JPH1043453A - 刺繍データ作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原画のイメージを損ねることなく、線画の刺
繍を行える刺繍データ作成装置を提供する。 【解決手段】 画像データ骨格化プログラム記憶装置３
のプログラムにより骨格化されたデータに基づく単位画
像の線分は線分長さ比較プログラム記憶装置７のプログ
ラムにより所定の基準長さと比較され、基準長さよりも
長い単位画像については骨格化データに基づいて縫い目
データが生成される。基準長さよりも短い単位画像につ
いては元の画像データに基づいて輪郭データ生成プログ
ラム記憶装置４のプログラムにより輪郭データが生成さ
れ、この輪郭データに基づいて縫い目データが生成され
る。輪郭データはその画像の幅Ｗと縫い目幅Ｔとの比較
により適合性が判断され、適合しない場合には元の画像
データに基づいてサテン縫いの縫い目データが生成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は画像データに基づ
く刺繍データ作成装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】刺繍縫いが可能なミシンや刺繍縫い専用
装置に刺繍縫いを行わせるためのデータは、装置のメー
カ等がデータを作成し、このデータに基づいて刺繍縫い
が行われるのが普通である。しかし、近年パーソナルコ
ンピュータ等の普及に伴い、ユーザ自らが画像を作成
し、これを刺繍縫い目のデータとして使いたいとする要
望が増えている。また、ユーザが作成した画像をイメー
ジセンサ等で読みとり、これに基づいて縫い目データを
作成する装置が家庭用の刺繍縫いミシンの付属品として
既に市販されている。このような画像データに基づいて
刺繍データを作成する装置において、近年画像の中心線
を割り出して、画像の骨格を表す所謂骨格化データを作
成し、これに基づいて刺繍データを作成するものが、本
願出願人により提案されている。このような方法は線画
を刺繍データ化する際に好適であり、骨格化データに基
づいて直線縫いや直線縫いの２度縫い、或いはジグザグ
縫いや幅の異なるジグザグ縫いの２度縫い更には直線縫
いとジグザグ縫いを組み合わせた２度縫い等の刺繍縫い
目データを生成することにより、線画の刺繍を簡単にま
た優れた外観で実現することが可能になる。しかし、上
記した骨格化データによる刺繍データの作成装置におい
て、画像によっては、骨格化することにより原画のイメ
ージが損なわれるものがある。即ち骨格化データの生成
において、骨格化データとなるまで原画像の幅の縮小を
行うため、他の線分と離れた画像即ち単位画像はそれ自
体が縮小されることになり、どのような大きさの画像で
あっても、一本の線になったり、或いは単位画像が円形
の場合などは点になってしまう問題がある。このような
欠点を改善するために、所定以下の大きさの画像につい
ては画像の輪郭データを生成し、輪郭縫いを行わせるよ
うにしたものが本願出願人により研究開発されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、輪郭縫いの場
合輪郭縫いの線の太さによっては輪郭形状の仕上がりが
悪くなる問題があり、特に比較的小さな画像の輪郭縫い
の場合は縫い幅が大きいと殆ど輪郭として認識できなく
なる場合もあり、原画のイメージが著しく損なわれる欠
点がある。本発明はこのような問題を解決し、原画のイ
