JP3831492B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ディスプレイシーと、より詳細には、着色液休が画像のピクセルを生成するように各貯蔵器から開放空間に移動されることができる複数の貯蔵器の中の着色液体を利用する電子ディスプレイシートに関するものである。本発明の電子ペーパーは、2つの方式、すなわち、電気毛管ディスプレイシートと容量性ディスプレイシートで開示されている。
【0002】
【従来の技術】
一般的には、シート形式のディスプレイ装置は、紙に書かれた文書の多数の属性を有する薄いシートから成る。ディスプレイ装置は、紙のように見え、紙に似た周囲光弁の働きを有し(周囲光が明るけれは明るいほど、それはより容易に見ることができる)、紙のように曲げやすく、紙のように携帯でき、紙のようにその上に書くことがてき、紙のようにコピーすることができ、そしてほぼ紙と同様の公文書記録力を有する。
【0003】
ディスプレイパネルが各半球上に異なるカラーを有する複数の球状粒子で構成されている“ねじれているボールパネルディスプレイ”という名称の米国特許第4,126,854号のような電界誘起ディスプレイシートを製造するための異なる方式がある。各球状粒子に印加された電界の方向に応じて、半球の一方が表示される。この方式では、白黒ディスプレイシートの場合、各ボールは白半球と黒半球とを有する。球状粒子の白黒半球は、所望の画像又はテキストを表示するように選択できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、電界誘起ディスプレイシートを製造するための異なる方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
2つの異なる方式を利用する電子ディスプレイシートが開示されている。第1の方式は電気毛管慨念に基づいたものであり、第2の方式は容量性エネルギー概念に基づいたものである。両方式とも、互いに離隔され、かつ互いに平行に配置された3つの透明シートを利用する。中間に位置するシートは、着色又は彩色されたインクで満された複数の貯蔵器を有する。
【0006】
電気毛管ティスプレイシートでは、前記貯蔵器の各々の貯蔵器は個々にアドレス指定できる電界を有する。各電界を付勢することによって、対応する貯蔵器からのインクが、中間に位置するシートと他の2つのシートの一方との間の空間の中に流出してピクセルを形成する。電界を選択的に付勢することによつて、本発明の電気毛管ディスプレイシート上に画像が形成される。
【0007】
容量性エネルギーディスプレイシートては、中間に位置するシート及び他のシートの一方は、2つのシート間の空間に配置された複数の電極を有する。各電極対(各シートから1つずつ)は貯蔵器に対応する。各電極対を選択的に付勢することによって、対応する貯蔵器からのインクを電極対間の空間の中に流入させる容量性エネルギーが形成される。電極間のインクはピクセルとみなされる。電極対を選択的に付勢することによって、本発明の容量性ディスプレイシート上に画像が形成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1を参照するに、本発明の電気毛管ディスプレイシート10の断面図が示されている。電気毛管ディスプレイシート10は、ガラス又はマイラーのような、3つの透明絶縁シート12、14及び16を備えている。シート12、14及び16は、互いにほぼ平行であり、互いに離隔されている。シート12とシート14との間の距離d1及びシート14とシート16との間の距離d2、どちらも0.0001インチから0.05インチの範囲内にある。以下、簡単にする目的のために、“電気毛管ディスプレイシート”は“ディスプレイシート”と記す。
【0009】
図2を参照するに、シート12、14及び16を一緒に結合する方法の例が示されている。シート12、14及び16は、適度に互いから離隔され、ディスプレイシート10の周辺の周りに延ひるフレーム17に結合されている。フレーム17とシ−ト12、14及び16がガラスであるならば、結合は、接合面上で彩色され、その後にその融解温度に加熱されたガラスフリットによつて行われることができる。結合はまた、エポキシー又はある種の他の結合樹脂で行うこともできる。シート12、14及び16か全てテフロン又はマイラーのようなプラスティック材でできているならば、結合は、当該技術分野で周知の手段を伴う熱溶接である。
【0010】
フレーム17は、ディスプレイシート10の周辺の周りに延びているので、シート12とシート14との間及びシート14とシート16との間のそれぞれの空間13及び15を密閉する。
【0011】
