JPH1045021A - 車体構造 - Google Patents

車体構造

Info

Publication number
JPH1045021A
JPH1045021A JP20162296A JP20162296A JPH1045021A JP H1045021 A JPH1045021 A JP H1045021A JP 20162296 A JP20162296 A JP 20162296A JP 20162296 A JP20162296 A JP 20162296A JP H1045021 A JPH1045021 A JP H1045021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor side
rear floor
side member
body structure
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20162296A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Tsuji
幸徳 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP20162296A priority Critical patent/JPH1045021A/ja
Publication of JPH1045021A publication Critical patent/JPH1045021A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを低減させることができ、形状変
更も容易であり、しかも、無駄な肉のない車体構造を提
供する。 【解決手段】 リヤフロアサイドメンバ20にショック
アブソーバ2およびリヤサスペンションバンプストッパ
3を取付けた車体構造において、リヤフロアサイドメン
バ20を、フロントメンバ部20a、センタメンバ部2
0bおよびリヤメンバ部20cの3部品から形成した構
成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体構造に関し、
詳しくは、リヤフロアサイドメンバにショックアブソー
バおよびリヤサスペンションバンプストッパを取付けた
車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜図9は、従来の車体構造を示すも
のである。従来より、車両前後方向に向けて配設される
メンバであるリヤフロアサイドメンバ1に、ショックア
ブソーバ2およびリヤサスペンションバンプストッパ3
を取付けたものがある(図5,図6参照)。
【0003】この従来の車体構造におけるリヤフロアサ
イドメンバ1は、前後2分割したフロントメンバ部1a
とリヤメンバ部1bとから構成されている。そして、と
くにリヤメンバ部1bの長さを調整する等してリヤフロ
アサイドメンバ1の全体の長さを調整し、これによっ
て、全長の違う車両へそれぞれ対応するようにしてい
た。
【0004】また、サスペンションスプリング4の幅が
リヤフロアサイドメンバ1の幅より広いため、さらに別
部品であるリーンフォースメント部材5をリヤフロアサ
イドメンバ1に取付けている。これにより、リヤフロア
サイドメンバ1を補強するとともに、リアサスペンショ
ンバンプストッパ3を取付けるための座面を確保してい
る。
【0005】さらに、従来の車体構造では、リアフロア
サイドメンバ1の一方のフランジ部1cとリーンフォー
スメント部材5により、カラー6およびボルト7を介し
てショックアブソーバ2からの荷重を受けるようにして
いた。
【0006】なお、図5〜図9において、8はリヤタイ
ヤ、9はトレーリングアーム、10はリヤアクスル、1
1はトレーリングアーム支持ブラケット、12はサスペ
ンションバンプストッパ3をリヤフロアサイドメンバ1
に取付けるためのバンプストッパブラケット、13はホ
イールハウスである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車体
構造では、リヤフロアサイドメンバ1のフロントメンバ
部1aがかなり長く形成されており、しかも、絞り深さ
もあるため、能力の高い大型のプレス装置が必要であっ
た。このため、リヤフロアサイドメンバ1の製造コスト
を上昇させてしまう不具合があるとともに、リヤフロア
サイドメンバ1の形状変更も容易でなかった。したがっ
て、車幅の異なる種々の車両等へ適用するというような
バリエーションに対して容易に対応することができなか
った。
【0008】また、従来の車体構造では、リヤフロアサ
イドメンバ1とリーンフォースメント部材5を車体側に
スポット溶接により取付けるようにしていた。しかしな
がら、リアフロアサイドメンバ1の他方のフランジ部1
dは、リーンフォースメント部材5があるために車体に
スポット溶接ができず、自由端となってしまっていた。
このため、この一方のフランジ部1cは、強度上の意味
を持たない、いわゆる無駄肉となっていた。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、製造コストを低減させることができ、形状変更も容
易であり、しかも、無駄肉のない車体構造を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、リヤフロアサイドメンバにショックアブソーバおよ
びリヤサスペンションバンプストッパを取付けた車体構
造において、上記リヤフロアサイドメンバを、フロント
メンバ部、センタメンバ部およびリヤメンバ部の3部品
から形成した構成としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車体構造の実
施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜
図4は、本発明に係る車体構造の一実施例を示すもので
ある。なお、説明の便宜上、図1〜図4において、図5
〜図9に示した要素と同一機能を有するものについては
