JPH1041719A - 自動車用アンテナ - Google Patents

自動車用アンテナ

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JPH1041719A
JPH1041719A JP19793596A JP19793596A JPH1041719A JP H1041719 A JPH1041719 A JP H1041719A JP 19793596 A JP19793596 A JP 19793596A JP 19793596 A JP19793596 A JP 19793596A JP H1041719 A JPH1041719 A JP H1041719A
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JP
Japan
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antenna
built
mirror
wiring
cable
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JP19793596A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tokunaga
昌弘 徳永
Yozo Nishiura
洋三 西浦
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用アンテナを見苦しくなく、運転時に
不快感を生じさせないように取り付けられるようにす
る。 【解決手段】 ルームミラー1のミラー1’とカバー2
との間にGPS用アンテナ3a、VICS/自動料金用
の電波ビーコン用アンテナ3bと、光ビーコン用アンテ
ナ4を内蔵し一体化する。そして、フロントガラスを介
してGPSとVICS/自動料金用及び光ビーコンとの
送受信を行うことができるようにする。こうすることに
より、アンテナをボディーやインパネに取り付ける必要
がなくなり見栄えを良くすることができる。さらに、ア
ンテナAをルームミラーに内蔵したことにより、アンテ
ナAが直接目に入らず、ウインドウガラスへの映り込み
を防止して運転時に不快感を生じさせないようにでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車載用のアンテ
ナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えぱ、カーナビゲーションの双
方向情報端末化や自動料金徴収システムの導入などの自
動車用情報機器の普及に伴って、使用される車載アンテ
ナの数も増加する傾向にある。
【0003】従来、これらの車載アンテナは個別のシス
テムごとに車体内外に搭載されていた。例えば、カーナ
ビゲーション用のGPS(Global Positi
oning System)アンテナは、多くの場合車
体ルーフに設置し、同軸ケーブルで車内のカーナビゲー
ション本体と接続している。また、同VICS(veh
icle information and comm
unicationsystem)用の電波ビーコン用
アンテナや光ビーコン用アンテナは、インパネ上に設置
し、ケーブルでカーナビゲーション本体と接続してい
る。さらに、自動料金徴収システム用アンテナは、イン
パネ上に設置し、同軸ケーブルでカーナビゲーション本
体と接続するという方法が取られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法では、以下に示すような問題があった。 (1) アンテナをボディーやインパネに取り付けるため見
苦しく、しかも、運転操作時に不快感を生じさせること
がある。例えば、インパネ上に設置されたアンテナは、
その影がウインドウガラスに写り運転の邪魔になる。 (2) 各アンテナと受信機との配線やその配線に用いられ
るコネクタは、アンテナの数だけ必要でありコストを押
し上げる。さらに、このようなアンテナの取り付けはオ
プションとなっており、車の組み立てが終了した後に行
われるため、配線作業においても以下のような問題があ
った。 (3) アンテナ配線がインパネ上や内装に沿って配線され
るので見苦しい。 (4) 上記の見苦しい配線を改善するため、内装内(例え
ば、インパネ内)に配線を行う場合は、一旦内装を外す
必要があり、作業に手間が掛かる。
【0005】そこで、この発明の課題は、アンテナを見
苦しくなく、運転時に不快感を生じさせないように取り
付けられるようにする。また、配線とその配線に用いら
れるコネクタを減らすことができるようにする。さら
に、アンテナ配線が見苦しくないように配線でき、内装
