JPH1043612A - ドラフトチャンバー - Google Patents
ドラフトチャンバーInfo
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- JPH1043612A JPH1043612A JP21027696A JP21027696A JPH1043612A JP H1043612 A JPH1043612 A JP H1043612A JP 21027696 A JP21027696 A JP 21027696A JP 21027696 A JP21027696 A JP 21027696A JP H1043612 A JPH1043612 A JP H1043612A
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- JP
- Japan
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- transparent door
- transparent
- balancer
- opening
- wires
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- Ventilation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】前記透明扉の開閉動作に必要な荷重を著しく小
さくするとともに、閉成時における前記透明扉の下端へ
手を挾む事故の防止を図ること。 【構成】自動開閉機構7が、トルクリミッターを具備す
る減速機72の出力軸73の左右両端に連結する左右の
巻取ドラム74に、先端を透明扉4、5の左右両端に固
着した左右のワイヤ75、76を巻装したもので、左右
の巻取ドラム74に、バランサ9を懸吊するバランサワ
イヤ91の上端を巻装することにより、透明扉4、5に
透明扉4、5の自重と略同一の大きさの上向き荷重を付
与してこれを懸吊支持する。
さくするとともに、閉成時における前記透明扉の下端へ
手を挾む事故の防止を図ること。 【構成】自動開閉機構7が、トルクリミッターを具備す
る減速機72の出力軸73の左右両端に連結する左右の
巻取ドラム74に、先端を透明扉4、5の左右両端に固
着した左右のワイヤ75、76を巻装したもので、左右
の巻取ドラム74に、バランサ9を懸吊するバランサワ
イヤ91の上端を巻装することにより、透明扉4、5に
透明扉4、5の自重と略同一の大きさの上向き荷重を付
与してこれを懸吊支持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研究所や学校等に
おける実験室に設置して使用されるドラフトチャンバー
に関する。
おける実験室に設置して使用されるドラフトチャンバー
に関する。
【0002】
【従来の技術】ドラフトチャンバーは、各種の化学実験
等によって発生する有毒ガスを実験室外に排出して実験
者を有害ガスから守るためのもので、研究室や学校等に
おける実験室に設置して使用される。従来のドラフトチ
ャンバーにおいては、本体内の中段位置に設けられ開口
部を介して外部に連通するドラフト室と、前記開口部に
設けたスライド開閉式の透明扉と、該透明扉を閉止位置
から開成位置までの間で上下に開閉動作させる自動開閉
機構とを具備したものである。前記自動開閉機構として
は、原動機と、該原動機の回転を減速して出力する減速
機と、該減速機の出力軸と直結する巻取ドラムと、該巻
取ドラムに巻装されて先端を前記透明扉に固着したワイ
ヤとを具備してなるものが知られており、前記ワイヤの
巻き取り及び繰り出しによって前記透明扉の開閉動作を
実現している。
等によって発生する有毒ガスを実験室外に排出して実験
者を有害ガスから守るためのもので、研究室や学校等に
おける実験室に設置して使用される。従来のドラフトチ
ャンバーにおいては、本体内の中段位置に設けられ開口
部を介して外部に連通するドラフト室と、前記開口部に
設けたスライド開閉式の透明扉と、該透明扉を閉止位置
から開成位置までの間で上下に開閉動作させる自動開閉
機構とを具備したものである。前記自動開閉機構として
は、原動機と、該原動機の回転を減速して出力する減速
機と、該減速機の出力軸と直結する巻取ドラムと、該巻
取ドラムに巻装されて先端を前記透明扉に固着したワイ
ヤとを具備してなるものが知られており、前記ワイヤの
巻き取り及び繰り出しによって前記透明扉の開閉動作を
実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のドラフトチャン
バーにあっては、主としてガラスにより作られた重量の
ある前記透明扉を開閉するため、前記原動機が大型とな
って重量やコストの増大を招くばかりでなく、閉成時に
前記透明扉の下端に手を挾む事故が発生しやすいため、
これを防止するために高価で故障しやすいタッチセンサ
ーを前記透明扉の下端に取り付ける必要がある、という
問題点があった。また、前記原動機によって前記ワイヤ
に過剰な荷重が付与されやすいため、前記ワイヤがたる
んで脱線事故を起こしやすい、という問題点があった。
さらに、停電時等において手動で前記透明扉の開閉操作
を行おうとしても、前記ワイヤが前記原動機と直結して
いるために前記巻取ドラムに巻き取ることができず脱線
してしまう、という問題点もあった。
バーにあっては、主としてガラスにより作られた重量の
ある前記透明扉を開閉するため、前記原動機が大型とな
