JPH1041192A - パッケージ型固体電解コンデンサの構造 - Google Patents
パッケージ型固体電解コンデンサの構造Info
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- JPH1041192A JPH1041192A JP19336196A JP19336196A JPH1041192A JP H1041192 A JPH1041192 A JP H1041192A JP 19336196 A JP19336196 A JP 19336196A JP 19336196 A JP19336196 A JP 19336196A JP H1041192 A JPH1041192 A JP H1041192A
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
- H05K3/3426—Leaded components characterised by the leads
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
モールド部18にて、当該コンデンサ素子13に対する
陽極用リード端子11及び陰極用リード端子12がモー
ルド部の左右両端面から突出するようにパッケージして
成る固体電解コンデンサにおいて、その両リード端子を
回路基板に半田付けしたときに、熱的な悪影響を受ける
ことを低減する。 【手段】 各リード端子11,12に、モールド部の底
面に向かって折り曲げた立ち上がり部11a,12a
と、その下端から前記モールド部の底面と略平行に折り
曲げた接合部11b,12bとを設け、前記接合部にお
けるモールド部の底面からの突出高さ寸法Hを、モール
ド部の高さ寸法H0の1/3以上にし、各リード端子に
おける立ち上がり部に、溶融半田が立ち上がり部の表面
を伝い上がるのを阻止するための手段(貫通孔20,2
1)を設ける。
Description
コンデンサ又はアルミ固体電解コンデンサのうちコンデ
ンサ素子の部分を、合成樹脂製のモールド部にて、当該
コンデンサ素子の両極に対するリード端子がモールド部
から突出するようにパッケージして成る固体電解コンデ
ンサの構造に関するものである。
コンデンサは、例えば、特開昭60−220922号公
報等に記載され、且つ、図10に示すように、左右一対
の金属板製リード端子1,2の間の部位に、コンデンサ
素子3を、当該コンデンサ素子3における多孔質チップ
片4から突出する陽極棒5を前記一方のリード端子1に
溶接するように配設して、このコンデンサ素子3にチッ
プ片4の表面の陰極膜6と、他方のリード端子2との間
を、温度及び過電流のうちいずれか一方又は両方に対す
る安全ヒューズ線7にて接続するか、前記陰極膜6に他
方のリード端子2を直接的に接続し、そして、前記コン
デンサ素子3の部分を、熱硬化性合成樹脂製のモールド
部8にて、前記両リード端子1,2がモールド部8の左
右両端面8a,8bから突出するようにパッケージした
のち、前記リード端子1,2のうち前記モールド部8か
ら突出する部分を、一旦、モールド部8の底面8cに向
かって折り曲げることにより立ち上がり部1a,2aに
形成し、更にのその下端を、前記モールド部8の底面8
cに近い部分において底面8cと平行に折り曲げること
により接合部1b,2bを形成し、この接合部1b,2
bを回路基板9に対して半田付けするように構成してい
る。
体電解コンデンサにおいては、両リード端子1,2の接
合部1b,2bにおけるモールド部8の底面8cからの
突出高さを、図示のようにきわめて低くすることによ
り、この両接合部1b,2bを回路基板9に対して半田
付けした場合に、モールド部8の底面8cが回路基板9
の表面に近接するか、接当するように構成しているか
ら、このモールド部8の表面から大気中への放熱性が回
路基板9にて遮られることになってきわめて低いのであ
る。
板9の表面に近接するか、接当していることにより、回
路基板9の熱がモールド部8に直接的に伝わることに加
えて、前記両リード端子1,2における接合部1b,2
bを回路基板9に対して半田付けするときにおいて、余
分の溶融半田が、この両リード端子1,2のうち前記接
合部1b,2bから上向きへの立ち上がり部1a,2a
の表面を伝って、図10に二点鎖線Aで示すように、半
田フィレットとして高く盛り上がることにより、当該両
リード端子からの放熱性が低下することに加えて、各リ
ード端子1,2を介しての回路基板9からモールド部8
への熱伝達が大きくなるから、従来における固体電解コ
ンデンサは、このことと、前記したようにそのモールド
部からの大気中への放熱性が低いこととが相俟って、熱
的な悪影響を受けるおそれが大きいと言う問題があっ
た。
る構造を提供することを技術的課題とするものである。
るため本発明は、「コンデンサ素子の部分をパッケージ
するモールド部における少なくとも左右両端面から外向
きに突出する各リード端子に、前記モールド部の底面に
向かって折り曲げた立ち上がり部と、この立ち上がり部
の下端から前記モールド部の底面と略平行に折り曲げた
接合部とを設けて成るパッケージ型固体電解コンデンサ
において、前記各リード端子の接合部におけるモールド
部の底面からの突出高さ寸法を、モールド部の高さ寸法
の1/3以上にする一方、前記各リード端子における立
ち上がり部、又はこの立ち上がり部と前記接合部との連
接部に、溶融半田が立ち上がり部の表面を伝い上がるの
を阻止するための手段を設ける。」と言う構成にした。
リード端子の接合部におけるモールド部の底面からの突
出高さ寸法を、モールド部の高さ寸法の1/3以上にす
ることにより、この各リード端子における接合部を、回
路基板に対して半田付けしたとき、モールド部の底面と
回路基板との間には、可成り大きい隙間ができることに
なるから、モールド部から大気中への放熱性を向上でき