メージを損なうことのない刺繍データ作成装置を提供す
ることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の刺繍データ作成装置は、画像の輪郭を表す
輪郭データを与えるための手段と、該輪郭を縫う縫い目
の幅を設定するための手段と、該設定された幅と画像の
大きさとの差が所定値以下か否か判定するための手段
と、該判定結果を告知するための手段と、該輪郭を該設
定された幅で縫うための縫い目データを生成するための
手段と、を備えたことを特徴とする。以上の構成により
ユーザは輪郭と縫い目の幅が不適合であることを認知で
き、縫い目幅の再設定などの適当な措置をとることが可
能になる。また、画像の全体を表す画像データを与える
ための手段を更に備え、前記判定結果が所定値を越える
場合には、前記縫い目データを生成するための手段は該
画像データに基づいて縫い目データを生成する、ように
構成することも可能である。この構成の場合、設定され
た縫い目幅が不適当な場合、自動的に輪郭縫いをやめて
画像データからの縫い目生成に切り変わるから、不適当
な輪郭縫いを自動的に避けることが可能になる。更に請
求項３においては、１以上の単位画像を有する画像を表
す画像データを与えるための手段と、該与えられた画像
データによる画像を骨格化し、該画像の骨格を表す骨格
化データを与えるための手段と、前記骨格化データに基
づく画像の長さを単位画像毎に所定の基準長さと比較す
るための手段と、前記所定の基準長さよりも短い単位画
像については、前記画像データに基づいて該単位画像の
輪郭を表す輪郭データを生成する手段と、該輪郭を縫う
縫い目の幅を設定するための手段と、該設定された幅と
画像の大きさとの差が所定値以下か否か判定するための
手段と、前記所定の基準長さよりも長い単位画像につい
ては骨格化データに基づいて前記設定された縫い目の幅
で縫い目データを生成し、前記所定の基準長さよりも短
い単位画像については、前記判定するための手段による
判定結果が所定値以下の場合には前記輪郭データに基づ
いて前記設定された縫い目の幅で縫い目データを生成
し、該判定結果が所定値を越える場合には前記画像デー
タに基づいて縫い目データを生成する、ための手段と、
を有することを特徴とする。以上の構成においては、骨
格化データの画像は、単位画像毎に所定の基準長さと比
較され、基準長さよりも短い場合には、該単位画像につ
いては輪郭データが生成され、この輪郭データに基づい
て設定された縫い目幅の縫い目データが作成される。こ
れにより、原画の持つイメージが損なわれることなく、
縫い目データが作成される。更に輪郭画像の大きさと設
定された縫い目幅が不適当な場合、自動的に輪郭縫いを
やめて画像データからの縫い目生成に切り変わるから、
不適当な輪郭縫いを自動的に避けることが可能になる。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１において、中央演算処理装置１
はマイクロコンピュータを主体に構成されており、ここ
にイメージスキャナ１０が接続され、ユーザが希望する
原画を読み込んで画像データを中央演算処理装置１に入
力するようになっている。読み込まれた画像は一度デー
タ記憶装置２に格納されるようになっている。また、同
時に表示装置８に表示されるようになっている。イメー
ジスキャナ１０に変えて、例えば画像データを記憶して
いるメモリカード等の記憶媒体や或いはＣＡＤ等の画像
処理装置を接続して画像データなどを読み込むようにす
ることも可能である。

