JP2001016016A - Vics情報受信用アンテナ装置及び車両用ドアミラー - Google Patents
Vics情報受信用アンテナ装置及び車両用ドアミラーInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウィンドウガラスにシールド加工された車両
において電波信号が遮断され受信できない問題点を解決
し、かつ、車両外観に新たな突起物を生じることなく、
良好な電波信号の受信を可能としたVICS電波ビーコ
ン受信用アンテナ装置及び車両用ドアミラーを提供す
る。 【解決手段】 車両後方を確認するためのミラー4と電
波信号を透過する材質で形成したハウジング2を持つ車
両用ドアミラー1の中に、VICS電波ビーコン受信用
アンテナ回路部5を車両側面方向(路上機方向)に向け
て設置し、一体とさせる。車両用ドアミラー1は車室外
に設置されているためシールド加工されたウィンドウガ
ラスを持つ車両においてもVICS電波ビーコン信号を
受信でき、また車両用ドアミラー1のハウジング2内に
アンテナ回路部5があるため車両外観に新たな突起物も
生じることがない。
において電波信号が遮断され受信できない問題点を解決
し、かつ、車両外観に新たな突起物を生じることなく、
良好な電波信号の受信を可能としたVICS電波ビーコ
ン受信用アンテナ装置及び車両用ドアミラーを提供す
る。 【解決手段】 車両後方を確認するためのミラー4と電
波信号を透過する材質で形成したハウジング2を持つ車
両用ドアミラー1の中に、VICS電波ビーコン受信用
アンテナ回路部5を車両側面方向(路上機方向)に向け
て設置し、一体とさせる。車両用ドアミラー1は車室外
に設置されているためシールド加工されたウィンドウガ
ラスを持つ車両においてもVICS電波ビーコン信号を
受信でき、また車両用ドアミラー1のハウジング2内に
アンテナ回路部5があるため車両外観に新たな突起物も
生じることがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の移動体に
搭載されるVICS情報受信用アンテナ装置及びVIC
S情報受信用アンテナ装置を搭載した車両用ドアミラー
に関するものである。
搭載されるVICS情報受信用アンテナ装置及びVIC
S情報受信用アンテナ装置を搭載した車両用ドアミラー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】交通状況等の情報を車両に伝達する情報
通信システムとして、近年、道路交通情報通信システム
(VICS:Vehicle Information and Communication
System)が実用化されている。また同時に、このVIC
Sで提供されている情報を受信、再生するVICS情報
受信処理装置も種々のものが開発されている。
通信システムとして、近年、道路交通情報通信システム
(VICS:Vehicle Information and Communication
System)が実用化されている。また同時に、このVIC
Sで提供されている情報を受信、再生するVICS情報
受信処理装置も種々のものが開発されている。
【0003】この場合、VICSでは、情報伝達メディ
ア方式として、通常のFM放送に交通情報データを多重
化して情報を送出するFM多重放送方式、高速道路に設
置された路上機から情報を送出する電波ビーコン方式、
一般道の交差点付近に配置された路上機から情報を送出
する光ビーコン方式が存在する。そして、その情報を受
信するVICS情報受信処理装置側では、何れもアンテ
ナによって交通情報等の放送電波を受信する。本発明
は、その交通情報等の放送電波、特に電波ビーコン方式
で送出される情報を受信するVICS情報受信用アンテ
ナ装置(以下、「VICS電波ビーコン受信用アンテナ
装置」という)に係るものである。
ア方式として、通常のFM放送に交通情報データを多重
化して情報を送出するFM多重放送方式、高速道路に設
置された路上機から情報を送出する電波ビーコン方式、
一般道の交差点付近に配置された路上機から情報を送出
する光ビーコン方式が存在する。そして、その情報を受
信するVICS情報受信処理装置側では、何れもアンテ
ナによって交通情報等の放送電波を受信する。本発明
は、その交通情報等の放送電波、特に電波ビーコン方式
で送出される情報を受信するVICS情報受信用アンテ
ナ装置(以下、「VICS電波ビーコン受信用アンテナ
装置」という)に係るものである。
【0004】そのVICS電波ビーコン受信用アンテナ
装置は、従来、一般に車両室内のダッシュボード上の中
央付近に設置される。また、VICS電波ビーコン受信
用アンテナ装置の指向性は、車両の直上方向を中心に前
後左右に広がる形になっており、電波ビーコン信号を送
信する路上機が道路の左右どちら側に設置されていても
受信できるようにしている。
装置は、従来、一般に車両室内のダッシュボード上の中
央付近に設置される。また、VICS電波ビーコン受信
用アンテナ装置の指向性は、車両の直上方向を中心に前
後左右に広がる形になっており、電波ビーコン信号を送
信する路上機が道路の左右どちら側に設置されていても
受信できるようにしている。
【0005】図14に従来のVICS電波ビーコン受信
用アンテナ装置のアンテナ指向性を示す。なお、図14
において、VICS電波ビーコン受信用アンテナ装置1
01は、車両102のダッシュボード上に設置されてお
り、符号103は同一感度のアンテナ指向性カーブを示
している。
用アンテナ装置のアンテナ指向性を示す。なお、図14
において、VICS電波ビーコン受信用アンテナ装置1
01は、車両102のダッシュボード上に設置されてお
り、符号103は同一感度のアンテナ指向性カーブを示
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、運転
中の携帯電話の使用による事故等が多発しており、これ
を防止するため車両のウィンドウガラスをシールド加工
して外部からの電波を遮断するようにした車両が開発さ
れている。そのような車両では、携帯電話の800MH
zより高い周波数であるVICS電波ビーコン信号やG
PS信号等の電波信号も遮断してしまう。したがって、
VICS電波ビーコン受信用アンテナ装置を車両102
のダッシュボード上に設置したのではウィンドウガラス
により電波信号が遮断されて受信できない問題が発生す
る。そこで、車両102の室外に設置しようとした場
合、VICS電波ビーコン受信用アンテナ装置が車両外
観の新たな突起物になり、また走行中の風切音の発生原
因となり、デザイン上も好ましくないといった問題点が
発生する。
中の携帯電話の使用による事故等が多発しており、これ
を防止するため車両のウィンドウガラスをシールド加工
して外部からの電波を遮断するようにした車両が開発さ
れている。そのような車両では、携帯電話の800MH
zより高い周波数であるVICS電波ビーコン信号やG
PS信号等の電波信号も遮断してしまう。したがって、
VICS電波ビーコン受信用アンテナ装置を車両102
