JPH1045262A - 薬袋フィーダ - Google Patents

薬袋フィーダ

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JPH1045262A
JPH1045262A JP23574996A JP23574996A JPH1045262A JP H1045262 A JPH1045262 A JP H1045262A JP 23574996 A JP23574996 A JP 23574996A JP 23574996 A JP23574996 A JP 23574996A JP H1045262 A JPH1045262 A JP H1045262A
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Takeshi Kodama
健 児玉
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Yuyama Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬袋印字装置に薬袋を搬送する際に複数枚の
薬袋が同時に搬送されて、薬袋印字装置が停止するのを
防止するために、薬袋フィーダの搬送精度の向上を図
る。 【解決手段】薬袋の取り込エラーを防止する為、底板を
R状に形成し、積載薬袋の搬送部とその反対部に前記R
形状に沿って積載された各薬袋の反発力から生じた、薬
袋間に発生した空気の層を利用して、薬袋同士の張り付
きを軽減して、搬送方向に表面薬袋のみを送り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の利用分野】本発明は、調剤薬局や病院の薬局で
処方された薬剤を患者に渡す際に使用される薬袋であ
り、その無記載の薬袋に用法や、患者名を自動印字する
装置に使用される薬袋フィーダに関する技術である。
【0002】
【従来の技術】従来、薬袋に自動印字するための薬袋印
字装置に関する技術が、特開平4−112055号や特
開平4−112056号のように予め作成された無記載
の薬袋をフィーダに積載し、処方箋データに従い、選択
された薬袋サイズに対応したプリンターを作動させて印
字を行う技術が開示されている。この薬袋印字装置で使
用される薬袋フィーダは、積載された薬袋の表面部を搬
送ローラの摩擦力を利用し、積載薬袋の表面だけを搬出
するよう構成されているが、よく2枚、3枚の薬袋を同
時にプリンターに引込み、搬送エラーが生じる。同様の
技術をもって紙を搬出する技術として、コピー機やFA
Xに使用されるフィーダがあるが、同等技術の採用によ
っても、10%ないし20%ほどの割合で引込みエラー
が生じる。コピー機等で使用される紙は1枚単純な紙で
あり、薬袋は、表面が紙で内部に防湿性のラミネート材
料を使用し、防湿面を重ね合わせて、薬袋のサイドをヒ
ートシールして薬袋を形成する。コピー紙と薬袋の相違
点は、2枚重ねで構成する袋としての厚みが増大するこ
とや、シール面とノンシール面の厚みの差や重量、かさ
ばりを押さえるため、積載後にプレスして積載厚を薄く
するため、薬袋間の剥離性が悪化する等の大きな相違点
が発生する。また、大きいサイズの薬袋にはサイドを谷
折り加工したものがあり、このような薬袋は、袋が大き
く膨らむため沢山の薬剤を入れることができる反面、サ
イドが谷折りされているため厚みが中央と比較し倍にな
り、250枚の積載を行うと積載薬袋が大きく歪み、薬
袋サイドの厚みに対し中央が異常に薄く積載される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように薬袋特有の
性質から生じる引込みエラーや、複数枚の同時引込みが
少なくともコピー機等に使用されるフィーダ並みに、薬
袋フィーダの引込みエラーの発生率を減少させることが
大きな課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、薬袋フィーダ
搬送部で積載薬袋に付与するテンション装置の底板を薬
袋端部を結ぶラインより薬袋中央部の積載面をずらして
形成し、積載された薬袋を湾曲させて積載させること
で、積載された此処の薬袋が持つ平面になろうとする反
発力を利用し、積載した薬袋間に空気の層を発生させる
と共に、積載薬袋を離反し易い環境で、薬袋を搬送する
ようにした。
【0005】
【実施の形態】図1は、薬袋フィーダの側面図で、薬袋
フィーダフレーム1の容器内の底からバネ2で湾曲させ
た底板3を搬送口で押し上げ、底板3の上部に積載され
た薬袋4が搭載されている。薬袋4の上部から、図示し
ないモータ駆動により回転する搬送ローラ5によりプリ
ンターへと積載された薬袋4が1枚ずつ搬送される。そ
して、前記バネ2で押し上げる薬袋4が直接搬送ローラ
5に伝わらないように補助ローラ21を搬送口に備え、
湾曲した底板3に積載した薬袋に搬送側の薬袋隙間を前
記21の補助ローラが薬袋の中央部に隙間が集まるよう
に構成している。搬送ローラ5は、ゴムや樹脂材料で構
成されているため、ソフトで接触摩擦か高く、搬送ロー
ラーの回転に沿って薬袋が排出される。薬袋4の両サイ
ドには、調整ローラ6が薬袋の搬送方向とは逆方向に搬
送するように図示しないモータの回転により回転し、更
に調整ローラ6の回転軸はそれぞれ搬送方向に10度程
傾いて取り付けると更に効果がある。この調整ローラ6
も搬送ローラ5と同様の材質であり、ソフトで接触摩擦
か高い。
【0006】図2は、薬袋フィーダの側面図であり、搬
送方向に対し、底板3のほぼ中央の位置に突起を設ける
事で積載薬袋4を湾曲させて、前記図1と同様の効果を
得ることができる。積載薬袋の搬送口とは反対の表面薬
袋には、薬袋表面を軽く押し圧する押圧ローラ7支持腕
8により支持され、薬袋フィーダフレーム1に上下方向