同一符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。本実
施例の車体構造は、車両前後方向に配設するメンバであ
るリヤフロアサイドメンバ20,20(図1〜図4には
一方のみを示す。)に、ショックアブソーバ2およびリ
ヤサスペンションバンプストッパ3等を取付けるように
したものである。
【0012】本実施例では、リヤフロアサイドメンバ2
0を、フロントメンバ部20aとセンタメンバ部20b
とリヤメンバ部20cの3部品から形成された構成と
し、これらのメンバを互いに溶着して該リアフロアサイ
ドメンバ20を形成するようにしている。
【0013】リヤフロアサイドメンバ20のフロントメ
ンバ部20aは、車幅の異なる種々の車種に対応できる
ように、それぞれ形状を変えて種々形成される。例え
ば、大径タイヤを備えた等のような車幅が大きい車両の
場合には、オフセットを大きくして形成する。このよう
な車種に応じてのフロントメンバ部20aの形状変更
は、その長さが短いこともあり、比較的容易に行うこと
ができる。
【0014】また、リヤフロアサイドメンバ20のセン
タメンバ部20bは、主に車体荷重をリヤサスペンショ
ンを介して受けるもので、厚板によって形成されてい
る。センタメンバ部20bは、サスペンションスプリン
グ4の幅に対応して十分に幅広に形成された座面21を
備えている。
【0015】センタメンバ部20bの前方部分の両側壁
には一対の孔22,22が穿設され、これらの孔22,
22にカラー6が通されて固定されている。センタメン
バ部20bの座面21にはバンプストッパブラケット1
2が取付けられ、該バンプストッパブラケットにはリヤ
サスペンションバンプストッパ3が取付けられている。
【0016】リヤフロアサイドメンバ20のリヤメンバ
部20cは、その長さを変えることにより、該リヤフロ
アサイドメンバの全体の長さを調整し、これによって、
全長の違う車両へ対応するようにしたものである。な
お、センタメンバ部20bの前方には、そのカラー6に
ボルト7が通されて、ショックアブソーバ2の上端が接
続される。
【0017】本実施例では、フロントメンバ部20aと
センタメンバ部20bとリヤメンバ部20cの3部品を
互いに溶着してリアフロアサイドメンバ20を形成する
ようにしているので、それぞれのメンバ部、とくにその
フロントメンバ部20aは、従来のフロントメンバ部1
aに比べて十分小型に形成される。
【0018】このため、これらのメンバ部を小型のプレ
ス機によって製作することができるので、プレス加工に
おけるコストダウンを図ることができる。また、フロン
トメンバ部20aとセンタメンバ部20bとリヤメンバ
部20cが小型になったことにより、それらの形状変更
も容易に行うことができる。
【0019】さらに、本実施例では、適用する車両の車
幅に合せた形状のフロントメンバ部20aに変え、これ
にセンタメンバ部20bおよびリヤメンバ部20cを平
行移動させてそれぞれ溶着することにより、異なる車幅
で配設できるリヤフロアサイドメンバ20を容易に得る
ことができるので、種々の車種に容易に対応することが
できる。
【0020】また、本実施例では、センタメンバ部20
bにバンプストッパブラケット12を取付ける座面21
を予め設けたことにより、従来のような別部品のリーン
フォースメント部材5が不要となる。したがって、部品
点数が削減され、部品管理が容易となる。
【0021】センタメンバ部20bは、厚板形成により
全体的に強度が高められている。このため、バンプスト
ッパ3あるいはショックアブソーバ2を介して加えられ
る荷重を十分受け止めることができる。
【0022】さらにまた、上記3部品の板厚をそれぞれ
変更した組み合わせとすることにより任意の強度を有す
るリヤフロアサイドメンバ20を容易に得ることができ
る。これにより、例えば車両後方からの衝撃や足周りか
らの衝撃に対して十分に対応することができる。例え
ば、リヤメンバ部20cはある程度潰れ易くして、車両
後方からの衝撃を吸収させる如くである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車体
構造によれば、リヤフロアサイドメンバにショックアブ
ソーバおよびリヤサスペンションバンプストッパを取付
けた車体構造において、上記リヤフロアサイドメンバ
を、フロントメンバ部、センタメンバ部およびリヤメン
バ部の3部品から形成した構成としたことにより、これ
らメンバ部の製作に要するプレス能力が下がるので、セ
パレート成形等、プレス加工のコストダウンを図ること
ができるとともに、該リヤフロアメンバの形成に要する
材料の歩留りを向上させることができる。
【0024】また、上記フロントメンバ部は、その長さ
が短いので形状変更を容易に行うことができる。このた
め、車幅の異なる種々の車種に対応した上記フロントメ
ンバ部を種々形成しておくことにより、このフロントメ
ンバ部を変えるだけで、車幅の異なるの種々の車種に容
易に対応することができる。
【0025】しかも、本発明では、上記センタメンバ部
の板厚を大きく設定し、該センタメンバ部で上記ショッ
クアブソーバおよびリヤサスペンションバンプストッパ
を支持する構成としているので、従来のような別部品の
リーンフォースメント部材が不要となり、、部品点数を
削減し、部品管理を容易にすることができる。
【0026】さらに、上記3部品の板厚をそれぞれ変更
した組み合わせとすることにより任意の強度を有する上
記リヤフロアサイドメンバを容易に得ることができる。
これにより、例えば車両後方からの衝撃や足周りからの
衝撃に対して十分に対応することができる。このよう
に、上記3部品の板厚を変えることで、上記リヤフロア
サイドメンバの強度を変更できることから、従来のよう
にリーンフォースメント部材を追加したり、スポット溶
接等の加工費を省くことができ、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車体構造の一実施例のリヤフロア
サイドメンバを示す斜視図である。
【図2】本発明に係る車体構造の一実施例のリヤフロア
サイドメンバを示す分解斜視図である。
【図3】本発明に係る車体構造の一実施例を示す断面図