内配線が簡単にできる自動車用アンテナを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1では、ルームミラーにアンテナを内蔵した
構成を採用し、アンテナを見えなくして見苦しくなく、
かつ、運転時に不快感を生じさせないようにする。
【0007】このとき、請求項2では、上記内蔵したア
ンテナの給電線をルームミラーの支持部内部を貫通させ
る構成を採用し、上記ケーブルを見えなくすることによ
り、配線を見苦しくなくする。
【0008】その際、請求項3では、上記アンテナを内
蔵したルームミラーと車体とに、前記ルームミラーの車
体への取付の際にケーブルとの接続が同時に行えるコネ
クタを設けた構成を採用し、アンテナの取り付けと配線
が簡単にできるようにする。
【0009】また、請求項4では、ルームミラーにアン
テナを着脱可能とした構成を採用し、ルームミラーを取
り替えることなくアンテナを取り付けられるようにす
る。
【0010】このとき、請求項5では、上記アンテナが
複数のアンテナからなるものとし、その複数のアンテナ
出力を合波器によって受信機へ伝送するという構成を採
用し、前記合波器によって複数のアンテナ出力を多重化
して例えば、一本のケーブルで伝送することにより、配
線とその配線に用いられるコネクタを減らすことができ
るようにする。
【0011】請求項6では、上記アンテナと受信機が車
体のアンテナの設置箇所から受信機間に予め設けられた
配管に挿通された接続ケーブルで接続される構成を採用
し、予め設けておいた配管内にケーブルを通してアンテ
ナから受信機へ配線ができるようにして、内装を外さず
に配線が簡単にできるようにする。
【0012】請求項7では、複数のアンテナと、それら
のアンテナの出力を混合する合波器と、前記合波器によ
って混合されたアンテナ出力を増幅する増幅器とを同一
基板上に形成した構成を採用し、基板内で複数のアンテ
ナ出力を多重化して例えば、一本のケーブルで出力でき
るようにする。そして、アンテナを見苦しくなく、運転
に支障を来さないように取り付けられるようにするとと
もに、配線とその配線に用いられるコネクタを減らし、
かつ、配線が見苦しくなく簡単にできるようにする。
【0013】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面に基
づいて説明する。
【0014】図1に本願の自動車用アンテナAの第1実
施形態を示す。この形態の自動車用アンテナAは、図1
に示すように、ルームミラー1のミラー1’と透過性の
カバー2との間にアンテナaを内蔵し一体化したもので
ある。
【0015】前記内蔵アンテナaは、統合アンテナ部3
と光ビーコンヘッド部4とからなっている。
【0016】統合アンテナ部3は、電波用アンテナを統
合したもので、GPSアンテナ3a、VICS/自動料
金用の電波ビーコン用アンテナ3bと合波器6及び増幅
器7からなっている。
【0017】統合アンテナ部3は、この形態では、マイ
クロストリップアンテナを採用している。すなわち、マ
イクロストリップアンテナは、金属箔を付着させた誘電
体基板の所望部分の金属箔をエッチングにより取り除い
て形成したもので、例えば前記アンテナ部3は、図2に
示すように、それぞれ、GPSアンテナ3a、電波ビー
コン用アンテナ3b、グランドプレーン3gに形成した
三枚の基板を積層し、給電線8を取り付けたスタッド型
を採用して小型化を計っている。
【0018】また、アンテナ部3はこのようなスタッド
型の他に、図3に示すようにグランドプレーン3g上に
GPSアンテナ3aと電波ビーコン用アンテナ3bとを
並べて形成した(2層)並列型を採用してもよい。
【0019】一方、合波器6は、例えば統合アンテナ部
3を載置する取付基板5を設け、その基板5上にマイク
ロストリップ線路により形成される。
【0020】例えば、前記取付基板5上にGPSアンテ
ナ3aと電波ビーコン用アンテナ3bの給電線8を接続
する伝送路9を設け、その伝送路9に図4で示すように
スタブ10を形成する。このとき、スタブ10の位置や
長さ(L1,L2等)を適宜選択することにより、共振
周波数やインピーダンスを調整する。そして、一方のア
ンテナ3a,3bに対する線路9の共振周波数を、他方
のアンテナ3a,3bに対する線路9の共振周波数に対
して無限大に近づけることにより、他方のアンテナ3
a,3bの干渉を排除する。
【0021】こうして、パターンにより構成した合波器
6は、コイル、コンデンサなどの回路部品を用いないで
複数の内蔵アンテナaの信号を合波できるので、小型
化、低コスト化が図れるとともに、内蔵アンテナaごと
に必要であったケーブルCを統合化して削減できる。
【0022】因みに、この合波器6に、後述する光ビー
コンヘッド用の電源や信号を重畳させるようにすれば、
