JPH1037463A - コンクリート圧送管路装置およびコンクリート打設工法 - Google Patents

コンクリート圧送管路装置およびコンクリート打設工法

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JPH1037463A
JPH1037463A JP21312296A JP21312296A JPH1037463A JP H1037463 A JPH1037463 A JP H1037463A JP 21312296 A JP21312296 A JP 21312296A JP 21312296 A JP21312296 A JP 21312296A JP H1037463 A JPH1037463 A JP H1037463A
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隆志 山口
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孝倫 肥後野
Kiyoshi Mitani
清 三谷
Shoichi Fukumori
省一 福盛
Mitsuyoshi Yonezawa
允善 米沢
Kenichi Fujiwara
愃一 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型枠内へのコンクリート圧入完了後に,コン
クリート圧入口の近傍の遮断弁を閉ざす操作を容易にす
る。 【解決手段】 型枠12の側方から型枠12内にコンク
リートを圧入するコンクリート打設工法に適用される。
型枠面板12aのコンクリート圧入口の口管15にコン
クリート圧送管26が接続されている。コンクリート圧
送管26に管路遮断装置46を設け,その上流部26b
に管路空気抜き兼圧力調整27を設ける。コンクリート
圧入完了後,管路空気抜き兼圧力調整27の蓋57を開
放し,間を置かずに遮断弁45を閉ざす。遮断弁45の
上流側が空気抜きされるので,遮断弁45に高い圧力が
作用しない状態で遮断弁45を閉ざすことができ,軽い
力で遮断弁45を閉ざすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,型枠の側方から
型枠内にコンクリートを圧入するコンクリート打設工
法,および,この種のコンクリート打設工法に適用され
るコンクリート圧送管路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なコンクリート打設工法は型枠の
上部の開口からコンクリートを流し込むものであるが,
上階を施工した後に下階の柱や壁を施工する場合(特開
平2ー252861号参照),コンクリート充填鋼管柱
を施工する場合(特開平5−280198号参照),鋼
製コンクリートセグメントを成型する場合(特開平8ー
42294号参照)等において,型枠の側方から型枠内
にコンクリートを圧入する工法が採用される場合があ
る。この種のコンクリート打設工法においては,打設し
た型枠内のコンクリートが逆流しないように,図8に示
すように,型枠1の側方のコンクリート圧入口2の近傍
に管路を遮断する遮断弁3aを持つ管路遮断装置3を設
けるが,従来のコンクリート圧送管4は,図示のように
単に管路遮断装置3を備えているだけであり,コンクリ
ート圧送管4の外周に開口が設けられることはない。図
8において,5は型枠1のコンクリート圧入口2の口
管,6はコンクリート圧送ポンプに接続されたフレキシ
ブルチューブを示す。なお,この種のコンクリート打設
工法においては,型枠1のコンクリート圧入口2の部分
でコンクリートの仕上がり面が平坦に,すなわち型枠内
面と面一になるように,コンクリート圧入口2の近傍に
制止栓を設ける等の種々の工夫をし,その工夫に応じた
部材,機構,装置を設けることはあるが,前述のように
コンクリート圧送管4の外周に開口を設けることはしな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のコンクリート打
設工法において,型枠1内へのコンクリート圧入が完了
すると,コンクリートポンプを停止し,次いで遮断弁3
aを閉ざし,コンクリート圧送管4を取り外したのち,
コンクリート養生をすることになるが,従来のように,
単なる遮断弁3aを持つ管路遮断装置3では,遮断弁3