のダッシュボード上に設置したのではウィンドウガラス
により電波信号が遮断されて受信できない問題が発生す
る。そこで、車両102の室外に設置しようとした場
合、VICS電波ビーコン受信用アンテナ装置が車両外
観の新たな突起物になり、また走行中の風切音の発生原
因となり、デザイン上も好ましくないといった問題点が
発生する。
【0007】さらに、VICS電波ビーコン信号を送信
する路上機は車線の左右どちら側に設置されるか特定さ
れておらず、場合によっては反対車線の側道に設置され
た路上機から進行方向のVICS電波ビーコン信号が送
信されていることもある。その場合、車両直上方向に向
けたVICS電波ビーコン信号用アンテナでは、路上機
方向にアンテナ指向性を向けた場合に比較すると受信信
号レベルが低くなってしまう問題点を有している。
する路上機は車線の左右どちら側に設置されるか特定さ
れておらず、場合によっては反対車線の側道に設置され
た路上機から進行方向のVICS電波ビーコン信号が送
信されていることもある。その場合、車両直上方向に向
けたVICS電波ビーコン信号用アンテナでは、路上機
方向にアンテナ指向性を向けた場合に比較すると受信信
号レベルが低くなってしまう問題点を有している。
【0008】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、その目的はウィンドウガラスにシール
ド加工された車両においても良好な電波ビーコン信号を
受信することができるVICS情報受信用アンテナ装置
を提供するものである。
なされたもので、その目的はウィンドウガラスにシール
ド加工された車両においても良好な電波ビーコン信号を
受信することができるVICS情報受信用アンテナ装置
を提供するものである。
【0009】また、本発明は車両の外観に新たな突起物
を設けることなく良好な電波ビーコン信号を受信するこ
とができるVICS情報受信用アンテナ装置を提供する
ものである。
を設けることなく良好な電波ビーコン信号を受信するこ
とができるVICS情報受信用アンテナ装置を提供する
ものである。
【0010】さらに、本発明は電波ビーコン信号を良好
な状態で受信することができる車両用ドアミラーを提供
するものである。
な状態で受信することができる車両用ドアミラーを提供
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載のVICS情報受信用アンテナ装置の
発明では、車両後方を確認するための車両用ドアミラー
のハウジングを電波信号を透過する材質で形成し、前記
ハウジング内に、VICS電波ビーコン信号を受信する
VICS電波ビーコン受信用アンテナ手段を路上機と対
応する方向に指向性を合わせて設けてなる構成を有して
いる。この構成によれば、車両用ドアミラーのハウジン
グは電波信号を透過する材質でできており、車両用ドア
ミラーは車室外に設置されているためVICS電波ビー
コン受信用アンテナ装置はシールド加工されたウィンド
ウガラスを持つ車両においてもVICS電波ビーコン信
号を受信できる。また、車両用ドアミラーのハウジング
内にVICS電波ビーコン受信用アンテナ手段があるた
め車両外観に新たな突起物も生じることがない。また、
VICS電波信号受信用アンテナ手段を路上機と対応す
る方向に指向性を合わせて設けているので、より高いレ
ベルのアンテナ指向性を示すこととなる。
に請求項1に記載のVICS情報受信用アンテナ装置の
発明では、車両後方を確認するための車両用ドアミラー
のハウジングを電波信号を透過する材質で形成し、前記
ハウジング内に、VICS電波ビーコン信号を受信する
VICS電波ビーコン受信用アンテナ手段を路上機と対
応する方向に指向性を合わせて設けてなる構成を有して
いる。この構成によれば、車両用ドアミラーのハウジン
グは電波信号を透過する材質でできており、車両用ドア
ミラーは車室外に設置されているためVICS電波ビー
コン受信用アンテナ装置はシールド加工されたウィンド
ウガラスを持つ車両においてもVICS電波ビーコン信
号を受信できる。また、車両用ドアミラーのハウジング
内にVICS電波ビーコン受信用アンテナ手段があるた
め車両外観に新たな突起物も生じることがない。また、
VICS電波信号受信用アンテナ手段を路上機と対応す
る方向に指向性を合わせて設けているので、より高いレ
ベルのアンテナ指向性を示すこととなる。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記ハウジング
内に、GPS信号を受信するGPS信号受信用アンテナ
手段を衛星と対応する方向に指向性を合わせて設けた構
成を有している。この構成によれば、車両用ドアミラー
のハウジング内にVICS情報受信用アンテナ手段と一
緒にGPS信号を受信するGPS信号受信用アンテナ手
段を衛星と対応する方向に指向性を合わせて設けている
ので、良好なVICS電波ビーコン信号とGPS信号を
受信することができることとなる。
内に、GPS信号を受信するGPS信号受信用アンテナ
手段を衛星と対応する方向に指向性を合わせて設けた構
成を有している。この構成によれば、車両用ドアミラー
のハウジング内にVICS情報受信用アンテナ手段と一
緒にGPS信号を受信するGPS信号受信用アンテナ手
段を衛星と対応する方向に指向性を合わせて設けている
ので、良好なVICS電波ビーコン信号とGPS信号を
受信することができることとなる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
VICS情報受信用アンテナ装置において、前記VIC
S電波ビーコン受信用アンテナ手段と前記GPS信号受
信用アンテナ手段を、左側車線走行の場合には車両の右
側のドアに設置される前記車両用ドアミラーの前記ハウ
ジング内に設け、右側車線走行の場合には車両の左側の
ドアに設置される前記車両用ドアミラーの前記ハウジン
グ内に設けた構成を有している。この構成によれば、G
PS信号受信用アンテナ手段が常に道路中央寄りに設置
され、車両直上方向を中心に前後左右の障害物までの角
度を考えると、車両左側のドアミラー内に設置した場合
に比較して、より障害物が少ない受信環境を得ることが
できることとなる。
VICS情報受信用アンテナ装置において、前記VIC
S電波ビーコン受信用アンテナ手段と前記GPS信号受
信用アンテナ手段を、左側車線走行の場合には車両の右
側のドアに設置される前記車両用ドアミラーの前記ハウ
ジング内に設け、右側車線走行の場合には車両の左側の
ドアに設置される前記車両用ドアミラーの前記ハウジン
グ内に設けた構成を有している。この構成によれば、G
PS信号受信用アンテナ手段が常に道路中央寄りに設置
され、車両直上方向を中心に前後左右の障害物までの角
度を考えると、車両左側のドアミラー内に設置した場合
に比較して、より障害物が少ない受信環境を得ることが
できることとなる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
にいずれかに記載のVICS情報受信用アンテナ装置に
おいて、自動料金収受装置用送受信アンテナ手段を路上