って重量やコストの増大を招くばかりでなく、閉成時に
前記透明扉の下端に手を挾む事故が発生しやすいため、
これを防止するために高価で故障しやすいタッチセンサ
ーを前記透明扉の下端に取り付ける必要がある、という
問題点があった。また、前記原動機によって前記ワイヤ
に過剰な荷重が付与されやすいため、前記ワイヤがたる
んで脱線事故を起こしやすい、という問題点があった。
さらに、停電時等において手動で前記透明扉の開閉操作
を行おうとしても、前記ワイヤが前記原動機と直結して
いるために前記巻取ドラムに巻き取ることができず脱線
してしまう、という問題点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、自動開閉機構によって透明扉を閉止
位置から開成位置までの間で上下に開閉動作させるとと
もに、バランサによって前記透明扉の自重と略同一の大
きさの上向き荷重を前記透明扉に付与してこれを懸吊支
持するよう構成することとしている。そして、前記透明
扉を自重と略同一の力で懸吊支持することにより、前記
透明扉の開閉操作に必要な駆動力を著しく小さくできる
とともに、閉成時に前記透明扉の下端に手を挾まれても
大きな荷重はかからないので従来必須であった前記タッ
チセンサーの取り付けを不要とすることができる。
ために、本発明は、自動開閉機構によって透明扉を閉止
位置から開成位置までの間で上下に開閉動作させるとと
もに、バランサによって前記透明扉の自重と略同一の大
きさの上向き荷重を前記透明扉に付与してこれを懸吊支
持するよう構成することとしている。そして、前記透明
扉を自重と略同一の力で懸吊支持することにより、前記
透明扉の開閉操作に必要な駆動力を著しく小さくできる
とともに、閉成時に前記透明扉の下端に手を挾まれても
大きな荷重はかからないので従来必須であった前記タッ
チセンサーの取り付けを不要とすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、本体内の中段位置に設
けられ開口部を介して外部に連通するドラフト室と、前
記開口部に設けたスライド開閉式の透明扉と、該透明扉
を閉止位置から開成位置までの間で上下に開閉動作させ
る自動開閉機構と、前記透明扉に前記透明扉の自重と略
同一の大きさの上向き荷重を付与してこれを懸吊支持す
るバランサとを具備したものである。
けられ開口部を介して外部に連通するドラフト室と、前
記開口部に設けたスライド開閉式の透明扉と、該透明扉
を閉止位置から開成位置までの間で上下に開閉動作させ
る自動開閉機構と、前記透明扉に前記透明扉の自重と略
同一の大きさの上向き荷重を付与してこれを懸吊支持す
るバランサとを具備したものである。
【0006】また、バランサの脱落による前記透明扉の
急激な落下の防止を図るためには、前記透明扉に独立に
上向き荷重を付与する複数のバランサワイヤと、各バラ
ンサワイヤの下端に固着して懸吊されるバランサとを具
備してなり、前記各バランサの重量を、前記バランサワ
イヤの下端に前記透明扉の自重が伝達されてかかる上向
き荷重と略同一の大きさの下向き荷重を付与するように
設定することが効果的である。
急激な落下の防止を図るためには、前記透明扉に独立に
上向き荷重を付与する複数のバランサワイヤと、各バラ
ンサワイヤの下端に固着して懸吊されるバランサとを具
備してなり、前記各バランサの重量を、前記バランサワ
イヤの下端に前記透明扉の自重が伝達されてかかる上向
き荷重と略同一の大きさの下向き荷重を付与するように
設定することが効果的である。
【0007】また、過剰な荷重が前記透明扉にかかるこ
とを防止するとともに手動で前記透明扉の開閉操作を行
えるようにするためには、前記自動開閉機構が、原動機
と、該原動機の回転を減速して出力する減速機と、該減
速機の出力軸と連結する巻取ドラムと、該巻取ドラムに
巻装されて先端を前記透明扉に固着したワイヤとを具備
してなり、前記減速機もしくは前記巻取ドラムにトルク
リミッターを具備して、前記原動機から伝達される前記
ワイヤへの荷重の最大量が前記透明扉によって前記ワイ
ヤにかかる張力よりも小さくなるよう制限することが効
果的である。
とを防止するとともに手動で前記透明扉の開閉操作を行
えるようにするためには、前記自動開閉機構が、原動機
と、該原動機の回転を減速して出力する減速機と、該減
速機の出力軸と連結する巻取ドラムと、該巻取ドラムに
巻装されて先端を前記透明扉に固着したワイヤとを具備
してなり、前記減速機もしくは前記巻取ドラムにトルク
リミッターを具備して、前記原動機から伝達される前記
ワイヤへの荷重の最大量が前記透明扉によって前記ワイ
ヤにかかる張力よりも小さくなるよう制限することが効
果的である。
【0008】また、上記の構成を簡素に実現するには、
前記自動開閉機構が、前記出力軸の左右両端に連結する
左右の前記巻取ドラムと、該巻取ドラムに巻装されて先
端を前記透明扉の左右両端に固着した左右の前記ワイヤ
とを具備してなり、左右の前記巻取ドラムに、前記バラ
ンサを懸吊する左右の前記バランサワイヤの上端を巻装
することが効果的である。
前記自動開閉機構が、前記出力軸の左右両端に連結する
左右の前記巻取ドラムと、該巻取ドラムに巻装されて先
端を前記透明扉の左右両端に固着した左右の前記ワイヤ
とを具備してなり、左右の前記巻取ドラムに、前記バラ
ンサを懸吊する左右の前記バランサワイヤの上端を巻装
することが効果的である。
【0009】さらに、上記の作用効果を奏しつつ前記透
明扉をコンパクトに収納して開口部を大きくとるために
は、前記透明扉が、前記開口部に相互に重合させて多段
