JPH1045300A - シート状物の欠点除去装置および欠点除去方法 - Google Patents

シート状物の欠点除去装置および欠点除去方法

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JPH1045300A
JPH1045300A JP20827996A JP20827996A JPH1045300A JP H1045300 A JPH1045300 A JP H1045300A JP 20827996 A JP20827996 A JP 20827996A JP 20827996 A JP20827996 A JP 20827996A JP H1045300 A JPH1045300 A JP H1045300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
defect
cut
cutting
unwinding
Prior art date
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Pending
Application number
JP20827996A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tomita
浩史 富田
Hideki Katsuura
英樹 勝浦
Kanji Tanaka
莞二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造または受入検査作業において貼り合わせの
仕上りの個人差、技能差がなく、かつ作業性、安全性が
共に優れたシート状物の欠点除去装置および欠点除去方
法を提供する。 【解決手段】巻取りと巻出しが可能な正逆転手段を備え
た1組のローラ間に、シート状物の欠点検出装置、シー
ト状物切断装置、およびシート状物貼合せ装置を設置し
たことを特徴とするシート状物の欠点除去装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックフィ
ルム、発泡シート、布材、不織布などのシート状物の製
造または受入検査工程において、該シート状物の欠点を
除去するとともに、除去した後のシート状物を再度接続
または継ぎ足しを行うシート状物の欠点除去装置および
欠点除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状物の製造または受入検査
工程において、シート状物に欠点があることを発見する
と、シート状物の搬送を停止し、欠点を確認後、欠点部
分を人手により鋏や刃物などで切断して欠点部分を除去
し、再度シート状物を貼り合わせて搬送を開始してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した如く、従来の
シート状物の欠点除去は、大部分が人手によるものであ
っため、生産性が悪く、また、広幅の原反の場合には、
貼り合わせの仕上りに個人差が生じることがあった。ま
た、従来方法では欠点除去の際、刃物を使用するため、
勢い余って手の平を傷つけたりすることがあり不安全な
作業を強いられた。
【0004】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
ので、上記問題点を解決し、製造または受入検査作業に
おいて貼り合わせの仕上りの個人差、技能差がなく、か
つ作業性、安全性が共に優れたシート状物の欠点除去装
置および欠点除去方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明のシート状物の欠点除去装置は、巻取りと巻出しが
可能な正逆転手段を備えた1組のローラ間に、シート状
物の欠点検出装置、シート状物切断装置、およびシート
状物貼合せ装置を設置したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明をさらに詳しく説明する。
【0007】図1は、本発明にかかるシート状物の欠点
除去装置の一例を示す概略図である。
【0008】図1において、巻取りと巻出しが可能なロ
ーラ1と、同じく巻取りと巻出しが可能なローラ1′の
1組のローラ間に、シート状物の欠点を検出する検反器
2、ニップローラ3、シート状物切断装置4、シート状
物貼合せ装置5、ニップローラ3′、検反器2′、測長
器6がこの順番に配置されている。
【0009】巻取りと巻出しが可能なローラ1および
1′は、互いに相手と逆の動作、すなわち、通常のシー
ト状物の搬送においては、ローラ1がシート状物の巻き
出しをする場合には、ローラ1′はシート状物の巻取を
行うようになっており、この逆の動作も可能となってい
る。また、欠点除去時には、必要に応じてこれらのロー
ラの回転方向を切り換えて、シートの流れ方向を双方向
可能とする。
【0010】上記の装置において、検反器2,2′は、
たとえば、シート状物の下から光を当て透過光によって
人手により欠点を発見するもの、あるいは機械的、電気
的に欠点を検出する装置が適用できる。
【0011】また、シート状物切断装置4は、回転刃を
使用し、シート状物の幅方向一端から他端方向に該回転
刃を移動させることにより、シート状物を自動的に切断
する装置が適用できるが、裁断機や溶融切断するもので
あってもよい。
【0012】さらに、貼り合わせ装置5は、テープによ
る貼り合わせ、熱融着、超音波接着などによる貼り合わ
せが適用できる。
【0013】さらにまた、測長器6は、正転で加算、逆
転で減算するローラエンコーダによりシートの長さを測
定することができる。該ローラエンコーダは2輪で被処
理シートに接触するよう配置され、シートが搬送される
ことにより、車輪が回転し、パルスを発生し、このパル
ス信号をカウントすることにより、測長および搬送速度