再び図1を参照するに、複数の電極18が、シート14に面するシート12上に置かれ、複数の電極20がシート12に面するシート14上に置かれている。電極18及び20は、通常、酸化インジウム/スズ(ITO)又は酸化スズのような透明材から作られなければならない。電極18及び20は、正方形又は円形のような異なる形を有するように選択され得る。しかしながら、電極18及び2Oの形は両方が同一であるように選択されねばならない。本発明の好ましい実施例では、電極18及び20の両方は、丸く隅切りされた正方形であるように選択されている。シート12の電極18の各々の電極はシート14からの対応する電極20と整列されている。
【0012】
図3を参照するに、シート12の電極18の平面図の一部が示されている。シート12の電極18は、電極がシート12の面の幅W及び長さLの両方に沿って平行線を形成するように互いに隣接して配置されている。n×nの寸法の電極18は、互いに距離d3離れて配置されている。各電極はピクセルの大きさと同じ大きさなので、寸法nはピクセルの大きさで規定される。距離d3は、0.001nと0.05nの範囲内にある。シート14の電極20はシート12の電極18と同じ形状、同じ大きさ及び同じ配置である。各電極20はその中心に、透明な電極18を通して見ることのできる、円21で示される開口部を有している。開口部21は円以外のあらゆる形状をとることができる。
【0013】
図1に戻って参照するに、シート14に面するシート12は低表面エネルギー絶縁体の層24を有する。シート12の電極18の上に配置された低表面エネルギー絶縁体層24は、シート12の全面を覆う。同様に、低表面エネルギー絶縁体層26は、シート14の電極20上に配置されている。低表面エネルギー絶縁体層24及び26は、1枚のシートとしてシート12及び14に結合されるか、スパッタリング又は化学蒸着法処理によって蒸着されたテフロン(デュポン社)又は他の過フッ素処理ボリマーの層であってもよい。これらはまた、ダウコーニング社のシルガード(Sylgard)184のようなシリコ−ンエラストマーであってもよい。さらに、これらは、スリーエム社のフルオラッド(Fluorad) FC725のような過フッ素化ポリマーで上を覆われたパリレーン(Parylene)(ユニオンカーバイト社の製品)のような2つ以上の層構造体であってもよい。
【0014】
シート14は、複数の貯蔵器(液体を保持するための蓄積器)22を有する。貯蔵器22は絶縁層26とシート14を通って、各電極20の開口部21内で穴を形成することにより作られる。各貯蔵器の開口部の直径又はサイズは、一旦貯蔵器22が作られると各電極20はそれぞれの貯蔵器に露出することのないように、開口部21の直径又はサイズより小さくされている。各貯蔵器はシート14の厚みW1を通って延びている。さらに、好ましくは、シート14は、シート14の4つの隣接した電極20との間に空間がある場合、厚みW1及び絶縁層26を通って延びるように形成されている複数の穴23を有する。しかしながら、電極20の存在しないあらゆる場所に配置することが可能である。穴23は、密閉空間13と15との間をつなぐ経路を提供する。
【0015】
さらに、蒸着又はスパッタされた金、白金、酸化インシウム/スズ、又はニッケルのような材料から作られている複数の高表面エネルギープレート28が、シート14の貯蔵器22の上にあるように整列された順域上にだけ、シート12の低表面エネルキ一絶縁体層24の上に配置されている。本発明の好ましい実施例では、高表面エネルギープレート28の形状は円形である貯蔵器の断面形状と同じである。
【0016】
電極18及び20、及び低表面エネルギ一絶縁体24及び26は全て透明であることに注目すべきである。高表面エネルギープレート28もまた透明であってもよい。
【0017】
貯蔵器22は、水、アルコール、アセトン、ホルムアミド、エチレングリコール及びこれらと他の適当な液体との混合物のような、着色された有極性液体11で満されている。
【0018】
シート14とシート16との間の空間(通路)15、シート12とシート14との間の空間(通路)13及び穴23は、ダウコーニング社の200シリーズシリコーンオイル、エクソン社のイソパー又はスリーエム社のフルオリナートのような低表面エネルギー液体l2で満されている。2つの液体11及びl2は混ざらない。液体l2は、透明であってもよく、液体11と対照的な色で着色又は彩色されてもよい。空間13、15及び穴23はまた空気のような気体で満たされていてもよい。
【0019】
導電性液体は有極性で、通常互いに混合できる。しかしながら、互いに混合できない非導電性液体の種類がある。これらの例は、大部分の炭化水素と混合できないスリーエム社のフルオリナートのような過フッ化炭化水素であり、ダウコーニング社のFS−1265オイルは過フッ化炭化水素又はスリーエム社のフルオリナートにも溶解できない。
【0020】
各貯蔵器内の着色された有極性液体11は、貯蔵器の上の高表面エネルギープレート28に付着する。高表面エネルギープレート28は、アドレス指定電極18及び20に隣接する導電性液体の配置を保持する目的に利用できるばかりでなく、導電性液体11に電気的に接続する手段としても利用できる。高表面エネルギープレート28は液体l2に電気的接続を提供できるので、以下、“高表面エネルギープレート”を“接続プレート”と呼ぶ。
