JPH04180971A - 防汚性塗膜の形成方法 - Google Patents

防汚性塗膜の形成方法

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JPH04180971A
JPH04180971A JP30994090A JP30994090A JPH04180971A JP H04180971 A JPH04180971 A JP H04180971A JP 30994090 A JP30994090 A JP 30994090A JP 30994090 A JP30994090 A JP 30994090A JP H04180971 A JPH04180971 A JP H04180971A
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JP
Japan
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resin
antifouling
acid
coating film
acrylate
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JP30994090A
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Takashi Kawashima
河島 貴志
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な防汚性塗膜の形成方法に関する。
[従来の技術] 従来、船舶や海上構造物の没水部には、フジッボ、フサ
コケムシ、ホヤ、藻類等の海中生物の付着による腐食防
止や船舶の航行速度の低下防止のため、また養殖用の網
や金網への海中生物の付着による魚貝類の致死防止のた
め、タフナー、ロジン、可塑剤等のビヒクル成分に防汚
剤を配合してなる防汚塗料か、または特公昭40−21
426号公報、特公昭44−9579号公報、特公昭5
1−12049号公報等に示されるごとく有機錫含有不
飽和単量体の同重合体または共重合体を用いた防汚塗料
が、一般に塗装されている。
しかしながら、前者の塗料は、それから得られる塗膜に
含まれるロジン及び防汚剤成分が溶出することによって
防汚効果を発揮するものであるが、該塗膜は長期間の海
水浸漬において不溶性成分が多くなるとそれと共に塗面
が、凹凸状となり海中生物の付着を防止する効果が劣っ
てくる。
また後者の塗料は、重合体にエステル結合を介して導入
された有機錫化合物を含む塗膜が海水に浸漬されて、該
エステル結合の加水分解により、該有機錫化合物が分離
するとともに、カルボキシル基を含む重合体が生成する
。この重合体は、海水に溶解し、常に新鮮な塗膜が露出
し、防汚性を維持してゆくものである。しかし、該塗膜
の防汚性を有効に発揮させるため一般的には多くの有機
錫化合物が導入されており、魚貝類に対し、悪影響をお
よぼす欠点がある。
また、上記した欠点を改善する方法として、特開平2−
99567号公報及び特公表昭62−501293号公
報に、酸無水基を側鎖に有する樹脂をビヒクル成分とす
る防汚性塗料及び防汚塗膜の形成方法がすでに提案され
ている。
しかしながら、該ビヒクル成分で用いる樹脂の加水分解
後の酸価が70以上になると(海)水浸漬後の防汚塗膜
の硬度が上昇しワレ、ハガレなと塗膜欠陥を生じ防汚塗
膜としての機能をもたなくなり、また、該酸価が30未
満になると塗膜の溶出性が低下し、十分な防汚性が得ら
れないという欠点があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、長期間防汚性に優れた効果を発揮し、しかも
毒性の低い防汚性塗膜を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、酸無水基を側鎖に有する樹脂をビヒクル成
分とする防汚性塗料を用いて防汚塗膜を形成させる方法
において、上記した欠点を克服する方法について種々研
究を重ねた結果、加水分解後の樹脂酸価が1〜70であ
る樹脂に水溶性樹脂を特定割合で含有させたもので形成
した塗膜が長期防汚性及び長期(海)水浸漬後の塗膜外
しに優れた性質を示すものであることを見い出し1本発
明を完成するに至った。
即ち、本発明は、側鎖に酸無水基を有し、加水分解後の
