JPH0716421A - フィルタユニット - Google Patents
フィルタユニットInfo
- Publication number
- JPH0716421A JPH0716421A JP5163536A JP16353693A JPH0716421A JP H0716421 A JPH0716421 A JP H0716421A JP 5163536 A JP5163536 A JP 5163536A JP 16353693 A JP16353693 A JP 16353693A JP H0716421 A JPH0716421 A JP H0716421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- gas
- gas adsorbent
- filter unit
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧力損失を従来より低減することができるフ
ィルタユニットを提供すること。 【構成】 空気の流路に於ける上流側から順に粗塵フィ
ルタ3、ガス吸着剤フィルタ、浮遊粉塵除去用フィルタ
2を具備するフィルタユニットに於いて、前記ガス吸着
剤フィルタは、連続気泡を有する合成樹脂発泡体1から
成るとともに、通過する空気中のガス成分を吸着させる
ためのガス吸着剤が担持されたことを特徴とする。
ィルタユニットを提供すること。 【構成】 空気の流路に於ける上流側から順に粗塵フィ
ルタ3、ガス吸着剤フィルタ、浮遊粉塵除去用フィルタ
2を具備するフィルタユニットに於いて、前記ガス吸着
剤フィルタは、連続気泡を有する合成樹脂発泡体1から
成るとともに、通過する空気中のガス成分を吸着させる
ためのガス吸着剤が担持されたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルタユニットに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すようなフィルタユニッ
トが知られている。このフィルタユニットは例えば美術
館や博物館などの文化財保護施設の循環空調、動物舎、
下水処理施設、下水処理場、ゴミ収集所などの排気の清
浄化、厨房、病院などや各種のビル等への導入外気の清
浄化及び循環空調に用いられる。
トが知られている。このフィルタユニットは例えば美術
館や博物館などの文化財保護施設の循環空調、動物舎、
下水処理施設、下水処理場、ゴミ収集所などの排気の清
浄化、厨房、病院などや各種のビル等への導入外気の清
浄化及び循環空調に用いられる。
【0003】このフィルタユニットは空気の流路に於け
る上流側から順に粗塵フィルタ3、ガス吸着剤フィルタ
10、浮遊粉塵除去用フィルタ2を具備する。なお、4
は点検口である。そして、先ず粗塵フィルタ3により一
定以上の粉塵を粗く除去し、次いでガス吸着剤フィルタ
10で空気中のガス成分を除去し、更に浮遊粉塵除去用
フィルタ2により一定粒径以上の浮遊粉塵を除去した空
気を供給する。
る上流側から順に粗塵フィルタ3、ガス吸着剤フィルタ
10、浮遊粉塵除去用フィルタ2を具備する。なお、4
は点検口である。そして、先ず粗塵フィルタ3により一
定以上の粉塵を粗く除去し、次いでガス吸着剤フィルタ
10で空気中のガス成分を除去し、更に浮遊粉塵除去用
フィルタ2により一定粒径以上の浮遊粉塵を除去した空
気を供給する。
【0004】空気中のガス成分を除去したいのは、例え
ば文化財保護施設などでは外気中の酸性ガス(窒素酸化
物NOX や硫黄酸化物SOX 等)や建物内のコンクリー
トから発生するアルカリ性ガスによる美術品等の劣化を
阻止し、動物舎等では舎屋内の悪臭の拡散防止のため脱
臭して大気中へ排気し、各種ビル等においては室内や導
入外気の清浄化を図りたいからである。
ば文化財保護施設などでは外気中の酸性ガス(窒素酸化
物NOX や硫黄酸化物SOX 等)や建物内のコンクリー
トから発生するアルカリ性ガスによる美術品等の劣化を
阻止し、動物舎等では舎屋内の悪臭の拡散防止のため脱
臭して大気中へ排気し、各種ビル等においては室内や導
入外気の清浄化を図りたいからである。
【0005】前記ガス吸着剤フィルタ10はガス吸着剤
の充填槽より成りここに空気を通過せしめるが、前記ガ
ス吸着剤の充填槽は圧力損失が大きい。一方、フィルタ
ユニットとしてはランニングコスト等の観点からも圧力
損失をできるだけ低減したいという要望がある。
の充填槽より成りここに空気を通過せしめるが、前記ガ
ス吸着剤の充填槽は圧力損失が大きい。一方、フィルタ
ユニットとしてはランニングコスト等の観点からも圧力
損失をできるだけ低減したいという要望がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は圧
