JPH1040566A - 光ピックアップ及び光ディスク装置 - Google Patents

光ピックアップ及び光ディスク装置

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Publication number
JPH1040566A
JPH1040566A JP8158554A JP15855496A JPH1040566A JP H1040566 A JPH1040566 A JP H1040566A JP 8158554 A JP8158554 A JP 8158554A JP 15855496 A JP15855496 A JP 15855496A JP H1040566 A JPH1040566 A JP H1040566A
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JP
Japan
Prior art keywords
coupling lens
optical pickup
recording medium
optical
driving
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Application number
JP8158554A
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English (en)
Inventor
Katsuya Nakamura
勝也 中村
Yuichi Honda
裕一 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで複数の記録媒体が使用可能な光デ
ィスク装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 記録媒体2,2′を回転駆動する第1の
駆動手段1と、カップリングレンズ5を介してレーザー
光を対物レンズ6で集束し、記録媒体2,2′の記録面
に照射し、記録媒体2,2′に対してデータの読み取り
及び書き込みのうち少なくとも一方を行う光ピックアッ
プ3と、光ピックアップ3を記録媒体2,2′のトラッ
クを横切る方向に駆動する第2の駆動手段とを具備する
光ディスク装置において、光ピックアップ3のカップリ
ングレンズ5を光軸方向に駆動するカップリングレンズ
駆動機構7を設け、対物レンズ6と記録媒体2,2′の
記録面2b,2b′との間にある透明基板2a,2a′の
厚さに応じてカップリングレンズ5の位置を切換えるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体のトラッ
クを横切る方向に駆動され、カップリングレンズを介し
てレーザー光を対物レンズで集束し、前記記録媒体の記
録面に照射し、前記記録媒体に対してデータの読み取り
及び書き込みのうち少なくとも一方を行う光ピックアッ
プ及びこの光ピックアップが設けられる光ディスク装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置の記録媒体として、CD
(コンパクトディスク),DVD(ディジタルビデオディスク)
等がある。これらCDやDVDでは、ポリカーボネイト等の
光学的に透明な基板上に記録面を形成し、データの読み
取りや書き込みは、この透明基板を介して行う。
【0003】しかし、CDの透明基板の厚みは1.2mmであ
るの対し、DVDの透明基板の厚みは0.6mmとCDの透明基板
の半分である。更に、記録面においても、CDのトラック
ピッチが1.6μm、最短ピット長が0.83μmであるのに対
し、DVDのトラックピッチは0.74μm、最短ピット長は0.
4μmとCDの半分以下に高密度化されている。
【0004】従って、1つの装置でCDやDVD等のように
複数の記録媒体を使用可能とするのには、記録媒体の種
類に応じてそれぞれ最適な集光ができるように対物レン
ズを交換する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、対物レンズを
交換する方法は、コストが高くなるという問題点があ
る。
【0006】本発明は、低コストで複数の記録媒体が使
用可能な光ピックアップ及び光ディスク装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は第1の発明の光ピ
ックアップ及び第7の発明の光ディスク装置を説明する
原理図であり、(a)図は記録媒体2がセットされた時の
原理図、(b)図は記録媒体2′がセットされた時の原理
図である。
【0008】1は記録面上の透明基板の厚みが異なる記
録媒体2,2′を回転駆動する第1の駆動手段である。
これら透明基板2,2′は、厚さの異なる透明基板2a,
2a′上に形成された記録面2b,2b′とからなる。
【0009】記録媒体2,2′に対してデータの読み取
り及び書き込みのうち少なくとも一方を行う光ピックア
ップ3は、レーザー光を出射するレーザー光源4と、レ
ーザー光を記録媒体2,2′上に集束する対物レンズ6
と、レーザー光源4と対物レンズ6との間に設けられた
カップリングレンズ5とからなっている。
【0010】そして、第2の駆動手段によって、光ピッ
クアップ3は記録媒体2,2′のトラックを横切る方向
(矢印方向)に駆動される そして、カップリングレンズ5はカップリングレンズ駆
動機構7によって、光軸方向に駆動され、記録媒体2,
2′の記録面と対物レンズ6との間にある透明基板の厚
みに応じてカップリングレンズ5の位置を切換えるよう
になっている。
【0011】記録媒体2と記録媒体2′とは、透明基板
の厚みが異なっている。(a)のように、カップリングレ
ンズ5が位置Bに位置している場合、記録媒体2をセッ
トすると、レーザー光源4からの発散光はカップリング
レンズ5で略平行光とされ、対物レンズ6によって記録
媒体2の記録面2b上に集光される。
