JPH1039800A - 電気毛管カラーディスプレイシートを用いたカラー表示装置 - Google Patents

電気毛管カラーディスプレイシートを用いたカラー表示装置

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JPH1039800A
JPH1039800A JP9113173A JP11317397A JPH1039800A JP H1039800 A JPH1039800 A JP H1039800A JP 9113173 A JP9113173 A JP 9113173A JP 11317397 A JP11317397 A JP 11317397A JP H1039800 A JPH1039800 A JP H1039800A
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electrode
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子カラーディスプレイシートを形成する方
法を提供する。 【解決手段】 2枚のシート12,14間の間隙22の
複数の組の導電性液滴24を利用する電気毛管ディスプ
レイシート10を開示する。それぞれの組の液滴24は
それぞれのシート上で対応する電極16を有する。それ
ぞれの組の液滴24のそれぞれの液滴24はその組内の
他の液滴24とは混和しない。それぞれの液滴24は個
々の電気接続を有する。それぞれの組のそれぞれの液滴
24を選別的に起動することで、その組の少なくとも1
つの液滴はそれぞれの組の液滴が共有する間隙で拡大し
て画像のカラー画素を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気毛管(electroc
apillary)カラーディスプレイシートに関し、特に2枚
の透明シート間の複数の組の染色有極液を利用し、電界
を直接それぞれの液滴に選択的に印加してそれぞれの組
の液滴が選択的に拡大して共有する間隙を占めるように
して画像のカラーオン、オフ画素を形成する、電気毛管
ディスプレイシートに関する。
【0002】
【従来の技術】提案するシート形式の表示装置は、紙の
文書の属性を多く持つ薄いシートからなる。即ちそれは
紙のようであり、紙のような周囲光バルブ挙動性を持ち
(すなわち周囲光が明るければ明るいほどより容易に見
える)、紙のように柔軟性があり、紙のように持ち運び
ができ、紙のように書き込むことができ、紙のようにコ
ピーでき、ほとんど紙のような記録記憶性を有する。
【0003】ディスプレイパネルがそれぞれの半球上に
異なる色を有する複数の球状粒子からなる「ねじりボー
ル(twisting ball)パネルディスプレイ」の名称の米
国特許4,126,854号のように、電子ディスプレ
イシートを形成する異なる方法がある。それぞれの球状
粒子に加える電界の方向により、半球の1つが表示され
る。この方法では、黒白のディスプレイシートに対し
て、それぞれのボールは黒の半球と白の半球を有する。
球状粒子の黒と白の半球を所望の像ないし文書を表示す
る形で選択することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的は
電子カラーディスプレイシートを形成する異なる方法を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】2枚のシート間の間隙の
複数の組の導電性液滴を利用する電気毛管ディスプレイ
シートを開示する。それぞれの組の液滴はそれぞれのシ
ート上で対応する電極を有する。それぞれの組の液滴の
それぞれの液滴はその組内の他の液滴とは混和しない。
それぞれの液滴は個々の電気接続を有する。それぞれの
組のそれぞれの液滴を選択的に活性化(activate)する
ことで、その組の少なくとも1つの液滴はそれぞれの組
の液滴が共有する間隙で拡大して画像のカラー画素を形
