JPH1039131A - カラーフィルタ、その製造方法及び液晶表示装置 - Google Patents

カラーフィルタ、その製造方法及び液晶表示装置

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JPH1039131A
JPH1039131A JP19438896A JP19438896A JPH1039131A JP H1039131 A JPH1039131 A JP H1039131A JP 19438896 A JP19438896 A JP 19438896A JP 19438896 A JP19438896 A JP 19438896A JP H1039131 A JPH1039131 A JP H1039131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡便にブラックマトリクスを形成するこ
とができるとともに、該ブラックマトリクスが、耐光
性、耐熱性、耐湿性等にすぐれ、さらには光学濃度にお
いても高い値を有し、このようなブラックマトリクスか
らなるカラーフィルタを備えることにより、高画質で安
価な液晶表示装置を得ること。 【解決手段】 光透過性基板上に複数の着色画素と該着
色画素間に配置されたブラックマトリクスとが形成さ
れ、該ブラックマトリクスが、表面を無機系酸化剤によ
り処理したカーボンブラックにより形成されているカラ
ーフィルタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーフィルタ、
その製造方法及び液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】液晶表
示素子用カラーフィルタは液晶表示素子をカラー化する
ための必須の部品であり、ガラスあるいは透明プラスチ
ック基板上に着色画素を形成して作製されている。着色
画素は赤(R)、青(B)、緑(G)の3原色の画素を
ライン状、モザイク状又はトライアングル状に配置して
構成されており、そのサイズは100μm前後である。
各画素の間には、画素のコントラストを高めるために、
一般にブラックマトリクスと呼ばれる遮光着色層が形成
され、TFT駆動方式においては、トランジスタや配線
部の遮光のために用いられる。
【0003】これらブラックマトリクスは、通常金属ク
ロムの蒸着膜やスパッタリング膜のエッチング加工によ
り形成されている。このブラックマトリクスの幅は狭い
ところでは数μm、広いところでは100μm程度の幅
を有している。一方、画素の着色方法についてはR、
G、Bそれぞれの感光性の着色ペーストを用いて光でパ
ターニングする方法、あるいはインクジェット法によ
り、非感光性のインクを所定の位置に噴射して着色する
方法、印刷装置を用いて基板上にスクリーン印刷による
着色する方法、さらには透明電極を形成した基板上に電
着法により着色する方法等が提案されている。
【0004】従来のブラックマトリクスを用いた場合に
は、ブラックマトリクス上にインクのはみ出しが発生
し、平坦な画素が得られない。この対策として、特開平
4−123005号公報、特開平4−123006号公
報、特開平4−123007号公報及び特開平4−19
5102号公報等に開示されているように、感光性樹脂
層上にシリコーン樹脂層を形成してインク反発性を応用
したインクジェット法または印刷法によるカラーフィル
タ製造法が記載されている。しかし、各画素用インクの
ブラックマトリクス上でのインク反発性付与のために、
遮光層感光性樹脂層及びシリコーン樹脂層を形成する
と、全体の膜厚の増大化、工程の複雑さ等、さらにはコ
スト面において問題点が大きい。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、より簡便にブラックマトリクスを形成することがで
きるとともに、該ブラックマトリクスが、耐光性、耐熱
性、耐湿性等にすぐれ、さらには光学濃度においても高
い値を有し、このようなブラックマトリクスからなるカ
ラーフィルタを備えることにより、高画質で安価な液晶
表示装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光透過
性基板上に複数の着色画素と該着色画素間に配置された
ブラックマトリクスとが形成され、該ブラックマトリク
スが、表面を無機系酸化剤で処理したカーボンブラック
粒子により形成されているカラーフィルタが提供され