aを閉ざす操作が容易でない。すなわち,第1に,型枠
1内に圧入されたコンクリートの圧力が遮断弁3aに作
用していること,第2に,コンクリートポンプは通常例
えばコンクリートポンプ車上に設置されて,型枠1に接
続された水平なコンクリート圧送管4より高い位置にあ
り,フレキシブルチューブ6が上方から立ち下がってコ
ンクリート圧送管4に接続される形となるので,コンク
リートポンプ迄の管路内コンクリート圧力も遮断弁3a
に作用していることから,遮断弁3aをスライドさせる
ために大きな力を要し,前述のように遮断弁3aを閉ざ
す操作が容易でない。また,前記のようにコンクリート
ポンプは通常高い位置にあり,そしてコンクリートポン
プに接続されるフレキシブルチューブ6は通常長いもの
なるため,空のフレキシブルチューブ6内にコンクリー
トが送られていく最初のコンクリート圧送時には,流動
するコンクリート中の骨材がモルタルと分離して先に圧
送されがちである。このように骨材だけが先に型枠1内
に圧送されると,仕上がりコンクリートの品質低下を招
くことになる。また,コンクリート打設が進行した途中
においても,コンクリート圧入口2の近傍において骨材
が型枠1内の鉄筋と干渉し,複数の骨材が互いにせって
コンクリート圧入口2の近傍を塞ぐ事態が発生し,コン
クリート圧入が円滑に行われない場合がある。
【0004】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので,コンクリート圧入完了後に遮断弁を閉
ざす操作が容易であり,また,最初のコンクリート圧送
時にコンクリート中の骨材だけがモルタルと分離して圧
送されることがなく,また,その後のコンクリート打設
中においてもコンクリートの円滑な圧送を可能にするコ
ンクリート打設工法およびコンクリート圧送管路装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の発明は,型枠の側方から型枠内にコンクリートを
圧入するコンクリート打設工法に用いるコンクリート圧
送管路装置であって,型枠へのコンクリート圧送管にお
ける型枠面板のコンクリート圧入口の近傍に,当該管路
を遮断する遮断弁を持つ管路遮断装置を設け,この遮断
弁の上流側に,管外周に開く開口とこの開口を閉ざす蓋
とを持つ管路空気抜き兼圧力調整装置を設けたことを特
徴とする。
【0006】請求項4のコンクリート圧送管路装置は,
請求項1または2記載のコンクリート圧送管路装置にお
いて,型枠面板のコンクリート圧入口の口管に着脱機構
により接続された,中間部に管軸と直交する方向にスラ
イドして管路を遮断する第1の遮断弁を持つ第1の管路
遮断装置を備えた第1のコンクリート圧送管と,前記第
1のコンクリート圧送管の上流側に着脱機構により接続
された,中間部に管軸と直交する方向にスライドして管
路を遮断する第2の遮断弁を持つ第2の管路遮断装置を
備えた第2のコンクリート圧送管とを備えるとともに,
前記管路空気抜き兼圧力調整装置を,前記第2のコンク
リート圧送管における第2の管路遮断装置より上流側位
置に設けたことを特徴とする。
【0007】請求項6の発明は,型枠の側方から型枠内
にコンクリートを圧入するコンクリート打設工法であっ
て,型枠へのコンクリート圧送管における型枠面板のコ
ンクリート圧入口の近傍を遮断弁により閉ざした状態
で,かつ,この遮断弁より上流側において管外周から空
気抜きが行われる状態で,最初のコンクリート圧送を行
い,コンクリートが前記遮断弁までのコンクリート圧送
管内の全体に充満した後,前記遮断弁を開き,型枠への
コンクリート圧送を行うことを特徴とする。
【0008】請求項7は,請求項4記載のコンクリート
圧送管路装置を用いて行うコンクリート打設工法であっ
て,型枠面板のコンクリート圧入口の口管に順次接続さ
れた第1のコンクリート圧送管および第2のコンクリー
ト圧送管を介してコンクリートを型枠内に圧送した後,
次の(1)〜(10)の工程で,前記口管を塞ぐことを
特徴とする。 (1)前記第2の遮断弁および第1の遮断弁を閉じる。 (2)前記第2のコンクリート圧送管を第1のコンクリ
ート圧送管から外す。 (3)軸心部に奥の閉じた押し込みボルト収容穴をあけ
たシリンダを第1のコンクリート圧送管に挿入する。 (4)軸心部に貫通のねじ穴をあけた雌ねじ部材と前記
ねじ穴に螺合する押し込みボルトとからなる1次押し込
み装置の前記押し込みボルトの先端が前記押し込みボル