を計測、表示することができるものである。この測長器
により、巻取軸側で巻き取った製品の長さを計測するこ
とができ、また、不良品が混入した製品同士の良品部分
のみをつなぎ合わせ製品とする際の製品長さを計測で
き、さらに巻き返すことにより欠点位置を計測するなど
の役目を有する。
【0014】なお、測長器6はローラエンコーダに限ら
ず、他の測長器でも適用できることはいうまでもない。
【0015】次に図1における装置において、巻き出し
巻取りローラが1から1′の方向にシート状物を搬送す
る場合についての動作を説明する。
【0016】第1工程:巻き出しローラ1から巻き出さ
れたシート7の欠点を、検反器2または2′のいずれか
で発見した場合、欠点除去指示を与えてシートの搬送を
停止させる。
【0017】第2工程:欠点の位置、大きさ、欠点の種
類を確認し、発見した欠点をニップローラ3の手前の位
置までフィードし、この位置において欠点除去指示を再
び与える。ニップローラ3と切断装置4とは機械的に一
定の距離であるため、この位置から切断装置4の手前ま
でシートは自動的に送られ、該切断位置にてシートが切
断される。切断されたシートの上流側の欠点を有するシ
ートをさらにニップローラ3で送り、所定量を切断装置
4で切断し欠点を除去する。なお、所定量の切断は切断
長さの設定により可変である。
【0018】第3工程:第2工程で切断したシートの切
断端同士を突き合わせる。
【0019】第4工程:突き合わせた切断端を貼合せ装
置5により接合する。接合の後、第1工程に戻りシート
の搬送を行う。
【0020】なお、切断、貼合せ動作に必要なシート送
り量は、前記した測長器6により制御することができ
る。
【0021】上記したように、本発明は、前記巻出し、
巻取りローラの間に欠点除去用の装置を設け、検反した
位置で除去指示を行うことで、巻返機を連動して停止さ
せ、自動で欠点を除去し、かつ貼り合わせも自動で行う
ようにしたものである。
【0022】なお、欠点除去指示も予め原反の欠点位置
に欠点マークをつけ、このマークを本件装置の欠点検出
装置で電気的に検出することで、自動で除去指示を行う
こともできる。
【0023】また、本発明においては、異なるロットの
原反を接続可能なよう作業台を設け、原反(シート)を
貼り合わせることで規定長さに足らない製品を救済する
こともできる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記の構成としたことにより、 イ)原反の欠点除去・接続作業に要する人手を削減する
ことができた。
【0025】ロ)原反の欠点除去・接続作業に要したが
大幅に短縮できた。
【0026】ハ)原反の貼り合わせ箇所の仕上りに個人
差がなく均一化できた。
【0027】ニ)原反の欠点除去作業時、刃物による安
全性が向上した。
【0028】ホ)製品の規定長さに足らないシートを従
来は処分していたが、本発明により貼り合わせが容易に
なり救済可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるシート状物の欠点除去装置の一
例を示す概略図である。
【符号の説明】
1,1′:巻出し巻取りローラ機 2,2′:検反器 3,3′:ニップローラー 4:切断装置 5:貼り合わせ装置 6:測長器 7:原反(製品)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取りと巻出しが可能な正逆転手段を備え
    た1組のローラ間に、シート状物の欠点検出装置、シー
    ト状物切断装置、およびシート状物貼合せ装置を設置し
    たことを特徴とするシート状物の欠点除去装置。
  2. 【請求項2】シート状物切断装置およびシート状物貼合
    せ装置が一対のニップローラ間に設けられたことを特徴
    とする請求項1記載のシート状物の欠点除去装置。
  3. 【請求項3】シート状物の切断、貼合せに必要なシート
    送り量を制御するシート状物の長さを測定する測長器
    を、前記1組のローラ間に備えたことを特徴とする請求
    項1または2に記載のシート状物の欠点除去装置。
  4. 【請求項4】巻出しローラから送り出されたシート状物
    の欠点を検出した後、該欠点部分を切断装置により切断
    し、次いでシート状物貼合せ装置によりシート状物の切
    断端同士を貼り合わせてから巻取りローラに巻取ること
    を特徴とするシート状物の欠点除去方法。
JP20827996A 1996-08-07 1996-08-07 シート状物の欠点除去装置および欠点除去方法 Pending JPH1045300A (ja)

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JPH1045300A true JPH1045300A (ja) 1998-02-17

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105800365A (zh) * 2016-04-05 2016-07-27 江苏顺泰包装印刷科技有限公司 一种用于复合设备的在线频闪检测及自动拼接装置
JP2017078806A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成装置における用紙ジャムの処理装置および連続紙における用紙ジャムの処理方法
CN107804037A (zh) * 2017-10-30 2018-03-16 天津远达滤清器股份有限公司 一种过滤纸的检测修复系统
CN111573382A (zh) * 2020-04-21 2020-08-25 广西真龙彩印包装有限公司 一种卷筒纸定位倒卷取废方法

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