JPH1043527A - フィルタ - Google Patents

フィルタ

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JPH1043527A
JPH1043527A JP9073016A JP7301697A JPH1043527A JP H1043527 A JPH1043527 A JP H1043527A JP 9073016 A JP9073016 A JP 9073016A JP 7301697 A JP7301697 A JP 7301697A JP H1043527 A JPH1043527 A JP H1043527A
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activated carbon
sodium
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sodium thiosulfate
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貞彦 若葉
Kozo Hayashi
浩三 林
Kenji Okuyama
健二 奥山
Yasuo Shiba
保夫 芝
Takahiro Miyata
▲隆▼弘 宮田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窒素系物質を除去して空気を清浄化すること
ができるフィルタを提供する。 【解決手段】 空気清浄用に用いられるフィルタに関す
る。担体1に窒素系物質除去用の薬剤を担持させてフィ
ルタを形成する。空気中の窒素系物質が担体1に接触す
ると、窒素系物質除去用の薬剤と反応して分解され、窒
素系物質を除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内や屋外に設置
される空気清浄器などに組み込んで使用されるフィルタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気清浄器などに組み込んで使用される
空気清浄用のフィルタとして、アルカリ添着活性炭等の
活性炭が従来から使用されている。すなわち、活性炭の
粒子を不織布の間にサンドイッチしたり、あるいは不織
布の繊維に活性炭の粒子を保持させたりしてフィルタを
作製することができるものであり、このフィルタに空気
を通過させる際に、空気中の不純ガスを活性炭に吸着さ
せて除去することによって、空気を清浄化するようにし
ているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、屋内や屋外の
空気中には、自動車等の排ガス、煙草の煙、トイレなど
を発生源として、NOやNO2 のような窒素酸化物(N
x )、ニコチン、アンモニア、メチルアミン、トリメ
チルアミンのような有機窒素化合物などの窒素系物質の
ガスが含まれているが、活性炭ではこれらの窒素系物質
を吸着除去する効果が不十分であるという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、窒素系物質を除去して空気を清浄化することがで
きるフィルタを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフィルタ
は、空気清浄用に用いられるフィルタに関するものであ
り、担体に窒素系物質除去用の薬剤を担持させて形成し
て成ることを特徴とするものである。また請求項2の発
明は、上記の窒素系物質除去用の薬剤として、硫酸第一
鉄、酢酸ナトリウム、EDTA・2K、チオ硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸ナトリウム、尿素、炭酸ナトリウム、硫酸
ナトリウムから選ばれるものを用いることを特徴とする
ものである。
【0006】また請求項3の発明は、担体として、活性
炭、ケイ酸カルシウム、ゼオライト、セルロース、シリ
