JPH0735426Y2 - 壁掛け型モジュール装置 - Google Patents

壁掛け型モジュール装置

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JPH0735426Y2
JPH0735426Y2 JP1988128952U JP12895288U JPH0735426Y2 JP H0735426 Y2 JPH0735426 Y2 JP H0735426Y2 JP 1988128952 U JP1988128952 U JP 1988128952U JP 12895288 U JP12895288 U JP 12895288U JP H0735426 Y2 JPH0735426 Y2 JP H0735426Y2
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JP
Japan
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module
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connector
bus
mounting
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明彦 安養寺
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は壁に取付ける形式で固定される壁掛け型モジュ
ール装置に係り、特に取付けの際に生じることのあるコ
ネクタの損傷防止に関する。
〈従来の技術〉 モジュール装置は工業用の制御装置に使用される構造の
一種で、例えば入出力や直接メモリアクセスなどの各種
機能毎にモジュールを構成し、制御対象の規模に対応し
てモジュール数を調整している。第4図は従来の壁掛け
型モジュール装置の構成斜視図である。母板10は複数の
モジュール20を装着するもので、各モジュールと一対一
にバス側コネクタ11、固定用ネジ穴12a,12bが設けられ
ており、各バス側コネクタ11は共通のバスで接続されて
いる。モジュール20はここでは大略箱形の筐体の内部に
プリント基板を収容しており、上下側面の壁側に取付け
用つば21a,21bが設けられている。ネジ30a,30bは取付け
用つば21a,21bを介して固定用ネジ穴12a,12bに螺着さ
れ、然してモジュール20を母板10に取付けている。
このように構成された装置では、母板10とモジュール20
はそれぞれのコネクタで嵌合された後ネジ30で固定され
る。しかし、母板10とモジュール20の間で上下左右位置
方向のガイドがなく、コネクタ自身の有するガイド機能
に依存して装着が為され、コネクタを損傷する虞があっ
た。
第5図は第4図の装置の改良型で、母板10とモジュール
20の間で上下左右位置方向のガイドを設けたものであ
る。図中、母板10の上側には固定用ネジ穴12、下側には
ガイド支点穴13が設けられ、これらは一つのモジュール
に対応するバス側コネクタ11、固定用ネジ穴12及びガイ
ド支点穴13で一組のスロットを構成し、母板10全体では
複数のスロットを有している。モジュール20は上側面壁
側に設けられた取付け用つば21と、下側面壁側に設けら
れた突起部22を有している。尚、バス側コネクタ11はバ
ス40と接続されている。
このように構成された装置の組立を次に説明する。第6
図は第5図の装置の取付け状態の説明図である。まず突
起部22をガイド支点穴13に挿入し、然して上下左右方向
の位置決めがなされる次に突起部22を中心に矢印A方向
に回転させる。すると、モジュール20の背面に設けたコ
ネクタ25と母板のバス側コネクタ11が嵌合し、続いてネ
ジ30によりモジュール20の母板10に対する固定がされ
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし従来装置では、近年のバスビット幅の増大(8ビ
ット→16ビット→32ビット)により、コネクタのピン数
が増大して多極コネクタあるいはコネクタの二段配置が
必要になってきた。第7図は二段配置されたコネクタを
有する壁掛け型モジュール装置の説明図である。モジュ
ール20の背面にはコネクタ25が取付け用つば21側に、コ
ネクタ26が突起部22側に設けられている。母板10にはコ
ネクタ25と対応してバス側コネクタ11が、コネクタ26と
対応してバス側コネクタ14が設けられている。しかし、
二段配置では回転支点に近い側のコネクタ14,26の間で
は嵌合不良が発生して、このままではコネクタ14,26が
破損すると言う課題があった。
本考案はこのような課題を解決したもので、コネクタピ
ン数の多い場合でもコネクタ間の嵌合が円滑に行える壁