前記統合の効果を増加できる。この合波器6出力は前記
取付基板5上に形成した増幅器7と接続されている。
【0023】増幅器7は、合波器6の出力を20デシベ
ル程度増幅するブースター回路で、このように合波器6
と増幅器7を一枚の基板に形成することにより、内蔵ア
ンテナa、合波器6、増幅器7間の配線やそれらを接続
するコネクタを削減できる。
【0024】また、光ビーコンヘッド部4は、受信用フ
ォトダイオード4aと送信用LED4bとを有し、道路
上方に配置された光ビーコンと双方向通信を行う。
【0025】すなわち、道路上方に配置された光ビーコ
ンから送信される光信号を受信用フォトダイオード4a
が受信しカーナビゲーション本体へ伝送すると、送られ
た信号を前記本体が解読して表示装置に表示する。ま
た、これに応答して前記本体が車両ID番号などを符号
化して送信用LED4bで光ビーコンへ送信する。
【0026】この実施形態は以上のように構成されてお
り、この形態の自動車用アンテナAは、カーナビゲーシ
ョンを取り付ける際、従来のルームミラー1に代えてル
ーフRに取り付けられる。ルーフRに取り付けられた自
動車用アンテナは、ケーブルCでもってカーナビゲーシ
ョン本体と接続する。すると、内蔵アンテナaはフロン
トガラスと対向し、フロントガラスを介してGPSとV
ICS/自動料金用の電波ビーコン及び光ビーコンとの
送受信を行う。
【0027】このため、ボディーやインパネにアンテナ
を取り付ける必要がなくなり見栄えを良くすることがで
きる。さらに、ルームミラー1に内蔵アンテナaを設け
たことにより、アンテナのフロントウインドウへの映り
込みを防止し、運転時に不快感を生じさせないようにで
きる。
【0028】また、内蔵アンテナaと一緒に合波器6や
増幅器7も内蔵できるので、カーナビゲーション本体と
の配線やその配線に用いられるコネクタを削減すること
ができる。したがって、部品コストの低減や取り付け作
業の簡略化が図れる。
【0029】次に、第2実施形態として、図5及び図6
に示すように第1実施形態の自動車用アンテナAにコネ
クタ21を設けたものを示す。
【0030】すなわち、この形態では、自動車用アンテ
ナAの支持体である取付軸20の端部にコネクタ21を
設け、このコネクタ21と嵌合するコネクタ21’をル
ーフRに設け、コネクタ21,21’同士を接続するよ
うになっている。このため、前記支持体である取付軸2
0には、挿通孔22が設けられている。
【0031】前記挿通孔22には、内蔵アンテナaから
の給電線8が挿通される。このように給電線8を挿通孔
22に挿通して見えなくしたことにより、見栄えを良く
できる。さらに、給電線8の影がフロントガラスに映り
込むことがないので、運転時に不快感を生じさせないよ
うにできる。
【0032】ところで、前記給電線8は、ケーブルCで
も良いが、この形態では、マイクロストリップ線路23
を用いている。マイクロストリップ線路23は、その一
端を取付基板5を設けて内蔵アンテナaとの接続を図っ
ている。また、マイクロストリップ線路23の他端は、
オス型コネクタ21の端子としてある。すなわち、スト
リップラインのエッジをオス端子としてコストの低下を
図っている。
【0033】このオス型コネクタ21と接続されるメス
型コネクタ21’は、後述するルーフRの配線口(図示
せず)に取り付けられる。このメス型のコネクタ21’
は、メス型コンタクト部とルーフ側固定金具24’とで
構成されている。前記固定金具24’は角型で、その四
隅にネジ孔タップ25が切られている。
【0034】一方、ミラー側のコネクタ21には、ミラ
ー側固定金具24が設けられている。ミラー側固定金具
24は、ルーフ側固定金具24’と同じ角型に形成さ
れ、四隅にはルーフ側固定金具24’の孔と嵌合するや
や大きめの取付孔26が設けられている。
【0035】このため、ミラー側のオス型コネクタ21
をルーフ側のメス型コネクタ21’に嵌合させてネジ止
めすると、簡単に固定することができる。その際、アン
テナ側固定金具24の取付孔26とルーフ側固定金具2
4’ネジ孔25との径の差で公差を吸収する。
【0036】ところで、この形態では、コネクタ21,
21’同士を固定金具でネジ止めするようにしたが、こ
れに限定されるものではない。例えば、図7(a)
(b)に示すように、コネクタ21,21’にロック機
構を設け、固定するようにしてもよい。
【0037】すなわち、図7(a)に示すように、ミラ
ー側のコネクタ21に爪噛み合い孔27を設け、その爪
噛み合い孔27と嵌合するロック爪28をルーフ側のコ
ネクタ21’に設けることにより、ワンタッチで取り付
けられるようにできる。
【0038】第3実施形態として図8に示すように、ル
ーフRに設けたコネクタ21’とカーナビゲーション本
体間に配管30を設けたものを示す。