機と対応する方向に指向性を合わせて設けた構成を有し
ている。この構成によれば、車両用ドアミラーのハウジ
ング内にVICS電波ビーコン受信用アンテナ手段と一
緒に自動料金収受装置用送受信を行うアンテナ手段を路
上機と対応する方向に指向性を合わせて設けているの
で、良好なVICS電波ビーコン信号の受信と自動料金
収受信号を送受信することができることとなる。
にいずれかに記載のVICS情報受信用アンテナ装置に
おいて、自動料金収受装置用送受信アンテナ手段を路上
機と対応する方向に指向性を合わせて設けた構成を有し
ている。この構成によれば、車両用ドアミラーのハウジ
ング内にVICS電波ビーコン受信用アンテナ手段と一
緒に自動料金収受装置用送受信を行うアンテナ手段を路
上機と対応する方向に指向性を合わせて設けているの
で、良好なVICS電波ビーコン信号の受信と自動料金
収受信号を送受信することができることとなる。
【0015】本発明の請求項5に記載の車両用ドアミラ
ーの発明では、車両のドアに取り付けられる車両用ドア
ミラーにおいて、電波信号を透過する材質で形成された
ハウジングと、前記ハウジング内に取り付けられた後方
確認用のミラーと、路上機と対応する方向に向けて前記
ハウジング内に取り付けられたVICS電波ビーコン信
号を受信するVICS電波ビーコン受信アンテナ手段と
を備えた構成を有している。この構成によれば、車両用
ドアミラーのハウジングは電波信号を透過する材質でで
きており、ドアミラーは車室外に設置されているためV
ICS電波ビーコン受信用アンテナ装置はシールド加工
されたウィンドウガラスを持つ車両においてもVICS
電波ビーコン信号を受信できる。また、車両用ドアミラ
ーのハウジング内にアンテナがあるため車両外観に新た
な突起物も生じることがない。また、VICS電波信号
受信用アンテナ手段を路上機と対応する方向に指向性を
合わせて設けているので、より高いレベルのアンテナ指
向性を示すこととなる。
ーの発明では、車両のドアに取り付けられる車両用ドア
ミラーにおいて、電波信号を透過する材質で形成された
ハウジングと、前記ハウジング内に取り付けられた後方
確認用のミラーと、路上機と対応する方向に向けて前記
ハウジング内に取り付けられたVICS電波ビーコン信
号を受信するVICS電波ビーコン受信アンテナ手段と
を備えた構成を有している。この構成によれば、車両用
ドアミラーのハウジングは電波信号を透過する材質でで
きており、ドアミラーは車室外に設置されているためV
ICS電波ビーコン受信用アンテナ装置はシールド加工
されたウィンドウガラスを持つ車両においてもVICS
電波ビーコン信号を受信できる。また、車両用ドアミラ
ーのハウジング内にアンテナがあるため車両外観に新た
な突起物も生じることがない。また、VICS電波信号
受信用アンテナ手段を路上機と対応する方向に指向性を
合わせて設けているので、より高いレベルのアンテナ指
向性を示すこととなる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
車両用ドアミラーにおいて、前記ハウジング内に、GP
S信号を受信するGPS信号受信用アンテナ手段を衛星
と対応する方向に指向性を合わせて設けた構成を有して
いる。この構成によれば、車両用ドアミラーのハウジン
グ内にVICS電波ビーコン受信用アンテナ手段と一緒
にGPS信号を受信するGPS信号受信用アンテナ手段
を衛星の方向に指向性を合わせて設けているので、良好
なVICS電波ビーコン信号とGPS信号を受信するこ
とができることとなる。
車両用ドアミラーにおいて、前記ハウジング内に、GP
S信号を受信するGPS信号受信用アンテナ手段を衛星
と対応する方向に指向性を合わせて設けた構成を有して
いる。この構成によれば、車両用ドアミラーのハウジン
グ内にVICS電波ビーコン受信用アンテナ手段と一緒
にGPS信号を受信するGPS信号受信用アンテナ手段
を衛星の方向に指向性を合わせて設けているので、良好
なVICS電波ビーコン信号とGPS信号を受信するこ
とができることとなる。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項4または
5記載の車両用ドアミラーにおいて、前記ハウジング内
に、自動料金収受装置用送受信アンテナ手段を路上機と
対応する方向に指向性を合わせて設けた構成を有してい
る。この構成によれば、車両用ドアミラーのハウジング
内にVICS電波ビーコン受信用アンテナ手段と一緒に
自動料金収受装置用送受信を行うアンテナ手段を衛星の
方向に指向性を合わせて設けているので、良好なVIC
S電波ビーコン信号の受信と自動料金収受信号の送受信
をすることができることとなる。
5記載の車両用ドアミラーにおいて、前記ハウジング内
に、自動料金収受装置用送受信アンテナ手段を路上機と
対応する方向に指向性を合わせて設けた構成を有してい
る。この構成によれば、車両用ドアミラーのハウジング
内にVICS電波ビーコン受信用アンテナ手段と一緒に
自動料金収受装置用送受信を行うアンテナ手段を衛星の
方向に指向性を合わせて設けているので、良好なVIC
S電波ビーコン信号の受信と自動料金収受信号の送受信
をすることができることとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態について、図面を用いて説明する。まず、本
発明の第1の実施の形態におけるVICS情報受信用ア
ンテナ装置について図1乃至図3を参照して説明する
と、図1は本発明を適用した車両用ドアミラーの概略正
面図、図2はその車両用ドアミラーの概略縦断側面図、
図3はその車両用ドアミラーの概略水平断上面図であ
る。すなわち、図1乃至図3において、本発明の第1の
実施の形態のVICS情報受信用アンテナ装置は、車両
のドアの外面に取り付けられる車両用ドアミラー1の内
部に設けたものである。
実施の形態について、図面を用いて説明する。まず、本
発明の第1の実施の形態におけるVICS情報受信用ア
ンテナ装置について図1乃至図3を参照して説明する
と、図1は本発明を適用した車両用ドアミラーの概略正
面図、図2はその車両用ドアミラーの概略縦断側面図、
図3はその車両用ドアミラーの概略水平断上面図であ
る。すなわち、図1乃至図3において、本発明の第1の
実施の形態のVICS情報受信用アンテナ装置は、車両
のドアの外面に取り付けられる車両用ドアミラー1の内
部に設けたものである。
【0019】車両用ドアミラー1は、ハウジング2と、
ミラー角度調整部3、ミラー4、VICS電波ビーコン
受信用アンテナ回路部5、ミラー角度調整部3と車両本
体側とを電気的に接続するリモートコントロール用電気
ケーブル6、及びVICS電波ビーコン受信用アンテナ
回路部5と車両本体側とを電気的に接続するアンテナ回
路用電気ケーブル7等で構成されている。
ミラー角度調整部3、ミラー4、VICS電波ビーコン
受信用アンテナ回路部5、ミラー角度調整部3と車両本
体側とを電気的に接続するリモートコントロール用電気
ケーブル6、及びVICS電波ビーコン受信用アンテナ
回路部5と車両本体側とを電気的に接続するアンテナ回