【0012】ここで、記録媒体2′をセットすると、対
物レンズと記録面との間の透明基板の厚みが異なり、球
面収差が発生し、集光性能が低下する。ここで、カップ
リングレンズ5とカップリングレンズ駆動機構7を用い
て位置Aに移動させると、カップリングレンズ5から出
射するレーザー光は発散し、対物レンズ6で逆方向の球
面収差が発生することにより、集束されるレーザー光は
記録媒体2′の記録面2b′上に良好に集光される。
【0013】カップリングレンズ5の位置を変えること
で、対物レンズと記録面との間にある透明基板の厚さが
異なる複数の記録媒体に対応できるので、低コストとな
る。第2の発明は、第1の発明のカップリングレンズ駆
動機構が、前記光ピックアップ上で、前記光軸に沿って
設けられたガイドと、該ガイドに摺動可能に係合し、前
記カップリングレンズが設けられたカップリングレンズ
枠と、該カップリングレンズ枠に設けられ、前記ガイド
に沿って歯が刻設されたラックと、光ピックアップ上に
回転可能に設けられ、前記ラックに噛合するピニオン
と、該ピニオンを駆動する駆動手段と、からなるもので
ある。
【0014】第3の発明は、第1の発明のカップリング
レンズ駆動機構が、前記光ピックアップ上で、前記光軸
に沿って設けられたガイドと、該ガイドに摺動可能に係
合し、前記カップリングレンズが設けられたカップリン
グレンズ枠と、先端部が前記カップリングレンズ枠に回
転可能に取り付けられ、基端部が光ピックアップ上に回
転可能に設けられたマジックハンド機構と、該マジック
ハンド機構を駆動する駆動手段と、からなるものであ
る。
【0015】第4の発明は、第1から第3の発明のカッ
プリングレンズの移動方向を前記媒体面と略平行とする
ものである。このような構成にすることで、光ピックア
ップの薄型化が図れる。
【0016】第5の発明は、第1から第3の発明のカッ
プリングレンズの移動方向を前記記録媒体面と略垂直と
するものである。このような構成にすることで、レーザ
ー光を記録媒体方向に向ける反射手段が不要となり、コ
ストダウンが図れる。
【0017】第6の発明は、第1から第5の発明におい
て、前記対物レンズと前記カップリングレンズとの間に
絞りを設け、前記カップリングレンズの位置に応じて絞
り径を変化させるものである。このような構成にするこ
とで、記録密度の異なる複数の記録媒体に対応すること
ができる。
【0018】第8の発明は、第7の発明のカップリング
レンズ駆動機構が、前記光ピックアップ上で、前記光軸
に沿って設けられたガイドと、該ガイドに摺動可能に係
合し、前記カップリングレンズが設けられたカップリン
グレンズ枠と、該カップリングレンズ枠に設けられ、前
記ガイドに沿って歯が刻設されたラックと、光ピックア
ップ上に回転可能に設けられ、前記ラックに噛合するピ
ニオンと、固定側に設けられ、前記ピニオンが噛合可能
な駆動手段とからなるものである。
【0019】駆動手段を固定側に設けたことにより、光
ピックアップの慣性質量が低減でき、アクセス速度が向
上する。第9の発明は、第8の発明の駆動手段が、前記
第2の駆動手段によって駆動されるものである。カップ
リングレンズ駆動機構を第2の駆動手段を用いて駆動す
ることにより、カップリングレンズ駆動機構専用の駆動
手段を設けずとも済むので、コストダウンが図れる。
【0020】第10の発明は、第8又は第9の発明の駆
動手段が逆転機構を有するものである。逆転機構を設け
たことにより、駆動手段を電気的に正転/逆転させる回
路が不要となる。
【0021】第11の発明は、第10の発明の逆転機構
が前記光ピックアップの移動によって駆動されるもので
ある。第12の発明は、第11の発明の逆転機構が、前
記記録媒体の記録面の記録領域以外の箇所で記録媒体の
種類を検出する位置から最短の箇所に設けられるもので
ある。このように構成することにより、媒体の種類を検
出した後、最短時間で逆転機構を駆動できる。
【0022】第13の発明は、第7の発明のカップリン
グレンズ駆動機構が、前記光ピックアップ上で、前記光
軸に沿って設けられたガイドと、該ガイドに摺動可能に
係合し、前記カップリングレンズが設けられたカップリ
ングレンズ枠と、先端部が前記カップリングレンズ枠に
回転可能に取り付けられ、基端部が光ピックアップ上に
回転可能に設けられたマジックハンド機構と、固定側に
設けられ、前記マジックハンド機構を伸縮させる駆動手
段とからなるものである。
【0023】第14の発明は、第13の発明のマジック
ハンド機構が、前記光ピックアップの移動によって前記
駆動手段に係合するものである。第15の発明は第14
の発明の駆動手段が、前記記録媒体の記録面の記録領域
以外の箇所で記録媒体の種類を検出する位置から最短の
箇所に設けられるものである。このように構成すること
により、媒体の種類を検出した後、最短時間で逆転機構
を駆動できる。
【0024】第16の発明は、第7から第15の発明の
カップリングレンズの移動方向が前記媒体面と略平行で
あるものである。このような構成にすることで、光ピッ
クアップの薄型化が図れる。
【0025】第17の発明は、第7から第15の発明の
カップリングレンズの移動方向を前記記録媒体面と略垂
直とするものである。このような構成にすることで、レ
ーザー光を記録媒体方向に向ける反射手段が不要とな
り、コストダウンが図れる。
【0026】第18の発明は、第7から第17の発明に
おいて、前記対物レンズと前記カップリングレンズとの
間に絞りを設け、前記カップリングレンズの位置に応じ
て絞り径を変化させるものである。このような構成にす
ることで、記録密度の異なる複数の記録媒体に対応する
ことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。図2は本発明の第1の実施の形態例の
第1の記録媒体をセットした時の光ピックアップの要部
を説明する図、図3は図2において第2の記録媒体をセ
ットした時の要部を説明する図、図4は図2及び図3に
