JPH1040983A - 端子金具及びその取付構造 - Google Patents

端子金具及びその取付構造

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JPH1040983A
JPH1040983A JP19354896A JP19354896A JPH1040983A JP H1040983 A JPH1040983 A JP H1040983A JP 19354896 A JP19354896 A JP 19354896A JP 19354896 A JP19354896 A JP 19354896A JP H1040983 A JPH1040983 A JP H1040983A
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JP
Japan
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cover
case
terminal fitting
fitting
terminal
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JP19354896A
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English (en)
Inventor
Mototsugu Kawamata
基嗣 川又
Seiji Fukushima
政治 福島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧入やかしめ等の特有の工程を必要とせず、
組立工程によって端子金具を筐体に取付けることがで
き、また取付後の取付位置の修正を容易に行うことので
きる端子金具及びその取付構造を提供する。 【解決手段】 カバー4とケース5とを嵌合させて構成
する筐体に取り付けて、外部配線と筐体に内設される部
品とを電気的に接続する端子金具であって、カバーの貫
通穴4b,4cに挿入する長足部8a及び短足部8b
と、該長足部と短足部とを連結する連結部8cと、連結
部の一端部を延設して設けられケースに設けられた爪部
5aと係合する係合部8fとを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分電盤や制御盤等
に内蔵され筐体を樹脂等成型品で構成する小型制御機器
において、当該小型制御機器の筐体に固定され、外部配
線や端子ネジと当該小型制御機器内部の制御部品との電
気的接続のために使用される端子金具及びその取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図9、図10を用いて説明
する。図9は小型制御機器の一例を示す正面図であり、
図10は小型制御機器の一例を示す側面図である。
【0003】図9、図10において、筐体1を樹脂等成
型品で構成する小型制御機器において、当該小型制御機
器の筐体1に固定され、外部配線や端子ネジ2と当該小
型制御機器内部の制御部品との電気的接続のために使用
される端子金具3は、端子金具3を筐体1に設けた貫通
穴に圧入したり、端子金具3を貫通穴に挿入した後にか
しめて固定したり、端子金具3を変形させて咬み込ませ
たりして固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
端子金具の取付構造にあっては、圧入やかしめ等の特有
の構成が必要であり、また圧入やかしめを行った後に
は、取付位置の修正が困難であるという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、圧入やかしめ
等の特有の工程を必要とせず、組立工程によって端子金
具を筐体に取付けることができ、また取付後の取付位置
の修正を容易に行うことのできる端子金具及びその取付
構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、カバー
とケースとを嵌合させて構成する筐体に取り付けて、外
部配線と筐体に内設される部品とを電気的に接続する端
子金具であって、カバーの貫通穴に挿入する長足部及び
短足部と、該長足部と短足部とを連結する連結部と、連
結部の一端部を延設して設けられケースに設けられた爪
部と係合する係合部と、を有するものである。
【0007】請求項2記載の発明にあっては、カバーと
ケースとを嵌合させて構成する筐体に取り付けて、外部
配線と筐体に内設される部品とを電気的に接続する端子