ト収容穴に挿入された状態で,前記雌ねじ部材を第1の
コンクリート圧送管の管端に固定する。 (5)前記第1の遮断弁を開く。 (6)前記押し込みボルトを回して前記シリンダを前記
口管内に入るまでこれを押し込む。 (7)前記シリンダが前記口管から抜け出ないようにシ
リンダを仮止めする。 (8)前記第1のコンクリート圧送管を口管から外す。 (9)軸心部に貫通のねじ穴をあけた雌ねじ部材と前記
ねじ穴に螺合する押し込みボルトとからなる2次押し込
み装置の前記押し込みボルトの先端が前記押し込みボル
ト収容穴に挿入された状態で,前記雌ねじ部材を口管の
管端に固定する。 (10)前記押し込みボルトを回して,前記シリンダを
シリンダ先端面が型枠内面と面一となる位置まで押し込
む。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図1
〜図7の一実施例を参照して説明する。この実施例は鋼
殻セグメントにコンクリートを充填して鋼殻コンクリー
トセグメントを製造する場合に適用したものである。図
1は前記鋼殻コンクリートセグメントを製造しようとす
る場合における鋼殻セグメント11および前面型枠12
の斜視図,図2は図1の鋼殻セグメント11に前面型枠
12を取り付けてなるセグメント型枠13の縦断面図を
示す。鋼殻コンクリートセグメントは鋼殻セグメント1
1内にコンクリートを充填してなる構造部材であり,一
般に,円筒状のトンネルの内壁を構築する際のプレハブ
壁部材として用いられる。なお,この鋼殻セグメント1
1には通常,隣接する鋼殻セグメント11どうしを接合
するための接合部材,吊り上げ作業のための吊り部,ア
ンカーリブ等の部材が溶接固定されているが,図1,図
2では簡略化のため省略している。
【0010】この実施例は,鋼殻セグメント11を縦に
した状態でコンクリートを充填する縦打ち工法として適
用したものであり,陣木16の上にそれ自身が型枠とな
る縦に立てた鋼殻セグメント11の前面に前面型枠12
を取り付けてセグメント型枠13を形成し,前面型枠1
2のコンクリート圧入口14の口管15から型枠13内
にコンクリートを圧入し,コンクリートが硬化した後,
前面型枠12を外して,鋼殻コンクリートセグメントを
得るものである。なお,この実施例の鋼殻セグメント1
1は,前面側が単に開口した弁当箱を湾曲させたような
形の内向きフランジのない単なる鋼製セグメントではな
く,図示のように前面の周囲に内向きフランジ11aを
持つ構造である。このように,内向きフランジ1aを持
つ鋼製セグメントすなわち鋼殻セグメント11の場合,
従来は横に寝かせた状態でコンクリートを充填していた
が,上記のように鋼殻セグメント11を縦にしてコンク
リートを充填するので,すなわち縦打ち工法を採用する
ので,本発明のような型枠の側方からコンクリートを圧
入するコンクリート打設工法が適用されることになる。
【0011】図3は前記のセグメント型枠13内にコン
クリートを打設するためのコンクリート圧送管路装置2
0を分解斜視図で示し,図4は同コンクリート圧送管路
装置20をコンクリート圧送時の接続状態で示す。この
コンクリート圧送管路装置20の詳細を説明すると,前
面型枠12の面板12aにあけたコンクリート圧入口1
4に溶接固定された口管15に着脱機構23により接続
された第1のコンクリート圧送管24と,この第1のコ
ンクリート圧送管24の上流側に着脱機構23’により
接続された第2のコンクリート圧送管26とを備えると
ともに,前記第2のコンクリート圧送管26に管路空気
抜き兼圧力調整装置27を設けている。前記第1のコン
クリート圧送管26には,図示略のコンクリートポンプ
に接続されたフレキシブルチューブ28がジョイント管
29を介して接続される。第2のコンクリート圧送管2
6とジョイント管29とは接続金具30で接続される。
【0012】前記第1のコンクリート圧送管24は,管
両側部24a,24bの中間に第1の管路遮断装置36
を備えている。この第1の管路遮断装置36は,管軸と
直交する方向にスライドして管路を遮断する第1の遮断
弁35と,この遮断弁35をスライド可能に保持し管両
側部24a,24bを溶接固定した本体部37と,遮断
弁35に取り付けたスライド用ねじ棒38,このスライ
ド用ねじ棒38を螺合させる雌ねじ部39aを持ち前記
本体部37に溶接固定されたねじ棒保持枠39とからな
