JPH1040324A - 通信投票システム、通信投票方法、および通信端末 - Google Patents

通信投票システム、通信投票方法、および通信端末

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JPH1040324A
JPH1040324A JP21425396A JP21425396A JPH1040324A JP H1040324 A JPH1040324 A JP H1040324A JP 21425396 A JP21425396 A JP 21425396A JP 21425396 A JP21425396 A JP 21425396A JP H1040324 A JPH1040324 A JP H1040324A
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JP21425396A
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Kazuyuki Sakota
和之 迫田
Mitsuhiro Suzuki
三博 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の投票者が確実かつ簡単に投票すること
ができるとともに、各投票者ごとに投票の投票を得るこ
とができる通信投票システム、通信投票方法および通信
装置を提供する。 【解決手段】 投票者は、携帯端末1を介して、予め定
まった選択肢または、投票に先立って与えられる選択肢
に対する投票を行なう。携帯端末1は、投票者によって
入力された投票内容と、当該携帯端末1または、当該携
帯端末1を介して投票を行なった投票者を識別するため
の識別情報とからなる投票情報を生成し、基地局2を介
してセンター局3に送信する。センター局3は、投票情
報を受信して、選択肢ごと、および、識別情報によって
識別される投票元別に投票を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、スタジ
アム、競馬場などの競争場といった限られたエリアを主
として構築される通信投票システム、通信投票方法、お
よび通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子化された投票システムとして
は、競馬場等の競争場における図12に示す投票システ
ムがある。図12に示す投票システムを競馬場において
の投票システムとして説明する。
【0003】図12に示す投票システムにおいて、投票
を行う揚合、投票者は、投票入力端末102に、どの馬
(選択肢)にいくら賭けるかなどの投票の内容を示す情
報を入力するとともに、投票の内容を示す情報に見合っ
た金銭を投入する。投票入力端末102は、入力された
投票の内容を示す情報が適正なものであるか、また、投
入された金銭が投票の内容を示す情報に見合った金額で
あるかをチェックする。このとき、いずれかの条件が満
たされていなかった場合には、投票者に対して投票の内
容を示す情報の変更、または投入金額の変更が必要であ
ることを通知するメッセージを提供し、投票入力を受け
付けないようにする。
【0004】入力された投票の内容を示す情報及び投入
金額ともにに条件を満たしていた場合には、投票の入力
を受け付けて、投票者に対し投票の内容を示す情報に見
合った投票券を発券するとともに、投票者から投票の内
容を示す情報に見合った金額を徴収する。そして、受け
付けた投票の内容を示す情報は、投票入力端末102と
センター局101を接続する接続線を介して、あるい
は、中継機106を介して、センター局101に送信さ
れる。なお、投票入力端末102で発券される投票券に
は、バーコードや磁気記録方式が用いられて当該投票の
内容が記録されている。
【0005】センター局101では、各投票入力端末1
02から送信されてきた投票内容を集計し、投票マスタ
を作成する。そして、センター局101は、投票が締め
切られると、投票入力端末102に対して制御信号を送
信して、今回投票の対象となっていたレースに関する投
票を受け付けないようにする。
【0006】そして、投票の対象となった当該レースが
終了し、レース結果が確定すると、センター局101
は、今回の投票に関する集計を行い、当該レースにおけ
る配当を算出し、算出結果をセンター局101内に蓄積
する。この結果の確定及び集計処理によって、今回の投
票の対象になったレースに対して行われた投票のうち、
−つまたは複数の内容の投票が「的中」となり、的中し
た内容の投票を行った投票者には、集計処理によって算
出された配当に応じた対価(払い戻し金)を返還する。
このいわゆる払い戻し処理は、結果出力局105におい
て行われる。
【0007】すなわち、投票入力端末102より発券さ
れた投票券が、結果出力装置105に投入されると、結
果出力装置105は、センター局101に当該投票券が
的中しているものか否かを問合わる。投入された投票券
が的中しているものである場合には、結果出力装置10
5は投票の内容と配当に見合った金額を投票者に払い戻
す。一方、投入された投票券が的中していないものであ
る場合には、結果出力装置105は投票者に当該投票券
が的中していない旨を伝える。この場合には、払い戻し
は行われない。
【0008】また、結果出力装置105は、レース結果
が確定した後にセンター局101から、確定したレース
の結果および算出された配当の情報の供給を受けて、こ
れを保持するようにされている場合もある。この場合、
結果出力装置105は、投票券が投入されるごとにその
投票券が的中しているか否かをセンター局101に問い
合わせる必要はなく、結果出力装置105が保持するレ
ース結果および配当の情報に基づいて上述したように払
い戻し処理が行われる。
【0009】また、図12に示すように、外部中継局1
07がセンター局101に対して接続されて、競馬場外
部の投票入力端末(図示せず)からの投票ができるよう
にされている場合もある。外部中継局107は、競馬場
外部の投票入力端末からの投票の内容を示す情報を中継
する。この揚合、外部中継局107は、外部の投票入力
端末から送信されてきた投票の内容を示す情報を、例え
ば一旦蓄積して、所定のタイミングでセンター局101
に送信したり、あるいは、外部の投票入力端末において
投票入力が行われるごとに、投票の内容を示す情報をセ
ンター局101に送信する。
【0010】そして、投票の対象になったレースの終了
後には、センター局101は、レース結果と配当の情報
を外部中継局107を介して、外部中継局107に接続
されている結果出力装置(図示せず)に送信する。これ
により、外部の結果出力装置を介しても的中投票券に対
しての払い戻し処理が行われる。
【0011】また、センター局101は、投票の途中経
過やレースの配当などの情報を算出し、これを表示装置
(ディスプレイ装置)103に送信して、これらの情報
を表示させることもできるようにされている。
【0012】また、競馬場内には、レースの様子等の情
報を収集する情報収集装置104としてカメラなどが設
けられている。情報収集装置104によって収集された
情報は、センター局101に送信されて、蓄積される。
そして、センター局101に蓄積された情報は、例えば
その一部が表示装置103に送信されて表示され、レー
スの様子やゴール時の様子などの画像が提供される。表
示装置103を介して提供される情報は、開催者側の選
択により、適宜表示されるものである。
【0013】また、センター局101は、他の競馬場
(図示せず)にて開催されているレース等に関して、外
部中継局107と同様の投票中継装置となる場合もあ
る。この場合、投票入力端末102を用いて他の競馬場
で行われているレースについての投票を行い、この投票
の内容を示す情報をセンター局101、外部中継局10
7を介して、投票の対象となったレースが行われる他の
競馬場のセンター局(図示せず)に送信する。
【0014】そして、レース結果の確定及び配当の算出
等は、レースが行われた他の競馬場のセンター局で行わ
れ、センター局101は配当の算出結果等を外部中継局
107を介して他のセンター局から受け取る。そして、
他の競馬場で行われたレースに対して行った投票に対す
る払い戻しを結果出力装置105においても行うことが
できるようにされている。
【0015】このような投票システムにおいて、投票入
力端末102は、例えば競馬場内の予め決められた場所
(複数箇所)に複数台づつ設置されて、不特定多数の投
票者が順番で使用するようにされる。図13は、投票入
力装置102を説明するためのブロック図であり、以下
のようにして投票の入力が行われる。
【0016】投票者は、投票入力端末102の金銭受付
/識別手段208に、投票内容に見合った金額を投入す
るとともに、投票の内容を示す情報を投票受付手段20
2に入力する。金銭受付/識別手段208は、投入され
た金銭を受け付け、金額を識別する。投票受付手段20
2は、入力された投票の内容を示す情報を電気信号に返
還した後に、投票内容識別手段203に供給する。
【0017】投票内容識別手段203は、現在受付可能
となっている投票の条件を蓄積している。そして、供給
された投票の内容を示す情報と、蓄積している投票の条
件を見合わせて、投票者によって入力された投票の内容
を示す情報が受付可能であるか否かを識別するととも
に、供給された投票の内容を示す情報と、先に投入され
た投入金額を見合わせて、投入金額が投票の内容を示す
情報に合致しているか否かを識別する。
【0018】そして、投票内容識別手段203の処理に
より、投票の内容を示す情報が受付可能であり、投入金
額が投票の内容を示す情報に合致していると識別された
場合には、その投票は受け付けられて、投票を受け付け
た旨が投票内容表示手段204に表示される。さらに投
票内容識別手段203は、投票の内容を示す情報を信号
送受信手段205及び接続線201を介してセンター局
101に送信する。
【0019】また、投票が受け付けられた場合には、以
上の処理と同時に、入力内容蓄積手段206に、当該投
票の内容を示す情報が蓄積される。そして、投票の内容
を示す情報を記録した投票券が投票券発券手段210で
作成され、投票者に発券される。
【0020】さらに、金銭受付/識別手段208に投入
された金銭は、金額蓄積手段207に蓄積される。そし
て、おつりが生じた場合には、金銭返却手段209が、
おつり分を金額蓄積手段207より抽出し、投票者にお
つりを返却する。
【0021】なお、以上の手順において、投票者が入力
した投票の内容を示す情報が投票の条件を満たしている
か否かを判定する手順において、投票の条件をセンター
局101に問い合わせる場合もある。
【0022】また、投票内容識別手段203の処理によ
り、入力された投票の内容を示す情報が正規の投票であ
ると認められなかったり、入力された投票の内容を示す
情報が投入された投入金額とが合致しなかった場合に
は、投票のために必要な条件のうち欠けている条件が、
投票内容表示手段204に表示され、投票者に示され
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに従来の投票システムにおいて、投票入力端末102
は、対象エリア内の限られた場所にのみ設置されること
が多く、投票者は、投票を行うたびに投票入力端末10
2に足を運ばなければならない。
【0024】また、投票入力端末102を利用したい投
票者が設置されている投票入力端末102に対して圧倒
的に多数存在する場合には、投票入力端末102の前に
長蛇の列ができ、投票を行うまでに多くの待ち時間を必
要としたり、さらには、投票締切時刻までに投票が行え
ないという事態までもが発生する。
【0025】また、前述した競馬場のように金銭の出入
を伴う投票の場合には、投票を行うごとに金銭を出し入
れする必要があり、現金を持ち歩かなければならないな
ど、めんどうであったり、盗難等の問題も発生する。
【0026】また、表示装置103で表示される情報
は、前述したように開催者側が一方的に選択して提供を
行っているものである。このため、各々の投票者は、自
分が欲する情報を必要な時に得ることができない。
【0027】また、投票は、発行された投票券により管
理されることになる。すなわち、センター局では、投票
を行った投票者ごとにとに投票を管理しているわけでは
ない。したがって、投票券をなくしてしまえば、自分が
投票した事実をも証明することができない。
【0028】このように、従来の投票システムは、投票
者一人一人に対して充分なサービスを提供することがで
きず、不都合が生じる場合がある。
【0029】以上のことにかんがみ、この発明は、多数
の投票者が確実かつ簡単に投票することができるととも
に、各投票者に対してよりよいサービスを提供すること
ができる通信投票システム、通信投票方法、および通信
装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による通信投票システムは、予め定まった
選択肢、または、投票に先立って与えられる選択肢に対
する投票を受け付ける通信投票システムであって、セン
ター局と、前記センター局に接続されたN個(Nは、1
以上の整数)の基地局と、前記基地局と無線通信を行な
うことにより、前記基地局を介して前記センター局と双
方向の通信が可能な多数の携帯端末とを備え、前記携帯
端末は、投票者からの投票に関する情報の入力を受け付
ける情報受付手段と、前記情報受付手段を介して入力さ
れた投票内容を示す情報と、前記携帯端末または前記携
帯端末を介して投票を行なう投票者を識別するための識
別情報とからなる投票情報を生成する投票情報生成手段
とを有し、前記センター局は、前記投票情報に基づい
て、前記選択肢ごとに投票を管理する選択肢別管理手段
と、前記投票情報に基づいて、前記携帯端末ごと、また
は、前記携帯端末を介して投票を行なった投票者ごとに
投票を管理する投票元別管理手段とを有し、前記センタ
ー局は、前記携帯端末から送信される投票情報を受信し
て、前記投票情報に基づいて、前記選択肢ごと、および
前記携帯端末ごと、または、前記携帯端末を介して投票
を行なった投票者ごとに投票を管理することを特徴とす
る。
【0031】この発明による通信システムによれば、投
票者は、携帯端末を介して投票を行なう。携帯端末は、
入力された投票の内容を示す情報と、自機を識別するた
めの識別情報とからなる投票情報を生成する。
【0032】投票情報は、基地局を介してセンター局に
送信され、センター局において管理される。センター局
では、選択肢別ごと、および、携帯端末ごと、または携
帯端末を介して投票を行なった投票者ごとに投票を管理
する。
【0033】これにより、センター局においては、投票
の対象となった事項の結果が確定すると、この結果と、