カゲル、イオン交換樹脂から選ばれるものを用いること
を特徴とするものである。また請求項4の発明は、上記
の担体に窒素系物質除去用の薬剤と共にアルカリ性pH
調整剤を担持させて成ることを特徴とするものである。
【0007】また請求項5の発明は、上記の担体に窒素
系物質除去用の薬剤と共に保湿剤を担持させて成ること
を特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明において担体は窒素系物質除去用の薬剤を
保持するために使用されるものであり、担体の種類は特
に限定されないが、担体自体も窒素系物質のガスを吸着
する性能を有するものが好ましく、例えば活性炭、ケイ
酸カルシウム、ゼオライト、セルロース、シリカゲル、
イオン交換樹脂などを用いることができる。
【0009】また担体の形態は、粒状(粉状)、繊維
状、ハニカム状、シート状などに形成することができ
る。粒状の場合は、空気が通過できる容器内に充填した
り、不織布等の繊維布間に挟み込んだり、不織布等の繊
維に添着させたりして使用することができる。繊維状や
ハニカム状の場合には空気を通過させることが容易であ
るのでそのまま使用することができる。また空気を通過
させないシート状の場合は、空気がその表面に接触する
ことによって空気の浄化を行なうことができる。
【0010】上記の担体に窒素系物質除去用の薬剤を担
持させることによって、本発明に係るフィルタを形成す
ることができる。本発明は窒素系物質除去用の薬剤の選
定にも特徴を有するものであり、硫酸第一鉄、酢酸ナト
リウム、EDTA・2K(エチレンジアミン四酢酸二カ
リウム)、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、尿
素、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウムから選ばれるもの
を用いるものである。これらは一種単独で用いる他に、
酢酸ナトリウムと硫酸第一鉄、チオ硫酸ナトリウムと亜
硫酸ナトリウムのように、2種以上を混合して用いるこ
ともできる。
【0011】これらの窒素系物質除去用の薬剤は、アン
モニア、メチルアミン、トリエチルアミン、ニコチンな
どの有機窒素化合物の他に、NOやNO2 のような窒素
酸化物を除去する性能も有するが、上記に列挙する窒素
系物質除去用の薬剤の中でも、硫酸第一鉄、チオ硫酸ナ
トリウム、尿素、炭酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム
と亜硫酸ナトリウムの併用薬剤は窒素酸化物を除去する
効果が特に高く、これらは窒素系物質のなかでも窒素酸
化物を特に除去する窒素酸化物除去用の薬剤として用い
ることができる。
【0012】担体に窒素系物質除去用の薬剤を担持させ
るにあたっては、例えば薬剤の水溶液を担体に含浸させ
て乾燥することによって、担体に薬剤を付着させるよう
にして行なうことができる。担体への窒素系物質除去用
の薬剤の担持量(付着量)は特に制限されるものではな
いが、担体100重量部に対して窒素系物質除去用薬剤
0.1〜75重量部程度の範囲が一般的である。
【0013】上記のように担体に窒素系物質除去用の薬
剤を担持させることによってフィルタあるいはその構成
材料を形成することができるが、担体にさらにアルカリ
性pH調整剤を担持させるようにするのが好ましい。ア
ルカリ性pH調整剤としては、特に限定されるものでな
いが、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどを用いる
ことができる。また担体へのアルカリ性pH調整剤の担
持量(付着量)は、担体100重量部に対して100重
量部以下であることが好ましい。下限は特に設定される
ものではないが、アルカリ性pH調整剤を用いることに
よる効果を十分に得るには、担体100重量部に対して
アルカリ性pH調整剤を1.5重量部以上担持させるの
が好ましい。
