JP2002288378A - 電話投票装置とそれにネットワーク接続される会員用端末 - Google Patents

電話投票装置とそれにネットワーク接続される会員用端末

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JP2002288378A
JP2002288378A JP2001091823A JP2001091823A JP2002288378A JP 2002288378 A JP2002288378 A JP 2002288378A JP 2001091823 A JP2001091823 A JP 2001091823A JP 2001091823 A JP2001091823 A JP 2001091823A JP 2002288378 A JP2002288378 A JP 2002288378A
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Masafumi Yoshida
政史 吉田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、トータリゼータシステムで簡単な手
続きにより電話投票を実現できるようにする電話投票技
術の提供を目的とする。 【解決手段】端末側で、ファンに対して投票購入用資金
を入金させるとともに、電話番号及び暗証番号を入力さ
せ、電話投票装置側で、その電話番号及び暗証番号を持
つ仮想口座を開設して、そこに入金金額を記録する。そ
して、その電話番号を持つ電話機から投票要求がある
と、電話番号通知サービスにより取得する電話番号と、
その投票要求で通知される暗証番号とに応じた仮想口座
が開設されているのか否かを判断して、仮想口座が開設
されている場合には、その仮想口座に記録される投票購
入用資金金額の範囲内で投票を受け付け、投票結果に応
じて投票購入用資金金額を変更する。そして、端末側か
ら、払戻し要求があるときには、仮想口座に記録される
投票購入用資金金額の範囲内で払戻しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トータリゼータシ
ステムで用いられて、簡単な手続きにより電話投票を実
現できるようにする電話投票装置と、その電話投票装置
にネットワーク接続されて、その電話投票装置による電
話投票を実現できるようにする会員用端末とに関する。
【0002】
【従来の技術】トータリゼータシステムでは、ファン
は、公営競技場内に設置される専用の投票装置を用いて
投票券を購入したり、公営競技場外の売場に設置される
専用の投票装置を用いて投票券を購入したり、電話投票
システムの会員となって、電話により投票を行うように
している。
【0003】この電話投票システムを用いると、ファン
は、公営競技場に出かけなくても投票できるというメリ
ットが得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話投
票システムを利用できるようになるためには、会員にな
るための申込みを行ったり、専用の口座を開設したりし
なければならず、実際には簡単に利用できないのが実情
である。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、簡単な手続きにより電話投票を実現できるよ
うにする新たな電話投票装置の提供と、その電話投票装
置による電話投票を実現できるようにする新たな会員用
端末の提供とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1に本発明を具備する
トータリゼータシステムの概要構成を図示する。
【0007】図中、1は本発明を具備する電話投票装
置、2は本発明を具備する会員用端末、3はファンの使
用する電話機である。
【0008】本発明の電話投票装置1は、会員用端末2
からの情報を入力する端末情報入力手段10と、電話機
3からの情報を入力する電話情報入力手段11と、投票
購入用資金を仮想的に管理する仮想口座12と、仮想口
座12を開設する仮想口座開設手段13と、投票の制御
処理を実行する投票制御手段14と、払戻しの制御処理
を実行する払戻制御手段15と、投票情報などの照会の
制御処理を実行する照会制御手段16とを備える。
【0009】一方、本発明の会員用端末2は、本発明の
電話投票装置1にネットワーク接続される形態で設けら
れるものであって、会員登録処理を実行する会員登録実
行手段20と、払戻し処理を実行する払戻実行手段21
とを備える。
【0010】このように構成される本発明では、会員用
端末2の会員登録実行手段20は、ファンから会員登録
要求が発行されると、ファンと対話することで、投票購
入用資金を入金するとともに、ファンの電話番号及び暗
証番号を入力して、その入金金額/電話番号/暗証番号
の情報を電話投票装置1に送信する。
【0011】この送信を受けて、電話投票装置1の仮想
口座開設手段13は、会員用端末2から送られてきた電
話番号/暗証番号を持つ仮想口座12を開設して、そこ
に会員用端末2から送られてきた入金金額(投票購入用
資金金額)を記録する。
【0012】このようにして、仮想口座12を持つ会員
として登録されると、ファンは、会員登録に用いた電話
番号を持つ電話機3を使い、電話投票装置1に対して、
暗証番号を通知しつつ投票要求を送信してくる。
【0013】この投票要求の送信を受けて、電話投票装
置1の投票制御手段14は、電話番号通知サービスによ
り取得する電話機3の電話番号とその投票要求で通知さ
れる暗証番号とに従って、そのファンが仮想口座12を