選択肢ごとの投票の状況に応じて、各携帯端末ごと、ま
たは、各携帯端末を介して投票を行なった投票者ごとに
投票の結果が得られる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明による通信投票システム、通信投票方法、および通信
端末の一実施の形態について説明する。
【0035】[第1の実施の形態]図1は、この発明に
よる第1の実施の形態の通信投票システムを説明するた
めの図である。この第1の実施の形態の通信投票システ
ムは、例えば野球場やサッカー場、あるいは、コンサー
トホールなどの所定のエリア内に形成される。そして、
多数の入場者を投票者として実施する、例えばアンケー
ト調査やクイズ大会などに用いられるものであり、多数
の投票者からの投票を受け付けて処理することができる
ものである。
【0036】図1に示すように、この実施の形態の通信
投票システムは、投票者一人一人に割り当てられ、投票
に関するコマンドや、例えば、複数の選択肢の中から投
票者が選択した選択肢を示す情報(投票の内容を示す情
報)の入力を受け付ける多数の携帯端末1と、複数の基
地局2と、多数の投票の内容を示す情報の供給を受けて
これを処理するセンター局3とを備えている。この実施
の形態において、センター局3と複数の基地局2とは、
有線により接続されて信号の送受を行う。また、基地局
2と携帯端末1とは、無線通信により信号の送受を行
う。そして、センター局3と携帯端末1とは、基地局2
を介して双方向の通信を行うことができるようにされて
いる。
【0037】図2は、この第1の実施の形態の携帯端末
1を説明するためのブロック図である。図2に示すよう
に、携帯端末1は、コマンド受付手段11、投票情報生
成手段12、端末番号蓄積手段13、表示手段14、受
信情報解析手段15、無線通信手段16、アンテナ17
を備えている。
【0038】この第1の実施の形態の携帯端末1には、
例えばシリアルナンバーのような各携帯端末1に固有の
端末番号が付されており、この端末番号は、あらかじめ
携帯端末の端末番号蓄積手段13に格納されている。こ
の端末番号により、各携帯端末1のそれぞれを個別に識
別することができる。
【0039】コマンド受付手段11は、多数の操作キー
やファンクションキーを有する。そして、ユーザの操作
に応じて、投票に関するコマンドや投票の内容を示す情
報の入力を受け付ける。コマンド受付手段11により受
け付けられたコマンドや投票の内容を示す情報は、投票
情報生成手段12に供給される。
【0040】投票情報生成手段12は、供給されたコマ
ンドや投票の内容を示す情報に応じた投票情報を生成
し、表示手段14に供給して、確認のために表示するよ
うにする。また、投票情報生成手段32は、生成した投
票情報に、端末番号蓄積手段13に蓄積されている自端
末の端末番号を付したセンター局3に送信する送信用の
投票情報を生成し、これを無線通信手段16に供給す
る。
【0041】この第1の実施の形態の表示手段14は、
LCD(液晶ディスプレイ)が用いられており、入力さ
れた投票の内容や後述するセンター局3から供給される
情報を表示する。
【0042】また、無線通信手段16は、送信用の投票
情報を変調するなどの処理を行い、アンテナ37を介し
て、送信する。送信された投票情報は、基地局2および
通信線を介して、センター局3へ送信される。また無線
通信手段16は、アンテナ17により受信された、セン
ター局3からの信号の供給をうけて、これを復調し、受
信情報解析手段35に供給する。
【0043】この実施の形態において、受信情報解析手
段35は、供給された情報を解析し、受信した信号が自
端末の端末番号を含む自端末向けの信号であると認識し
た場合には、受信した信号を表示手段34に供給して、
センター局1から送信された自端末宛の情報を表示する
ようにする。
【0044】このように、携帯端末1は、ユーザからの
情報を受け付けて、これをセンター局3へ送信するとと
もに、センター局3からの情報を受信して、これをユー
ザに提供する。
【0045】図3は、この第1の形態のセンター局3の
構成を説明するためのブロック図である。図3に示すよ
うにセンター局3は、情報送受信手段31、受信情報解
析手段32、送信情報生成手段33、投票集計手段3
4、投票マスタ蓄積手段35、投票者情報蓄積手段36
とを備えている。
【0046】この第1の実施の形態において、投票者情
報蓄積手段36には、予め投票が許されている携帯端末
1の端末番号が格納されている。これにより、投票者情
報蓄積手段36に端末番号が格納されていない携帯端末
1からの投票情報は受け付けないようにされる。
【0047】また、投票者情報蓄積手段36には、例え
ば、携帯端末1の端末番号に対応して、投票情報受信済
フラグエリアが設けられ、すでに投票情報を送信してき
た携帯端末を識別することができるようにされている。
これにより、例えば、クイズに対する解答を送信する場
合に、既に投票情報を送信してきている携帯端末1から
の再度の解答を受け付けないようにすることもできるよ
うにされている。
【0048】情報送受信手段31は、基地局2を介して
供給される携帯端末1からの投票情報を受信して、これ
を復調し、受信情報解析手段32に供給する。また、セ
ンター局3から携帯端末1に対して送信する信号を変調
して、送信するようにする。
【0049】受信情報解析手段32は、供給された投票
情報から投票主である携帯端末1の端末番号を抽出し、
これが投票者情報蓄積手段36に格納されているか否か
を調べる。
【0050】受信情報解析手段32は、この実施の携帯
にお射ては、当該投票を行った携帯端末1の端末番号が
投票者情報蓄積手段36に格納されていないと判断した
場合、あるいは、既に今回の投票要求に対する投票が行
われ投票情報蓄積手段36の投票情報受信済フラグがオ
ンになっている携帯端末1であると判断した場合には、
受信した投票情報を受け付けないようにする。この場
合、受信情報解析手段32は、受け付けられない投票情
報を送信してきた携帯端末1に対して送信する、当該投
票が受け付けられない旨を通知する情報を生成するよう
送信情報生成手段33に要請する。
【0051】また、受信情報解析手段13は、当該投票
を行った携帯端末1の端末番号が投票者情報蓄積手段3
6に格納されていると判断した場合には、当該投票を認
め、投票情報を受け付ける。また上述のように初回のみ
の投票しか許されていない場合においては、当該投票を
行った携帯端末1の端末番号が投票者情報蓄積手段36
に格納されており、かつ今回の投票要求に対する初めて
の投票であると判断された場合には、当該投票を認め、
投票情報を受け付ける。
【0052】この場合、受信情報解析手段32は、受け
付けられた投票情報を投票集計手段14に供給するとと
もに、受け付けた投票情報を送信してきた携帯端末1に
対して送信する、当該投票が受け付けられた旨を通知す
る情報を生成するよう送信情報生成手段33に要請す
る。
【0053】送信情報生成手段13は、受信情報解析手
段32からの要請に応じて、上述のように、目的とする
携帯端末1へ向けて送信する、投票が受け付けられない
旨を通知する情報、または、受け付けられた旨を通知す
る情報を生成し、情報送受信手段11を介して送信する
ようにする。
【0054】投票集計手段34は、受け付けた携帯端末
1からの投票情報を蓄積するとともに、投票マスタ蓄積
手段35に格納されている投票マスタ情報(投票の集計
状況)を、受け付けた投票情報にて更新し、新たな投票
マスタ情報を作成し、これを投票マスタ蓄積手段35に
改めて格納する次に、上述のような構成を有する携帯端
末1、センター局3が用いられた、この第1の実施の形
態の通信投票システムの動作をせつめいする。
【0055】携帯端末1は、コマンド受付手段11を介
して投票を行う旨のコマンドおよび投票の内容を示す情
報を受け付けると、投票情報生成手段により、送信用の
投票情報を生成し、この投票情報を基地局2に対して無
線にて送信する。基地局2は、受信した投票情報をセン
ター局3に送信する。センター局3は、前述したよう
に、投票情報解析手段32において、投票が可能な携帯
端末1からの投票情報であるか否かを判別する。そし
て、投票が可能な携帯端末1からの投票情報であると判
別したときには、センター局3は、自身に格納している
投票マスタを更新するとともに、当該携帯端末1に対し
投票が受け付けられた旨を通知する情報を生成して基地
局2に送信する。この情報を受信した基地局2は、この
情報を当該携帯端末1に向けて送信する。そして、当該
携帯端末1は、これを受信し、投票が受け付けられた旨
を表示し、ユーザに通知する。
【0056】また、投票者情報蓄積手段36に端末番号
が登録されていない、携帯端末1からの投票情報を受信
したときには、センター局3は、当該投票は受け付けら
れない旨を通知する情報を生成し、当該投票が許されて
いない携帯端末1に対して送信する。この投票は受け付
けられない旨を通知する情報は、目的とする投票が許さ
れていない携帯端末1により受信されて、この携帯端末
1のユーザに対して、投票は受け付けられないことを通
知する。
【0057】以上の手順を各携帯端末1からの投票につ
いて行うことによって、投票が許可された携帯端末1を
持っているユーザは、いずれかの基地局2と通信が可能
な場所にいれば、投票を行うことができる。これによ
り、携帯端末1を所持している多数の投票者が確実に投
票することができるとともに、自分の投票が受け付けら
れたことがセンター局3から通知されるため、安心して
投票を行うことができる。
【0058】また、この第1の実施の形態において、携
帯端末1は、例えば、この通信投票システムが形成され
た会場への入場時に主催者から各入場者に借与され、退
場時に返却するようにされる。そして、投票が可能な携
帯端末1の端末番号は、上述したようにセンター局1に
おいて管理されているため、外部から入場者が持ち込ん
だ投票が許可されていない携帯端末1による投票は受け
付けられない。
【0059】なお、この第1の実施の形態において、携
帯端末1のユーザに対して、携帯端末1を介して情報を
提供する手段として、LCDが用いられた表示手段14
を用いるようにしたが、表示手段に限るものではない。
例えば、供給された信号に応じて、オーディオ信号を発
生させるオーディオ信号発生回路とスピーカーとにより
構成される通知手段を用い、ベル音や音声メッセージに
より、自端末向けの信号を受信したこと、および、受信
した信号により提供される情報を通知するようにしても
よい。
【0060】また、無線基地局2から携帯端末1への信
号の送信に関しては、従来のページャーのようにエリア
内に設置された全ての無線基地局2から目的とする携帯
端末1に対する信号を送信すようにしてもよい。また、
従来のセルラーシステムのように、エリア内に複数個の
セル(位置登録エリア)を構築し、携帯端末1に位置登
録を行わせる。そして、目的とする携帯端末1と、この
携帯端末1の位置登録によって限定されるセル内の基地
局2とが通信を行うようにしてもよい。
【0061】また、センター局3の投票集計手段34に
は、送信されてきた投票情報が蓄積されており、また、
投票マスター蓄積手段には、投票情報に含まれる投票の
内容が、投票の選択子ごとに集計されているため、例え
ば、投票が出題されたクイズに対するものであるときに
は、正解に投票した投票者を抽出する事ができるととも
に、正解者の数に応じた報償を与えるようにすることも
事も可能である。
【0062】[第2の実施の形態]図4は、この発明に
よる通信投票システムの第2の実施の形態を説明するた
めの図である。この第2の実施の形態の通信投票システ
ムは、前述した第1の実施の形態の通信投票システムと
同様に、野球場、サッカー場、コンサートホール、ある
いは、競馬場などの限られたエリア内に形成される。そ
して、第1の実施の形態と同様に、多数の投票者からの
投票を受け付けて、処理することができるものである。
以下の説明においては、この第2の実施の形態の通信投
票システムを競馬場に形成した場合を例に説明する。
【0063】図4に示すように、この第2の実施の形態
の通信投票システムは、多数の携帯端末100、複数の
基地局2、センター局300、登録局4、結果出力局
5、複数の情報収集装置6を備えている。
【0064】基地局2は、前述した第1の実施の形態の
基地局2と同様のものである。携帯端末100、センタ
局300は、前述した第1の実施の形態の携帯端末1、
センター局3と同様の機能を備えるとともに、詳しくは
後述するように、さらに機能が付加されたものである。
そして、この実施の形態の携帯端末100とセンター局
300とは、前述した第1の実施の形態のセンター局1
と携帯端末3との場合と同様に、基地局2を介して双方
向の通信ができるようにされている。
【0065】登録局4は、センター局300に対して有
線で接続され、投票を行う携帯端末100をセンター局
300に対して登録する処理を行う。この登録は、各携
帯端末ごとに固有の端末番号、あるいは、登録局4にお
いて与えられ、投票者を識別する識別子であるユーザI
Dを、センター局300に登録することにより行われ
る。また、登録局4は、この通信投票システムを用いて
イベントを主催する主催者からの指示や、携帯端末10
0のユーザからの指示により、携帯端末100のユーザ
ごとに持ち点を設定し、センター局300に対し登録す
る処理をも行う。
【0066】この実施の形態においては、投票に用いる
携帯端末100のセンター局300への登録は、ユーザ
が携帯端末100を登録局4に持参して行う。
【0067】また、登録局4は、例えば、ユーザが自分
の投票の予定に応じて、金銭を登録局4に投入すること
により、投入金額に応じた持ち点が、登録した携帯端末
100に対応してセンター局300に登録される。すな
わち、携帯端末100のユーザごとに持ち点を設定する
ことができるようにされている。
【0068】これにより、後述にもするがユーザは、こ
の持ち点の範囲内で、各レースに投票することができ
る。そして、この実施の形態において各ユーザの持ち点
は、自分の投票が的中した場合には、投票の内容やセン
ター局300において算出される配当に応じて加算さ
れ、自分の投票がはずれた場合には、投票した分の点数
が減算するようにされる。
【0069】結果出力局5は、センター局300に対し
て有線で接続される。そして、上述のように登録局4に
おいてユーザごとに持ち点を設定した場合において、ユ
ーザからの要求に応じて、そのユーザの持ち点を確認す
るとともに、確認された持ち点に応じて、金銭/金券/
物品/権利などの対価をユーザに提供する。すなわち、
結果出力局5は、いわゆる払い戻し処理を行う。
【0070】また、この実施の形態において、情報収集
装置6は、ビデオカメラやマイクロホンであり、センタ
ー局300に対して有線で接続される。情報収集装置6