金具であって、カバーの凹部に嵌合する凸条部と、カバ
ーとケースとに挟持される長足部と、該長足部と凸条部
とを連結する連結部と、連結部の長足部側の一端部を延
設して設けられケースに設けられた爪部と係合する係合
部と、を有するものである。
【0008】請求項3記載の発明にあっては、前記連結
部の他端部を延設してケースに設けた係合凹部と係合す
る回転止め部を設けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項4記載の発明にあっては、カバーと
ケースとを嵌合させて構成する筐体に取り付けて、外部
配線と筐体に内設される部品とを電気的に接続する端子
金具であって、座金と接する座金対面部と座金対面部の
一端部から略直角に座金と反対側に延設される延設部
と、延設部から略直角に座金対面部と対面するように延
設されカバーと対面するカバー対面部と、カバー対面部
から略直角に延設部と反対側に延設されカバーの貫通穴
に挿入する長足部と、座金対面部とカバー対面部との間
に位置して座金対面部と螺着する端子固定金具とを有
し、該端子固定金具の一端部がケースに設けられた爪部
と係合することを特徴とするものである。
【0010】請求項5記載の発明にあっては、カバーと
ケースとを嵌合させて構成する筐体に取り付けて、外部
配線と筐体に内設される部品とを電気的に接続する端子
金具の取付構造において、該長足部と短足部とを連結す
る連結部の一端部に設けた係合部とケースに設けた爪部
とを係合させ端子金具の脱落を防止することを特徴とす
るものである。
【0011】請求項6記載の発明にあっては、カバーと
ケースとを嵌合させて構成する筐体に取り付けて、外部
配線と筐体に内設される部品とを電気的に接続する端子
金具の取付構造において、端子金具の凸条部をカバーの
凹部に嵌合し、長足部をカバーとケースとにより挟持
し、該長足部と凸条部とを連結する連結部の長足部側一
端部に設けた係合部とケースに設けた爪部とを係合させ
端子金具の脱落を防止することを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項7記載の発明にあっては、前記連結
部の他端部を延設して設けた回転止め部をケースに設け
た係合凹部と係合させることを特徴とするものである。
【0013】請求項8記載の発明にあっては、カバーと
ケースとを嵌合させて構成する筐体に取り付けて、外部
配線と筐体に内設される部品とを電気的に接続する端子
金具の取付構造において、座金対面部とカバー対面部と
の間に端子固定金具を位置させて座金対面部と端子固定
金具とを螺着し、長足部をカバーの貫通穴に挿入すると
ともにカバー対面部をカバーに当接させて、端子固定金
具の一端部とケースに設けた爪部とを係合させ端子金具
の脱落を防止することを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明にかかる端子金具及びその
取付構造の第一実施の形態を図1、図2に基づいて、第
二実施の形態を図3〜図5に基づいて、第三実施の形態
を図6に基づいて、第四実施の形態を図7、図8に基づ
いて、説明する。
【0015】〔第一実施の形態〕図1は端子金具の側面
図である。図2は端子金具の正面図である。
【0016】図1、図2において、4は小型制御機器の
カバー、5は小型制御機器のケース、6は端子ネジ、7
は座金、8は端子金具を示す。
【0017】カバー4は樹脂等成型品であって、金具取
付面4aに貫通穴4b,4cを有している。
【0018】ケース5は、大略箱体であって上面を開放
しており、該開放面においてカバー4と嵌合して、制御
部品を収納するものである。ケース5は爪部5aを有し
ている。なお、図1、図2ではカバー4、ケース5の一
部分を示している。
【0019】端子ネジ6は、雄ねじ部材であって、座金
7を挿通して、端子金具8に螺着されるものであり、座
金7と端子金具8との間に挟まれる不図示の外部配線の
先端部分を締め付けて外部配線の脱落を防止するもので
ある。
【0020】端子金具8は、互いに対向する板体である
長足部8a、短足部8b、及び長足部8aと短足部8b
とを連結する板体である連結部8cとからなる。長足部
8aは貫通穴4bに挿入した場合に該貫通穴4bから突
出する長さを有しており、短足部8bは貫通穴4cの設
けられているカバー4の肉厚と略同等の長さを有してい
る。連結部8cは中央部分が肉厚にされて厚肉部8dが
形成され、該厚肉部8dにはネジ穴8eが設けられてい
る。そして、該ネジ穴8eの内側面には端子ネジ6と螺