おけるレンズホルダの位置決め機構,位置検出手段を説
明する図で、(a)図は第1の記録媒体をセットした時を
説明する図、(b)図は第2の記録媒体をセットした時を
説明する図、図5は図4における切断線Z-Zにおける断
面図、図6は図2における光学系を説明する図で、(a)
図は平面図、(b)図は(a)図における右側面図ある。
【0028】これらの図を用いて光ピックアップの説明
を行う。平行に並設されたガイド10,11に光ピック
アップ12が摺動可能に係合している。そして、光ピッ
クアップ12は図示しない第2の駆動手段(例えば、磁
気推進力を用いたリニアモータや、固定側に設けられた
モータによって回転駆動されるピニオンと光ピックアッ
プ側に設けられ前記ピニオンが噛合するラックとからな
るラックアンドピニオン機構等)によって、ガイド10,
11に沿って移動されるようになっている。
【0029】13は第1の記録媒体14、第1の記録媒
体と透明基板の厚さが異なる第2の記録媒体14′とを
回転駆動する第1の駆動手段としてのスピンドルモータ
である。図2及び図3においては、記録媒体14,1
4′とスピンドルモータ13とは紙面の上方にあるの
で、仮想線(二点鎖線)で示している。
【0030】光ピックアップ12において、15はレー
ザー光を出射するレーザーダイオード、16はレーザー
ダイオード15から出射されたレーザー光の一部が透過
し、一部が反射してレーザー光を二方向に分けるビーム
スプリッタである。
【0031】17は光軸(O)に沿って設けられたガイド
である。このガイド18には、レーザー光を略平行にす
るカップリングレンズ18を保持するカップリングレン
ズ枠19が摺動可能に係合している。
【0032】20はカップリングレンズ18からのレー
ザー光を図2及び図3の紙面に対して垂直方向に光路を
変えるミラーである(図6(b)参照)。21はミラー20
からのレーザー光を記録媒体14,14′上に集束する
対物レンズである。
【0033】対物レンズ21はレンズホルダ22に保持
され、フォーカシング方向(図2及び図3において紙面
に対して垂直方向、図6(b)における矢印F方向)及びト
ラッキング方向(図2、図3及び図6(a)において矢印Tr
方向)に駆動されるようになっている。
【0034】カップリングレンズ枠19には、光軸方向
に沿ってラック25aが刻設されたラックプレート25
が取り付けられている。一方、光ピックアップ12上に
は、ラックプレート25のラック25aに噛合するピニ
オン26が回転可能に取り付けられている。そして、こ
のピニオン26を駆動することにより、カップリングレ
ンズ枠19はガイド17に沿って移動し、第1の記録媒
体14の時はビームスプリッタ16側の位置Aに、第2
の記録媒体14′の時は対物レンズ21側の位置Bにそ
れぞれ位置するようになっている。
【0035】更に、カップリングレンズ枠19とレンズ
ホルダ22との間には、シャフト28が立設され、この
シャフト28に絞り穴27aが穿設された第1アーム部
27bと、第1アーム部27bから折曲し、光ピックア
ップ12の壁面12aに当接可能な第2アーム部27c
とからなる略L字形の絞りアーム27が回転可能に設け
られている。
【0036】そして、一端部が絞りアーム27に係止さ
れ、中間部がシャフト28に巻回され、他端部が光ピッ
クアップ12側に係止されたスプリング30によって、
絞りアーム27は、第2アーム部27cが光ピックアッ
プ12の壁面12aに当接する方向に付勢されている。
【0037】従って、カップリングレンズ枠19が位置
Aにある時には、絞りアーム27の絞り穴27aは光路
上に位置し、カップリングレンズ枠19が位置Bにある
時には、カップリングレンズ枠19に絞りアーム27の
第1アーム部27bが押されて、絞り穴27aは光路か
ら退避するようになっている。
【0038】また、図4に示すように、絞りアーム27
の上方には空間を介して、略逆C字形の位置決めばね3
00が配設されている。この位置決めばね300の中央
部分は、光ピックアップ12上に取り付けられ、二つの
先端部分はカップリングレンズ枠19の移動範囲内に延
出している。そして、各先端部分には、略V字形に折曲
され、カップリングレンズ枠19が位置Aにある時に、
カップリングレンズ枠19に形成された断面略V字形の
係合溝19bに係合する第1係合部300aと、カップ
リングレンズ枠19が位置Bにある時に、カップリング
レンズ枠19の係合溝19bに係合する第2係合部30
0bとが形成されている。
【0039】また、カップリングレンズ枠19には、第
1及び第2のフォトインタラプタ303,304が設け
られている。光ピックアップ12上には、カップリング
レンズ枠19が位置Aに位置する時に、第1のフォトイ
ンタラプタ303の受光部と発光部との間の空間に位置
するように設けられた第1の遮光板305と、カップリ
ングレンズ枠19が位置Bに位置する時に、第2のフォ
トインタラプタ304の受光部と発光部との間の空間に
位置するように設けられた第2の遮光板306とが設け
られている。
【0040】そして、図記録媒体14,14′で反射し
たレーザー光は対物レンズ21,カップリングレンズ1
8を介してビームスプリッタ16へ至り、ここで、一部
は透過し、一部は反射して、受光レンズ40で集光さ
れ、フォトダイオード基板31に至り、非点収差法やヘ
テロダイン法等の手法で、フォーカスエラー信号,トラ
ックエラー信号,RF信号が検出される。
【0041】次に、カップリングレンズ駆動機構の説明
を行う。図7はカップリングレンズ駆動機構の要部構成
斜視図、図8から図11は図7における作動を説明する
図である。
【0042】図7において、50は光ピックアップ12
を駆動する第2の駆動手段によって駆動されるギヤ、5
1は第1のギヤ50に噛合する駆動ギヤ、52は駆動ギ
ヤ51に噛合する前進ギヤ、53は駆動ギヤ51に噛合
する第1の後進ギヤ、54は第1の後進ギヤ53に噛合
する第2の後進ギヤである。