【０００６】図６において、（Ａ）は原画の一例を示す
もので、この原画像Ｇは外形線５１と２つの目５２及び
２つの鼻５３と５つのヒゲ５４の合計１０個の単位画像
から構成されている。これらの画像データは、この実施
形態ではイメージスキャナ１０からドットデータとして
中央演算処理装置１に供給されるようになっているが、
ベクトルデータ等他のどのような形態のデータであって
も良い。

【０００７】中央演算処理装置１は画像データ骨格化プ
ログラム記憶装置３に格納された画像データ骨格化プロ
グラムに従って、読み込んだ画像データのデジタル化を
行った上、該画像の骨格化を行うようになっている。骨
格化の手法としては、従来知られた種々の手法を採用可
能であり、通常は画像の中心線を求めて骨格化を実行す
るようになっている。この骨格化されたデータもデータ
記憶装置２に一時記憶されるようになっている。

【０００８】図６の（Ｂ）は骨格化されたデータに基づ
く骨格化画像Ｂを示すもので、細線化された外形線５１
ｂと線になった目５２ｂ及び微少な点になった鼻５３ｂ
とヒゲ５４ｂとから構成されており、表示装置８に表示
されるようになっている。

【０００９】次いで中央演算処理装置１は線分長さ比較
プログラム記憶装置８に記憶されたプログラムに従っ
て、骨格化されたデータに基づく線分の長さを単位画像
毎に基準長さＬと比較するように構成されている。この
基準長さＬは基準線分長さ設定装置６によりユーザが任
意に変更することが出来るようになっている。これによ
り、原画の状態にあわせてユーザ等が基準長さの設定を
行えるようになっている。

【００１０】中央演算処理装置１は骨格化された画像が
基準長さＬ以上の単位画像については、骨格化データに
基づいて縫い目データを作成するように決定する。ま
た、骨格化された単位画像が基準長さＬ以下の単位画像
については、該単位画像について元の画像データから輪
郭データを作成するように決定し、輪郭データ生成プロ
グラム記憶装置４により輪郭データを作成する。そし
て、この輪郭データに基づいて縫い目データを作成する
ように決定するようになっている。輪郭データ生成プロ
グラム記憶装置４による輪郭データの作成は従来知られ
ている種々の手法が採用可能である。

【００１１】縫い幅設定装置１５は骨格化データに基づ
く線縫い及び輪郭データに基づく輪郭線縫いの縫い幅を
設定するためのものであり、ユーザの所望する任意の縫
い幅をここで設定できるようになっている。縫い幅が設
定されると、各画像が該縫い幅により表示されると共
に、縫い幅判定プログラム記憶装置１６からのプログラ
ムに従って、画像の幅Ｗと縫い幅Ｔとが比較される。

【００１２】図２に示すように、輪郭線Ｌについて縫い
目を形成する場合、その内側に所定幅Ｔの縫い目を形成
するのが普通である。図２の（Ａ）では縫い幅Ｔは許容
範囲に入っているが、（Ｂ）に示すように画像幅Ｗに対
して縫い幅Ｔが大きすぎると原画のイメージを保てなく
なる。そのため、縫い幅判定プログラム記憶装置１６か
らのプログラムに従ってＷとＴとを比較し、その大きさ
の差が所定範囲内か否か判別するようになっている。例
えば、Ｔ≧Ｗ／２の場合には許容範囲外と判断するよう
にする。この判断結果は表示装置８に表示され、ユーザ
に告知されるようになっている。

【００１３】画像の幅Ｗは図２のような円形の場合には
一義的に決定できるが、図３に示すように楕円形等の場
合には幅Ｗが種々存在する。通常は、最小の幅Ｗを選択
すれば良いが、この実施例では画像幅指定釦１７を設け
て、画像の幅を表示装置８の画面上で直接指定できるよ
うになっている。また、寸法などの数値により指定する
ことも可能である。

【００１４】この実施形態では更に自動切換釦１８を備
えており、この自動切換釦１８により自動モードを設定
しておくと、縫い幅Ｔが大きすぎる場合、自動的に画像
データに基づいて縫い目が形成されるようになってい
る。即ち、輪郭縫い目は生成されずに、図２の（Ｃ）に
示すように元の画像データからサテン縫いなどの画像全
体の縫いを実行する縫い目が形成されるようになってい
る。

【００１５】図６において、基準長さＬが図３の目５２
ｂの長さ以上に設定されているとすると、目５２ｂと鼻
５３ｂとヒゲ５４ｂが元の画像データに基づく輪郭デー
タによる縫い目データとなり、外形線５１ｂのみが骨格
化データによる縫い目データとなる。この元の画像デー
タによる目５２ｂ、鼻５３ｂとヒゲ５４ｂは輪郭データ
生成プログラム記憶装置４により輪郭データとされ、
（Ｃ）に示すように輪郭画像Ｒを含む複合画像Ｃとして
表示装置８に表示されるようになっている。