合する雌ねじ山が刻設されている。また、連結部8cの
長足部側端部は側方に延設されて、係合部8fが形成さ
れている。
【0021】以上のようにして構成されている端子金具
8は次のようにして小型制御機器に取り付けられる。
【0022】まず、長足部8a及び短足部8bを各々貫
通穴4b,4cに挿入して、厚肉部8d下面をカバー4
の金具取付面4aに当接させる。次にカバー4とケース
5とを全体的に嵌合させ、その際に爪部5aを端子金具
8の係合部8fに係合させる。すると、該爪部5aによ
り、端子金具8の図1、図2において上方への脱落が防
止される。最後に、座金7を挿通した端子ネジ6をネジ
穴8eに螺着する。なお、座金7と端子ネジ6とは予め
端子金具8に螺着しておいても良い。
【0023】以上のようにして、端子金具8を小型制御
機器に取り付けるので、組立作業のみにより取付が可能
であり、端子金具8の位置を修正する場合には、カバー
4とケース5とを外すと端子金具8が取り外せるので、
再度組立直すことにより行うことができる。
【0024】〔第二実施の形態〕図3は端子金具の正面
図である。図4は端子金具の側面図である。図5は端子
金具の取付の説明図である。
【0025】図3、図4において、9は小型制御機器の
カバー、10は小型制御機器のケース、11は端子ネ
ジ、12は座金、13は端子金具を示す。
【0026】カバー9は樹脂等成型品であって、金具取
付面9aに凹部9bを有している。また、カバー9は端
面下部にテーパ部9cが設けられている。
【0027】ケース10は、大略箱体であって上面を開
放しており、該開放面においてカバー9と嵌合して、制
御部品を収納するものである。ケース10は爪部10a
とテーパ面10bとを有している。該テーパ部10bの
傾きはカバー9のテーパ部9cと略同等の傾きである。
なお、図3、図4ではカバー9、ケース10の一部分を
示している。
【0028】端子ネジ11は、雄ねじ部材であって、座
金12を挿通して、端子金具13に螺着されるものであ
り、座金12と端子金具13との間に挟まれる不図示の
外部配線の先端部分を締め付けて脱落を防止するもので
ある。
【0029】端子金具13は、板体である長足部13
a、前記凹部9bに嵌合する凸条である凸条部13b、
長足部13aと凸条部13bとを連結する板体である連
結部13cとからなる。長足部13aは途中で折り曲げ
られて折曲げ部13dが形成されており、該折曲げ部1
3dの折曲げ角度は、端子金具13をカバー9に取着し
た場合にテーパ部9cの角度と略一致するものである。
連結部13cは中央部分が肉厚にされて厚肉部13eが
形成され、該厚肉部13eにはネジ穴13fが設けられ
ている。そして、該ネジ穴13fの内側面には端子ネジ
11と螺合する雌ねじ山が刻設されている。また、連結
部13cの長足部側端部は側方に延設されて、係合部1
3gが形成されている。
【0030】以上のようにして構成されている端子金具
13は次のようにして小型制御機器に取り付けられる。
【0031】まず、図5に示すように、座金12を挿通
した端子ネジ11を螺着した端子金具13の折曲げ部1
3dの内面をカバー9のテーパ部9cにあてがって、図
5中矢印で示すように、凸条部13bと凹部9bとが近
づく方向に端子金具13をひねる。すると、凸条部13
bが凹部9bに嵌合し、該状態にあっては、折曲げ部1
3dの付勢力と、凸条部13bと凹部9bとの嵌合とに
より、端子金具13はカバー9に保持された状態とな
る。
【0032】そして、カバー9とケース10とを全体的
に嵌合させ、その際に爪部10aを端子金具13の係合
部13gに係合させる。すると、テーパ部9cとテーパ
部10bとにより折曲げ部13dが挟持され、また爪部
10aと係合部13gとが係合するので、端子金具13
が図4において上方に脱落するのを防止する。
【0033】以上のようにして、端子金具13を小型制
御機器に取り付けるので、組立作業のみにより取付が可
能であり、端子金具13の位置を修正する場合には、カ
バー9とケース10とを外すと端子金具13が取り外せ
るので、再度組立直すことにより行うことができる。
【0034】〔第三実施の形態〕図6は端子金具の側面
図である。なお、図6においては前述の第二実施の形態
で説明したところの端子金具と同等の箇所には同じ符号
を付してあるので、同等の箇所の詳細な説明は省略す
る。
【0035】図6に示す本実施の形態の端子金具が、前
述の第二実施の形態で説明したところの端子金具と異な
り特徴となるのは次の構成である。
【0036】即ち、カバー9の側板部9dの凹部9b近