ると共に、回路基板の熱がモールド部に直接的に伝達す
ることを確実に低減できる。
り部、又はこの立ち上がり部と前記接合部との連接部
に、溶融半田が立ち上がり部の表面を伝い上がるのを阻
止するための手段を設けたことにより、各リード端子に
おける接合部を、回路基板に対して半田付けするに際し
て、余剰の溶融半田が、立ち上がり部の表面を伝って高
く盛り上がることを防止できるから、各リード端子に高
い放熱性を確保することができると共に、回路基板にお
ける熱がリード端子を介してモールド部に伝達すること
を確実に低減できる。
に、モールド部から大気中への放熱性を向上できると共
に回路基板の熱がモールド部に直接的に伝達することを
確実に低減できることと、各リード端子に高い放熱性を
確保することができると共に、回路基板における熱がリ
ード端子を介してモールド部に伝達することを確実に低
減できることとが相俟って、固体電解コンデンサに及ぼ
す熱的な悪影響を大幅に低減できる効果を有する。
について説明する。図1及び図2は、第1の実施形態を
示すものであり、この図において符号10で示す固体電
解コンデンサは、前記図10に示す従来における固体電
解コンデンサと同様に、左右一対の金属板製リード端子
11,12の間の部位に、コンデンサ素子13を、当該
コンデンサ素子13における多孔質チップ片14から突
出する陽極棒15を前記一方のリード端子11に溶接す
るように配設して、このコンデンサ素子13にチップ片
14の表面の陰極膜16と、他方のリード端子12との
間を、温度及び過電流のうちいずれか一方又は両方に対
する安全ヒューズ線17にて接続するか、前記陰極膜1
6に他方のリード端子12を直接的に接続し、次いで、
前記コンデンサ素子13の部分を、熱硬化性合成樹脂製
のモールド部18にて、前記両リード端子11,12が
モールド部18の左右両端面18a,18bから突出す
るようにパッケージしたものに構成されている。
る両リード端子11,12のうちモールド部18の左右
両端面18a,18bから突出する部分を、前記モール
ド部18の底面18cに向かって折り曲げることにより
立ち上がり部11a,12aに形成し、更に、その下端
部を、内向きに向かって前記モールド部18の底面18
cと平行に折り曲げることにより接合部11b,12b
に形成する。
ける接合部11b,12bのモールド部18における底
面18cからの突出高さ寸法Hを、モールド部18にお
ける高さ寸法H0の1/3以上に設定する一方、前記両
リード端子11,12における立ち上がり部11a,1
2aのうち接合部11b,12bに近い部分に、貫通孔
20,21を穿設すると言う構成にする。
デンサ10の両リード端子11、12における接合部1
1b,12bを、回路基板19に対して半田付けしたと
き、モールド部18の底面18cと回路基板19との間
には、可成り大きい隙間を形成することができる一方、
半田付けに際して、余剰の溶融半田が立ち上がり部11
a,12aの表面を伝って図1に一点鎖線で示すように
高く盛り上がること、当該立ち上がり部11a,12a
に穿設した貫通孔20,21によって確実に阻止するこ
とができるから、半田フィレットを二点鎖線で示すよう
に低くすることができるのであり、しかも、両リード端
子11,12における立ち上がり部11a,12aに貫
通孔20,21を穿設したことで、両リード端子11,
12の表面積が増大して、大気中への放熱性を向上でき
るのである。
は、両リード端子11,12における接合部11b,1
2bを、図2に二点鎖線で示すように、外向きに折り曲
げたものに構成しても良いことは言うまでもない。次
に、図3及び図4は第2の実施形態を示すもので、この
第2の実施形態は、前記両リード端子11,12におけ
る接合部11b,12bのモールド部18における底面
18cからの突出高さ寸法Hを、モールド部18におけ
る高さ寸法H0の1/3以上に設定する一方、立ち上が
り部11a,12aと接合部11b,12bとを、横向
きU字状の接合部22,23を介して一体的に連設した
ものであり、この場合においても、固体電解コンデンサ
10の両リード端子11、12における接合部11b,
12bを、回路基板19に対して半田付けしたとき、モ
ールド部18の底面18cと回路基板19との間には、
可成り大きい隙間を形成することができる一方、半田付
けに際しての余剰の溶融半田は、横向きU字状の接合部
22,23にまでしか盛り上がらないから、半田フィレ
ットが、立ち上がり部11a,12aの表面を伝って高
く盛り上がることを阻止できるのである。
は、両リード端子11,12における接合部11b,1
2bを、図5に示すように、外向きに折り曲げたものに
構成しても良いことは言うまでもない。図6及び図7
は、第3の実施形態を示し、この第3の実施形態は、両
リード端子11,12の立ち上がり部11a,12aの
下端から内向きに折り曲げた接合部11b,12bを、
U字状に折り返した形状にしたものであり、この構成に
おいても、半田付けに際しての余剰の溶融半田は、U字
状の折り返しの部分24,25にまでしか盛り上がらな
いから、半田フィレットが、立ち上がり部11a,12
aの表面を伝って高く盛り上がることを阻止できるので
ある。なお、この第3の実施形態の変形例においても、
U字状に折り返した形状の接合部11b,12bを、図
示のように内向きにすることに代えて、外向きにしても
良いことは言うまでもない。
る立ち上がり部11a,12aのうち接合部11b,1
2bに近い部分に、図8に示す第4の実施形態のよう
に、凹み状の湾曲部26,27を設けるか、図9に示す
第5の実施形態のように、突起状の湾曲部28,29を
設けることにより、半田付けに際しての余剰の溶融半田
が、前記凹み状の湾曲部26,27又は突起状の湾曲部
28,29の部分にまでしか盛り上がらないようにして
も良いのであり、また、これら第4及び第5の実施形態