持つのか否かを判断して、仮想口座12を持つ場合に
は、その仮想口座12に記録される投票購入用資金金額
の範囲内で投票を受け付け、そして、その受け付けた投
票の結果に応じて、その仮想口座12に記録される投票
購入用資金金額を変更する。
【0014】この投票処理を行うときに、電話投票装置
1の投票制御手段14は、投票要求に対して受付番号を
割り付けて、それを投票要求を発行してきた電話機3に
返信するように処理することがある。
【0015】このようにして、ファンは、本発明の電話
投票システムを利用することで、簡単な手続きにより電
話機3を使って投票を行えるようになる。
【0016】一方、会員用端末2の払戻実行手段21
は、会員登録されたファンから払戻し要求が発行される
と、ファンと対話することで、払戻し金額と会員登録に
用いた電話番号及び暗証番号とを入力して、電話投票装
置1に対して、その電話番号及び暗証番号の正当性と、
その払戻し金額の払戻しが可能であるのか否かを問い合
わせる。
【0017】この問い合わせを受けて、電話投票装置1
の払戻制御手段15は、問い合わせのあった電話番号及
び暗証番号を持つ仮想口座12が存在するのか否かとい
うことと、存在する場合には、その仮想口座12でもっ
て、問い合わせのあった払戻し金額の払戻しが可能であ
るのか否かということをチェックして、そのチェック結
果を会員用端末2に返信する。
【0018】このチェック結果を受けて、会員用端末2
の払戻実行手段21は、電話投票装置1から払戻しの許
可が得られる場合に、ファンの希望する払戻し金額を出
力し、電話投票装置1に対して、その出力した金額を通
知する。
【0019】この払戻し金額の通知を受けて、電話投票
装置1の払戻制御手段15は、払戻し対象となった仮想
口座12に記録される投票購入用資金金額を変更する。
【0020】このようにして、ファンは、本発明の電話
投票システムを利用することで、簡単な手続きにより会
員用端末2を使って投票購入用資金の払戻しを実行でき
るようになる。
【0021】一方、投票を行った後、ファンは、会員登
録に用いた電話番号を持つ電話機3を使い、暗証番号を
通知しつつ、電話投票装置1に対して、仮想口座12に
記録される投票購入用資金金額の照会要求を送信してく
ることがある。
【0022】この照会要求を受けて、電話投票装置1の
照会制御手段16は、電話番号通知サービスにより取得
する電話機3の電話番号とその照会要求で通知される暗
証番号とに従って、そのファンが仮想口座12を持つの
か否かを判断して、仮想口座12を持つ場合には、その
仮想口座12に記録される投票購入用資金金額を照会要
求発行元の電話機3に返信する。
【0023】そして、投票を行った後、ファンは、会員
登録に用いた電話番号を持つ電話機3を使い、投票要求
に割り付けられた受付番号と暗証番号とを通知しつつ、
電話投票装置1に対して、投票要求に関する情報(投票
内容など)についての照会要求を送信してくることがあ
る。
【0024】この照会要求を受けて、電話投票装置1の
照会制御手段16は、電話番号通知サービスにより取得
する電話機3の電話番号とその照会要求で通知される暗
証番号とに従って、そのファンが仮想口座12を持つの
か否かを判断して、仮想口座12を持つ場合には、その
照会要求で指定された受付番号の指す投票要求に関する
照会情報を取得して照会要求発行元の電話機3に返信す
る。
【0025】このようにして、ファンは、本発明の電話
投票システムを利用することで、簡単な手続きにより電
話機3を使って自分の投票した内容などについて照会で
きるようになる。
【0026】以上のようにして、本発明によれば、簡単
な手続きにより電話投票を実現できるようになるのであ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、公営競馬に適用した実施の
形態に従って本発明を詳細に説明する。
【0028】図2に、本発明を具備する公営競馬に適用
されるトータリゼータシステムの一実施形態例を図示す
る。
【0029】図中、30は本発明を具備する電話投票シ
ステム、40は本発明を具備する一時会員用端末、50
は端末制御用ホストであって、電話投票システム30と
一時会員用端末40との間に設けられて一時会員用端末
40を制御するもの、60はファンの使用する電話機、
70は電話回線制御用ホストであって、電話投票システ
ム30と電話機60との間に設けられて電話回線を制御
するもの、80は投票センターシステムであって、電話
投票システム30を利用して投票された投票情報と、電
話投票システム30を利用しないで投票された投票情報
とを統合管理してオッズ情報を算出するとともに、電話
投票システム30に対して、レース結果情報を通知する
ものである。
【0030】本発明の電話投票システム30は、図2に
示すように、投票センターシステム80との間の連携処
理を実行する連携部300と、投票センターシステム8
0から送信されてくるレース結果情報を格納するレース
結果情報データベース301と、仮想口座302と、電
話投票情報データベース303と、会員登録部304
と、投票制御部305と、払戻制御部306と、照会制
御部307とを備える。
【0031】ここで、本発明を実現すべく用意される投
票センターシステム80の備える連携部300/会員登
録部304/投票制御部305/払戻制御部306/照
会制御部307は、具体的にはコンピュータプログラム
で実現されるものであり、これらのコンピュータプログ
ラムは、計算機が読み取り可能な半導体メモリなどの適
当な記録媒体に格納することができる。
【0032】図3に、仮想口座302の一実施形態例を
図示し、図4に、電話投票情報データベース303の一
実施形態例を図示する。
【0033】仮想口座302は、ファンの投票購入用資
金金額の管理のための仮想的な口座として用意されるも
のであって、図3に示すように、例えば通番で割り付け
られる各仮想口座番号に対応付けて、その仮想口座番号
の指定する口座を持つファンが使用する電話機60の電
話番号と、その仮想口座番号の指定する口座を持つファ
ンが指定した暗証番号と、その仮想口座番号の指定する
口座を持つファンに対してシステムが発行した第2の暗
証番号と、その仮想口座番号の指定する口座を持つファ
ンの投票購入用資金金額とを管理する。
【0034】電話投票情報データベース303は、仮想
口座302に口座を持つファンの投票情報を管理するも
のであって、図4に示すように、そのファンの持つ仮想
口座番号に対応付けて、そのファンの投票した情報(例
えば、3月11日開催のA競馬場、第10レース、馬連
「1−2」に1000円といったような投票情報)を管
理する。
【0035】ここで、電話投票情報データベース303
に格納される投票情報には、後述するように、投票制御
部305により投票情報を識別するための受付番号(例
えば、仮想口座番号との組み合わせによって各ファンの
投票した各投票情報を識別する)が割り付けられること
になるので、電話投票情報データベース303は、図4
に示すように、この受付番号を使って、各ファンの投票
した各投票情報を管理するという構成を採っている。
【0036】一方、本発明の一時会員用端末40は、本
発明の電話投票システム30にネットワークを介して接
続されて設けられるものであって、図5に示すように、
ファンとの対話処理のために用意されるディスプレイ及
びテンキーの他に、現金の入出金を取り扱う現金入出金
機構400と、本発明の電話投票システム30を利用で
きる会員(以下、一時会員と称する)になるための登録
処理を実行する一時会員登録処理部401と、一時会員
からの要求に応答して払戻し処理を実行する払戻処理部
402と、本発明の電話投票システム30との間のデー
タのやり取りを実行する通信処理部403とを備える。
【0037】ここで、本発明を実現すべく用意される一
時会員用端末40の備える一時会員登録処理部401/
払戻処理部402/通信処理部403は、具体的にはコ
ンピュータプログラムで実現されるものであり、これら
のコンピュータプログラムは、計算機が読み取り可能な
半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納することがで
きる。
【0038】図6に、一時会員登録処理部401の実行
する処理フローの一実施形態例を図示し、図7に、会員
登録部304の実行する処理フローの一実施形態例を図
示し、図8ないし図10に、投票制御部305の実行す
る処理フローの一実施形態例を図示し、図11に、払戻
処理部402の実行する処理フローの一実施形態例を図
示し、図12に、払戻制御部306の実行する処理フロ
ーの一実施形態例を図示し、図13及び図14に、照会
制御部307の実行する処理フローの一実施形態例を図
示する。
【0039】次に、これらの処理フローに従って、本発
明について詳細に説明する。
【0040】一時会員用端末40の備える一時会員登録
処理部401は、ファンから一時会員の登録要求が発行
されると、図6の処理フローに示すように、先ず最初
に、ステップ1で、登録用入力画面を表示して、ファン
に対して投票購入用資金の入金を指示し、続くステップ
2で、現金入出金機構400を制御することで、その指
示に応答してファンから入金される投票購入用資金を受
け取る。
【0041】すなわち、ファンは、一時会員となること
を希望するときには、登録用入力画面の指示に応答し
て、自分で決めた金額の投票購入用資金を入金してくる
ので、それを受け取ることで投票購入用資金を入金する
のである。
【0042】続いて、ステップ3で、登録用入力画面を
使ってファンと対話することで、ファンの持つ電話機6
0の電話番号と、投票の際に入力させるファンの暗証番
号とを入力する。続いて、ステップ4で、電話投票シス
テム30に対して、入金金額と入力した電話番号及び暗
証番号とを通知しつつ、一時会員の登録要求を送信す
る。
【0043】後述するように、この一時会員の登録要求
に応答して、電話投票システム30の備える会員登録部
304は、セキュリティの強化を図るために用いる第2
の暗証番号を生成して、それを返信してくる。
【0044】これから、続いて、ステップ5で、電話投
票システム30から第2の暗証番号が返信されてくるの
を待って、第2の暗証番号が返信されてくると、続くス
テップ6で、登録用入力画面を使って、ファンに対し
て、その返信されてきた第2の暗証番号を通知して、処
理を終了する。
【0045】この図6の処理フローのステップ4の処理
に従って送信されてくる一時会員の登録要求を受けて、
電話投票システム30の備える会員登録部304は、一
時会員用端末40から一時会員の登録要求が送信されて
くると、図7の処理フローに示すように、先ず最初に、
ステップ1で、一時会員用端末40から送信されてくる
入金金額/電話番号/暗証番号を受信し、続くステップ
2で、乱数発生などを用いて第2の暗証番号を生成す
る。
【0046】続いて、ステップ3で、仮想口座302の
最後尾のエントリーに続く空きのエントリーに、最後尾
のエントリーの持つ仮想口座番号に続く仮想口座番号
(1つインクリメントしたもの)を登録するとともに、
その空きのエントリーに、受信した入金金額/電話番号
/暗証番号と生成した第2の暗証番号とを登録すること
で、一時会員の登録要求を発行してきたファンに対して
仮想的な口座を開設する。
【0047】続いて、ステップ4で、セキュリティの強
化を図るために生成した第2の暗証番号を一時会員用端
末40に返信して、処理を終了する。
【0048】このようにして、一時会員用端末40の備
える一時会員登録処理部401の処理と、電話投票シス
テム30の備える会員登録部304の処理とに従って、
一時会員用端末40へ投票購入用資金を入金したファン
に対して、仮想口座302が開設されることになること
で、そのファンは電話投票システム30を利用できる一
時会員として登録されることになる。
【0049】一時会員として登録されたファンは、その
登録の際に入力した電話番号の電話機60を使って、勝
ち馬投票を行うことになる。
【0050】電話投票システム30の備える投票制御部
305は、一時会員のファンの使用する電話機60から
勝ち馬投票の要求があると、図8及び図9の処理フロー
に示すように、先ず最初に、ステップ1で、電話番号通
知サービスにより通知されるその電話機60の電話番号
を取得する。
【0051】続いて、ステップ2で、プッシュホンなど
により通知される暗証番号/第2の暗証番号を受け取
る。
【0052】すなわち、ファンは、投票を行うにあたっ
て、一時会員の登録の際に入力した暗証番号と電話投票
システム30から与えられた第2の暗証番号とを、プッ
シュホンなどを使って通知することになるので、そのよ
うにして通知される暗証暗号/第2の暗証番号を受け取
るのである。
【0053】続いて、ステップ3で、仮想口座302
に、電話番号通知サービスより取得した電話番号と、フ
ァンの入力してきた暗証番号/第2の暗証番号とを持つ
口座が登録されているのか否かをチェックする。
【0054】続いて、ステップ4で、このチェック処理
に従って、ファンの電話番号/暗証番号/第2の暗証番
号が仮想口座302に登録されていることが得られたの
か否かを判断して、得られなかったことを判断するとき
は、正規の一時会員による投票要求ではないことを判断
して、投票要求を受け付けることなく、そのまま処理を
終了する。
【0055】一方、ステップ4で、ファンの電話番号/
暗証番号/第2の暗証番号が仮想口座302に登録され
ていることで、正規の一時会員による投票要求であるこ
とを判断するときには、ステップ5に進んで、その電話
番号/暗証番号/第2の暗証番号を持つ仮想口座302
のエントリーに記録されている投票購入用資金金額を読
み出す。続いて、ステップ6で、プッシュホンなどによ
り通知される投票情報を受け取る。
【0056】すなわち、ファンは、正規の一時会員であ
ることで投票要求が受け付けられると、プッシュホンな
どを使って、3月11日開催のA競馬場、第10レー
ス、馬連「1−2」に1000円を投票するといったよ
うな投票情報を通知してくるので、そのようにして通知
される投票情報を受け取るのである。
【0057】続いて、ステップ7で、その通知された投
票情報で指定される投票金額が仮想口座302から読み
出した投票購入用資金金額に入るのか否かを判断して、
入らないことを判断するときには、ステップ8に進ん
で、受け取った投票情報をキャンセルして、投票購入用
資金金額に入る投票情報の入力を促すべく、ステップ6
に戻る。
【0058】一方、ステップ7で、通知された投票情報
で指定される投票金額が仮想口座302から読み出した
投票購入用資金金額に入ることを判断するときには、そ
の投票情報をキャンセルすることなく受け付け、ステッ
プ9に進んで、その投票情報に対して、ユニークな受付
番号(例えば、仮想口座番号との組み合わせによって各
ファンの投票した各投票情報を識別できるようにするも
の)を割り付ける。
【0059】続いて、ステップ10で、仮想口座302
に記録されているそのファンの投票購入用資金金額(ス
テップ5で読み出したもの)を、受け付けた投票情報で
指定される投票金額に応じて減額する。
【0060】続いて、ステップ11で、受け付けた投票
情報を電話投票情報データベース303に格納し、続く
ステップ12で、電話機60に対して、例えば自動音声
合成機能を使って割り付けた受付番号を出力すること
で、投票を行ったファンに対して受付番号を返信して、
処理を終了する。
【0061】このようにして電話投票情報データベース
303に格納された投票情報は、レースが終了すること
で払戻しの対象となるのか否かが確定する。
【0062】これから、電話投票システム30の備える
投票制御部305は、レースが終了することで、レース
結果情報データベース301にレース結果情報が格納さ
れると、図10の処理フローに示すように、先ず最初
に、ステップ1で、電話投票情報データベース303に
格納される投票情報の中から、そのレース結果情報によ
り的中が確定する投票情報を検索する。
【0063】続いて、ステップ2で、その的中した投票
情報を持つ仮想口座番号の指す仮想口座302のエント
リーに記録される投票資金用金額を、的中した投票情報
とレース結果情報に記述されるオッズ情報とに応じて増
額して、処理を終了する。
【0064】このようにして、電話投票システム30の
備える投票制御部305の処理に従って、一時会員のフ
ァンは、自分の電話機60を使って投票を行うことがで
きるようになる。
【0065】一時会員となったファンは、投票が的中す
ると、その払戻しを受け取るべく、一時会員用端末40
に払戻しを要求することになる。
【0066】一時会員用端末40の備える払戻処理部4
02は、一時会員から払戻しの要求が発行されると、図
11の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ
1で、払戻し入力画面を表示してファンと対話すること
で、払戻し金額(的中した払戻し金額に限られる必要は
ない)と、会員登録の際に入力させた電話番号/暗証番
号と、会員登録の際に発行した第2の暗証番号とを入力
する。
【0067】続いて、ステップ2で、電話投票システム
30に対して、入力した払戻し金額/電話番号/暗証番
号/第2の暗証番号を通知しつつ、払戻し金額の払戻し
許可を求める。
【0068】後述するように、この払戻し許可の要求に
応答して、電話投票システム30の備える払戻制御部3
06は、払戻し金額が仮想口座302に記録される投票
資金用金額に入るのか否かをチェックすることで、要求
された払戻しが可能であるの否かをチェックして、その
チェック結果を返信してくる。
【0069】これから、続いて、ステップ3で、電話投
票システム30から、このチェック結果が返信されてく
るのを待って、このチェック結果が返信されてくると、
続くステップ4で、払戻しの許可が返信されてきたのか
否かを判断する。
【0070】この判断処理により、電話投票システム3
0から払戻しの不許可が返信されてきたことを判断する
ときには、ステップ5に進んで、払戻し要求を発行した
ファンに対して払戻しができない旨を通知して、処理を
終了する。
【0071】一方、ステップ4で、払戻しの許可が返信
されてきたことを判断するときには、ステップ6に進ん
で、現金入出金機構400を制御することで、払戻し要
求のあった払戻し金額を出金する。
【0072】続いて、ステップ7で、電話投票システム
30に対して、ファンに払戻した金額を送信して、処理
を終了する。
【0073】この図11の処理フローのステップ2の処
理に従って送信されてくる払戻しの許可要求を受けて、
電話投票システム30の備える払戻制御部306は、一
時会員用端末40から払戻しの許可を求める要求が送信
されてくると、図12の処理フローに示すように、先ず
最初に、ステップ1で、一時会員用端末40から送信さ
れてくる払戻し金額/電話番号/暗証番号/第2の暗証
番号を受信する。
【0074】続いて、ステップ2で、仮想口座302
に、受信した電話番号/暗証番号/第2の暗証番号を持
つ口座が登録されているのか否かをチェックする。
【0075】続いて、ステップ3で、このチェック処理
に従って、受信した電話番号/暗証番号/第2の暗証番
号が仮想口座302に登録されていることが得られたの
か否かを判断して、得られなかったことを判断するとき
は、正規の一時会員による払戻し許可の要求ではないこ
とを判断して、ステップ4に進んで、一時会員用端末4
0に対して払戻しの不許可を返信して、処理を終了す
る。
【0076】一方、ステップ3で、受信した電話番号/
暗証番号/第2の暗証番号が仮想口座302に登録され
ていることで、正規の一時会員による払戻し許可の要求
であることを判断するときには、ステップ5に進んで、
その電話番号/暗証番号/第2の暗証番号を持つ仮想口
座302のエントリーに記録されている投票購入用資金
金額を読み出して、受信した払戻し金額がその投票購入
用資金金額に入るのか否かを判断し、入らないことを判
断するときには、ステップ6に進んで、一時会員用端末
40に対して払戻しの不許可を返信して、処理を終了す
る。
【0077】一方、ステップ5で、受信した払戻し金額
が仮想口座302に記録されている投票購入用資金金額
に入ることを判断するときには、ステップ7に進んで、
一時会員用端末40に対して払戻しの許可を返信する。
【0078】この返信に応答して、一時会員用端末40
は、上述したように、払戻しを行ってその金額を返信し
てくる。
【0079】これから、続いて、ステップ8で、一時会
員用端末40から払戻し金額が返信されてくるのを待っ
て、払戻し金額が返信されてくると、ステップ9に進ん
で、仮想口座302に記録されている払戻しを受けたフ
ァンの投票購入用資金金額を、受信した払戻し金額に応
じて減額して、処理を終了する。
【0080】このようにして、一時会員用端末40の備
える払戻処理部402の処理と、電話投票システム30
の備える払戻制御部306の処理とに従って、一時会員
のファンは、一時会員用端末40から、的中した投票に
ついての払戻しを受け取ることができるようになる。
【0081】一時会員のファンは、自分の電話機60を
使って投票を行うときに、仮想口座302に記録される
自分の投票購入用資金金額の残高を知りたいと思うこと
がある。また、自分の電話機60を使って投票を行った
後に、どういう投票を行ったのかを確認したいと思うこ
とがある。また、レースが終わった後に、自分の投票し
たレース結果について知りたいと思うことがある。
【0082】このようなときには、一時会員として登録
されたファンは、その登録の際に入力した電話番号の電
話機60を使って、電話投票システム30に対して、そ
れらの情報の照会要求を行うことになる。
【0083】電話投票システム30の備える照会制御部
307は、一時会員のファンの操作する電話機60から
情報の照会要求があると、図13及び図14の処理フロ
ーに示すように、先ず最初に、ステップ1で、電話番号
通知サービスにより通知されるその電話機60の電話番
号を取得する。
【0084】続いて、ステップ2で、プッシュホンなど
により通知される暗証番号/第2の暗証番号を受け取
る。
【0085】すなわち、ファンは、情報の照会を要求す
るにあたって、一時会員の登録の際に入力した暗証番号
と電話投票システム30から与えられた第2の暗証番号
とを、プッシュホンなどを使って通知することになるの
で、そのようにして通知される暗証暗号/第2の暗証番
号を受け取るのである。
【0086】続いて、ステップ3で、仮想口座302
に、電話番号通知サービスより取得した電話番号と、フ
ァンの入力してきた暗証番号/第2の暗証番号とを持つ
口座が登録されているのか否かをチェックする。
【0087】続いて、ステップ4で、このチェック処理
に従って、ファンの電話番号/暗証番号/第2の暗証番
号が仮想口座302に登録されていることが得られたの
か否かを判断して、得られなかったことを判断するとき
は、正規の一時会員による照会要求ではないことを判断
して、ステップ5に進んで、電話機60に対して、例え
ば自動音声合成機能を使って照会に応じられない旨の音
声信号を出力することで、照会要求を発行してきたファ
ンに対して照会に応じられない旨を返信して、処理を終
了する。
【0088】一方、ステップ4で、ファンの電話番号/
暗証番号/第2の暗証番号が仮想口座302に登録され
ていることで、正規の一時会員による照会要求であるこ
とを判断するときには、ステップ6に進んで、プッシュ
ホンなどにより通知される照会内容種別の情報に従っ
て、仮想口座302に記録される投票購入用資金金額の
残高の照会要求であるのか否かを判断する。
【0089】すなわち、ファンは、情報の照会を要求す
るにあたって、投票購入用資金金額の残高の照会要求で
あるとか、投票した情報の照会要求であるとか、レース
結果の照会要求であるのかということを、プッシュホン
などを使って通知することになるので、この通知に従っ
て、仮想口座302に記録される投票購入用資金金額の
残高の照会要求であるのか否かを判断するのである。
【0090】この判断処理により、仮想口座302に記
録される投票購入用資金金額の残高の照会要求であるこ
とを判断するときには、ステップ7に進んで、入力した
電話番号/暗証番号/第2の暗証番号を持つ仮想口座3
02のエントリーに記録されている投票購入用資金金額
を読み出す。
【0091】続いて、ステップ8で、電話機60に対し
て、例えば自動音声合成機能を使って読み出した投票購
入用資金金額を出力することで、投票購入用資金金額の
残高の照会要求を発行してきたファンに対して投票購入
用資金金額の残高を返信して、処理を終了する。
【0092】一方、ステップ6で、投票購入用資金金額
の残高の照会要求でないことを判断するときには、ステ
ップ9に進んで、プッシュホンなどにより通知される投
票情報の受付番号を受け取る。
【0093】すなわち、ファンは、自分の投票情報を確
認する場合や自分の投票したレース結果を知りたいとき
には、その投票情報の識別情報となる受付番号を、プッ
シュホンなどを使って通知することになるので、そのよ
うにして通知される受付番号を受け取るのである。
【0094】続いて、ステップ10で、電話投票情報デ
ータベース303から、入力した受付番号の指す投票情
報を読み出す。続いて、ステップ11で、プッシュホン
などにより通知された照会内容種別の情報に従って、発
行された照会要求がファンの投票した情報の照会要求で
あるのか否かを判断する。
【0095】この判断処理により、投票情報の照会要求
であることを判断するときには、ステップ12に進ん
で、電話機60に対して、例えば自動音声合成機能を使
って読み出した投票情報を出力することで、投票情報の
照会要求を発行してきたファンに対して照会要求のある
投票情報を返信して、処理を終了する。
【0096】一方、ステップ11で、ファンの投票した
情報の照会要求でないことを判断するとき、すなわち、
発行された照会要求がレース結果情報の照会要求である
ことを判断するときには、ステップ13に進んで、読み
出した投票情報を検索キーにしてレース結果情報データ
ベース301を検索することで、レース結果情報データ
ベース301から、入力した受付番号の指すレース結果
情報を読み出す。
【0097】続いて、ステップ14で、電話機60に対
して、例えば自動音声合成機能を使って読み出したレー
ス結果情報を出力することで、レース結果情報の照会要
求を発行してきたファンに対して照会要求のあるレース
結果情報を返信して、処理を終了する。
【0098】このようにして、電話投票システム30の
備える照会制御部307の処理に従って、一時会員のフ
ァンは、仮想口座302に記録される投票購入用資金の
残高や、自分の投票した投票情報の内容や、自分の投票
したレースについての結果を知ることができるようにな
る。
【0099】以上に説明した実施形態例では説明しなか
ったが、ある期間以上電話投票システム30が利用され
ない場合には、仮想口座302からその利用されない口
座を削除したり、仮想口座302に記録される投票購入
用資金の残高がゼロになる場合には、仮想口座302か
らその残高がゼロとなった口座を削除したりすること
で、仮想口座302の容量が大きくなるのを防止するよ
うな構成を採ることが可能である。
【0100】また、投票時や払戻し時に、暗証番号や第
2の暗証番号の入力ミスが何回も起こるときには、一時
会員として登録されているファンによる投票要求や払戻
し要求でないことを判断して、一時的に、システムへの
アクセスを禁止にするというような構成を用いることも
可能である。
【0101】図示実施形態例に従って本発明を説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
実施形態例では、プッシュホンを使って投票情報や照会
情報の種別情報を電話投票システム30に入力させるこ
とで説明したが、ブラウザ搭載の携帯電話機などを使用
する場合には、電話投票システム30は、投票用入力画
面などを使って投票情報などを入力させるようにしても
よい。
【0102】(付記1)トータリゼータシステムで用い
られる電話投票装置であって、会員登録要求で通知され
る投票購入用資金の入金金額、電話番号及び暗証番号に
応じた仮想口座を開設する手段と、電話番号通知サービ
スにより取得する投票要求で用いられる電話機の電話番
号と、該投票要求で通知される暗証番号とに応じた上記
仮想口座が開設されているのか否かを判断する手段と、
上記仮想口座が開設されていることを判断する場合に、
上記仮想口座に記録される投票購入用資金金額の範囲内
で投票を受け付け、該投票結果に応じて該投票購入用資
金金額を変更する手段とを備えることを、特徴とする電
話投票装置。
【0103】(付記2)付記1に記載される電話投票装
置において、払戻し要求で通知される電話番号及び暗証
番号に応じた上記仮想口座が存在するのか否かというこ
とと、存在する場合には、その仮想口座でもって、該払
戻し要求で通知される金額の払戻しが可能であるのか否
かということをチェックする手段と、上記チェック結果
に応答して払戻しが行われる場合に、上記仮想口座に記
録される投票購入用資金金額を変更する手段とを備える
ことを、特徴とする電話投票装置。
【0104】(付記3)付記1又は2に記載される電話
投票装置において、電話機により発行される上記仮想口
座に記録される投票購入用資金金額の照会要求に対し
て、電話番号及び暗証番号が一致することを条件にし
て、該投票購入用資金金額を返信する手段を備えること
を、特徴とする電話投票装置。
【0105】(付記4)付記1ないし3のいずれか1項
に記載される電話投票装置において、投票要求に対して
受付番号を割り付ける手段と、電話機により発行される
上記受付番号を指定する照会要求に対して、電話番号及
び暗証番号が一致することを条件にして、その受付番号
の指す投票要求に関する照会情報を取得して返信する手
段とを備えることを、特徴とする電話投票装置。
【0106】(付記5)トータリゼータシステムで用い
られる電話投票装置にネットワーク接続される会員用端
末であって、会員登録要求に応答して、投票購入用資金
を入金するとともに、電話番号及び暗証番号を入力する
手段と、上記電話投票装置に対して、上記入金金額と上
記入力する情報とを通知する手段と、上記電話投票装置
に対して、払戻し要求で指定される電話番号及び暗証番
号の正当性と、該払戻し要求で指定される払戻し金額の
払戻しが可能であるのか否かを問い合わせる手段と、上
記問い合わせにより払戻しの許可が得られる場合に、上
記払戻し金額を出力するとともに、上記電話投票装置に
対して、その出力した払戻し金額を通知する手段とを備
えることを、特徴とする会員用端末。
【0107】(付記6)トータリゼータシステムで用い
られる電話投票装置の実現に用いられる電話投票処理用
プログラムであって、会員登録要求で通知される投票購
入用資金の入金金額、電話番号及び暗証番号に応じた仮
想口座を開設する処理と、電話番号通知サービスにより
取得する投票要求で用いられる電話機の電話番号と、該
投票要求で通知される暗証番号とに応じた上記仮想口座
が開設されているのか否かを判断する処理と、上記仮想
口座が開設されていることを判断する場合に、上記仮想
口座に記録される投票購入用資金金額の範囲内で投票を
受け付け、該投票結果に応じて該投票購入用資金金額を
変更する処理とをコンピュータに実行させるための電話
投票処理用プログラム。
【0108】(付記7)トータリゼータシステムで用い
られる電話投票装置の実現に用いられる電話投票処理用
プログラムを記録した記録媒体であって、会員登録要求
で通知される投票購入用資金の入金金額、電話番号及び
暗証番号に応じた仮想口座を開設する処理と、電話番号
通知サービスにより取得する投票要求で用いられる電話
機の電話番号と、該投票要求で通知される暗証番号とに
応じた上記仮想口座が開設されているのか否かを判断す
る処理と、上記仮想口座が開設されていることを判断す
る場合に、上記仮想口座に記録される投票購入用資金金
額の範囲内で投票を受け付け、該投票結果に応じて該投
票購入用資金金額を変更する処理とをコンピュータに実
行させるためのプログラムを記録した電話投票処理用プ
ログラムの記録媒体。
【0109】(付記8)トータリゼータシステムで用い
られる電話投票装置にネットワーク接続される会員用端
末の実現に用いられる電話投票処理用プログラムであっ
て、会員登録要求に応答して、投票購入用資金を入金す
るとともに、電話番号及び暗証番号を入力する処理と、
上記電話投票装置に対して、上記入金金額と上記入力す
る情報とを通知する処理と、上記電話投票装置に対し
て、払戻し要求で指定される電話番号及び暗証番号の正
当性と、該払戻し要求で指定される払戻し金額の払戻し
が可能であるのか否かを問い合わせる処理と、上記問い
合わせにより払戻しの許可が得られる場合に、上記払戻
し金額を出力するとともに、上記電話投票装置に対し
て、その出力した払戻し金額を通知する処理とをコンピ
ュータに実行させるための電話投票処理用プログラム。
【0110】(付記9)トータリゼータシステムで用い
られる電話投票装置にネットワーク接続される会員用端
末の実現に用いられる電話投票処理用プログラムを記録
した記録媒体であって、会員登録要求に応答して、投票
購入用資金を入金するとともに、電話番号及び暗証番号
を入力する処理と、上記電話投票装置に対して、上記入
金金額と上記入力する情報とを通知する処理と、上記電
話投票装置に対して、払戻し要求で指定される電話番号
及び暗証番号の正当性と、該払戻し要求で指定される払
戻し金額の払戻しが可能であるのか否かを問い合わせる
処理と、上記問い合わせにより払戻しの許可が得られる
場合に、上記払戻し金額を出力するとともに、上記電話
投票装置に対して、その出力した払戻し金額を通知する
処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録した電話投票処理用プログラムの記録媒体。
【0111】
【発明の効果】従来の電話投票システムでは、ファンは
会員になるまでに申し込みや口座開設など色々な手続き
が必要となるが、本発明によれば、ファンは簡単な手続
きで会員になって電話投票を行えるようになる。
【0112】そして、本発明の実現に用いられる一時会
員用端末は、OMRカードや投票券用紙などの消耗品を
一切用いないことで保守が簡単であるということや、投
票に用いられるものでないことで、それが設置されても
ファンがたむろするようなこともないことにより地域住
民からの反対も少ないことが予想され、これから街中に
設置することが比較的容易となることから、本発明によ
れば、街中でも手軽に投票券の購入や払戻しを行うこと
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要構成図である。
【図2】本発明の一実施形態例である。
【図3】仮想口座の一実施形態例である。
【図4】電話投票情報データベースの一実施形態例であ
る。
【図5】一時会員用端末の一実施形態例である。
【図6】一時会員登録処理部の実行する処理フローの一
実施形態例である。
【図7】会員登録部の実行する処理フローの一実施形態
例である。
【図8】投票制御部の実行する処理フローの一実施形態
例である。
【図9】投票制御部の実行する処理フローの一実施形態
例である。
【図10】投票制御部の実行する処理フローの一実施形
態例である。
【図11】払戻処理部の実行する処理フローの一実施形
態例である。
【図12】払戻制御部の実行する処理フローの一実施形
態例である。
【図13】照会制御部の実行する処理フローの一実施形
態例である。
【図14】照会制御部の実行する処理フローの一実施形
態例である。
【符号の説明】
1 電話投票装置 2 会員用端末 3 電話機 10 端末情報入力手段 11 電話情報入力手段 12 仮想口座 13 仮想口座開設手段 14 投票制御手段 15 払戻制御手段 16 照会制御手段 20 会員登録実行手段 21 払戻実行手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トータリゼータシステムで用いられる電
    話投票装置であって、 会員登録要求で通知される投票購入用資金の入金金額、
    電話番号及び暗証番号に応じた仮想口座を開設する手段
    と、 電話番号通知サービスにより取得する投票要求で用いら
    れる電話機の電話番号と、該投票要求で通知される暗証
    番号とに応じた上記仮想口座が開設されているのか否か
    を判断する手段と、 上記仮想口座が開設されていることを判断する場合に、
    上記仮想口座に記録される投票購入用資金金額の範囲内
    で投票を受け付け、該投票結果に応じて該投票購入用資
    金金額を変更する手段とを備えることを、 特徴とする電話投票装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される電話投票装置にお
    いて、 払戻し要求で通知される電話番号及び暗証番号に応じた
    上記仮想口座が存在するのか否かということと、存在す
    る場合には、その仮想口座でもって、該払戻し要求で通
    知される金額の払戻しが可能であるのか否かということ
    をチェックする手段と、 上記チェック結果に応答して払戻しが行われる場合に、
    上記仮想口座に記録される投票購入用資金金額を変更す
    る手段とを備えることを、 特徴とする電話投票装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載される電話投票装
    置において、 電話機により発行される上記仮想口座に記録される投票
    購入用資金金額の照会要求に対して、電話番号及び暗証
    番号が一致することを条件にして、該投票購入用資金金
    額を返信する手段を備えることを、 特徴とする電話投票装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    される電話投票装置において、 投票要求に対して受付番号を割り付ける手段と、 電話機により発行される上記受付番号を指定する照会要
    求に対して、電話番号及び暗証番号が一致することを条
    件にして、その受付番号の指す投票要求に関する照会情
    報を取得して返信する手段とを備えることを、 特徴とする電話投票装置。
  5. 【請求項5】 トータリゼータシステムで用いられる電
    話投票装置にネットワーク接続される会員用端末であっ
    て、 会員登録要求に応答して、投票購入用資金を入金すると
    ともに、電話番号及び暗証番号を入力する手段と、 上記電話投票装置に対して、上記入金金額と上記入力す
    る情報とを通知する手段と、 上記電話投票装置に対して、払戻し要求で指定される電
    話番号及び暗証番号の正当性と、該払戻し要求で指定さ
    れる払戻し金額の払戻しが可能であるのか否かを問い合
    わせる手段と、 上記問い合わせにより払戻しの許可が得られる場合に、
    上記払戻し金額を出力するとともに、上記電話投票装置
    に対して、その出力した払戻し金額を通知する手段とを
    備えることを、 特徴とする会員用端末。
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