【0043】55は駆動ギヤ51の回転軸を中心に回転
可能に取り付けられたクラッチアームである。このクラ
ッチアーム55の一方の回転端部には、前進ギヤ52と
第2の後進ギヤ54に噛合可能なクラッチギヤ56が回
転可能に取り付けられている。尚、このクラッチギヤ5
6は回転軸に回転可能に設けられピニオン26に噛合可
能な第1のギヤ56aと、回転軸に固定され、前進ギヤ
52と第2の後進ギヤ54に噛合可能な第2のギヤ56
bと、第1及び第2のギヤ56a,56bを圧接させる
図示しない付勢手段とからなり、負荷が設定以上に作用
すると、第1のギヤ56aと第2のギヤ56bとが滑
り、回転力の伝達がされないようになっている。
【0044】そして、クラッチギヤ56を前進ギヤ52
に噛合させる場合と、後進ギヤ54に噛合させる場合と
で、クラッチギヤ56の回転方向が異なる逆転機構が形
成されている。
【0045】クラッチアーム55の他方の回転端部に
は、一端部がベース側に係止されたスプリング57の他
方の端部が係止され、クラッチアーム55は、クラッチ
ギヤ56が前進ギヤ52に噛合する方向に付勢されてい
る。
【0046】58はスプリング59によってベースより
突出する方向に付勢され、先端部が半球状のクリックピ
ンである。また、60は光ピックアップ12側に設けら
れ、クラッチアーム55に当接可能なピンである。
【0047】カップリングレンズ駆動機構は、光ピック
アップ12を3つの位置に移動させ、カップリングレン
ズ18を移動させる。先ず、図8は第2の記録媒体1
4′に対応した光ピックアップ12が記録/再生時の最
内周位置にある時を示している。
【0048】ここで、記録媒体を第1の記録媒体14に
変更する場合、カップリングレンズ18を位置Aに移動
しなければならない。そこで、光ピックアップ12を最
内周位置よりさらにスピンドルモータ13方向に移動さ
せ、図9に示すように、ピニオン26をクラッチギヤ5
6に噛合させる。この時、クラッチギヤ56は前進ギヤ
52に噛合しているので、ギヤ50が矢印方向に回転し
ていると、カップリングレンズ枠19は対物レンズ21
より離れる方向に移動し、位置Aまで移動する。カップ
リング移動枠19が位置A迄移動すると、位置決めばね
300の第1係合部300aがカップリングレンズ枠1
9の係合溝19bに係合し、カップリングレンズ枠19
のそれ以上の移動を禁止する。更に、第1のフォトイン
タラプタ303の発光部と受光部との間の空間に第1の
遮光板305が位置し、第1のフォトインタラプタ30
3の発光部と受光部との間を遮光し、カップリングレン
ズ枠19が位置Aに位置していることが検出される。
【0049】移動が完了すると、光ピックアップ12は
図8の状態まで復帰し、第1の記録媒体14に対する準
備が完了する。次に、第1の記録媒体14から第2の記
録媒体14′に変更する場合、光ピックアップ12を図
9の状態よりも更にスピンドルモータ13方向に移動
し、図10に示すようにスプリング57の付勢力に抗し
てクラッチギヤ56を第2の後進ギヤ54に噛合させ
る。
【0050】この時、クラッチアーム55に回転によ
り、クリックピン58がクラッチアーム55の側面に当
接し、クラッチアーム55の復帰を阻止する。ギヤ50
が矢印方向に回転すると、カップリングレンズ枠19は
対物レンズ21より離れる方向に移動し、位置Bまで移
動する。カップリング移動枠19が位置B迄移動する
と、位置決めばね300の第2係合部300bがカップ
リングレンズ枠19の係合溝19bに係合し、カップリ
ングレンズ枠19のそれ以上の移動を禁止する。更に、
第2のフォトインタラプタ304の発光部と受光部との
間の空間に第2の遮光板306が位置し、第2のフォト
インタラプタ304の発光部と受光部との間を遮光し、
カップリングレンズ枠19が位置Bに位置していること
が検出される。
【0051】そして、光ピックアップ12を図8に示す
記録/再生時の最内周位置まで復帰させる際に、図11
に示すように突起60がクラッチアーム55を押し、ク
リックピン58とクラッチアーム55との係合を解除
し、クラッチアーム55は図8に示す記録/再生時の最
内周位置まで復帰する。
【0052】上記構成によれば、カップリングレンズ1
8の位置を変えることで、対物レンズ21と記録面との
間にある透明基板の厚さが異なる第1及び第2の記録媒
体14,14′に対応できるので、低コストである。
【0053】更に、光ピックアップ12の移動により、
カップリングレンズ18の位置を移動できるので、コス
トダウンが図れる。更に、カップリングレンズ枠19の
位置により、即ち、記録媒体の種類により、絞りを入れ
るようにしたことにより、記録密度の異なる複数の記録
媒体に対応することができる。
【0054】次に、第2の実施の形態例の説明を行う。
本実施の形態例と第1の実施の形態例との相違点は、カ
ップリングレンズ駆動機構である。従って、第1の実施
の形態例と同一部分には、同一符号を付し、それらの説
明は省略する。また、図示しないが、第1の実施の形態
例と同様に、光ピックアップ12上には位置決めばね3
00が設けられ、カップリングレンズ枠19上には、位
置決めばね300の第1及び第2係合部300a,30
0bが係合可能な係合溝19b形成され、更に、カップ
リングレンズ枠19には、第1及び第2のフォトインタ
ラプタ303,304が、光ピックアップ12上には第
1及び第2のフォトインタラプタ303,304を遮光
する第1及び第2の遮光板305,306が設けられて
いる。
【0055】図12は本発明の第2の実施の形態例の第
1の記録媒体をセットした時の光ピックアップの要部を
説明する図、図13は図12において第2の記録媒体を
セットした時の要部を説明する図である。
【0056】100は複数の等長リンクからなるマジッ
クハンド機構で、基端側のピン101は光ピックアップ
12のベースに、先端側のピン102はカップリングレ
ンズ枠19に設けられた長穴19aに係合している。