路用電気ケーブル7等で構成されている。
【0020】さらに詳述すると、ハウジング2はドアミ
ラーとしての外形を形成しているケースで、VICS電
波ビーコン信号を通す、例えば樹脂材等で作られてお
り、取付ベース8を介してドアの外面に取り付けられ
る。ミラー4はドアミラーとして後方確認用の鏡であ
る。ミラー角度調整部3はミラー4の向きを調整する手
段で、運転席から遠隔操作可能な構造になっている。す
なわち、本実施の形態の車両用ドアミラー1は、ハウジ
ング2を電波を透過させる材質で作り、そのハウジング
2内にVICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5を
配設している以外は、従来の車両用ドアミラーの内部構
造とほぼ同じで、また外観的にも何ら変わることのない
構造になっている。
ラーとしての外形を形成しているケースで、VICS電
波ビーコン信号を通す、例えば樹脂材等で作られてお
り、取付ベース8を介してドアの外面に取り付けられ
る。ミラー4はドアミラーとして後方確認用の鏡であ
る。ミラー角度調整部3はミラー4の向きを調整する手
段で、運転席から遠隔操作可能な構造になっている。す
なわち、本実施の形態の車両用ドアミラー1は、ハウジ
ング2を電波を透過させる材質で作り、そのハウジング
2内にVICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5を
配設している以外は、従来の車両用ドアミラーの内部構
造とほぼ同じで、また外観的にも何ら変わることのない
構造になっている。
【0021】VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路
部5は、路上機から送信されているVICS電波ビーコ
ン信号を受信するアンテナ手段である。そのVICS電
波ビーコン受信用アンテナ回路部5は、車両用ドアミラ
ー1が車両のドアに設置されたとき、車両側面方向を向
いて、すなわち路上機と対応する方向に指向性を合わせ
てハウジング2内に取り付けられている。ここで、VI
CS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5のアンテナ指
向性としては、図4に示すような指向性カーブ14を持
ち、またハウジング2がVICS電波ビーコン信号を透
過する材質でできていることから、VICS電波ビーコ
ン受信用アンテナ回路部5は路上機からのVICS電波
ビーコン信号を受信可能となっている。
部5は、路上機から送信されているVICS電波ビーコ
ン信号を受信するアンテナ手段である。そのVICS電
波ビーコン受信用アンテナ回路部5は、車両用ドアミラ
ー1が車両のドアに設置されたとき、車両側面方向を向
いて、すなわち路上機と対応する方向に指向性を合わせ
てハウジング2内に取り付けられている。ここで、VI
CS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5のアンテナ指
向性としては、図4に示すような指向性カーブ14を持
ち、またハウジング2がVICS電波ビーコン信号を透
過する材質でできていることから、VICS電波ビーコ
ン受信用アンテナ回路部5は路上機からのVICS電波
ビーコン信号を受信可能となっている。
【0022】したがって、この第1の実施の形態では、
車体の外に設置される車両用ドアミラー1のハウジング
2内に、VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5
を隠して設けているので、シールド加工されたウィンド
ウガラスを持つ車両においても、ドアミラー1内のVI
CS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5を通してVI
CS電波ビーコン信号を良好に受信することができる。
また、車両外観に新たな突起物が生じることもない。さ
らに、VICS電波信号受信用アンテナ回路部5を車両
側方に向けて設置し、アンテナ指向性を路上機に向ける
ようにしているので、より高いレベルのアンテナ指向性
を得ることができる。
車体の外に設置される車両用ドアミラー1のハウジング
2内に、VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5
を隠して設けているので、シールド加工されたウィンド
ウガラスを持つ車両においても、ドアミラー1内のVI
CS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5を通してVI
CS電波ビーコン信号を良好に受信することができる。
また、車両外観に新たな突起物が生じることもない。さ
らに、VICS電波信号受信用アンテナ回路部5を車両
側方に向けて設置し、アンテナ指向性を路上機に向ける
ようにしているので、より高いレベルのアンテナ指向性
を得ることができる。
【0023】(実施の形態2)次に、本発明の第2の実
施の形態におけるVICS情報受信用アンテナ装置につ
いて図5乃至図7を参照して説明する。図5は本発明の
第2の実施の形態を適用した車両用ドアミラーの概略正
面図、図6はそのドアミラーの概略縦断側面図、図7は
そのドアミラーの概略水平断上面図である。すなわち、
第2の実施の形態におけるVICS情報受信用アンテナ
装置は、車両用ドアミラー1の内部にVICS電波ビー
コン受信用アンテナ回路部5と一緒にGPS(Global P
ositioning System)アンテナ回路部9を設けたもので
あり、他の構成は図1乃至図3に示した第1の実施の形
態の構成と同じなので、同じ部材には同じ符号を付して
重複した説明は省略する。なお、GPSアンテナ回路部
9と車両本体側とはGPSアンテナ回路用電気ケーブル
12で接続される。
施の形態におけるVICS情報受信用アンテナ装置につ
いて図5乃至図7を参照して説明する。図5は本発明の
第2の実施の形態を適用した車両用ドアミラーの概略正
面図、図6はそのドアミラーの概略縦断側面図、図7は
そのドアミラーの概略水平断上面図である。すなわち、
第2の実施の形態におけるVICS情報受信用アンテナ
装置は、車両用ドアミラー1の内部にVICS電波ビー
コン受信用アンテナ回路部5と一緒にGPS(Global P
ositioning System)アンテナ回路部9を設けたもので
あり、他の構成は図1乃至図3に示した第1の実施の形
態の構成と同じなので、同じ部材には同じ符号を付して
重複した説明は省略する。なお、GPSアンテナ回路部
9と車両本体側とはGPSアンテナ回路用電気ケーブル
12で接続される。
【0024】VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路
部5と共にハウジング2内に設けられたGPSアンテナ
回路9は、カーナビゲーションで用いられているGPS
信号を受信するアンテナ手段であり、衛星からの電波を
受け易くするのに、その向きを車両真上方向に向けて衛
星と対応する方向に指向性を合わせるため、上向きに設
置されている。このGPSアンテナ回路9も、ウィンド