に設けたもので、前記巻取ドラムを前記透明扉の段数と
同一の段数を有する多段形として、閉止位置でより下方
に位置する前記透明扉を懸吊する前記ワイヤを前記巻取
ドラムのより大径の段部に巻装し、これらの前記透明扉
を重合度合が最小となる閉止位置から重合度合が最大と
なる開成位置までの間で開閉動作させるよう構成するこ
とが望ましい。
明扉をコンパクトに収納して開口部を大きくとるために
は、前記透明扉が、前記開口部に相互に重合させて多段
に設けたもので、前記巻取ドラムを前記透明扉の段数と
同一の段数を有する多段形として、閉止位置でより下方
に位置する前記透明扉を懸吊する前記ワイヤを前記巻取
ドラムのより大径の段部に巻装し、これらの前記透明扉
を重合度合が最小となる閉止位置から重合度合が最大と
なる開成位置までの間で開閉動作させるよう構成するこ
とが望ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明を適用した一実施例を、図1〜
図5を参照して説明する。このドラフトチャンバー1
は、図1〜図3に示すように、本体2内の中段位置Mに
設けられ開口部Sを介して外部に連通するドラフト室3
と、開口部Sに相互に重合させて二段に設けたスライド
開閉式の第1、第2の透明扉4、5とを具備してなり、
自動開閉機構7によってこれらの透明扉4、5を重合度
合が最小となる閉止位置から重合度合が最大となる開成
位置までの間で開閉動作するよう構成したものである。
図5を参照して説明する。このドラフトチャンバー1
は、図1〜図3に示すように、本体2内の中段位置Mに
設けられ開口部Sを介して外部に連通するドラフト室3
と、開口部Sに相互に重合させて二段に設けたスライド
開閉式の第1、第2の透明扉4、5とを具備してなり、
自動開閉機構7によってこれらの透明扉4、5を重合度
合が最小となる閉止位置から重合度合が最大となる開成
位置までの間で開閉動作するよう構成したものである。
【0011】本体2は、左右の側板21と、背面板22
と、頂板23と、上部前面板24と、中間前面板25
と、底部前面板26とを具備してなる筐体状のもので、
中段位置Mにドラフト室3が設けてある。また、中間前
面板25と底部前面板26との間には片開式の扉27が
設けてある。ドラフト室3は、作業面を形成する中間板
31と、背面板22との間にダクトを形成する後板32
と、頂板23との間に排気空間E及び照明器具配設空間
Lを形成する天井板33とによって形成されたもので、
上部前面板24の下縁と中間前面板25の上縁との間に
形成された開口部Sを介して外部に連通している。作業
面たる中間板31は、耐薬品性に富んだ材料により作ら
れたもので、必要箇所にスポット流し34等が設けてあ
る。また、中間前面板31には、操作パネル35、給水
ハンドル36、ガスハンドル37等が設けてある。
と、頂板23と、上部前面板24と、中間前面板25
と、底部前面板26とを具備してなる筐体状のもので、
中段位置Mにドラフト室3が設けてある。また、中間前
面板25と底部前面板26との間には片開式の扉27が
設けてある。ドラフト室3は、作業面を形成する中間板
31と、背面板22との間にダクトを形成する後板32
と、頂板23との間に排気空間E及び照明器具配設空間
Lを形成する天井板33とによって形成されたもので、
上部前面板24の下縁と中間前面板25の上縁との間に
形成された開口部Sを介して外部に連通している。作業
面たる中間板31は、耐薬品性に富んだ材料により作ら
れたもので、必要箇所にスポット流し34等が設けてあ
る。また、中間前面板31には、操作パネル35、給水
ハンドル36、ガスハンドル37等が設けてある。
【0012】第1、第2の透明扉4、5は、前記開口部
Sの上下方向寸法lの半分よりも若干大きい上下幅寸法
を有した略同形のもので、ガラス板の左右両側縁及び下
縁に金属製の枠材を固設したものである。これら透明扉
4、5は、開口部Sの左右両側部に設けた二重レール2
8に両端の枠材部分をそれぞれ摺動可能に嵌合させて上
下方向にスライド開閉し得るようになっている。すなわ
ち、第1の透明扉4は、二重レール28の後溝部に保持
させてあり、第2の透明扉5は二重レール28の前溝部
に保持させてある。
Sの上下方向寸法lの半分よりも若干大きい上下幅寸法
を有した略同形のもので、ガラス板の左右両側縁及び下
縁に金属製の枠材を固設したものである。これら透明扉
4、5は、開口部Sの左右両側部に設けた二重レール2
8に両端の枠材部分をそれぞれ摺動可能に嵌合させて上
下方向にスライド開閉し得るようになっている。すなわ
ち、第1の透明扉4は、二重レール28の後溝部に保持
させてあり、第2の透明扉5は二重レール28の前溝部
に保持させてある。
【0013】また、ドラフト室3には、底部近傍に下部
吸引口61を臨ませるとともに、天井板33に上部吸引
口62を開口させ、バッフルダンパー63によりこれら
下部吸引口61及び上部吸引口62を本体の排気口64
に選択的に連通させるようにしており、このバッフルダ
ンパー63を図示しないダンパー駆動機構により作動さ
せるようにしている。すなわち、発生するガスの対空気
比重が重い場合には、操作パネル35に配設したダンパ
ー操作スイッチ65を用いてバッフルダンパー63を閉
成させかつ図示しない排風ファンを作動させることによ
って、ガスは下部吸引口61を介して本体2の排気口6
4からダクトへと導かれる。ガスの対空気比重が軽い場
合には、バッフルダンパー63を開成させてかつ図示し