【0021】
本発明は、“電気毛管現象”と呼ばれる概念に基づいている。電気毛管現象は、ニューヨークのレインホールド出版社から1962年に発行されたロイド・アイ・オジポウ(Lloyd I. Osipow)著の「界面化学」で論議されている印加電界の関数としての表面張力の変化に関連する。図1に示された構造は、電気毛管概念に関連した効果を使用して着色された有極性液体11を一方の領域から他方の領域に移動させるように設計されている。
【0022】
本発明の開示された実施例を理解するために、電気毛管概念を検討することが必要である。図4を参照するに、面32上の2つの異なる種類の液体の2つの同一の大きさの小滴a及びb が示されている。見て分かるように、小滴は広がり、小滴aは上の方へビーズ玉状になっている。結果として、小滴bは、小滴aが占有する表面積S2よりも大きい表面積S1を占有する。2つの液体の表面積が異なるのは、各液体が所与の面に対して特定の接触角を生じる、面と所定のエネルギー関係を有するからである。液体と面との間の相互作用エネルギーが低くなればなるだけ、接触角はより大きくなり、共有領域はより小さくなる。
【0023】
図5を参照するに、接触角αは、面の水平面34と液体の小滴38の正接線36との間の角度である。所与の面に対する各液体の接触角は、その液体の特性、例えば表面張力と面の特性、例えば表面エネルギーに依存する。
【0024】
図6を参照するに、その接触角α1及びα2を有する図4の2つの小滴a及びbが示されている。小滴bの液体のように、その液体の小滴に大きな面S1を占有させる鋭接触角α2を有する液体もある。しかしながら、小滴aの液体のように、これらの液体の一つの同一サイズの小滴に鋭接触角を有する液体で占有された表面積S1よりもより小さい面S2を占有させる鈍接触角α1を有する液体もある。
【0025】
図7を参照するに、階段を形成するように互いに平行に、互いから離隔されて配置された2つのプレート40及び42が示されている。広範囲にわたる実験によって、約95°よりも小さい接触角を有する液体の小滴が階段によって形成された隅44に配置されると、この小滴は2つの平行なプレート40と42との間の空間46の中に広がることが分かっている。しかしながら、図8を参照するに、約95°以上の接触角を有する液体の小滴が隅44に配置された場合には、小滴は広がらない。
【0026】
さらに、図9を参照するに、広範囲にわたる実験によって、薄い絶縁面48上に置かれた小滴cと電極49(面48の真下)との間に電圧Vを印加することによって、接触角が変更される電界が形成され、液体に印加された電圧に応じて、接触角が所望の角度に修正できることが確定された。
【0027】
図9では、左から右に、電圧Vの印加前、電圧の印加中、電圧の除去後、の小滴cが示されている。見て分かるように、電圧Vの印加前の小滴cは上の方へビーズ玉のようになっており、鈍角α3を有する。電圧Vの印加中、小滴cの接触角は鋭角α4に変わり、結果として、小滴は膨張する。電圧Vの除去後、小滴の接触角は、その最初の鈍角α3に変わり、結果として、小滴は再び上の方へビーズ玉状になる。
【0028】
電圧がオフにされると、電荷が小滴及び電極の中に残存し、結果として、小滴は広がったままであることに注目すべきである。しかしながら、小滴及び電極が放電されると、液体は上の方へビーズ玉状になる。本明細書では、用語“電界が取り除かれる”は、“液体、その対応する電極及び液体への電気接続手段が放電される”ことを意味する。
【0029】
接触角を鈍角α3から鋭角α4に変更することによって、小滴cは、その最初の表面積S4(小滴cが電界の印加前に占有する面)よりも大きな表面積S3を占有することになる。一旦電圧が取り除かれると、小滴cは収縮し、その最初の形状及び表面積S4に戻る。導体の上に被覆するシリコーンエラストマーのような面上で水及び水銀のような液体に電圧Vを印加することによって、その表面積は10倍だけ増加することが実験によって明らかになっている。さらに、テフロンを被覆したパリレーンのような面を利用することによって、水又は水銀の表面積は、20から30倍増加する。
【0030】
本発明では、電圧を印加することによって液体の表面積を増加させる概念を、要求に応じて表面積を満たすために着色液体の表面積を膨張させるために使用している。
【0031】
本発明の好ましい実施例では、低表面エネルギー絶縁体に対する着色された有極性液体11の接触角は、90°より大きくなるように選択されている。より低い表面張力を有し、第1の液体と混じらない第2の液体が存在するならば、ある面に対する第1の液体の接触角が非常に増されることは周知である。この現象は図10及び図11に示されている。
【0032】