により収集された画像情報や音声情報はセンター局30
0に供給されて、蓄積される。そして、後述するよう
に、蓄積された画像情報や音声情報は、携帯端末100
からの要求に応じて読み出され、要求した携帯端末10
0を介して、ユーザに提供される。
【0071】図5は、この第2の実施の形態の通信投票
システムにおいて用いられる携帯端末100を説明する
ためのブロック図である。携帯端末100は、前述の携
帯端末1と同様に、コマンド受付手段11、投票情報生
成手段12、端末番号蓄積手段13、表示手段14、受
信情報解析手段15、無線通信手段16、アンテナ17
を備えるとともに、新たに、情報提供要求データ生成手
段21、受信情報蓄積手段22、受信情報抽出手段2
3、得点記録手段24、明細出力手段25、ID蓄積手
段26、スクランブル手段27を備える。
【0072】情報提供要求データ生成手段21は、コマ
ンド受付手段11を介して供給される携帯端末100の
ユーザからの指示に応じて、センター局300に対して
センター局300が蓄積している情報の提供を求める情
報提供要求データを生成する。ここで生成された情報提
供要求データは無線通信手段16、アンテナ17を介し
てセンター局300に送信される。
【0073】受信情報蓄積手段22は、センター局30
0から送信されてきた各種の情報を蓄積する。ここに蓄
積される情報は、例えば、上述の情報提供要求データに
応じてセンター局300から送信されてくる、投票状況
の途中経過、レースの結果などの情報である。
【0074】受信情報抽出手段23は、コマンド受付手
段11を介して供給される携帯端末100のユーザから
の指示に応じて、受信情報蓄積手段22に蓄積されてい
る情報を抽出する。抽出された情報は、表示手段14に
供給されて、ユーザに通知される。したがって、同じ情
報を繰り返しセンター局300から送信してもらうこと
もなく、一度センター局300から得た情報を繰り返し
見ることができるようにされる。
【0075】得点記録手段24は、携帯端末100のユ
ーザが所有する現時点の持ち点を記録し、保持する。こ
の実施の携帯においては、携帯端末100を介して投票
を行い、センター局300に投票情報が受け付けられる
と、センタ局300は、投票を受け付けたことを通知す
る情報とともに、現時点の持ち点を示す情報を携帯端末
100に送信してくる。携帯端末100は、これを受信
し、持ち点を示す情報から自分の現時点の持ち点を検出
して、これを得点記録手段24に記録する。これによ
り、常時、最新の持ち点が、記録、保持される。
【0076】そして、携帯端末100が得点記録手段2
4を備えることにより、コマンド受付手段11に、現時
点での所有得点を照会する旨のコマンドが入力された場
合には、このコマンドが受信情報解析手段15に供給さ
れ、得点記録手段24に記録されている現時点での所有
得点を表示手段14に表示する。
【0077】明細出力手段25は、センター局300か
ら提供された情報を用紙に印字する。例えば、携帯端末
100は、センター局300からの投票を受け付けたこ
とを通知する情報を受信して、表示手段14に表示す
る。この場合、ユーザにより印字が指示されると、明細
出力手段25は、表示中の投票内容を投票明細として印
字する。
【0078】また、例えば、センター局300から前述
したように、携帯端末100に投票が受け付けられた旨
の情報が転送されてきて、携帯端末100がこれを解析
し認識すると、自動的に明細出力手段25が投票内容を
投票明細として印字するようにすることもできる。自動
的に明細を出力するか否かは、ユーザによって指定する
ことができる。
【0079】ID蓄積手段26は、ユーザIDを使用す
るようにした場合に、登録局4において与えられるユー
ザIDを記憶する。ID蓄積手段26に記憶されたユー
ザIDを投票情報に付加してセンター局300に送信す
ることにより、どのユーザからの投票情報かをセンター
局300において識別することができる。
【0080】また、ID蓄積手段26は、ユーザごとに
設定されるキーワードやパスワード、ユーザの音声に含
まれる本人の特徴を示すパラメータ、ユーザの指紋のパ
ラメータなどのいわゆる鍵情報をも記憶する。このID
情報や鍵情報は、センター局300にも登録することが
できるようにされている。そして、ID情報や鍵情報
は、投票情報の受付時や結果出力局においての払い戻し
処理時のチェックに用いられるといった場合もある。
【0081】また、この実施の形態において、ID蓄積
手段26は、例えば、形態端末100から取り外しが可
能なICカードメモリに形成される。そして、例えば、
前述した端末番号蓄積手段13、得点記録手段24を、
ID蓄積手段26が形成されるICカードメモリ上に形
成し、投票を行う場合には、このICカードメモリを携
帯端末100に装着してから行うようにする。これによ
り、各ユーザが自分専用のICカードメモリを持つよう
にすることで、1台の携帯端末を複数人で使用すること
ができる。
【0082】また、登録局4において、携帯端末100
を持参して前述したような登録処理を行うことなく、ユ
ーザIDや持ち点が記憶されたICカードメモリを発行
するようにしてもよい。この場合には、結果出力局5に
も、携帯端末100を持参することなく、当該ICカー
ドメモリを持参することによって払い戻しを受けること
が可能となる。
【0083】スクランブル手段27は、送信する情報を
暗号化する処理および受信した暗号化された情報を復号
化する処理を行う。後述するように、この実施の形態の
センター局300もスクランブル手段を備えており、送
信する情報を暗号化することにより、形態端末100の
不正使用、データの不正取得、データの改ざんといった
不正行為の発生を抑える。
【0084】図6は、この第2の実施の形態の通信投票
システムのセンター局300を説明するためのブロック
図である。図6に示すように、センター局300は、第
1の実施の形態のセンター局3と同様に、情報送受信手
段31、受信情報解析手段32、送信情報生成手段3
3、投票集計手段34、投票マスタ蓄積手段35、投票
者情報蓄積手段36とを備えるとともに、投票結果入力
手段40、結果蓄積手段41、結果抽出手段42、所有
得点蓄積手段43、所有得点入出力手段44、投票者情
報入出力手段45、情報送受信手段46、情報入出力手
段47、情報蓄積手段48、スクランブル手段49を備
える。
【0085】そして、この実施の形態のセンター局30
0は、前述した第1の実施の形態のセンター局3と同様
に、携帯端末100からの投票情報を受け付けて、投票
マスタ蓄積手段の投票マスタ情報を更新するとともに、
受け付けたことを投票情報を送信してきた携帯端末10
0に通知する。この実施の形態においては、投票の対象
となる事項は競馬のレースであり、投票の対象となる事
項の項目は、例えば、出走した馬の馬番号、あるいは枠
番号などである。したがって、投票マスタ蓄積手段35
には、各レースごと、各馬番号、あるいは、各枠番ごと
に投票が集計された投票マスタ情報が蓄積される。
【0086】投票結果入力手段40は、投票が締め切ら
れ、投票の対象となったレースの結果が確定すると、投
票マスタ蓄積手段35に格納されている投票マスタ情報
を読み出すとともに、レースの結果を示す情報の供給を
受ける。そして、各項目ごとの得票数や全投票数を集計
し、これら集計結果と的中となった項目の得票数の割合
とに応じて、各項目ごとの払い戻し金額を算出する。
【0087】結果蓄積手段41は、上述の投票結果入力
手段40において求められた、投票情報の集計結果や払
い戻し金額など、投票が行われたことにより得られる投
票の結果を示す情報を蓄積する。
【0088】結果抽出手段42は、携帯端末100から
の要求に応じて、結果蓄積手段41に蓄積されている投
票の結果を示す情報の全てもしくは一部を抽出する。
【0089】所有得点蓄積手段43は、端末番号あるい
はユーザIDにより識別が可能とされるユーザごとの持
ち点を蓄積する。所有得点入出力手段44は、登録局4
からの持ち点の初期値設定指示やユーザからの投票情報
とレースの結果とに応じて形成される投票結果入力手段
40からの指示に応じて、所有得点蓄積手段43に対
し、持ち点の初期値の設定や持ち点の更新を行う。
【0090】投票者情報入出力手段45は、登録局4か
らの投票に用いる携帯端末100の登録要求に応じて、
登録局4から供給される端末番号、ユーザID、前述し
た鍵情報などを、投票者情報蓄積手段36に登録する。
また、投票者情報入出力手段45は、供給された端末番
号やユーザID、あるいは、鍵情報が投票者情報蓄積手
段36に蓄積されているか否かを判別するため、該当す
る情報を読み出す処理をも行う。
【0091】情報送受信手段46は、情報収集装置6か
ら送信されてくる情報を受信し、復調したり、情報収集
装置6に送信する、例えば、制御信号などを変調して送
信する処理を行う。情報入出力手段47は、情報送受信
手段46からの情報を、情報蓄積手段48に書き込んだ
り、情報蓄積手段48に蓄積されている情報を読み出す
処理を行う。また、情報蓄積手段48は、情報収集装置
6が収集した情報を蓄積する。この実施の形態において
は、前述したように、画像情報や音声情報が収集され
て、情報蓄積手段48に蓄積される。
【0092】スクランブル手段49は、センター局30
0から携帯端末100に対して送信する情報を暗号化す
る処理や携帯端末100からの暗号化された情報の復号
化処理をおこなう。
【0093】図7は、この実施の形態の通信投票システ
ムに用いられる結果出力局5を説明するためのブロック
図である。図7に示すように、結果出力局5は、受付手
段51、鍵情報受付手段52、解析手段53、信号送受
信手段54、結果出力手段55、結果表示手段56、対
価蓄積手段57、対価受け渡し手段58を備えている。
【0094】受付手段51は、投票に用いた携帯端末1
00を受け付ける。この受付手段51に携帯端末100
が挿入されることにより、払い戻し処理などの結果出力
処理が開始される。
【0095】鍵情報受付手段52は、前述したように登
録局4での携帯端末100の登録時にユーザが設定した
鍵情報の入力を受け付ける。鍵情報は、前述したよう
に、キーワードやパスワード、ユーザの音声の特徴を示
すパラメータ、あるいは、ユーザの指紋のパラメータで
ある。このため、例えば、鍵情報が、キーワードやパス
ワードの場合には、鍵情報受付手段は、操作キーを備え
たキーボードとして構成される。また、鍵情報が、音声
のパラメータである場合には、音声を収音するマイクロ
ホンと、収音した音声を解析する解析装置とで構成さ
れ、鍵情報が、指紋のパラメータである時には、指紋の
読みとり装置により構成される。
【0096】解析手段53は、受付手段51から受け渡
された携帯端末100の端末番号蓄積手段13、ID蓄
積手段26に蓄積されている端末番号、ユーザIDを抽
出し、抽出した端末番号、ユーザIDを信号送受信手段
54に供給する。
【0097】信号送受信手段54は、センター局300
に対し当該携帯端末100の端末番号やユーザIDを含
み、当該携帯端末100の現在の所有得点の照会の要求
を行うためのデータ生成し、送信する。また、信号送受
信手段54は、上述の所有得点の照会の要求に応じてセ
ンター局300から返信されてくる結果出力局5に向け
た返答データを受信し、これを結果出力手段55に供給
する。
【0098】結果出力手段55は、センター局300か
らの返答データを解析し、所有得点とそれに対する対価
(払い戻し金額)を示す情報を得て、結果表示手段56
と対価受け渡し手段58に供給する。
【0099】結果表示手段56は、ディスプレイ装置で
あり、結果出力手段55からの情報に応じて、端末番
号、所有得点残高、払戻金額を表示する。
【0100】対価蓄積手段57は、この実施の形態にお
いては、払い戻しに用いられる現金が格納されている。
【0101】対価受け渡し手段58は、結果出力手段5
5からの情報に応じて、対価蓄積手段57から所有得点
に値する対価(現金)を抽出し、抽出した対価をユーザ
に受け渡す。そしてこの実施の形態においては、対価が
受け渡されると、信号送受信手段54は、センター局3
00に向けて当該携帯端末100の所有得点をクリアこ
とを要求する信号を送信する。これにより、センター局
300では、当該携帯端末100の所有得点がクリアさ
れる。
【0102】次に、以上のような構成を有する携帯端末
100、基地局2、センター局300、登録局4、結果
出力局5を備えたこの実施の形態の通信投票システムの
動作について説明する。
【0103】[投票者のの登録]この実施の形態におい
て、投票者の登録は、投票者が自分が投票に用いる携帯
端末100を登録局4に持参することによって行われ
る。登録局4では、携帯端末100に対して投票権を与
える手続きがとられ、投票権が与えられた携帯端末10
0の端末番号蓄積手段13に蓄積されている端末番号を
センター局300に向けて送信する。
【0104】センター局300は、登録局4から送信さ
れてきた、投票を許された携帯端末100の端末番号を
情報送受信手段31で受信し、受信情報解析手段32で
これを解析する。解析の結果、当該情報が携帯端末10
0の端末番号を含む投票者の登録のための情報であるこ
とが認識されると、この情報は投票者情報入出力手段4
5に転送され、携帯端末100の端末番号を投票者情報
蓄積手段36に格納する。以上の手順をふむことによっ
て、投票が許されている携帯端末100を登録局4にお
いて限定しすることができるとともに、センター局30
0において、携帯端末100を特定することができる。
【0105】また、投票権が与えられる投票者をユーザ
IDによって識別することも可能とされる。すなわち、
登録局4は、投票者に投票権を与える手続きを行うとき
に、登録の対象となる投票者に対して、各投票者に対し
て固有のユーザIDを与える。登録を行った投票者のユ
ーザIDが決定されると、登録局4は、センター局30
0に向けてこれらの情報を送信するとともに、当該投票
者が使用する携帯端末100のID蓄積手段26にユー
ザIDを書き込む。
【0106】センター局300では、登録局4から送信
されてきた情報がユーザIDを含むユーザ(投票者)登
録のための情報であることを認識すると、この情報を投
票者情報入出力手段45を介して、ユーザIDを投票者
情報蓄積手段36に格納する。これにより、投票者の識
別及び管理を、「端末番号」ではなく、「ユーザID」
によって行うことができるようにされる。
【0107】また、登録局4は、前述した端末番号の登
録、もしくは、ユーザIDの付与と登録のいずれかに併
せて、投票者の持ち点(所有得点)の初期値を設定す
る。この実施の形態においては、投票者は前述にもした
ように、自分の投票予定に応じて、金銭を投入すること
により、投入した金額に応じて持ち点が設定される。