【0039】すなわち、図8に示すように、ルーフ側コ
ネクタ21’とカーナビゲーション本体との配線経路、
すなわち、ルーフRからピラーを通ってインパネに達す
る経路に、予め(ボディの製造時に)安価な塩化ビニル
やウレタンで形成した配管30を設けたものである。
【0040】このようにすることより、配線の際にはル
ーフRの配線口31にケーブルCの先端を挿入し、手で
送ることでケーブルCをカーナビゲーション本体まで挿
通することができる。
【0041】この結果、本願の自動車用アンテナAを後
付けする場合でも、内装を外さなくとも配線ができるの
で、配線作業を極めて容易に行える。
【0042】因みに、ルーフ側コネクタ21’は、配線
の終了後取り付ける。このとき、前記コネクタ21’を
圧接により電気的に取り付けられるものとすれば、作業
性を向上できる。
【0043】すなわち、この実施形態では、自動車用ア
ンテナAを取り付ける際には、予めルーフRに設けられ
た配線口31からケーブルCを配管30に挿通し、挿通
したケーブルCをカーナビケーション本体と接続する。
次に、配線口31にルーフR側のコネクタ21’を取り
付け、取り付けた前記コネクタ21’に、自動車用アン
テナAのコネクタ21を嵌入し、ネジで固定すると取付
が完了する。
【0044】このように、予め配管30を設けておくこ
とにより、自動車用アンテナAの取付の際のケーブルC
の引き回しが容易にできる。また、引き回したケーブル
が露出しないので見栄えもよい。しかも、インパネの取
り外しをしなくても配線ができるので作業性もよい。さ
らに、内蔵アンテナaとの接続もコネクタ21,21’
を用いることにより、ミラー1の取付と同時にできるた
め接続作業も簡便に行える。
【0045】第4実施形態として、既設のルームミラー
1に自動車用アンテナAをオプション品として追加でき
るようにしたものを示す。
【0046】このものは、図9(a),(b)に示すよ
うに、例えばルームミラー1の背面と嵌合する接合面を
有するケース35に、第1実施形態で述べた内蔵アンテ
ナaを備えたものである。
【0047】すなわち、前記ケース35の接合面側に
は、上下に2箇所ずつの係合用のツメ36が設けてあ
る。前記ツメ36はバネとなっておりミラー1に引っ掛
けると、図9(b)に示すようにミラー1を押圧し、ガ
タつきや落下を防止できるようになっている。
【0048】また、ケース35は図9(b)の断面図に
示すように膨れた構造となっており、内蔵アンテナaを
傾斜して保持できるようになっている。
【0049】さらに、ケース35のウインドウガラス側
は半透明となっており、光ビーコンの送受信ができるよ
うになっている。
【0050】前記内蔵アンテナaについては、第1実施
形態の図2乃至図4で説明したものと同じものを使用す
ることができる。そのため、その説明は省略する。
【0051】この実施形態は以上のように構成されてお
り、この自動車用アンテナAはルームミラー1の背面に
ケース35の接合面を嵌合し、ツメ36を掛けて取り付
けると、内蔵アンテナaの受信面がフロントガラスと対
向する。また、自動車用アンテナAからは、図9(a)
に示すようにケーブルCが出ているので、このケーブル
Cをカーナビゲーション本体と接続する。すると、フロ
ントガラスを介して上方からのGPS及びVICS/自
動料金用の電波と、光ビーコンとの送受信を行うことが
できる。
【0052】このため、ボディーやインパネにアンテナ
を取り付ける必要がなく見栄えを良くすることができ
る。さらに、ルームミラー1に自動車用アンテナAを取
り付けられるようにしたことにより、アンテナAが目に
付かず、フロントウインドウへの映り混みを防止して運
転時の不快感を生じさせないようにできる。
【0053】また、内蔵アンテナaとともに、合波器6
や増幅器7も内蔵することもできるので、配線やその配
線に用いられるコネクタを削減することができる。この
ため、部品コストの低減や取り付け作業の簡略化が図れ
る。
【0054】第5実施形態として、第4実施形態の自動
車用アンテナA(ルームミラーにアンテナをオプション
品として追加できるようにしたもの)において、図10
に示すように、ルーフRに設けたコネクタ21’とカー
ナビゲーション間に配管30を設け、コネクタ21によ
り接続を行えるようにしたものを示す。
【0055】すなわち、第3実施形態で述べたのと同様
に、例えば、図8で示したように、ルーフ側のコネクタ
21’とカーナビゲーション本体との配線経路、すなわ
ち、ルーフRからピラーを通ってインパネに達する経路
に、予め(ボディの製造時に)安価な塩化ビニルやウレ
タンで形成した配管30を設けておく。
【0056】一方、自動車用アンテナAのケーブル端に
は、オス型コネクタ21を設ける。
【0057】こうすることにより、この実施形態では、
自動車用アンテナAをルームミラーに取り付ける場合に
は、予めルーフRに設けられた配線口31からケーブル
Cを配管に挿通し、カーナビゲーション本体と接続す
る。次に、配線口31にルーフ側コネクタ21’を取り
付ける。このコネクタ21’に、ルームミラー1に取り
付けたこの形態のアンテナAのコネクタ21を嵌入すれ
ば取付けが完了する。
【0058】このように、この自動車用アンテナAで
は、予め設けた配管30に、ケーブルCを挿通してカー
ナビゲーション本体と接続できるようにしたため、ケー
ブルCの引き回しが容易にできる。また、引き回したケ
ーブルが露出しないので見栄えもよい。しかも、インパ
ネの取り外しをしなくても配線ができるので作業性もよ
い。
【0059】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成し、ルー
ムミラーにアンテナを内蔵、あるいは脱着可能に取り付
けられるようにしたことにより、アンテナを見苦しくな
く、運転時に不快感を生じさせないように取り付けられ
る。
【0060】また、アンテナと同一基板に合波器や増幅
部を設けたり、アンテナからのケーブル配管を設けてお
くことにより、配線とその配線に用いられるコネクタを
減らすことができる。しかも、アンテナ配線が見苦しく
ないように配線できて、内装内配線が簡単にできる自動
車用アンテナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の斜視図
【図2】第1実施形態の要部の斜視図
【図3】図2の態様を示す斜視図
【図4】第1実施形態の要部の斜視図
【図5】第2実施形態の模式図
【図6】第2実施形態の分解斜視図
【図7】(a)第2実施形態の他の態様の作用説明図 (b)第3実施形態の他の態様の作用説明図
【図8】第3実施形態の作用説明図
【図9】(a)第4実施形態の分解斜視図 (b)第4実施形態の腰部断面図
【図10】第5実施形態の分解斜視図
【符号の説明】
1 ルームミラー 3 統合アンテナ部 3a GPSアンテナ 3b 電波ビーコン用アンテナ 4 光ビーコンヘッド部 6 合波器 7 増幅器 8 給電線 20 取付軸 21 ルームミラー側コネクタ 21’ ルーフ側コネクタ 22 挿通孔 30 配管 31 配線口 A 自動車用アンテナ a 内蔵アンテナ C ケーブル
フロントページの続き (72)発明者 西浦 洋三 名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会 社ハーネス総合技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルームミラーにアンテナを内蔵したこと
    を特徴とする自動車用アンテナ。
  2. 【請求項2】 上記内蔵したアンテナの給電線を、ルー
    ムミラーをルーフに取り付ける支持部材内部を貫通させ
    たことを特徴とする請求項1に記載の自動車用アンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】 上記アンテナを内蔵したルームミラーと
    車体とに前記ルームミラーの車体への取付の際に、ケー
    ブルとの接続が同時に行えるコネクタを設けたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の自動車用アンテナ。
  4. 【請求項4】 ルームミラーにアンテナを着脱可能とし
    たことを特徴とする自動車用アンテナ。
  5. 【請求項5】 上記アンテナが複数のアンテナからなる
    ものとし、その複数のアンテナ出力を合波器によって多
    重化し、受信機へ伝送することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか一つに記載の自動車用アンテナ。
  6. 【請求項6】 上記アンテナと受信機が車体のアンテナ
    の設置箇所から受信機間に予め設けられた配管に挿通さ
    れた接続ケーブルで接続されることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか一つに記載の自動車用アンテナ。
  7. 【請求項7】 複数のアンテナと、それらのアンテナの
    出力を混合する合波器と、前記合波器によって混合され
    たアンテナ出力を増幅する増幅器とを同一基板上に形成
    した請求項1乃至6のいずれか一つに記載の自動車用ア
    ンテナ。
JP19793596A 1996-07-26 1996-07-26 自動車用アンテナ Pending JPH1041719A (ja)

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