもできるが、場合
により、本発明の組成物には、粘度調整等の点から、メ
チルセルロースなどのセルロース誘導体やシリカ粉末な
どを配合することができる。該組成物の粘度は、垂直面
への適用に対する付着性の点から、一般に２００〜８,
０００ｃｐｓ（２０℃）、特に１０００〜２０００ｃｐ
ｓ（２０℃）の範囲内にあるのが適当である。本発明の
組成物には、さらに必要に応じて、アルコール類（例え
ばエタノール）などの共溶媒、界面活性剤（例えばノニ
オン系界面活性剤）、蒸発防止剤（例えばパラフィンワ
ックス）、着色剤（例えば染料）などの添加剤を配合し
てもよい。
リドンと１,８−ジアザビシクロ（５,４,０）ウンデカ
ンの２成分のみから実質的になることもできるが、場合
により、本発明の組成物には、粘度調整等の点から、メ
チルセルロースなどのセルロース誘導体やシリカ粉末な
どを配合することができる。該組成物の粘度は、垂直面
への適用に対する付着性の点から、一般に２００〜８,
０００ｃｐｓ（２０℃）、特に１０００〜２０００ｃｐ
ｓ（２０℃）の範囲内にあるのが適当である。本発明の
組成物には、さらに必要に応じて、アルコール類（例え
ばエタノール）などの共溶媒、界面活性剤（例えばノニ
オン系界面活性剤）、蒸発防止剤（例えばパラフィンワ
ックス）、着色剤（例えば染料）などの添加剤を配合し
てもよい。
【００１０】本発明の組成物は、エポキシ樹脂系塗膜上
にシリコーン系塗膜が積層されてなる積層塗膜におい
て、該エポキシ樹脂系塗膜上からシリコーン系塗膜のみ
を選択的に剥離するのに好適に用いることができる。該
シリコーン系塗膜は、シリコーン樹脂やシリコーンゴム
などを主成分とする塗料から形成される塗膜であれば特
に制限はなく、いずれのシリコーン系塗膜に対しても本
発明の組成物は適用可能である。また、該シリコーン系
塗膜層の厚さには特に制限はなくどのような厚さの塗膜
でも本発明の組成物によって剥離することができる。さ
らに、本発明の組成物は、エポキシ樹脂系だけでなく、
ポリエステル樹脂系やフッ素樹脂系などの塗膜も侵さな
いので、これらの上に積層された強アルカリに弱い樹脂
系の塗膜の剥離にも適用可能である。
にシリコーン系塗膜が積層されてなる積層塗膜におい
て、該エポキシ樹脂系塗膜上からシリコーン系塗膜のみ
を選択的に剥離するのに好適に用いることができる。該
シリコーン系塗膜は、シリコーン樹脂やシリコーンゴム
などを主成分とする塗料から形成される塗膜であれば特
に制限はなく、いずれのシリコーン系塗膜に対しても本
発明の組成物は適用可能である。また、該シリコーン系
塗膜層の厚さには特に制限はなくどのような厚さの塗膜
でも本発明の組成物によって剥離することができる。さ
らに、本発明の組成物は、エポキシ樹脂系だけでなく、
ポリエステル樹脂系やフッ素樹脂系などの塗膜も侵さな
いので、これらの上に積層された強アルカリに弱い樹脂
系の塗膜の剥離にも適用可能である。
【００１１】本発明の組成物の適用方法としては、剥離
すべき塗膜上、例えば、エポキシ樹脂系塗膜上にシリコ
ーン系塗膜が積層されてなる積層塗膜上に、本発明の組
成物を刷毛、ローラー、ヘラ、スプレーなどで塗布量が
通常０.３〜１.０ｋｇ／ｍ2程度となるように塗り付
け、必要により乾燥する方法が挙げられ、これによりシ
リコーン系塗膜層のみをシート状で剥離することが可能
となる。本発明の組成物の塗り付け時の温度は、通常、
常温が適当である。
すべき塗膜上、例えば、エポキシ樹脂系塗膜上にシリコ
ーン系塗膜が積層されてなる積層塗膜上に、本発明の組
成物を刷毛、ローラー、ヘラ、スプレーなどで塗布量が
通常０.３〜１.０ｋｇ／ｍ2程度となるように塗り付
け、必要により乾燥する方法が挙げられ、これによりシ
リコーン系塗膜層のみをシート状で剥離することが可能
となる。本発明の組成物の塗り付け時の温度は、通常、
常温が適当である。
【００１２】
【発明の作用及び効果】本発明の塗膜剥離用組成物によ
り、エポキシ樹脂系塗膜上にシリコーン系塗膜が積層さ
れてなる積層塗膜において、エポキシ樹脂系塗膜を何ら
損傷することなくシリコーン系塗膜層のみをシート状で
剥離することができる。その理由は、正確には明らかで
はないが、エポキシ樹脂の結合力がシリコーン樹脂の結
合力に比べて強塩基に影響されることが少ないため、エ
ポキシ樹脂系塗膜中にＮ−メチル−２−ピロリドンが侵
入することがなくシリコーン系塗膜のみが浮き上がるこ
とによるものと推察される。
り、エポキシ樹脂系塗膜上にシリコーン系塗膜が積層さ
れてなる積層塗膜において、エポキシ樹脂系塗膜を何ら
損傷することなくシリコーン系塗膜層のみをシート状で