図10では、液体の小滴dが面50上に配置されている。空気52で囲まれている小滴dは鋭接触角α5を有する。しかしながら、図11では、図10の小滴dと同じである小滴d′は、異なる液体54で囲まれ、図10の面50と同じである面50′上に配置されている。見て分かるように、図11では、液体54によって、小滴d′は鈍角α6を有する。この結果は、本発明の実施で非常に有用である有極性液体/低エネルギー表面結合数を大いに増加させるために利用できる。
【0033】
再び図1を参照するに、動作中には電圧Vを発生する個々の電圧源は、各対の電極18及び20とその対応する液体11に接続プレート28を介して印加される。簡単にする目的のために、電極対18及び20の一対と電圧Vのための対応する接続プレート28が示されている。しかしながら、個々にアドレス指定できる電界は、各電極対18及び20とその対応する接続プレート28に印加されていることに注目すべきである。個々の電圧Vが電極18及び20とその対応する接続プレート28に印加されると、電極18及び20(電極18及び20が付勢される)とその対応する接続プレート28との間に電界が発生する。
【0034】
電圧Vは直流又は交流のいずれであってもよい。直流電圧Vの場合、電極18及び20は、電圧Vの同一極に接続され、接続プレート28は電圧Vの反対極に接続されている。したがって、接続プレート28を介してその電気的接続を受ける液体11は、電極18及び20の極性と反対の極性を有する。
【0035】
動作中、一旦電圧Vが付勢されると、低表面エネルギー絶縁体24及び26の面に対する有極性液体11の接触角は小さくなる。低表面エネルギー絶縁体24及び26がそれぞれ電極18及び20の上にあることに注目すべきである。したがって、低表面エネルギー絶縁体24及び26の真下の電極18及び20の極性と反対の極性の液体11は、有極性液体11の接触角を減少させる。接触角の減少によって、有極性液体11はシート12と14との間の空間に吸い込まれる。
【0036】
着色有極性液体11は、電極18及び20の周囲内だけの空間13を占有する。膨張する液体11は電極18及び20の周囲に接近するにつれて、液体11と電極18及び20との間の電界強度は低下し、低表面エネルギー絶縁体24及び26の面に対する液体11の接触角を増加させる。この接触角の増加によって、液体の更なる拡張は止まる。
【0037】
液体11が空間13の中に移動すると、空間13、穴23及び空間15の中の液体l2は、貯蔵器22の中に移動し、流入して貯蔵器の開口から空間15に入り、液体11及び液体l2を均衡させる。
【0038】
一旦電圧Vが付勢されると、着色された有極性液体11は電極18と20との間の領域を占有し、したがって、電極18と20との間の領域は着色ピクセル又はサブピクセルとして見ることができる。電圧Vによって形成された電界を取り除くことによって、低表面エネルギー絶縁体24及び26に対する液体11の接触角は、増加し、着色された有極性液体11を、液体11が湿らす接続プレート28にだけ付着する貯蔵器に戻す。一旦電界が取り除かれると、着色された有極性液体11は貯蔵器に戻るので、その電極の下の領域は透明領域となって見える。貯蔵器の直径及び、したがって高エネルギー接続プレート28の直径は、貯蔵器22内の着色された有極性液体11を見えなくする程十分に小さい。したがって、適切な電界を付勢したり取り除いたりすることによって、画像を電気毛管ディスプレイシート10上に表示することができる。
【0039】
貯蔵器から液体を移動させるのに適当な電界を形成するのに必要な電圧は5ボルトから300ボルトの範囲内である。
【0040】
電気毛管ディスプレイシート10は、画像を連続的に表示するために電圧Vをアドレス指定するための一定のパターンの印加を必要とする。アクティブマトリックスアドレス指定回路によってこのような保持電圧パターンを供給できる。
【0041】
紙の代用物として本発明の電気毛管ディスプレイシート10を利用するために、シート10の最下部面60は、有極性液体11のカラーと対照的なカラーの材料で被覆されるか又はこのような面に接触させるかしなければならない。最下部面60に明るい色が選択され、着色された有極性液体が濃色になるように選択されるならば、電界が付勢された場合の電極18及び20は、電極18及び20の大きさに応じて濃色のピクセル又はサブピクセルとして表示される。しかしながら、電界が取り除かれた場合の電極18及び20は透明のピクセルとして表示される。例えば、着色された有極性液体11が黒く着色され、面60が白で被覆されるならば、電界が付勢された場合の電極18及び20は白の背景上に黒く表示される。電界が取り除かれた場合の電極18及び20は、白い背景が透明の電極18及び20を通して見ることができるので、白として表示される。これは、白い紙の上の黒インクの物理的様相を有する。
【0042】
貯蔵器の大きさはピクセルの領域の0.1%から10%と、非常に小さいので、貯蔵器内のインクはほぼ目に見えないことに注目すべきである。
【0043】