ない排風ファンを作動させることによって、ガスは上部
吸引口62を介して本体2の排気口64からダクトへと
導かれる。
吸引口61を臨ませるとともに、天井板33に上部吸引
口62を開口させ、バッフルダンパー63によりこれら
下部吸引口61及び上部吸引口62を本体の排気口64
に選択的に連通させるようにしており、このバッフルダ
ンパー63を図示しないダンパー駆動機構により作動さ
せるようにしている。すなわち、発生するガスの対空気
比重が重い場合には、操作パネル35に配設したダンパ
ー操作スイッチ65を用いてバッフルダンパー63を閉
成させかつ図示しない排風ファンを作動させることによ
って、ガスは下部吸引口61を介して本体2の排気口6
4からダクトへと導かれる。ガスの対空気比重が軽い場
合には、バッフルダンパー63を開成させてかつ図示し
ない排風ファンを作動させることによって、ガスは上部
吸引口62を介して本体2の排気口64からダクトへと
導かれる。
【0014】このような構成のドラフトチャンバーにお
いて、本実施例では、図4および図5に示すように、自
動開閉機構7によって透明扉4、5を閉止位置から開成
位置までの間で開閉動作するよう構成するとともに、透
明扉4、5の左右両側をそれぞれ別個のバランサ9によ
り懸吊支持して透明扉4、5の自重と略同一の大きさの
上向き荷重を付与する。
いて、本実施例では、図4および図5に示すように、自
動開閉機構7によって透明扉4、5を閉止位置から開成
位置までの間で開閉動作するよう構成するとともに、透
明扉4、5の左右両側をそれぞれ別個のバランサ9によ
り懸吊支持して透明扉4、5の自重と略同一の大きさの
上向き荷重を付与する。
【0015】自動開閉機構7は、頂板23上の後端近傍
に配設した原動機たるモータ71と、このモータ71の
回転を減速して出力する減速機72と、この減速機72
の出力軸73の左右両端に固着した左右の巻取ドラム7
4と、左右の巻取ドラム74にそれぞれ巻装され先端を
各透明扉4、5に接続されたワイヤ75、76とを具備
してなる。左右の巻取ドラム74は、透明扉4、5の数
に対応させて大径部741と小径部742とからなる2
段形としたもので、大径部741に第1の透明扉4を懸
吊するための左右一対の第1ワイヤ75を巻装するとと
もに、小径部742に第2の透明扉5を懸吊するための
左右一対の第2ワイヤ76を巻装する。第1ワイヤ75
の先端側は左右一対の第1案内プーリ77を介して下方
に延出させ、その先端を第1の透明扉4の側枠材の上端
に接続する。第2ワイヤ76の先端側は左右一対の第2
案内プーリ78を介して下方に延出させ、その先端を第
2の透明扉5の側枠材の上端に接続する。第1、第2の
案内プーリ77、78は共通の支軸79に独立回転可能
に支承させており、少なくとも一方の支軸79は、本体
2に上下位置調整可能に取着する。支軸79の取付け位
置を調整できるようにしているのは、透明扉4、5の傾
きを修正するためである。この構成により、巻取ドラム
74の回転による第1ワイヤ75の巻取量及び繰出量は
第2ワイヤ76の2倍となるので、第1の透明扉4の上
下移動幅は第2の透明扉5の2倍となり、透明扉4、5
の重合度合は図4に示す下方の閉止位置で最小となり図
5に示す上方の開成位置で最大となる。また、本実施例
では、減速機72に摩擦を利用した既知の構成のトルク
リミッターを具備させることにより、モータ71から伝
達されるワイヤ75、76への荷重の最大量を透明扉
4、5によってワイヤ75、76にかかる張力の0.1
倍以下に制限する。
に配設した原動機たるモータ71と、このモータ71の
回転を減速して出力する減速機72と、この減速機72
の出力軸73の左右両端に固着した左右の巻取ドラム7
4と、左右の巻取ドラム74にそれぞれ巻装され先端を
各透明扉4、5に接続されたワイヤ75、76とを具備
してなる。左右の巻取ドラム74は、透明扉4、5の数
に対応させて大径部741と小径部742とからなる2
段形としたもので、大径部741に第1の透明扉4を懸
吊するための左右一対の第1ワイヤ75を巻装するとと
もに、小径部742に第2の透明扉5を懸吊するための
左右一対の第2ワイヤ76を巻装する。第1ワイヤ75
の先端側は左右一対の第1案内プーリ77を介して下方
に延出させ、その先端を第1の透明扉4の側枠材の上端
に接続する。第2ワイヤ76の先端側は左右一対の第2
案内プーリ78を介して下方に延出させ、その先端を第
2の透明扉5の側枠材の上端に接続する。第1、第2の
案内プーリ77、78は共通の支軸79に独立回転可能
に支承させており、少なくとも一方の支軸79は、本体
2に上下位置調整可能に取着する。支軸79の取付け位
置を調整できるようにしているのは、透明扉4、5の傾
きを修正するためである。この構成により、巻取ドラム
74の回転による第1ワイヤ75の巻取量及び繰出量は
第2ワイヤ76の2倍となるので、第1の透明扉4の上
下移動幅は第2の透明扉5の2倍となり、透明扉4、5
の重合度合は図4に示す下方の閉止位置で最小となり図
5に示す上方の開成位置で最大となる。また、本実施例
では、減速機72に摩擦を利用した既知の構成のトルク
リミッターを具備させることにより、モータ71から伝
達されるワイヤ75、76への荷重の最大量を透明扉
4、5によってワイヤ75、76にかかる張力の0.1
倍以下に制限する。
【0016】左右のバランサ9は、縦長のもので、図3
に示すように、背板22の左右両端に設けた上下に延び
るバランサ収納空間9a内に上下移動可能となるように