成する。
【0006】
【実施例】図1に本発明の電気毛管ディスプレイシート
10の断面図の拡大部分を示す。電気毛管ディスプレイ
シート10は基板12と透明シート14からなる。基板
12とシート14は実質的に互いに平行で、互いに離間
している。
【0007】複数の方形の透明な導電性の電極16を基
板12に配設する。基板はガラス、テフロン、ポリカー
ボネート、アクリルなどの材料で作り、電極は金、白
金、ステンレススチール、ニッケル、銀、インジウム/
酸化スズなどの材料で作ることができる。電極16は方
形や円形などの異なる形状を持つことができる。本発明
の実施例では、電極16は方形を持つように設計する。
基板12と電極16上には、低表面エネルギー絶縁体1
8の層がある。複数の高表面エネルギープレート20は
低表面エネルギー絶縁体18上に配置する。高表面エネ
ルギープレート20のそれぞれは電極16の上にくるよ
うに調心する。低表面エネルギー絶縁体18は電極16
を高表面エネルギープレート20から絶縁する。
【0008】低表面エネルギー絶縁体18はテフロン
(デュポン社)ないしシートとして接着ないしスパッタ
リングないし気相反応法により蒸着した他の過フッ素化
ポリマの層とすることができる。それらはまた、ダウ・
コーニング社製のシルガード184などのシリコンエラ
ストマでもよい。更にそれらは3M社製のフルオラッド
FC725などの過フッ素化ポリマを上塗りしたパリレ
ン(ユニオン・カーバイド社の製品)などの2層以上の
層構造とすることができる。高表面エネルギープレート
20は蒸着したないしスパッタリングした金、白金、イ
ンジウム/酸化スズないしニッケルなどの材料から作
る。
【0009】図2にディスプレイシート10の上面図を
示す。シート10の電極16は、シート10の表面の幅
Wと長さLの両方に沿って平行線を形成するように互い
に隣り合って配設する。n×nの寸法の電極16は互い
に距離d1だけ離して配設する。それぞれの電極は画素
のサイズとして同一サイズを持つので、寸法nは画素の
サイズにより定義される。距離d1は0.001nと
0.05nの間の範囲にある。
【0010】なお、電極16並びに低表面エネルギー絶
縁体18は全て透明である。高表面エネルギープレート
20も透明とすることができる。
【0011】図3に基板12とシート14を共に接合す
る方法例を示す。基板12とシート14は互いに適切に
離間し、ディスプレイシート10の周囲を走るフレーム
17に接合する。フレーム17と基板12、シート14
がガラスの場合、接合は接合面に塗布し、その後、溶融
温度に加熱するガラスフリットにより行うことができ
る。接合は更にエポキシその他の接合樹脂で行うことも
できる。基板12とシート14が全てテフロンやマイラ
ーなどのプラスチック材料でできている場合は、接合は
従来技術でよく知られた手段で加熱溶接により行うこと
ができる。基板12をシート14と接合すると、基板1
2とシート14の間の間隙は密閉間隙22となる。間隙
22は少なくとも液滴24の最大高さ以上でなければな
らない。
【0012】図1に戻り、液滴24で占められていない
密閉間隙22の残りの部分は空気あるいはダウ・コーニ
ング200シリーズシリコンオイル、エキソン・イソパ
ーあるいは3Mフルオリネートなどの低表面エネルギー
液l2で満たされている。液体l1の液滴24は水、アル
コール、フォルアミド、エチレングリコール及びそれら
の混合物その他の適切な液体でできている。液体l1
2の液滴24は混和しない。
【0013】本発明は「電気毛管」と呼ばれる概念に基
づいている。これは電界に対する表面張力の変化に関係
しており、「表面化学」(リロイド・オシポー、1導電
プレート962年、レインホールド出版社、ニューヨー
ク)で述べられている。図1に示す構造は、電気毛管の
概念に関係した効果を用いて液滴を拡大ないし縮小する
ことを意図したものである。本発明の開示実施例を理解
するため、電気毛管の概念を検討する必要がある。