剥離することができる。その理由は、正確には明らかで
はないが、エポキシ樹脂の結合力がシリコーン樹脂の結
合力に比べて強塩基に影響されることが少ないため、エ
ポキシ樹脂系塗膜中にＮ−メチル−２−ピロリドンが侵
入することがなくシリコーン系塗膜のみが浮き上がるこ
とによるものと推察される。
【００１３】従って、水中構造物でのシリコーン系防汚
塗装の塗り替えにおいて、防汚層の機能の低下時に本発
明の組成物を用いれば、防汚層のみを除去し防食層はそ
のまま継続使用することができ（勿論その上に防食層を
塗り重ねてもよいが）新たに防汚層のみ塗装すればよい
ので非常に経済的である。
塗装の塗り替えにおいて、防汚層の機能の低下時に本発
明の組成物を用いれば、防汚層のみを除去し防食層はそ
のまま継続使用することができ（勿論その上に防食層を
塗り重ねてもよいが）新たに防汚層のみ塗装すればよい
ので非常に経済的である。
【００１４】また、本発明の組成物は、通常の剥離剤に
比べ低臭気で安全性が高く、従来問題であった狭隘部で
も容易に作業が可能である。
比べ低臭気で安全性が高く、従来問題であった狭隘部で
も容易に作業が可能である。
【００１５】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに、具体
的に説明する。なお、「部」及び「％」はそれぞれ「重
量部」及び「重量％」である。
的に説明する。なお、「部」及び「％」はそれぞれ「重
量部」及び「重量％」である。
【００１６】実施例１ Ｎ−メチル−２−ピロリドン８６部、１,８−ジアザビ
シクロ（５,４,０）ウンデカン１部、エタノール１０部
及びメチルセルロース３部を混合して剥離液を得た。
シクロ（５,４,０）ウンデカン１部、エタノール１０部
及びメチルセルロース３部を混合して剥離液を得た。
【００１７】実施例２、３及び比較例１〜６ 実施例１と同様の方法で表１に示す配合組成の剥離液を
得た。
得た。
【００１８】剥離試験 大きさ１００×３００×２ｍｍのサンドブラスト処理鋼
板に「エポマリンＨＢ」（関西ペイント社製、エポキシ
樹脂系防食塗料）を乾燥膜厚で１５０μｍとなるよう塗
布し乾燥させた。この上に「バイオックスプライマー」
（関西ペイント社製、シリコーン樹脂系防汚塗料用下塗
り塗料）を乾燥膜厚で５０μｍとなるよう塗布し乾燥
後、「バイオックス」（関西ペイント社製、シリコーン
樹脂系防汚塗料）を乾燥膜厚で１５０μｍとなるよう塗
布し乾燥させて試験塗板を作成した。
板に「エポマリンＨＢ」（関西ペイント社製、エポキシ
樹脂系防食塗料）を乾燥膜厚で１５０μｍとなるよう塗
布し乾燥させた。この上に「バイオックスプライマー」
（関西ペイント社製、シリコーン樹脂系防汚塗料用下塗
り塗料）を乾燥膜厚で５０μｍとなるよう塗布し乾燥
後、「バイオックス」（関西ペイント社製、シリコーン
樹脂系防汚塗料）を乾燥膜厚で１５０μｍとなるよう塗
布し乾燥させて試験塗板を作成した。
【００１９】該試験塗板に上記で得た各剥離液を刷毛に
より約０.１〜０.５ｋｇ／ｍ2塗布し４時間常温にて放
置した。放置後、試験塗板の塗膜面を観察し下記基準で
剥離性能を評価した。結果を表１に示す。
より約０.１〜０.５ｋｇ／ｍ2塗布し４時間常温にて放
置した。放置後、試験塗板の塗膜面を観察し下記基準で
剥離性能を評価した。結果を表１に示す。
【００２０】（評価基準） ○：シリコーン樹脂系塗膜のみが浮き上がり容易に除去
することができ、エポキシ樹脂系塗膜に損傷なし。
することができ、エポキシ樹脂系塗膜に損傷なし。
【００２１】△：シリコーン樹脂系塗膜の浮き上がりは
ないが、掻取ると一部剥離できる。 ×：シリコーン樹脂系塗膜の浮き上がりがなく、掻取っ
ても剥離できない。
ないが、掻取ると一部剥離できる。 ×：シリコーン樹脂系塗膜の浮き上がりがなく、掻取っ
ても剥離できない。
【００２２】
【表１】
フロントページの続き (72)発明者 横田 雅之 東京都大田区南六郷３丁目12番１号 関西 ペイント株式会社内 (72)発明者 末廣 明 東京都大田区南六郷３丁目12番１号 関西 ペイント株式会社内 (72)発明者 佐竹 俊之 東京都大田区南六郷３丁目12番１号 関西 ペイント株式会社内 (72)発明者 中山 雅道 東京都葛飾区宝町２丁目34番23号 太平化 成株式会社内 (72)発明者 田口 功 埼玉県久喜市河原井町23番地 太平化成株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 Ｎ−メチル−２−ピロリドン（Ａ）及び
１,８−ジアザビシクロ（５,４,０）ウンデカン（Ｂ）
を（Ａ）／（Ｂ）の重量比が５０／５０〜９９.９／０.