収容する。左右のバランサ9は、図4及び図5に示すよ
うに、下端をバランサ9に固着したバランサワイヤ91
によってそれぞれ懸吊されるが、バランサワイヤ91の
上端を左右の巻取ドラム74の大径部741に巻装し、
巻取ドラム74がワイヤ75、76を巻き取る方向に付
勢することによって透明扉4、5の左右両側にそれぞれ
上方への付勢力を付与するよう構成する。本実施例で
は、ワイヤ75、76には透明扉4、5の自重の半分が
荷重としてかかるが、第1ワイヤ75は大径部741
に、第2ワイヤ76は小径部742にそれぞれ巻装する
ため、大径部741に巻装するバランサワイヤ91には
透明扉4、5の自重の0.75倍の荷重がかかることと
なる。本実施例ではバランサ9の重量を透明扉4、5の
0.75倍とすることにより、透明扉4、5をそれぞれ
自重と略同一の力で懸吊支持する。
に示すように、背板22の左右両端に設けた上下に延び
るバランサ収納空間9a内に上下移動可能となるように
収容する。左右のバランサ9は、図4及び図5に示すよ
うに、下端をバランサ9に固着したバランサワイヤ91
によってそれぞれ懸吊されるが、バランサワイヤ91の
上端を左右の巻取ドラム74の大径部741に巻装し、
巻取ドラム74がワイヤ75、76を巻き取る方向に付
勢することによって透明扉4、5の左右両側にそれぞれ
上方への付勢力を付与するよう構成する。本実施例で
は、ワイヤ75、76には透明扉4、5の自重の半分が
荷重としてかかるが、第1ワイヤ75は大径部741
に、第2ワイヤ76は小径部742にそれぞれ巻装する
ため、大径部741に巻装するバランサワイヤ91には
透明扉4、5の自重の0.75倍の荷重がかかることと
なる。本実施例ではバランサ9の重量を透明扉4、5の
0.75倍とすることにより、透明扉4、5をそれぞれ
自重と略同一の力で懸吊支持する。
【0017】透明扉4、5の開閉操作は次のように行
う。開成する際には、開成作動用スイッチ81を操作し
てモータ71をワイヤ75、76を巻き取る方向に正転
させればよく、透明扉4、5が開成位置に到達すると図
示しない全開検知用リミットスイッチが作動してモータ
71を停止させる。閉成する際には、閉成作動用スイッ
チ82を操作してモータ71をワイヤ75、76を繰り
出す方向に逆転させ、透明扉4、5が閉止位置に到達す
ると図示しない全閉検知用リミットスイッチが作動して
モータ71を停止させる。また、操作パネル35に配設
した開成作動スイッチ81及び閉成作動用スイッチ82
の他に、足で操作可能なフットスイッチ83も備えてい
る。モータ71を作動制御するための制御回路は通常の
ものであるため図示を省略する。なお、本実施例では、
モータ71は例えば8秒の動作時間後に必ず停止するよ
う構成し、前記全開検知用リミットスイッチや前記全閉
検知用リミットスイッチの故障による事故を防止する。
う。開成する際には、開成作動用スイッチ81を操作し
てモータ71をワイヤ75、76を巻き取る方向に正転
させればよく、透明扉4、5が開成位置に到達すると図
示しない全開検知用リミットスイッチが作動してモータ
71を停止させる。閉成する際には、閉成作動用スイッ
チ82を操作してモータ71をワイヤ75、76を繰り
出す方向に逆転させ、透明扉4、5が閉止位置に到達す
ると図示しない全閉検知用リミットスイッチが作動して
モータ71を停止させる。また、操作パネル35に配設
した開成作動スイッチ81及び閉成作動用スイッチ82
の他に、足で操作可能なフットスイッチ83も備えてい
る。モータ71を作動制御するための制御回路は通常の
ものであるため図示を省略する。なお、本実施例では、
モータ71は例えば8秒の動作時間後に必ず停止するよ
う構成し、前記全開検知用リミットスイッチや前記全閉
検知用リミットスイッチの故障による事故を防止する。
【0018】このような構成のものであると、バランサ
9によって透明扉4、5をそれぞれ自重と略同一の力で
懸吊支持することにより、簡素な構成によって透明扉
4、5の巻き上げに必要な駆動力を著しく小さくでき、
小形かつ安価のモータ71を使用可能とするとともに、
閉成時に第1の透明扉4の下端により手を挾まれても第
1の透明扉4は上方に付勢されているので大きな荷重は
かからず、第1の透明扉4の下端にタッチセンサーを取
り付ける必要はない。また、左右のバランサ9によって
透明扉4、5の左右両端をそれぞれ独立に懸吊支持する
ことにより、左右いずれかのバランサワイヤ91が断線
してバランサ9が脱落しても、透明扉4、5はもう片方
のバランサ9により懸吊されるので透明扉4、5の急激
な落下を防止することができる。さらに、減速機72に
具備させたトルクリミッターによってモータ71からワ
イヤ75、76への荷重の最大量をワイヤ75、76に
かかる張力の0.1倍以下に制限することにより、過剰
な荷重がワイヤ75、76にかかって脱線することはな
く、また出力軸73をモータ71と独立に回転させるこ
とができるので、停電時等に手動で透明扉4、5の開閉
操作を行ってもワイヤ75、76の脱線の恐れはない。
さらにまた、透明扉4、5を重合状態で2段に設けると
ともに2段に形成した巻取ドラム74にワイヤ75、7
6を巻装するので、上記の作用効果を奏しつつ開成した
透明扉4、5を重合させた状態でコンパクトに収納する
ことができ開口部Sを可及的に大きくすることができる
とともに、左右ひとつずつのバランサ9によって2つの
透明扉4、5を同時に懸吊支持することができる。
9によって透明扉4、5をそれぞれ自重と略同一の力で
懸吊支持することにより、簡素な構成によって透明扉