である。
【図4】本発明に係る車体構造の一実施例を示す断面図
である。
【図5】従来の車両の足周りを概念的に示す平面図であ
る。
【図6】従来の車両の足周りを概念的に示す側面図であ
る。
【図7】従来の車体構造のリヤフロアサイドメンバを示
す分解斜視図である。
【図8】従来の車体構造を示す断面図である。
【図9】従来の車体構造を示す断面図である。
【符号の説明】
20 リヤフロアサイドメンバ 20a フロントメンバ 20b センタメンバ 20c リヤメンバ 21 座面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤフロアサイドメンバにショックアブ
    ソーバおよびリヤサスペンションバンプストッパを取付
    けた車体構造において、 上記リヤフロアサイドメンバを、フロントメンバ部、セ
    ンタメンバ部およびリヤメンバ部の3部品から形成した
    ことを特徴とする車体構造。
  2. 【請求項2】 上記センタメンバ部の板厚を大きく設定
    し、該センタメンバ部で上記ショックアブソーバおよび
    リヤサスペンションバンプストッパを支持したことを特
    徴とする請求項1に記載の車体構造。
JP20162296A 1996-07-31 1996-07-31 車体構造 Pending JPH1045021A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20162296A JPH1045021A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20162296A JPH1045021A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 車体構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1045021A true JPH1045021A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16444120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20162296A Pending JPH1045021A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1045021A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000016337A (ja) * 1998-06-30 2000-01-18 Suzuki Motor Corp リヤサスペンションの配設構造
WO2012001932A1 (en) * 2010-06-30 2012-01-05 Mazda Motor Corporation Lower body structure of vehicle
DE102011086709A1 (de) * 2011-11-21 2013-05-23 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Gruppe von Kraftfahrzeugen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000016337A (ja) * 1998-06-30 2000-01-18 Suzuki Motor Corp リヤサスペンションの配設構造
WO2012001932A1 (en) * 2010-06-30 2012-01-05 Mazda Motor Corporation Lower body structure of vehicle
DE102011086709A1 (de) * 2011-11-21 2013-05-23 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Gruppe von Kraftfahrzeugen

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2628861B2 (ja) 自動車用センタメンバ構造
US6874816B2 (en) Chassis for a commercial vehicle and method of making and using same
JPH0365473A (ja) 後車軸担体を持つ乗用自動車
JP3811266B2 (ja) 自動二輪車におけるフロントフェンダー装置
JPH1045021A (ja) 車体構造
JPH08198134A (ja) アルミニウム合金製クロスメンバ
JPH03186490A (ja) 自動2輪車のフレーム
JP2893611B2 (ja) 自動車のサスペンション取付部構造
JPH11334332A (ja) フロントサスペンション
JP2501907B2 (ja) 車両の梯子型サブフレ―ム構造
JP2001191775A (ja) トレーリングアーム構造
JP3605847B2 (ja) 車体へのサスペンションの取付構造
JP4018909B2 (ja) 自動車のサブフレーム
JP2004084708A (ja) 防振装置
JPH11286250A (ja) 車両用リヤバンパの構造
JPH0741780B2 (ja) リーフスプリング用アタッチメント
JPH08301139A (ja) 車両用アクスルビーム式サスペンションの配設構造
JP3189713B2 (ja) 板金製ナックルの構造
JP3592137B2 (ja) スプリングサポートの結合構造
JPH11180124A (ja) スタビライザを備えたトレーリングアーム式サスペンション
JPH03118280A (ja) 車両の後部車体構造
JPH10181631A (ja) 荷台装備車輛のフレーム構造
JP2534063Y2 (ja) 自動車の車体フレーム構造
JPH11348827A (ja) 自動車のリヤショックアブソーバタワー構造
KR20080020056A (ko) 후륜 서스펜션 액슬의 조립구조