JPH07267543A - エレベータの戸閉装置 - Google Patents
エレベータの戸閉装置Info
- Publication number
- JPH07267543A JPH07267543A JP5573494A JP5573494A JPH07267543A JP H07267543 A JPH07267543 A JP H07267543A JP 5573494 A JP5573494 A JP 5573494A JP 5573494 A JP5573494 A JP 5573494A JP H07267543 A JPH07267543 A JP H07267543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- wind pressure
- door
- closing
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレベータの戸を閉める速度を風圧によらず
一定に維持することができるエレベータの戸閉装置を得
ることを目的とする。 【構成】 エレベータの戸１、１７を閉めるためのモー
タ１３と、エレベータ乗場の風圧を検出する風圧センサ
１４と、風圧センサ１４の出力信号に基づいて、モータ
１３によりエレベータの戸１、１７を閉める力を変更す
る制御装置１１とを備えた
一定に維持することができるエレベータの戸閉装置を得
ることを目的とする。 【構成】 エレベータの戸１、１７を閉めるためのモー
タ１３と、エレベータ乗場の風圧を検出する風圧センサ
１４と、風圧センサ１４の出力信号に基づいて、モータ
１３によりエレベータの戸１、１７を閉める力を変更す
る制御装置１１とを備えた
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベータの戸閉装
置に関し、特に、風圧が変化してもエレベータの戸閉速
度を一定に維持することができるエレベータの戸閉装置
に関するものである。
置に関し、特に、風圧が変化してもエレベータの戸閉速
度を一定に維持することができるエレベータの戸閉装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来のエレベータの戸閉装置を
示す正面図である。図３において、１はエレベータの戸
を構成する乗場戸、２及び３はエレベータの乗場戸１を
吊り下げるためのハンガープレート、４はハンガープレ
ート２、３にエレベータの乗場戸１を取り付けるための
ボルト、３ａはハンガープレート２、３に回転可能に取
り付けられたハンガーローラ、５はハンガーローラ３ａ
が転がってエレベータの乗場戸１を開閉するレールであ
る。また、３ｂはハンガープレート３に固定されたロー
プ止め、２ａはハンガープレート２に回転可能に取り付
けられ、案内ロープ６が巻き掛けられたロープ滑車であ
り、案内ロープ６は、その一端がロープ止め３ｂにナッ
ト７により固定され、ロープ滑車２ａを介してその他端
が重り８に固定されている。重り８はエレベータの乗場
戸１に固定された案内枠１ａに沿って上下移動可能とさ
れている。なお、エレベータの戸閉装置を構成するモー
タはここでは図示していない（図１参照）。
示す正面図である。図３において、１はエレベータの戸
を構成する乗場戸、２及び３はエレベータの乗場戸１を
吊り下げるためのハンガープレート、４はハンガープレ
ート２、３にエレベータの乗場戸１を取り付けるための
ボルト、３ａはハンガープレート２、３に回転可能に取
り付けられたハンガーローラ、５はハンガーローラ３ａ
が転がってエレベータの乗場戸１を開閉するレールであ
る。また、３ｂはハンガープレート３に固定されたロー
プ止め、２ａはハンガープレート２に回転可能に取り付
けられ、案内ロープ６が巻き掛けられたロープ滑車であ
り、案内ロープ６は、その一端がロープ止め３ｂにナッ
ト７により固定され、ロープ滑車２ａを介してその他端
が重り８に固定されている。重り８はエレベータの乗場
戸１に固定された案内枠１ａに沿って上下移動可能とさ
れている。なお、エレベータの戸閉装置を構成するモー
タはここでは図示していない（図１参照）。
【０００３】以上の構成において、従来のエレベータの
戸閉装置では、重り８が重力によって降下することによ
り、ハンガーローラ３ａがレール５の上を転がることに
より、エレベータの乗場戸１及び図示しないかごの戸を
閉める構成となっている。そして、風圧が大きくなっ
て、エレベータの乗場戸１が押され、閉まりにくくなっ
たときは、重り８の重量を増加させて、乗場戸１を閉め
る力を増大させている。
戸閉装置では、重り８が重力によって降下することによ
り、ハンガーローラ３ａがレール５の上を転がることに
より、エレベータの乗場戸１及び図示しないかごの戸を
閉める構成となっている。そして、風圧が大きくなっ
て、エレベータの乗場戸１が押され、閉まりにくくなっ
たときは、重り８の重量を増加させて、乗場戸１を閉め
る力を増大させている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの戸