ウガラスのシールド加工された車両における室内に設置
した場合では受信が困難となるが、車両用ドアミラー1
の内部に設置されることにより受信が可能になる。
部5と共にハウジング2内に設けられたGPSアンテナ
回路9は、カーナビゲーションで用いられているGPS
信号を受信するアンテナ手段であり、衛星からの電波を
受け易くするのに、その向きを車両真上方向に向けて衛
星と対応する方向に指向性を合わせるため、上向きに設
置されている。このGPSアンテナ回路9も、ウィンド
ウガラスのシールド加工された車両における室内に設置
した場合では受信が困難となるが、車両用ドアミラー1
の内部に設置されることにより受信が可能になる。
【0025】したがって、この第2の実施の形態では、
車体の外に設置される車両用ドアミラー1のハウジング
2内に、VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5
とGPSアンテナ回路部9を隠して設けているので、シ
ールド加工されたウィンドウガラスを持つ車両において
も、ドアミラー1内のVICS電波ビーコン受信用アン
テナ回路部5を通してVICS電波ビーコン信号を良好
に受信することができるとともに、GPSアンテナ回路
9を通してGPS信号を良好に受信することができる。
また、車両外観に新たな突起物が生じることもない。さ
らに、VICS電波信号受信用アンテナ回路部5を車両
側方に向けて設置し、アンテナ指向性を路上機に向ける
ようにしているので、より高いレベルのアンテナ指向性
を得ることができる。一方、GPSアンテナ回路部9は
上向きに設置し、衛星からの電波を受け易くしているの
で、より高いレベルのアンテナ指向性を得ることができ
る。なお、VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部
5は、好ましくは車両の右側のドアに設置される車両用
ドアミラー1のハウジング2内に設けるとよい。これ
は、車両右側のドアミラー1内に設置すると、GPS受
信用アンテナ手段が道路中央寄りに設置されたことにな
り、車両直上方向を中心に前後左右の障害物までの角度
が大きくとれ、車両左側のドアミラー内に設置した場合
に比較して、より障害物が少ない受信環境を得ることが
できる。これは、左側走行の場合で、右側走行の場合に
は道路中央寄りとなる車両左側のドアミラー内に設置さ
れる。
車体の外に設置される車両用ドアミラー1のハウジング
2内に、VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5
とGPSアンテナ回路部9を隠して設けているので、シ
ールド加工されたウィンドウガラスを持つ車両において
も、ドアミラー1内のVICS電波ビーコン受信用アン
テナ回路部5を通してVICS電波ビーコン信号を良好
に受信することができるとともに、GPSアンテナ回路
9を通してGPS信号を良好に受信することができる。
また、車両外観に新たな突起物が生じることもない。さ
らに、VICS電波信号受信用アンテナ回路部5を車両
側方に向けて設置し、アンテナ指向性を路上機に向ける
ようにしているので、より高いレベルのアンテナ指向性
を得ることができる。一方、GPSアンテナ回路部9は
上向きに設置し、衛星からの電波を受け易くしているの
で、より高いレベルのアンテナ指向性を得ることができ
る。なお、VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部
5は、好ましくは車両の右側のドアに設置される車両用
ドアミラー1のハウジング2内に設けるとよい。これ
は、車両右側のドアミラー1内に設置すると、GPS受
信用アンテナ手段が道路中央寄りに設置されたことにな
り、車両直上方向を中心に前後左右の障害物までの角度
が大きくとれ、車両左側のドアミラー内に設置した場合
に比較して、より障害物が少ない受信環境を得ることが
できる。これは、左側走行の場合で、右側走行の場合に
は道路中央寄りとなる車両左側のドアミラー内に設置さ
れる。
【0026】(実施の形態3)次に、本発明の第3の実
施の形態におけるVICS情報受信用アンテナ装置につ
いて図8乃至図10を参照して説明する。図8は本発明
の第3の実施の形態を適用した車両用ドアミラーの概略
正面図、図9はそのドアミラーの概略縦断側面図、図1
0はそのドアミラーの概略水平断上面図である。すなわ
ち、第3の実施の形態におけるVICS情報受信用アン
テナ装置は、車両用ドアミラー1の内部にVICS電波
ビーコン受信用アンテナ回路部5と一緒に自動料金収受
システム送信用アンテナ回路部10と自動料金収受シス
テム受信用アンテナ回路部11を設けたものであり、他
の構成は図1乃至図3に示した第1の実施の形態の構成
と同じなので、同じ部材には同じ符号を付して重複した
説明は省略する。なお、自動料金収受システム送信用ア
ンテナ回路部10及び自動料金収受システム受信用アン
テナ回路部11と車体側とはアンテナ回路用電気ケーブ
ル13で接続される。
施の形態におけるVICS情報受信用アンテナ装置につ
いて図8乃至図10を参照して説明する。図8は本発明
の第3の実施の形態を適用した車両用ドアミラーの概略
正面図、図9はそのドアミラーの概略縦断側面図、図1
0はそのドアミラーの概略水平断上面図である。すなわ
ち、第3の実施の形態におけるVICS情報受信用アン
テナ装置は、車両用ドアミラー1の内部にVICS電波
ビーコン受信用アンテナ回路部5と一緒に自動料金収受
システム送信用アンテナ回路部10と自動料金収受シス
テム受信用アンテナ回路部11を設けたものであり、他
の構成は図1乃至図3に示した第1の実施の形態の構成
と同じなので、同じ部材には同じ符号を付して重複した
説明は省略する。なお、自動料金収受システム送信用ア
ンテナ回路部10及び自動料金収受システム受信用アン
テナ回路部11と車体側とはアンテナ回路用電気ケーブ
ル13で接続される。
【0027】自動料金収受装置用の送信用アンテナ回路
部10は、高速道路等の有料道路にて、その料金を料金
所にて停止することなく支払う自動料金収受装置の電波
信号を車載機から路上機に送信するアンテナ手段であ
り、自動料金収受装置用受信アンテナ回路11は自動料
金収受装置における路上機からの信号を受信するアンテ
ナ手段である。その自動料金収受システム送信用アンテ
ナ回路部10及び自動料金収受システム受信用アンテナ
回路部11は、路上機からの電波を受け易くするのに、
料金所に設置される路上機と合わせて車両前方上方向に
傾けて、すなわち路上機と対向する方向に指向性を合わ
せて設置されている。この自動料金収受システム送信用
アンテナ回路部10及び自動料金収受システム受信用ア
ンテナ回路部11も、ウィンドウガラスのシールド加工
された車両における室内に設置した場合では受信が困難
となるが、車両用ドアミラー1の内部に設置されること
により受信が可能になる。
部10は、高速道路等の有料道路にて、その料金を料金
所にて停止することなく支払う自動料金収受装置の電波
信号を車載機から路上機に送信するアンテナ手段であ
