JP4241240B2 - 多軸サーボ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品実装装置や半導体ウエハ搬送装置のような、複数の可動部を有する装置で、かつ、装置全体が可動部推力により振動してしまう装置に対する制御装置であり、特に、振動と、各可動部が他の可動部から受ける干渉力とによる悪影響を同時に解決するする多軸サーボ制御装置に関する。
従来の多軸サーボ制御装置は、複数可動部の同時動作時の振動を避けるために、各可動部の動作を考慮した、移動シーケンスを作成し、そのシーケンスに添って、なるべく振動しないようなタイミングで動作させていた。(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−302991号公報(第5−7頁、第9−11図)
この従来例では、部品供給個数や、二つのテーブル間の距離に基づいて、その時の移動シーケンスを移動パラメータを0から3に設定することで、制御しているものである。
この中では、移動パラメータを以下のように定義している。
・移動パラメータ=0のとき、移動テーブルは移動せず停止状態。
・移動パラメータ=1のとき、部品供給を行っていない方のテーブルは、左側へ設定量XLだけ低速で移動する。
・移動パラメータ=2のとき、部品供給を行っていない方のテーブルは、右側へ設定量XLだけ低速で移動する。
・移動パラメータ=3のとき、部品供給を行っていない方のテーブルは、部品供給を行っている方の移動テーブルと同じ方向に同じ距離だけ高速に移動する。
このように、従来の電子部品の実装装置は、各テーブルの動作を移動シーケンスにより制御することで振動の発生を少なくし、高速で基盤に電子部品を実装する装置を実現していた。
しかしながら、従来の制御装置は、他方のテーブルの部品供給個数に沿って、停止、低速動作、高速動作の3つから動作を選択した移動シーケンスに添って動作を行うため、条件によっては、片方の軸が停止したり、低速動作を行うため、2つのテーブルが同時に高速に動作するのに比べて、あきらかに無駄な時間があり、高速化を図れないという問題があった。
また、振動を積極的に抑制するわけではないため、条件によっては、振動が発生し、機械の性能が劣化するという問題もあった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、全可動部の指令から、機械全体の振動と、他軸からの干渉力も考慮した伝達関数を逆に解き各軸の推力指令を計算し、それと同時に、計算された推力で動作した時の可動部の位置を計算し、実際の可動部の位置との誤差を制御で補償することで機械全体の振動を抑制し、かつ、他軸からの外乱である干渉力の影響を受けない動作を実現でき、全ての軸が同時に独立且つ高速に動作することを可能にした多軸サーボ制御装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、請求項1記載の多軸サーボ制御装置の発明は、複数の可動部と可動部駆動する複数のアクチュエータとから成る機械装置を制御する多軸サーボ制御装置において、t番目(t=1,2,・・・,n)の駆動軸に対応するサーボ制御装置SVtは、複数の前記可動部の移動量を演算する上位コントローラからの各軸全ての移動指令(REF1,REF2,・・・,REFn)を入力して前記可動部を駆動する推力指令FREFtを計算する推力計算部と、前記サーボ制御装置SVtのみの移動指令REFtを入力して前記推力指令FREFtによって動作する時の位置XREFtを計算する位置計算部と、該位置計算部で計算された位置XREFtと実際の可動部の位置Xtの誤差を低減する補償推力FCOMPtを出力する誤差補償部と、前記推力指令FREFtに、前記補償推力FCOMPtを加算し、最終的な推力指令値Ftとする加算器とを備え、前記推力計算部は、前記機械装置を複数の前記可動部の質量(M1,M2,・・・,Mn)と前記機械装置の機台の質量Mbと前記機台を支持するアンカの合計バネ定数Kbを用いて、複数の前記可動部の推力指令(FREF1,FREF2,・・・,FREFn)を入力とし複数の前記可動部の位置(X1,X2,・・・,Xn)を出力とする多入力多出力モデルで表し、前記多入力多出力モデルに基づいて前記推力指令FREFtを算出することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の多軸サーボ制御装置において、t番目の前記推力指令FREFtが式(4)
Figure 0004241240

で表されることを特徴とする
このようになっているため、各可動部を動作させる際に、振動が発生せず、また他軸の干渉の悪影響を受けずに動作することができ、作業を高速化することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の多軸サーボ制御装置において、前記アクチュエータが、直動型アクチュエータあるいは、回転型アクチュエータとボールねじの組み合わせであることを特徴とする。
このようになっているため、アクチュエータの形態によらず、効果を発揮することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多軸サーボ制御装置において、前記アクチュエータが、直線的に動作するものだけでなく、2次元平面上を動作するものや、3次元で動作するものであることを特徴とする。
このようになっているため可動部が2次元平面上を自由に動作するものや、3次元で動作する場合も、振動無く、また他軸の干渉を受けずに動作することができ、作業を高速化することができる。
以上述べたように、本発明の多軸サーボ制御装置によれば、全可動部の移動指令から、機械全体の振動と、他軸からの干渉力も考慮したモデルの伝達関数を逆に解くことで、各可動部への推力指令を計算し、それを用いることで、機械を振動せず、且つ他軸からの干渉の影響も受けない動作を実現することができるという効果がある。その結果として、各可動部ごと独立に高速動作が可能になり、作業の高速化が図れる。
また、誤差補償部を有するため、考えているモデルと、実機がモデル誤差を有する場合も、著しく性能が低下するということがないという効果がある。
また、直動型アクチュエータ、あるいは、回転型アクチュエータとボールねじの組み合わせで可動部を同一直線上に動作させるようにしているので、他のアクチュエータと比べて制御が簡単かつ正確に行えるという効果がある。
さらに、可動部が同一直線上を動作する場合だけでなく、2次元平面上を動作する場合や3次元的に動作を行う可動部を有する装置に対しても本発明は適用可能となるので、このようなケースにおいても、振動無く、また他軸の干渉を受けずに動作することができ、作業を高速化することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて詳細に説明する。
図4は、本発明に係る多軸サーボ制御装置を含む全体構成を示すブロック図である。
同図において、10は上位コントローラ、11〜91は各軸専用のサーボ制御回路であり、例えば11は第1軸目多軸サーボ制御装置、21は第2軸目多軸サーボ制御装置、91は第n軸目多軸サーボ制御装置となっている。12〜92はサーボアンプ、13〜93はサーボモータ、14〜94は可動部である移動テーブル、15〜95はエンコーダ(PG)、16〜96はボールねじである。
上位コントローラ10は多軸サーボ制御装置を制御するもので、CPU、ROM、RAM、およびHDDなどの不揮発性メモリを搭載しており、各可動部の指令REF1〜REFnを各軸専用サーボ制御回路11〜91に共通に送る。
各軸専用サーボ制御回路11〜91は各々内蔵の推力計算部1(後述)で各可動部の指令REF1〜REFnまでを用いて各式(後述)を解くことにより各自の推力指令(第1軸であればFREF1)を計算し、最終的な推力指令値F1〜Fn(第1軸であれば、F1)を求め、これを各々サーボアンプ12〜92にってサーボモータ13〜93(第1軸であればサーボアンプ12、サーボモータ13)を駆動する。
サーボモータ13〜93はボールねじ16〜96との組み合わせによって、移動テーブル14〜94を移動させる。移動テーブル14〜94の各移動量X1〜Xnは各PG15〜95から各軸多軸サーボ制御装置11〜91に戻され、本発明に係る演算の1データとして用いられる。
このようなブロック図に示す構成の多軸サーボ制御装置において、後述する手法を用いるようにすれば、各可動部を同時に動作させても振動せず、他軸の干渉の影響も受けずに動作して、作業を高速化することができる。
アクチュエータとして、ここではサーボモータ13〜93のような回転型アクチュエータを用い、これとボールねじ16〜96の組み合わせによって移動テーブル14〜94を駆動しているが、リニアモータのような直動型のものを用いても良い。
また、移動方向は直線動作でなく、2次元平面を自由に動作するアクチュエータや、3次元的に動作するアクチュエータに対しても、それぞれの移動成分をベクトルで表現し、各ベクトル成分毎に本発明を適用すればよい。
図5は、本発明で使用する制御対象の概念図である。
図において、質量Mbの機台51の上に可動部521〜52nがn個設置されている。各可動部521〜52nの質量はそれぞれM1〜Mnである。機台51は4つのアンカ(足)531〜534により支持されており、各アンカ531〜534がばね要素を有している。このばね要素のばね定数を4つの合計でKbとする。
図1は、図4で示す本発明の多軸サーボ制御装置11の内部構成図である。
2番目からn番目の可動部に関しても全く同様に制御できるため、ここでは、1番目の可動部の制御を例にとり説明する。
図1において、1は、各可動部の移動指令全て(REF1〜REFn)を入力し、1番目の可動部への推力指令FREF1を計算する推力計算部である。
2は位置計算部を表し、自分の移動指令のみを入力し、制御対象が推力指令FREF1通りに動作する時の位置XREF1を計算する。
3は誤差補償部であり、2で計算された位置XREF1と実際の位置検出値X1を入力し、その誤差を軽減するべく制御を行い、補償推力FCOMP1を算出する。誤差補償部は適当な補償器でよいが、本実施例では後に説明するPID制御を行うことにする。
4は推力指令FREF1と補償推力FCOMP1を加算し、最終的に1番目の可動部に与える推力指令F1を計算する加算器である。
そこで、それぞれの構成要素について以下に詳しく説明する。
まず、推力計算部1での処理内容を説明する。
ここでは、図5の機械を模擬したモデル図3を逆算することで、理想的な推力指令FREF1を計算する。
図3中、FREF1からFREFnは各可動部へ与えられる推力を表す。 また、X1からXnは、その時の各可動部それぞれの移動量、すなわち位置を表す。
31から33は、1番目の可動部から、n番目の可動部までの、推力から位置までの伝達特性を表す関数である。また、34から36は、31から33の逆数となる。
37は、機台へ伝わる反力(各可動部の推力の総和)から機台の位置までの伝達特性を表す関数である。図中sはラプラス演算子であり、微分を表す。
図3のモデルで、X1からXnを用いて、推力指令FREF1を求めると、式(1)のようになる。
Figure 0004241240

ここで、式(1)の各項を見ると明らかなように、伝達関数の特性方程式(分母=0)が虚軸上に根を持つことが分かる。これでは、持続振動が発生するため、各可動部の位置X1〜Xnを、各可動部の指令REF1〜REFnを用いて、次の式(2)のように定義する。
Figure 0004241240

式(2)の関係を用いて、式(1)を書き直すと、式(3)のようになる。
Figure 0004241240

最終的に、1の推力計算部では、各可動部の指令REF1からREFnまでを用いて、式(3)を解くことにより、推力指令FREF1を計算すればよい。
ここで、本方式をディジタルで構成する場合は、式(3)中の記号sは近似微分を用いればよく、例えば差分を用いて近似を行えばよい。
ここでは、1番目の可動部の推力指令計算方法を説明したが、2番目からn番目まで(FREF2からFREFn)も同様に構成できる。式(4)に一般的な式を示す。
変数tを1からnとし、t番目の可動部への推力指令FREFtを求めると式(4)のようになる。
Figure 0004241240

次に、2の位置計算部の処理を説明する。
ここでは、式(2)をそのまま利用する。式(3)で求めた推力指令FREF1で動作させた時の、位置XREF1を求める式は、上述した式(2)を用いて式(5)で計算する。
Figure 0004241240

2の位置計算部では、式(5)を計算するのみである。
次に、誤差補償部3の処理を説明する。
ここでは、図2に示すような処理を行う。図2中、Kpは比例ゲイン、Kdは微分ゲイン、Kiは積分ゲインを表し、適当な値に設定することで、誤差を軽減することができる。ここでは、2の位置計算部で計算された位置XREF1と位置検出値X1を用いて、式(6)により、補償推力FCOMP1を求める。
Figure 0004241240
誤差補償部3での処理は、式(6)を実現するのみである。
誤差補償部3の処理は、ここではPID制御を用いているが、これに限定されるものではなく、適当なフィードバック補償で足りる。
最後に、式(7)のように、FREF1にFCOMP1を加算して、最終的な推力指令値F1を求めればよい。
Figure 0004241240
このように、移動指令REF1からREFnまでを使用して、簡単な計算をするだけで、機械の振動も発生させずに、かつ、他軸の干渉の影響も受けない動作を実現することができ、結果として、各可動部ごと独立に高速動作が可能になり、作業の高速化が図れる。
図6は、本発明に係る多軸サーボ制御装置を含む全体構成の別の例を示すブロック図である。
同図において、60は上位コントローラ、61は各軸共用の多軸サーボ制御装置である。以下、図4と同じで12〜92はサーボアンプ、13〜93はサーボモータ、14〜94は可動部である移動テーブル、15〜95はエンコーダ(PG)、16〜96はボールねじである。
上位コントローラ60は多軸サーボ制御装置61を制御するもので、CPU、ROM、RAM、およびHDDなどの不揮発性メモリを搭載しており、各可動部の指令REF1〜REFnを多軸サーボ制御装置61に送る。
多軸サーボ制御装置61は上述した推力計算部1で各可動部の指令REF1〜REFnを用いて上述の各式を解くことにより各軸の推力指令を計算する。例えば、第1軸であれば多軸サーボ制御装置61は推力指令FREF1を計算し、最終的な推力指令値F1を求めて、サーボアンプ12に与えてサーボモータ13を駆動する。以下、第2軸以降についても同様である。
このようなブロック図に示す構成の多軸サーボ制御装置において、本発明に係る手法を用いることで多軸サーボ制御装置61は1個で済み、小型化、コストダウンに寄与するとともに、各可動部を同時に動作させても振動せず、他軸の干渉の影響も受けずに動作して、作業を高速化することができる。
また、アクチュエータはリニアモータのような直動型のものを用いても良いし、あるいは、回転型のアクチュエータとボールねじの組み合わせによる構成等でも全く同じように適用できる。
また、移動方向が、直線動作でなく、2次元平面を自由に動作するアクチュエータや、3次元的に動作するアクチュエータに対しても、それぞれの、移動成分をベクトルで表現し、各ベクトル成分毎に、本方式を適用すれば、全く同じ効果が得られる。
本制御装置の推力計算部、位置計算部、誤差補償部は、一つのCPUを用い、同じ制御周期で演算されることが望ましいが、演算量の問題などがある場合は、それぞれ異なった制御周期で演算しても、同様の効果が得られる。また、各構成部毎に別CPUを用いて演算させても同様の効果が得られる。
一番目の可動部に適用される本発明に係る多軸サーボ制御装置の制御構成図である。 本発明に係る誤差補償部の処理を示す図である。 本発明に係る制御対象モデルを表すブロック図である。 本発明に係る多軸サーボ制御装置を含む多軸サーボ装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明に係る制御対象の概念を示す図である。 本発明に係る多軸サーボ制御装置を含む全体構成の別の例を示すブロック図である。
符号の説明
1 推力計算部
2 位置計算部
3 誤差補償部
4 加算器
5 制御対象
10,60 上位コントローラ
11〜91 サーボ制御回路
12〜92 サーボ アンプ
13〜93 サーボ モータ
14〜94 移動テーブル
15〜95 エンコーダ(PG)
16〜96 ボールねじ
31〜33 モータの伝達関数
34〜36 逆伝達関数
37、51 振動を有する機台
38 加算器
52(521〜52n) 可動部
531〜534 アンカ(足)
61 各軸共用の多軸サーボ制御装置
Mb 機台の質量
M1〜Mn 可動部の質量
Kb 各アンカのばね要素のばね定数合計

Claims (4)

  1. 複数の可動部と可動部駆動する複数のアクチュエータとから成る機械装置を制御する多軸サーボ制御装置において、
    t番目(t=1,2,・・・,n)の駆動軸に対応するサーボ制御装置SVtは、複数の前記可動部の移動量を演算する上位コントローラからの各軸全ての移動指令(REF1,REF2,・・・,REFn)を入力して前記可動部を駆動する推力指令FREFtを計算する推力計算部と、前記サーボ制御装置SVtのみの移動指令REFtを入力して前記推力指令FREFtによって動作する時の位置XREFtを計算する位置計算部と、該位置計算部で計算された位置XREFtと実際の可動部の位置Xtの誤差を低減する補償推力FCOMPtを出力する誤差補償部と、前記推力指令FREFtに、前記補償推力FCOMPtを加算し、最終的な推力指令値Ftとする加算器とを備え、
    前記推力計算部は、前記機械装置を複数の前記可動部の質量(M1,M2,・・・,Mn)と前記機械装置の機台の質量Mbと前記機台を支持するアンカの合計バネ定数Kbを用いて、複数の前記可動部の推力指令(FREF1,FREF2,・・・,FREFn)を入力とし複数の前記可動部の位置(X1,X2,・・・,Xn)を出力とする多入力多出力モデルで表し、前記多入力多出力モデルに基づいて前記推力指令FREFtを算出することを特徴とする多軸サーボ制御装置。
  2. t番目の前記推力指令FREFtは式(4)
    Figure 0004241240

    で表されることを特徴とする請求項1に記載の多軸サーボ制御装置。
  3. 前記アクチュエータは、直動型アクチュエータあるいは、回転型アクチュエータとボールねじの組み合わせであることを特徴とする請求項1または2に記載の多軸サーボ制御装置。
  4. 前記アクチュエータは、直線的に動作するものだけでなく、2次元平面上を動作するものや、3次元で動作するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の多軸サーボ制御装置。
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