傍に係合凹部9eを設け、また端子金具13の連結部1
3cの凸条部側端部を側方に延設して、回転止め部13
hが形成されている。
【0037】以上のようにして構成されている端子金具
8は次のようにして小型制御機器に取り付けられる。
【0038】まず、座金12を挿通した端子ネジ11を
螺着した端子金具13の回転止め部13hを係合凹部9
eに係合させるとともに、凸条部13bが凹部9bに嵌
合させ、更に折曲げ部13dの内面をカバー9のテーパ
部9cに当接させる。すると、折曲げ部13dの付勢力
と、凸条部13bと凹部9bとの嵌合と、回転止め部1
3hと係合凹部9eとの係合により、端子金具13はカ
バー9に保持された状態となる。その際、折曲げ部13
dの付勢力が強すぎても、回転止め部13hと係合凹部
9eとの係合が、折曲げ部13dの付勢力に抗して回転
をくい止め凸条部13bが凹部9bから脱落するのを防
止する。
【0039】そして、カバー9とケース10とを全体的
に嵌合させ、その際に爪部10aを端子金具13の係合
部13gに係合させる。すると、テーパ部9cとテーパ
部10bとにより折曲げ部13dが挟持され、また爪部
10aと係合部13gとが係合するので、端子金具13
が図6において上方に脱落するのを防止する。
【0040】以上のようにして、端子金具13を小型制
御機器に取り付けるので、組立作業のみにより取付が可
能であり、端子金具13の位置を修正する場合には、カ
バー9とケース10とを外すと端子金具13が取り外せ
るので、再度組立直すことにより行うことができる。
【0041】〔第四実施の形態〕図7は端子金具の正面
図である。図8は端子金具の側面図である。
【0042】図7、図8において、14は小型制御機器
のカバー、15は小型制御機器のケース、16は端子ネ
ジ、17は座金、18は端子金具、19は端子固定金具
を示す。
【0043】カバー14は樹脂等成型品であって、金具
取付面14aに貫通穴14bを有している。
【0044】ケース15は、大略箱体であって上面を開
放しており、該開放面においてカバー14と嵌合して、
制御部品を収納するものである。ケース15は爪部15
aを有している。なお、図7、図8ではカバー14、ケ
ース15の一部分を示している。
【0045】端子ネジ16は、雄ねじ部材であって、座
金17を挿通して、端子金具18に螺着されるものであ
り、座金17と端子金具18との間に挟まれる不図示の
外部配線の先端部分を締め付けて脱落を防止するもので
ある。
【0046】端子金具18は、座金17と接する座金対
面部18a、座金対面部18aの一端部から略直角に座
金17と反対側に延設される延設部18b、延設部18
b端部から略直角に座金対面部と対面するように延設さ
れカバー14と対面するカバー対面部18c及びカバー
対面部18cの端部から略直角に延設部18bと反対側
に延設される長足部18dと、端子固定金具19からな
る。長足部18dは貫通穴14bに挿入した場合に該貫
通穴4bから突出する長さを有している。座金対面部1
8aは端子ネジ16の雄ねじ部分よりやや大きい直径の
貫通穴18eを有している。
【0047】端子固定金具19は、大略直方体形状であ
って、座金対面部18aとカバー対面部18cとの対面
間の距離程度の厚みを有し、貫通穴18eと対応する位
置にネジ穴19aを有しており、該ネジ穴19aの内側
面には端子ネジ16と螺合する雌ねじ山が刻設されてい
る。
【0048】以上のようにして構成されている端子金具
18は次のようにして小型制御機器に取り付けられる。
【0049】まず、座金17を挿通した端子ネジ16を
座金対面部18aの貫通穴18eに挿通し、座金対面部
18aとカバー対面部18cとの間に位置させた端子固
定金具19のネジ穴19aに螺合させる。そして、該端
子金具18の長足部18aを貫通穴14bに挿入する。
【0050】次にカバー14とケース15とを全体的に
嵌合させ、その際に爪部15aを端子固定金具19の上
面に係合させる。すると、該爪部15aにより、端子金
具18の図8において上方への脱落が防止される。
【0051】以上のようにして、端子金具18を小型制
御機器に取り付けるので、組立作業のみにより取付が可
能であり、端子金具18の位置を修正する場合には、カ
バー14とケース15とを外すと端子金具8が取り外せ
るので、再度組立直すことにより行うことができる。
【0052】
【発明の効果】本発明の端子金具及びその取付構造は上
述のように構成してあるから、請求項1記載の発明にあ
っては、連結部の一端部を延設して設けた係合部がケー
スに設けられた爪部と係合することにより端子金具を筐
