JPH1037524A - 水平二方向可動装置の駆動制御方法及び駆動制御装置 - Google Patents

水平二方向可動装置の駆動制御方法及び駆動制御装置

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JPH1037524A
JPH1037524A JP20915596A JP20915596A JPH1037524A JP H1037524 A JPH1037524 A JP H1037524A JP 20915596 A JP20915596 A JP 20915596A JP 20915596 A JP20915596 A JP 20915596A JP H1037524 A JPH1037524 A JP H1037524A
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隆弘 新谷
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仁 森本
Ikuo Hayashi
郁夫 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の可動部に発生するねじりモーメントを消
去することにより、べアリングに作用する負荷を小さく
し、製作コストの低減、装置寿命の長期化を図り、また
制御性能にすぐれた水平二方向可動装置の駆動制御方法
及び制御装置を提供する。 【解決手段】互いに直交する水平な第1及び第2の方向
X、Yに直線運動する可動部材10と、可動部材10に
推力を与えるための第1及び第2の方向X、Yについて
それぞれ複数台設けられたアクチュエータ14、15、
18、19とを備えた水平二方向可動装置の駆動制御方
法であって、可動部材10に与える第1及び第2の方向
の必要全推力FX、FYと、可動部材10の第1及び第2
の方向X、Yの変位ΔX、ΔYとから、可動部材10の
重心回りの水平面内のモーメントの和が零となるよう
な、アクチュエータ14、15、18、19の台数に応
じた複数の分配推力fx1、fx2、fY1、fY2を演算し、
この分配推力を発生するように各アクチュエータの駆動
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水平二方向可動
装置の駆動制御方法及び駆動制御装置に関し、さらに詳
細には、アクティブ・マス・ダンパ等の慣性力制御型制
振装置や、振動台、起振器等に適用される技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、高層建築物や、いわゆるペンシル
ビルのような構造物においては、構造物の上部に設置し
たマスに働く慣性力を利用して、地震、風等の外乱によ
る振動を制御する制振装置、例えばアクティブ・マス・
ダンパに代表される慣性力制御型制振装置が提案され、
実施されている。
【0003】従来、このような制振装置や、その他振動
台、起振器等に適用される振動発生装置として、可動テ
ーブルを上下2段の可動部によって構成し、ACサーボ
モータ等のアクチュエータの駆動により、水平二方向す
なわち例えば上段可動部をX軸方向、下段可動部をY軸
方向に加力するものが知られている。このような従来の
装置において、可動テーブルをX、Y各軸方向に関し、
各1台のアクチュエータで加力する構成が採用されてい
る。これは、一般にはアクチュエータの駆動制御方式と
して、速度/変位制御方式が採用され、この場合1つの
自由度に関して可動テーブルを複数のアクチュエータで
加力しようとすると、装置の機械的性質やセンサ誤差の
影響により、アクチュエータ間に相互作用(競り合い)
が発生し、正常な駆動が困難となるからである。
【0004】しかし、このような駆動方式では、図8に
示すように、例えば、可動テーブルの上段可動部50が
X軸方向に移動した状態で、下段可動部を加力すること
により上段可動部50をY軸方向に移動させようとする
と、上段及び下段を含めた可動部全体の重心GはG´に
移動しているため、重心位置と推力FYの作用点との間
でX軸方向にΔXだけの変位が生じ、水平面内のねじり
モーメントMが発生する。
【0005】このため、ガイドベアリングには、装置可
動部の積載荷重による鉛直荷重の他に、水平面内のねじ
りモーメントを受けるため水平荷重も作用することとな
り、その結果、ベアリング等の選定に際し、大きなサイ
ズのものが必要となり、製作コストが高くならざるを得
なかった。さらに、水平面内のねじりモーメントにより
ベアリングに作用する水平荷重は、その大きさや変動が
装置の運動状態に依存して大きくなるなるため、設計時
における装置寿命の推定などに困難があった。
【0006】また、水平面内のねじりモーメントが発生
すると、ベアリングに作用する荷重が変化するため、摩
擦抵抗力が変化し、制御性能にも影響を及ぼすという問
題も生じていた。しかも、この影響は装置の平面的な大
きさに対する装置の有効ストロークの比が大きいほど、
すなわちコンパクトな装置で大ストロークを実現しよう
とするほど顕著になり、機構設計における大きな問題点
となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目
的を達成するものである。
【0008】この発明の目的は、装置の可動部に発生す
るねじりモーメントを消去することにより、べアリング
に作用する負荷を小さくし、製作コストの低減、装置寿
命の長期化を図り、また制御性能にすぐれた水平二方向
可動装置の駆動制御方法及び制御装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採用している。
【0010】すなわち、この発明は、互いに直交する水
平な第1及び第2の方向に直線運動する可動部材と、こ
の可動部材に推力を与えるための前記第1及び第2の方
向についてそれぞれ複数台設けられたアクチュエータと
を備えた水平二方向可動装置の駆動制御方法であって、
前記可動部材に与える第1及び第2の方向の必要全推力
と、前記可動部材の前記第1及び第2の方向の変位とか
ら、前記可動部材の重心回りの水平面内のモーメントの
和が零となるような、前記アクチュエータの台数に応じ
た複数の分配推力を演算し、この分配推力を発生するよ
うに前記各アクチュエータの駆動を制御することを特徴
とする水平二方向可動装置の駆動制御方法にある。
【0011】またこの発明は、前記アクチュエータがサ
ーボモータからなり、前記分配推力を発生するようにト
ルクを制御することを特徴とする水平二方向可動装置の
駆動制御方法にある。
【0012】さらにこの発明は、互いに直交する水平な
第1及び第2の方向に直線運動する可動部材と、この可
動部材に推力を与えるための前記第1及び第2の方向に
ついてそれぞれ複数台設けられたアクチュエータとを備
えた水平二方向可動装置の駆動制御装置であって、前記
可動部材に与える前記第1及び第2の方向の必要全推力
指令を出力する手段と、前記可動部材の前記第1及び第
2の方向の変位を検出する手段と、検出された変位と必
要全推力とから、前記可動部材の重心回りの水平面内の
モーメントの和が零となるような、前記アクチュエータ
の台数に応じた複数の分配推力を演算し、各アクチュエ
ータに与える分配推力指令を出力する手段とを備えてな
ることを特徴とする水平二方向可動装置の駆動制御装置
にある。
【0013】この発明によれば、第1及び第2の方向に
ついて複数台のアクチュエータで可動部材に推力を与
え、その際、第1及び第2の方向の変位に応じて、可動
部材の重心回りの水平面内のねじりモーメントの和が零
となるように全推力を複数に分配して可動部材に与える
ので、可動部に発生するねじりモーメントが消去され、
ベアリングに作用する負荷が小さくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を用
いて以下に説明する。図1は、この発明による駆動制御
方法及び駆動制御装置が適用可能な水平二方向可動装置
の可動部支持ユニットを示す斜視図である。可動部支持
ユニット1は、上側リニア軸受2及び下側リニア軸受3
からなる2つのリニア軸受と、推力伝達機構4とを備え
ている。上側リニア軸受2及び下側リニア軸受3は互い
に直交する水平二方向の相対直線運動を案内するための
ものであり、それぞれ上側ガイドレール2a及び下側ガ
イドレール3aと、各ガイドレール2a、3aが装着さ
れる溝形の上側ガイドレール受け2b及び下側ガイドレ
ール受け3bとを有してる。
【0015】上側ガイドレール受け2b及び下側ガイド
レール受け3bには、それぞれ上向き及び下向きの案内
面2c、2dが形成され(図2参照)、上側ガイドレー
ル2a及び下側ガイドレール3aは各案内面2c、2d
に転動体保持器5を介して相対直線運動自在に装着され
ている。
【0016】推力伝達機構4は上側ガイドレール受け2
b及び下側ガイドレール受け3b間に固定されたボール
ナット6と、このボールナット6に螺着されたボールね
じ7とからなっている。ボールねじ7は下側リニア軸受
3と同方向に延び、したがって推力伝達機構4はボール
ねじ7の回転により下側リニア軸受3に相対直線運動を
生じさせる。
【0017】図3は上述の可動部支持ユニットを用いた
水平二方向可動装置の全体を示す斜視図、図4は可動テ
ーブルを除去した状態の平面図、図5は側面図である。
【0018】可動部支持ユニット1は4基用いられ、そ
のうちの2基が可動部材である可動テーブル10をX軸
方向(第1の方向)に駆動するためのものであり、他の
2基が可動テーブル10をX軸方向と直交するY軸方向
(第2の方向)に駆動するためのものであり、それぞれ
符号に添字X、Yを付してある。
【0019】X軸方向駆動用の可動部支持ユニット1
X、1Xは、それらの下側リニア軸受3がX軸方向に沿
って互いに平行となるように、すなわち推力伝達機構4
がX軸方向の推力を伝達するように互いに間隔を置いて
ベースである基礎フレーム11上に配置され、下側ガイ
ドレール3aが基礎フレーム11に固定されている。可
動部支持ユニット1X、1Xのボールねじ7、7の両端
は軸受ブラケット12によって支持され、これらのボー
ルねじ7、7の一端にはカップリング13を介して第
1、第2のX軸サーボモータ14、15が連結されてい
る。
【0020】同様に、Y軸方向駆動用の可動部支持ユニ
ット1Y、1Yも、それらの下側リニア軸受3がY軸方
向に沿って互いに平行となるように、すなわち推力伝達
機構4がY軸方向の推力を伝達するように互いに間隔を
置いて基礎フレーム11上に配置され、下側ガイドレー
ル3aが基礎フレーム11に固定されている。可動部支
持ユニット1Y、1Yのボールねじ7、7の両端は軸受
16によって支持され、これらのボールねじ7、7の一
端にはカップリング17を介して第1、第2のY軸サー
ボモータ18、19が連結されている。可動テーブル1
0のアクチュエータである第1、第2のX軸サーボモー
タ14、15及び第1、第2のY軸サーボモータ18、
19は、X、Y各軸方向に関してそれぞれ対角位置に配
置され、これらのサーボモータ14、15、18、19
はこの実施の形態ではACサーボモータが用いられてい
る。
【0021】可動テーブル10は可動部支持ユニット1
X、1X、1Y、1Y全体に亘ってそれらの上側ガイド
レール2aに固定され、支持されている。可動テーブル
10はX軸サーボモータ14、15及びY軸サーボモー
タ18、19の駆動により、可動部支持ユニット1X、
1X、1Y、1Yを介して推力を与えられ、X、Y軸方
向に運動する。すなわち、X軸サーボモータ14、15
が駆動されると、可動部支持ユニット1X、1Xの各ボ
ールねじ7が回転し、下側リニア軸受3にX軸方向の相
対直線運動が生じる。これにより、可動テーブル10が
X軸方向に直線運動し、その際、可動部支持ユニット1
Y、1Yに関しては、上側リニア軸受2にX軸方向の相
対直線運動が生じる。
【0022】同様に、Y軸サーボモータ18、19が駆
動されると、可動部支持ユニット1Y、1Yの各ボール
ねじ7が回転し、下側リニア軸受3にY軸方向の相対直
線運動が生じる。これにより、可動テーブル10がY軸
方向に直線運動し、その際、可動部支持ユニット1X、
1Xに関しては、上側リニア軸受2にY軸方向の相対直
線運動が生じる。
【0023】図6は上記水平二方向可動装置の駆動制御
方法及び駆動制御装置を説明するためのブロック図であ
る。制御装置20はフィードバック制御コントローラ2
1と、分配推力演算回路22とを備えている。水平二方
向可動装置が例えば、制振装置として使用される場合、
フィードバック制御コントローラ21は、建物の揺れに
応じて設定される制御目標値と、加速度検出器等により
検出されてフィードバックされる可動テーブル10の運
動状態量との偏差に基づき、X軸方向の全推力FX及び
Y軸方向の全推力FYを算出し、各軸方向の全推力指令
を出力する。これらの全推力指令は分配推力演算回路2
2に入力される。
【0024】分配推力演算回路22は、X軸方向演算器
23と、Y軸方向演算器24とからなっている。可動テ
ーブル10にはX軸方向変位検出器25と、Y軸方向変
位検出器26とが設けられている。変位検出器25、2
6の検出値ΔX、ΔYは、それぞれY軸方向演算器24
及びX軸方向演算器23に入力される。各演算器23、
24は全推力FX、FYと変位ΔX、ΔYとから、可動テ
ーブル10の重心回りのねじりモーメントの和が零とな
るような、2つの分配推力をX軸方向及びY軸方向につ
いて演算する。
【0025】ここで、分配推力の演算方法を図7を参照
して説明する。装置中心と可動テーブル10の重心Gが
一致した状態での、重心Gを原点とするX、Y座標を考
える。可動テーブル10がX軸方向にΔX変位し、重心
がG´に移動した状態で、可動テーブル10にY軸方向
の全推力FYを与える場合、同方向の分配推力fY1、fY
2は、次の条件式(1)、(2)により演算される。
【0026】 fY1+fY2=FY (1) (ΔX−L)・fY2+(ΔX+L)・fY1=0 (2) 同様に、可動テーブル10がY軸方向にΔY変位した状
態で、可動テーブル10にX軸方向の全推力FXを与え
る場合、同方向の分配推力fX1、fX2は、次の条件式
(3)、(4)により演算される。
【0027】 fX1+fX2=FX (3) (ΔY−L)・fX2+(ΔY+L)・fX1=0 (4) 上記各式において、LはX軸サーボモータ14、15及
びY軸サーボモータ18、19の作用点のX、Y座標原
点からのX、Y軸方向距離である。
【0028】X軸方向演算器23及びY軸方向演算器2
4は、それぞれ分配推力fX1、fX2及び分配推力fY1、
fY2に応じた分配推力指令を第1、第2X軸サーボモー
タ14、15及び第1、第2Y軸サーボモータ18、1
9に与え、可動テーブル10を加力する。この場合、各
分配推力指令は各サーボモータにトルク指令として与え
られ、各サーボモータの駆動トルクが制御される。
【0029】このように、可動テーブル10には条件式
(1)、(2)、(3)、(4)を満足するような分配
推力が与えられるので、可動テーブル10に発生する水
平面内のねじりモーメントが消去される。
【0030】この発明による駆動制御方法及び駆動制御
装置が適用される水平二方向可動装置は、上記実施の形
態に限られるものではない。すなわち、上記実施の形態
の水平二方向可動装置は、X、Y各軸方向について2台
のアクチュエータが設けられているが、複数台であれば
3台以上であっても、この発明による駆動制御方法及び
駆動制御装置を適用することができ、台数に応じて各ア
クチュエータに分配推力を発生させることにより、可動
テーブルの水平面内に発生するねじりモーメントを消去
することができる。したがって、条件式(1)、
(2)、(3)、(4)は、X、Y各軸方向について2
台のアクチュエータが設けられた場合のものにすぎな
い。
【0031】さらに、アクチュエータとしてはACサー
ボモータに限らず、DCサーボモータを用いてもよく、
さらにサーボモータ以外の流体圧シリンダ等他のアクチ
ュエータを用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、装置の
可動部に発生するねじりモーメントが消去されるので、
リニア軸受に作用する負荷が小さくなり、製作コストの
低減、装置寿命の長期化を図ることができ、また制御性
能にすぐれたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明による駆動制御方法法及び駆動
制御装置が適用される水平二方向可動装置の可動部支持
ユニットを示す斜視図である。
【図2】図2は同支持ユニットのガイドレール等を除去
した状態の斜視図である。
【図3】図3はこの発明による駆動制御方法法及び駆動
制御装置が適用される水平二方向可動装置を示す斜視図
である。
【図4】図4は同装置の可動テーブルを除去した状態の
平面図である。
【図5】図5は同装置の側面図である。
【図6】図5はこの発明による駆動制御方法及び駆動制
御装置を説明するためのブロック図である。
【図7】図7は分配推力の演算方法を説明するための図
である。
【図8】図8は従来の装置において発生するねじりモー
メントを説明するための図である。
【符号の説明】
1…可動部支持ユニット 2…上側リニア軸受 2a…上側リニアガイドレール 2b…上側リニアガイドレール受け 3…下側リニア軸受 3a…下側リニアガイドレール 3b…下側リニアガイドレール受け 4…推力伝達機構 6…ボールナット 7…ボールねじ 10…可動テーブル 11…基礎フレーム 14…第1のX軸サーボモータ 15…第2のX軸サーボモータ 18…第1のY軸サーボモータ 19…第2のY軸サーボモータ 20…制御装置 21…フィードバック制御コントローラ 22…分配推力演算回路 23…X軸方向演算器 24…Y軸方向演算器 25…X軸方向変位検出器 26…Y軸方向変位検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新谷 隆弘 千葉県船橋市前原東5−8−16 (72)発明者 森本 仁 千葉県成田市新泉9−1 鉄建建設株式会 社技術研究所内 (72)発明者 林 郁夫 千葉県成田市新泉9−1 鉄建建設株式会 社技術研究所内 (72)発明者 中村 豊 千葉県成田市新泉9−1 鉄建建設株式会 社技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに直交する水平な第1及び第2の方向
    に直線運動する可動部材と、この可動部材に推力を与え
    るための前記第1及び第2の方向についてそれぞれ複数
    台設けられたアクチュエータとを備えた水平二方向可動
    装置の駆動制御方法であって、 前記可動部材に与える第1及び第2の方向の必要全推力
    と、前記可動部材の前記第1及び第2の方向の変位とか
    ら、前記可動部材の重心回りの水平面内のモーメントの
    和が零となるような、前記アクチュエータの台数に応じ
    た複数の分配推力を演算し、 この分配推力を発生するように前記各アクチュエータの
    駆動を制御することを特徴とする水平二方向可動装置の
    駆動制御方法。
  2. 【請求項2】前記アクチュエータがサーボモータからな
    り、前記分配推力を発生するようにトルクを制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の水平二方向可動装置の駆
    動制御方法。
  3. 【請求項3】互いに直交する水平な第1及び第2の方向
    に直線運動する可動部材と、この可動部材に推力を与え
    るための前記第1及び第2の方向についてそれぞれ複数
    台設けられたアクチュエータとを備えた水平二方向可動
    装置の駆動制御装置であって、 前記可動部材に与える前記第1及び第2の方向の必要全
    推力指令を出力する手段と、 前記可動部材の前記第1及び第2の方向の変位を検出す
    る手段と、 検出された変位と必要全推力とから、前記可動部材の重
    心回りの水平面内のモーメントの和が零となるような、
    前記アクチュエータの台数に応じた複数の分配推力を演
    算し、各アクチュエータに与える分配推力指令を出力す
    る手段とを備えてなることを特徴とする水平二方向可動
    装置の駆動制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6941195B2 (en) * 2002-05-20 2005-09-06 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Method and device for allocating thrust
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