【0108】持ち点の初期値が設定されると、当該投票
者の識別子である「端末番号」もしくは「ユーザID」
のいずれかと併せて、当該投票者の持ち点の初期値が登
録局4からセンター局300に送信される。センター局
300では、受信情報解析手段32における投票者の識
別子の解析と共に当該投票者の持ち点の初期値が解析さ
れ、解析結果が所有得点入出力手段44に転送される。
所有得点入出力手段44は、投票者の識別子(端末番号
もしくはユーザID)と対応する投票者の持ち点の初期
値を所有得点蓄積手段43に格納する。
【0109】以上の手順をふむことによって、登録局4
における投票者の登録に伴って、当該投票者の持ち点の
初期値の設定を行うことが可能とされる。
【0110】そして、投票管理を端末番号単位あるいは
ユーザID単位で行なうことができる。もちろん、端末
番号、ユーザIDのうちいずれか一方だけを用いるよう
にしてもよいし、その両方を用いるようにしてもよい。
なお、以下においては、説明を簡単にするため、ユーザ
IDを用いた場合として説明する。
【0111】そして、投票者が携帯端末100から投票
を行うと、携帯端末100の投票情報生成手段12は、
コマンド受付手段11より渡された投票の内容を示す情
報とID蓄積手段26から得られるユーザIDを付加し
た送信用の投票情報を生成する。生成された送信用の投
票情報は、無線通信手段16及びアンテナ17を介し
て、センター局300に向けて送信される。
【0112】センター局300は、情報送受信手段31
により投票情報を受信し、受信情報解析手段32におい
て受信した投票情報を解析する。受信情報解析手段32
では、投票情報から投票の内容とユーザIDを抽出す
る。ユーザIDは投票者情報入出力手段45に転送さ
れ、投票者情報入出力手段45で、このユーザIDが投
票者情報蓄積手段36に格納されているか否か(すなわ
ち当該投票者が登録局4における登録によって投票権を
得ているか否か)を調べる。
【0113】その結果、このユーザIDが投票者情報蓄
積手段36に格納されていない場合には、当該投票を受
け付けないようにする。この場合、投票は受け付けられ
ない旨を伝えるメッセージが生成され、携帯端末100
に向けて送信される。ー方、受信したユーザIDが投票
者情報蓄積手段36に格納されていた場合には、投票が
認められる。この場合には、投票マスタの更新が行わ
れ、投票が認められた旨のメッセージが、携帯端末10
0に送信される。
【0114】なお、この実施の形態においてID蓄積手
段26は、前述にもしたようにICカ−ドメモリが用い
られたものであり、携帯端末1に対して着脱が可能とさ
れている。この場合、ユ−ザIDの登録を携帯端末1と
は無関係に、直接ICカ−ドメモリが用いられたID蓄
積手段26に対して行うこともできるようにされてい
る。
【0115】したがって、ICカ−ドメモリが用いられ
たID蓄積手段26に対しユ−ザIDの登録を行い、そ
れと同時にユ−ザIDが登録されたICカ−ドメモリを
ユ−ザへ付与あるいは貸与するようにしてもよい。この
場合、ユ−ザは、ICカ−ドメモリを携帯端末1に対し
て装着することにより投票情報の入力や送信ができるよ
うにされる。また、この場合においても、前述した持ち
点の初期値の設定などの手続は何ら変ることなく行うこ
とができるようにされている。
【0116】[投票に対する結果の通知]上述のように
して投票が許可された携帯端末100を用いて投票が行
われ、投票が締め切られた後、当該投票の対象となった
競馬のレースの結果が確定すると、センター局300内
の投票結果入力手段40において、前述したように、当
該投票に対する得票やレース結果等を加味した集計が行
なわれる。集計の方法は、何に対する投票が行われたの
かによって異なり、投票の管理者の所望の方法で行われ
る。この集計により、前述にもしたように、払い戻し金
額が決められる。
【0117】集計の結果が算出され明らかになると、レ
ースの結果や払い戻し金額を示す情報含む、当該投票の
結果を示す情報がが各携帯端末100に向けて送信され
る。センター局300から送信された投票の結果を示す
情報は、基地局2を介して、各携帯端末100に向けて
送信する。各携帯端末100では、この無線信号を受信
し、受信内容を解析し投票の結果を得る。
【0118】これによって、各携帯端末100は、投票
が締め切られ、投票の結果が確定すると、確定した結果
を得ることができ、ユーザは、確定結果をリアルタイム
で知ることができる。
【0119】このときの送信先携帯端末は、存在する全
携帯端末100を対象として送信してもよいし、当該投
票に対して投票を行った携帯端末100にのみに送信を
行ってもよい。当該投票に対して投票を行った携帯端末
100にのみ送信を行う揚合には、携帯端末100から
投票を受け付けている際に、投票者情報蓄積手段36
に、投票が行われた携帯端末100の端末番号を蓄積し
ておき、投票結果の送信時にその端末番号をもとに、送
信先となる携帯端末100を特定する。
【0120】また、この実施の形態のセンター局300
は、あらかじめ投票の管理者によって定められた時刻に
なると、結果抽出手段42が投票マスタ蓄積手段35よ
り現在受付を行っている投票の集計の途中経過を抽出
し、投票の現時点での集計状況を算出する。算出された
集計状況は、送信情報生成手段33にて各携帯端末10
0に対して送信するための情報に加工され、上述したよ
うに情報送受信手段31を介して、各携帯端末100に
向けて送信される。
【0121】また、センター局300は、「投票の現時
点での集計状況」のみならず、「過去に行われた投票の
結果」を送信することもできるようにされている。この
場合、センター局300では、結果抽出手段42が、結
果蓄積手段41より、所望の過去の投票結果を抽出す
る。抽出した情報は、送信情報生成手段33において各
携帯端末100に対して送信するための情報に加工さ
れ、情報送受信手段31を介して、各携帯端末に向けて
送信される。
【0122】また、センター局300は、前述した、セ
ンター局300が携帯端末100からの投票を受け付
け、携帯端末100に送信する「当該投票が受け付けら
れた旨を知らせる情報」に「投票の現時点での集計状
況」を付加させたかたちで、携帯端末100に送信する
こともできるようになっている。「投票の現時点での集
計状況」は、前述したように、結果抽出手段42により
投票マスタ蓄積手段35の投票マスタ情報に基づいて算
出される。
【0123】また、携帯端末100は、センター局30
0に対し、「投票の現時点での集計状況」や「過去に行
われた投票の結果」の提供を要求することができるもの
であり、センター局300は、これに応じて、「投票の
現時点での集計状況」や「過去に行われた投票の結果」
を送信することができるようになっている。
【0124】例えば、携帯端末100は、ユーザによっ
て入力された「投票の現時点での集計状況」提供要請の
コマンドをコマンド受付手段11にて受け付ける。コマ
ンド受付手段11はコマンドの解析を行い、当該コマン
ドが「投票の現時点での集計状況」提供要請のコマンド
であることを認識すると、情報提供要求データ生成手段
21おいて、センター局300に向けて送信する情報提
供要求データを生成する。生成された情報提供要求デー
タは、無線通信手段16によつて無線信号へと変換さ
れ、アンテナ17、基地局2を介してセンター局300
に送信される。
【0125】センター局300では、情報送受信手段3
1によってこの情報を受信し、受信情報解析手段32で
解析を行う。解析の結果、当該情報が、情報提供要求デ
ータであることを認識し、ユーザの所望の情報がどのよ
うな情報であるかが判明すると、どの情報が所望である
かが結果抽出手段42に伝えられる。この場合には「投
票の現時点での集計状況」が要求されていることが、結
果抽出手段42に伝えられる。
【0126】結果抽出手段42は、前述にもしたように
要求された情報を投票マスタ蓄積手段35より抽出し、
抽出した情報を送信情報生成手段33に伝える。この情
報の抽出処理に伴って、受信情報解析手段32は、携帯
端末100の端末番号を送信情報生成手段33に供給す
る。送信情報生成手段33は、受信情報解析手段32か
ら得た端末番号と、結果抽出手段42から得た情報をも
とに、携帯端末100に送信する「ユーザの所望の情
報」すなわち「投票の現時点での集計状況」を示す情報
を生成し、情報送受信手段31より、基地局2を介して
携帯端末100に送信する。
【0127】また、「過去に行われた投票の結果」の提
供が要求されたときには、結果出力手段42により、結
果蓄積手段41から目的とする情報が抽出され、携帯端
末100に送信される。
【0128】このように、この実施の形態のセンター局
300は、種々のタイミングで携帯端末100に対し
て、「投票の現時点での集計状況」や「過去に行われた
投票の結果」を送信することができるようになってい
る。
【0129】そして、前述したように、携帯端末100
は、センター局300からの情報の受信、受信した情報
の解析・表示を行なって、ユーザに情報を提供する。
【0130】[持ち点(所有得点)の更新]センター局
300は、携帯端末100からの投票情報を情報送受信
手段31により受信し、受信情報解析手段32において
これを解析すると、投票者情報蓄積手段36で記録され
ている当該携帯端末100のユーザIDを用いて投票情
報のチェックを行い、当該投票情報が正規に携帯端末1
00より送信されてきたものであるか否かを判断する。
【0131】その結果、当該投票情報が正規な投票であ
ることが確認されると、投票集計手段34によって、投
票マスタ情報の更新が行われる。また、場合によって
は、投票の対象となっている候補に関する集計のみなら
ず、必要に応じて、投票者ごとの投票内容(「どの候補
にどれだけの得点を賭けたか」等)を集計し、投票マス
タ蓄積手段35に格納する。
【0132】一方、上述した投票マスタ情報の更新に伴
って、当該携帯端末100の所有得点の更新が以下の手
順で行われる。
【0133】まず、受信情報解析手段32は、当該投票
の投票主である携帯端末100のユーザID及び投票内
容を抽出し、これを所有得点入出力手段44に転送す
る。所有得点入出力手段44では、所有得点蓄積手段4
3に格納されている当該投票の投票主である携帯端末1
00のユーザIDをもとに、投票主の所有得点を投票内
容にしたがって更新する。具体的には、投票内容に記載
されている「当該投票に対して賭けた得点」分を差し引
いたりする。また、このとき、当該投票によって更新後
の当該投票者の所有得点がゼロ以下になるなど、投票内
容が、所有得点に関してあらかじめ定められたルールの
規定を侵している場合には、この投票を受け付けないよ
うにする。投票を受け付けないようにするか否かは、投
票の管理者によって定められる。
【0134】投票内容が所有得点に関してあらかじめ定
められたルールの規定を侵さず、投票が正規に認められ
た揚合には、所有得点入出力手段44は、更新後の当該
投票者の得点を送信情報生成手段33に転送する。送信
情報生成手段33は、この更新後の当該投票者の得点
と、受信情報解析手段32から得た投票主である携帯端
末100のユーザIDをもとに、投票が受け付けられた
旨及び投票後の所有得点を知らせる情報を生成し、情報
送受信手段31より、携帯端末100に向けて送信す
る。送信された情報は、前述したように携帯端末100
に送信され、携帯端末100で受信・解析・表示が行わ
れる。
【0135】一方、投票内容が所有得点に関してあらか
じめ定められたルールの規定を侵しており、投票が受け
付けられない揚合には、所有得点入出力手段44は、当
該投票の内容と、現時点での所有得点と、仮に投票が受
け付けられた揚合の更新後の所有得点と、投票が受け付
けられない理由の一部または全てを送信情報生成手段3
3に供給する。
【0136】送信情報生成手段33は、所有得点入出力
手段44から転送されてきた情報を元に当該投票が受け
付けられない旨を伝える情報を生成し、この生成した情
報を情報送受信手段31から当該携帯端末100に向け
て送信する。送信された情報は、上述したように、携帯
端末100で受信・解析・表示が行われる。これによつ
て、各投票者(携帯端末)が所有得点に応じた投票がで
きることになる。
【0137】そして、投票が締め切られ、レースの結果
である、当該投票に関する当たり外れが決定すると、上
述にもしたように、センター局300の投票結果入力手
段40は、投票マスタ蓄積手段35に格納されている合
計の投票情報やレースの結果(当たり外れ)をもとに投
票結果を算出する。この算出結果は、結果蓄積手段41
に格納される。
【0138】また、これに併せて、投票結果入力手段4
0は、投票集計手段34に格納されている投票者ごとの
投票内容の集計結果とレースの結果より、当たりの投票
を行った投票者の選出を行い、また必要に応じて、当た
りの候補に対してどれだけの得点を投じていたのか、を
洗い出し、その結果を所有得点入出力手段44に通知す
る。
【0139】所有得点入出力手段44では、供給されて
きた情報に応じて所有得点蓄積手段43に格納されてい
る各投票者ごとの所有得点を更新する。このように、投
票者の投票内容と投票結果に応じて、各投票者(携帯端
末)の持ち点が更新される。
【0140】[結果出力局5での結果出力(払い戻し)
処理)]投票者が、自身の投票によって変動した持ち点
を対価に変換する場合、投票に用いた携帯端末100を
結果出力局5の受付手段51に挿入する。前述したよう
に受付手段51は、携帯端末100を解析手段53に受
け渡し、解析手段53により受け渡された携帯端末10
0のユーザIDが抽出され、信号送受信手段54に供給
される。
【0141】そして、信号送受信手段54において、ユ
ーザIDを含み携帯端末100の持ち点の照会をセンタ
ー局300に対して要求するデータを形成し、センター
局300に対して送信する。
【0142】センター局300は、結果出力局5からの
持ち点の照会の要求に応じて、端末番号により特定され
る携帯端末100の持ち点の残高を所有得点蓄積手段4
3から抽出する。所有得点蓄積手段43より抽出された
持ち点は、送信情報生成手段33に供給され、ユーザI
D、所有得点を含む「結果出力局5に向けた返答」デー
タを生成し、情報送受信手段31より、結果出力局5に
向けて送信する。
【0143】「結果出力局5に向けた返答」データを受
信した結果出力局5内の信号送受信手段54は、これを
結果解析手段55に供給する。結果出力手段55では、
供給されたデータより、当該携帯端末100のユーザの
持ち点を抽出し、当該携帯端末100のユーザの持ち点
とそれに対する対価を結果表示手段56にて表示すると
ともに、対価受け渡し手段58が、対価蓄積手段57に
格納されている対価から持ち点に値する対価を抽出し、