さらに、本発明の電気毛管ディスプレイシート10は、スクリーン上に電気毛管ディスプレイシート10の画像を映写するようにプロジェクタ上に配置される透明ディスプレイとして利用されることができる。したがって、スクリーン上ではアクティブ電界の電極18及び20の投影された画像だけが電極の大きさに応じて濃色のピクセル又はサブピクセルとして見える。電界が取り除かれた場合の電極は透明に表示され、これらの電極を通過する光はスクリーン上に明るい画像を形成する。
【0044】
図12を参照するに、本発明のさらに別の代替電気毛管ディスプレイシート80が示されている。図12では、素子82、83、84、85、86、88、90、92、93、94、96、98、l3及びl4は、図1の素子12、13、14、15、16、18、20、22、23、24、26、28、11及びl2のそれぞれと同じで、同じ目的に利用できる。図12では、接続プレート98は、液体l3に電気的接続を与えるためにはもはや使用されていない。しかしながら、接続プレート98は、液体l3をプレート98まで上げさせ、プレート98に付着させるために貯蔵器の上に配置されている。接続プレート98の代わりに、導電性被覆72が、液体l3に電気的接続を与えるために使用されるめっき又は他の任意の周知の方法によって、貯蔵器92の壁に配置されている。
【0045】
図12では、電圧V1は、電極88及び90に、及び導電性被覆99を通してその対応する液体l3に印加されている。電極88及び90は同一極性の電圧V1に接続され、液体l3に電気的接続を与える導電性被覆99は、反対極性の電圧V1に接続されている。
【0046】
図13を参照するに、本発明のさらに別の代替電気毛管ディスプレイシート100が示されている。図13では、素子102、103、104、105、106、108、110、112、113、114、116、118及びl5は、それぞれ図1の素子12、13、14、15、16、18、20、22、23、24、26、28、及びl 2と同じで、同じ目的に利用されている。電気毛管ディスプレイシート100では、図1の液体11は、2つの液体la及びlbによって置き換えられる。液体laは透明導電性液体である。しかしながら、液体lbは、着色又は彩色された非導電性液体である。さらに、液体15、la及びlbは全て混合することのできない液体である。液体lbは、一旦液体laが電極108及び110と貯蔵器112の一部との真中の領域の空間103だけに流入すると、液体lbが貯蔵器112に完全に引っ込むように、液体laの下に配置されている。
【0047】
動作中、一旦電圧V2が電極108及び110と接続プレート118に印加されると、接続プレート118と接触している導電性液体laは、空間103の中に広がり、電極108と110との間の空間を満たす。液体laが貯蔵器22から流出すると、液体lbが貯蔵器22の中に移動する。その間、液体l 5は、空間120(電極108及び110の真下の空間105内)を満たす。電圧V2が取り除かれると、液体laは貯蔵器22の中に戻り、したがって、液体lbは、液体l5を押し出しながら空間120を満たすために流出する。
【0048】
最下部面124から電気毛管ディスプレイシートを見る人は、電圧V2が取り除かれるとき、空間120内の着色又は彩色された液体lbを見るだろう。したがって、空間120は液体lbのカラーのピクセルとして見える。しかしながら、電圧V2が付勢されると、液体lbが貯蔵器22の中に戻り、透明液体l5が空間120の中に流入する。その結果、空間120は透明ピクセルとして見える。したがって、電気毛管ディスプレイシート100は、印加電圧V2によって形成された電界が取り除かれると、ピクセルを生成し、電界が印加電圧V2によって形成されると、ピクセルを透明にする。対照的に、図1の電気毛管ディスプレイシート10は、電界が印加電圧Vによって形成されると、ピクセルを生成し、印加電圧Vによって形成された電界が取り除かれると、ピクセルを透明にする。電気毛管ディスプレイシート10、80及び100は、総天然色の画像を表示するように変更可能である。図14を参照するに、カラー電気毛管ディスプレイシート130の平面図の一部が示されている。本方式では、各対の電極132及び134(電極132の下)の大きさを減少し、3対の電極を各ピクセルに充て、異なるカラーインク(例えば、赤lR、緑lG、青lB)を各対の電極の貯蔵器の中に配置することによって、カラー電気毛管ディスプレイシート130を生成することができる。
【0049】
例えば、ピクセルP1及びP2の各ピクセルは、3対の電極(132R、134R)、(132G、134G)及び(132B、134B)を含んでいる。電極(132R、134R)はその対応する貯蔵器の中に赤インクを含んでおり、電極(132G、134G)はその対応する貯蔵器の中に緑インクを含んでおり、電極(132B、134B)はその対応する貯蔵器の中に青インクを含んでいる。本方式では、電界が各電極対、及びその対応する貯蔵器の中の液体に印加されると、各電極対の下の領域は異なるカラーサブピクセルを形成し、各ピクセルは3つの電極対を有するので、3つのサブピクセルを組み合わせると一つの着色されたピクセルとして表示される。したがって、各ピクセルの適切な電極を選択することによって、異なるカラーを各ピクセル上に形成することができる。本ディスプレイ130では、非導電性液体(貯蔵器の外側の液体)が透明であるならば、画像はパステルカラーを示す。非導電性液体が(例えば)黒く着色され、ディスプレイを背後から照らすと、非常に幅広のカラー域を有する画像を示す。
【0050】
カラーを達成するためのさらに他の方法は、各カラーに対して1つ、そして重層のピクセル配列の、2つ以上のディスプレイシートのスタックを有することである。この場合は、減色染料(シアン、マゼンタ及び黄)の使用が最も適している。
【0051】
本明細書に開示された両方の方式のカラー電気毛管ディスプレイシートでは、赤インク、青インク及び緑インクは、カラーのスペクトルを形成できる任意の3つの補色によって置き換えられてもよいことに注目にすべきである。
【0052】
図15を参照するに、本発明の容量性エネルギーディスプレイシート210の断面図が示されている。容量性ディスプレイシート210は、3つの透明シート212、214及び216を備えている。シート212、214及び216は、互いにほぼ平行で、これらは互いに離隔されている。シート212と214との間の距離d1及びシート214と216との間の距離d2は、0.0001インチから0.05インチの範囲内にある。
【0053】
図16を参照するに、シート212、214及び216を一緒に結合する方法の例が示されている。シート212、214及び216は、互いに適当に離隔されていて、ディスプレイシート210の周辺の周りに配置されているフレーム217に結合されている。フレーム217とシート212、214及び216がガラスであるならば、結合は、隣接面上に塗られ、ほぼその溶融温度まで加熱されたガラスフリットによって行われる。結合はまた、エポキシー又は他の結合樹脂を用いて行なってもよい。シート212、214及び216がテフロン又はマイラのようなプラスティック材によって作られているならば、結合は、当該技術分野で周知の手段によって達成される熱溶接であってもよい。一旦シート212、214及び216がフレーム217によって一緒に結合されると、シート212と214との間の密閉空間213及びシート214と216との間の密閉空間215が形成される。
【0054】
再び図15を参照するに、複数の透明電極218がシート214に面するシート212上に配置され、複数の透明電極220がシート212に面するシート214上に配置されている。透明電極は、ITO(酸化インジウム/スズ)、酸化スズ、薄いシートの金等から製造されることができる。電極220は、ディスプレイがいくつかの種類の反射読み出しのために使用される場合のように、本ディスプレイのいくつかの実施例では不透明で、反射することもある。電極218及び220は、正方形又は円形のような異なる形状を有するように選択することができる。しかしながら、電極218及び220の形状は通常同一である。本発明の好ましい実施例では、両方の電極218及び220は、丸い隅を有する正方形であるように選択されている。シート212の電極218の各電極は、シート214からの対応する電極220と整列されている。
【0055】
図17を参照するに、容量性ディスプレイシート210の平面図が示されている。見て分かるように、シート212の電極218は、シート212の面の幅W及び長さLの両方に沿って平行線を形成するように互いに隣接して配置されている。寸法n×nの電極218は、互いに離れた距離d3をおいて配置されている。距離d3は、0.001nから0.05nの範囲内にある。
【0056】
シート212の電極218の下に置かれているシート214の電極220は、シート212の電極と同じ形状、大きさ及び配置を有することに注目すべきである。
【0057】
図15及び図17の両方を参照するに、シート214は複数の貯蔵器(液体を保持するための蓄積器)222を有する。この貯蔵器は、好ましくは、シート214の幅W1を通って各電極220の中心に穴を形成することによって形成される。図17では、貯蔵器222は電極218の中心で円として示されている。
【0058】
シート214はシート214の幅W1を通る複数の穴223も有する。穴223は、電極220の間にある。穴223は、空間213と空間215との間に通じる経路を与える。
【0059】
再び図15を参照するに、貯蔵器222は、ダウコーニング社のシリーズ200のシリコーンオイル、エクソン社のアイソパアー(IsopaR)、鉱油、変圧器油、ひまし油等のような着色又は彩色された誘電体(非導電性)の液体224で満たされる。簡単にする目的のために、以下、“着色又は彩色された誘電体の液体”は“インク”と呼ぶ。各貯蔵器222の中のインク224は、貯蔵器の上の電極218に付着するために満ちあふれさせてもよい。しかしながら、インクはリセット状態の電極218と220との間の空間227を満たさない。空間213及び215と穴223は、インク224とは異なる誘電率を有する誘電体の液体226で満たされている。この液体は、透明であってもいいし、液体224と対照的なカラーで着色又は彩色されてもよい。空間213及び215と穴223はまた、空気のような気体で満たされてもよい。
【0060】
本発明は、“容量性エネルギーディスプレイ”と呼ばれる概念に基づいている。図15に示された構造は、容量性エネルギーを印加することによってインクを一方の領域から他方の領域へ移動させるように設計されている。電界によって誘電体の液体を移動させる概念は、ニューヨークのハフナー出版社から出版された“電気及び磁気の古典理論”(第2版)という題名の本の中でマックス・アブラハム及びリチャード・ベッカーによって詳細に論じられている。
【0061】
本発明の開示された実施例を理解するために、容量性エネルギーの概念を検討する必要がある。図18を参照するに、インク232(誘電液体)を含むタブ230の断面が示されている。タブ230内にはインク232がプレート234と236との間の空間238の一部を満たすように配置された2つの導体234及び236がある。
【0062】
図18では、電圧V3は2つのプレート234と236との間に印加されている。本例では、正の極性がプレート234に接続され、負の極性がプレート236に接続されている。しかしながら、プレート234及び236に対する電圧V3の極性の接続順序は重要でない。
【0063】
電圧V3を印加しなければ、ガラス板とガラス板の外側との間のインクのレベルはレベル233にある。しかしながら、一旦電圧V3が2つのプレート234及び236に印加されると、2つのプレート234と236との間の空間238内のインク232をレベル235に上昇させ、代わりにプレート234及び236の外側のインクのレベルをレベル237に減少させる容量性エネルギーが2つのプレート234と236との間に形成される。この概念は、本発明ではインクを移動させて要求に応じて表面積を満たすために使用されている。
【0064】
図15に戻って参照するに、電圧V4を発生する個々の電圧源が、シート212上の各電極218及びシート214上のその対応する電極220に印加されて、電極218と220との間に容量性エネルギーが形成される。電圧V4は、交流又は直流であってもよい。直流電圧の場合、電圧V4の正の極性は電極218に接続され、電圧V4の負の極性は電極220に接続されている。これらの電圧は、ディスプレイの動作に影響を及ぼさないで反転され得る。電圧V4のための全ての電圧源は個々にアドレス指定できる。したがって、各対の電極218及び220はその他の電極とは無関係に付勢されることができる。
【0065】
本明細書では、“電極を付勢すること”は、2つの対応する電極との間に接続された電圧源を付勢すること”を意味し、“作動しない電極”は、2つの対応する電極間に接続された電圧が取り除かれた”ことを意味することに注目されたい。
【0066】
動作中、対応する各電極対218及び220に電圧V 4を印加しなければ、インク224は貯蔵器222内にあるので、電極218と220との間の空間227は透明領域として見える。貯蔵器222の直径は、貯蔵器222の中のインクの可視性を低くするだけ十分に小さい。
【0067】
しかしながら、図15を参照するに、動作中、電圧V4が付勢され、電極218と220との間の容量性エネルギーによって、インク220が上昇して、空間213に流入し、電極218と220との間の空間227を満たす。電極の周辺の外側には、インク224を引き込むいかなる容量性エネルギーもないので、インク224は電極218と220の周辺内の空間213だけを占有する。
【0068】
インク224が電極218と220との空間に移動すると、インクは、空間213、穴223及び空間215内の液体226を移動させ貯蔵器222に流入させて、貯蔵器の開口から空間215に入らせ、インク224及び液体226を均衡させる。
【0069】
一旦電極が付勢されると、インク224は電極218と220との間の空間を占有するので、電極218と220との間の空間は着色されたピクセル又はサブピクセルとして見える。したがって、選択的電極を付勢することによって、画像が容量性エネルギーディスプレイシート210上に表示される。
【0070】
本発明の容量性エネルギーディスプレイシート210を紙として利用するためには、シート216の最下部面240がインクのために使用されるカラー以外のくすんだカラーで着色されるか、又は面240をインク224のために使用されるカラー以外のカラーを有する不透明な面に対して配置することができる。
【0071】
本方式の場合、作動電極は、電極の大きさに応じて暗いピクセル又はサブピクセルとして表示され、作動しない電極は透明ピクセルとして表示される。例えば、インク224が黒で、面240が白ならば、白い背景は透明電極を通して見ることができるので、作動電極は白い背景上に黒として表示され、作動しない電極は白として表示される。