【００１６】次に縫い幅設定装置１５により縫い幅Ｔが
設定されると、縫い幅判定プログラム記憶装置１６に格
納されたプログラムに従って、輪郭データの目５２ｒ、
鼻５３ｒ及びヒゲ５４ｒについて、これらの画像の幅Ｗ
１、Ｗ２、Ｗ３とＴとの比較がなされ、その差が所定範
囲内にあるか否か判定される。そして、自動切換釦１８
により自動モードに設定されている場合には、所定範囲
外にある画像については元の画像データに基づく縫い目
データの生成がなされるようになっている。

【００１７】いま、目５２ｒが許容範囲内にあり、鼻５
３ｒとヒゲ５４ｒが許容範囲外にあるとすると、目５２
ｒのみが輪郭データに基づいて縫い目が形成され、鼻５
３ｒとヒゲ５４ｒは元の画像データにより縫い目形成が
なされる。この状態を（Ｄ）に示す。ここでは、鼻５３
ｂとヒゲ５４ｂはサテン縫いの縫い目データとなってい
る。

【００１８】中央演算処理装置１は縫い目データ生成の
基礎となるデータを単位画像毎に決定したら、該決定に
従って、縫い目データ生成プログラム記憶装置５のプロ
グラムに従って縫い幅設定装置１５により設定された縫
い幅で縫い目データを生成する。外形線５１ｂ及び目５
２ｂのような線の縫い目は、直線縫いの２度縫い或いは
幅の異なるジグザグ縫いの２度縫い或いは直線縫いとジ
グザグ縫いの重ね縫いなどの縫い目とするのが望まし
い。また、鼻５３ｒやヒゲ５４ｒのような画像全体を塗
りつぶす縫い目としてはサテン縫い目等とするのが望ま
しい。

【００１９】生成された縫い目データは記憶媒体１１に
格納されるように構成されている。記憶媒体１１は刺繍
縫いミシン等に装着され、ここで刺繍縫いを実行するよ
うになっている。図３の（Ｅ）に完成された刺繍縫いＮ
を示す。図６の（Ｂ）に示す単純な骨格化データのもの
に比較して原画像Ｇのイメージが保存されていることが
明らかである。なお、このような刺繍縫いＮの画像も表
示装置８に表示して、完成品のイメージをユーザが得ら
れるようにするのが望ましい。

【００２０】図４により動作を説明する。イメージスキ
ャナ１０により原画を読取り（ステップＳ１）、イメー
ジスキャナ１０からの画像データを入力してデータ記憶
装置２に格納する（ステップＳ２）。そして、該画像デ
ータを骨格化処理して（ステップＳ３）、その線分長さ
を単位画像毎に基準長さＬと比較する（ステップＳ４、
Ｓ５）。基準の所定長さＬより長い単位画像については
該骨格化データにより縫い目データを生成することを決
定する（ステップＳ６）。線分が所定の長さＬより短い
場合には、元の画像データに基づいてその単位画像の外
周輪郭データが生成される（ステップＳ７）。そして、
該輪郭データに基づいて縫い目データを生成することが
決定される（ステップＳ８）。そして、全ての単位画像
について縫い目データの生成が決定されたら（ステップ
Ｓ９）、該縫い目データをデータ記憶装置２に一時記憶
させる（ステップＳ１０）。

【００２１】次に、縫い幅設定プロセスを実行し（ステ
ップＳ１１）、ここで最終的に決定した縫い目生成のデ
ータに基づいて各画像の縫い目データを生成し（ステッ
プＳ１２）、該縫い目データを記憶媒体１１に記憶する
（ステップＳ１３）。図５によりステップＳ１１の縫い
幅設定プロセスを説明する。自動切換釦１８により自動
又は手動モードが設定され（ステップＳ２０）、縫い幅
設定装置１５により縫い幅Ｔが設定されると（ステップ
Ｓ２１）、該縫い幅Ｔに応じた画像が表示装置８に表示
される（ステップＳ２２）。次に、該幅Ｔと輪郭画像の
幅Ｗが比較される。この実施形態ではＴ≧Ｗ／２がチェ
ックされ（ステップＳ２３）、ＴがＷ／２より小さい場
合は、ステップＳ２８に飛ぶ。ＴがＷ／２以上の場合に
は、手動モードが自動モードかチェックし（ステップＳ
２４）、手動モードの場合には、表示装置８に縫い幅再
設定の告知を行う（ステップＳ２５）。再設定がなされ
た場合にはステップＳ２２に戻る（ステップＳ２６）。
自動モードの場合には元の画像データによりサテン縫い
目データ生成を行うことを決定する（ステップＳ２
７）。そして、全輪郭画像について上記動作を行い、縫
い目データの生成決定を行う（ステップＳ２８）。