ユーザに抽出した対価を受け渡す。
【0144】ユーザに対価の受け渡しが行われると、信
号送受信手段54は、センター局300に向けて、当該
携帯端末100の所有得点をクリアする旨を送信する。
これを受信したセンター局300では、所有得点入出力
手段44によって、所有得点蓄積手段43に記録されて
いる携帯端末100のユーザIDに対応する持ち点をク
リアする。
【0145】なお、受付手段51に挿入された携帯端末
100は、投票の管理者によって回収される場合もあれ
ば、投票者に返却される場合もある。
【0146】また、投票者の識別子として、投票者が使
用する携帯端末100のユーザIDではなく、端末番号
をもちいるようにしてもよい。この場合、解析手段53
は、受け渡された携帯端末100内の端末番号蓄積手段
13より端末番号を抽出する。
【0147】また、前述したように、ID蓄積手段26
が携帯端末100から取り外しが可なICカードメモリ
に形成されている場合には、受付手段51には、投票者
が投票を行う際に携帯端末100に装着していたICカ
ードメモリが単独で挿入される場合もある。この場合
は、受付手段51は、挿入されたICカードメモリを解
析手段53に受け渡し、解析手段53が、受け渡された
ICカードメモリに格納されている投票者のユーザID
を抽出する。
【0148】また、受付手段51にICカードメモリが
単独で挿入された場合には、ICカードメモリは、投票
の管理者によって回収されて、再利用することもでき
る。
【0149】さらに、前述したように、投票に先立っ
て、登録局4において登録を行う際に、ユーザIDと併
せて鍵情報をID蓄積手段に格納する用にした場合であ
って、投票者が、自身の投票によって変動した持ち点を
対価に変換する揚合には、携帯端末100、もしくは投
票者のユ−ザIDが蓄積されている携帯端末1に対して
着脱可能とされたID蓄積手段(ICカ−ドメモリ)を
結果出力局5の受付手段51の挿入した後、結果表示手
段56において鍵情報を入力する旨が表示される。そし
て、当該投票者によって入力される鍵情報が鍵情報受付
手段52によって受け付けられ、この鍵情報と、当該投
票者のユーザIDが、信号送受信手段54より、センタ
ー局300に向けて当該投票者の現在の所有得点の照会
の申請を行うためのデータとして送信される。
【0150】センター局300は、結果出力局5送信さ
れてきたデータの中から当該投票者のユーザIDを抽出
し、このユーザIDに対応する投票者の所有得点を所有
得点蓄積手段43より抽出する。また、投票者情報入出
力手段45は、送信されてきたデータの中から当該投票
者のユーザIDを抽出し、このユーザIDに対応する投
票者の鍵情報を投票者情報蓄積手段36より抽出する。
【0151】このようにして抽出されたユーザID、所
有得点、鍵情報は、送信情報生成手段33に供給され、
これらの情報を含む「結果出力局に向けた返答」データ
が生成されて、結果出力局5に対して送信される。
【0152】「結果出力局に向けた返答」データを受信
した結果出力局5内の信号送受信手段54は、これを結
果出力手段55に転送する。結果出力手段55では、送
信されてきたデータより、まず、鍵情報を抽出し、これ
と、鍵情報受付手段52に入力された鍵情報を見比べ、
両者が同一であると判定された場合に限って、上述した
ように対価が投票者に受け渡される。
【0153】なお、前述の双方の鍵情報が同一であると
判定されなかった場合には、その旨を結果表示手段56
においてその旨を表示し、挿入された携帯端末100も
しくはID蓄積手段26(ICカ−ドメモリ)を投票者
に返却する。
【0154】[情報収集装置からの情報の蓄積と提供]
次に、システム内に情報収集装置6が存在する場合につ
いて説明する。センター局300は、情報収集装置6と
有線にて接続されており、情報収集装置6から送信され
てきた情報は、センター局300内の情報送受信手段4
6によって受信され、情報蓄積手段48によって受信し
た情報が蓄積される。また、情報収集装置6から送信さ
れてきた情報の格納や、情報蓄積手段48に格納されて
いる情報の抽出は、情報入出力手段47によって行われ
る。
【0155】情報収集装置6は、前述したように例え
ば、ビデオカメラやマイクホンであり、これらによっ
て、収集された情報すなわち画像や音声が、逐次、情報
蓄積手段48に格納される。また、情報収集装置6はこ
れに限らず、対象となるエリアにおいて開催されている
イベント等に関するさまざまなデータの入力装置である
こともあり、この場合にも、収集されたデータは、同様
に情報蓄積手段48に蓄積される。
【0156】携帯端末100では、ユーザから受け付け
るコマンドとして、上述の投票情報や投票状況等の提供
を要求するものの他に、上記情報収集装置6によって収
集された情報の提供を要求することができる。携帯端末
100に、情報収集装置6によって収集された情報の提
供を要求するコマンドが入力されると、入力された情報
要請をコマンド受付手段11が受け取り、これをもとに
情報提供要求データ生成手段21においてセンター局3
00に送信する情報提供要求データを生成する。この生
成した情報提供要求データをセンター局300に向けて
送信する。
【0157】センター局300では、受信した情報提供
要求データに応じて、情報入出力手段47が情報蓄積手
段48より情報を抽出する。送信情報生成手段33は、
抽出された情報をもとに携帯端末100に向けて送信す
る情報を生成し、携帯端末100に向けて送信する。
【0158】携帯端末100は、受信した情報を表示手
段14に表示するとともに、無条件にあるいは必要に応
じて、受信した情報を受信情報蓄積手段に格納する。受
信情報蓄積手段22に蓄積された情報は、ユ−ザのコマ
ンド入力に応じて、適時受信情報抽出手段23により抽
出され、表示手段14に表示することができるようにさ
れている。なお、受信情報蓄積手段22は、その全ても
しくは1部が、DVD、MD、MOと呼ばれる光ディス
ク、磁気ディスク、光磁気ディスクなどに形成され、パ
ッケ−ジとして着脱可能であり、これを取り外して、他
のプレ−ヤなどで再生することもできるようにされてい
る。
【0159】なお、ユーザの所望の情報がセンター局3
00の情報蓄積手段48に格納されていなかつた場合に
は、その旨のメッセージがセンター局300の送信情報
生成手段33で生成され、その旨が携帯端末100に送
信され、携帯端末100の表示手段14に表示される。
【0160】これにより、投票者は、携帯端末100を
介して、いわゆるオンデマンドで情報収集装6によって
収集された情報を得ることができる。
【0161】また、上述したように、投票者の所望の情
報が送信情報生成手段33において、生成されるが、こ
のときに、更新された後の当該投票者の所有得点が、送
信される情報に含まれる。携帯端末100では、送信さ
れてこる情報に含まれている更新された後の当該投票者
の所有得点も表示手段83に表示する。
【0162】また、前述した登録局4において、例え
ば、投票者が自分のキャッシュカードやクレジットカー
ドを入力して、このカード番号をユーザIDとして用い
るようにしてもよい。この場合、投票者ごとに管理され
る持ち点は、カード番号により管理されるため、この情
報を銀行やカード会社に提供し、銀行やカード会社を通
じて、対価を受け取ったり、決済するシステムを形成す
るようにしてもよい。この場合、センター局300と、
銀行やクレジット会社の計算センターとを通信回線で接
続し、投票者ごとの得点情報を計算センターに提供する
ようにすればよい。もちろん、各投票者ごとに持ち点の
初期値の限度などを計算センターの情報に基づいて設定
するようにしてもよい。
【0163】[第3の実施の形態]図8は、この発明に
よる通信投票システムの第3のの実施の形態を説明する
ための図である。図8に示すように、この実施の形態の
通信投票システムは、携帯端末110、基地局2、セン
ター局310、登録局4、結果出力局5、情報収集装置
6、外部中継局7、公衆電話網9によりセンター局31
0に接続された接続装置8をそなえている。
【0164】基地局2、登録局4、結果出力局5、情報
収集装置6は、前述した第2の実施の形態の対応する各
局、装置と同様のものである。また、携帯端末110、
センター局310は、第2の実施の形態の携帯端末10
0、センター局300が有する機能を備えるとともに、
詳しくは後述するように、機能の追加がなされたもので
ある。そして、これら携帯端末110、基地局2、セン
ター局310、登録局4、結果出力局5は、第2の実施
の形態の場合と同様に接続される。この実施の携帯の通
信投票システムも、前述の第2の実施の携帯と同様に、
競馬場に形成された通信投票システムとして説明する。
【0165】外部中継局7は、外部で行われているイベ
ント関連の情報の交換局としての機能を有する。例え
ば、他の競馬場のセンター局やいわゆる場外馬券売り場
の投票端末が、外部中継局7を介してセンター局310
に接続される。
【0166】接続装置8は、センター局310、基地局
2、登録局4、結果出力局5が設置された限られたエリ
アの外、この実施の形態の場合には、当該競馬場の外か
ら、携帯端末110を用いて投票を行う場合の、携帯端
末110とセンター局310との間を接続する装置であ
る。接続装置8とセンター局310は公衆電話網9を介
して接続され、接続装置8と携帯端末110とは無線に
より情報の送受ができるようにされている。
【0167】このように、この実施の携帯の投票通信シ
ステムは、限られたエリア内だけでなく、他の場所から
の投票等をもできるようにされている。
【0168】図9は、この第3の実施の形態の携帯端末
110を説明するためのブロック図である。この実施の
形態の携帯端末110は、モード切り替え手段28を備
える他は、前述した携帯端末100と同様の構成を有し
ている。
【0169】モード切り替え手段28は、投票を基地局
2経由で行う基地局モードと、接続装置8および公衆電
話網9経由で行う接続装置モードとを切り替える。この
切り替え処理により、携帯端末110をエリア内、エリ
ア外のいずれにおいても用いることができるようにされ
る。
【0170】図10は、この第3の実施の形態のセンタ
ー局310を説明するための図である。この実施の形態
のセンター局310は、公衆網接続手段50を備える他
は、前述したセンター局300と同様の構成を有してい
る。
【0171】公衆網接続手段50は、公衆電話網とセン
ター局310の接続を可能にするものであり、公衆電話
網から供給された情報の復調処理や、センター局310
から公衆電話網に送出する情報の変調処理を行う。
【0172】図11は、この第3の実施の形態の通信投
票システムで用いられる、接続装置を説明するためのブ
ロック図である。図11に示すように、接続装置8は、
アンテナ81、無線通信手段82、公衆網接続手段8
3、自動発呼手段84、電話番号蓄積手段85をそなえ
ている。
【0173】無線通信手段82は、携帯端末110から
送信された情報を受信して復調したり、接続装置8から
携帯端末110に送信する情報の変調などの処理をおこ
なう。
【0174】自動発呼手段は、電話番号蓄積手段85に
蓄積されているセンター局310の電話番号を読みだし
て自動発呼して、接続装置8とセンター局310との間
に電話回線を設立する。
【0175】公衆網接続手段83は、無線通信手段82
を介して、携帯端末110との間で送受される情報を、
接続装置8と電話回線を設立するセンター局310との
間で送受する信号に変換する。この公衆網接続手段83
により携帯端末110とセンター局310間の情報の送
受ができるようにされる。したがって、公衆網接続手段
83は、接続線87がどこに接続されるのかに応じた信
号の変換を行う機能を有している。接続線87の接続先
がどこになるのかは、スイッチ等を介して、ユーザによ
り公衆網接続手段87に入力される。
【0176】スイッチ86は、接続装置8を公衆電話網
に接続するか、電話線88を介して接続された電話端末
を公衆電話網に接続するかを切り換える。すなわち、接
続装置8のスイッチに接続された接続線87を公衆電話
網に接続し、接続線88を通常の電話端末に接続した場
合、接続装置8が携帯端末110と通信をしていない状
態では、スイッチ86は、公衆回線網への接続線87と
電話端末への接続線88が閉じられ、公衆網接続手段8
3とこれらの接続線87、88は開かれる。したがっ
て、通常時には、電話端末への接続線88の先に接続さ
れた電話端末は、接続装置8の存在を意識することなく
公衆電話網との接続が行われる。
【0177】次に、以上のような構成を有するこの第3
の実施の形態の通信投票システムの動作について説明す
る。
【0178】[外部中継局7を介してのセンター局への
接続]センター局310の情報送受信手段31は、外部
中継局7等と投票情報の送受信を行う機能を有してお
り、外部の不特定多数の投票装置(図示せず)から投票
された投票情報が、外部中継局7を介してセンター局3
10に送信されてくる。この場合、センター局310に
おいて投票の集計を行う際に、情報送受信手段31がエ
リア外の外部中継局7等から送信されてくる投票情報を
受信し、投票集計手段34が、これらの投票情報につい
ても前述した携帯端末100からの投票情報と同様に、
投票マスタ蓄積手段35のトランザクションとして扱
う。
【0179】ここで、投票が受け付けられた場合には、
投票が認められた旨を示すメッセージを送信情報生成手
段33で生成し、情報送受信手段31より、外部中継局
7に向けて送信する。また、センター局310は、携帯
端末110からの要求と同様に外部中継局7を介して送
信されてくる「投票の現時点での集計状況」や、「過去
の投票の結果」の照会の要求にも応えて、前述したよう
に、投票マスタ蓄積手段35や結果蓄積手段41に格納
されている情報を提供する。
【0180】また、センター局310には、外部中継局
7を介して、外部の不特定多数の情報収集装置(図示せ
ず)や、センター局310の情報蓄積手段48のような
外部の情報蓄積装置(図示せず)が接続される。センタ
ー局310と、外部の情報収集装置、及び外部の情報蓄
積装置は、外部中継局7を介して自由に情報交換が可能
であり、センター局310の情報蓄積手段48に格納さ
れている情報の一部を情報入出力手段47によって抽出
し、これを中継局7を介して外部の情報蓄積装置に向け
て送信したり、逆に、外部の情報収集装置や外部の情報
蓄積装置から外部中継局7を介して送信されてきた情報
を情報送受信手段46によって受信し、これを情報入出
力手段47によって情報蓄積手段48に格納することが
できるようになっている。
【0181】[接続装置8、公衆電話網9を介してのセ
ンター局への接続]携帯端末110は、上述したように
モード切替手段28を操作することにより、基地局モー
ドと接続装置モードとを切り替える。モード切替手段2