る。
【0007】また、本発明によれば、光透過性基板上
に、インクジェット方式、ディスペンサー方式、スクリ
ーン印刷方式又は孔版印刷方式によりブラックマトリク
スを形成する上記カラーフィルタの製造方法が提供され
る。さらに、本発明によれば、少なくとも一方が光透過
性基板からなる一対の基板間に液晶が封入され、少なく
とも一方の基板上に上記カラーフィルタが具備されて構
成されている液晶表示装置が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明におけるカラーフィルタ
は、光透過性基板上に複数の着色画素とブラックマトリ
クスとが形成されて構成されており、例えば、液晶表示
素子に使用されるものである。各着色画素は、通常10
0μm程度の幅を有し、各着色画素間に線幅20μm程
度のブラックマトリクスが配設されているが、本発明に
おいてはこれらの幅には限定されない。各着色画素は、
線状に配置されたいわゆるストライプ状のものや、ブラ
ックマトリクスに周りを囲まれた着色画素がモザイク状
又はトライアングル状に配置されている。
【0009】本発明において使用される光透過性基板
は、適当な光透過率や強度を有し、基板としての機能を
果たすことができるものであれば透明基板、半透明基板
等、特に限定されるものではなく、例えば、ガラス、プ
ラスチック板、プラスチックフィルム等が挙げられる。
なお、この光透過性基板は、後述するように可染色性媒
体が塗布/形成されていてもよい。
【0010】本発明のカラーフィルタのブラックマトリ
クスは、表面を無機系酸化剤で処理したカーボンブラッ
ク粒子により形成されている。表面処理される粒子状の
カーボンブラックとしては、特に限定されるものではな
く、例えば、チャネルブラック、アセチレンブラック、
オイルファーネスブラック、サーマルブラック等が挙げ
られる。なかでもチャネルブラックは、粒径の点でも、
表面の処理効率、黒化度の点でも優れているため好まし
い。この際のカーボンブラック粒子は、微細構造のもの
が好ましい。ここで、微細構造とは、0.01〜0.0
5μm程度の平均粒径を有し、かつ0.001〜0.1
μm程度の粒子が全粒子中の50%程度以上、より好ま
しくは80%程度以上の粒度分布を有しているものを意
味する。粒径分布が大きくなるとブラックマトリクスが
均一化しにくく、かつ黒化度も向上しない。一方、超微
粒子のカーボンブラックが多いと表面処理のさい精製、
乾燥に問題を有し好ましくない。なお、これらのカーボ
ンブラック粒子は、後述する表面処理を行った後でも、
一般にその粒径の分布はほとんど変化しない。
【0011】上述のようなカーボンブラックの粒子表面
を無機系酸化剤により処理する方法としては、例えば、
カーボンブラック粒子を水に分散させ、無機系酸化剤を
加え、室温もしくは80℃程度まで加熱した状態で、5
〜60分間程度処理する方法が挙げられる。この場合の
無機系酸化剤としては、例えば、硝酸、硫酸、過塩素
酸、過酸化水素、重クロム酸カリ、過マンガン酸及び過
マンガン酸ナトリウムからなる群から選択される少なく
とも1種の酸化剤が挙げられる。処理時の無機系酸化剤
の濃度は、用いる酸化剤の種類によって適宜調整するこ
とができるが、0.05N程度の低濃度から10N程度
が好ましい。なかでも、0.1N〜1N程度の比較的低
濃度の硝酸を使用した場合には、得られるカーボンブラ
ック粒子は水等の極性溶剤に分散が良好となり、また黒
化度もシャープとなるため好ましい。
【0012】上記のように、表面処理したカーボンブラ
ック粒子は、水を中心とした極性溶剤に対する分散性が
向上し、炭酸ガスを中心とした大気に対する経時安定性
が向上することとなる。本発明に使用されるカーボンブ
ラック粒子は、上述のように無機系酸化剤により表面処
理された後、さらに、水酸化ナトリウム、水酸化バリウ
ム、アンモニア、エチルアミン、トリエチルアミン、ジ
エチルアミン、モノエタノールアミン、トリブチルアミ
ン等の無機又は有機の塩基性物質を含有する溶液、例え
ば水溶液等により中和させてもよい。なかでも、アンモ
ニア、ジエチルアミン、トリエチルアミン等が好まし
い。この中和によって、カーボンブラック粒子を酸化剤
で処理することによりその粒子表面に導入されたカルボ
ニル基にアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニ
ア、アミン等を吸着させることができると考えられ、カ
ーボンブラックの極性溶媒中への分散がより良好となる