力損失を従来より低減することができるフィルタユニッ
トを提供することを課題とする。
力損失を従来より低減することができるフィルタユニッ
トを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。この
発明のフィルタユニットは、空気の流路に於ける上流側
から順に粗塵フィルタ3、ガス吸着剤フィルタ、浮遊粉
塵除去用フィルタ2を具備するフィルタユニットに於い
て、前記ガス吸着剤フィルタは、連続気泡を有する合成
樹脂発泡体1から成るとともに、通過する空気中のガス
成分を吸着させるためのガス吸着剤が担持されたことを
特徴とする。
この発明では次のような技術的手段を講じている。この
発明のフィルタユニットは、空気の流路に於ける上流側
から順に粗塵フィルタ3、ガス吸着剤フィルタ、浮遊粉
塵除去用フィルタ2を具備するフィルタユニットに於い
て、前記ガス吸着剤フィルタは、連続気泡を有する合成
樹脂発泡体1から成るとともに、通過する空気中のガス
成分を吸着させるためのガス吸着剤が担持されたことを
特徴とする。
【0008】また、前記ガス吸着剤は粒状活性炭である
とともに水酸化カリウムが添着されていることとしても
よい。また、前記ガス吸着剤は粒状活性炭であるととも
に燐酸が添着されていることとしてもよい。
とともに水酸化カリウムが添着されていることとしても
よい。また、前記ガス吸着剤は粒状活性炭であるととも
に燐酸が添着されていることとしてもよい。
【0009】
【作用】上記の手段を採用した結果、この発明は以下の
ような作用を有する。この発明のフィルタユニットは、
通過する空気中のガス成分を除去するためのガス吸着剤
フィルタとしてガス吸着剤の充填槽を用いずに、連続気
泡を有し通過する空気中のガス成分を吸着させるための
ガス吸着剤が担持された合成樹脂発泡体1を採用した。
ような作用を有する。この発明のフィルタユニットは、
通過する空気中のガス成分を除去するためのガス吸着剤
フィルタとしてガス吸着剤の充填槽を用いずに、連続気
泡を有し通過する空気中のガス成分を吸着させるための
ガス吸着剤が担持された合成樹脂発泡体1を採用した。
【0010】したがって、合成樹脂発泡体1の上流側の
粗塵フィルタ3で粗塵を、ガス吸着剤が担持された合成
樹脂発泡体1で空気中のガス成分を、その下流側の浮遊
微粒子除去用フィルタ2で浮遊粉塵を除去できるととも
に、ガス吸着剤フィルタを形成する合成樹脂発泡体1は
連続気泡を有するので従来のガス吸着剤の充填槽よりも
圧力損失が低い。
粗塵フィルタ3で粗塵を、ガス吸着剤が担持された合成
樹脂発泡体1で空気中のガス成分を、その下流側の浮遊
微粒子除去用フィルタ2で浮遊粉塵を除去できるととも
に、ガス吸着剤フィルタを形成する合成樹脂発泡体1は
連続気泡を有するので従来のガス吸着剤の充填槽よりも
圧力損失が低い。
【0011】上記のものは有機系のガスの吸着能を有す
るが、前記ガス吸着剤が粒状活性炭であるとともに水酸
化カリウムが添着されていることとすると、無機の酸性
ガスを吸着させることができる。一方、前記ガス吸着剤
が粒状活性炭であるとともに燐酸が添着されていること
とすると、無機のアルカリ性ガスを吸着させることがで
きる。
るが、前記ガス吸着剤が粒状活性炭であるとともに水酸
化カリウムが添着されていることとすると、無機の酸性
ガスを吸着させることができる。一方、前記ガス吸着剤
が粒状活性炭であるとともに燐酸が添着されていること
とすると、無機のアルカリ性ガスを吸着させることがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面を参照して説明する。図1はこの発明のフィルタユ
ニットの実施例を示し、空気の流路に於ける上流側から
順に粗塵フィルタ3、ガス吸着剤フィルタ、浮遊粉塵除
去用フィルタ2を具備する。前記ガス吸着剤フィルタ
は、連続気泡を有する合成樹脂発泡体1から成るととも
に、通過する空気中のガス成分を吸着させるためのガス
吸着剤が担持されている。
図面を参照して説明する。図1はこの発明のフィルタユ
ニットの実施例を示し、空気の流路に於ける上流側から
順に粗塵フィルタ3、ガス吸着剤フィルタ、浮遊粉塵除
去用フィルタ2を具備する。前記ガス吸着剤フィルタ
は、連続気泡を有する合成樹脂発泡体1から成るととも
に、通過する空気中のガス成分を吸着させるためのガス
吸着剤が担持されている。
【0013】この実施例では、下流側の浮遊粉塵除去用
フィルタ2として、ガラスペーパーをミニプリーツ状に
成形し、ASHRAE比色法の捕集効率が85〜90%
のものを採用した(ニッタ社製、商品名中性能エアフィ
ルタ4000シリーズ)。またこの実施例では、前記連
続気泡を有する合成樹脂発泡体1としてウレタンフォー
ムを、前記ガス吸着剤として球状の粒状活性炭(平均粒
径0.1〜1.0mm、カサ密度0.5〜0.6g/m