【0057】更に、マジックハンド機構100の中間部
のピン100bは、他のピンより長く設定され、光ピッ
クアップ12に固定される図示しない蓋に設けられたガ
イド穴100cに摺動可能に係合している。
【0058】従って、マジックハンド機構100の基端
側のリンク100aをピン101を中心に回転すること
により、マジックハンド機構100は伸縮し、カップリ
ングレンズ枠19はガイド17に沿って移動するように
なっている。
【0059】次に、カップリングレンズ駆動機構を説明
する。図14はカップリングレンズ駆動機構の要部斜視
図、図15は図14における切断線D-Dにおける断面
図、図16から図19は図14における作動を説明する
図である。
【0060】光ディスク装置のスピンドルモータ13の
近傍に設けられたサブベース110には、カム111が
回転可能に取り付けられている。112は一端部がサブ
ベース110の突起110aに係止され、中間部がカム
111の回転軸111aに巻回され、他端部がカム11
1に形成された突起111dに係止され、カム111を
サブベース110上に形成されたストッパ110b方向
に当接する方向に付勢するスプリングである。
【0061】カム111には、光ピックアップ12方向
に延出するアーム部111bが形成され、このアーム部
111bには、光ピックアップ12の側面に形成された
円弧状のガイド溝12eに係合可能なガイドバー114
が設けられている。また、カム111には、光ピックア
ップ12のマジックハンド機構100のリンク100a
が当接可能な可撓ガイド部111cが形成されている。
【0062】一方、サブベース110には、穴110c
が形成され、この穴110cの周縁には、クリックばね
115が設けられている。このクリックばね115の中
間部はサブベース110に係止され、一方の端部は光ピ
ックアップ12方向に延出し、光ピックアップ12の突
起60に乗り上げ可能な第1係合部115aとなってお
り、他方の端部はカム111とサブベース110との間
に延出し、カム111の裏面に押接する第2係合部11
5bとなっている。
【0063】第1の実施の形態例と同様に、本実施の形
態例のカップリングレンズ駆動機構も、光ピックアップ
12を3つの位置に移動させ、カップリングレンズ18
を移動させる。
【0064】先ず、図16は第1の記録媒体14に対応
した光ピックアップ12が最内周位置にある時を示して
いる。ここで、記録媒体を第2の記録媒体14′に変更
する場合、カップリングレンズ18を位置Bに移動しな
ければならない。
【0065】そこで、光ピックアップ12をスピンドル
モータ13方向に移動させると、図17に示すように、
マジックハンド機構100のリンク100aがカム11
1の可撓ガイド部111cに押接し、マジックハンド機
構100は伸張し、カップリングレンズ枠19は対物レ
ンズ21に接近する方向に移動し、位置Bまで移動す
る。カップリング移動枠19が位置B迄移動すると、位
置決めばね300の第2係合部300bがカップリング
レンズ枠19の係合溝19bに係合し、カップリングレ
ンズ枠19のそれ以上の移動を禁止する。更に、第2の
フォトインタラプタ304の発光部と受光部との間の空
間に第2の遮光板306が位置し、第2のフォトインタ
ラプタ304の発光部と受光部との間を遮光し、カップ
リングレンズ枠19が位置Bに位置していることが検出
される。
【0066】移動が完了すると、光ピックアップ12は
図16の状態まで復帰し、第2の記録媒体14′に対す
る準備が完了する。次に、第2の記録媒体14′から第
1の記録媒体14に変更する場合、光ピックアップ12
を図17の状態よりも更にスピンドルモータ13方向に
移動する。この場合、ガイドバー114が光ピックアッ
プ12のガイド溝12eの壁面に押され、カム111は
スプリング112に付勢力に抗して回転し、クリックば
ね115の第2係合部115bがカム111の側面に係
合し、カム111の復帰を禁止する状態となる。そし
て、アーム部111bがマジックハンド機構100のリ
ンク100aを押し、マジックハンド機構100は縮小
し、図18に示す状態となり、カップリングレンズ枠1
9は位置Aまで移動する。カップリング移動枠19が位
置A迄移動すると、位置決めばね300の第1係合部3
00aがカップリングレンズ枠19の係合溝19bに係
合し、カップリングレンズ枠19のそれ以上の移動を禁
止する。更に、第1のフォトインタラプタ303の発光
部と受光部との間の空間に第1の遮光板305が位置
し、第1のフォトインタラプタ303の発光部と受光部
との間を遮光し、カップリングレンズ枠19が位置Aに
位置していることが検出される。
【0067】この時クリックばね115の第1の係合部
115aは、光ピックアップ12の突起60を乗り越え
ている。そして、光ピックアップ12を図16に示す最
内周位置まで復帰させる際に、図19に示すように、光
ピックアップ12の突起60にクリックばね115の第
1係合部115aが乗り上がることにより、クリックば
ね115の第2係合部115bが下がり、カム111と
の係合を解除し、カム111は図16に示す最内周位置
まで復帰する。
【0068】上記構成によれば、カップリングレンズ1
8の位置を変えることで、対物レンズ21と記録面との
間にある透明基板の厚さが異なる第1及び第2の記録媒
体14,14′に対応できるので、低コストである。
【0069】更に、ピックアップ12の移動により、カ
ップリングレンズ18の位置を移動できるので、コスト
ダウンが図れる。更に、カップリングレンズ枠19の位
置により、即ち、記録媒体の種類により、絞りを入れる
ようにしたことにより、記録密度の異なる複数の記録媒
体に対応することができる。
【0070】尚、本発明は上記第1及び第2の実施の形
態例に限定するものではない。上記第1及び第2の実施
の形態例においては、ミラー20を用いて光学系を記録
媒体に対して水平に設け、光ピックアップ20の薄型化