【0072】
しかしながら、本発明のディスプレイシート210は、スクリーン上に容量性エネルギーディスプレイシート210の画像を投影するためにプロジェクタ上に配置される透明ディスプレイとして利用され得る。したがって、スクリーン上では映写された作動電極の画像だけが電極の大きさに応じて暗い又は着色されたピクセルあるいはサブピクセルとして見え、作動していない電極は透明に表示されるので、光は、スクリーン上にいかなる画像も投影せずにこれらの作動しない電極を通過する。
【0073】
図15の実施例に開示されたオイル基剤のインクは鉄分を含む液体で置き換えてもよいことに注目されたい。
【0074】
カラー容量性エネルギーディスプレイシートを生成するために、図15の容量性エネルギーディスプレイシートを図4に示された配置と同じ配置を有するように変更してもよい。
【0075】
カラー容量性エネルギーディスプレイシートでは、カラーのスペクトルを形成できる任意の補色をインクとして使用してもよいことに注目されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電気毛管ディスプレイシートの断面図である。
【図2】 図1の異なるシートを一緒に結合する方法の例を示す図である。
【図3】 図1の電気毛管ディスプレイシートの平面図の一部を示す。
【図4】 面上の2つの異なる種類の液体の同一サイズの小滴a及びbを示す図である。
【図5】 面に対する液体の小滴の接触角を示す図である。
【図6】 接触角α1及びα2を有する図4の2つの小滴a及びbを示す図である。
【図7】 2つの平行プレートによって形成された空間の中に広がる液体の小滴を示す図である。
【図8】 2つの平行プレートによって形成された空間の中に広がらない液体の小滴を示す図である。
【図9】 電圧を液体の小滴に印加することによって、小滴の接触角を変えることができることを示す図である。
【図10】 空気で囲まれ、かつ鋭角の接触角を有する小滴を示す図である。
【図11】 異なる液体によって囲まれ、かつ今度は鈍角を有する図10の同一小滴を示す図である。
【図12】 本発明の他の電気毛管ディスプレイシートを示す図である。
【図13】 本発明のさらに他の電気毛管ディスプレイシートを示す図である。
【図14】 本発明のカラー電気毛管ディスプレイシートの平面図の一部を示し。
【図15】 本発明の容量性エネルギーディスプレイシートの断面図を示す。
【図16】 図15の異なるシートを一緒に結合する方法の例を示す図である。
【図17】 図15の容量性エネルギーディスプレイシートの平面図を示す。
【図18】 誘電液体を含むタブの断面図を示す。
【符号の説明】
10: 電気毛管ディスプレイシート
12、14、16: 絶縁シート
13、15: 密閉空間
17: フレーム
18、20: 電極
22: 貯蔵器
24、26: 絶縁体層
Claims (2)
- 第1の非導電性シートと、
第2の非導電性シートと、
前記第1のシートと前記第2のシート間の密閉通路手段と、
前記第2のシートが前記通路手段の中に通じている貯蔵手段を有していることと、
前記第1のシートが電極手段を有していることと、
前記第2のシートが前記貯蔵手段に関連している電極手段を有していることと、
前記貯蔵手段内の液体手段と、
前記液体手段が導電性であることと、
前記液体手段に電気的な接続を提供するために前記液体手段に接触する導電手段と、
前記第1のシートの前記電極手段を前記液体手段から絶縁するための第1の絶縁層と、
前記第2のシートの前記電極手段を前記液体手段から絶縁するための第2の絶縁層と、前記第1のシートの前記電極手段、前記第1の絶縁層、前記第2のシートの前記電極手段、前記第2の絶縁層及び前記導電手段が、前記第1のシートの前記電極手段、前記第2のシートの前記電極手段及び前記導電手段が付勢されると、電場が発生して前記液体手段を前記密閉通路手段に流入させるように、互いに、及び、前記貯蔵手段に対して構成され且つ配置されていることから成るディスプレイ装置。 - 第1の非導電性シートと、
第2の非導電性シートと、
前記第1のシートと前記第2のシート間の密閉通路手段と、
前記第2のシートが前記通路手段の中に通じている貯蔵手段を有していることと、
前記第1のシートが電極手段を有していることと、
前記第2のシートが、各々が前記貯蔵手段に関連している電極手段を有していることと、 前記貯蔵手段内の液体手段と、
前記液体手段が非導電性であり、
前記第1のシート上の前記電極手段及び前記第2のシート上の前記電極手段が、これらが付勢されると、前記第1のシート上の前記電極手段と前記第2のシート上の前記電極手段との間に容量性エネルギーが発生して前記液体手段を前記密閉通路手段に流入させるように、互いに、及び、前記貯蔵手段に対して構成され且つ配置されていることから成るディスプレイ装置。
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