l、粒子密度0.8〜0.9g/ml、パウダーにした
場合の真密度1.9〜2.1g/ml、比表面積800
〜1,300m2/g)を採用している。前記ウレタン
フォームには前記粒状活性炭が担持されている(独ブル
ッシャー社製、商品名T−101−20)。この実施例
では後述のようにウレタンフォームを3層に配設してい
る。また、粗塵フィルタ3として、人工繊維の不織布に
より形成され、重量法82%の捕集効率のものを採用し
た(日本バイリーン社製、商品名PS−600)。さら
に、この実施例では前記粗塵フィルタ3とウレタンフォ
ーム間の距離を5mmに、3層としたウレタンフォーム相
互間の距離を5mmに、ウレタンフォームと浮遊粉塵除去
用フィルタ2との相互間の距離を5mmに設定している。
フィルタ2として、ガラスペーパーをミニプリーツ状に
成形し、ASHRAE比色法の捕集効率が85〜90%
のものを採用した(ニッタ社製、商品名中性能エアフィ
ルタ4000シリーズ)。またこの実施例では、前記連
続気泡を有する合成樹脂発泡体1としてウレタンフォー
ムを、前記ガス吸着剤として球状の粒状活性炭(平均粒
径0.1〜1.0mm、カサ密度0.5〜0.6g/m
l、粒子密度0.8〜0.9g/ml、パウダーにした
場合の真密度1.9〜2.1g/ml、比表面積800
〜1,300m2/g)を採用している。前記ウレタン
フォームには前記粒状活性炭が担持されている(独ブル
ッシャー社製、商品名T−101−20)。この実施例
では後述のようにウレタンフォームを3層に配設してい
る。また、粗塵フィルタ3として、人工繊維の不織布に
より形成され、重量法82%の捕集効率のものを採用し
た(日本バイリーン社製、商品名PS−600)。さら
に、この実施例では前記粗塵フィルタ3とウレタンフォ
ーム間の距離を5mmに、3層としたウレタンフォーム相
互間の距離を5mmに、ウレタンフォームと浮遊粉塵除去
用フィルタ2との相互間の距離を5mmに設定している。
【0014】次に、この実施例の前記ウレタンフォーム
(外径寸法608H×608W×20D)を用いた場合
と、従来のガス吸着剤の充填槽を用いた場合との圧力損
失を測定した。従来のガス吸着剤の充填槽として、4φ
×6mmの円柱状ヤシガラ活性炭を、外径寸法610H×
610W×20Dに充填したものを用いた。図2に、そ
れぞれの測定結果を記載したグラフを示す。グラフ中、
□はこの実施例のものの、○は従来のもののデータであ
る。グラフより明らかであるように、この実施例のもの
は従来のものより非常に圧力損失が低い。
(外径寸法608H×608W×20D)を用いた場合
と、従来のガス吸着剤の充填槽を用いた場合との圧力損
失を測定した。従来のガス吸着剤の充填槽として、4φ
×6mmの円柱状ヤシガラ活性炭を、外径寸法610H×
610W×20Dに充填したものを用いた。図2に、そ
れぞれの測定結果を記載したグラフを示す。グラフ中、
□はこの実施例のものの、○は従来のもののデータであ
る。グラフより明らかであるように、この実施例のもの
は従来のものより非常に圧力損失が低い。
【0015】前記粒状活性炭を担持したこの実施例のウ
レタンフォームは有機系のガス(溶剤や油状成分)の吸
着能を有する。ところで、無機の酸性ガスを吸着除去し
たい場合には、前記ウレタンフォームを10重量%の水
酸化カリウムに1時間浸漬し、100℃で1時間乾燥す
る添着処理を施す。一方、無機のアルカリ性ガス(窒素
酸化物NOx や、硫黄酸化物SOx )を吸着除去したい
場合には、前記ウレタンフォームを10重量%の燐酸に
1時間浸漬し、100℃で1時間乾燥する添着処理を施
す。有機系のガス、無機の酸性ガス、無機のアルカリ性
ガスの全てを除去したい場合には、前述のウレタンフォ
ームを図示のように三層にして配設する。なお、どれか
特定の対象のガスを除去したい場合にはそのガスに対応
する処理を行ったウレタンフォームを配設する。
レタンフォームは有機系のガス(溶剤や油状成分)の吸
着能を有する。ところで、無機の酸性ガスを吸着除去し
たい場合には、前記ウレタンフォームを10重量%の水
酸化カリウムに1時間浸漬し、100℃で1時間乾燥す
る添着処理を施す。一方、無機のアルカリ性ガス(窒素
酸化物NOx や、硫黄酸化物SOx )を吸着除去したい
場合には、前記ウレタンフォームを10重量%の燐酸に
1時間浸漬し、100℃で1時間乾燥する添着処理を施
す。有機系のガス、無機の酸性ガス、無機のアルカリ性
ガスの全てを除去したい場合には、前述のウレタンフォ
ームを図示のように三層にして配設する。なお、どれか
特定の対象のガスを除去したい場合にはそのガスに対応
する処理を行ったウレタンフォームを配設する。
【0016】ここで、有機系のガス、無機の酸性ガス、
無機のアルカリ性ガスのそれぞれについて、前述のこの
実施例のウレタンフォーム(無機の酸性ガス、無機のア