【0014】また、担体に保湿剤を担持させるようにす
るのが好ましい。保湿剤としては、特に限定されるもの
でないが、エチレングリコールやグリセリンなどの多価
アルコールを用いることができる。また担体への保湿剤
の担持量(付着量)は、担体100重量部に対して10
0重量部以下であることが好ましい。下限は特に設定さ
れるものではないが、保湿剤を用いることによる効果を
十分に得るには、担体100重量部に対して保湿剤を1
0重量部以上担持させるのが好ましい。
【0015】次に上記のようにして作製されるフィルタ
による窒素系物質除去の機構を簡単に説明する。例えば
図1(a)のように活性炭等の担体1に窒素系物質除去
用薬剤としてチオ硫酸ナトリム(Na2 2 3 )を担
持させておく場合、空気中のNO2 等の窒素系物質のガ
スが担体1に作用すると、このNO2 はNa2 2 3
と反応し、還元されてN2 となる。このようにNO2
分解して生じたN2 は図1(b)のように空気中に放出
される。
【0016】このようにして空気中の窒素系物質を除去
することができるのであるが、窒素系物質のなかでも窒
素酸化物は酸性であるために、既述のようにアルカリ性
pH調整剤を併用することによって、窒素酸化物の反応
を促進して除去の効率を高めることができる。例えばア
ルカリ性pH調整剤として水酸化ナトリウム(NaO
H)を用いる場合、次の反応式に示すようにNO2 はN
2 2 3 及びNaOHと反応してN2 になり、Na
OHの存在でNO2 の反応を促進して除去の効率を高め
ることができるものである。
【0017】2NO2 +Na2 2 3 +2NaOH→
2Na2 SO4 +N2 +H2 O また、担体1に保湿剤2を担持させると、担体1の表面
は図1のように保湿剤2で被覆され、この保湿剤2に吸
収された水分で担体1を覆うようにすることができる。
このように担体1の表面が水分で覆われていると、窒素
系物質は水分に溶解して担体1に吸着され易くなり、担
体1に担持された窒素系物質除去用薬剤との反応が容易
に生じて、窒素系物質の除去の効率を高めることができ
るものである。
【0018】
【実施例】以下本発明を実施例によって具体的に説明す
る。尚、以下特にことわらない場合を除き、%、部はそ
れぞれ重量%、重量部である。 (実施例1)平均粒径2mmの造粒活性炭(クラレケミ
カル社製「2GS」)に硫酸第一鉄水溶液(17%濃
度)を含浸させて乾燥することによって、造粒活性炭に
対して10%の付着量で硫酸第一鉄を造粒活性炭に担持
させ、そしてこの薬剤を担持する造粒活性炭によってフ
ィルタを作製した。図2はフィルタFの構造を示すもの
であり、不織布によってリング状に形成したスペーサ5
の両面に不織布シート6,6を接着し、この不織布シー
ト6,6間に薬剤を担持する活性炭からなる担体1を厚
み10mm×直径150mmでサンドイッチすることに
よって、不織布間に担体1を保持した形態にフィルタF
を作製することができる。
【0019】(実施例2〜8)酢酸ナトリウム水溶液
(17%濃度)、EDTA・2K水溶液(17%濃
度)、チオ硫酸ナトリウム水溶液(17%濃度)、亜硫
酸ナトリウム水溶液(17%濃度)、尿素水溶液(17
%濃度)、炭酸ナトリウム水溶液(17%濃度)、硫酸
ナトリウム水溶液(17%濃度)を用い、これを実施例
1と同じ造粒活性炭に含浸させて乾燥することによっ
て、造粒活性炭に対して10%の付着量で薬剤を造粒活
性炭に担持させた。後はこの薬剤を担持する造粒活性炭
を用い、実施例1と同様にして図2のようなフィルタを
作製した。
【0020】(実施例9)酢酸ナトリウムと硫酸第一鉄
を2:1の重量比で混合した水溶液(15%濃度)を用
い、これを実施例1と同じ造粒活性炭に含浸させて乾燥
することによって、造粒活性炭に対して10%の付着量
で薬剤を造粒活性炭に担持させた。後はこの薬剤を担持
する造粒活性炭を用い、実施例1と同様にして図2のよ
うなフィルタを作製した。
【0021】(実施例10)チオ硫酸ナトリウムと亜硫