り、自動料金収受装置用受信アンテナ回路11は自動料
金収受装置における路上機からの信号を受信するアンテ
ナ手段である。その自動料金収受システム送信用アンテ
ナ回路部10及び自動料金収受システム受信用アンテナ
回路部11は、路上機からの電波を受け易くするのに、
料金所に設置される路上機と合わせて車両前方上方向に
傾けて、すなわち路上機と対向する方向に指向性を合わ
せて設置されている。この自動料金収受システム送信用
アンテナ回路部10及び自動料金収受システム受信用ア
ンテナ回路部11も、ウィンドウガラスのシールド加工
された車両における室内に設置した場合では受信が困難
となるが、車両用ドアミラー1の内部に設置されること
により受信が可能になる。
【0028】したがって、この第3の実施の形態では、
車体の外に設置される車両用ドアミラー1のハウジング
2内に、VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5
と自動料金収受システム送信用アンテナ回路部10及び
自動料金収受システム受信用アンテナ回路部11を隠し
て設けているので、シールド加工されたウィンドウガラ
スを持つ車両においても、ドアミラー1内のVICS電
波ビーコン受信用アンテナ回路部5を通してVICS電
波ビーコン信号を良好に受信することができるととも
に、自動料金収受システム送信用アンテナ回路部10及
び自動料金収受システム受信用アンテナ回路部11を通
して路上機と料金収受信号を良好に送受信することがで
きる。また、車両外観に新たな突起物が生じることもな
い。さらに、VICS電波信号受信用アンテナ回路部5
を車両側方に向けて設置し、アンテナ指向性を路上機に
向けるようにしているので、より高いレベルのアンテナ
指向性を得ることができる。一方、自動料金収受システ
ム送信用アンテナ回路部10及び自動料金収受システム
受信用アンテナ回路部11は料金所に設置される路上機
と合わせて車両前方上方向に傾けて設置し、アンテナ指
向性を路上機に合わせるようにしているので、より高い
レベルのアンテナ指向性を得ることができる。
車体の外に設置される車両用ドアミラー1のハウジング
2内に、VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5
と自動料金収受システム送信用アンテナ回路部10及び
自動料金収受システム受信用アンテナ回路部11を隠し
て設けているので、シールド加工されたウィンドウガラ
スを持つ車両においても、ドアミラー1内のVICS電
波ビーコン受信用アンテナ回路部5を通してVICS電
波ビーコン信号を良好に受信することができるととも
に、自動料金収受システム送信用アンテナ回路部10及
び自動料金収受システム受信用アンテナ回路部11を通
して路上機と料金収受信号を良好に送受信することがで
きる。また、車両外観に新たな突起物が生じることもな
い。さらに、VICS電波信号受信用アンテナ回路部5
を車両側方に向けて設置し、アンテナ指向性を路上機に
向けるようにしているので、より高いレベルのアンテナ
指向性を得ることができる。一方、自動料金収受システ
ム送信用アンテナ回路部10及び自動料金収受システム
受信用アンテナ回路部11は料金所に設置される路上機
と合わせて車両前方上方向に傾けて設置し、アンテナ指
向性を路上機に合わせるようにしているので、より高い
レベルのアンテナ指向性を得ることができる。
【0029】(実施の形態4)次に、本発明の第4の実
施の形態におけるVICS情報受信用アンテナ装置につ
いて図11乃至図13を参照して説明する。図11は本
発明の第4の実施の形態を適用した車両用ドアミラーの
概略正面図、図12はそのドアミラーの概略縦断側面
図、図13はそのドアミラーの概略水平断上面図であ
る。すなわち、第4の実施の形態におけるVICS情報
受信用アンテナ装置は、車両用ドアミラー1の内部にV
ICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5と一緒に、
GPSアンテナ回路部9と自動料金収受システム送信用
アンテナ回路部10及び自動料金収受システム受信用ア
ンテナ回路部11を設けたものであり、他の構成は図1
乃至図3に示した第1の実施の形態の構成と同じなの
で、同じ部材には同じ符号を付して重複した説明は省略
する。また、この第4の実施の形態でも、VICS電波
信号受信用アンテナ回路部5は車両側方に向けて設置
し、GPSアンテナ回路部9は衛星からの電波を受け易
くするのに上向きに設置し、自動料金収受システム送信
用アンテナ回路部10及び自動料金収受システム受信用
アンテナ回路部11は料金所に設置される路上機と合わ
せて車両前方上方向に傾けて設置している。
施の形態におけるVICS情報受信用アンテナ装置につ
いて図11乃至図13を参照して説明する。図11は本
発明の第4の実施の形態を適用した車両用ドアミラーの
概略正面図、図12はそのドアミラーの概略縦断側面
図、図13はそのドアミラーの概略水平断上面図であ
る。すなわち、第4の実施の形態におけるVICS情報
受信用アンテナ装置は、車両用ドアミラー1の内部にV
ICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5と一緒に、
GPSアンテナ回路部9と自動料金収受システム送信用
アンテナ回路部10及び自動料金収受システム受信用ア
ンテナ回路部11を設けたものであり、他の構成は図1
乃至図3に示した第1の実施の形態の構成と同じなの
で、同じ部材には同じ符号を付して重複した説明は省略
する。また、この第4の実施の形態でも、VICS電波
信号受信用アンテナ回路部5は車両側方に向けて設置
し、GPSアンテナ回路部9は衛星からの電波を受け易
くするのに上向きに設置し、自動料金収受システム送信
用アンテナ回路部10及び自動料金収受システム受信用
アンテナ回路部11は料金所に設置される路上機と合わ
せて車両前方上方向に傾けて設置している。
【0030】したがって、第4の実施の形態では、車体
の外に設置される車両用ドアミラー1のハウジング2内
に、VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5とG
PSアンテナ回路部9と自動料金収受システム送信用ア
ンテナ回路部10及び自動料金収受システム受信用アン
テナ回路部11を隠して設けているので、シールド加工
されたウィンドウガラスを持つ車両においても、ドアミ
ラー1内のVICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部
5を通してVICS電波ビーコン信号を良好に受信する
ことができる。同時に、GPSアンテナ回路9を通して
GPS信号を良好に受信することができるともに、自動
料金収受システム送信用アンテナ回路部10及び自動料
金収受システム受信用アンテナ回路部11を通して路上
機と料金収受信号を良好に送受信することができる。ま
た、車両外観に新たな突起物が生じることもない。さら
に、VICS電波信号受信用アンテナ回路部5を車両側
方に向けて設置し、アンテナ指向性を路上機に向けるよ