を図ったが、光学系を記録媒体に対して垂直に設けるよ
うにしてもよい。この場合、ミラー20が不要となるの
で、コストダウンが図れる。
【0071】更に、図20に示すように、第1の実施の
形態例の光ピックアップ12のピニオン26が噛合可能
なギヤ200を装置ベース側に設け、このギヤ200を
モータ201で正転方向/逆転方向に駆動するようにし
てもよい。
【0072】更にまた、図21に示すように、光ピック
アップ12上にピニオン26に噛合するギヤ250を回
転可能に設け、このギヤ250を光ピックアップ12上
に設けたモータ251で正転方向/逆転方向に駆動する
ようにしてもよい。この場合、記録媒体の種類の検出す
ると同時にカップリングレンズ18の位置を変えること
ができる。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、下記
のような効果を得ることができる。第1の発明の光ピッ
クアップによればカップリングレンズを光軸方向に駆動
するカップリングレンズ駆動機構を設け、前記対物レン
ズと記録媒体の記録面との間にある透明基板の厚さに応
じて、前記カップリングレンズの位置を切換えることに
より、対物レンズと記録面との間にある透明基板の厚さ
が異なる複数の記録媒体に対応でき、対物レンズを交換
する手法に比べて低コストとなる。
【0074】第2の発明の光ピックアップによれば、第
1の発明のカップリングレンズ駆動機構として、前記光
ピックアップ上で、前記光軸に沿って設けられたガイド
と、該ガイドに摺動可能に係合し、前記カップリングレ
ンズが設けられたカップリングレンズ枠と、該カップリ
ングレンズ枠に設けられ、前記ガイドに沿って歯が刻設
されたラックと、光ピックアップ上に回転可能に設けら
れ、前記ラックに噛合するピニオンと、該ピニオンを駆
動する駆動手段と、から構成したことにより、対物レン
ズと記録面との間にある透明基板の厚さが異なる複数の
記録媒体に対応でき、対物レンズを交換する手法に比べ
て低コストとなる。
【0075】第3の発明の光ピックアップによれば、第
1の発明の前記カップリングレンズ駆動機構として、前
記光ピックアップ上で、前記光軸に沿って設けられたガ
イドと、該ガイドに摺動可能に係合し、前記カップリン
グレンズが設けられたカップリングレンズ枠と、先端部
が前記カップリングレンズ枠に回転可能に取り付けら
れ、基端部が光ピックアップ上に回転可能に設けられた
マジックハンド機構と、該マジックハンド機構を駆動す
る駆動手段と、から構成したことにより、対物レンズと
記録面との間にある透明基板の厚さが異なる複数の記録
媒体に対応でき、対物レンズを交換する手法に比べて低
コストとなる。
【0076】第4の発明の光ピックアップによれば、第
1から第3の発明のカップリングレンズの移動方向を前
記媒体面と略平行とすることにより、光ピックアップの
薄型化が図れる。
【0077】第5の発明の光ピックアップによれば、第
1から第3の発明のカップリングレンズの移動方向を前
記記録媒体面と略垂直とすることにより、レーザー光を
記録媒体方向に向ける反射手段が不要となり、コストダ
ウンが図れる。
【0078】第6の発明の光ピックアップによれば、第
1から第5の発明において、前記対物レンズと前記カッ
プリングレンズとの間に絞りを設け、前記カップリング
レンズの位置に応じて絞り径を変化させるようにしたこ
とにより、記録密度の異なる複数の記録媒体に対応する
ことができる。
【0079】第7の発明の光ディスク装置によれば、記
録媒体を回転駆動する第1の駆動手段と、カップリング
レンズを介してレーザー光を対物レンズで集束し、前記
記録媒体の記録面に照射し、前記記録媒体に対してデー
タの読み取り及び書き込みのうち少なくとも一方を行う
光ピックアップと、該光ピックアップを前記記録媒体の
トラックを横切る方向に駆動する第2の駆動手段とを具
備する光ディスク装置において、前記光ピックアップの
カップリングレンズを光軸方向に駆動するカップリング
レンズ駆動機構を設け、前記対物レンズと前記記録媒体
の記録面との間にある透明基板の厚さに応じて前記カッ
プリングレンズの位置を切換えることにより、対物レン
ズと記録面との間にある透明基板の厚さが異なる複数の
記録媒体に対応でき、対物レンズを交換する手法に比べ
て低コストとなる。
【0080】第8の発明の光ディスク装置によれば、第
7の発明のカップリングレンズ駆動機構を、前記光ピッ
クアップ上で、前記光軸に沿って設けられたガイドと、
該ガイドに摺動可能に係合し、前記カップリングレンズ
が設けられたカップリングレンズ枠と、該カップリング
レンズ枠に設けられ、前記ガイドに沿って歯が刻設され
たラックと、光ピックアップ上に回転可能に設けられ、
前記ラックに噛合するピニオンと、固定側に設けられ、
前記ピニオンが噛合可能な駆動手段とから構成したこと
により、光ピックアップの慣性質量が低減でき、アクセ
ス速度が向上する。
【0081】第9の発明の光ディスク装置によれば、第
8の発明の駆動手段を前記第2の駆動手段によって駆動
されることにより、カップリングレンズ駆動機構は第2
の駆動手段を用いて駆動され、カップリングレンズ駆動
機構専用の駆動手段を設けずとも済むので、コストダウ
ンが図れる。
【0082】第10の発明の光ディスク装置によれば、
第8又は第9の発明の駆動手段に逆転機構を設けたこと
により、駆動手段を電気的に正転/逆転させる回路が不
要となる。
【0083】第11の発明の光ディスク装置によれば、
第10の発明の逆転機構が前記光ピックアップの移動に
よって駆動されるようにしたことにより、逆転機構を駆
動する駆動手段を別途設けずともよく、コストダウンが
図れる。
【0084】第12の発明の光ディスク装置によれば、
第11の発明の逆転機構を前記記録媒体の記録面の記録
領域以外の箇所で記録媒体の種類を検出する位置から最
短の箇所に設けたことにより、媒体の種類を検出した
後、最短時間で逆転機構を駆動できる。