酸ナトリウムを1:1の重量比で混合した水溶液(13
%濃度)を用い、これを実施例1と同じ造粒活性炭に含
浸させて乾燥することによって、造粒活性炭に対して1
0%の付着量で薬剤を造粒活性炭に担持させた。後はこ
の薬剤を担持する造粒活性炭を用い、実施例1と同様に
して図2のようなフィルタを作製した。
【0022】(比較例1)実施例1と同じ造粒活性炭
を、薬剤を担持させずにそのまま用い、実施例1と同様
な図2のようなフィルタを作製した。上記のように実施
例1〜10及び比較例1で作製したフィルタについてN
2除去率を測定した。試験は図3に示すような通風管
9の流入口10及び流出口11を両端に設けて形成した
1パス評価装置Aを用いておこなった。すなわち、フィ
ルタFを通風管9内にセットし、NO2 濃度が10pp
mの空気を流入口10から通風管9に空間速度SV=3
5000(h−1)(=風量/フィルタ容量)で供給す
ると共に、この空気をフィルタFを通過させた後に流出
口11から排出する操作を行ない、1時間経過後時点で
流出口11から排出した空気のNO2 濃度を測定し、次
の式からNO2 除去率を算出した。 N02 除去率=(供給空気NO2 濃度−排出空気NO2
濃度)/供給空気NO2 濃度×100 結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1にみられるように、活性炭を単独で用
いるようにした比較例1に比べて、窒素系物質除去用薬
剤を担持させた活性炭を用いるようにした実施例1〜1
0のものは、NO2 除去率が高くなっており、窒素系物
質除去用薬剤を担持させることによる効果が確認され
る。 (実施例11)担体として実施例1と同じ造粒活性炭を
用い、チオ硫酸ナトリウム水溶液(21%濃度)を含浸
させて乾燥することによって、造粒活性炭に対して13
%の付着量でチオ硫酸ナトリウムを造粒活性炭に担持さ
せた。そしてこの薬剤を担持する造粒活性炭を用いて図
2と同様なフィルタを作製した。
【0025】(実施例12)担体として、厚み12m
m、セルの個数200/インチ2 のハニカム形状に成形
した活性炭を用い、これに実施例11と同様にして13
%の付着量でチオ硫酸ナトリウムを付着させ、この薬剤
を担持するハニカム活性炭をフィルタとして使用した。
【0026】(実施例13)担体として、不織布(ポリ
エステル繊維、厚み5mm)に平均粒径0.05mmの
活性炭粉末を付着させたものを用い、これに実施例11
と同様にして13%の付着量でチオ硫酸ナトリウムを付
着させ、この薬剤を担持する活性炭粉末添着不織布をフ
ィルタとして使用した。
【0027】(実施例14)担体として平均粒径2mm
の粒状ケイ酸カルシウムを用い、これに実施例11と同
様にして13%の付着量でチオ硫酸ナトリウムを付着さ
せ、この薬剤を担持する粒状ケイ酸カルシウムを用いて
図2と同様なフィルタを作製した。 (実施例15)担体として平均粒径3mmの粒状セルロ
ース(レンゴー社製「ビスコパール」)を用い、これに
実施例11と同様にして13%の付着量でチオ硫酸ナト
リウムを付着させ、この薬剤を担持する粒状セルロース
を用いて図2と同様なフィルタを作製した。
【0028】(実施例16)担体として平均粒径1mm
のイオン交換樹脂(三菱化学社製「ダイヤイオンP
W」)を用い、これに実施例11と同様にして13%の
付着量でチオ硫酸ナトリウムを付着させ、この薬剤を担
持するイオン交換樹脂を用いて図2と同様なフィルタを
作製した。
【0029】(実施例17)担体として平均粒径2mm
のゼオライトを用い、これに実施例11と同様にして1
3%の付着量でチオ硫酸ナトリウムを付着させ、この薬
剤を担持するゼオライトを用いて図2と同様なフィルタ
を作製した。上記のようにして実施例11〜17で作製
したフィルタについてNO2 除去率を測定した。試験は
供給空気のNO2 濃度を8ppm、空間速度SV=33
5000(h−1)に設定する他は、上記と同様にして
図3の1パス評価装置Aを用いて行なった。結果を表2