【0014】図4に表面32上に2つの異なる種類の液
体の同一サイズの2つの液滴a、bを示す。図から分か
るように、液滴bは広がっており、液滴aは玉になって
いる。その結果、液滴bは液滴aが占める表面面積S2
よりも大きな表面面積S1を占めるようになる。2つの
液体が異なる表面面積を占める理由は、それぞれの液体
は表面と特定のエネルギー関係を持ち、所与の表面に対
して特定の接触角を生じるようになるからである。液体
と表面の間の相互作用エネルギーが低ければ低いほど、
接触角は大きくなり、占有面積は少なくなる。
【0015】図5で、接触角αは表面の面34と液滴3
8の正接線36の間の角度である。所与の表面に対する
それぞれの液体の接触角は、表面張力などのその液体の
性質及び表面エネルギーなどの表面の性質に依存してい
る。
【0016】図6に、接触角α1、α2を有する図4の2
つの液滴a、bを示す。液滴bのような一部の液体は鋭
い接触角α2を持ち、液滴は大きな面積S1を占めるよう
になる。しかし液滴aのような一部の液体は鈍い接触角
α1を持ち、それらの1つの同一サイズの液滴は、鋭い
接触角を有する液体が占める表面面積S1よりもはるか
に小さな表面面積S2を占めるようになる。
【0017】更に図7で、広範な実験を通して、薄い絶
縁表面48上にある液滴cと表面48の真下の電極49
間に電圧Vを印加すると、電界ができて接触角が変化す
ることが確認された。液体に印加する電圧によって接触
角を所望の角度に変更できる。
【0018】図7は左から右に、電圧Vを印加する前、
電圧Vの印加中、電圧Vの除去後の液滴cを示してい
る。図から分かるように、電圧Vを印加する前は、液滴
cは玉になっており、鈍角α3を有している。電圧Vの
印加中、液滴cの接触角は鋭角α4に変化し、その結
果、液滴は拡大する。電圧Vの除去後、液滴の接触角は
その元の鈍角α3に変化し、その結果、液滴は再び玉に
なる。
【0019】なお、電圧をオフにすると、液滴と電極は
変化したままとなり、その結果、液滴は広がったままに
なる。しかし液滴と電極を放電すると、液体は玉にな
る。本明細書で「電界を除去」するということは「液体
と電極を放電する」ことを意味するものとする。更に本
明細書で「液滴を活性化する」ということは「接続プレ
ートを通して電圧を液滴に印加する」ことを意味し、
「液滴を不活性化(deactivate)する」ということは
「接続プレートを通して液滴に印加した電圧を除去す
る」ことを意味するものとする。
【0020】接触角を鈍角から鋭角に変更することで、
液滴はその元の表面面積(電界を印加するまえに液滴が
占める表面面積)より大きな表面面積を占めるようにな
る。電圧を除去すると、液滴はその元の表面面積に再び
縮小する。実験では、導体に上塗りしたシリコンエラス
トマなどの表面で水や水銀などの液体に電圧Vを印加す
ると、その表面面積は10倍以上増大し得ることが分か
った。更に、テフロン被覆パリレンなどの表面を利用す
ると、水ないし水銀の表面面積を20から30倍の範囲
で増大できる。
【0021】本発明では電圧をかけることで液体の表面
面積を増大するという概念を利用して染色ないし着色し
た液体の表面面積を拡大して所望の表面面積を満たすよ
うにする。
【0022】図1に戻り、本発明の実施例では、低表面
エネルギー絶縁体18に対する染色ないし着色液滴液滴
24の接触角が90度以上となるように選択する。表面
に対する液体l1の接触角は、低い表面張力を持ち液体
1と混和しない第2の液体l2が存在すれば、大きくな
ることがよく知られている。この現象を図8、9に示
す。
【0023】図8で、液滴dが表面50上にある。空気
52に囲まれた液滴dは鋭い接触角α5を持っている。
しかし図9では、図8の液滴dと同じ液滴d’は異なる
液体54に囲まれ、図8の表面50と同じ表面50’上
にある。図9から分かるように、液体54により液滴
d’は鈍角α6を持つようになる。この効果を利用して
有用な有極液/低エネルギー表面の組み合わせの数を大