8による指示が基地局モードになっている場合には、無
線通信手段16における無線通信のための使用周波数帯
等の各種パラメータやプロトコルの設定は、前述したよ
うな基地局2を介して投票が行えるように設定される。
【0182】一方、モード切替手段28による指示が接
続装置モードになっている場合には、無線通信手段16
における無線通信のための使用周波数帯等の各種パラメ
ータやプロトコルの設定を、以下に説明する形態での投
票ができるように設定する。なお、基地局モードにおけ
る通信プロトコルと接続装置モードにおける通信プロト
コルは必ずしも異なっている必要はない。
【0183】接続装置8は、公衆電話網9に接続される
と、公衆電話網に接続されている不特定多数の他の電話
機や他の通信端末との通信が可能となる。また、センタ
ー局310の公衆網接続手段50も公衆電話網に接続さ
れているため、接続装置8は、センター局310とも通
信が可能となる。
【0184】そして、接続装置8の電話番号蓄積手段8
5には、センター局310の公衆網接続手段50の電話
番号が格納されている。
【0185】携帯端末110は、コマンド受付手段11
より、投票もしくは情報収集のコマンドを受け付け、上
述したように投票情報もしくは情報提供要求データを生
成し、接続装置8と無線通信を行い、投票情報もしくは
情報提供申請データを接続装置8に送信する。
【0186】接続装置8は、これら携帯端末110から
送信されてきた情報をアンテナ81及び無線通信手段8
2で受信する。これによって、接続装置8が「携帯端末
110からセンター局310に向けてデータの送信の要
望がある旨」を認識すると、自動発呼手段84が、電話
番号蓄積手段85に格納されているセンター局310の
電話番号をもとに、公衆網接続手段83を通じてセンタ
ー局310に自動発呼して電話回線を設立する。
【0187】このとき、スイッチ86は、公衆電話網へ
の接続線87と公衆網接続手段83の間が閉じられ、接
続線87と接続線88との間は開かれる。センター局3
10への通信回線が設立されると、公衆網接続手段83
は、センター局310に向けて携帯端末110から送信
されてきた投票情報もしくは情報提供要求データを公衆
電話網経由で送信する。
【0188】ー方、センター局310では、公衆網接続
装置50において、先の接続装置8からの呼出しに応答
し、通信回線を開設すると、次いで、投票情報もしくは
情報提供申請データが送信されてくる。送信されてきた
情報は、情報送受信手段31、スクランブル手段49を
介して、受信情報解析手段32に転送され、あとは、送
信されきた情報の内容に応じて、前述したように投票情
報の受け付け処理や情報の抽出、提供処理等の処理がな
される。
【0189】また、センター局310から携帯端末11
0に情報を送信する場合も、前述したように、情報が送
信情報生成手段33で生成され、これが、スクランブル
手段49、情報送受信手段31を介して、公衆網接続手
段50に供給され、公衆電話網9を介して接続装置8に
送信される。接続装置8では、スイッチ86を介して公
衆網接続手段83でこれを受信し、無線通信手段82が
無線でこの情報を携帯端末110に送信する。
【0190】携帯端末110では、この接続装置8から
の信号を無線通信手段16で受信し、あとは、送信され
きた情報の内容に応じて、情報の解析・表示を行う。
【0191】以上の手順をふむことによって、携帯端末
110による投票が、接続装置8および公衆回線網9を
介して行うことが可能となる。また、携帯端末110と
センター局310の間の通信において、情報をスクラン
ブル手段27、49によって暗号化/復号化して通信す
ることできる。
【0192】また、接続装置8は、接続線87によって
ISDN公衆電話のようにモジュラージャックのような
信号を入出力する端子を有する電話機(図示せず)とも
接続が可能であり、信号を入出力する端子を有する電話
であれば、公衆電話との接続が可能である。この場合、
信号を入出力する端子を有する公衆電話を介して、接続
装置8を公衆電話網に接続し、通信端末110および説
俗装置8を介しての投票が可能となる。
【0193】さらに、接続装置8は、信号を入出力する
端子を有する携帯電話のような、公衆網と接続される各
種移動体通信端末(PHS端末やPCS端末なども含
む;図示ぜず)との接続も同様に可能であることがあ
る。このように、接続装置8が接続線87を介して移動
体通信端末と接続された場合には、この移動体通信端末
が通信可能であるエリア内において投票が可能となる。
【0194】また、接続装置8には、接続線88を介し
て通常の電話機やFAX、MODEM等の機器を接続す
ることが可能である。
【0195】また、投票者の鍵情報が設定されている場
合には、投票者の識別子の一部としてこの鍵情報を用い
る場合もある。
【0196】また、システム内に情報収集装置6が存在
し、センター局310内の情報蓄積手段48に情報が蓄
積されている場合には、公衆回線網及び接続装置8を介
して、同様にいわゆるオンデマンドでの情報の取得が可
能となる。
【0197】なお、接続装置8が信号を入出力する端子
をもつ電話機(公衆電話や移動体通信端末)と接続され
た揚合にも、投票やオンデマンドでの情報の収集の手順
は基本的に上記と同様となるが、自動発呼手段84によ
る自動発呼でなくなる場合もある。その場合には、接続
線87の先に接続された電話機によって、まずセンター
局310との間の通信回線を設定し、その後、接続装置
8とセンター局310との信号のやりとりを開始する。
【0198】なお、前述した第1、第2の実施の形態の
携帯端末100、110の受信情報蓄積手段22の一部
は、携帯端末100、110に備え付けられており、一
部が取り外し可能である場合には、情報提供要求データ
に対応した受信情報を取り外し可能である部分に格納
し、投票に対する確認の情報等は備え付けの部分に格納
するように構成してもよい。
【0199】また、携帯端末100、110における受
信情報蓄積手段22の一部もしくは全てを、例えば、磁
気記録テープ、MO、MD、DVDと呼ばれる光磁気デ
ィスクや光ディスクのようにパッケージとして取り外し
が可能な情報蓄積媒体により構成するようにしてもよ
い。
【0200】この場合、受信情報蓄積手段22に、情報
が書き込まれている場合、受信情報蓄積手段22を携帯
端末100、110から取り外し、受信情報蓄積手段2
2に記録されている情報を他の再生装置、例えばパーソ
ナルコンピュータやMO、MO、DVDなどの各プレ−
ヤで再生することが可能となる。
【0201】また、前述した第1、第2の実施の形態に
おいては、所有得点の初期値を登録局4において、投票
者の要求の応じて設定するようにしたが、これに限るも
のではなく、投票の管理者によって決定されるものであ
ってもよい。
【0202】また、イベントを伴う投票は、競馬等に限
らず、イベントの結果によって、投票の対象となる各項
目の優劣等が確定するものであればどのようなものでも
かまわない。したがって、所有得点によってルールを定
めた様々な形態の投票に対応することができるようにな
る。
【0203】また、例えば、情報収集装置6により収集
された情報を見ることで正解率が高くなるような場合に
は、情報収集装置6によって収集された情報等を情報提
供要求データによって入手した投票者は、これに伴っ
て、所有得点を減らすようにセンター局において制御す
ることもできる。この場合は、情報提供要求データがセ
ンター局300の受信情報解析手段32で解析される
と、上記の手順によって情報入出力手段47による情報
の抽出が行われるが、これに伴って、受信情報解析手段
32から所有得点入出力手段44に、当該投票者の識別
子と減ぜられる得点が転送され、これにしたがって、所
有得点蓄積手段43の内容が更新される。
【0204】また、通常の投票情報の送信の際に、投票
者の識別情報の1つとして、前述の鍵情報を用いること
もできる。
【0205】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
競争場等において、無線基地局を設置しておけば、来揚
者が携帯端末を用いて投票をすることが可能になり、ユ
ーザが無線基地局と無線通信が可能なエリア内にいれ
ば、どこからでも投票を行うことができるようになる。
【0206】また、スタジアム等に本発明のシステムを
導入すれば、気軽に来場者に投票を乞うことが可能にな
り、主催者はこれまでになかったアミューズメントサー
ビスを提供することができるようになる。
【0207】また、各種情報をオンデマンドで携帯端末
に取り寄せることが可能になり、ユーザが無線基地局と
無線通信が可能なエリア内にいれば、ユーザの所望の情
報をいながらにして入手することが可能になる。
【0208】また、携帯端末からの投票が接続装置と公
衆電話網を介しても行えることから、ユーザは携帯端末
を所有することによって、上記の投票の他、自宅や公衆
電話等からでも容易に投票を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による通信投票システムの一実施の形
態を説明するための図である。
【図2】この発明による通信装置としての携帯端末の一
実施の形態を説明するためのブロック図である。
【図3】この発明による通信装置としてのセンター局の
一実施の形態を説明するための図である。
【図4】この発明による通信投票システムの他の実施の
形態を説明するための図である。
【図5】この発明による通信装置としての携帯端末の他
の実施の形態を説明するための図である。
【図6】この発明によるセンター局の他の実施の形態を
説明するための図である。
【図7】この発明による通信装置としての結果出力局の
一実施の形態を説明するための図である。
【図8】この発明による通信投票システムの他の実施の
形態を説明するための図である。
【図9】この発明による通信装置としての携帯端末の他
の実施の形態を説明するための図である。
【図10】この発明によるセンター局の他の実施の形態
を説明するための図である。
【図11】この発明による通信装置としての接続装置の
一実施の形態を説明するための図である。
【図12】従来の通信投票システムの一例を説明するた
めの図である。
【図13】従来の通信投票システムにおいて投票を受け
付ける入出力端末の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…携帯端末、2…基地局、3…センター局、4…登録
局、5…結果出力局、6…情報収集装置、7…外部中継
器、8…接続装置、9…公衆電話網、11…コマンド受
付手段、12…投票情報生成手段、13…端末番号蓄積
手段、14…表示手段、15…受信情報解析手段、16
…無線通信手段、17…アンテナ、31…情報送受信手
段、32…受信情報解析手段、33…送信情報生成手
段、34…投票集計手段、35…投票マスタ蓄積手段

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定まった選択肢、または、投票に先立
    って与えられる選択肢に対する投票を受け付ける通信投
    票システムであって、 センター局と、 前記センター局に接続されたN個(Nは、1以上の整
    数)の基地局と、 前記基地局と無線通信を行なうことにより、前記基地局
    を介して前記センター局と双方向の通信が可能な多数の
    携帯端末とを備え、 前記携帯端末は、 投票者からの投票に関する情報の入力を受け付ける情報
    受付手段と、 前記情報受付手段を介して入力された投票内容を示す情
    報と、前記携帯端末または前記携帯端末を介して投票を
    行なう投票者を識別するための識別情報とからなる投票
    情報を生成する投票情報生成手段とを有し、 前記センター局は、 前記投票情報に基づいて、前記選択肢ごとに投票を管理
    する選択肢別管理手段と、 前記投票情報に基づいて、前記携帯端末ごと、または、
    前記携帯端末を介して投票を行なった投票者ごとに投票
    を管理する投票元別管理手段とを有し、 前記センター局は、前記携帯端末から送信される投票情
    報を受信して、前記投票情報に基づいて、前記選択肢ご
    と、および前記携帯端末ごと、または、前記携帯端末を
    介して投票を行なった投票者ごとに投票を管理すること
    を特徴とする通信投票システム。
  2. 【請求項2】前記携帯端末は、 前記携帯端末ごとに固有の端末番号が記憶された、端末
    番号記憶手段を有し、 前記投票情報生成手段において、前記端末番号を前記携
    帯端末の識別情報として用いた投票情報を生成して、こ
    れを送信し、 前記センター局は、 前記携帯端末からの前記投票情報を受信して、前記投票
    元別管理手段において、前記端末番号に基づいて、前記
    携帯端末ごとに投票を管理することを特徴とする請求項
    1に記載の通信投票システム。
  3. 【請求項3】前記携帯端末は、 前記センター局から送信されてきた情報に基づいた情報
    を出力する情報出力手段を有し、 前記センター局は、 前記携帯端末に対して送信する情報を生成する送信情報
    生成手段を有し、 前記センター局は、 前記携帯端末からの前記投票情報を受け付けるごとに、
    前記投票情報を送信してきた前記携帯端末に対して、前
    記投票情報を受け付けたことを通知する受付通知情報を
    前記送信情報生成手段により生成して送信し、 前記携帯端末は、 前記受付通知信号を受信して、前記受付通知信号に応じ
    た情報を前記情報出力手段を介して出力し、前記投票情
    報が受け付けられたことを通知することを特徴とする請
    求項1に記載の通信投票システム。
  4. 【請求項4】前記センター局は、 前記選択肢別管理手段により管理される情報に基づい
    て、投票状況を示す情報を生成する投票状況情報生成手
    段を有し、 投票の開始時刻から投票の締切り時刻までの間の予め定
    められた時刻、または、一定時間間隔で、前記投票状況
    情報生成手段により、前記投票状況を示す情報を生成し
    て送信し、 前記携帯端末は、 前記センター局から送信されてきた情報に基づいた情報
    を出力する情報出力手段を有し、 前記投票状況を示す情報を受信して、前記情報出力手段
    を介して出力し、前記投票状況に応じた投票を行なうよ
    うにすることを特徴とする請求項1に記載の通信投票シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記センター局は、 前記選択肢別管理手段により管理されている情報と、投
    票の対象となった事項の結果とに応じて、投票の結果を
    示す情報を生成する投票結果情報生成手段を有し、 前記投票の締切り時刻経過後、当該投票の対象となった