掛け型モジュール装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的を達成する本考案は、背面の一方の端に
係合片(50)を有し、他方の端に取付け用つば(21)を
有すると共に、この係合片側に設けられた第1のコネク
タ(26)と、この取付け用つば側に設けられた第2のコ
ネクタ(25)を有するモジュール(20)、前記第1及び
第2のコネクタと接続される二段のバス側コネクタ(1
1,14)と、前記係合片と係合する支持部(13)と、前記
取付け用つばの固定される取付け部(12)とを有するス
ロットを複数備え、前記バス側コネクタをバスで相互に
接続した母板(10)とを具備する壁掛け型モジュール装
置であって、次の構成としたものである。
即ち、前記係合片の前記モジュール背面から突出する長
さは、前記係合片を前記支持部と係合させると共に、
この係合片を中心として前記モジュールを回転させて当
該背面を前記二段のバス側コネクタの面と大略重なり、
かつ前記第1及び第2のコネクタと前記二段のバス側コ
ネクタが嵌合する前の状態の場合、前記二段のバス側コ
ネクタの接合面と前記第1及び第2のコネクタの接合面
が大略当接する第1の長さ(d)を有し、前記第1及
び第2のコネクタと前記二段のバス側コネクタが嵌合し
た状態の場合、当該嵌合に相当する長さ(h)だけ短く
なった第2の長さ(≒0)を有することを特徴としてい
る。
〈作用〉 本考案の各構成要素はつぎの作用をする。バス側コネク
タと第1及び第2のコネクタを嵌合させる前は、係合片
がモジュール背面から突出する長さを長くして、これら
コネクタの接合面がほぼ平行となる間隔を確保する。そ
して、バス側コネクタと第1及び第2のコネクタを嵌合
させる時は、コネクタ接合面相互の間隔が短くなるた
め、係合片がモジュール背面から突出する長さを短くし
て吸収する。
〈実施例〉 以下図面を用いて、本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図である。尚第1
図において、前記第4図と同一作用をするものには同一
符号をつけ説明を省略する。図において、母板10はバス
側コネクタ11,14が縦一列に2個設けられ、モジュール
の固定用にDINレール15などの構造体を備えている。モ
ジュール20の背面には、バス側コネクタ11,14とそれぞ
れ接続されるコネクタ25,26が設けられている。バス側
コネクタ11,14をコネクタ25,26と当接させた状態では、
両者の間隔がhであり、両者を嵌合させた状態では間隔
がゼロに近い値となる。即ち、コネクタの嵌合による長
さはほぼhになっている。プリント基板40は母板10の裏
側に設けられたもので、バス側コネクタ11,14が半田付
け等によって接続されており、バスとしての役割を有す
る。係合片50はモジュール20の背面下側に装着されるも
ので、長さが可変になっている。即ち、P点(係合片50
がガイド支点穴13と係合して、回転する中心点をいう)
とQ点(係合片50がモジュール20の背面と交差する点を
いう)との間隔は、バス側コネクタ11,14がコネクタ25,
26と嵌合する前はdであり、嵌合後はほぼゼロになって
いる。間隔dは間隔hとほぼ同じ値であり、然してバス
側コネクタ11,14がコネクタ25,26と当接した状態では接
合面が大略平行になっている。
第2図は係合片50の拡大した斜視図である。頭部には凹
部51が形成されていて、P点に相当している。脚部には
二股部52が形成され、この先端には凸部が設けられてい
て、モジュール20に対する装着を確実にしている。二股
部52の間隙にはコイルバネ53が装着されて、復元力を付
与している。即ち、係合片50に何の力も作用していない
ときは、コイルバネ53の作用でQ点はQ1の位置にある。
係合片50に力が加わると、係合片50はモジュール20内部
で移動して、Q点はQ2の位置に移動する。Q1とQ2の間隔
はhに相当している。
このように構成された装置の動作を次に説明する。第1
図はバス側コネクタ11,14をコネクタ25,26に当接させた
状態、第3図は嵌合させた状態の説明図である。係合片
50は長い状態にあるので、凹部51をガイド支点穴13と係
合させ、P点を中心とモジュール20を回転させたとき、
モジュール20の背面はバス側コネクタ11,14のなす面と
大略平行になって重なる。次にこの状態でモジュール20
を押すと、コイルバネ53は縮むから係合片50が短い長さ
となって、嵌合長さhに相当する長さ短くなり、バス側
コネクタ11,14とコネクタ25,26の嵌合を可能ならしめて
いる。その後、モジュール20をネジ30を用いて母板10に
固定する。
尚、上記実施例においては係合片50をモジュール20の下
側に設ける場合を示したが、本考案はこれに限定される
ものではなく、係合片50をモジュール20の上側に設けて
固定しても良く、またモジュール20を左右で固定する場