うにしているので、より高いレベルのアンテナ指向性を
得ることができる。一方、GPSアンテナ回路部9は上
向きに設置し、衛星からの電波を受け易くし、自動料金
収受システム送信用アンテナ回路部10及び自動料金収
受システム受信用アンテナ回路部11は料金所に設置さ
れる路上機と合わせて車両前方上方向に傾けて設置し、
アンテナ指向性を路上機に向けるようにしているので、
それぞれ、より高いレベルのアンテナ指向性を得ること
ができる。
の外に設置される車両用ドアミラー1のハウジング2内
に、VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5とG
PSアンテナ回路部9と自動料金収受システム送信用ア
ンテナ回路部10及び自動料金収受システム受信用アン
テナ回路部11を隠して設けているので、シールド加工
されたウィンドウガラスを持つ車両においても、ドアミ
ラー1内のVICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部
5を通してVICS電波ビーコン信号を良好に受信する
ことができる。同時に、GPSアンテナ回路9を通して
GPS信号を良好に受信することができるともに、自動
料金収受システム送信用アンテナ回路部10及び自動料
金収受システム受信用アンテナ回路部11を通して路上
機と料金収受信号を良好に送受信することができる。ま
た、車両外観に新たな突起物が生じることもない。さら
に、VICS電波信号受信用アンテナ回路部5を車両側
方に向けて設置し、アンテナ指向性を路上機に向けるよ
うにしているので、より高いレベルのアンテナ指向性を
得ることができる。一方、GPSアンテナ回路部9は上
向きに設置し、衛星からの電波を受け易くし、自動料金
収受システム送信用アンテナ回路部10及び自動料金収
受システム受信用アンテナ回路部11は料金所に設置さ
れる路上機と合わせて車両前方上方向に傾けて設置し、
アンテナ指向性を路上機に向けるようにしているので、
それぞれ、より高いレベルのアンテナ指向性を得ること
ができる。
【0031】なお、本発明では、次のように構造を変更
して実施しても差し支えないものである。 ・上記各実施の形態では、VICS電波ビーコン受信用
アンテナ回路部5の向きを車両の横方向に向けた場合に
ついて開示したが、車両の進行方向斜め横を向けて設
け、路上機に対する指向性を確保するようにしてもよ
い。 ・VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5、GP
S信号受信アンテナ回路部9、及び自動料金収受システ
ムの送受信アンテナ回路部10,11は、アンテナ素子
だけを車両用ドアミラー1のハウジング2内に設け、そ
の信号を増幅する回路等は車体側に設けても、ハウジン
グ2内に設けてもよい。 ・第3、第4の各実施の形態の構成では、自動料金収受
装置の自動料金収受システム送信用アンテナ回路部10
と自動料金収受システム受信用アンテナ回路部11を共
に車両用ドアミラー1の同一ハウジング2内に設けた
が、自動料金収受システム送信用アンテナ回路部10と
自動料金収受システム受信用アンテナ回路部11を左右
の車両用ドアミラー1にそれぞれ分けて設置してもよ
い。 ・第4の実施の形態において、自動料金収受装置用送信
アンテナ回路部10と自動料金収受装置用受信アンテナ
回路11をGPS受信用アンテナ回路部9と同一の車両
用ドアミラー1内に設置した構造を開示したが、例えば
車両右側のドアミラー1にGPS信号受信用アンテナ回
路部9を設置し、車両左側のドアミラー1内に自動料金
収受装置用送受信アンテナ回路部10,11を設置する
等、左右の車両用ドアミラー1に分けて設けるようにし
てもよい。 ・ミラー4の角度調整を行うミラー角度調整部3は電動
で行う角度調整、または手動で行う角度調整の何れであ
ってもよいものである。
して実施しても差し支えないものである。 ・上記各実施の形態では、VICS電波ビーコン受信用
アンテナ回路部5の向きを車両の横方向に向けた場合に
ついて開示したが、車両の進行方向斜め横を向けて設
け、路上機に対する指向性を確保するようにしてもよ
い。 ・VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部5、GP
S信号受信アンテナ回路部9、及び自動料金収受システ
ムの送受信アンテナ回路部10,11は、アンテナ素子
だけを車両用ドアミラー1のハウジング2内に設け、そ
の信号を増幅する回路等は車体側に設けても、ハウジン
グ2内に設けてもよい。 ・第3、第4の各実施の形態の構成では、自動料金収受
装置の自動料金収受システム送信用アンテナ回路部10
と自動料金収受システム受信用アンテナ回路部11を共
に車両用ドアミラー1の同一ハウジング2内に設けた
が、自動料金収受システム送信用アンテナ回路部10と
自動料金収受システム受信用アンテナ回路部11を左右
の車両用ドアミラー1にそれぞれ分けて設置してもよ
い。 ・第4の実施の形態において、自動料金収受装置用送信
アンテナ回路部10と自動料金収受装置用受信アンテナ
回路11をGPS受信用アンテナ回路部9と同一の車両
用ドアミラー1内に設置した構造を開示したが、例えば
車両右側のドアミラー1にGPS信号受信用アンテナ回
路部9を設置し、車両左側のドアミラー1内に自動料金
収受装置用送受信アンテナ回路部10,11を設置する
等、左右の車両用ドアミラー1に分けて設けるようにし
てもよい。 ・ミラー4の角度調整を行うミラー角度調整部3は電動
で行う角度調整、または手動で行う角度調整の何れであ
ってもよいものである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のVICS
情報受信用アンテナ装置は、上記実施の形態より明らか
なように、車体の外に設置される車両用ドアミラーの、
電波信号を透過するハウジング内に、VICS電波ビー
コン受信用アンテナ回路部を隠して設けているので、シ
ールド加工されたウィンドウガラスを持つ車両において
も、VICS電波ビーコン信号を良好に受信することが
できる。また、車両外観に新たな突起物が生じることも
ないとともに、より高いレベルのアンテナ指向性を得る
ことができるという優れた効果が期待できる。
情報受信用アンテナ装置は、上記実施の形態より明らか
なように、車体の外に設置される車両用ドアミラーの、
電波信号を透過するハウジング内に、VICS電波ビー
コン受信用アンテナ回路部を隠して設けているので、シ
ールド加工されたウィンドウガラスを持つ車両において
も、VICS電波ビーコン信号を良好に受信することが
できる。また、車両外観に新たな突起物が生じることも
ないとともに、より高いレベルのアンテナ指向性を得る
ことができるという優れた効果が期待できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態として示す車両用ド
アミラーの概略正面図
アミラーの概略正面図
【図2】第1の実施の形態における車両用ドアミラーの
概略縦断側面図
概略縦断側面図