閉装置では、風圧が一定であれば有効であるが、例え
ば、風圧の増大により乗場戸１が閉まりにくくなり、重
り８の重量を増加させた後、風圧が一時的に低下したよ
うな場合は、乗場戸１を閉める速度が大きくなり、乗降
客にぶつかると危険である。一方、風圧が増大したよう
な場合には、重り８の重量を増大させるまでは、乗場戸
１を閉める速度が小さくなるという問題点もある。
閉装置では、風圧が一定であれば有効であるが、例え
ば、風圧の増大により乗場戸１が閉まりにくくなり、重
り８の重量を増加させた後、風圧が一時的に低下したよ
うな場合は、乗場戸１を閉める速度が大きくなり、乗降
客にぶつかると危険である。一方、風圧が増大したよう
な場合には、重り８の重量を増大させるまでは、乗場戸
１を閉める速度が小さくなるという問題点もある。
【０００５】この発明は以上の点に鑑み、上記のような
問題点を解消する為になされたもので、乗場戸を含むエ
レベータの戸を閉める速度を風圧によらず一定に維持す
ることができるエレベータの戸閉装置を得ることを目的
としている。
問題点を解消する為になされたもので、乗場戸を含むエ
レベータの戸を閉める速度を風圧によらず一定に維持す
ることができるエレベータの戸閉装置を得ることを目的
としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１に係
るエレベータの戸閉装置は、エレベータの乗場戸を閉め
るための戸閉手段と、エレベータ乗場の風圧を検出する
風圧検出手段と、上記風圧検出手段の出力信号に基づい
て、上記戸閉手段による上記エレベータの乗場戸を閉め
る力を変更する制御手段とを備えたものである。
るエレベータの戸閉装置は、エレベータの乗場戸を閉め
るための戸閉手段と、エレベータ乗場の風圧を検出する
風圧検出手段と、上記風圧検出手段の出力信号に基づい
て、上記戸閉手段による上記エレベータの乗場戸を閉め
る力を変更する制御手段とを備えたものである。
【０００７】
【作用】この発明の請求項１に係るエレベータの戸閉装
置においては、風圧検出手段がエレベータ乗場の風圧を
検出し、検出された風圧の大きさに基づいて、制御手段
が戸閉手段による戸閉力を変更する。
置においては、風圧検出手段がエレベータ乗場の風圧を
検出し、検出された風圧の大きさに基づいて、制御手段
が戸閉手段による戸閉力を変更する。
【０００８】
実施例１．以下、この発明の実施例を図に従って説明す
る。図１はこの発明の実施例を示す全体構成図、図２は
信号の流れを示すブロック図である。これらの図におい
て、図３と同一符号は図３と同一対象を示している。そ
して、図中１６はかご、１３はかご１６の上に設けら
れ、戸閉手段を構成するエレベータ戸の開閉用モータ、
１７はかごの戸であり、乗場戸１とかごの戸１７は、周
知のように係合し、連動して開閉するように構成されて
いる。
る。図１はこの発明の実施例を示す全体構成図、図２は
信号の流れを示すブロック図である。これらの図におい
て、図３と同一符号は図３と同一対象を示している。そ
して、図中１６はかご、１３はかご１６の上に設けら
れ、戸閉手段を構成するエレベータ戸の開閉用モータ、
１７はかごの戸であり、乗場戸１とかごの戸１７は、周
知のように係合し、連動して開閉するように構成されて
いる。
【０００９】また１４は風圧検出手段を構成する風圧セ
ンサであり、この風圧センサ１４は屋外２１に面する乗
場の適所に設けられている。そして、１０はエレベータ
の機械室であり、この機械室１０には制御手段を構成す
る制御装置１１が設けられ、この制御装置１１内には演
算装置１２が設けられている。
ンサであり、この風圧センサ１４は屋外２１に面する乗
場の適所に設けられている。そして、１０はエレベータ
の機械室であり、この機械室１０には制御手段を構成す
る制御装置１１が設けられ、この制御装置１１内には演
算装置１２が設けられている。
【００１０】この演算装置１２は風圧センサ１４に接続
され、風圧センサ１４からの風圧検出信号が入力され
る。また、演算装置１２は制御ケーブル１５を介してモ
ータ１３に接続され、モータ１３によるエレベータ戸の
戸閉力を変更する。なお、図中１８はエレベータの機械
室１０内に設けられた巻上機の綱車、１９はそらせ車、
２０はつり合いおもりである。
され、風圧センサ１４からの風圧検出信号が入力され
る。また、演算装置１２は制御ケーブル１５を介してモ
ータ１３に接続され、モータ１３によるエレベータ戸の
戸閉力を変更する。なお、図中１８はエレベータの機械
室１０内に設けられた巻上機の綱車、１９はそらせ車、
２０はつり合いおもりである。
【００１１】以下に、この実施例の動作について説明す
る。演算装置１２は風圧センサ１４の風圧検出信号に基
づいて、風圧を数値化する。この数値化は図２に示した
演算装置１２の変換部１２ａによってなされる。そして
数値化された風圧が一定値以上になったとき、演算装置
１２の演算部１２ｂはその風圧に応じた駆動信号をモー
タ１３に出力して、モータ１３の駆動力（トルク）を増
大させ、エレベータ戸であるかごの戸１７及び乗場戸１