きく増大することができ、本発明の実施で非常に有用な
ものとなる。
【0024】再び図1で、作動の際、個々にアドレス指
定可能な電圧Vを接続プレート20を通してそれぞれの
液滴24とそれに対応する電極16に印加する。なお簡
潔にするため、1つの液滴24とそれに対応する電極1
6に対する電圧V1の接続だけしか図示していない。電
圧V1はACでもDCでもよい。DC電圧の場合は、電
極16は電圧V1の1つの極に接続し、電圧V1の反対極
は接続プレート20に接続する。接続プレート20は液
滴24への電気接続を提供するので、液滴24は電極1
6の電位に比較して反対の電位を有する。
【0025】電圧V1をオンにすると、低表面エネルギ
ー絶縁体18の真下の電極16の極に対する液滴24の
反対極により液滴24の接触角は減少する。その結果、
電圧V1を活性化すると、対応する液滴24は拡大し、
大きな表面面積を占めるようになる。
【0026】なお本発明の実施例では、電極16は開口
部19を有して電圧V1を生成する電圧源から接続プレ
ート20への接続のための経路を提供する。しかし電極
16内に開口部を有する必要はない。電圧V1を生成す
る電圧源は所望の経路を通して接続プレート20に接続
できる。なお、所望の経路により、接続プレート20へ
の接続は透明なものにする必要がある。
【0027】本発明の実施例では、液滴24は低表面エ
ネルギー絶縁体18に対して90度以上の接触角を有す
る液体から選択する。更に本発明の実施例では、低表面
エネルギー絶縁体18は約0.3ミクロンの厚さのFC
723フィルムにより上塗りした約0.2ミクロンの厚
さのパリレンCフィルムとなるように選択する。従って
20から40ボルトの電圧を本発明の実施例の液滴に印
加することで、液滴は拡大してその元の表面面積よりも
20倍大きい表面面積を占めるようになる。電圧V1を
除去すると、液滴24はその元の形の玉になり、広がっ
ていたときよりも小さい表面面積を占めるようになる。
【0028】それぞれの液滴の液体量は、1つの液滴2
4の表面面積がもとの面積の20倍に拡大したときに、
画像の画素の面積に等しい面積を占めるようになるよう
に選択する。染色ないし着色した液体が黒であるとする
と、液滴が広がった後は、黒の画素が形成される。しか
し印加電圧により(電極が活性化され)形成された電界
を除去し、液滴がその元の形に戻ると、元の表面面積は
画素の表面面積よりもはるかに小さい(20倍)ので、
その元の形の液滴は拡がった時ほど目につかない。従っ
てそれぞれの電界は個々にアドレス指定可能なので、適
切な電界を活性化、不活性化することで、電気毛管ディ
スプレイシート10上に画像を表示できる。
【0029】なお液滴24の大きさに比較した電極16
の大きさは、一定の比例に応じて描いてはいない。
【0030】液体l1、l2は同一ないしほぼ同じ比重を
有することが非常に望ましい。それは機械的衝撃による
破損に対する大きな免疫となる。機械的衝撃からの更な
る免疫は、それぞれの液滴を部分的に囲むことで得るこ
とができる。
【0031】図10に本発明の別の電気毛管ディスプレ
イを示す。図10で要素62、64、66、68、7
0、72、74は図1の要素12、14、16、18、
20、22、24と同一でそれぞれ同じ目的を果たす。
図10で、剛性ないし半剛性で誘電性の透明ないし着
色、染色した構造73が図1の間隙22内にある。構造
73は複数の空隙76を有する。それぞれの空隙76に
は1つの液滴74が収納されている。空隙76は更に電
圧の印加により生じる液滴の形の変化に適応する。
【0032】剛性構造73はアクリルやポリカーボネー
トなどの透明プラスチックから射出成形その他の方法で
作製できる。それはエポキシその他の樹脂から鋳造で
き、大きな機械的衝撃中に液滴74が同構造に当たる場
合に液滴74が容易に付着しない表面を持つようにすべ
きである。構造73はダウ・コーニング・シルガード1
84などのシリコンエラストマから作製することも可能