樹脂酸価が1〜70である樹脂A及び水性樹脂Bをビヒ
クル成分とし、かつ樹脂A及び水性樹脂Bとの固形分重
量比が1=9〜5.5範囲である防汚性塗料を基材に塗
布することを特徴とする防汚性塗膜の形成方法に関する
本発明方法で用いる防汚性塗料のビヒクル成分である樹
脂Aは、加水分解後の酸価が約1〜70、特に約20〜
70の範囲であり、そしてTg点(ポリマーハンドブッ
ク第2版、J、Brondrup E、H,Immer
gutl −100℃−40℃、特に−30°C〜10
°Cの範囲、数平均分子量3.000〜200,000
.特に5.000〜5.000の範囲のものが望ましい
、酸価が約1より小さいと塗膜の溶出が悪くなって防汚
機能が低下し、逆に70より大きいと(海)水浸漬で塗
膜がワレ、ハガレを生じる。また、Tg点が一100℃
より低いと初期塗膜の乾燥性が低下し、逆に、40℃よ
り高いと(海)水浸漬で塗膜がワレ、ハガレを生じるの
であまり好ましくない、更に、数平均分子量が3,00
0より小さいと水溶性化合物の海(水)中への溶出速度
が速くなるので長期防汚性が劣り、逆に200.000
より大きいと水溶性化合物の(海)水中への溶出速度が
遅くなるので十分な防汚機能が発揮できないのであまり
好ましくない。
上記樹脂Aは、特開平2−99567号公報に記載の酸
無水基を有する不飽和単量体(例えば、無水マレイン酸
、無水イタコン酸及びこれらの置換体など)及び該公報
に記載のその他のラジカル重合性不飽和単量体(例えば
、(メタ)アクリル酸のC1〜Cpsアルキルエステル
、(メタ)アクリル酸のC2〜8アルケニルエステル、
(メタ)アクリル酸のC3〜1.フルケニルオキシアル
キルエステル、ビニル芳香族化合物、ポリオレフィン系
化合物、(メタ)アクリロニトリル、メチルイソプロペ
ニルケトン、酢酸ビニル、べオバモノマー、ビニルプロ
ピオネート、ビニルピバレート、 (メタ)アクロレイ
ンなど)などの原料を用いて該公報記載と同様の方法で
製造したものが使用できる。
本発明方法で用いる防汚性塗料のビヒクル成分である水
性樹脂Bは、(海)水中に溶解もしくは分散可能なもの
であれば特に制限なしに使用できる。好ましくは下記の
方法で測定した樹脂の水溶解重(度)が、20℃で固型
の・樹脂では約20重量%以上、好ましくは約50重量
%以上の範囲、また、20℃で液状の樹脂では約5重量
部以上、好ましくは約10重量部以上の範囲のものを用
いるのが望ましい。
水溶解重(固型樹脂) 樹脂を300メツシユステンレススチール製の網状容器
に入れアクアマリンS(へ洲薬品、商品名、人工海水)
20°C中に1ケ月浸漬したのち、乾燥を行なって下記
式に従って計算した数値を水溶解重とした。(ただし、
樹脂が300メツシユを通過するような微粉末の場合に
は、加熱して造膜させるか又は有機溶剤に溶解した溶液
を塗布、乾燥を行なって300メツシユを通過しない状
態にしてから上記試験を行なう。) 水溶解度(液状樹脂) 20℃に保持した液状樹脂を20℃のアクアマリンS(
前記と同様のもの100重量部中に、系が濁りを生じる
か又は分離するまで液状樹脂を徐々に滴下し、系が濁り
又は分離を起こさない液状樹脂の重量部を水溶解度とし
て表わした。
該水性樹脂Bの種類としては(海)水中に溶解もしくは
分散できるものであれば、特に限定されず使用できる。
代表的には、塩基性基含有樹脂、酸基含有樹脂、ポリオ
ール樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエーテルポリオール
樹脂、フェノール樹脂、アミノ樹脂、ポリエステル樹脂
などの合成樹脂及びこれらの樹脂の変性物並びにカゼイ
ン、植物性タンパク、ニカワ、ゼラチン、天然ゴム〔ト
ラカントゴム、アラビアゴムなと)、デンプン、デキス
トリン、アルギン、メチルセルロース、ヒドロキシアル
キルメチルロース、ロジン及びこれらの誘導体などが挙
げられる。これらの樹脂は1種もしくは2種以上組合わ
せて使用できる。
上記した合成樹脂の代表的な具体例としては、例えば、
塩基性基含有樹脂としては、例えばアミノアルキル(メ
タ)アクリレート(N、N−ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、N、 N−ジエチルアミノエチル(
メタ)アクリレートなど)、ビニルピロリドン(l−ビ