合には左右いずれの側に係合片50を設けても差支えな
い。更に、上記実施例においてはコイルバネ53で係合片
50に復元力を与えてあるものを示しているが、要するに
長い状態と短い状態との間で二値的に可変であれば良
く、復元力をもたずただこれら2値の間で係止可能であ
れば良い。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば次のような実用上
の効果がある。
係合片50によってコネクタの接合面が平行になるよ
うにしているので、コネクタの数及びピン数に関わりな
くコネクタを正規に嵌合させることができる。
係合片50を第2図のようにすると、樹脂成型が可能
でありコスト負担が少なくて済む。
構造が単純で、信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す説明図、第2図は係合
片50の拡大した斜視図、第3図はバス側コネクタ11,14
をコネクタ22,23に嵌合させた状態の説明図である。第
4図〜第6図は従来装置の説明図、第7図は従来装置の
問題点の説明図である。 10…母板、11,14…バス側コネクタ、13…ガイド支点
穴、20…モジュール、25,26…コネクタ、50…係合片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面の一方の端に係合片(50)を有し、他
    方の端に取付け用つば(21)を有すると共に、この係合
    片側に設けられた第1のコネクタ(26)と、この取付け
    用つば側に設けられた第2のコネクタ(25)を有するモ
    ジュール(20)、 前記第1及び第2のコネクタと接続される二段のバス側
    コネクタ(11,14)と、前記係合片と係合する支持部(1
    3)と、前記取付け用つばの固定される取付け部(12)
    とを有するスロットを複数備え、前記バス側コネクタを
    バスで相互に接続した母板(10)、 とを具備する壁掛け型モジュール装置であって、 前記係合片の前記モジュール背面から突出する長さは、 (A)前記係合片を前記支持部と係合させると共に、こ
    の係合片を中心として前記モジュールを回転させて当該
    背面を前記二段のバス側コネクタの面と大略重なり、か
    つ前記第1及び第2のコネクタと前記二段のバス側コネ
    クタが嵌合する前の状態の場合、前記二段のバス側コネ
    クタの接合面と前記第1及び第2のコネクタの接合面が
    大略当接する第1の長さ(d)を有し、 (B)前記第1及び第2のコネクタと前記二段のバス側
    コネクタが嵌合した状態の場合、当該嵌合に相当する長
    さ(h)だけ短くなった第2の長さ(≒0)を有するこ
    と、 を特徴とする壁掛け型モジュール装置。
  2. 【請求項2】背面の一方の端に係合片(50)を有し、他
    方の端に取付け用つば(21)を有すると共に、この係合
    片側に設けられた第1のコネクタ(26)と、この取付け
    用つば側に設けられた第2のコネクタ(25)を有するモ
    ジュール(20)、 前記第1及び第2のコネクタと接続される二段のバス側
    コネクタ(11,14)と、前記係合片と係合する支持部(1
    3)と、前記取付け用つばの固定される取付け部(12)
    とを有するスロットを複数備え、前記バス側コネクタを
    バスで相互に接続した母板(10)、 とを具備する壁掛け型モジュール装置であって、 前記係合片の前記支持部と係合して回転する中心点
    (P)と、前記係合片の前記モジュールの背面との交点
    (Q)との距離が、前記二段のバス側コネクタの接合面
    と前記第1及び第2のコネクタの接合面が大略当接する
    値(d)を有し、少なくとも前記二段のバス側コネクタ
    と前記第1及び第2のコネクタの嵌合前後で生ずる間隔
    の変化(h)に相当する間隔で前記大略当接する状態か
    ら前記モジュールの背面側に窪む方向に弾性力を有する
    状態で可変であることを特徴とする壁掛け型モジュール
    装置。
JP1988128952U 1988-09-30 1988-09-30 壁掛け型モジュール装置 Expired - Lifetime JPH0735426Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61115114A (ja) * 1984-11-09 1986-06-02 Canon Inc 電子機器

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JPH0252392U (ja) 1990-04-16

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