の戸閉力を増大させて、その戸閉速度を風圧によらずほ
ぼ一定に維持させる。
る。演算装置１２は風圧センサ１４の風圧検出信号に基
づいて、風圧を数値化する。この数値化は図２に示した
演算装置１２の変換部１２ａによってなされる。そして
数値化された風圧が一定値以上になったとき、演算装置
１２の演算部１２ｂはその風圧に応じた駆動信号をモー
タ１３に出力して、モータ１３の駆動力（トルク）を増
大させ、エレベータ戸であるかごの戸１７及び乗場戸１
の戸閉力を増大させて、その戸閉速度を風圧によらずほ
ぼ一定に維持させる。
【００１２】なお、この実施例では風圧が一定値以上に
なると、モータ１３の駆動力を増大させるようにした
が、風圧に応じて連続的にモータ１３の駆動力を変化さ
せるようにしてもよい。
なると、モータ１３の駆動力を増大させるようにした
が、風圧に応じて連続的にモータ１３の駆動力を変化さ
せるようにしてもよい。
【００１３】
【発明の効果】この発明の請求項１に係るエレベータの
戸閉装置は、エレベータの乗場戸を閉めるための戸閉手
段と、エレベータ乗場の風圧を検出する風圧検出手段
と、上記風圧検出手段の出力信号に基づいて、上記戸閉
手段による上記エレベータの乗場戸を閉める力を変更す
る制御手段とを備えたため、風圧が変化してもエレベー
タ戸の戸閉速度を一定に維持することができ、もって、
乗降時の安全性を高めることができるという効果を奏す
る。
戸閉装置は、エレベータの乗場戸を閉めるための戸閉手
段と、エレベータ乗場の風圧を検出する風圧検出手段
と、上記風圧検出手段の出力信号に基づいて、上記戸閉
手段による上記エレベータの乗場戸を閉める力を変更す
る制御手段とを備えたため、風圧が変化してもエレベー
タ戸の戸閉速度を一定に維持することができ、もって、
乗降時の安全性を高めることができるという効果を奏す
る。
【図１】この発明の実施例を示す全体構成図である。
【図２】この発明の実施例における信号の流れを示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図３】従来のエレベータの戸閉装置を示す図である。
１ 乗場戸 １１ 制御装置 １２ 演算装置 １３ 開閉用モータ １４ 風圧センサ １６ かご １７ かごの戸
Claims (1)
- 【請求項１】 エレベータの戸を閉めるための戸閉手段
と、 エレベータ乗場の風圧を検出する風圧検出手段と、 上記風圧検出手段の出力信号に基づいて、上記戸閉手段
により上記エレベータの戸を閉める力を変更する制御手
段と、 を備えたことを特徴とするエレベータの戸閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5573494A JPH07267543A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | エレベータの戸閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5573494A JPH07267543A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | エレベータの戸閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07267543A true JPH07267543A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13007093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5573494A Pending JPH07267543A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | エレベータの戸閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07267543A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20070276586A1 (en) * | 2006-05-25 | 2007-11-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of setting a navigation terminal for a destination and an apparatus therefor |
| JP2009012961A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータードア制御装置及びエレベータードア制御方法及びプログラム |
| CN104891314A (zh) * | 2014-03-07 | 2015-09-09 | 东芝电梯株式会社 | 电梯的门控制机构以及电梯的门控制方法 |
| CN105645237A (zh) * | 2016-03-15 | 2016-06-08 | 深圳市海浦蒙特科技有限公司 | 电梯门机的控制方法和系统 |