ニル−2−ピロリドンなど)、ビニルピリジン(2−ビ
ニルピリジンなど)、アミノアルキル(メタ)アクリル
アミド(N、N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリ
レートなど)、第4級アンモニウム塩含有(メタ)アク
リレート(2−ヒドロキシ−3(メタ)アクリルオキシ
プロピルトリメチルアンモニウムクロライドなど)など
の塩基性基含有単量体を単独重合して得られる同重合体
もしくはその他の単量体との共重合体、水溶性ナイロン
などが挙げられ、酸基をもつ樹脂としては、例えば、(
メタ)アクリル酸、2−カルボキシエチル(メタ)アク
リレート、2−カルボキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、
スルホエチル(メタ)アクリレート、モノメチルフォス
フェートアクリレート、モノ(2−ヒドロキシエチルア
クリレート)アシッドフォスフェートなどの酸基含有単
量体を単独重合して得られる同重合体もしくはその他の
単量体との共重合体、多塩基酸(フタル酸、イソフタル
酸、アジピン酸など)、多価アルコール(エチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、1.6ヘキサンジオ
ール、トリメチロールプロパンなど)及び必要に応じて
一塩基酸(ヒマシ油脂肪酸、ヤシ油脂肪酸など)をカル
ボキシル基を含有するように反応させて得られる樹脂な
どが挙げられ、ポリオール樹脂としては1例えば、ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、ビニルアルコール、アリルア
ルコールなどの水酸基含有単量体を単独重合して得られ
る同重合体もしくはその他の単量体との共重合体、前記
多塩基酸、多価アルコール及び必要に応じて一塩基酸を
水酸基を含有するように反応させて得られる樹脂が挙げ
られ、ポリエーテル樹脂としては、例えば、メチルビニ
ルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエ
ーテル、シクロペンチルビニルエーテルなどのエーテル
基含有単量体を単独重合して得られる同重合体もしくは
その他の単量体との共重合体などが挙げられ、ポリエー
テルポリオール樹脂としては、例えば、ポリエチレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレートなどのポリアルキレ
ングリコール(メタ)アクリレートを単独重合して得ら
れる同重合体もしくはその他の単量体との共重合体、水
溶性ボリなどが挙げられ、ポリエステル樹脂としては、
例えば、アルキル(メタ)アクリレート(メチルアクリ
レート、エチルアクリレートなど)、ジアルキルフォス
フェートアルキルアクリレート(ジメチルフォスフェー
トエチルアクリレートなど)などの如き(海)水により
加水分解して酸基を新らたに生成するエステル基を有す
る単量体を単独重合して得られる同重合体もしくはその
他の単量体との共重合体などが挙げられる。
上記した樹脂Bにおいて、例えば、塩基性基含有樹脂又
は酸基含有樹脂中に、これらの基以外に水酸基、エーテ
ル基などの水溶性基を導入したものも使用できる.該塩
基性基含有樹脂中に、例えば、水酸基を導入する方法と
しては、前記塩基性基含有単量体、前記水酸基含有単量
体及び必要に応じてその他の単量体とを共重合させるこ
とにより行なえる。
上記その他の単量体としては、例えば下記したものが挙
げられる。
(a)アクリル酸又はメタクリル酸のエステル:例えば
、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プ
ロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸
ラウリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メ
タクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル
酸オクチル、メタクリル酸ラウリル等のアクリル酸又は
メタクリル酸のC,〜18アルキルエステル;アリルア
クリレート、アリルメタクリレート等のアクリル酸又は
メタクリル酸のC2〜8アルケニルエステル;アリルオ