【００２２】以上の構成により、単位画像が所定以下の
大きさのものについては、輪郭縫いが行われ、しかも設
定される縫い幅との関係から適合性が判別され、適合し
ない場合には表示装置８に告知されるか、或いは自動モ
ードの場合には自動的に画像データに基づくサテン縫い
に変更されるから、原画像のイメージを損なわない刺繍
縫いデータを作成することが可能になる。

【００２３】

【発明の効果】以上説明したように本発明の刺繍データ
作成装置によれば、原画のイメージを損なうことなく、
線画を刺繍することが可能な刺繍データを作成できる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態を示すブロック図。

【図２】本発明の一実施形態の動作を示すフローチャー
ト図。

【図３】本発明の一実施形態の動作説明図。

【図４】本発明の他の実施形態の動作を示すフローチャ
ート図。

【図５】本発明の他の実施形態の動作説明図。

【図６】従来技術の説明図。

【符号の説明】

１：中央演算処理装置、２：データ記憶装置、３：画像
データ骨格化プログラム記憶装置、４：輪郭データ生成
プログラム記憶装置、５：縫い目データ生成プログラム
記憶装置、６：基準線分長さ設定装置、７：線分長さ比
較プログラム記憶装置、８：表示装置、１０：イメージ
スキャナ、１１：記憶媒体、１５：縫い幅設定装置、１
６：縫い幅判定プログラム記憶装置、１７：画像幅指定
釦、１８：自動切換釦、５１：外形線、５２：目、５
３：鼻、５４：ヒゲ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像の輪郭を表す輪郭データを与えるた
   めの手段と、 該輪郭を縫う縫い目の幅を設定するための手段と、 該設定された幅と画像の大きさとの差が所定値以下か否
   か判定するための手段と、 該判定結果を告知するための手段と、 該輪郭を該設定された幅で縫うための縫い目データを生
   成するための手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍データ作成装置。
2. 【請求項２】 画像の全体を表す画像データを与えるた
   めの手段を更に備え、 前記判定結果が所定値を越える場合には、前記縫い目デ
   ータを生成するための手段は該画像データに基づいて縫
   い目データを生成する、 請求項１に記載の刺繍データ作成装置。
3. 【請求項３】 １以上の単位画像を有する画像を表す画
   像データを与えるための手段と、 該与えられた画像データによる画像を骨格化し、該画像
   の骨格を表す骨格化データを与えるための手段と、 前記骨格化データに基づく画像の長さを単位画像毎に所
   定の基準長さと比較するための手段と、 前記所定の基準長さよりも短い単位画像については、前
   記画像データに基づいて該単位画像の輪郭を表す輪郭デ
   ータを生成する手段と、 該輪郭を縫う縫い目の幅を設定するための手段と、 該設定された幅と画像の大きさとの差が所定値以下か否
   か判定するための手段と、 前記所定の基準長さよりも長い単位画像については骨格
   化データに基づいて前記設定された縫い目の幅で縫い目
   データを生成し、前記所定の基準長さよりも短い単位画
   像については、前記判定するための手段による判定結果
   が所定値以下の場合には前記輪郭データに基づいて前記
   設定された縫い目の幅で縫い目データを生成し、該判定
   結果が所定値を越える場合には前記画像データに基づい
   て縫い目データを生成する、ための手段と、 を有する刺繍データ作成装置。