    事項の結果が確定したときに、前記投票結果情報生成手
    段において、前記投票の結果を示す情報を生成して送信
    し、 前記携帯端末は、 前記センター局から送信されてきた情報に基づいた情報
    を出力する情報出力手段を有し、 前記投票の結果を示す情報を受信して、前記情報出力手
    段を介して出力することを特徴とする請求項1に記載の
    通信投票システム。
  6. 【請求項6】前記携帯端末は、 ユ−ザからの指示情報の入力を受け付ける指示情報入力
    手段と、 前記指示情報入力手段を介して入力される、前記センタ
    ー局に対して情報の提供を要求する指示情報の供給を受
    けて、前記情報の提供を要求する指示情報と、前記携帯
    端末を識別するための識別情報とから、前記センター局
    に対して送信する情報提供要求情報を生成する情報提供
    要求情報生成手段とを有し、 前記センター局は、 受信した、前記携帯端末からの前記情報提供要求情報の
    供給を受けて、これを解析する受信情報解析手段を有
    し、 前記センター局は、 受信した情報提供要求情報が、前記投票状況を示す情報
    の提供を要求するものであると解析したときには、前記
    情報提供要求情報に基づいて、前記投票状況情報生成手
    段により投票状況を示す情報を生成し、前記情報提供要
    求情報を送信してきた前記携帯端末に対して送信するこ
    とにより、前記携帯端末からの要求に応じて、前記投票
    状況を示す情報を提供することを特徴とする請求項1に
    記載の通信投票システム。
  7. 【請求項7】前記センター局は、 前記投票結果情報生成手段において生成された投票結果
    を示す情報を蓄積する結果情報蓄積手段と、 前記結果情報蓄積手段から、目的とする投票の結果を抽
    出する結果抽出手段とを備え、 前記センター局は、 前記受信情報解析手段により、受信した情報提供要求情
    報が、前記投票の結果を示す情報の提供を要求するもの
    であると解析したときには、 前記情報提供要求情報に基づいて、前記結果抽出手段に
    より、最新、または、それ以前の投票の結果を示す情報
    を抽出し、前記送信情報生成手段を介して、前記情報提
    供要求情報を送信してきた前記携帯端末に対して送信す
    ることにより、前記携帯端末からの要求に応じて前記投
    票の結果を示す情報を提供することを特徴とする請求項
    6に記載の通信投票システム。
  8. 【請求項8】前記センター局は、 前記携帯端末を介し投票を行なう投票者ごとに得点を蓄
    積し、これを管理する所有得点蓄積手段と、 前記所有得点蓄積手段に蓄積されている得点の更新、お
    よび、前記所有得点蓄積手段からの情報の読み出しを行
    なう所有得点入出力手段とを有し、 前記センター局は、 投票が締切られた後、当該投票の対象となった事項の結
    果が確定すると、前記投票結果情報生成手段により、当
    該投票の結果を示す情報を生成し、 前記投票の結果を示す情報と前記投票元別管理手段によ
    り投票元別に管理されている情報とに基づいて、前記投
    票元別に加算または減算する得点を求めて、前記所有得
    点入出力手段に供給し、 前記所有得点入出力手段により、前記投票結果情報生成
    手段からの前記加算または減算する得点に応じて、投票
    元別の得点を更新することを特徴とする請求項1に記載
    の通信投票システム。
  9. 【請求項9】前記センター局に対して接続され、投票に
    用いる前記携帯端末を前記センター局に登録する登録処
    理を行なう登録局を備え、 前記携帯端末は、 前記携帯端末ごとに固有の端末番号が記憶された、端末
    番号記憶手段を有し、 前記登録局は、 前記携帯端末の前記端末番号記憶手段から、前記端末番
    号を抽出する端末番号抽出手段と、 抽出した前記端末番号を、前記センター局に送信する送
    信手段とを有し、 前記センター局は、 前記登録局からの端末番号の供給を受けてこれを記憶す
    る投票者情報蓄積手段を有し、 前記登録局は、 投票に用いる携帯端末を受け付けて、前記端末番号抽出
    手段において抽出した前記端末番号を、前記送信手段を
    介して前記センター局に送信し、 前記センター局は、 前記登録局からの前記端末番号を受信して、前記投票者
    情報蓄積手段に蓄積して、前記投票者情報蓄積手段に蓄
    積されている端末番号を含んだ投票情報に限って受け付
    けることを特徴とする請求項1に記載の通信投票システ
    ム。
  10. 【請求項10】前記センター局に対して接続され、前記
    携帯端末を介して投票を行なう投票者を、前記センター
    局に登録する登録処理を行なう登録局を備え、 前記登録局は、 前記携帯端末を介して投票を行なう投票者に対して、各
    投票者に固有となるユーザIDを決定するユーザID決
    定手段と、 前記ユーザID決定手段により決定したユーザIDを前
    記携帯端末と前記センター局とに供給するユーザID供
    給手段とを有し、 前記携帯端末は、 前記登録局からの前記ユーザIDを記憶するID蓄積手
    段を有し、 前記センター局は、 前記登録局からの前記ユーザIDを記憶する投票者情報
    蓄積手段を有し、 前記登録局は、 前記携帯端末を受け付けて、前記登録処理を行なうこと
    により、ユーザIDを決定して、前記携帯端末と、前記
    センター局とに供給し、 前記携帯端末は、 前記登録局からの前記ユーザIDを前記ID蓄積手段に
    記憶し、 前記投票情報生成手段において、前記ユーザIDを前記
    携帯端末を介して投票を行なう投票者の識別情報として
    用いた投票情報を生成するようにし、 前記センター局は、 前記登録局からの前記ユーザIDを前記投票者情報蓄積
    手段に蓄積して、前記投票者情報蓄積手段に蓄積されて
    いるユーザIDを含んだ投票情報に限って受け付けると
    ともに、受け付けた投票情報に基づいて、前記投票元別
    管理手段により、前記ユーザIDに応じた前記携帯端末
    を介して投票を行なう投票者ごとに投票を管理すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信投票システム。
  11. 【請求項11】前記携帯端末に対して着脱が可能な記録
    媒体であって、前記携帯端末を介して投票を行う各投票
    者に対して割り当てられた、各投票者に固有のユーザI
    Dが記憶されたID蓄積媒体を設け、 前記センタ局は、 前記ID蓄積媒体に蓄積された前記ユーザIDを蓄積す
    る投票者情報蓄積手段を有し、 前記携帯端末は、 前記ID蓄積媒体を受け付ける受付手段と、 前記ID蓄積媒体から前記ユーザIDを読み出す読み出
    し手段とを有し、 前記携帯端末は、 前記ID蓄積媒体を受け付けて、前記投票者情報生成手
    段により、前記ID蓄積媒体に蓄積されたユーザIDを
    識別情報として用いた投票情報を生成し、 前記センタ−局は、 前記投票者情報蓄積手段に蓄積されている前記ユーザI
    Dを含んだ投票情報に限って受け付けるとともに、前記
    投票元別管理手段により、前記ユーザIDごとに投票を
    管理することを特徴とする請求項1に記載の通信投票シ
    ステム。
  12. 【請求項12】前記センタ−局に対して接続され、ユー
    ザIDを設定する登録局を備え、 前記登録局は、 前記携帯端末を介して投票を行う投票者に固有のユーザ
    IDを決定するユーザID決定手段と、 前記ユーザID決定手段により決定した前記ユーザID
    を、前記センタ−局に供給する手段と、 前記ユーザID決定手段により決定した前記ユーザID
    を、前記ID蓄積媒体に書き込む書き込み手段とを有
    し、 前記登録局は、 前記ID蓄積媒体を受け付けて、前記ユーザIDを決定
    し、決定した前記ユーザIDを前記センタ−局に供給す
    るとともに、前記ID蓄積媒体に書き込み、 前記センタ−局は、 前記登録局からの前記ユーザIDを受信して、前記投票
    者情報蓄積手段に蓄積し、 前記携帯端末は、 前記登録局により決定され、前記センタ−局の前記投票
    者情報蓄積手段に蓄積された前記ユーザIDが書き込ま
    れた前記ID蓄積媒体を受け付けて、前記ID蓄積媒体
    に蓄積されている前記ユーザIDを前記識別情報として
    用いることを特徴とする請求項11に記載の通信投票シ
    ステム。
  13. 【請求項13】前記センター局に対して接続され、投票
    に用いる前記携帯端末を前記センター局に登録する登録
    処理を行なう登録局を備え、 前記センター局は、 前記携帯端末を介し投票を行なう投票者ごとに得点を蓄
    積し、これを管理する所有得点蓄積手段と、 前記所有得点蓄積手段に蓄積されている得点の更新、お
    よび、前記所有得点蓄積手段からの情報の読み出しを行
    なう所有得点入出力手段とを有し、 前記登録局は、 前記センター局の前記所有得点蓄積手段が管理する前記
    携帯端末を介して投票を行なう投票者ごとの得点の初期
    値を設定する初期値設定手段を有し、 前記登録局は、 前記登録処理時において、予め決められた方法で、また
    は、前記登録局において受け付けられた携帯端末を使用
    するユーザからの要求に応じて、前記初期値設定手段に
    おいて、得点の初期値を設定して、前記センター局に対
    して送信し、 前記センター局は、 前記得点の初期値を、前記所有得点入出力手段を介し
    て、前記所有得点蓄積手段に蓄積することを特徴とする
    請求項1に記載の通信投票システム。
  14. 【請求項14】前記センター局の前記所有得点蓄積手段
    に蓄積された得点を対価に変換し、前記得点を所有する
    投票者に対して対価を受け渡す結果出力局を備え、 前記結果出力局は、 対価を蓄積した対価蓄積手段と、 投票に用いられた前記携帯端末を受け付ける受付手段
    と、 前記受付手段に受け付けられた携帯端末の端末番号また
    はユーザIDを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記端末番号またはユー
    ザIDによって特定される投票者の得点を問い合わせる
    情報を送信し、前記センター局からの前記得点を問い合
    わせる情報に対する応答を受信する信号送受信手段と、 前記センター局からの応答を解析し、前記ユーザの得点
    を取得するとともに、 取得した得点を対価に変換できるか否かを解析する結果
    解析手段と、 前記、結果解析手段による解析結果を表示する結果表示
    手段と、 前記結果解析手段により、対価の変換が可能であるとさ
    れたときに、前記結果解析手段からの指示に応じて、前
    記対価蓄積手段から対価を抽出し、対価を受け渡す対価
    受け渡し手段とを有し、 前記携帯端末を利用した投票者に対して対価を受け渡す
    ことを特徴とする請求項8または請求項13に記載の通
    信投票システム。
  15. 【請求項15】前記センター局と公衆電話網を介して接
    続されて、前記携帯端末と通信が可能な接続装置を備
    え、 前記接続装置は、 前記携帯端末との間で通信を行なう通信手段と、 前記センター局の電話番号を記憶している電話番号蓄積
    手段と、 前記電話番号蓄積手段の電話番号に基づいて、前記セン
    ター局に対しての自動発呼処理を行なう自動発呼手段
    と、 公衆電話網を介して前記センター局に接続され、前記自
    動発呼手段の自動発呼処理に応じて、前記センター局と
    の間に電話回線を接続する公衆電話網接続手段とを有
    し、 前記センター局は、 公衆電話網との回線接続を行なう公衆網接続手段を有
    し、 前記携帯端末は、 前記基地局を介して前記センター局と通信を行なうよう
    にする基地局モードと、前記接続装置を介して前記セン
    ター局と通信を行なう接続装置モードとを切り換えるモ
    ード切り換え手段を有し、 前記接続装置は、 前記携帯端末が、前記接続装置モードとされたときに
    は、前記センター局に対して自動発呼して電話回線を接
    続し、 前記携帯端末と、前記接続装置と、前記公衆電話網とを
    介して投票を行なう請求項1に記載の通信投票システ
    ム。
  16. 【請求項16】前記携帯端末および前記センタ−局は、
    送信する信号についてスクランブルをかけることを特徴
    とする請求項1に記載の通信投票システム。
  17. 【請求項17】予め定まった選択肢、または投票に先立
    って与えられる選択肢に対する投票を携帯端末に対して
    入力し、前記携帯端末は、基地局を介してセンター局
    に、投票の内容を送信するようにする通信投票方法であ
    って、 前記携帯端末において、入力された投票の内容を示す情
    報と、前記携帯端末または、前記携帯端末を介して投票
    を行なった投票者を識別するための識別情報とからなる
    投票情報を生成する投票情報生成工程と、 前記投票情報生成工程において生成した投票情報を、前
    記携帯端末から前記基地局に対して送信する第1の送信
    工程と、 前記第1の送信工程により前記基地局に送信された前記
    投票情報を前記基地局から前記センター局に対して送信
    する第2の送信工程と、 前記第2の送信工程により前記センター局に送信された
    前記投票情報を前記センター局において受信する受信工
    程と、 前記受信工程により受信された投票情報に基づいて前記
    センター局において、 前記選択肢別に投票を管理する選択肢別管理工程と、 前記受信工程により受信された投票情報に基づいて前記
    センター局において、前記携帯端末ごと、または前記携
    帯端末を介して投票を行なった投票者ごとに投票を管理
    する投票元別管理工程とからなることを特徴とする通信
    投票方法。
  18. 【請求項18】前記携帯端末を介して投票を行なう投票
    者ごとに得点の初期値を設定する工程と、 前記選択肢別管理工程と、前記投票元別管理工程とのそ
    れぞれにおいて管理されている情報と、投票の対象とな
    った事項の結果とに応じて、前記センター局において投
    票者ごとの得点を更新する得点更新工程と、 を有することを特徴とする請求項17に記載の通信投票
    方法。
  19. 【請求項19】前記得点更新工程により更新された投票
    者ごとの得点を対価に変換し、前記投票者に受け渡す対