キシエチルアクリレート、アリルオキシメタクリレート
等のアクリル酸又はメタクリル酸の03〜1.アルケニ
ルオキシアルキルエステル。
(b)ビニル芳香族化合物:例えば、スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、p−クロルスチレン、
ビニルブチルエーテル。
(c)ポリオレフィン系化合物:例えば、ブタジェン、
イソプレン、クロロブレン。
(d)その他:アクリロニトリル、メタクリレートリル
、メチルイソプロペニルケトン、酢酸ビニル、べオバモ
ノマー(シェル化学製品)、ビニルプロピオネート、ビ
ニルピバレート、アクロレイン、メタクリレートなど。
これら不飽和単量体はそれぞれ単独で又は2種以上組合
わせて使用することができる。
本発明で用いる水性樹脂Bにおいて、防汚塗膜として適
切な物性を持たせるために、水性樹脂自体造膜性を有す
ることが望ましい.また、水性樹脂中に酸基を2個以上
有するポリカルボン酸樹脂は例えば銅系防汚剤と組合わ
せて使用した際に系が増粘、ゲル化する恐れがあるので
、このものを用いることは好ましくない.以上のことか
ら水性樹脂の中でもビニルピロリドン系樹脂、アクリル
アミド系樹脂、ビニルエーテル系樹脂、アクリルエステ
ル系樹脂、ロジンなどが好ましい.更にこれらの中でも
ロジンは樹脂表面が硬く、しかも海水中で徐々に溶出さ
れることからこのものを用いるのが良い。
該水性樹脂Bの配合割合は、固形分重量比で水性樹脂B
:側鎖に酸無水基を有する樹脂Aが9=1〜5:5の範
囲内である.水性樹脂Bが9を上回りそして側鎖に酸無
水基を有する樹脂Aが1未満になると、塗膜の摩耗が速
くなり長期にわたる防汚性が得られず、他方,水性樹脂
Bが5より少なくそして側鎖に酸無水基を有する樹脂A
が5より多くなると、塗膜の摩耗が遅くなり十分な防汚
性が得られない。
本発明で用いる防汚性塗料には、有機溶剤、体質顔料、
着色顔料、可塑剤、塗料用添加剤などが必要に応じて配
合できる。
有機溶剤は、粘度調整、塗装作業性の改善などのために
使用されるものであって、ビヒクル成分である共重合体
を溶解できるものであればよく、例えば、エチレングリ
コールジメチルエーテル等のエーテル系;トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素系:酢酸エチル、酢酸ブチル
等のエステル系、シクロヘキサノン、メチルエチルケト
ン等のケトン系:エタノール、プロピルアルコール、ブ
タノール等のアルコール系等が使用できる。
体質顔料としては、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タ
ルク、クレー、シリカ、石こう等;着色顔料としては、
酸化チタン、酸化亜鉛、塩基性炭酸鉛、カーボンブラッ
ク、グラファイト、黄鉛、ベンガラ、鉛丹、酸化クロム
、コバルトブルー等;可塑剤としては、トリクレジルホ
スフェート、塩素化パラフィン等が使用できる。
塗料用添加剤としては、タレ止め剤、消泡剤、沈降防止
剤等が使用できる。
本発明方法によって形成される塗膜は防汚剤を含有しな
いものであっても該塗膜中の上記ビヒクル成分が(海)
水中で加水分解してジカルボン酸や水溶性化合物を放出
しながら、適度に海水中に溶出(摩耗)していくので、
そのものだけでも防汚性にすぐれた効果を発揮するもの
であるが、要求される性能に応じて従来公知の防汚剤、
例えば、亜酸化銅、チオシアン銅、銅粉末などの銅系防
汚剤、エチレンビス(ジチオカルバミン酸)亜鉛、テト
ラメチルチウラムジスルファイドなどの含チッ素4才つ
系防汚剤、ニトリル系化合物、ベンゾチアゾール系化合
物、トリアジン系化合物。
尿素系化合物、インチアゾリン系化合物、マレイミド系
化合物、N−ハロアルキルチオ系化合物、テトラサイク
リン系化合物、ジンクピリチオンなどのピリジン系化合
物などの殺菌剤及び酸化亜鉛などが配合できる。
本発明防汚塗膜の形成方法は、前記塗料組成物を水中構
造物(例えば、船舶、港湾施設、ブイ、バイブライン、
橋梁、海底基地、養殖網、定置網等)等の基材表面に直
接又は基材にウォッシュブライマー、ジンクエポキシ系
ショップブライマー等のブライマー類:油性サビ化、塩
化ゴム系、エポキシ系等の下塗りブライマー類−長油性
フタル酸樹脂系、塩化ゴム系、エポキシ系等の中、上塗
り塗料をそれぞれ塗布して形成させた単層塗膜、ブライ