る。前記遮断弁35は破線で示すように管路内径に等し
い通路穴35aを持つ。
【0013】前記第2のコンクリート圧送管26は,管
両側部26a,26bの間に第2の管路遮断装置46を
持つ。この第2の管路遮断装置46は,前記第1の管路
遮断装置35と同じ構造であり,通路穴45aを持つ第
2の遮断弁45,本体部47,スライド用ねじ棒48,
雌ねじ部39aを持つねじ棒保持枠39からなる。
【0014】前記管路空気抜き兼圧力調整装置27は,
前記第2のコンクリート圧送管26の上流部26bに設
けられている。この管路空気抜き兼圧力調整装置27
は,図5にも詳細を示すように,第2のコンクリート圧
送管26の上面側に接続された上向きの分岐短管55
と,この分岐短管55の上端の開口55aを閉ざすとも
に図5において右端縁のヒンジ部56を中心として二点
鎖線で示すように上下に回動して開閉可能な蓋57と,
この蓋57を弾性的に下方に付勢する弾性付勢手段58
とからなっている。前記弾性付勢手段58は,下端が分
岐短管55に溶接固定された取付板59に回転可能に取
り付けられ前記蓋57の他方の端縁に設けた切り欠き5
7aを貫通して上方に延びる棒60と,この棒60の上
部に形成されたねじ部60aに螺合する調整用ナット6
1と,この調整用ナット61と蓋57の上面との間に介
在するように前記棒60に嵌装されたコイルスプリング
62とからなる。
【0015】前記口管15と第1のコンクリート圧送管
24とを着脱可能に接続する着脱機構23,および第1
のコンクリート圧送管24と第2のコンクリート圧送管
26とを着脱可能に接続する着脱機構23’は,いずれ
も同じ構造であり,互いに接続される2つの管15,2
4a(24b,26a)の端末部の外周にそれぞれ,そ
の外周面に直交する継ぎ手プレート65,66(6
5’,66’)を,少なくとも一方は相手側に延出して
相手側の継ぎ手プレート65,66(65’,66’)
を重ね合わせ可能に溶接固定し,互いの継ぎ手プレート
65,66(65’,66’)の重ね合わせ部に設けた
ピン穴65a,66a(65’a,66’a)にテーパ
ピン67を差し込む構成である。
【0016】図3において,70はコンクリート圧入口
14の付近のコンクリート仕上がり面を平坦にするため
に口管15内にセットしておくシリンダである。71は
前記シリンダ70の押し込みに用いる1次押し込み装
置,72は同じく2次押し込み装置である。前記シリン
ダ70は,図6に断面を示すように,軸心部に奥底に丸
み75aをつけた細長い押し込みボルト収容穴75をあ
けたシリンダ本体76の中間部の外周に仮止め用の周溝
77を形成し,その両側の外周にコンクリート漏れ防止
用のゴム被覆78を設けた構造である。
【0017】前記1次押し込み装置71は,軸心部に貫
通のねじ穴81aをあけたやや厚い円板状の雌ねじ部材
81,この雌ねじ部材81の外周に溶接固定したピン穴
82aを持つ継ぎ手プレート82,前記ねじ穴81aに
螺合する押し込みボルト83とからなる。前記2次押し
込み装置72は,前記1次押し込み装置71と同じ構造
であり,同じくねじ穴91aをあけた雌ねじ部材91,
ピン穴92aを持つ継ぎ手プレート92,押し込みボル
ト93からなるが,この押し込みボルト93は短い。
【0018】次に鋼殻セグメント11にコンクリートを
充填して鋼殻コンクリートセグメントを製造する要領に
ついて説明する。図2に示すように陣木16上にそれ自
身が型枠となる鋼殻セグメント11を立て,これに前面
型枠12を取り付けてセグメント型枠13を形成し,次
いで,口管15に順次第1のコンクリート圧送管24お
よび第2のコンクリート圧送管26を接続し,図示略の
コンクリートポンプに接続したフレキシブルチューブ2
9をジョイント管29を介して第2のコンクリート圧送
管26に接続する。口管15と第1のコンクリート圧送
管24との接続は,それぞれの継ぎ手プレート65,6
6が重なるように各管端を突き当て,テーパピン37を
ピン穴65a,66aに打ち込んで連結する。前記第1
のコンクリート圧送管24と第2のコンクリート圧送管
26との接続も同様である。
【0019】そして,第1の遮断弁35は開き,第2の
遮断弁45を閉ざしておく。管路空気抜き兼圧力調整装
置27のコイルスプリング62は調整ナット61を調整
して,コイルスプリング62の蓋57に対する弾性押し
付け力を適切に調整する。
【0020】上記の準備ができた後,図示略のコンクリ