である。後者の場合、液滴74を最初に配置し、液滴7
4が占めない残りの間隙78を、硬化剤を加えたまっす
ぐなエラストマで満たす。エラストマが硬化して導電性
の液滴74と電極66間に周期的な電圧を印加すると、
それにより液滴74の周期的な変形が生じる。このエラ
ストマの局所的な運動により液滴に近いエラストマ部分
が硬化するのを防ぎ、残りのエラストマは硬化する。こ
のようにして液滴の回りに空隙を作り、それらの空隙は
誘電液で満たす。なお、ディスプレイをシート64を通
して見る場合、構造73は透明でなければならない。
【0033】空隙76内の液滴74の回りの間隙78は
非導電性の染色透明液l3を満たすことができる。本発
明の電気毛管ディスプレイシート10は投影機に載せる
透明ディスプレイとして利用して電気毛管ディスプレイ
シート10の画像をスクリーンに投影できる。従ってス
クリーン上では、拡大した液滴の投影像だけが電極の大
きさにより暗い画素ないし部分画素として見られ、それ
らの液滴が拡がっていない場合は光は画素を通過するの
で、スクリーンに明るい箇所ができる。
【0034】見るために使用しないシートの表面に隣接
して白い紙を配置すると、液滴に暗い染料ないし着色剤
を使用した場合、紙状のディスプレイとなる。
【0035】ディスプレイシート10及び60では画像
を表示し続けるためにはアドレス指定電圧(図1の電極
16と接続プレート20及び図10の電極66と接続プ
レート70に印加する電圧)のパターンの一定した印加
が必要となる。アクティブマトリックスアドレス指定回
路がそのような保持電圧パターンを提供できる。
【0036】しかし実験では、図7に示すように液滴に
電圧を印加し、電圧源を突然取り除くと、液滴74と電
極66に容量的に保存された電荷は、電荷が放電される
まで、電圧により変形した液滴の形を長期にわたり保持
する。
【0037】図1で、持続的な電界あるいは保持電荷の
使用に依存しない保持メカニズムを作製する1つの方法
は、基板12にチキソトロピー液を使用することであ
る。そのような液体は静止状態下では高い粘性を持ち、
動的せん断状態では非常に低い粘性を持つ。従ってアド
レス指定されたときに液滴に突然存在する実質的な力に
より液滴の近傍の液l2の粘性が落ち、電極16にかけ
てl1の実質的に完全な拡大が可能になる。アドレス指
定回路により供給される電圧はゆっくりと減少させるこ
とができ、液滴の近傍の液l3はその高い粘性状態にも
どることができ、効果的に液滴をその拡大状態に無期限
に保持できる。消去はアドレス指定電圧よりもおそらく
高い電圧の振動電界により行う。それにより液滴内で振
動を誘起することで液体の粘性の短期間の低下を生じ
る。
【0038】そのようなディスプレイの一部のアプリケ
ーションについては、ペンや鉛筆で紙に書くことができ
るように、スタイラスでディスプレイ上に直接書き込め
ることが望ましい。
【0039】図11にスタイラスと共に使用することを
意図した容量性ディスプレイシートを示す。図11で要
素82、84、86、88、90、92、94は図1の
要素12、14、16、18、20、22、24と同一
でそれぞれ同じ目的を果たす。図11では、複数の導電
プレート96が基板82の表面98上に配設されてい
る。導電プレート96のそれぞれは接続プレート90へ
の電気接続100を有する。電気接続100のそれぞれ
は、陰極管アドレス指定式静電書込み手段と共に使用す
るピンプレートの形の金属ないし導電性のプラスチック
とすることができる。
【0040】電気接続100は電荷を導電プレート96
から接続プレート90そして最終的に液滴94に転送す
る。全ての電極86は電池などの電源Pの1つの端子に
接続し、電源Pの他の端子はスタイラス102の導電チ
ップに接続する。導電プレート96は透明でなければな
らない。簡潔にするため、電源Pへの1つの電極86の
接続しか示していない。
【0041】作動の際は、底面98を通してスタイラス