マー及び下塗りブライマーの塗料を塗布して形成させた
複層塗膜及びブライマー、下塗りブライマー、中上塗り
塗料を順次塗装して形成させた複層塗膜を基材表面とし
て刷毛塗り、吹付は塗り、ローラー塗り、浸漬等の手段
で塗布する。*布置は、−船釣には乾燥膜厚として40
〜500戸、好ましくは80〜300Pの範囲である。
塗膜の乾燥は室温で行なうことができる。
実施例 次に実施例を掲げて本発明を具体的に説明する。
蕊IL」」も1厩よ 無水イタコン酸5g、スチレン5g、エチルアクリレー
ト60g、メチルメタクリレート30g、キシレン43
g及びベンゾイルパーオキサイド2.0gを混合し撹拌
下90〜100”Cで3時間反応させ、更に、ベンゾイ
ルパーオキサイド1.0gとキシレン107gを加え、
90〜100℃で撹拌させながら2時間反応を行なって
、固形分40wt%の無色透明な粘稠液体を得た。
基ILJJす1匠l 無水マレイン酸5g、n−ビニルブチルエーテル5g、
2−エチルへキシルメタクリレート50g、ブチルメタ
クリレート40g、キシレン43g及びベンゾイルパー
オキサイド2.0gを混合し撹拌下90〜100℃で3
時間反応させ、更にベンゾイルパーオキサイド1.0g
とキシレン107gを加え、90〜100℃で撹拌させ
ながら2時間反応を行なって、固形分40wt%の無色
透明な粘稠液体を得た。
五り豆止製産主ユ 無水マレイン酸6g、スチレン6g、2−エチルへキシ
ルアクリレート50g、ブチルメタクリレート38g、
キシレン43g及びベンゾイルパーオキサイド2.0g
を混合し、撹拌下90〜100℃で3時間反応させ、更
にベンゾイルパーオキサイド、1.0gとキシレン10
7gを加え、90〜100℃で撹拌させながら2時間反
応を行なって、固形分40wt%の無色透明な粘稠液体
を得た。
五亘m厩A ジメチルアミノプロピルアクリルアミド40g、n−ブ
チルアクリレート40g、2−エチルへキシルアクリレ
ート20g、ブタノール43g及びベンゾイルパーオキ
サイド2.0gを混合し、撹拌下90〜100℃で3時
間反応させ、更にベンゾイルパーオキサイド1.0gと
ブタノール1.07gを加え、90〜100℃で撹拌さ
せながら2時間反応を行なって、固形物40wt%の淡
黄色透明な粘稠液体を得た。該共重合体から形成される
膜は水溶解重50%以上であった。
五り豆生艶亘困1 無水マレイン酸3g、スチレン3g、メチルメタクリレ
ート42g、エチルアクリレート52g、キシレン43
g及びベンゾイルパーオキサイド2.0gを混合し、撹
拌下90〜100℃で3時間反応させ、更にベンゾイル
パーオキサイド1.0gとキシレン107gを加え、9
0〜100℃で撹拌させながら2時間反応を行なって、
固形分40wt%の無色透明な粘稠液体を得た。
五!立生災亘土ヱ   ′ 無水マレイン酸8g、n−ビニルブチルエーテル5g、
スチレン7g、メチルメタクリレート40g、エチルア
クリレート40g、キシレン43g及びベンゾイルパー
オキサイド2.0gを混合し、撹拌下90〜100℃で
3時間反応させ、更にベンゾイルパーオキサイド1.0
gとキシレン107gを加え、90〜100℃で撹拌さ
せながら2時間反応を行なって、固形分40wt%の無
色透明な粘稠液体を得た。
実施例1 製造例1の共重合体40.0g (固形分)と製造例4
の共重合体60.0g、亜酸化銅100.0g、炭酸カ
ルシウム100.0g、ベンガラ20g、エロジル#2
00 (西独デグサ社製)、キシレン100gをペイン
トコンディショナーで混合分散して防汚性塗料を得た。
実施例2〜9 表1に示す配合割合で実施例1と同様にして実施例2〜
9の防汚塗料組成物を調製した。ただし、表中の数値は
固形分換算でのgを表わす。
比較例1〜5 下記の配合で比較の防汚性塗料組成物を実施例1と同様
にして調製した。
比較例1 亜酸化銅            100g炭酸カルシ
ウム         100gベンガラ      
        20gエロジル#200      
    5gキシレン            100
合計 425g 比較例2(g) 塩化ビニル樹脂           50ロジン  
             50トリクレジルホスフエ
ート      20タルク            
    25弁柄                2
5キジロール            140メチルイ