ルカリ性ガスに対しては既述の添着処理をしたもの)及
び既述の従来のガス吸着剤の充填槽(無機の酸性ガス、
無機のアルカリ性ガスに対しては同様の添着処理を施し
た。)のガスの除去効率を測定した。表1〜表3にそれ
ぞれの試験条件を、各試験条件の次に測定結果を示す。
無機のアルカリ性ガスのそれぞれについて、前述のこの
実施例のウレタンフォーム(無機の酸性ガス、無機のア
ルカリ性ガスに対しては既述の添着処理をしたもの)及
び既述の従来のガス吸着剤の充填槽(無機の酸性ガス、
無機のアルカリ性ガスに対しては同様の添着処理を施し
た。)のガスの除去効率を測定した。表1〜表3にそれ
ぞれの試験条件を、各試験条件の次に測定結果を示す。
【0017】
【表1】
【0018】(ガスの除去効率の測定結果) この実施例のもの…99% 従来のもの…89%
【0019】
【表2】
【0020】(ガスの除去効率の測定結果) この実施例のもの…99% 従来のもの…99%
【0021】
【表3】
【0022】(ガスの除去効率の測定結果) この実施例のもの…99.9% 従来のもの…99.9% 上記の結果より、この実施例のものは従来のものと同等
以上のガス吸着能を有していることが分かる。
以上のガス吸着能を有していることが分かる。
【0023】この実施例のフィルタユニットでは、通過
する空気中のガス成分を除去するためのガス吸着剤フィ
ルタとしてガス吸着剤の充填槽を用いずに、連続気泡を
有し通過する空気中のガス成分を吸着させるためのガス
吸着剤が担持されたウレタンフォームを採用した。した
がって、ウレタンフォームの上流側の粗塵フィルタ3で
粗塵を、ガス吸着剤が担持されたウレタンフォームで空
気中のガス成分を、その下流側の浮遊微粒子除去用フィ
ルタ2で浮遊粉塵を除去できるとともに、ガス吸着剤フ
ィルタを形成するウレタンフォームは連続気泡を有する
ので従来のガス吸着剤の充填槽よりも圧力損失が低いと
いう利点がある。低圧力損失で除去可能であることは、
ランニングコスト等の削減につながる。
する空気中のガス成分を除去するためのガス吸着剤フィ
ルタとしてガス吸着剤の充填槽を用いずに、連続気泡を
有し通過する空気中のガス成分を吸着させるためのガス
吸着剤が担持されたウレタンフォームを採用した。した
がって、ウレタンフォームの上流側の粗塵フィルタ3で
粗塵を、ガス吸着剤が担持されたウレタンフォームで空
気中のガス成分を、その下流側の浮遊微粒子除去用フィ
ルタ2で浮遊粉塵を除去できるとともに、ガス吸着剤フ
ィルタを形成するウレタンフォームは連続気泡を有する
ので従来のガス吸着剤の充填槽よりも圧力損失が低いと
いう利点がある。低圧力損失で除去可能であることは、
ランニングコスト等の削減につながる。
【0024】
【発明の効果】この発明は上述のような構成を有するも
のであり、次の効果を奏する。ガス吸着剤フィルタを形
成する合成樹脂発泡体1は連続気泡を有し従来のガス吸
着剤の充填槽よりも圧力損失が低いので、圧力損失を従
来より低減することができるフィルタユニットを提供す
ることが出来る。
のであり、次の効果を奏する。ガス吸着剤フィルタを形
成する合成樹脂発泡体1は連続気泡を有し従来のガス吸
着剤の充填槽よりも圧力損失が低いので、圧力損失を従
来より低減することができるフィルタユニットを提供す
ることが出来る。
【図1】この発明のフィルタユニットの実施例を説明す
る断面図。
る断面図。
【図2】圧力損失の測定結果を示すグラフ。
【図3】従来のフィルタユニットを説明する断面図。
1 合成樹脂発泡体 2 浮遊粉塵除去用フィルタ 3 粗塵フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/40 53/42 53/72 B01D 53/34 119 120 D
Claims (3)
- 【請求項1】 空気の流路に於ける上流側から順に粗塵
フィルタ(3)、ガス吸着剤フィルタ、浮遊粉塵除去用
フィルタ(2)を具備するフィルタユニットに於いて、 前記ガス吸着剤フィルタは、連続気泡を有する合成樹脂
発泡体(1)から成るとともに、通過する空気中のガス
成分を吸着させるためのガス吸着剤が担持されたことを
特徴とするフィルタユニット。 - 【請求項2】 前記ガス吸着剤は粒状活性炭であるとと
もに水酸化カリウムが添着されていることを特徴とする
フィルタユニット。 - 【請求項3】 前記ガス吸着剤は粒状活性炭であるとと
もに燐酸が添着されていることを特徴とするフィルタユ
ニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5163536A JPH0716421A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | フィルタユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5163536A JPH0716421A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | フィルタユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716421A true JPH0716421A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15775751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5163536A Pending JPH0716421A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | フィルタユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716421A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6310770B1 (en) | 1998-12-28 | 2001-10-30 | Nec Corporation | Dustproof structure of communication device, using air filter having distributed dust collecting efficiency and pressure loss |
JP2005322506A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料電池発電装置 |
JP2005327684A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気清浄フィルタおよび燃料電池システム |
JP2013134860A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Bridgestone Corp | 燃料電池用フィルター |
-
1993
- 1993-07-01 JP JP5163536A patent/JPH0716421A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6310770B1 (en) | 1998-12-28 | 2001-10-30 | Nec Corporation | Dustproof structure of communication device, using air filter having distributed dust collecting efficiency and pressure loss |
US6421238B1 (en) | 1998-12-28 | 2002-07-16 | Nec Corporation | Dustproof structure of communication device, using air filter having distributed dust collecting efficiency and pressure loss |
US6480381B2 (en) | 1998-12-28 | 2002-11-12 | Nec Corporation | Dustproof structure of communication device, using air filter having distributed dust collecting efficiency and pressure loss |
US6487075B2 (en) | 1998-12-28 | 2002-11-26 | Nec Corporation | Dustproof structure of communication device, using air filter having distributed dust collecting efficiency and pressure loss |
JP2005322506A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料電池発電装置 |
JP2005327684A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気清浄フィルタおよび燃料電池システム |
JP2013134860A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Bridgestone Corp | 燃料電池用フィルター |
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