    価受け渡し工程を有することを特徴とする請求項18に
    記載の通信投票方法。
  20. 【請求項20】無線通信手段と、 投票に関する情報の入力を受け付ける情報受付手段と、 前記情報受付手段を介して入力された投票内容を示す情
    報と、自機または自機を介して投票を行なう投票者を識
    別するための識別情報とからなる投票情報を生成する投
    票情報生成手段とを備えたことを特徴とする携帯端末。
  21. 【請求項21】携帯端末ごとに固有の端末番号を記憶し
    た端末番号記憶手段を備え、 前記投票情報生成手段において、前記端末番号記憶手段
    に記憶された前記端末番号を含む投票情報を生成するこ
    とを特徴とする請求項20に記載の携帯端末。
  22. 【請求項22】前記無線通信手段によって受信した情報
    を解析する受信情報解析手段と、 前記受信情報解析手段により、自機あて、または全携帯
    端末あての情報を受信したことが検知されたときに、受
    信した情報を出力する情報出力手段とを有し、 センター局から送信されてくる自機あて、または全携帯
    端末あての情報に応じた情報を出力することを特徴とす
    る請求項20に記載の携帯端末。
  23. 【請求項23】前記無線通信手段によって受信した情報
    を解析する受信情報解析手段と、 前記受信情報解析手段により、自機あて、または全携帯
    端末あての情報を受信したことが検知されたときに、受
    信した情報を出力する情報出力手段と、 前記情報受付手段を介して入力されるセンター局に対し
    て情報の提供を要求する情報の供給を受けて、前記情報
    の提供を要求する情報と、自機を識別することができる
    識別情報とから、前記センター局に対して送信する情報
    提供要求情報を生成する情報提供要求情報生成手段とを
    備え、 自機からの要求に応じて前記センター局が送信する情
    報、および、前記センター局が自発的に送信する情報で
    あって、自機あて、または全携帯端末あての情報に応じ
    た情報を出力することを特徴とする請求項20に記載の
    携帯端末。
  24. 【請求項24】ユーザからの指示情報を受け付ける指示
    情報受付手段と、 受信した自機あてまたは全携帯端末あての情報を蓄積す
    る受信情報蓄積手段と、 前記指示情報受付手段を介して入力された前記指示情報
    に基づいて、前記受信情報蓄積手段に蓄積された情報を
    読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によって読み出された情報を出力する
    情報出力手段と、 を備えたことを特徴とする請求項22または請求項23
    に記載の携帯端末。
  25. 【請求項25】前記携帯端末に対して着脱が可能とさ
    れ、受信した自機あてまたは全携帯端末あての情報を蓄
    積するた受信情報蓄積媒体を受け付ける受信情報蓄積媒
    体用の受付手段を備えたことを特徴とする請求項24に
    記載の携帯端末。
  26. 【請求項26】投票を行なう投票者ごとに固有のユーザ
    IDを記憶するID蓄積手段を備え、 前記投票情報生成手段において、前記ID蓄積手段に記
    憶された前記ユーザIDを含む投票情報を生成すること
    を特徴とする請求項20に記載の携帯端末。
  27. 【請求項27】前記ID蓄積手段は、携帯端末に着脱が
    可能とされた記憶媒体上に形成されることを特徴とする
    請求項26に記載の携帯端末。
  28. 【請求項28】投票に関する情報の入力を受け付ける携
    帯端末からの前記投票に関する情報の供給を受けて、こ
    れを処理するセンター局であって、 情報送受信手段と、 前記情報受信手段により受信される前記携帯端末からの
    投票情報の供給を受けて、前記投票情報に含まれる選択
    肢ごとに投票を管理する選択肢別管理手段と、 前記情報受信手段により受信される前記携帯端末からの
    投票情報の供給を受けて、前記投票情報に含まれる前記
    携帯端末または前記携帯端末を介して投票を行なった投
    票者を識別する識別情報ごとに投票を管理する投票元別
    管理手段とを有し、 前記携帯端末を介しての投票を選択肢別及び投票元別に
    管理することを特徴とするセンター局。
  29. 【請求項29】受信した前記携帯端末からの投票に関す
    る情報の提供を受けて、これを解析する受信情報解析手
    段と、 前記携帯端末に対して送信する情報を生成する送信情報
    生成手段とを有し、 前記携帯端末からの前記投票情報を受け付けるごとに、
    前記送信情報生成手段により、前記投票情報を送信して
    きた前記携帯端末に対して、前記投票情報を受け付けた
    ことを通知する受付通知情報を生成して送信することを
    特徴とする請求項28に記載のセンター局。
  30. 【請求項30】前記携帯端末に対して送信する情報を生
    成する送信情報生成手段と、 前記選択肢別管理手段により管理される情報に基づい
    て、投票状況を示す情報を生成する投票状況情報生成手
    段とを有し、 投票の開始時刻から投票の締切り時刻までの間の予め定
    められた時刻または一定時間間隔で、前記投票状況を示
    す情報を生成して送信することを特徴とする請求項28
    に記載のセンター局。
  31. 【請求項31】前記携帯端末に対して送信する情報を生
    成する送信情報生成手段と、 前記選択肢別管理手段により管理されている情報と、投
    票の対象となった事項の結果とに応じて、投票の結果を
    示す情報を生成する投票結果情報生成手段とを有し、 投票の締切り時刻経過後、当該投票の対象となった事項
    の結果が確定したときに、前記投票の結果を示す情報を
    生成して送信することを特徴とする請求項28に記載の
    センター局。
  32. 【請求項32】受信した前記携帯端末からの投票に関す
    る情報の提供を受けて、これを解析する受信情報解析手
    段と、 前記携帯端末に対して送信する情報を生成する送信情報
    生成手段と、 前記選択肢別管理手段により管理される情報に基づい
    て、投票状況を示す情報を生成する投票状況情報生成手
    段と、 前記選択肢別管理手段により管理されている情報と、投
    票の対象となった事項の結果とに応じて、投票の結果を
    示す情報を生成する投票結果情報生成手段と、 前記投票結果情報生成手段において、生成された投票の
    結果を示す情報を蓄積する結果情報蓄積手段と、 前記結果情報蓄積手段から目的とする投票の結果を示す
    情報を抽出する結果抽出手段とを備え、 前記携帯端末からの情報の提供を要求する情報に基づい
    て、投票状況を示す情報、または投票の結果を示す情報
    を抽出し、前記携帯端末に送信することを特徴とする請
    求項28に記載のセンター局。
  33. 【請求項33】前記携帯端末を介して投票を行なう投票
    者ごとに得点を蓄積する所有得点蓄積手段と、 前記所有得点蓄積手段に蓄積されている得点の更新およ
    び、前記所有得点蓄積手段からの情報の読み出しを行な
    う所有得点入出力手段と、 前記選択肢別管理手段により管理されている情報と、投
    票の対象となった事項の結果と、前記投票元別管理手段
    により管理されている情報とから、前記所有得点入出力
    手段に供給する投票元別の加算または減算する得点を求
    める得票結果入力手段とを有し、 投票元別に得点を管理することを特徴とする請求項28
    に記載のセンター局。
  34. 【請求項34】前記携帯端末、または、前記携帯端末を
    介して投票を行なう投票者を識別するための識別情報を
    記憶する投票者情報蓄積手段を有し、 前記投票者情報蓄積手段に蓄積された識別情報を有する
    携帯端末からの情報に限って受け付けることを特徴とす
    る請求項28に記載のセンター局。
  35. 【請求項35】投票に関する情報の入力を受け付ける携
    帯端末と、前記携帯端末からの前記投票に関する情報の
    送信を受け付けるセンター局を備えた通信投票システム
    の登録局であって、 前記携帯端末に記憶されている各携帯端末に固有の端末
    番号を抽出する端末番号抽出手段と、 前記センター局に対して情報を選択する情報送信手段と
    を有し、 前記センター局に対して、投票に用いる前記携帯端末を
    登録することを特徴とする登録局。
  36. 【請求項36】投票に関する情報の入力を受け付ける携
    帯端末と、前記携帯端末からの前記投票に関する情報の
    送信を受け付けるセンター局を備えた通信投票システム
    の登録局であって、 前記携帯端末を介して投票を行なう投票者に対して、各
    投票者に固有となるユーザIDを決定するユーザーID
    決定手段と、 前記携帯端末に対して情報を供給する情報供給手段と、 前記センター局に対し情報を送信する情報送信手段とを
    有し、 投票を行なう前記携帯端末を受け付けて、前記携帯端末
    を介して投票を行う投票者に対してユーザーIDを設定
    するとともに、設定した前記ユーザーIDを、前記セン
    ター局に対して送信することにより、投票を行う投票者
    を前記センター局に登録することを特徴とする登録局。
  37. 【請求項37】投票に関する情報の入力を受け付ける携
    帯端末と、前記携帯端末からの前記投票に関する情報の
    送信を受け付けるセンター局を備えた通信投票システム
    の登録局であって、 前記携帯端末を介して投票を行なう投票者に対して、各
    投票者に固有となるユーザIDを決定するユーザーID
    決定手段と、 前記携帯端末に対して着脱が可能とされたID蓄積手段
    に対して情報を供給するID蓄積手段用の情報供給手段
    と、 前記センター局に対し情報を送信する情報送信手段とを
    有し、 前記ID蓄積手段を受け付けて、前記携帯端末を介して
    投票を行う投票者に対してユーザーIDを設定するとと
    もに、設定した前記ユーザーIDを、前記センター局に
    対して送信することにより、投票を行う前記投票者を前
    記センター局に登録することを特徴とする登録局。
  38. 【請求項38】前記携帯端末を介して投票を行なう投票
    者ごとの得点の初期値を設定する初期値設定手段を有
    し、 予め決められた方法で、または、前記携帯端末を使用す
    るユーザーからの要求に応じて、得点の初期値を設定
    し、前記センター局に対して前記得点の初期値を登録す
    ることを特徴とする請求項35、請求項36または請求
    項37に記載の登録局。
  39. 【請求項39】投票に関する情報の入力を受け付ける携
    帯端末と、前記携帯端末からの前記投票に関する情報の
    送信を受け付けるセンター局を備えた通信投票システム
    の結果出力局であって、 対価を蓄積した対価蓄積手段と、 投票に用いられた前記携帯端末を受け付ける受付手段
    と、 前記受付手段に受け付けられた前記携帯端末の端末番号
    またはユーザIDを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記端末番号またはユー
    ザIDによって特定される投票者の得点を問い合わせる
    情報を送信し、前記センター局からの前記得点を問い合
    わせる情報に対する応答を受信する信号送受信手段と、 前記センター局からの応答を解析し、前記ユーザの得点
    を取得するとともに、取得した得点を対価に変換できる
    か否かを解析する結果解析手段と、 前記、結果解析手段による解析結果を表示する結果表示
    手段と、 前記結果解析手段により、対価の変換が可能であるとさ
    れたときに、前記結果解析手段からの指示に応じて、前
    記対価蓄積手段から対価を抽出し、対価を受け渡す対価
    受け渡し手段とを有し、 前記携帯端末を介して投票を行なった投票者に対して対
    価を受け渡すことを特徴とする結果出力局。
  40. 【請求項40】投票に関する情報の入力を受け付ける携
    帯端末と、前記携帯端末からの前記投票に関する情報の
    送信を受け付けるセンター局を備えた通信投票システム
    の結果出力局であって、 対価を蓄積した対価蓄積手段と、 前記携帯端末に対して着脱可能とされた記録媒体であっ
    て、前記携帯端末を用いて投票を行う投票者に固有のユ
    ーザIDが蓄積され、投票に用いられた前記携帯端末に
    接続されて用いられたID蓄積手段を受け付けるID蓄
    積手段用の受付手段と、 前記ID蓄積手段用の受付手段に受け付けられた前記I
    D蓄積手段からユーザIDを抽出するユーザID抽出手
    段と、 前記ユーザID抽出手段により抽出された前記ユーザI
    Dによって特定される投票者の得点を問い合わせる情報
    を送信し、前記センター局からの前記得点を問い合わせ
    る情報に対する応答を受信する信号送受信手段と、 前記センター局からの応答を解析し、前記ユーザの得点
    を取得するとともに、取得した前記得点を対価に変換で
    きるか否かを解析する結果解析手段と、 前記、結果解析手段による解析結果を表示する結果表示
    手段と、 前記結果解析手段により、対価の変換が可能であるとさ
    れたときに、前記結果解析手段からの指示に応じて、前
    記対価蓄積手段から対価を抽出し、対価を受け渡す対価
    受け渡し手段とを有し、 前記携帯端末を介して投票を行なった投票者に対して対
    価を受け渡すことを特徴とする結果出力局。
  41. 【請求項41】投票に関する情報の入力を受け付ける携
    帯端末と、前記携帯端末からの前記投票に関する情報の
    送信を受け付けるセンター局を備えた通信投票システム
    の接続装置であって、 前記携帯端末との間で通信を行なう通信手段と、 前記センター局の電話番号を記憶している電話番号蓄積
    手段と、 前記電話番号蓄積手段の電話番号に基づいて、前記セン
    ター局に対しての自動発呼処理を行なう自動発呼手段
    と、 公衆電話網を介して前記センター局に接続され、前記自
    動発呼手段の自動発呼処理に応じて、前記センター局と
    の間に電話回線を接続する公衆電話網接続手段とを有
    し、 前記携帯端末と前記公衆電話網を介して投票およびセン
    ター局からの情報の提供を受けることを可能にすること
    を特徴とする接続装置。
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