【0085】第13の発明の光ディスク装置は、第7の
発明のカップリングレンズ駆動機構を、前記光ピックア
ップ上で、前記光軸に沿って設けられたガイドと、該ガ
イドに摺動可能に係合し、前記カップリングレンズが設
けられたカップリングレンズ枠と、先端部が前記カップ
リングレンズ枠に回転可能に取り付けられ、基端部が光
ピックアップ上に回転可能に設けられたマジックハンド
機構と、固定側に設けられ、前記マジックハンド機構を
伸縮させる駆動手段とから構成したことにより、光ピッ
クアップの慣性質量が低減でき、アクセス速度が向上す
る。
【0086】第14の発明の光ディスク装置によれば、
第13の発明のマジックハンド機構を、前記光ピックア
ップの移動によって前記駆動手段に係合するようにした
ことにより、コストダウンが図れる。
【0087】第15の発明の光ディスク装置によれば、
第14の発明の駆動手段を前記記録媒体の記録面の記録
領域以外の箇所で記録媒体の種類を検出する位置から最
短の箇所に設けたことにより、媒体の種類を検出した
後、最短時間で逆転機構を駆動できる。
【0088】第16の発明の光ディスク装置は、第7か
ら第15の発明のカップリングレンズの移動方向を前記
媒体面と略平行としたことにより、光ピックアップの薄
型化が図れ、更には光ディスク装置の薄型化が図れる。
【0089】第17の発明の光ディスク装置は、第7か
ら第15の発明のカップリングレンズの移動方向を前記
記録媒体面と略垂直としたことにより、レーザー光を記
録媒体方向に向ける反射手段が不要となり、コストダウ
ンが図れる。
【0090】第18の発明の光ディスク装置は、第7か
ら第17の発明において、前記対物レンズと前記カップ
リングレンズとの間に絞りを設け、前記カップリングレ
ンズの位置に応じて絞り径を変化させることにより、記
録密度の異なる複数の記録媒体に対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明及び第7の発明の原理図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例の第1の記録媒体
をセットした時の要部を説明する図である。
【図3】図1において第2の記録媒体をセットした時の
要部を説明する図である。
【図4】図2及び図3におけるレンズホルダの位置決め
機構,位置検出手段を説明する図で、(a)図は第1の記録
媒体をセットした時を説明する図、(b)図は第2の記録
媒体をセットした時を説明する図である。
【図5】図5は図4における切断線Z-Zにおける断面図
である。
【図6】図6は図2における光学系を説明する図であ
る。
【図7】カップリングレンズ駆動機構の要部構成斜視図
である。
【図8】図7における作動を説明する図である。
【図9】図7における作動を説明する図である。
【図10】図7における作動を説明する図である。
【図11】図7における作動を説明する図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態例の第1の記録媒
体をセットした時の光ピックアップの要部を説明する図
である。
【図13】図12において第2の記録媒体をセットした
時の要部を説明する図である。
【図14】カップリングレンズ駆動機構の要部斜視図で
ある。
【図15】図14における切断線D-Dにおける断面図で
ある。
【図16】図13における作動を説明する図である。
【図17】図13における作動を説明する図である。
【図18】図13における作動を説明する図である。
【図19】図13における作動を説明する図である。
【図20】他の実施の形態例の構成図である。
【図21】他の実施の形態例の構成図である。
【符号の説明】
1 第1の駆動手段 2,2′ 記録媒体 2a,2a′ 透明基板 2b,2b′ 記録面 3 光ピックアップ 4 レーザー光源 5 カップリングレンズ 6 対物レンズ 7 カップリングレンズ駆動機構

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体のトラックを横切る方向に駆動
    され、カップリングレンズを介してレーザー光を対物レ
    ンズで集束し、前記記録媒体の記録面に照射し、前記記
    録媒体に対してデータの読み取り及び書き込みのうち少
    なくとも一方を行う光ピックアップにおいて、 前記カップリングレンズを光軸方向に駆動するカップリ
    ングレンズ駆動機構を設け、 前記対物レンズと記録媒体の記録面との間にある透明基
    板の厚さに応じて、前記カップリングレンズの位置を切
    換えることを特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 前記カップリングレンズ駆動機構は、 前記光ピックアップ上で、前記光軸に沿って設けられた
    ガイドと、 該ガイドに摺動可能に係合し、前記カップリングレンズ
    が設けられたカップリングレンズ枠と、 該カップリングレンズ枠に設けられ、前記ガイドに沿っ
    て歯が刻設されたラックと、 光ピックアップ上に回転可能に設けられ、前記ラックに
    噛合するピニオンと、 該ピニオンを駆動する駆動手段と、 からなることを特徴とする請求項1記載の光ピックアッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記カップリングレンズ駆動機構は、 前記光ピックアップ上で、前記光軸に沿って設けられた
    ガイドと、 該ガイドに摺動可能に係合し、前記カップリングレンズ
    が設けられたカップリングレンズ枠と、 先端部が前記カップリングレンズ枠に回転可能に取り付
    けられ、基端部が光ピックアップ上に回転可能に設けら
    れたマジックハンド機構と、 該マジックハンド機構を駆動する駆動手段と、 からなることを特徴とする請求項1記載の光ピックアッ
    プ。
  4. 【請求項4】 前記カップリングレンズの移動方向が前