ソブチルケトン      140合計 550 比較例3(g) 塩化ゴム樹脂            250ジン  
             75トリクレジルホスフエ
ート      20亜酸化銅           
  150タルク                2
5バリタ              15弁柄   
             20キジロール 合計 500 比較例4(g) 製造例5              40亜酸化銅 
            100炭酸カルシウム   
       100ベンガラ           
    20エロジル#200           
5キジロール            100合計 3
65 比較例5(g) 製造例5共重合体          4゜亜酸化銅 
             100炭酸カルシウム  
         5゜ベンガラ          
      20エロジル#200         
  5キジロール            100合計
 365 実施例1〜9及び比較例1〜5の下記塗膜性能試験結果
を後記第2表にまとめて示す。
1五1藍に鳳亙1 上記の実施例1〜タ および比較例1〜Sで得た塗料に
ついて大きさ10100X300X2のサンドブラスト
処理鋼板にジンクエポキシ系ショッププライマー(乾燥
膜厚15P)及びエポキシ系防錆塗料(同200F)を
予め塗装した被塗板に乾燥膜厚が50Pになるよう塗装
して試験塗板とし7日間乾燥させて供試した。第2表に
これら試験板を静岡県清水湾に24ケ月まで浸漬して防
汚性(数字は付着生物の付着面積を%で示す6)スケル
トン層(海水不溶性塗膜がスケルトンの形で残るかどう
かを目視で評価した。○ニスケルトン層が形成されてい
ない。■ニスケルトン層が少し形成されている。△ニス
ケルトン層が形成されている。×ニスケルトン層が著し
く形成されている。)、塗膜外観(ワレ、ハガレなどの
有無を目視で観察した。)を評価した結果を示した。
表−2 [発明の効果] 本発明方法により形成された塗膜は、特に、加水分解後
の樹脂酸価が1〜70である樹脂と水溶性樹脂とを特定
割合で配合した樹脂組成を含むことから、長期防汚性に
優れしかも長期(海)水浸漬後の塗膜外観が良いことな
どの顕著な効果をもつものである6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、側鎖に酸無水基を有し、加水分解後の樹脂酸価が1
    〜70である樹脂A及び水性樹脂Bをビヒクル成分とし
    、かつ樹脂A及び水性樹脂Bとの固形分重量比が1:9
    〜5:5範囲である防汚性塗料を基材に塗布することを
    特徴とする防汚性塗膜の形成方法。
JP30994090A 1990-11-15 1990-11-15 防汚性塗膜の形成方法 Pending JPH04180971A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5646198A (en) * 1993-12-24 1997-07-08 Hitachi Chemical Company, Ltd. Coating composition and antifouling paint
EP0711813A3 (en) * 1994-09-29 1997-07-16 Hitachi Chemical Co Ltd Coating composition and anti-fouling coating composition

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US5646198A (en) * 1993-12-24 1997-07-08 Hitachi Chemical Company, Ltd. Coating composition and antifouling paint
EP0711813A3 (en) * 1994-09-29 1997-07-16 Hitachi Chemical Co Ltd Coating composition and anti-fouling coating composition

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