ートポンプよりコンクリートを圧送するが,この最初の
コンクリート圧送時には,第2の遮断弁45が閉じてお
り,また,管路空気抜き兼圧力調整装置27の蓋57も
コイルスプリング62で弾性的に付勢されて閉じている
ので,コンクリートが管路内を送られてくると管路内の
圧力が上昇する。したがって,コンクリートは一定の圧
力を受けた状態で管路内を送られることになり,単なる
開放された管路内を送られる場合と比べて,骨材がモル
タルから分離して送られることは少ない。そして,管路
内の圧力が一定以上になれば蓋57がコイルスプリング
62の反力に抗して開いて空気を逃がすので,コンクリ
ートは第2の遮断弁45まで達することができる。コン
クリートは第2の遮断弁45まで達すると,分岐短管5
5の開口から溢れ出るが,その段階でコンクリートポン
プを一時停止する。なお,コンクリートが若干溢れるこ
とは特に問題ない。次いで,スライド用ねじ棒48を回
して遮断弁45を開いた後,コンクリートポンプの運転
を再開すると,コンクリートが第1のコンクリート圧送
管24,口管15を経て,型枠13内に流入する。この
最初のコンクリート圧送時には,コンクリート圧入口1
4の近傍まで骨材とモルタルとが分離せずに送られてき
ているので,型枠13内に骨材だけが流入することは防
止される。コンクリート打設中に,コンクリート圧入口
14の近傍において型枠13内の図示略の鉄筋と干渉し
た複数の骨材どうしがせってコンクリート圧入口14の
近傍を塞ぐ事態が発生した場合,管路内圧力が急激に高
まるが,この時,管路空気抜き兼圧力調整装置27の蓋
57が開いてコンクリートが溢れるので,管路内圧力が
過大に上昇するトラブルは避けられる。そして,その緊
急事態を初期の段階で発見できるので,例えば型枠面板
12aのコンクリート圧入口14付近をハンマで叩いて
振動を与えるなどして鉄筋部分にかたまり留まった骨材
を分散させると,その緊急事態が解消され,円滑なコン
クリート圧送を続行することができる。
【0021】型枠13内へのコンクリート圧入が終了す
ると,コンクリートポンプを停止させる。次いで,次の
(1)〜(8)の工程で,前記口管15を塞ぐ。 (1)前記第2の遮断弁45を閉ざす。この場合におい
て,管路空気抜き兼圧力調整装置27の蓋57を開放
し,間を置かずに第2の遮断弁45を閉ざす。遮断弁4
5の上流側が空気抜きされるので,遮断弁45に高い圧
力が作用しない状態で,すなわち大きな力を必要としな
いで遮断弁45を閉ざすことができ,これにより遮断弁
45を閉ざす操作がきわめて容易になる。なお,コンク
リートが分岐短管55から若干溢れでるが,遮断弁45
を閉ざすだけの短い時間であるから,特に問題はない。
次いで,第1の遮断弁35を閉ざす。なお,第2の遮断
弁45より先に第1の遮断弁35を閉ざしてもよいが,
管路空気抜き兼圧力調整装置27に近い第2の遮断弁4
5を先に閉ざす方が,管路空気抜き兼圧力調整装置27
の作用が有効に働き,遮断弁を閉ざす操作は楽である。 (2)第2のコンクリート圧送管26を第1のコンクリ
ート圧送管24およびジョイント管29から外す。第2
のコンクリート圧送管26と第1のコンクリート圧送管
24との接続を解除する操作は,テーパピン67を抜く
だけでよいので,解除の作業はきわめて簡単である。 (3)第1のコンクリート圧送管24の上流部24bの
管内のコンクリートを除去した後,シリンダ70を管2
4bに挿入する。 (4)1次押し込み装置71の押し込みボルト83の先
端をシリンダ70の押し込みボルト収容穴75に挿入し
た状態で,雌ねじ部材81を第1のコンクリート圧送管
24の管端に固定する。この固定は,重ね合わせた継ぎ
手プレート65と継ぎ手プレート82とをテーパピン
(67で示したものと同じ)で連結して行う。 (5)第1の遮断弁35を開き (6)押し込みボルト83を回してシリンダ70を口管
15内に入るまで押し込む。 (7)シリンダ70が口管15から抜け出ないようにシ
リンダ70の外周にあけた仮止めピン挿入穴15aから
仮止めピン96をその先端がシリンダ70の外周の仮止
め用周溝77に入るように差し込んで,シリンダ70を
仮止めする。 (8)第1のコンクリート圧送管24を口管15から取
り外す。 (9)2次押し込み装置72の押し込みボルト93の先
端を口管15内にあるシリンダ70の押し込みボルト収
容穴75に挿入した状態で,雌ねじ部材91を口管15