4、5の巻き上げに必要な駆動力を著しく小さくでき、
小形かつ安価のモータ71を使用可能とするとともに、
閉成時に第1の透明扉4の下端により手を挾まれても第
1の透明扉4は上方に付勢されているので大きな荷重は
かからず、第1の透明扉4の下端にタッチセンサーを取
り付ける必要はない。また、左右のバランサ9によって
透明扉4、5の左右両端をそれぞれ独立に懸吊支持する
ことにより、左右いずれかのバランサワイヤ91が断線
してバランサ9が脱落しても、透明扉4、5はもう片方
のバランサ9により懸吊されるので透明扉4、5の急激
な落下を防止することができる。さらに、減速機72に
具備させたトルクリミッターによってモータ71からワ
イヤ75、76への荷重の最大量をワイヤ75、76に
かかる張力の0.1倍以下に制限することにより、過剰
な荷重がワイヤ75、76にかかって脱線することはな
く、また出力軸73をモータ71と独立に回転させるこ
とができるので、停電時等に手動で透明扉4、5の開閉
操作を行ってもワイヤ75、76の脱線の恐れはない。
さらにまた、透明扉4、5を重合状態で2段に設けると
ともに2段に形成した巻取ドラム74にワイヤ75、7
6を巻装するので、上記の作用効果を奏しつつ開成した
透明扉4、5を重合させた状態でコンパクトに収納する
ことができ開口部Sを可及的に大きくすることができる
とともに、左右ひとつずつのバランサ9によって2つの
透明扉4、5を同時に懸吊支持することができる。
【0019】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、透明扉
は、1枚もしくは3枚以上でもよい。また、自動開閉機
構は、例えばラックアンドピニオンを利用したものや、
油圧あるいは空気圧シリンダを利用したもの等でもよ
い。また、バランサは、1つもしくは3つ以上でもよ
く、またワイヤの上端を左右の巻取ドラムの小径部に巻
装してもよい。また、トルクリミッターは巻取ドラムに
設けてもよく、また原動機と巻取ドラムの間で独立した
部材として設けてもよい。また、前記タッチセンサー等
の非常停止手段を具備してもよい。その他、各部材の形
状、位置、素材、数など、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。
たものに限定されないのは勿論である。例えば、透明扉
は、1枚もしくは3枚以上でもよい。また、自動開閉機
構は、例えばラックアンドピニオンを利用したものや、
油圧あるいは空気圧シリンダを利用したもの等でもよ
い。また、バランサは、1つもしくは3つ以上でもよ
く、またワイヤの上端を左右の巻取ドラムの小径部に巻
装してもよい。また、トルクリミッターは巻取ドラムに
設けてもよく、また原動機と巻取ドラムの間で独立した
部材として設けてもよい。また、前記タッチセンサー等
の非常停止手段を具備してもよい。その他、各部材の形
状、位置、素材、数など、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。自動開
閉機構によって透明扉を閉止位置から開成位置までの間
で上下に開閉動作させるとともに、バランサによって前
記透明扉の自重と略同一の大きさの上向き荷重を前記透
明扉に付与してこれを懸吊支持するよう構成するので、
前記透明扉を自重と略同一の力で懸吊支持することによ
り前記透明扉の開閉操作に必要な動力を著しく小さくで
きるとともに、閉成時に前記透明扉の降下により手を挾
まれても手には大きな荷重がかからないので、前記透明
扉の下端に事故防止用のタッチセンサーを取り付ける必
要がない。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。自動開
閉機構によって透明扉を閉止位置から開成位置までの間
で上下に開閉動作させるとともに、バランサによって前
記透明扉の自重と略同一の大きさの上向き荷重を前記透
明扉に付与してこれを懸吊支持するよう構成するので、
前記透明扉を自重と略同一の力で懸吊支持することによ
り前記透明扉の開閉操作に必要な動力を著しく小さくで
きるとともに、閉成時に前記透明扉の降下により手を挾
まれても手には大きな荷重がかからないので、前記透明
扉の下端に事故防止用のタッチセンサーを取り付ける必
要がない。
【0021】また、複数のバランサによって前記透明扉
に独立に上向き荷重を付与することによって、ひとつの
バランサが脱落しても残りのバランサによって前記透明
扉の落下速度は緩和され、前記透明扉の急激な落下を防
止することができる。また、前記減速機もしくは前記巻
取ドラムにトルクリミッターを具備することによって、
ワイヤへの過剰な荷重の付与による脱線事故の防止がで
きるとともに、手動で前記透明扉の開閉操作を行うこと
が可能となる。
に独立に上向き荷重を付与することによって、ひとつの
バランサが脱落しても残りのバランサによって前記透明
扉の落下速度は緩和され、前記透明扉の急激な落下を防
止することができる。また、前記減速機もしくは前記巻
取ドラムにトルクリミッターを具備することによって、
ワイヤへの過剰な荷重の付与による脱線事故の防止がで
きるとともに、手動で前記透明扉の開閉操作を行うこと
が可能となる。
【0022】また、前記自動開閉機構が、前記出力軸の
左右両端に連結する左右の前記巻取ドラムと、該巻取ド
ラムに巻装されて先端を前記透明扉の左右両端に固着し
た左右の前記ワイヤとを具備してなり、左右の前記巻取
ドラムに、前記バランサを懸吊する左右の前記バランサ