に示す。
【0030】
【表2】
【0031】(実施例18)pH調整剤として水酸化ナ
トリウムを用い、チオ硫酸ナトリウム21%、水酸化ナ
トリウム1%の濃度の混合溶液を調製し、この混合溶液
を実施例1と同じ造粒活性炭に含浸させて乾燥すること
によって、造粒活性炭にチオ硫酸ナトリウムと水酸化ナ
トリウムを担持させた。このように造粒活性炭にチオ硫
酸ナトリウムと水酸化ナトリウムを担持させることによ
って重量が17%増加した。この造粒活性炭を用いて図
2と同様なフィルタを作製した。
【0032】(実施例19)pH調整剤として水酸化ナ
トリウムを用い、チオ硫酸ナトリウム16%、水酸化ナ
トリウム5%の濃度の混合溶液を調製し、この混合溶液
を実施例1と同じ造粒活性炭に含浸させて乾燥すること
によって、造粒活性炭にチオ硫酸ナトリウムと水酸化ナ
トリウムを担持させた。このように造粒活性炭にチオ硫
酸ナトリウムと水酸化ナトリウムを担持させることによ
って重量が15%増加した。この造粒活性炭を用いて図
2と同様なフィルタを作製した。
【0033】(実施例20)pH調整剤として水酸化ナ
トリウムを用い、チオ硫酸ナトリウム18%、水酸化ナ
トリウム42%の濃度の混合溶液を調製し、この混合溶
液を実施例1と同じ造粒活性炭に含浸させて乾燥するこ
とによって、造粒活性炭にチオ硫酸ナトリウムと水酸化
ナトリウムを担持させた。このように造粒活性炭にチオ
硫酸ナトリウムと水酸化ナトリウムを担持させることに
よって重量が25%増加した。この造粒活性炭を用いて
図2と同様なフィルタを作製した。
【0034】(実施例21)pH調整剤として水酸化カ
リウムを用い、チオ硫酸ナトリウム23%、水酸化カリ
ウム0.8%の濃度の混合溶液を調製し、この混合溶液
を実施例1と同じ造粒活性炭に含浸させて乾燥すること
によって、造粒活性炭にチオ硫酸ナトリウムと水酸化カ
リウムを担持させた。このように造粒活性炭にチオ硫酸
ナトリウムと水酸化カリウムを担持させることによって
重量が32%増加した。この造粒活性炭を用いて図2と
同様なフィルタを作製した。
【0035】(実施例22)pH調整剤として水酸化カ
リウムを用い、チオ硫酸ナトリウム27%、水酸化カリ
ウム2%の濃度の混合溶液を調製し、この混合溶液を実
施例1と同じ造粒活性炭に含浸させて乾燥することによ
って、造粒活性炭にチオ硫酸ナトリウムと水酸化カリウ
ムを担持させた。このように造粒活性炭にチオ硫酸ナト
リウムと水酸化カリウムを担持させることによって重量
が31%増加した。この造粒活性炭を用いて図2と同様
なフィルタを作製した。
【0036】(実施例23)pH調整剤として水酸化カ
リウムを用い、チオ硫酸ナトリウム17%、水酸化カリ
ウム11%の濃度の混合溶液を調製し、この混合溶液を
実施例1と同じ造粒活性炭に含浸させて乾燥することに
よって、造粒活性炭にチオ硫酸ナトリウムと水酸化カリ
ウムを担持させた。このように造粒活性炭にチオ硫酸ナ
トリウムと水酸化カリウムを担持させることによって重
量が11%増加した。この造粒活性炭を用いて図2と同
様なフィルタを作製した。
【0037】上記のようにして実施例18〜23で作製
したフィルタについてNO2 除去率を測定した。試験は
供給空気のNO2 濃度を15ppm、空間速度SV=2
4000(h−1)に設定する他は、上記と同様にして
図3の1パス評価装置Aを用いて行なった。結果を表3
に示す。
【0038】
【表3】
【0039】表3にみられるように、pH調整剤の濃度
が高くなるに従ってNO2 除去率も向上することが確認
される。 (実施例24)チオ硫酸ナトリウム10:グリセリン5
0:水110の重量比で混合することによって、保湿剤
としてグリセリンを添加したチオ硫酸ナトリウム水溶液
を調製した。そして繊維状活性炭(大阪ガス社製「リノ
ベス」、繊維径10〜20μm)を集合させた繊維シー
ト(厚み2mm)を担体として用い、この水溶液を含浸
させて乾燥することによって、繊維状活性炭の繊維シー
トにチオ硫酸ナトリウムとグリセリンを担持させた。こ