| CN109095337A (zh) * | 2018-10-31 | 2018-12-28 | 日立电梯（中国）有限公司 | 电梯监控系统、电梯门及其抗风压方法和抗风压装置 |
| CN109520662A (zh) * | 2019-01-07 | 2019-03-26 | 滨州市特种设备检验研究所 | 电梯轿厢门风阻关门力测试装置及测量方法 |
| US11339026B2 (en) | 2017-11-28 | 2022-05-24 | Otis Elevator Company | System for processing pressure sensor data |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP5573494A patent/JPH07267543A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20070276586A1 (en) * | 2006-05-25 | 2007-11-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of setting a navigation terminal for a destination and an apparatus therefor |
| JP2009012961A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータードア制御装置及びエレベータードア制御方法及びプログラム |
| CN104891314A (zh) * | 2014-03-07 | 2015-09-09 | 东芝电梯株式会社 | 电梯的门控制机构以及电梯的门控制方法 |
| CN105645237A (zh) * | 2016-03-15 | 2016-06-08 | 深圳市海浦蒙特科技有限公司 | 电梯门机的控制方法和系统 |
| US11339026B2 (en) | 2017-11-28 | 2022-05-24 | Otis Elevator Company | System for processing pressure sensor data |
| CN109095337A (zh) * | 2018-10-31 | 2018-12-28 | 日立电梯（中国）有限公司 | 电梯监控系统、电梯门及其抗风压方法和抗风压装置 |
| CN109520662A (zh) * | 2019-01-07 | 2019-03-26 | 滨州市特种设备检验研究所 | 电梯轿厢门风阻关门力测试装置及测量方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4742891A (en) | Elevator system | |
| US10179718B2 (en) | Elevator car overload monitoring to prevent starting | |
| JP5571130B2 (ja) | エレベータ装置 | |
| CN109179134A (zh) | 结合广告及电梯防坠提示的装置 | |
| JPH07267543A (ja) | エレベータの戸閉装置 | |
| JPS6055436B2 (ja) | エレベ−タの巻上装置 | |
| CN117023321B (zh) | 一种具有主机防倾倒结构的主动安全监测控制电梯 | |
| CN106672756A (zh) | 智能家用电梯 | |
| WO2015008345A1 (ja) | エレベータ装置 | |
| JPH05186171A (ja) | エレベータ | |
| JP2014114157A (ja) | エレベータの制御装置 | |
| CN207467944U (zh) | 一种防轿厢意外移动保护装置及电梯系统 | |
| CN214828226U (zh) | 一种安全型电梯轿厢 | |
| JP2002060157A (ja) | エレベータの調速機 | |
| JPH08198542A (ja) | 制動力調節装置付エレベーター | |
| CN112027869A (zh) | 一种重锤式电梯层门自闭装置及其方法 | |
| JP2504275B2 (ja) | エレベ―タの扉装置 | |
| JPH0412067Y2 (ja) | ||
| CN112225046B (zh) | 电梯曳引机与电梯门电机按逻辑指令协调运行方法 | |
| JP4123796B2 (ja) | 駆動装置 | |
| JPH07206309A (ja) | エレベータのガバナ誤動作防止装置 | |
| JPS61235385A (ja) | エレベ−タ装置 | |
| JP2599607Y2 (ja) | 二段ゲート用開閉装置 | |
| KR20170011241A (ko) | 엘리베이터 이중브레이크의 제동력 검증 방법 | |
| CN107572339A (zh) | 一种防轿厢意外移动保护装置及电梯系统 |