ワイヤの上端を巻装することによって、簡素な構成で上
記の効果を実現することができる。
左右両端に連結する左右の前記巻取ドラムと、該巻取ド
ラムに巻装されて先端を前記透明扉の左右両端に固着し
た左右の前記ワイヤとを具備してなり、左右の前記巻取
ドラムに、前記バランサを懸吊する左右の前記バランサ
ワイヤの上端を巻装することによって、簡素な構成で上
記の効果を実現することができる。
【0023】さらに、前記透明扉が、前記開口部に相互
に重合させて多段に設けたもので、前記巻取ドラムを前
記透明扉の段数と同一の段数を有する多段形として、閉
止位置でより下方に位置する前記透明扉を懸吊する前記
ワイヤを前記巻取ドラムのより大径の段部に巻装し、こ
れらの前記透明扉を重合度合が最小となる閉止位置から
重合度合が最大となる開成位置までの間で開閉動作させ
るよう構成することによって、上記の作用効果を奏しつ
つ前記透明扉をコンパクトに収納して開口部を大きくと
ることができる。この際、前記巻取ドラムに前記バラン
サワイヤを巻装することにより、前記透明扉を多段とし
ても前記バランサの数の増大を招くこともない。
に重合させて多段に設けたもので、前記巻取ドラムを前
記透明扉の段数と同一の段数を有する多段形として、閉
止位置でより下方に位置する前記透明扉を懸吊する前記
ワイヤを前記巻取ドラムのより大径の段部に巻装し、こ
れらの前記透明扉を重合度合が最小となる閉止位置から
重合度合が最大となる開成位置までの間で開閉動作させ
るよう構成することによって、上記の作用効果を奏しつ
つ前記透明扉をコンパクトに収納して開口部を大きくと
ることができる。この際、前記巻取ドラムに前記バラン
サワイヤを巻装することにより、前記透明扉を多段とし
ても前記バランサの数の増大を招くこともない。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例を示す正面図。
【図3】同実施例を示すA−A線断面図。
【図4】同実施例の透明扉が閉止位置にある状態を示す
模式図。
模式図。
【図5】同実施例の透明扉が開成位置にある状態を示す
模式図。
模式図。
M…中段位置 S…開口部 1…ドラフトチャンバ− 2…本体 3…ドラフト室 4、5…透明扉 7…自動開閉機構 9…バランサ 71…原動機(モータ) 72…減速機、トルクリミッター 73…出力軸 74…巻取ドラム 75、76…ワイヤ 91…バランサワイヤ
Claims (5)
- 【請求項1】本体内の中段位置に設けられ開口部を介し
て外部に連通するドラフト室と、前記開口部に設けたス
ライド開閉式の透明扉と、該透明扉を閉止位置から開成
位置までの間で上下に開閉動作させる自動開閉機構と、
前記透明扉に前記透明扉の自重と略同一の大きさの上向
き荷重を付与してこれを懸吊支持するバランサとを具備
したものであることを特徴とするドラフトチャンバー。 - 【請求項2】前記透明扉に独立に上向き荷重を付与する
複数のバランサワイヤと、各バランサワイヤの下端に固
着して懸吊されるバランサとを具備してなり、前記各バ
ランサの重量を、前記各バランサワイヤの下端に前記透
明扉の自重が伝達されてかかる上向き荷重と略同一の大
きさの下向き荷重を付与するように設定したことを特徴
とする請求項1記載のドラフトチャンバー。 - 【請求項3】前記自動開閉機構が、原動機と、該原動機
の回転を減速して出力する減速機と、該減速機の出力軸
と連結する巻取ドラムと、該巻取ドラムに巻装されて先
端を前記透明扉に固着したワイヤとを具備してなり、前
記減速機もしくは前記巻取ドラムにトルクリミッターを
具備して、前記原動機から伝達される前記ワイヤへの荷
重の最大量が前記透明扉によって前記ワイヤにかかる張
力よりも小さくなるよう制限したことを特徴とする請求
項1または2記載のドラフトチャンバー。 - 【請求項4】前記自動開閉機構が、前記出力軸の左右両
端に連結する左右の前記巻取ドラムと、該巻取ドラムに
巻装されて先端を前記透明扉の左右両端近傍に固着した
左右の前記ワイヤとを具備してなり、左右の前記巻取ド
ラムに、前記バランサを懸吊する左右の前記バランサワ
イヤの上端を巻装したことを特徴とする請求項2及び3
記載のドラフトチャンバー。 - 【請求項5】前記透明扉が、前記開口部に相互に重合さ
せて多段に設けたもので、前記巻取ドラムを前記透明扉
の段数と同一の段数を有する多段形として、閉止位置で
より下方に位置する前記透明扉を懸吊する前記ワイヤを
前記巻取ドラムのより大径の段部に巻装し、これらの前
記透明扉を重合度合が最小となる閉止位置から重合度合
が最大となる開成位置までの間で開閉動作させるよう構
成したことを特徴とする請求項3又は4記載のドラフト
チャンバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21027696A JPH1043612A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ドラフトチャンバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21027696A JPH1043612A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ドラフトチャンバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1043612A true JPH1043612A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16586717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21027696A Pending JPH1043612A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ドラフトチャンバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1043612A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002219368A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-06 | Okamura Corp | ヒュームフード |
JP2002286268A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Fuji Industrial Co Ltd | レンジフード |
JP2006010261A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Sanshin Kinzoku Kogyo Kk | 卓上フード |
KR100740286B1 (ko) | 2006-04-03 | 2007-07-18 | 최진선 | 흄후드의 도어 개폐장치 |
JP2009186086A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Airtech Japan Ltd | クリーンベンチ |
KR101352500B1 (ko) * | 2012-07-31 | 2014-01-21 | 삼인싸이언스(주) | 흄후드의 도어 개폐장치 |
JP2017006882A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | ヤマト科学株式会社 | 機器封じ込め装置 |
JP2017064607A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 三機工業株式会社 | ドラフトチャンバ |
KR20210036101A (ko) * | 2019-09-25 | 2021-04-02 | 주식회사 신영엘에스티 | 조립식 프레임을 갖는 흄후드 |
KR20220069534A (ko) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | 주식회사 신영엘에스티 | 도어의 자동 닫힘 기능을 갖는 흄후드 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP21027696A patent/JPH1043612A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002219368A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-06 | Okamura Corp | ヒュームフード |
JP2002286268A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Fuji Industrial Co Ltd | レンジフード |
JP2006010261A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Sanshin Kinzoku Kogyo Kk | 卓上フード |
JP4620392B2 (ja) * | 2004-06-28 | 2011-01-26 | 三進金属工業株式会社 | 卓上フード |
KR100740286B1 (ko) | 2006-04-03 | 2007-07-18 | 최진선 | 흄후드의 도어 개폐장치 |
JP2009186086A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Airtech Japan Ltd | クリーンベンチ |
JP4609803B2 (ja) * | 2008-02-06 | 2011-01-12 | 日本エアーテック株式会社 | クリーンベンチ |
KR101352500B1 (ko) * | 2012-07-31 | 2014-01-21 | 삼인싸이언스(주) | 흄후드의 도어 개폐장치 |
JP2017006882A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | ヤマト科学株式会社 | 機器封じ込め装置 |
JP2017064607A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 三機工業株式会社 | ドラフトチャンバ |
KR20210036101A (ko) * | 2019-09-25 | 2021-04-02 | 주식회사 신영엘에스티 | 조립식 프레임을 갖는 흄후드 |
KR20220069534A (ko) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | 주식회사 신영엘에스티 | 도어의 자동 닫힘 기능을 갖는 흄후드 |
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