のように繊維状活性炭の繊維シートにチオ硫酸ナトリウ
ムとグリセリンを担持させることによって重量が40%
増加した。このチオ硫酸ナトリウムとグリセリンを担持
する繊維状活性炭の繊維シートをフィルタとして使用し
た。
【0040】(実施例25)酢酸ナトリウム20:グリ
セリン3:水80の重量比で混合することによって、保
湿剤としてグリセリンを添加した酢酸ナトリウム水溶液
を調製した。そしてセルロースパウダー(レンゴー社製
「ビスコパール」、平均粒径3mm)にこの水溶液を含
浸させて乾燥することによって、酢酸ナトリウムとグリ
セリンを担持させた。このようにセルロースパウダーに
酢酸ナトリウムとグリセリンを担持させることによって
重量が45%増加した。このセルロースパウダーを用い
て図2と同様なフィルタを作製した。
【0041】(実施例26)チオ硫酸ナトリウム20:
グリセリン50:水100の重量比で混合することによ
って、保湿剤としてグリセリンを添加したチオ硫酸ナト
リウム水溶液を調製した。そして実施例1と同じ造粒活
性炭にこの水溶液を含浸させて乾燥することによって、
チオ硫酸ナトリウムとグリセリンを担持させた。このよ
うに造粒活性炭にチオ硫酸ナトリウムとグリセリンを担
持させることによって重量が38%増加した。この造粒
活性炭を用いて図2と同様なフィルタを作製した。
【0042】(実施例27)硫酸第一鉄25:エチレン
グリコール60:水180の重量比で混合することによ
って、保湿剤としてエチレングリコールを添加した硫酸
第一鉄水溶液を調製した。そしてケイ酸カルシウムパウ
ダー(平均粒径2mm)にこの水溶液を含浸させて乾燥
することによって、硫酸第一鉄とエチレングリコールを
担持させた。このようにケイ酸カルシウムパウダーに硫
酸第一鉄とエチレングリコールを担持させることによっ
て重量が59%増加した。このケイ酸カルシウムパウダ
ーを用いて図2と同様なフィルタを作製した。
【0043】(実施例28)チオ硫酸ナトリウム18:
エチレングリコール8:水40の重量比で混合すること
によって、保湿剤としてエチレングリコールを添加した
チオ硫酸ナトリウム水溶液を調製した。そして実施例1
2と同じハニカム活性炭を担体として用い、この水溶液
を含浸させて乾燥することによって、チオ硫酸ナトリウ
ムとエチレングリコールを担持させた。このようにハニ
カム活性炭にチオ硫酸ナトリウムとエチレングリコール
を担持させることによって重量が42%増加した。この
チオ硫酸ナトリウムとエチレングリコールを担持するハ
ニカム活性炭をフィルタとして使用した。
【0044】(実施例29)亜硫酸ナトリウム10:グ
リセリン43:水100の重量比で混合することによっ
て、保湿剤としてグリセリンを添加した亜硫酸ナトリウ
ム水溶液を調製した。そして実施例25と同じセルロー
スパウダーにこの水溶液を含浸させて乾燥することによ
って、亜硫酸ナトリウムとグリセリンを担持させた。こ
のようにセルロースパウダーに亜硫酸ナトリウムとグリ
セリンを担持させることによって重量が62%増加し
た。このセルロースパウダーを用いて図2と同様なフィ
ルタを作製した。
【0045】(実施例30)EDTA・2カリウム1
0:グリセリン43:水100の重量比で混合すること
によって、保湿剤としてグリセリンを添加したEDTA
・2カリウム水溶液を調製した。そして実施例25と同
じセルロースパウダーにこの水溶液を含浸させて乾燥す
ることによって、EDTA・2カリウムとグリセリンを
担持させた。このようにセルロースパウダーにEDTA
・2カリウムとグリセリンを担持させることによって重
量が61%増加した。このセルロースパウダーを用いて
図2と同様なフィルタを作製した。
【0046】(実施例31)チオ硫酸ナトリウム45:
グリセリン45:水100の重量比で混合することによ
って、保湿剤としてグリセリンを添加したチオ硫酸ナト
リウム水溶液を調製した。そして実施例12と同じハニ
カム活性炭を担体として用い、この水溶液を含浸させて
