JPH103832A - ロータリスイッチ - Google Patents

ロータリスイッチ

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Publication number
JPH103832A
JPH103832A JP17300496A JP17300496A JPH103832A JP H103832 A JPH103832 A JP H103832A JP 17300496 A JP17300496 A JP 17300496A JP 17300496 A JP17300496 A JP 17300496A JP H103832 A JPH103832 A JP H103832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
rotor
substrate
pull
fixed contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP17300496A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Yamazaki
敦夫 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Electronics Corp
Original Assignee
Copal Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Copal Electronics Co Ltd filed Critical Copal Electronics Co Ltd
Priority to JP17300496A priority Critical patent/JPH103832A/ja
Publication of JPH103832A publication Critical patent/JPH103832A/ja
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリスイッチ本体の大きさをあまり変え
ることなく、プルアップ抵抗やプルダウン抵抗、ダイオ
ード等の素子をロータリスイッチ内部に組み込み、表面
実装に最適なロータリスイッチを提供する。 【解決手段】 両側壁に中央突起部を有し一方向に開口
した環状内側孔を有するハウジングと、表面に節度用カ
ムを設けたクリック用凹凸部が形成され、裏面に凹凸カ
ムパターンが形成されたロータと、前記ハウジング内に
設けた基板の固定接点部と対向し、前記ロータの凹凸カ
ムパターンにより開閉動作する可動接点部を有する円弧
状可動接片板と、前記ロータのクリック用凹凸部と係合
する一対の半月形ばね部を有し、前記ハウジングの中央
突起部に係合する折曲側壁を有するケースとからなり、
前記基板の固定接点部が形成されていない側の面に、プ
ルアップ抵抗、プルダウン抵抗、ダイオードのいずれか
1つあるいはそれらの組み合わせからなる素子を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型のロータリスイ
ッチ、特に表面実装に最適なロータリスイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリスイッチでは、表面実装
用としての諸々の要求に応えるため、さらなる小型化を
推進してきたが、近年、電子部品の高集積化に伴い、ロ
ータリスイッチ内部に信号処理用のプルアップ抵抗やプ
ルダウン抵抗等の素子を一体化させたものに対する要求
が強まってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロータリスイッチでは、プルアップ抵抗やプルダウン抵
抗、ダイオード等の素子を組み込むことにより、ロータ
リスイッチ本体の大型化が避けられず、表面実装に必要
な小型化の要求を満足させることはできなかった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
これらの欠点を除去するためになされたものであり、ロ
ータリスイッチ本体の大きさをあまり変えることなく、
プルアップ抵抗やプルダウン抵抗、ダイオード等の素子
をロータリスイッチ内部に組み込み、表面実装に最適な
ロータリスイッチを提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は両側壁に中央突起部を有し一方向に開口し
た環状内側孔を有するハウジングと、表面に節度用カム
を設けたクリック用凹凸部が形成され、裏面に凹凸カム
パターンが形成されたロータと、前記ハウジング内に設
けた基板の固定接点部と対向し、前記ロータの凹凸カム
パターンにより開閉動作する可動接点部を有する円弧状
可動接片板と、前記ロータのクリック用凹凸部と係合す
る一対の半月形ばね部を有し、前記ハウジングの中央突
起部に係合する折曲側壁を有するケースとからなり、前
記基板の固定接点部が形成されていない側の面に、プル
アップ抵抗、プルダウン抵抗、ダイオードのいずれか1
つあるいはそれらの組み合わせからなる素子を設けるこ
とによりロータリスイッチを構成している。また、両側
壁に中央突起部を有し一方向に開口した環状内側孔を有
するハウジングと、表面に節度用カムを設けたクリック
用凹凸部が形成され、裏面に凹凸カムパターンが形成さ
れたロータと、前記ハウジング内に設けた基板の固定接
点部と対向し、前記ロータの凹凸カムパターンにより開
閉動作する可動接点部を有する円弧状可動接片板と、前
記ロータのクリック用凹凸部と係合する一対の半月形ば
ね部を有し、前記ハウジングの中央突起部に係合する折
曲側壁を有するケースとからなり、前記基板の固定接点
部が形成されていない側の面に、プルアップ抵抗、プル
ダウン抵抗、ダイオードのいずれか1つあるいはそれら
の組み合わせからなる素子を設け、前記基板の固定接点
部が形成された面をインサート成形の基準面とすること
によりロータリスイッチを構成している。
【0006】
【実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0007】図1ないし図3は、本発明の第1の実施の
形態のロータリスイッチであり、図4ないし図5は、そ
の内部に組み込まれる基板及び基板と端子、固定接点と
の接続構造を示したものである。また、図7は円弧状可
動接片板、図8ないし図9はロータの裏,表面を示した
ものである。
【0008】1aはセラミックからなる基板で、中央部
には中央孔9が形成されており、両端周辺部には複数の
スルーホール7が形成されている。基板1aの裏表面に
は厚膜ペースト等により導電部3が形成されており、こ
のスルーホール7を介して裏表面の導電部3が電気的に
接続されている。また、この導電部3の所望の箇所に貴
金属の厚膜ペースト等により固定接点5aが形成されて
おり、この固定接点5aと後述する可動接点25との接
点開閉動作を妨げないように、先端が略直角に折り曲げ
られた端子11aが、基板1aの表面側からスルーホー
ル7に挿入され、基板1aの裏面の導電部3にハンダ付
けされることにより、導電部3に電気的・機械的に接続
されている(図4ないし図5参照)。さらに、基板1a
の裏面に形成された導電部3の所望の箇所に、厚膜ペー
スト等によるプルアップ、プルダウン抵抗等の素子が形
成されている。このようにして組み立てられた基板部
を、基板1aの表面を基準面として、絶縁性樹脂等によ
るインサート成形によりハウジング51が形成される
(図2ないし図3参照)。
【0009】ハウジング51は、内部に段付きの環状内
側孔57が設けられており、その中央部には後述するロ
ータ31のダボ35が係合する軸受用孔55が形成され
ている。また、両側壁には後述するケース71の折曲側
壁79と係合する中央突起部53が形成されている(図
1、図3参照)。
【0010】31はロータで、裏面には後述する可動接
片板21に形成された可動接点25を駆動するための凹
凸カムパターン33が形成されており、この凹凸カムパ
ターン33により、所望の可動接点25を駆動させ、基
板1aに形成された固定接点5aとの間で接点開閉動作
を行うことにより、任意のデジタル信号を得ることがで
きる。また、ハウジング51に形成された軸受用孔55
に係合するダボ35が形成されており、これによりロー
タ31を回動自在に支承する(図8参照)。ロータ31
の表面には後述するケース71と一体に形成した半月形
ばね部材77の垂下突部73と接触当接し、ロータ31
の回動によりクリック音を発生する節度用カムであるク
リック用凹凸部37がロータ31の回転方向に沿って形
成されている。さらに、ロータ31の表面中心部にはロ
ータを回動させるための操作用スクリュードライバ等の
先端部が挿入可能なスリット溝39が穿設されている
(図9参照)。このスリット溝39に合わせて、図1に
示すようなロータ方向を指示するマークを刻設しても良
い。
【0011】21は導電性金属板よりなる円弧状可動接
片板で、その中心部にはロータ31のダボ35が挿入さ
れる係合孔29が設けられている。この係合孔29の外
周には、複数の可動接片が形成されており、各々の可動
接片の端部には、基板1aに形成された固定接点5aと
の間で開閉動作を行う可動接点25が形成されており、
この可動接点25の近傍には各々突起部23が形成され
ている(図7参照)。
【0012】71は金属薄板等の弾性体からなるケース
で、両端が略直角に折り曲げられることにより折曲側壁
79が形成され、ハウジング51の両側壁に形成された
中央突起部53と係合可能な窓孔が設けられている。ま
た、ロータ31の頭部と係合する窓部の外周部には、複
数のスリット75により区画された半月形ばね部材77
が設けられており、その略中央部にはロータ31に形成
された凹凸カムパターン33と当接接触する垂下突部7
3が形成されている(図1ないし図3参照)。
【0013】基板1a等からなる基板部と一体に形成さ
れたハウジング51の中心孔55に、円弧状可動接片板
21を挟み込むようにしてロータ31のダボ35を挿入
し、ロータ31の外周上面に防塵、防湿等に効果のある
Oリング81を介してケース71を挿入し、ケース71
の両端に形成された折曲側壁79,79を、ハウジング
51の両側面に形成された中央突起部53,53と係合
させることによりOリング81を圧接した状態でロータ
リスイッチを構成する。この際に、円弧状可動接片板2
1をハウジング51に対して不動の状態に組み立て、ロ
ータ31の回動によっても位置ずれを生じないようにす
る。また、ハウジング51の環状内側孔57の内部の外
周付近には段部が形成されており、ここにロータ31の
底面が当接することにより、ロータ31の回動がスムー
ズに行われる。また、表面実装を行う際の半田の熱でO
リング81が膨張し、ケース71が外れやすくなるのを
防止するために、折曲側壁79の両端部にかしめ用爪
(図示せず)を設け、ハウジング51の底部側に折り曲
げかしめる構造とすればなお良い。
【0014】図6は本発明の第2の実施の形態を示した
もので、セラミックからなる基板1aに代えて、ガラス
エポキシ樹脂からなる基板1bを採用したものである。
同時に、端子の接続をスルーホール7を介して行うので
はなく、基板1b側面を含めて、導電部を兼ねる固定接
点5bをメッキ等の方法により形成し、基板1bの側面
に形成された導電部に、端部が略コ字状の端子11bを
挿入し、電気溶接等を行うことにより電気的・機械的に
接続している。また、プルアップ・プルダウン抵抗やダ
イオード等の素子13bに、公知のチップ部品を採用し
ている。なお、本発明はこれらの実施の形態に限定され
るものではないことは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】プルアップ抵抗やプルダウン抵抗、ダイ
オード等の素子が本体内部に組み込まれていないロータ
リスイッチに対して、その厚さをほとんど変えることな
く、これらの素子を本体内部に組み込むことができる。
特に、ケースに形成された半月形ばね部材の垂下突部
と、ロータ上面に形成されたクリック用凹凸部とが当接
することによりクリック音を得つつ所望の位置にロータ
を回動・保持することができるように構成されているた
め、厚さを薄くするうえで非常に効果があり、ロータ底
面に形成された凹凸カムパターンが、円弧状可動接片板
に形成された突起部と当接することにより、円弧状可動
接片板に形成された可動接点を押し下げ、基板に形成さ
れた固定接点と接触するように構成されているため、接
点の耐久性を向上することができる。また、基板と端子
との接続が、固定接点の接点開閉動作を妨げないように
構成されているため、左右方向の大きさを維持すること
ができる。さらに、基板の上面をインサート成形の基準
面としたため、ガラスエポキシ基板のように、その厚さ
がばらつく場合においても、固定接点と可動接点との距
離を一定に保つことができ、安定した接点開閉動作を行
うことができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の縦断面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の横断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の基板及び固定接点
の構造を示す平面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の基板及び端子の接
続構造を示す横断面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の基板及び端子の接
続構造を示す横断面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の円弧状可動接片板
を示す平面図。
【図8】本発明の第1の実施の形態のロータを示す底面
図。
【図9】本発明の第1の実施の形態のロータを示す平面
図。
【符号の説明】
1a,1b:基板、 3:導電部、5
a,5b:固定接点、 7:スルーホール、
9:中央孔、 11a,11b:
端子、13a,13b:素子、 21:円弧
状可動接片板、23:突起部、 2
5:可動接点、29:係合孔、 3
1:ロータ、33:凹凸カムパターン、 3
5:ダボ、37:クリック用凹凸部、 39:
スリット溝、51:ハウジング、 5
3:中央突起部、55:軸受用孔、
57:環状内側孔、71:ケース、
73:垂下突部、75:スリット、
77:半月形ばね部材、79:折曲側壁、
81:Oリング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側壁に中央突起部を有し一方向に開口
    した環状内側孔を有するハウジングと、表面に節度用カ
    ムを設けたクリック用凹凸部が形成され、裏面に凹凸カ
    ムパターンが形成されたロータと、前記ハウジング内に
    設けた基板の固定接点部と対向し、前記ロータの凹凸カ
    ムパターンにより開閉動作する可動接点部を有する円弧
    状可動接片板と、前記ロータのクリック用凹凸部と係合
    する一対の半月形ばね部を有し、前記ハウジングの中央
    突起部に係合する折曲側壁を有するケースとからなり、
    前記基板の固定接点部が形成されていない側の面に、プ
    ルアップ抵抗、プルダウン抵抗、ダイオードのいずれか
    1つあるいはそれらの組み合わせからなる素子を設けた
    ことを特徴とするロータリスイッチ。
  2. 【請求項2】 両側壁に中央突起部を有し一方向に開口
    した環状内側孔を有するハウジングと、表面に節度用カ
    ムを設けたクリック用凹凸部が形成され、裏面に凹凸カ
    ムパターンが形成されたロータと、前記ハウジング内に
    設けた基板の固定接点部と対向し、前記ロータの凹凸カ
    ムパターンにより開閉動作する可動接点部を有する円弧
    状可動接片板と、前記ロータのクリック用凹凸部と係合
    する一対の半月形ばね部を有し、前記ハウジングの中央
    突起部に係合する折曲側壁を有するケースとからなり、
    前記基板の固定接点部が形成されていない側の面に、プ
    ルアップ抵抗、プルダウン抵抗、ダイオードのいずれか
    1つあるいはそれらの組み合わせからなる素子を設け、
    前記基板の固定接点部が形成された面をインサート成形
    の基準面としたことを特徴とするロータリスイッチ。
JP17300496A 1996-06-12 1996-06-12 ロータリスイッチ Pending JPH103832A (ja)

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