【図3】第1の実施の形態における車両用ドアミラーの
概略水平断上面図
概略水平断上面図
【図4】第1の実施の形態におけるVICS電波ビーコ
ン受信用アンテナの指向性図
ン受信用アンテナの指向性図
【図5】本発明の第2の実施の形態として示す車両用ド
アミラーの概略正面図
アミラーの概略正面図
【図6】第2の実施の形態における車両用ドアミラーの
概略縦断側面図
概略縦断側面図
【図7】第2の実施の形態における車両用ドアミラーの
概略水平断上面図
概略水平断上面図
【図8】本発明の第3の実施の形態として示す車両用ド
アミラーの概略正面図
アミラーの概略正面図
【図9】第3の実施の形態における車両用ドアミラーの
概略縦断側面図
概略縦断側面図
【図10】第3の実施の形態における車両用ドアミラー
の概略水平断上面図
の概略水平断上面図
【図11】本発明の第4の実施の形態として示す車両用
ドアミラーの概略正面図
ドアミラーの概略正面図
【図12】第4の実施の形態における車両用ドアミラー
の概略縦断側面図
の概略縦断側面図
【図13】第4の実施の形態における車両用ドアミラー
の概略水平断上面図
の概略水平断上面図
【図14】従来例のVICS電波ビーコン受信用アンテ
ナの指向性図
ナの指向性図
1 車両用ドアミラー 2 ハウジング 3 ミラー角度調整部 4 ミラー 5 VICS電波ビーコン受信用アンテナ回路部 6 リモートコントロール用電気ケーブル 7 アンテナ回路用電気ケーブル 8 取付ベース 9 GPS信号受信アンテナ回路部 10 自動料金収受システム送信用アンテナ回路部 11 自動料金収受システム受信用アンテナ回路部 12 GPSアンテナ回路用電気ケーブル 13 アンテナ回路用電気ケーブル 14 指向性カーブ 101 VICS電波ビーコン受信用アンテナ装置 102 車両 103 従来例の同一感度を示すアンテナ指向性カーブ
Claims (6)
- 【請求項1】 車両後方を確認するための車両用ドアミ
ラーのハウジングを電波信号を透過する材質で形成し、
前記ハウジング内に、VICS電波ビーコン信号を受信
するVICS電波ビーコン受信用アンテナ手段を、路上
機と対応する方向に指向性を合わせて設けてなることを
特徴とするVICS情報受信用アンテナ装置。 - 【請求項2】 前記ハウジング内に、GPS信号を受信
するGPS信号受信用アンテナ手段を衛星と対応する方
向に指向性を合わせて設けたことを特徴とする請求項1
記載のVICS情報受信用アンテナ装置。 - 【請求項3】 前記VICS電波ビーコン受信用アンテ
ナ手段と前記GPS信号受信用アンテナ手段を、左側車
線走行の場合には車両の右側のドアに設置される前記車
両用ドアミラーの前記ハウジング内に設け、右側車線走
行の場合には車両の左側のドアに設置される前記車両用
ドアミラーの前記ハウジング内に設けたことを特徴とす
る請求項2記載のVICS情報受信用アンテナ装置。 - 【請求項4】 前記ハウジング内に、自動料金収受装置
用送受信アンテナ手段を路上機と対応する方向に指向性
を合わせて設けたことを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載のVICS情報受信用アンテナ装置。 - 【請求項5】 車両のドアに取り付けられる車両用ドア
ミラーにおいて、 電波信号を透過する材質で形成されたハウジングと、 前記ハウジング内に取り付けられた後方確認用のミラー
と、 前記ハウジング内に取り付けられ無線電波信号を受信す
るアンテナ手段とを備えたことを特徴とする車両用ドア
ミラー。 - 【請求項6】 前記アンテナ手段は、路上機と対応する
方向に指向性を合わせて設けられたVICS電波ビーコ
ン信号を受信するVICS電波ビーコン受信用アンテナ
手段、または自動料金収受装置用送受信アンテナ手段、
或いはGPS用衛星と対応する方向に指向性を合わせて
設けられそのGPS信号を受信するGPS信号受信用ア
ンテナ手段のうち少なくともいずれか一つであることを
特徴とする請求項5記載の車両用ドアミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11186798A JP2001016016A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | Vics情報受信用アンテナ装置及び車両用ドアミラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11186798A JP2001016016A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | Vics情報受信用アンテナ装置及び車両用ドアミラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001016016A true JP2001016016A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16194779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11186798A Pending JP2001016016A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | Vics情報受信用アンテナ装置及び車両用ドアミラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001016016A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013094692A1 (ja) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | 株式会社フジクラ | アンテナ装置 |
JP2014042096A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Daimler Ag | キャブオーバー型車両 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP11186798A patent/JP2001016016A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013094692A1 (ja) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | 株式会社フジクラ | アンテナ装置 |
JP2013131852A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Fujikura Ltd | アンテナ装置 |
JP2014042096A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Daimler Ag | キャブオーバー型車両 |
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