    記媒体面と略平行であることを特徴とする請求項1乃至
    3いずれかに記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 前記カップリングレンズの移動方向が前
    記記録媒体面と略垂直であることを特徴とする請求項1
    乃至3いずれかに記載の光ピックアップ。
  6. 【請求項6】 前記対物レンズと前記カップリングレン
    ズとの間に絞りを設け、 前記カップリングレンズの位置に応じて絞り径を変化さ
    せることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の
    光ピックアップ。
  7. 【請求項7】 記録媒体を回転駆動する第1の駆動手段
    と、 カップリングレンズを介してレーザー光を対物レンズで
    集束し、前記記録媒体の記録面に照射し、前記記録媒体
    に対してデータの読み取り及び書き込みのうち少なくと
    も一方を行う光ピックアップと、 該光ピックアップを前記記録媒体のトラックを横切る方
    向に駆動する第2の駆動手段とを具備する光ディスク装
    置において、 前記光ピックアップのカップリングレンズを光軸方向に
    駆動するカップリングレンズ駆動機構を設け、 前記対物レンズと前記記録媒体の記録面との間にある透
    明基板の厚さに応じて前記カップリングレンズの位置を
    切換えることを特徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記カップリングレンズ駆動機構は、 前記光ピックアップ上で、前記光軸に沿って設けられた
    ガイドと、 該ガイドに摺動可能に係合し、前記カップリングレンズ
    が設けられたカップリングレンズ枠と、 該カップリングレンズ枠に設けられ、前記ガイドに沿っ
    て歯が刻設されたラックと、 光ピックアップ上に回転可能に設けられ、前記ラックに
    噛合するピニオンと、 固定側に設けられ、前記ピニオンが噛合可能な駆動手段
    とからなることを特徴とする請求項7記載の光ディスク
    装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動手段は、前記第2の駆動手段に
    よって駆動されることを特徴とする請求項8記載の光デ
    ィスク装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動手段は逆転機構を有すること
    を特徴とする請求項8又は9記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 前記逆転機構は前記光ピックアップの
    移動によって駆動されることを特徴とする請求項10記
    載の光ディスク装置。
  12. 【請求項12】 前記駆動手段は、前記記録媒体の記録
    面の記録領域以外の箇所で記録媒体の種類を検出する位
    置から最短の箇所に設けられることを特徴とする請求項
    11記載の光ディスク装置。
  13. 【請求項13】 前記カップリングレンズ駆動機構は、 前記光ピックアップ上で、前記光軸に沿って設けられた
    ガイドと、 該ガイドに摺動可能に係合し、前記カップリングレンズ
    が設けられたカップリングレンズ枠と、 先端部が前記カップリングレンズ枠に回転可能に取り付
    けられ、基端部が光ピックアップ上に回転可能に設けら
    れたマジックハンド機構と、 固定側に設けられ、前記マジックハンド機構を伸縮させ
    る駆動手段とからなることを特徴とする請求項7記載の
    光ディスク装置。
  14. 【請求項14】 前記マジックハンド機構は、前記光ピ
    ックアップの移動によって前記駆動手段に係合すること
    を特徴とする請求項13記載の光ディスク装置。
  15. 【請求項15】 前記駆動手段は、前記記録媒体の記録
    面の記録領域以外の箇所で記録媒体の種類を検出する位
    置から最短の箇所に設けられることを特徴とする請求項
    14記載の光ディスク装置。
  16. 【請求項16】 前記カップリングレンズの移動方向が
    前記媒体面と略平行であることを特徴とする請求項7乃
    至15いずれかに記載の光ディスク装置。
  17. 【請求項17】 前記カップリングレンズの移動方向が
    前記記録媒体面と略垂直であることを特徴とする請求項
    7乃至15いずれかに記載の光ディスク装置。
  18. 【請求項18】 前記対物レンズと前記カップリングレ
    ンズとの間に絞りを設け、 前記カップリングレンズの位置に応じて絞り径を変化さ
    せることを特徴とする請求項7乃至17いずれかに記載
    の光ディスク装置。
JP8158554A 1996-05-20 1996-06-19 光ピックアップ及び光ディスク装置 Pending JPH1040566A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6108139A (en) * 1996-10-28 2000-08-22 Nec Corporation Optical head device and method of information reproduction using the same
US7035173B2 (en) 2000-12-05 2006-04-25 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pickup apparatus
CN100395833C (zh) * 2004-09-30 2008-06-18 富士能株式会社 光记录介质用物镜光学系统以及使用它的光拾取装置

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