102が移動すると、電極86の電荷と反対のスタイラ
ス102のチップの電荷が電気接続100を通して接続
プレート90に転送される。液滴94と電極86の電荷
の反対極性により液滴94は拡大し、電極86の真上の
表面87を覆うようになる。電源の電圧により、液滴9
4は拡大して電極86の真上の領域全体を覆ったり、拡
大が少なく電極86の真上の領域を部分的に覆うように
なる。従って電源からの電圧を適切に選択することでグ
レースケールを作ることができる。
【0042】電気毛管ディスプレイシートでは、画像は
容量的に保持された電荷ないし間隙92内のチキソトロ
ピー液などの手段により保持される。
【0043】図12で、図11の画像の消去は、スタイ
ラスの代わりに、好適にはソフトな導電ブラシのような
広接触域電極104により行うことができる。広接触域
電極104は全ての電極86に接続する必要がある。簡
潔にするため、広接触域電極104に対する1つの電極
86の接続だけを図示する。そこで広接触域電極104
を表面98上に配置することで、電極86と接続プレー
ト90は短絡し、液滴はその元の形に戻り、画像が消去
される。
【0044】本発明の電気毛管ディスプレイシートに変
更を加えてフルカラー像を表示することができる。図1
3に本発明の電気毛管カラーディスプレイシート150
の部分上面図を示す。
【0045】図14に、線A−Aに沿った図13のカラ
ーディスプレイシート150の拡大断面図を示す。図1
4で要素152、154、156、158、161は図
1の要素12、14、16、18、22と同一でそれぞ
れ同じ目的を果たす。図13、14で、それぞれの電極
156は画像の画素の面積と実質的に等しい面積を有す
る。更にそれぞれの電極156は低表面エネルギー絶縁
体158上に配置された3つの別々の接続プレート16
0、162、164を有する。3つの非混和性液滴17
0、172、174は、それぞれが接続プレート16
0、162、164のそれぞれのものを覆うように接続
プレート160、162、164上に配置されている。
液滴170、172、174のそれぞれは、赤、青、緑
の異なる色を有する。更に液滴170、172、174
に占められていない間隙161の残りの部分は液体l4
で満たされている。
【0046】接続プレート160、162、164のそ
れぞれは液滴170、172、174のそれぞれに電気
接続を提供する。図14では簡潔にするため、1つの電
極156とその接続プレート160、162、164の
電気接続だけを示している。電極156と接続プレート
160、162、164は電圧源生成電圧V2に接続す
る。電圧V2はACでもDCでもよい。しかし図14で
は、電圧V2はDC電圧として示す。電圧V2の1つの極
は電極156に接続し、反対側の極は個々のスィッチ1
80、182、184を通してそれぞれ接続プレート1
60、162、164に接続する。接続プレート16
0、162、164は液滴170、172、174に電
気接続を提供するので、液滴170、172、174は
電極156の電位に比較して反対の電位を有する。
【0047】作動の際、それぞれのスィッチS1、S2
3を閉じることで接続プレート160、162、16
4のそれぞれを活性化する。接続プレート160、16
2、164のそれぞれが活性化されると、そのそれぞれ
の液滴が拡大する。液滴170、172、174は同一
表面(その対応する電極156の表面)を共有して拡大
する。接続プレート160、162、164の1つを活
性化すると、その対応する液滴が間隙161内で拡大
し、電極156の全表面を占める。2つの接続プレート
160、162、164を活性化すると、2つの対応す
る液滴が拡大して電極156の全表面を占める。2つの
拡大した液滴は同一表面を共有し、それらは混和しない
ので、互いに混じらない。最後に3つの接続プレート1
60、162、164を全てを活性化すると、3つの液
滴170、172、174が拡大し、電極156の全表
面を占める。ここでも3つの液滴は同一表面を共有し、