に首振り回動するように備えられている。
【0007】図3は薬袋フィーダの搬送方向から見た正
面図であり、底板3が薬袋の中央エリアと、サイドエリ
アに分離して構成されると共に、中央エリアの底板3が
高くなるように設定し、薬袋サイドが折り込まれ、薬袋
中央とサイドの厚み差が大きい薬袋に対応する構成とな
っているものに適している。
【0008】このような構成の薬袋フィーダから1枚づ
つに取出された薬袋4は、図4の右図に示すように積載
され、薬袋4は平面上に積載すると左図のようになる。
この時、詳細図の円内部に記載する薬袋間隔aは間隔b
よりも若干ではあるが隙間が大きくなり、積載薬袋を湾
曲せせると、平らになろうとする薬袋が持つ反発力でこ
の時生じる隙間bはより拡大する。
【0009】図5は薬袋フィーダの平面図で、補助ロー
ラ21が搬送ローラ5に対し、フィーダ側に備えいてる
が、搬送ローラ5より搬送口側でもよいし、その直下で
も支障はない。
【0010】搬送ローラ5が作動したときに、薬袋が
2、3枚重なって排出される問題を解決する手段とし
て、図6の(a)に記載する調整ローラ6を回転させ表
面薬袋以下に張り付いて移動する薬袋を戻す方向に荷重
すると効果があることを前述したが、ここで詳細説明す
る。この調整ローラ6は薬袋の排出方向に10度程傾斜
させて回転させると、図6の(b)のように薬袋サイド
が湾曲すると同時に積載薬袋が離反し易く、かつ、表面
以下の薬袋を排出方向とは逆の方向に送るため、ほぼ確
実に1枚づつ排出されることとなる。また、応用例とし
て、調整ローラ5の代わりにゴム等のクッション材を前
記調整ローラと同様にセットして、積載薬袋の両サイド
を押圧することでも対処できる事が実験結果から得られ
た。
【0011】また、発明の効果を更に有効にする手段と
して、薬袋引込みの初動時に、張り付いて移動する直下
の薬袋を引込み防止する手段は、図7に記載するよう
に、薬袋フィーダ搬送口の直下に設けられ、搬送ローラ
に向かって起立するゴム13により、張り付いた薬袋に
搬送阻止抵抗がかかり、その状況で、表面薬袋から二番
目の薬袋表面に前記押圧ローラが移動するようにゴム1
3の位置を調整するのが好ましい。
【0012】更に、図8のように、搬送ローラの接触点
と次段の搬送ローラの接触点を結ぶラインを越えるよう
に、ゴム13を設けるといっそう効果的である。
【0013】前記、押圧材は、以下の構成によるものが
最も好ましく、押圧材はローラで構成され、更にこの押
圧ローラ7は一方向性の回転しかしない、クラッチベア
リングの外周に高摩擦材料を施し、薬袋排出する搬送ロ
ーラ5により薬袋が引き出される時は前記押圧ローラ7
は回転せず、押圧荷重が薬袋にかかる。
【0014】図8のように、多くの状況では表面の薬袋
4が排出され、その排出薬袋に張り付いた薬袋も起立す
るゴム13により排出を阻止され、1枚づつ排出される
が、希に起立ゴム13を乗り越えて搬送ローラ5b、5
cまで届く事があり、従来技術では、5b、5c共に搬
送方向に搬送ローラを回転していたが、本発明は搬送ロ
ーラ5cを搬送方向とは逆方向に回転させ、2枚目の薬
袋を薬袋フィーダに戻す動作をさせている。
【0015】図9(a)は搬送ローラ5aにより搬送さ
れる薬袋に張り付き搬送され、図9(b)では搬送ロー
ラ5b、5c間2枚目の薬袋が届いた状況を示してい
る。(c)では、上部薬袋が搬送方向には搬送されなが
ら下部の張り付いた薬袋が搬送ローラ5cの回転に阻止
されて、戻されている状況で、(d)は表面薬袋がプリ
ンターに取り込まれたのを図示しないセンサーが検出し
て、搬送ローラ5a、5b、5cを全て逆転させてお
り、この時、押圧ローラ7が薬袋の表面に応じて回転す
るため、薬袋フィーダに余分な薬袋は戻される。
【0016】
【効果】以上ようのように、本発明によれば、底板を湾
曲させ、積載薬袋をも湾曲させて積載するため、薬袋の
湾曲方向サイドの隙間が増大し、薬袋の性質を考慮した
薬袋フィーダーを構成できるため、従来、薬袋の引込み
不良により生じた詰まり等が原因となる印字装置の停止
が激減した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 薬袋フィーダの側面図である。
【図2】 薬袋フィーダの第2実施例を示す側面図であ
る。
【図3】 薬袋フィーダの正面図である。
【図4】 積載薬袋の平面と湾曲を比較する側面図であ
る。
【図5】 薬袋フィーダの平面図である。
【図6】 薬袋フィーダの排出構成斜視図とその詳細で
ある。
【図7】 薬袋フィーダの排出構成斜視図と付属機能の
詳細図である。
【図8】 薬袋フィーダの排出構成斜視図と付属機能の
詳細図である。
【図9】 搬送ローラの駆動状況を示す側面図である。
【符号の説明】
1.薬袋フィーダ 2.バネ 3.底板 4.薬袋 5.搬送ローラ 6.調整ローラ 7.押圧材 21.補助ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処方薬の包装用の薬袋を一定枚数収容する
    フィーダであり、処方箋データを受信し、用法、患者名
    等の印字データをプリントするプリンターに薬袋供給す
    るための薬袋フィーダにおいて、薬袋フィーダ搬送部で
    積載薬袋に付与するテンション装置の底板を薬袋端部を
    結ぶラインより薬袋中央部の積載面をずらして形成し、
    積載する薬袋を湾曲させて積載させることで、積載され
    た此処の薬袋が持つ平面になろうとする反発力を利用
    し、積載した薬袋間に空気の層を発生させると共に、積
    載薬袋を離反し易い環境で、薬袋を搬送する事を特徴と
    する薬袋フィーダ。
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