とともに、先の表面処理で用いた酸化剤の余剰分を除去
することができ、さらには、塩基性物質として揮発性を
有する物質を用いた場合には、水や塩基性物質等を蒸発
させて除去することができる。なお、この際の中和用の
塩基性溶液の濃度は、先の酸化剤処理で使用した溶液の
種類や濃度等により適宜調整することができ、例えば、
0.1〜3.0M程度で使用することができる。
【0013】本発明のカラーフィルタにおけるブラック
マトリクスを形成する方法としては、上記カーボンブラ
ックを、任意に極性溶媒に溶解させた結合剤樹脂に分散
させることによりドナー液を調製し、このドナー液を上
述の光透過性基板にパターニングすることにより行うこ
とができる。結合剤樹脂としては、特に限定されるもの
ではなく、極性溶媒に可溶であり、200℃以上でも軟
化しにくい樹脂が挙げられる。具体的には、アクリル樹
脂、メタクリル樹脂、スチレン樹脂、メラミン樹脂、エ
ポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、
ポリイミド樹脂等が適している。アクリル樹脂、メタク
リル樹脂としては、例えば、主たる樹脂成分としてポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、アル
キド樹脂、シリコーン樹脂等の低分子量のポリマー;ま
たはオリゴマーにアクリル酸、メタクリル酸またはその
エステル基を導入したプレポリマー;に、架橋剤として
単分子中に2つ以上のアクリル酸、メタクリル酸基また
はそのエステル基を有する多官能反応物を添加する系等
があげられる。この場合、必要に応じて反応開始剤とし
て熱、またはラジカルを発生するラジカル発生剤を添加
することが有効である。フェノール樹脂、アルキド樹脂
等の水酸基を有するポリマーに架橋剤としてメチロール
化メラミンを添加し、または、開始剤として光または熱
により酸性物質を発生する物質を加えた系も有効であ
る。これら樹脂はラテックスの状態で使用することが好
ましく、ラテックス状態で使用する方法は、例えば樹脂
合成の際又は合成後、界面活性剤を加える方法等が挙げ
られる。また、スチレン:無水マレイン酸又はスチレ
ン:無水マレイン酸ハーフエステル等のカルボキシル基
を含む共重合体樹脂の一部をアンモニアトリエチルアミ
ン等で4級塩化した樹脂等も結合剤樹脂として使用する
ことができる。
【0014】また、極性溶媒としては、水、メチルアル
コール、エチルアルコール、プロピルアルコール等が挙
げられる。ドナー液におけるカーボンブラックは、結合
剤樹脂に重量比で1:100〜100:1の割合で分散
させることが好ましく、より好ましくは1:10〜1:
1である。一般に樹脂量が多くなると必要な光学濃度を
得るために膜厚が大きくなり、逆にカーボンブラック量
が多くなると被膜特性が劣化しやすくなるからである。
【0015】ドナー液を光透過性基板にパターニングす
る方法としては、直接パターニングする方法及びフォト
マスクを用いてパターニングする方法等、従来はブラッ
クマトリクスの形成ではなく、カラーフィルタの着色画
素部に着色を施すために用いられていたそれ自体公知の
種々の方法が挙げられる。このような方法を用いること
により、ブラックマトリクスを簡便に形成することが可
能となる。具体的には、以下の方法がある。
【0016】ドナー液をインクジェット用インクとし
て用いて、光透過性基板上に直接パターニングする方
法、 スクリーン印刷、孔版印刷、オフセット印刷等の印刷
方式により、光透過性基板上に直接パターニングする方
法(なお、この方式を用いる場合にはドナーの粘性を高
くするため、増粘剤、一部架橋した結合剤樹脂又は分子
量が5万を越える結合剤樹脂等を併用することが必要と
なる)、 ディスペンサー方式により、光透過性基板表面に傷を
つけないようなフレキシブルなインクヘッドを用いて直
接パターニングする方法、 ドナー液における結合剤樹脂に感光性を付与してフォ
トリソグラフィーの方式によりパターンニングする方
法、 ドナー液自体には感光性を付与せず、フォトレジスト
法によりパターニングする方法。
【0017】本発明のカラーフィルターにおけるブラッ
クマトリクスは、0.3μm〜20μm程度の膜厚で形
成されていることが好ましく、膜厚は、塗布性、パター
ン解像度、光学濃度等から最適値を決めることができ
る。なお、本発明のカラーフィルタのブラックマトリッ
クスにおいて、光学濃度値は、好ましくは0.5〜4.