互いに混じらない。
【0048】1つの液滴だけを拡大するならば、画素
(電極156の表面)はその液滴の色として見られるよ
うになる。2つの液滴を拡大した場合は、画素はそれら
2つの液滴の色の組み合わせとして見られる。最後に3
つの液滴全てを拡大した場合は、画素はそれら3つの色
の組み合わせとして見られる。画素に望ましい色如何に
より、適切な色の液滴を拡大できる。
【0049】なお、それぞれの液滴に印加する電圧は計
時することができる。言い換えればスィッチS1、S2
3は異なる時間に閉じることができる。スィッチS1
2、S3を計時することで、液滴を異なる時間に拡大で
きる。例えばスィッチ1がスィッチ2の前に閉じ、スィッ
2がスィッチ3前に閉じるならば、液滴170が液滴1
72前に拡大し、液滴172は液滴174前に拡大す
る。これにより液滴170が拡大し、電極156の(共
有間隙)の全表面を満たし始める。スィッチ2を適切に
計時することで、液滴172は拡大して液滴170で満
たされていない領域を満たし始める。スィッチを適切に
計時することで色の間でことなる割合を持つオプション
がもたらされる。
【0050】更にそれぞれの液滴に印加する電圧量を変
えると、それぞれの液滴に拡大が変化する。これによっ
ても色の割合を変える別の手段がもたらされる。従って
スィッチS1、S2、S3を計時し、それぞれの液滴に印
加する電圧を変えるならば、異なる濃淡の異なる色を生
成することができる。
【0051】スィッチS1、S2、S3を開くと液滴17
0、172、174が再び収縮し、液滴は非混和性なの
で、それらは3つの別々の液滴に戻る。
【0052】図14では、間隙161は透明な非導電液
4で満たされ、インクlR、lB、lGは導電非混和液で
ある。導電(有極)液は少なくとも部分的に非混和性で
あることは一般的に事実であるが、経験的には適切な表
面活性剤を組み合わせた非導電液l4が存在すれば、イ
ンクlR、lB、lGが特に液l4とほぼ等しい比重を持つ
ならばそれらに高度の非混和性を効率的に与えられるこ
とが分かっている。この種の安定性は油中水形エマルジ
ョンに見られる。
【0053】図14の電気毛管カラーディスプレイシー
ト150では、接続プレート160、162、164を
活性化するのにスィッチS1、S2、S3を使用する。し
かし接続プレート160、162、164に個々の電気
接続を与えることのできるどのようなアドレス指定可能
な設計によってもスィッチS1、S2、S3と置き換える
ことができる。
【0054】なお、本明細書で開示したカラー容量性エ
ネルギーディスプレイシートは図10の開示した実施例
も利用できる。
【0055】また本発明の電気毛管カラーディスプレイ
シートでは、赤、青、緑インクは色のスペクトルを創出
できるどのような3つの補色にも置き換えることができ
る。
【0056】更に構成や組み合わせの詳細や要素や材料
の配置の数々の変更は、以下の本発明の特許請求項の真
の趣旨や範囲から逸脱せずに行うことができることを理
解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の白黒電気毛管ディスプレイシートの
断面図の拡大部分を示す。
【図2】 図1の電気毛管ディスプレイシートの上面図
である。
【図3】 図1の基板12とシート14を共に接合する
方法例を示す。
【図4】 表面上の2つの異なる種類の液体の2つの同
一サイズの液滴を示す。
【図5】 液滴の正接線と接触面の間の角度である表接
触角を示す。
【図6】 接触角を有する図4の2つの液滴を示す。
【図7】 電界を印加する前、電界の印加中、電界の除
去後の液滴の3つの段階を示す。
【図8】 空気で包囲され、鋭い接触角を有する液滴を
示す。
【図9】 異なる液体に包囲された図8の液滴を示し、
液体が存在すると図8の液滴は鋭角を有する。
【図10】 本発明の別の白黒電気毛管ディスプレイシ
ートを示す。
【図11】 スタイラスで使用するようにした電気毛管