の変形例としては、接合部11b,12bを、図8及び
図9に二点鎖線で示すように、外向きに折り曲げたもの
に構成しても良いのである。
図である。
図である。
る。
図である。
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】コンデンサ素子の部分をパッケージするモ
ールド部における少なくとも左右両端面から外向きに突
出する各リード端子に、前記モールド部の底面に向かっ
て折り曲げた立ち上がり部と、この立ち上がり部の下端
から前記モールド部の底面と略平行に折り曲げた接合部
とを設けて成るパッケージ型固体電解コンデンサにおい
て、 前記各リード端子の接合部におけるモールド部の底面か
らの突出高さ寸法を、モールド部の高さ寸法の1/3以
上にする一方、前記各リード端子における立ち上がり
部、又はこの立ち上がり部と前記接合部との連接部に、
溶融半田が立ち上がり部の表面を伝い上がるのを阻止す
るための手段を設けたことを特徴とするパッケージ型固
体電解コンデンサの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19336196A JPH1041192A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | パッケージ型固体電解コンデンサの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19336196A JPH1041192A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | パッケージ型固体電解コンデンサの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1041192A true JPH1041192A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16306640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19336196A Pending JPH1041192A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | パッケージ型固体電解コンデンサの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1041192A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7737546B2 (en) * | 2007-09-05 | 2010-06-15 | Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Surface mountable semiconductor package with solder bonding features |
JP2010177370A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Tdk Corp | 積層コンデンサ及び積層コンデンサの製造方法 |
JP2011159710A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Omron Corp | 実装部品、電子機器および実装方法 |
CN114554724A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-05-27 | 西安微电子技术研究所 | 一种针对密封smd器件的缓释片及其应用方法 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP19336196A patent/JPH1041192A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7737546B2 (en) * | 2007-09-05 | 2010-06-15 | Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Surface mountable semiconductor package with solder bonding features |
JP2010177370A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Tdk Corp | 積層コンデンサ及び積層コンデンサの製造方法 |
JP2011159710A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Omron Corp | 実装部品、電子機器および実装方法 |
US9124057B2 (en) | 2010-01-29 | 2015-09-01 | Omron Corporation | Mounting component, electronic device, and mounting method |
CN114554724A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-05-27 | 西安微电子技术研究所 | 一种针对密封smd器件的缓释片及其应用方法 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20041224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050607 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20050805 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |