JPH103987A - 有機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents
有機エレクトロルミネッセンス素子Info
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- JPH103987A JPH103987A JP8151264A JP15126496A JPH103987A JP H103987 A JPH103987 A JP H103987A JP 8151264 A JP8151264 A JP 8151264A JP 15126496 A JP15126496 A JP 15126496A JP H103987 A JPH103987 A JP H103987A
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
- H10K59/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
- H10K59/10—OLED displays
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
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- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各固定表示セグメントの印加電圧を略同一に
して輝度バラツキをほとんど無くし、表示品位の向上を
図る。 【解決手段】 各固定表示セグメントA〜Gの配線7a
〜7gに流れる電流値による許容電圧ドロップ分を考慮
した上で、各固定表示セグメントA〜Gに同一電圧が印
加されるように、各固定表示セグメントA〜Gの配線7
a〜7gのパターン形状(長さ、幅、厚さ等)を変えて
抵抗値を設定する。各固定表示セグメントA〜Gの表示
面積が同一の場合には、各固定表示セグメントA〜Gへ
の印加電圧が同一となるように、各固定表示セグメント
A〜Gの配線7a〜7gの長さの比に応じて各固定表示
セグメントA〜Gの配線7a〜7gの線幅が設定され
る。
して輝度バラツキをほとんど無くし、表示品位の向上を
図る。 【解決手段】 各固定表示セグメントA〜Gの配線7a
〜7gに流れる電流値による許容電圧ドロップ分を考慮
した上で、各固定表示セグメントA〜Gに同一電圧が印
加されるように、各固定表示セグメントA〜Gの配線7
a〜7gのパターン形状(長さ、幅、厚さ等)を変えて
抵抗値を設定する。各固定表示セグメントA〜Gの表示
面積が同一の場合には、各固定表示セグメントA〜Gへ
の印加電圧が同一となるように、各固定表示セグメント
A〜Gの配線7a〜7gの長さの比に応じて各固定表示
セグメントA〜Gの配線7a〜7gの線幅が設定され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陽極、有機化合物
からなる正孔輸送層、有機化合物からなる発光層及び陰
極が順に積層された固定表示セグメントを複数備えた固
定表示パターンによる有機エレクトロルミネッセンス素
子(以下、有機ELという)に関する。
からなる正孔輸送層、有機化合物からなる発光層及び陰
極が順に積層された固定表示セグメントを複数備えた固
定表示パターンによる有機エレクトロルミネッセンス素
子(以下、有機ELという)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に知られている有機ELとして
は、図3(a)に示すように、有機蛍光体薄膜による発
光層1と有機正孔輸送層2の2層が、陰極をなす金属電
極(例えばMg:AgあるいはAl:Li)3と陽極を
なす透明電極4との間に互いに積層され、陽極をなす透
明電極4の外側にガラス基板5が配設された2層構造と
呼ばれるものがある。又、図3(b)に示すように、上
記2層構造における有機正孔輸送層2と発光層1に加え
て有機電子輸送層6が積層された3層構造と呼ばれるも
ある。
は、図3(a)に示すように、有機蛍光体薄膜による発
光層1と有機正孔輸送層2の2層が、陰極をなす金属電
極(例えばMg:AgあるいはAl:Li)3と陽極を
なす透明電極4との間に互いに積層され、陽極をなす透
明電極4の外側にガラス基板5が配設された2層構造と
呼ばれるものがある。又、図3(b)に示すように、上
記2層構造における有機正孔輸送層2と発光層1に加え
て有機電子輸送層6が積層された3層構造と呼ばれるも
ある。
【0003】ところで、この種の有機ELでは、低電圧
(例えば10V以下)で高輝度(例えば1000cd/
m2 以上)の発光が得られるが、流れる電流も大きく、
瞬間的には1A/cm2 以上流れる場合がある。このた
め、表示パターンをなす発光部に至るまでの配線抵抗に
より、電圧のドロップが大きくなり、各発光部での印加
電圧が異なってしまい、輝度バラツキが生じる。
(例えば10V以下)で高輝度(例えば1000cd/
m2 以上)の発光が得られるが、流れる電流も大きく、
瞬間的には1A/cm2 以上流れる場合がある。このた
め、表示パターンをなす発光部に至るまでの配線抵抗に
より、電圧のドロップが大きくなり、各発光部での印加
電圧が異なってしまい、輝度バラツキが生じる。
【0004】又、陽極配線材料としては、主にITO
(インジウムすず酸化物)が使用されている。その理由
は、表示部の光透過性と4.5eV以上の仕事関数を持
った材料でないと、ホール注入効率が悪くなることによ
る。この他の材料としては、Au,Pt,Ni等が候補
として挙げられるが、これらの材料では、透明性を確保
するには薄く形成しなければならないため、シート抵抗
が高くなってしまい、実際にはITOが使用される。
(インジウムすず酸化物)が使用されている。その理由
は、表示部の光透過性と4.5eV以上の仕事関数を持
った材料でないと、ホール注入効率が悪くなることによ
る。この他の材料としては、Au,Pt,Ni等が候補
として挙げられるが、これらの材料では、透明性を確保
するには薄く形成しなければならないため、シート抵抗
が高くなってしまい、実際にはITOが使用される。
【0005】そして、比抵抗の高いITOを使用した場
合、配線抵抗が高くなるため、特開平6−5369号公
報に開示される構成を採用していた。すなわち、この有
機ELは、図4(a)に示すように、正孔輸送層21及
び発光層22を挟持して互いに対向し対をなす透明陽極
23及び金属陰極24とによって発光部が形成され、透
明陽極23及び金属陰極24の各々が互いに対向して交
差する交差領域部の発光部を1単位として1画素を形成
してドットマトリクス表示を行うもので、透明陽極23
よりも仕事関数の低い金属膜25を透明陽極23及び正
孔輸送層21間の一部に積層させて2層配線構造とし、
全体の抵抗を下げるように構成されている。
合、配線抵抗が高くなるため、特開平6−5369号公
報に開示される構成を採用していた。すなわち、この有
機ELは、図4(a)に示すように、正孔輸送層21及
び発光層22を挟持して互いに対向し対をなす透明陽極
23及び金属陰極24とによって発光部が形成され、透
明陽極23及び金属陰極24の各々が互いに対向して交
差する交差領域部の発光部を1単位として1画素を形成
してドットマトリクス表示を行うもので、透明陽極23
よりも仕事関数の低い金属膜25を透明陽極23及び正
孔輸送層21間の一部に積層させて2層配線構造とし、
全体の抵抗を下げるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−5369号公報に記載の有機ELでは、各発光部で
の配線抵抗の変化については何ら問題としておらず、上
述した輝度バラツキを防止するためには、例えば図4
(b)に示すような定電流回路26を各発光部のライン
毎に接続して対応しているものと思われる。
6−5369号公報に記載の有機ELでは、各発光部で
の配線抵抗の変化については何ら問題としておらず、上
述した輝度バラツキを防止するためには、例えば図4
(b)に示すような定電流回路26を各発光部のライン
毎に接続して対応しているものと思われる。
【0007】このように、上述した特開平6−5369
号公報に記載の有機ELの構成では、配線抵抗の変化に
よる各発光部での輝度バラツキを防止するため、各ライ
ン毎に定電流回路26を接続する必要があり、コストが
嵩むという問題があった。
号公報に記載の有機ELの構成では、配線抵抗の変化に
よる各発光部での輝度バラツキを防止するため、各ライ
ン毎に定電流回路26を接続する必要があり、コストが
嵩むという問題があった。
【0008】又、固定パターン表示のように発光部を固
定表示セグメントとして構成し、各固定表示セグメント
の表示面積が異なる場合には、電圧供給端子から各固定
表示セグメントまでの配線の長さも異なる。このため、
電圧供給端子が同電位であっても、各固定表示セグメン
トに流れる電流が異なるため配線毎に電圧ドロップの大
きさが異なり、そのままでは各発光部に輝度ムラが生じ
る。
定表示セグメントとして構成し、各固定表示セグメント
の表示面積が異なる場合には、電圧供給端子から各固定
表示セグメントまでの配線の長さも異なる。このため、
電圧供給端子が同電位であっても、各固定表示セグメン
トに流れる電流が異なるため配線毎に電圧ドロップの大
きさが異なり、そのままでは各発光部に輝度ムラが生じ
る。
【0009】この問題を解消するためには、各固定表示
セグメントの配線に流れる電流をコントロールしなけれ
ばならず、回路構成が非常に複雑になるという問題を招
く。例えば駆動回路の内部に抵抗補正を入れたとしても
コスト高につながる。
セグメントの配線に流れる電流をコントロールしなけれ
ばならず、回路構成が非常に複雑になるという問題を招
く。例えば駆動回路の内部に抵抗補正を入れたとしても
コスト高につながる。
【0010】仮に、抵抗補正をしなければ、印加電圧を
10V、所要電流(輝度)を1mA、ITOによる配線
抵抗を1kΩとした場合、1Vの電圧ドロップが生じ
る。そして、1Vの電圧ドロップがあると、数100c
d/m2 の輝度差に及ぶことになる。
10V、所要電流(輝度)を1mA、ITOによる配線
抵抗を1kΩとした場合、1Vの電圧ドロップが生じ
る。そして、1Vの電圧ドロップがあると、数100c
d/m2 の輝度差に及ぶことになる。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、各固定表示セグメントの印加電圧を略同一に
して輝度バラツキをほとんど無くすことができ、表示品
位の向上が図れる有機ELを提供することを目的として
いる。
のであり、各固定表示セグメントの印加電圧を略同一に
して輝度バラツキをほとんど無くすことができ、表示品
位の向上が図れる有機ELを提供することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、陽極、有機化合物からなる正孔
輸送層、有機化合物からなる発光層及び陰極が順に積層
されてなる固定表示セグメントを複数備えた有機ELに
おいて、前記複数の固定表示セグメントのそれぞれに略
同一電圧が印加されるように、前記陽極及び陰極の電源
端子から前記固定表示セグメントのそれぞれに接続され
る配線の抵抗値が流れる電流に応じて設定されているこ
とを特徴とする。
め、請求項1の発明は、陽極、有機化合物からなる正孔
輸送層、有機化合物からなる発光層及び陰極が順に積層
されてなる固定表示セグメントを複数備えた有機ELに
おいて、前記複数の固定表示セグメントのそれぞれに略
同一電圧が印加されるように、前記陽極及び陰極の電源
端子から前記固定表示セグメントのそれぞれに接続され
る配線の抵抗値が流れる電流に応じて設定されているこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の有機ELに
おいて、前記配線の抵抗値が、パターン形状を変化させ
ることにより得られる構成とされる。
おいて、前記配線の抵抗値が、パターン形状を変化させ
ることにより得られる構成とされる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は2の有機
ELにおいて、前記配線が、比抵抗の異なる材料の組み
合わせからなる構成とされる。
ELにおいて、前記配線が、比抵抗の異なる材料の組み
合わせからなる構成とされる。
【0015】本発明の有機ELでは、所望の表示を行う
にあたって、各固定表示セグメントの配線に流れる電流
値による許容電圧ドロップ分を考慮した上で、各固定表
示セグメントに略同一電圧が印加されるように、各固定
表示セグメントの配線のパターン形状(長さ、幅、厚さ
等)を変えることにより抵抗値が設定される。又、配線
として、比抵抗の異なる材料、例えばAlとITOを組
み合わせて用いる。その際、配線の大半を占める共通配
線部分にAlを用い、この共通配線と各固定表示セグメ
ントとの間にITOを用いる。これにより、配線抵抗の
選択範囲を拡張でき、配線の引き回しも容易に行え、線
幅、形状の制約の大きいダイナミック駆動で動作させる
場合に最適である。
にあたって、各固定表示セグメントの配線に流れる電流
値による許容電圧ドロップ分を考慮した上で、各固定表
示セグメントに略同一電圧が印加されるように、各固定
表示セグメントの配線のパターン形状(長さ、幅、厚さ
等)を変えることにより抵抗値が設定される。又、配線
として、比抵抗の異なる材料、例えばAlとITOを組
み合わせて用いる。その際、配線の大半を占める共通配
線部分にAlを用い、この共通配線と各固定表示セグメ
ントとの間にITOを用いる。これにより、配線抵抗の
選択範囲を拡張でき、配線の引き回しも容易に行え、線
幅、形状の制約の大きいダイナミック駆動で動作させる
場合に最適である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明による有機ELの第
1実施の形態を示す図である。この第1実施の形態によ
る有機ELは、同一の表示面積による7個の固定表示セ
グメントA,B,C,D,E,F,Gを備えている。各
固定表示セグメントA〜Gは、図3に示す2層構造又は
図4に示す3層構造の構成が採用される。
1実施の形態を示す図である。この第1実施の形態によ
る有機ELは、同一の表示面積による7個の固定表示セ
グメントA,B,C,D,E,F,Gを備えている。各
固定表示セグメントA〜Gは、図3に示す2層構造又は
図4に示す3層構造の構成が採用される。
【0017】2層構造の構成を採用した場合、各固定表
示セグメントA〜Gは、有機蛍光体薄膜による発光層1
と有機正孔輸送層2とが、陰極をなす金属電極3と陽極
をなす透明電極4との間に互いに積層される。そして、
各固定表示セグメントA〜Gの陽極をなす透明電極4の
外側にガラス基板5が密着して配設されるようにガラス
基板5上に各層が順に積層されている。
示セグメントA〜Gは、有機蛍光体薄膜による発光層1
と有機正孔輸送層2とが、陰極をなす金属電極3と陽極
をなす透明電極4との間に互いに積層される。そして、
各固定表示セグメントA〜Gの陽極をなす透明電極4の
外側にガラス基板5が密着して配設されるようにガラス
基板5上に各層が順に積層されている。
【0018】3層構造の構成を採用した場合、各固定表
示セグメントA〜Gは、有機電子輸送層6、発光層1及
び有機正孔輸送層2とが、陰極をなす金属電極3と陽極
をなす透明電極4との間に互いに積層される。そして、
各固定表示セグメントA〜Gの陽極をなす透明電極4の
外側にガラス基板5が密着して配設される。
示セグメントA〜Gは、有機電子輸送層6、発光層1及
び有機正孔輸送層2とが、陰極をなす金属電極3と陽極
をなす透明電極4との間に互いに積層される。そして、
各固定表示セグメントA〜Gの陽極をなす透明電極4の
外側にガラス基板5が密着して配設される。
【0019】尚、陰極をなす金属電極3に仕事関数の小
さなものを用い、陽極をなす透明電極4には仕事関数の
大きなものを用いることにより、電荷の注入効率が上が
り、発光効率を向上させている。具体的には、陰極をな
す金属電極3として、アルミニウム、マグネシウム、イ
ンジウム、銀又は各々の合金等の仕事関数が小さい金属
が用いられる。又、陽極をなす透明電極4には、ITO
や金等の仕事関数の大きな導電性材料が用いられる。陽
極を金で構成する場合には、半透明の状態となるように
薄膜形成される。
さなものを用い、陽極をなす透明電極4には仕事関数の
大きなものを用いることにより、電荷の注入効率が上が
り、発光効率を向上させている。具体的には、陰極をな
す金属電極3として、アルミニウム、マグネシウム、イ
ンジウム、銀又は各々の合金等の仕事関数が小さい金属
が用いられる。又、陽極をなす透明電極4には、ITO
や金等の仕事関数の大きな導電性材料が用いられる。陽
極を金で構成する場合には、半透明の状態となるように
薄膜形成される。
【0020】各固定表示セグメントA〜Gの陰極をなす
金属電極3は、この実施の形態では共通電極となり、陽
極をなす透明電極4は、各固定表示セグメントA〜G毎
に異なる長さの配線7(7a〜7g)を介して電圧供給
端子10に接続され、一つの電圧源によって駆動され
る、所謂スタティック駆動の配線構造とされている。
尚、陰極をなす金属電極3は、陽極をなす透明電極4の
配線部にかからないように形成されている。
金属電極3は、この実施の形態では共通電極となり、陽
極をなす透明電極4は、各固定表示セグメントA〜G毎
に異なる長さの配線7(7a〜7g)を介して電圧供給
端子10に接続され、一つの電圧源によって駆動され
る、所謂スタティック駆動の配線構造とされている。
尚、陰極をなす金属電極3は、陽極をなす透明電極4の
配線部にかからないように形成されている。
【0021】電圧供給端子10から各固定表示セグメン
トA〜Gまでの配線7a〜7gの抵抗値は、各固定表示
セグメントA〜Gの配線7a〜7gに流れる電流値(表
示面積に比例)による許容電圧ドロップ分を考慮した上
で、各固定表示セグメントA〜Gに同一の電圧(±10
%程度の誤差を含む)が印加されるように補正される。
トA〜Gまでの配線7a〜7gの抵抗値は、各固定表示
セグメントA〜Gの配線7a〜7gに流れる電流値(表
示面積に比例)による許容電圧ドロップ分を考慮した上
で、各固定表示セグメントA〜Gに同一の電圧(±10
%程度の誤差を含む)が印加されるように補正される。
【0022】ここで、供給電圧V0 (V)、許容電圧ド
ロップV1 (V)、各固定表示セグメントA〜Gに流れ
るアノード電流をa〜g(mA)としたとき、各固定表
示セグメントA〜G毎に必要とされる抵抗値は、RA
(Ω)=V1 (V)/a(mA)、RB (Ω)=V1
(V)/b(mA)、RC (Ω)=V1 (V)/c(m
A)、RD (Ω)=V1 (V)/d(mA)、RE
(Ω)=V1 (V)/e(mA)、RF (Ω)=V1
(V)/f(mA)、RG (Ω)=V1 (V)/g(m
A)として求められる。そして、上記抵抗値が得られる
ように、各固定表示セグメントA〜Gの配線7a〜7g
のパターン形状(長さ、幅、厚さ等)が設定される。
ロップV1 (V)、各固定表示セグメントA〜Gに流れ
るアノード電流をa〜g(mA)としたとき、各固定表
示セグメントA〜G毎に必要とされる抵抗値は、RA
(Ω)=V1 (V)/a(mA)、RB (Ω)=V1
(V)/b(mA)、RC (Ω)=V1 (V)/c(m
A)、RD (Ω)=V1 (V)/d(mA)、RE
(Ω)=V1 (V)/e(mA)、RF (Ω)=V1
(V)/f(mA)、RG (Ω)=V1 (V)/g(m
A)として求められる。そして、上記抵抗値が得られる
ように、各固定表示セグメントA〜Gの配線7a〜7g
のパターン形状(長さ、幅、厚さ等)が設定される。
【0023】図1の例では、アノード電流に比例する各
固定表示セグメントA〜Gの表示面積が同一面積なの
で、各固定表示セグメントA〜Gの配線7a〜7gは、
各固定表示セグメントA〜Gに同一電圧が印加されるよ
うに、各固定表示セグメントA〜Gの配線7a〜7gの
長さの比から線幅を設定している。
固定表示セグメントA〜Gの表示面積が同一面積なの
で、各固定表示セグメントA〜Gの配線7a〜7gは、
各固定表示セグメントA〜Gに同一電圧が印加されるよ
うに、各固定表示セグメントA〜Gの配線7a〜7gの
長さの比から線幅を設定している。
【0024】具体的には、各固定表示セグメントA〜G
による配線7a〜7gの長さの比が固定表示セグメント
Aを基準としてA:B:C:D:E:F:G=1:2:
3:5:6:7:10の場合、各固定表示セグメントA
〜Gの配線7a〜7gの線幅は、アノード電流a〜gに
比例する各固定表示セグメントA〜Gの表示面積が同一
面積なので、配線7a〜7gの長さの比に比例した値と
なる。
による配線7a〜7gの長さの比が固定表示セグメント
Aを基準としてA:B:C:D:E:F:G=1:2:
3:5:6:7:10の場合、各固定表示セグメントA
〜Gの配線7a〜7gの線幅は、アノード電流a〜gに
比例する各固定表示セグメントA〜Gの表示面積が同一
面積なので、配線7a〜7gの長さの比に比例した値と
なる。
【0025】したがって、今、抵抗RA を得るために必
要な固定表示セグメントAの配線7aの線幅tA が50
μmとして設定されると、その他の各固定表示セグメン
トB〜Gの配線7b〜7gの線幅tB〜tGは、B=1
00μm、C=150μm、D=250μm、E=30
0μm、F=350μm、G=500μmに設定され
る。これにより、各固定表示セグメントA〜Gには、そ
れぞれ対応する配線7a〜7gを介して同一電圧が印加
されることになる。
要な固定表示セグメントAの配線7aの線幅tA が50
μmとして設定されると、その他の各固定表示セグメン
トB〜Gの配線7b〜7gの線幅tB〜tGは、B=1
00μm、C=150μm、D=250μm、E=30
0μm、F=350μm、G=500μmに設定され
る。これにより、各固定表示セグメントA〜Gには、そ
れぞれ対応する配線7a〜7gを介して同一電圧が印加
されることになる。
【0026】上記のようにして構成された有機ELにお
いて、電圧供給端子10より配線7を介して所定の固定
表示セグメントにおける陽極と陰極間に所定電圧が印加
されると、金属電極3から注入された電子と透明電極4
から注入された正孔との再結合により励起子が生じる。
その際、各固定表示セグメントには、電圧供給端子10
より同一電圧が印加される。そして、前記励起子が放射
失活する過程で放たれる光が透明電極4及びガラス板5
を通過して外部に放出される。これにより、輝度バラツ
キの少ない所望の表示が行われる。
いて、電圧供給端子10より配線7を介して所定の固定
表示セグメントにおける陽極と陰極間に所定電圧が印加
されると、金属電極3から注入された電子と透明電極4
から注入された正孔との再結合により励起子が生じる。
その際、各固定表示セグメントには、電圧供給端子10
より同一電圧が印加される。そして、前記励起子が放射
失活する過程で放たれる光が透明電極4及びガラス板5
を通過して外部に放出される。これにより、輝度バラツ
キの少ない所望の表示が行われる。
【0027】尚、上記実施の形態では、7個の固定表示
セグメントA〜Gにより表示を行う構成としているが、
固定表示セグメントA〜Gの形状、個数は表示形態に応
じて任意に設定することができる。
セグメントA〜Gにより表示を行う構成としているが、
固定表示セグメントA〜Gの形状、個数は表示形態に応
じて任意に設定することができる。
【0028】ところで、有機ELを複数の固定表示セグ
メントA〜Gで構成した場合、一般的には各固定表示セ
グメントA〜Gの表示面積が異なることの方が多い。そ
こで、図2は固定表示セグメントの表示面積が異なる場
合を考慮した本発明による有機ELの第2実施の形態を
示している。尚、図2では、説明を判り易くするため
に、2個の固定表示セグメントH,Iとし、その表示面
積の比を1:2としているが、固定表示セグメントの形
状、数は表示形態に応じて任意に設定される。
メントA〜Gで構成した場合、一般的には各固定表示セ
グメントA〜Gの表示面積が異なることの方が多い。そ
こで、図2は固定表示セグメントの表示面積が異なる場
合を考慮した本発明による有機ELの第2実施の形態を
示している。尚、図2では、説明を判り易くするため
に、2個の固定表示セグメントH,Iとし、その表示面
積の比を1:2としているが、固定表示セグメントの形
状、数は表示形態に応じて任意に設定される。
【0029】この第2実施の形態の有機ELでは、表示
面積の比が1:2に設定された各固定表示セグメント
H,Iから導出される配線7が比抵抗の異なる材料で構
成されている。具体的に、電圧供給端子に接続されて配
線7の大半を占める共通配線8には、比抵抗の小さい材
料、例えば比抵抗が約2.6×10-6Ω・cm程度のA
lが用いられる。又、各固定表示セグメントH,Iと共
通配線8との間を連結する連結配線9には、共通配線8
に用いられる材料よりも比抵抗の大きい材料、例えばA
lに比べて比抵抗が約2×10-4Ω・cm程度と大きい
ITOが用いられる。
面積の比が1:2に設定された各固定表示セグメント
H,Iから導出される配線7が比抵抗の異なる材料で構
成されている。具体的に、電圧供給端子に接続されて配
線7の大半を占める共通配線8には、比抵抗の小さい材
料、例えば比抵抗が約2.6×10-6Ω・cm程度のA
lが用いられる。又、各固定表示セグメントH,Iと共
通配線8との間を連結する連結配線9には、共通配線8
に用いられる材料よりも比抵抗の大きい材料、例えばA
lに比べて比抵抗が約2×10-4Ω・cm程度と大きい
ITOが用いられる。
【0030】これにより、配線抵抗の選択範囲を拡張で
き、又、配線7の引き回しも容易に行うことができるの
で、線幅、形状の制約の大きいダイナミック駆動に有効
である。
き、又、配線7の引き回しも容易に行うことができるの
で、線幅、形状の制約の大きいダイナミック駆動に有効
である。
【0031】そして、各固定表示セグメントH,Iの連
結抵抗9a,9bを同一長さとした場合、共通配線8の
抵抗値を考慮した上で、表示面積が半分の固定表示セグ
メントHにおける連結配線9aの線幅tHが50μmと
して設定されると、この固定表示セグメントHの2倍の
表示面積を有する固定表示セグメントIにおける連結配
線9bの線幅tIは100μmに設定される。これによ
り、各固定表示セグメントH,Iには、共通配線8から
それぞれ対応する連結配線9を介して同一電圧(±10
%程度の誤差を含む)が印加されることになる。
結抵抗9a,9bを同一長さとした場合、共通配線8の
抵抗値を考慮した上で、表示面積が半分の固定表示セグ
メントHにおける連結配線9aの線幅tHが50μmと
して設定されると、この固定表示セグメントHの2倍の
表示面積を有する固定表示セグメントIにおける連結配
線9bの線幅tIは100μmに設定される。これによ
り、各固定表示セグメントH,Iには、共通配線8から
それぞれ対応する連結配線9を介して同一電圧(±10
%程度の誤差を含む)が印加されることになる。
【0032】ところで、図1は表示面積が同一面積の固
定表示セグメントA〜Gをスタティック駆動する場合の
接続構成を示しているが、表示面積が同一面積の固定表
示セグメントA〜Gを図2に示すようなダイナミック駆
動する構成とした場合には、各固定表示セグメントA〜
Gに同一電圧が印加されるように、共通配線8に至るま
での各固定表示セグメントA〜Gからの配線7の長さ、
線幅を変えることにより抵抗値が設定される。
定表示セグメントA〜Gをスタティック駆動する場合の
接続構成を示しているが、表示面積が同一面積の固定表
示セグメントA〜Gを図2に示すようなダイナミック駆
動する構成とした場合には、各固定表示セグメントA〜
Gに同一電圧が印加されるように、共通配線8に至るま
での各固定表示セグメントA〜Gからの配線7の長さ、
線幅を変えることにより抵抗値が設定される。
【0033】又、図2は表示面積が異なる固定表示セグ
メントH,Iをダイナミック駆動する場合の接続構成を
示しているが、表示面積が異なる固定表示セグメント
H,Iを図1に示すようなスタティック駆動する構成と
した場合には、各固定表示セグメントH,Iに同一電圧
が印加されるように、表示面積の比及び配線の長さの比
に応じて各配線7の線幅や厚さを変えることにより抵抗
値が設定される。
メントH,Iをダイナミック駆動する場合の接続構成を
示しているが、表示面積が異なる固定表示セグメント
H,Iを図1に示すようなスタティック駆動する構成と
した場合には、各固定表示セグメントH,Iに同一電圧
が印加されるように、表示面積の比及び配線の長さの比
に応じて各配線7の線幅や厚さを変えることにより抵抗
値が設定される。
【0034】さらに、上記実施の形態では、陰極をなす
金属電極3を共通電極とした場合について述べたが、陽
極をなす透明電極4を共通とした場合も同様にできるこ
とは言うまでもない。
金属電極3を共通電極とした場合について述べたが、陽
極をなす透明電極4を共通とした場合も同様にできるこ
とは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、表示部を構成する各固定表示セグメントへの印
加電圧が略同一となり、従来に比べて輝度バラツキを大
幅に改善して表示品位の向上を図ることができる。又、
従来のように各固定表示パターンのライン毎に定電流回
路を必要とせずにデバイスを構成することが可能とな
り、コストも低減することができる。さらに、比抵抗の
異なる材料で配線を構成することにより、配線抵抗の選
択範囲が拡張し、配線の引き回しも容易に行うことがで
きる。
よれば、表示部を構成する各固定表示セグメントへの印
加電圧が略同一となり、従来に比べて輝度バラツキを大
幅に改善して表示品位の向上を図ることができる。又、
従来のように各固定表示パターンのライン毎に定電流回
路を必要とせずにデバイスを構成することが可能とな
り、コストも低減することができる。さらに、比抵抗の
異なる材料で配線を構成することにより、配線抵抗の選
択範囲が拡張し、配線の引き回しも容易に行うことがで
きる。
【図1】本発明による有機ELの第1実施の形態を示す
図
図
【図2】本発明による有機ELの第2実施の形態を示す
図
図
【図3】(a),(b) 有機ELの一般的構成を示す
断面図
断面図
【図4】(a) 従来のマトリクス表示による2層配線
構造の有機ELの概略部分切欠斜視図 (b) 定電流回路の一構成例を示す図
構造の有機ELの概略部分切欠斜視図 (b) 定電流回路の一構成例を示す図
1…発光層、2…有機正孔輸送層、3…金属電極(陰
極)、4…透明電極(陽極)、5…ガラス基板、6…有
機電子輸送層、7(7a〜7g)…配線、8…共通配
線、9…連結配線、A〜G,H,I…固定表示セグメン
ト。
極)、4…透明電極(陽極)、5…ガラス基板、6…有
機電子輸送層、7(7a〜7g)…配線、8…共通配
線、9…連結配線、A〜G,H,I…固定表示セグメン
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 寿男 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 陽極、有機化合物からなる正孔輸送層、
有機化合物からなる発光層及び陰極が順に積層されてな
る固定表示セグメントを複数備えた有機エレクトロルミ
ネッセンス素子において、 前記複数の固定表示セグメントのそれぞれに略同一電圧
が印加されるように、前記陽極及び陰極の電源端子から
前記固定表示セグメントのそれぞれに接続される配線の
抵抗値が流れる電流に応じて設定されていることを特徴
とする有機エレクトロルミネッセンス素子。 - 【請求項2】 前記配線の抵抗値は、パターン形状を変
化させることにより得られる請求項1記載の有機エレク
トロルミネッセンス素子。 - 【請求項3】 前記配線は、比抵抗の異なる材料の組み
合わせからなる請求項1又は2記載の有機エレクトロル
ミネッセンス素子。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8151264A JPH103987A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 有機エレクトロルミネッセンス素子 |
US08/864,374 US5898276A (en) | 1996-06-12 | 1997-05-28 | Organic electroluminescent element with uniform display segment voltages using the line resistances |
TW089208338U TW435922U (en) | 1996-06-12 | 1997-05-29 | Organic electroluminescent element |
GB9711084A GB2314208B (en) | 1996-06-12 | 1997-05-29 | Organic electroluminescent element |
KR1019970023569A KR100296724B1 (ko) | 1996-06-12 | 1997-06-09 | 유기전기루미네선스소자 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8151264A JPH103987A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 有機エレクトロルミネッセンス素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103987A true JPH103987A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15514869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8151264A Pending JPH103987A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 有機エレクトロルミネッセンス素子 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5898276A (ja) |
JP (1) | JPH103987A (ja) |
KR (1) | KR100296724B1 (ja) |
GB (1) | GB2314208B (ja) |
TW (1) | TW435922U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000001204A1 (fr) * | 1998-06-30 | 2000-01-06 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Ecran electroluminescent |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001102169A (ja) | 1999-10-01 | 2001-04-13 | Sanyo Electric Co Ltd | El表示装置 |
JP2001109395A (ja) * | 1999-10-01 | 2001-04-20 | Sanyo Electric Co Ltd | El表示装置 |
DE50007129D1 (de) * | 2000-04-19 | 2004-08-26 | Brittling Rudolf | Leuchtanzeige |
US6803903B1 (en) * | 2000-08-17 | 2004-10-12 | Nokia Mobile Phones, Ltd. | Integration of organic light-emitting components into the keyboard of an electronic device |
US6704004B1 (en) | 2000-08-17 | 2004-03-09 | Nokia Mobile Phones Ltd. | Arrangement for integration of key illumination into keymat of portable electronic devices |
JP3560150B2 (ja) | 2000-09-14 | 2004-09-02 | 日本精機株式会社 | 有機el素子 |
GB2392023A (en) * | 2002-08-05 | 2004-02-18 | Gen Electric | Series connected oled structure and fabrication method |
US7791270B2 (en) * | 2004-09-17 | 2010-09-07 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd | Light-emitting device with reduced deterioration of periphery |
JP4561490B2 (ja) * | 2004-12-24 | 2010-10-13 | 株式会社豊田自動織機 | エレクトロルミネッセンス素子 |
JP2007287842A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Ricoh Co Ltd | 半導体装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5041326A (en) * | 1975-04-11 | 1991-08-20 | Schroeder Becky J | Electroluminescent laminate assembly |
FR2460518A1 (fr) * | 1979-06-28 | 1981-01-23 | Commissariat Energie Atomique | Systeme d'electrodes de commande pour afficheur numerique a sept segments |
FR2602897B1 (fr) * | 1986-08-18 | 1988-11-10 | Thioulouse Pascal | Afficheur electroluminescent a photoconducteur a faible taux de remplissage |
US4914504A (en) * | 1987-08-10 | 1990-04-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Opto-electronic image sensor arrangement |
JPH0428145Y2 (ja) * | 1987-09-09 | 1992-07-07 | ||
US5559399A (en) * | 1992-06-11 | 1996-09-24 | Norden Systems, Inc. | Low resistance, thermally stable electrode structure for electroluminescent displays |
US5684365A (en) * | 1994-12-14 | 1997-11-04 | Eastman Kodak Company | TFT-el display panel using organic electroluminescent media |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP8151264A patent/JPH103987A/ja active Pending
-
1997
- 1997-05-28 US US08/864,374 patent/US5898276A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-29 TW TW089208338U patent/TW435922U/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-05-29 GB GB9711084A patent/GB2314208B/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-09 KR KR1019970023569A patent/KR100296724B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000001204A1 (fr) * | 1998-06-30 | 2000-01-06 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Ecran electroluminescent |
US6624571B1 (en) | 1998-06-30 | 2003-09-23 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Electroluminescent display |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2314208A (en) | 1997-12-17 |
TW435922U (en) | 2001-05-16 |
GB9711084D0 (en) | 1997-07-23 |
KR980005191A (ko) | 1998-03-30 |
US5898276A (en) | 1999-04-27 |
GB2314208B (en) | 2001-01-31 |
KR100296724B1 (ko) | 2001-09-03 |
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---|---|---|---|
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