乾燥することによって、チオ硫酸ナトリウムとグリセリ
ンを担持させた。このようにハニカム活性炭にチオ硫酸
ナトリウムとグリセリンを担持させることによって重量
が43%増加した。このチオ硫酸ナトリウムとグリセリ
ンを担持するハニカム活性炭をフィルタとして使用し
た。
【0047】(実施例32)チオ硫酸ナトリウム10:
亜硫酸ナトリウム8:グリセリン45:水190の重量
比で混合することによって、保湿剤としてグリセリンを
添加したチオ硫酸ナトリウム/亜硫酸ナトリウム水溶液
を調製した。そして実施例1と同じ造粒活性炭にこの水
溶液を含浸させて乾燥することによって、チオ硫酸ナト
リウム/亜硫酸ナトリウムとグリセリンを担持させた。
このように造粒活性炭にチオ硫酸ナトリウム/亜硫酸ナ
トリウムとグリセリンを担持させることによって重量が
38%増加した。この造粒活性炭を用いて図2と同様な
フィルタを作製した。
【0048】(実施例33)酢酸ナトリウム20:硫酸
第一鉄15:グリセリン35:水80の重量比で混合す
ることによって、保湿剤としてグリセリンを添加した酢
酸ナトリウム/硫酸第一鉄水溶液を調製した。そして実
施例17と同じゼオライトにこの水溶液を含浸させて乾
燥することによって、酢酸ナトリウム/硫酸第一鉄とグ
リセリンを担持させた。このようにゼオライトに酢酸ナ
トリウム/硫酸第一鉄とグリセリンを担持させることに
よって重量が32%増加した。このゼオライトを用いて
図2と同様なフィルタを作製した。
【0049】(実施例34)酢酸ナトリウム20:ED
TA・2カリウム18:グリセリン3:水80の重量比
で混合することによって、保湿剤としてグリセリンを添
加した酢酸ナトリウム/EDTA・2カリウム水溶液を
調製した。そして実施例24と同じ繊維状活性炭の繊維
シートにこの水溶液を含浸させて乾燥することによっ
て、酢酸ナトリウム/EDTA・2カリウムとグリセリ
ンを担持させた。このように繊維状活性炭の繊維シート
に酢酸ナトリウム/EDTA・2カリウムとグリセリン
を担持させることによって重量が31%増加した。この
酢酸ナトリウム/EDTA・2カリウムとグリセリンを
担持する繊維状活性炭の繊維シートをフィルタとして使
用した。
【0050】(実施例35)硫酸ナトリウム9:尿素1
6:エチレングリコール60:水150の重量比で混合
することによって、保湿剤としてエチレングリコールを
添加した硫酸ナトリウム/尿素水溶液を調製した。そし
て実施例16と同じイオン交換樹脂にこの水溶液を含浸
させて乾燥することによって、硫酸ナトリウム/尿素と
エチレングリコールを担持させた。このようにイオン交
換樹脂に硫酸ナトリウム/尿素とエチレングリコールを
担持させることによって重量が19%増加した。このイ
オン交換樹脂を用いて図2と同様なフィルタを作製し
た。
【0051】(実施例36)炭酸ナトリウム59:チオ
硫酸ナトリウム45:エチレングリコール60:水12
0の重量比で混合することによって、保湿剤としてエチ
レングリコールを添加した炭酸ナトリウム/チオ硫酸ナ
トリウム水溶液を調製した。そして実施例17と同じゼ
オライトにこの水溶液を含浸させて乾燥することによっ
て、炭酸ナトリウム/チオ硫酸ナトリウムとエチレング
リコールを担持させた。このようにゼオライトに炭酸ナ
トリウム/チオ硫酸ナトリウムとエチレングリコールを
担持させることによって重量が27%増加した。このゼ
オライトを用いて図2と同様なフィルタを作製した。
【0052】上記のようにして実施例24〜36で作製
したフィルタについてNO2 除去率を測定した。試験は
供給空気のNO2 濃度を20ppm、空間速度SV=2
7000(h−1)に設定する他は、上記と同様にして
図3の1パス評価装置Aを用いて行なった。結果を表4
に示す。
【0053】
【表4】
【0054】表4のNO2 除去率の数値にみられるよう
に、保湿剤を担持させることによって窒素系物質の除去
性能が大きく向上することが確認される。
【0055】