ディスプレイシートを示す。
【図12】 図11のディスプレイシートを消去する方
法を示す。
【図13】 本発明の電気毛管カラーディスプレイシー
トの部分上面図である。
【図14】 図13の電気毛管カラーディスプレイの線
A−Aに沿った断面図である。
【符号の説明】
10 電気毛管ディスプレイシート、12 基板、14
透明シート、16 、電極、17 フレーム、18
低表面エネルギー絶縁体、20 高表面エネルギープレ
ート、22 間隙、24 液滴、32,34 表面、3
6 正接線、48表面、49 電極、50,50’ 表
面、52 空気、54 液体、62 基板、64 透明
シート、66 電極、68 低表面エネルギー絶縁体、
70 高表面エネルギープレート、72 間隙、73
染色した構造、74 液滴、76空隙、78 間隙、8
2 基板、84 透明シート、86 電極、88 低表
面エネルギー絶縁体、90 高表面エネルギープレー
ト、92 間隙、94 表面、96 導電プレート、9
8 表面、100 電気接続、102 スタイラス、1
04 広接触域電極、150 カラーディスプレイシー
ト、152 基板、154 透明シート、156 電
極、158 低表面エネルギー絶縁体、160,16
2,164 接続プレート、161 間隙、170,1
72,174 非混和性液滴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシートと、 第2のシートと、 前記第1のシートは外面と内面を持ち、 前記第2のシートは外面と内面を持ち、 前記第1のシートの前記内面と前記第2のシートの前記
    内面の間の密閉間隙と、 前記第1のシートは前記内面に第1のタイプの電極手段
    を有し、 絶縁層と、 前記絶縁層は前記第1のタイプの電極手段上にあり、 1組の少なくとも2つの第2のタイプの電極手段は前記
    絶縁層上にあり、前記密閉間隙に露出し、 前記絶縁層は、前記1組の少なくとも2つの第2のタイ
    プの電極手段を前記第1のタイプの電極手段から絶縁す
    るように構築して配列し、 前記1組の少なくとも2つの第2のタイプの電極手段は
    前記第1のタイプの電極手段上にあり、 第1の色の液体の液滴と、 第2の色の液体の液滴と、 前記第1の色の液体の前記液滴は、前記1組の少なくと
    も2つの第2のタイプの電極手段の1つの電極手段を覆
    う前記密閉間隙にあり、 前記第2の色の液体の前記液滴は、前記1組の少なくと
    も2つの第2のタイプの電極手段の他の電極手段を覆う
    前記密閉間隙にあり、 前記第1のタイプの電極手段を活性化する第1の手段
    と、 前記1組の少なくとも2つの第2のタイプの前記1つの
    電極手段を活性化する手段と、 前記1組の少なくとも2つの第2のタイプの前記他の電
    極手段を活性化する手段とからなり、 前記第1のタイプの電極手段と前記1組の少なくとも2
    つの第2のタイプの電極手段とは、前記第1のタイプの
    電極手段と、前記1組の少なくとも2つの第2のタイプ
    の電極手段の前記1つの電極手段とを活性化したとき
    に、第1の色の前記液滴が拡大し、前記第1のタイプの
    電極手段と、前記1組の少なくとも2つの第2のタイプ
    の電極手段の前記他の電極手段とを活性化したときに、
    第2の色の前記液滴が拡大し、前記第1のタイプの電極
    手段と、前記1組の少なくとも2つの第2のタイプの電
    極手段の前記1つの電極手段と、前記1組の少なくとも
    2つの前記第2のタイプの電極手段の前記他の電極手段
    とを活性化したときに、第1の色の前記液滴と第2の色
    の前記液滴の両方が拡大するように、互いに及び前記第
    1の色の液滴と、前記第2の色の液滴に関して構築さ
    れ、配置されているカラー表示装置。
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