体に取り付けることができるので、組立作業のみによる
取付が可能であり、カバーとケースとを外すと端子金具
が取り外せるので、端子金具取付の位置を修正する場合
には、再度組立直せばよく、容易に取付位置の修正も可
能な端子金具を提供できるという効果を奏する。
【0053】請求項2記載の発明にあっては、凸条部が
カバーの凹部に嵌合し、長足部がカバーとケースとに挟
持させ、連結部の一端部を延設して設けた係合部がケー
スに設けられた爪部と係合することにより端子金具を筐
体に取り付けることができるので、組立作業のみによる
取付が可能であり、カバーとケースとを外すと端子金具
が取り外せるので、端子金具取付の位置を修正する場合
には、再度組立直せばよく、容易に取付位置の修正も可
能な端子金具を提供できるという効果を奏する。
【0054】請求項3記載の発明にあっては、請求項2
記載の発明の効果に加えて、回転止め部を係合凹部に係
合させるので、カバーとケースとに挟持されることによ
り生じる長足部の付勢力が強すぎても、回転止め部と係
合凹部との係合が該付勢力に抗して回転をくい止め凸条
部が凹部から脱落するのを防止してより脱落しにくい端
子金具を提供できるという効果を奏する。
【0055】請求項4記載の発明にあっては、端子固定
金具の一端部がケースに設けられた爪部と係合すること
により端子金具を筐体に取り付けることができるので、
組立作業のみによる取付が可能であり、カバーとケース
とを外すと端子金具が取り外せるので、端子金具取付の
位置を修正する場合には、再度組立直せばよく、容易に
取付位置の修正も可能な端子金具を提供できるという効
果を奏する。
【0056】請求項5記載の発明にあっては、長足部と
短足部とを連結する連結部の一端部に設けた係合部とケ
ースに設けた爪部とを係合させ端子金具の脱落を防止す
るので、組立作業のみによる取付が可能であり、カバー
とケースとを外すと端子金具が取り外せるので、端子金
具取付の位置を修正する場合には、再度組立直せばよ
く、容易に取付位置の修正も可能な端子金具の取付構造
を提供できるという効果を奏する。
【0057】請求項6記載の発明にあっては、端子金具
の凸条部をカバーの凹部に嵌合し、長足部をカバーとケ
ースとにより挟持し、該長足部と凸条部とを連結する連
結部の長足部側一端部に設けた係合部とケースに設けた
爪部とを係合させ端子金具の脱落を防止するので、組立
作業のみによる取付が可能であり、カバーとケースとを
外すと端子金具が取り外せるので、端子金具取付の位置
を修正する場合には、再度組立直せばよく、容易に取付
位置の修正も可能な端子金具の取付構造を提供できると
いう効果を奏する。
【0058】請求項7記載の発明にあっては、請求項6
記載の発明の効果に加えて、連結部の他端部を延設して
設けた回転止め部をケースに設けた係合凹部と係合させ
るので、カバーとケースとに挟持されることにより生じ
る長足部の付勢力が強すぎても、回転止め部と係合凹部
との係合が該付勢力に抗して回転をくい止め凸条部が凹
部から脱落するのを防止してより脱落しにくい端子金具
の取付構造を提供できるという効果を奏する。
【0059】請求項8記載の発明にあっては、座金対面
部とカバー対面部との間に端子固定金具を位置させて座
金対面部と端子固定金具とを螺着し、長足部をカバーの
貫通穴に挿入するとともにカバー対面部をカバーに当接
させて、端子固定金具の一端部とケースに設けた爪部と
を係合させ端子金具の脱落を防止するので、組立作業の
みによる取付が可能であり、カバーとケースとを外すと
端子金具が取り外せるので、端子金具取付の位置を修正
する場合には、再度組立直せばよく、容易に取付位置の
修正も可能な端子金具の取付構造を提供できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子金具の一構成例の側面図である。
【図2】端子金具の一構成例の正面図である。
【図3】本発明の端子金具の他の構成の正面図である。
【図4】端子金具の他の構成の側面図である。
【図5】端子金具の取付の説明図である。
【図6】本発明の端子金具の他の構成の正面図である。
【図7】本発明の端子金具の他の構成の正面図である。
【図8】端子金具の他の構成の側面図である。
【図9】小型制御機器の一例を示す正面図である。
【図10】小型制御機器の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
4 カバー 4b 貫通穴 4c 貫通穴 5 ケース 5a 爪部 8a 長足部 8b 短足部 8c 連結部 8f 係合部 9 カバー 10 ケース 9b 凹部 9e 係合凹部 10a 爪部 13a 長足部 13b 凸条部 13c 連結部 13g 係合部 13h 回転止め部 14 カバー 15 ケース 15a 爪部 17 座金 18a 座金対面部 18b 延設部 18c カバー対面部 18d 長足部 19 端子固定金具

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーとケースとを嵌合させて構成する
    筐体に取り付けて、外部配線と筐体に内設される部品と
    を電気的に接続する端子金具であって、カバーの貫通穴
    に挿入する長足部及び短足部と、該長足部と短足部とを
    連結する連結部と、連結部の一端部を延設して設けられ
    ケースに設けられた爪部と係合する係合部と、を有する
    端子金具。
  2. 【請求項2】 カバーとケースとを嵌合させて構成する
    筐体に取り付けて、外部配線と筐体に内設される部品と
    を電気的に接続する端子金具であって、カバーの凹部に
    嵌合する凸条部と、カバーとケースとに挟持される長足
    部と、該長足部と凸条部とを連結する連結部と、連結部
    の長足部側の一端部を延設して設けられケースに設けら
    れた爪部と係合する係合部と、を有する端子金具。
  3. 【請求項3】 前記連結部の他端部を延設してケースに
    設けた係合凹部と係合する回転止め部を設けたことを特
    徴とする請求項2記載の端子金具。
  4. 【請求項4】 カバーとケースとを嵌合させて構成する
    筐体に取り付けて、外部配線と筐体に内設される部品と
    を電気的に接続する端子金具であって、座金と接する座
    金対面部と座金対面部の一端部から略直角に座金と反対
    側に延設される延設部と、延設部から略直角に座金対面
    部と対面するように延設されカバーと対面するカバー対
    面部と、カバー対面部から略直角に延設部と反対側に延
    設されカバーの貫通穴に挿入する長足部と、座金対面部
    とカバー対面部との間に位置して座金対面部と螺着する
    端子固定金具とを有し、該端子固定金具の一端部がケー
    スに設けられた爪部と係合することを特徴とする端子金
    具。
  5. 【請求項5】 カバーとケースとを嵌合させて構成する
    筐体に取り付けて、外部配線と筐体に内設される部品と
    を電気的に接続する端子金具の取付構造において、該長
    足部と短足部とを連結する連結部の一端部に設けた係合
    部とケースに設けた爪部とを係合させ端子金具の脱落を
    防止することを特徴とする端子金具の取付構造。
  6. 【請求項6】 カバーとケースとを嵌合させて構成する
    筐体に取り付けて、外部配線と筐体に内設される部品と
    を電気的に接続する端子金具の取付構造において、端子
    金具の凸条部をカバーの凹部に嵌合し、長足部をカバー
    とケースとにより挟持し、該長足部と凸条部とを連結す
    る連結部の長足部側一端部に設けた係合部とケースに設
    けた爪部とを係合させ端子金具の脱落を防止することを
    特徴とする端子金具の取付構造。
  7. 【請求項7】 前記連結部の他端部を延設して設けた回
    転止め部をケースに設けた係合凹部と係合させることを
    特徴とする端子金具の取付構造。
  8. 【請求項8】 カバーとケースとを嵌合させて構成する
    筐体に取り付けて、外部配線と筐体に内設される部品と
    を電気的に接続する端子金具の取付構造において、座金
    対面部とカバー対面部との間に端子固定金具を位置させ
    て座金対面部と端子固定金具とを螺着し、長足部をカバ
    ーの貫通穴に挿入するとともにカバー対面部をカバーに
    当接させて、端子固定金具の一端部とケースに設けた爪
    部とを係合させ端子金具の脱落を防止することを特徴と
    する端子金具の取付構造。
JP19354896A 1996-07-23 1996-07-23 端子金具及びその取付構造 Withdrawn JPH1040983A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111262052A (zh) * 2020-03-02 2020-06-09 国网山东省电力公司龙口市供电公司 一种快速接线装置

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