【発明の効果】上記のように本発明は、空気清浄用に用
いられるフィルタを、担体に窒素系物質除去用の薬剤を
担持させて形成するようにしたので、空気中の窒素系物
質が担体に接触すると、担体に担持されている窒素系物
質除去用の薬剤と反応して窒素系物質を分解することが
でき、窒素系物質を除去して空気を清浄化することがで
きるものである。
【0056】請求項2の発明は、上記の窒素系物質除去
用の薬剤として、硫酸第一鉄、酢酸ナトリウム、EDT
A・2K、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、尿
素、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウムから選ばれるもの
を用いるようにしたので、これらは窒素系物質と容易に
反応して窒素系物質を分解することができ、高い性能で
窒素系物質を除去することができるものである。
【0057】請求項3の発明は、担体として、活性炭、
ケイ酸カルシウム、ゼオライト、セルロース、シリカゲ
ル、イオン交換樹脂から選ばれるものを用いるようにし
たので、担体自体が窒素系物質を吸着する性能を有し、
窒素系物質の除去の効率を高めることができるものであ
る。請求項4の発明は、上記の担体に窒素系物質除去用
の薬剤と共にアルカリ性pH調整剤を担持させるように
したので、アルカリ性pH調整剤によって酸性の窒素系
物質の分解反応を促進することができ、この窒素系物質
の除去の効率を高めることができるものである。
【0058】請求項5の発明は、上記の担体に窒素系物
質除去用の薬剤と共に保湿剤を担持させるようにしたの
で、担体の表面を保湿剤に吸収された水分で覆うように
することができ、窒素系物質は担体に吸着され易くなる
と共に窒素系物質除去用薬剤との反応が容易に生じるも
のであり、窒素系物質の除去の効率を高めることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は窒素系物質の除去のメカニズム
を説明する概略図である。
【図2】フィルタの一例を示す一部切欠斜視図である。
【図3】NO2 除去率の測定に用いる1パス評価装置の
概略図である。
【符号の説明】
1 担体 2 保湿剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝 保夫 兵庫県西宮市西宮浜4丁目2番10 松下電 工化研株式会社内 (72)発明者 宮田 ▲隆▼弘 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気清浄用に用いられるフィルタにおい
    て、窒素系物質除去用の薬剤を担持させた担体で形成し
    て成ることを特徴とするフィルタ。
  2. 【請求項2】 窒素系物資除去用の薬剤として、硫酸第
    一鉄、酢酸ナトリウム、EDTA・2K、チオ硫酸ナト
    リウム、亜硫酸ナトリウム、尿素、炭酸ナトリウム、硫
    酸ナトリウムから選ばれるものを用いることを特徴とす
    る請求項1に記載のフィルタ。
  3. 【請求項3】 担体として、活性炭、ケイ酸カルシウ
    ム、ゼオライト、セルロース、シリカゲル、イオン交換
    樹脂から選ばれるものを用いることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のフィルタ。
  4. 【請求項4】 担体に窒素系物質除去用の薬剤と共にア
    ルカリ性pH調整剤を担持させて成ることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載のフィルタ。
  5. 【請求項5】 担体に窒素系物質除去用の薬剤と共に保
    湿剤を担持させて成ることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載のフィルタ。
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