１となる割合で含有することを特徴とする塗膜剥離用組
成物。 - 【請求項２】 エポキシ樹脂系塗膜上にシリコーン系塗
膜が積層されてなる積層塗膜において、該エポキシ樹脂
系塗膜上からシリコーン系塗膜を剥離するのに用いられ
る請求項１記載の塗膜剥離用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21691396A JPH1046068A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 塗膜剥離用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21691396A JPH1046068A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 塗膜剥離用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1046068A true JPH1046068A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16695890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21691396A Pending JPH1046068A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 塗膜剥離用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1046068A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009179860A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Isobe Toso Kk | 素地調整工法 |
| JP2013091727A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Kaneko Kagaku:Kk | 合成樹脂溶解用溶剤組成物 |
| JP2015217332A (ja) * | 2014-05-15 | 2015-12-07 | Ｊｆｅエンジニアリング株式会社 | 塗膜剥離方法及び塗膜剥離剤 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP21691396A patent/JPH1046068A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009179860A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Isobe Toso Kk | 素地調整工法 |
| JP2013091727A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Kaneko Kagaku:Kk | 合成樹脂溶解用溶剤組成物 |
| JP2015217332A (ja) * | 2014-05-15 | 2015-12-07 | Ｊｆｅエンジニアリング株式会社 | 塗膜剥離方法及び塗膜剥離剤 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5721204A (en) | Paint stripping composition | |
| JPH101787A (ja) | コーティング混合物およびコーティング | |
| JP2919435B2 (ja) | 非プロトン性極性溶媒とエーテルと水とをベースにした剥離用組成物 | |
| JPH1046068A (ja) | 塗膜剥離用組成物 | |
| JP2855482B2 (ja) | 表面塗料及びその塗布方法 | |
| JPH11209665A (ja) | 塗膜剥離剤 | |
| JP2010100713A (ja) | 易剥離性塗料、その塗装方法及び塗装表面の更新方法 | |
| JP2919436B2 (ja) | 水とアニソールとをベースにした剥離用組成物 | |
| JPH07315282A (ja) | Ｆｒｐ船体の防汚塗装方法および防汚ｆｒｐ船体 | |
| JP3130225B2 (ja) | シリコーン塗膜の形成方法 | |
| EP1021490B1 (en) | Paint stripping composition | |
| CN109880412A (zh) | 一种无溶剂型uv胶黏剂和应用该胶黏剂的汽车出货兼漆面保护膜的制备方法 | |
| JP7502152B2 (ja) | 水性防錆塗料，積層構造及びその施工方法 | |
| EP0644243A2 (en) | Anti-fouling compositions or fouling control of harmful aquatic oranisms | |
| EP0891399A1 (en) | Neutral removers of paint from essentially metallic surfaces | |
| KR20000017940A (ko) | 수용성 박리 페인트 | |
| JPH01148372A (ja) | 防汚塗膜形成方法 | |
| JPS596366A (ja) | アルミニウム溶射鋼材表面の封孔着色仕上げ方法 | |
| JPH04180971A (ja) | 防汚性塗膜の形成方法 | |
| RU2070615C1 (ru) | Состав для обработки изделий из алюминиевых сплавов | |
| RU1799885C (ru) | Композици дл временного покрыти | |
| JP2000218226A (ja) | 高耐食性粉体塗装方法 | |
| JPS60106864A (ja) | 貼紙痕跡防止用塗料 | |
| JP2021167379A (ja) | 塗料及び被覆鋼材 | |
| JPS63202635A (ja) | マ−キング用粘着フイルムの剥離法 |