0程度の範囲、より好ましくは2.0〜4.0程度の範
囲である。また、本発明のカラーフィルターにおけるブ
ラックマトリクス形成領域と非形成領域との比率や形状
は、その機能、用途等により、露光に用いるマスクの形
状等の調整によって自由に変更することができる。な
お、上述のように形成されたブラックマトリクスは、そ
れ自体またはブラックマトリクス上に同一形状のパター
ンを有する被覆層によって、後述する着色画素を形成す
るためのインクに対して反発性を有しているものである
ことが好ましい。インク反発性は、ブラックマトリクス
を形成する際に樹脂、溶媒等に後述するようなインク反
発性を有する物質を添加する等して付与することができ
る。
【0018】本発明のカラーフィルタにおいては、ブラ
ックマトリクスとともに着色画素も形成されている。着
色画素は、当該分野において公知の方法で、公知の材料
又は色素等を用いて、例えば、赤R、緑G、青Bの3原
色に分割されて形成されているものである。着色画素を
形成する方法としては、インクジェット法、印刷法、フ
ォトリソグラフィの手法を用いて形成した可染媒体を染
色する方法、顔料分散感光性組成物を用いる方法、電着
法等の公知の方法が挙げられる。
【0019】例えば、インクジェット装置を用いて着色
画素を形成する方法としては下記の手法が有効である。
R、G、Bの3色分のヘッドを用意し、それぞれのヘッ
ドから微小インク滴を噴射し、光透過性基板上のブラッ
クマトリクス間の着色画素部を着色する。この場合の着
色機構としては、染色インクを用いて、光透過性基板自
体又は光透過性基板上に形成された可染性媒体を染色し
ても良く、また樹脂、染料または顔料、およびインク溶
媒からなるインクをインクジェット噴射し、その後樹脂
を熱硬化または光硬化させてもよい。なお、光透過性基
板上に可染性媒体を形成する場合、ブラックマトリクス
を形成する前に行うことが好ましい。また、上述のイン
クジェット法で着色画素を形成する場合、ブラックマト
リクス上に少しでもインキが付着すると着色画素部のイ
ンク量にむらが生じ、色むらの原因となる。従って、イ
ンクがブラックマトリクス上にまったく付着させないよ
うに微小インク滴を噴射させることが必要である。
【0020】このため、ブラックマトリクスとインクジ
ェット装置から噴射されるインクとの間の接触角は、大
きいことが重要である。よく知られているように、液体
と固体間の接触角には前進接触角と後退接触角がある
が、例えばブラックマトリクス表面に微細な凹凸が存在
する場合、又はブラックマトリクスがインクに対して親
和性の高い成分と反発性の高い成分との両方を含有する
場合には前進接触角は大きくても後退接触角が小さくな
ることがある。インクをブラックマトリクス上にまった
く付着させないためには、特に、インクの後退接触角が
大きいことが必要である。具体的には、油溶性のインク
ジェット用インクまたは印刷用インクを用いてカラーフ
ィルタを作製する場合、インクがブラックマトリクス上
に付着しないためには、各画素の表面が水に対して40
°以上、より好ましくは60°以上の後退接触角を有す
ることが好ましい。この条件を満たすブラックマトリク
スを用いた場合、インクが付着することなく、インクを
完全に着色画素部に押し込めることができる。なお、水
なし平版を用いた平型印刷機を用いて画素部に着色する
場合にもブラックマトリクスとインクの後退接触角が大
きいことは非常に有効である。
【0021】また、インク反発性は、インクの付着を望
まない部分の表面エネルギーで評価することもできる。
たとえば、インクをブラックマトリクス上にまったく付
着させないためには、ブラックマトリクス又はその上に
形成された被覆層等の表面エネルギーが20dyn/m
以下の低エネルギーであることが好ましい。また、ブラ
ックマトリクス又は被覆層中に、低表面エネルギーの物
質が微分散されていることが好ましい。低表面エネルギ
ー物質の例としては、例えば、含フッ素系有機化合物、
含ケイ素系有機化合物等が挙げられる。
【0022】また、本発明のカラーフィルタにおいて
は、ブラックマトリクス及び着色画素を形成した後、例
えば、液晶表示素子用カラーフィルタの場合、カラーフ
ィルタの保護のため、また平坦性を向上するため、さら
に表示素子に組み上げた場合に隣接して存在する液晶層
にカラーフィルタから不純物が流入するのを防ぐため、
その表面に、透明樹脂薄膜を形成してもよい。なお、透
明樹脂薄膜を形成する際、上述したブラックマトリクス
のインク反発性を有する被覆層が障害になる場合には、
予め被覆膜を剥離除去してもよい。透明樹脂薄膜は、例
えば、カゼイン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、
(N−トリメトキシシリルプロピル)ポリエチレンイミ
ン等を用いて、公知の薄膜形成方法により形成すること
ができる。
【0023】本発明のカラーフィルタは、アクティブ駆
動型又は単純マルチプレックス駆動型の透過型液晶表示
装置又は反射表示型液晶表示装置等の液晶表示装置全般
に好適に適用することができる。また、本発明のカラー
フィルタは、カラープラズマディスプレイ(PDP)、
エレクトロルミネッセントディスプレイ(EL)等のカ
ラーフィルタを使用するデバイスに幅広く適用すること
もできる。
【0024】
【実施例】本発明のカラーフィルタ、その製造方法及び
液晶表示装置の実施例を以下に具体的に説明するが、こ
れによって何ら本発明が限定されるものではない。ま
ず、本発明のカラフィルターにおけるブラックマトリク
ス用カーボンブラックの化学処理の具体的な方法につい
て説明する。
【0025】(液相酸化法によるカーボンブラックの表
面処理法)まず、カーボンブラック(NeospectraII:
0.01μm以下の粒子が全粒子の約80%程度含有)
を10g秤量し、1リットルの6N−HNO3水に加
え、内温70℃で3時間加熱撹拌した。次いで、メンブ
ランフィルターでカーボンブラックを含むHNO3水を
濾過し、続いて濾取したカーボンブラックを酢酸水(濃
度:0.2N、容量100ml)、純水(1000m
l)で洗浄し、乾燥した。処理後のカーボンブラックは
10.2gであった。
【0026】(表面カルボキシル基の確認反応)上記で
得られた表面処理されたカーボンブラックを2g秤量
し、0.1NのNaHCO3溶液50ml中に加え、4時
間室温下で撹拌した。その後、上澄液25mlを採り、
0.05N−HCl 50mlを加えて、炭酸ガスを系外
への除去しながら20分間煮沸した。次いで、0.05
N−NaOH溶液で逆滴定(フェノールフタレイン添
加)を行った。また、空試験を同時に行ない、両者の差
をカルボキシル基量とした。その結果、空試験では0.
40ミリモル/g、塩基性溶液で処理した後では6.5
1ミリモル/gであり、カーボンブラックの粒子表面に
カルボキシル基の存在が確認された。
【0027】(実施例1〜5)ゼラチンの1%水溶液を
スピナーで板膜2.5mmのガラス板上に塗布し、膜厚
0.4μmの下引層を形成した。次に、表1に示した酸
化剤を用い、上述の方法と同様の方法で表面処理したカ
ーボンブラックを含む以下の成分からなるブラックマト
リクス用ドナー液を、スクリーン印刷法により所望のパ
ターンに印字し、80℃で約5分間ガラス板の裏面より
加熱し、膜厚2.0μmのブラックマトリクスを形成し
た。
【0028】また、比較例として表面未処理のカーボン
ブラックを含むブラックマトリクス用ドナー液も調製
し、同様にブラックマトリクスを形成した。 ・ブラクマトリクス用ドナー液 表面処理が行われたカーボンブラック粒子 10重量部 スチレン:無水マレイン酸ハーフエステル共重合体 15重量部 アンモニア添加物(SMA−1440H) アルギン酸プロピレングリコールエステル(増粘剤) 3重量部 +4-OOC−C24−COO-NH4 +(発水剤) 2重量部 蒸留水 60重量部
【0029】
【表1】
【0030】表面酸化度:カーボンブラック1g中のカ
ルボキシル基換算量(ミリモル/g) 粘 性:B型粘度形による25℃の粘性(CP) 分 散 性:濁度計(積分球型)による透過性(pp
m) 次いで、上記インク反発性のブラックマトリクス形成基
板の画素形成領域にインクジェット噴射装置を用いて、
対応する位置にR、G、Bそれぞれのインク滴を噴射し
着色した。噴射したインクは下記の通りであった。 (赤色インク) 赤色顔料 ピラゾロンレッド 5重量部 界面活性剤“ニューコール”710F(日本乳化剤社製) 5重量部 メラミン樹脂“スミテックスレジン”M−3(住友化学社製) 10重量部 硬化剤ACX(住友化学社製) 0.3重量部 水 200重量部 (緑色インク)ピラゾロンレッドの代わりにフタロシア
ニングリーンを用いた以外は赤色インクで同様にして緑
色インクを作成した。 (青色インク)ピラゾロンレッドの代わりにブルーレー
キを用いた以外は赤色インクと同様にして青色インクを
作成した。
【0031】このようにして噴射着色したインクを12
0〜150℃で10分間以上熱し、インク中のメラミン
成分を硬化させ、膜厚1.5μの各着色画素を形成し
た。このように形成したカラーフィルタに関し、顕微鏡
によりブラックマトリクス上へのインクの付着及び各着
色画素とブラックマトリクスとの後退接触角について測
定した。その結果を表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】比較例1の表面未処理のカーボンブラック
を用いたドナー液の分散性は極度に悪く、そのためブラ
ックマトリクスの形成は非常に困難であった。また、光
学濃度も小さく、かつブラックマトリクス表面のざらつ
きが強く、後退接触角も測定不能であり、カラーフィル
タ用ブラックマトリクスとしては使用できないものであ
った。一方、実施例1〜5に示したように、使用酸化剤
がごく低濃度で処理した場合でも十分にその効果をはた
しており、酸化剤濃度の許容範囲は広いことがわかっ
た。
【0034】(実施例6〜8)表面処理をしたカーボン
ブラックとして表3に示したカーボンブラックを使用し
た以外は前述の実施例と同様の方法によりブラックマト
リクスを形成し、その特性を測定した結果、光学濃度、
ブラックマトリクス上のR、G、B、インクの付着性、
後退接触角等何ら問題がなく、表示品質、平坦性に優れ
たカラーフィルタであることが判明した。
【0035】
【表3】
【0036】このようなカラーフィルタを、アクティブ
駆動型の透過型液晶表示装置について使用した場合の液
晶表示装置を図1及び図2を用いて説明する。液晶表示
パネル21は、透明性絶縁基板からなるTFT基板22
と対向基板23とが対向配置し、シール材24を介して
貼り合わされて液晶が封入されて液晶層33を形成した
構造、すなわちTFT基板22と対向基板23とにより
液晶層33を挟持した構造になっている。
【0037】上記TFT基板22上には、マトリクス状
に画素電極25が形成されているとともに、信号電極
(ソース電極)26および走査電極(ゲート電極)27
が形成されている。これら信号電極26および走査電極
27の交点付近には、薄膜トランジスタ(TFT)28
が設けられており、このTFT28に上記画素電極25
が接続されている。
【0038】一方、対向基板23上には、共通電極29
が形成されるとともに、各画素電極25に対応したR
(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタ30と、
各画素部の分離を行うブラックマトリクス31とが形成
される。ブラックマトリクス31は、画素電極25間の
隙間やTFTエリアへの光の入射を遮るために設けられ
ている。
【0039】また、上記TFT基板22と対向基板23
とには、それぞれの対向面側の液晶層33と接触する面
に、液晶分子を所定方向に配向させる配向膜34が形成
されている。さらに、両基板22、23の配向膜34、
34が形成される面の反対側の面に、それぞれ偏光板3
5、35が設けられている。各画素電極25は、R、
G、Bの各カラーフィルタ30に対応して、それぞれ赤
色を表示するための画素電極25r、緑色を表示するた
めの画素電極25g、青色を表示するための画素電極2
5bを備えて一つの画素32が形成されている。
【0040】上記画素32は、それぞれの画素電極25
に接続されたTFT28により駆動される。すなわち、
各TFT28のゲートは走査電極27に接続され、各画
素電極25はTFTの28のドレインおよびソースを介
して信号電極26に接続されている。これにより、各T
FT28は画素電極25への画像信号の供給を制御し、
画素電極25をそれぞれ独立して駆動するようになって
いる。
【0041】上記液晶表示パネル21を備える液晶表示
装置では、各画素電極25に供給される画像信号に従っ
て液晶の透過率が変化し、これにより図示していないバ
ックライトから入射される光を変調して透過させること
によって、カラー画像の表示が行われる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、微細構造を有するカー
ボンブラックの粒子表面が無機系酸化剤で化学的に処理
され、任意に有機又は無機の塩基性物質により中和処理
が行なわれていることにより、これを用いてカラーフィ
ルタのブラックマトリクスが形成された場合には、高効
率の光学濃度を有し、表示品質および画素の平坦性に優
れ、かつ光、熱、温度等にも安定なカラーフィルタを得
ることができる。
【0043】また、上述のようなカーボンブラックを使
用することにより、ことに簡便な方法で精度の高いカラ
ーフィルタを製造することができる。さらに本発明によ
れば、耐熱性、耐光性、耐湿性にすぐれたカラーフィル
タを備えることにより、カラー表示性能に優れ、かつ安
価な液晶表示装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルターを具備した液晶表示
装置を示す要部の概略断面図である。
【図2】図1における液晶表示装置の要部の概略斜視図
である。
【符号の説明】
21 液晶表示パネル 22 TFT基板 23 対向基板 24 シール材 25 画素電極 25r 赤色を表示するための画素電極 25g 緑色を表示するための画素電極 25b 青色を表示するための画素電極 26 信号電極(ソース電極) 27 走査電極(ゲート電極) 28 薄膜トランジスタ(TFT) 29 共通電極 30 カラーフィルタ 31 ブラックマトリクス 32 1つの画素 33 液晶層 34 配向膜 35 偏光板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性基板上に複数の着色画素と該着
    色画素間に配置されたブラックマトリクスとが形成さ
    れ、 該ブラックマトリクスが、表面を無機系酸化剤で処理し
    たカーボンブラック粒子により形成されていることを特
    徴とするカラーフィルタ。
  2. 【請求項2】 無機系酸化剤が硝酸である請求項1記載
    のカラーフィルタ。
  3. 【請求項3】 カーボンブラック粒子がチャネルブラッ
    ク粒子である請求項1記載のカラーフィルタ。
  4. 【請求項4】 カーボンブラック粒子が、0.001〜
    0.1μmの範囲の粒径を有し、かつ該粒径の粒子が全
    粒子中80%以上である請求項1記載のカラーフィル
    タ。
  5. 【請求項5】 カーボンブラック粒子が、無機系酸化剤
    により処理された後さらに無機又は有機塩基性物質によ
    り中和処理されている請求項1記載のカラーフィルタ。
  6. 【請求項6】 光透過性基板上に、インクジェット方式
    によりブラックマトリクスを形成することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載のカラーフィルタの製造
    方法。
  7. 【請求項7】 光透過性基板上に、ディスペンサー方式
    によりブラックマトリクスを形成することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載のカラーフィルタの製造
    方法。
  8. 【請求項8】 光透過性基板上に、スクリーン印刷方式
    によりブラックマトリクスを形成することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載のカラーフィルタの製造
    方法。
  9. 【請求項9】 光透過性基板上に、孔版印刷方式により
    ブラックマトリクスを形成することを特徴とする請求項
    1〜5のいずれかに記載のカラーフィルタの製造方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも一方が光透過性基板からな
    る一対の基板間に液晶が封入され、少なくとも一方の基
    板上に請求項1〜5のいずれかに記載のカラーフィルタ
    が具備されて構成されていることを特徴とする液晶表示
    装置。
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