の管端に固定する。この固定は,継ぎ手プレート65,
92およびテーパピンによる(前述と同様であり,説明
は省略する)。 (10)押し込みボルト93を回して,図7に示すよう
にシリンダ70をシリンダ先端面が型枠面板12aの内
面と面一となる位置まで押し込む。この場合,シリンダ
70は外周の仮止め用周溝75の幅の分だけ前進でき
る。 (9)この状態でコンクリートの養生を行う。
【0022】上記により一つのセグメント型枠13につ
いてコンクリート打設が終了するが,第1のコンクリー
ト圧送管24および第2のコンクリート圧送管26,1
次押し込み装置71は,次に準備しているセグメント型
枠へのコンクリート打設に転用できる。
【0023】コンクリートが硬化後,脱型するが,シリ
ンダ70の先端面が型枠面板12aの内面と面一なの
で,コンクリート圧入口14付近に平坦なコンクリート
仕上がり面が得られる。
【0024】なお,実施例の管路空気抜き兼圧力調整装
置27における蓋57はコイルスプリング62により弾
性的に付勢されているので,コンクリート打設が進行し
ている段階にも,管路内圧力の異常上昇の緊急事態に対
処できるという効果を奏するが,この蓋を締め切ってし
まう構成としてもよい。この場合は,最初のコンクリー
ト圧送時には蓋を開けておき,コンクリートが第2の遮
断弁45までの管路内に充満した後,蓋を手で締め切っ
てしまう。また,管路空気抜き兼圧力調整装置における
開口は,実施例のように分岐させた分岐短管55の上端
を開口とする場合に限らず,第1のコンクリート圧送管
26の外周面にあけた穴自体を開口としてもよい。
【0025】また,第1のコンクリート圧送管24およ
び第2のコンクリート圧送管26は実施例のように水平
に配置するのが好ましいが,これらを傾斜させて配置す
ることを除外するものではない。
【0026】なお,以上の実施例では鋼殻コンクリート
セグメントを製造する際のコンクリート打設について説
明したが,前面に内向きフランジ11aのない単なる湾
曲した弁当箱状の鋼製セグメントによる単なる鋼製コン
クリートセグメントを製造する場合にも当然適用でき
る。また,上階を施工した後に下階の柱や壁を施工する
場合や,コンクリート充填鋼管柱を施工する場合にも適
用できる。要するに,型枠の側方から型枠内にコンクリ
ートを圧入する種々のコンクリート打設に適用可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば,遮断弁の上流側に管路
空気抜き兼圧力調整装置を設けているので,型枠内への
コンクリート圧入完了後に遮断弁を閉ざす際に,遮断弁
の上流側の空気抜きを行いつつ遮断弁を閉ざすことで,
遮断弁に高い圧力が作用しない状態で遮断弁を閉ざすこ
とができ,これにより遮断弁を閉ざす操作がきわめて容
易になった。
【0028】請求項2のように,管路空気抜き兼圧力調
整装置に弾性付勢手段を設けて,コンクリート圧送管内
の圧力が過大に上昇した時に自動的に蓋が開くようにす
れば,コンクリート打設中に,コンクリート圧入口の近
傍において型枠内の鉄筋と干渉した複数の骨材どうしが
せって圧入口近傍を塞ぐ事態が発生しても,その事態が
悪化せず,またそれを初期の段階で発見して必要な処置
を施すことができ,したがって,円滑なコンクリート圧
送を続行することが可能になる。
【0029】請求項3によれば,管路空気抜き兼圧力調
整装置における蓋に対する押し付け圧力の調整を簡単に
かつ適切に行うことができる。また,蓋を閉ざし弾性的
に付勢する状態とすることも,蓋を完全に開くこともい
ずれも簡単にできる。
【0030】請求項4あるいは請求項7によれば,コン
クリート圧入口付近のコンクリート仕上がり面を容易に
かつ確実に平坦にすることができる。そして,複数箇所
において同様なコンクリート打設を続けていく場合に,
順次装置・部材を転用していくことができ,型枠側方か
らのコンクリート打設の作業を円滑に行うことができ
る。
【0031】請求項5によれば,管どうしを着脱可能に
接続する機構としてきわめて簡単であり,かつ着脱の作
業も容易である。
【0032】請求項6によれば,最初のコンクリート圧
送時に,コンクリート圧送管内にコンクリートを充満さ
せた後に型枠内へのコンクリート圧送を始めるので,最
初のコンクリート圧送時に骨材がモルタルと分離して先
に型枠内に送り込まれることを防止できるという効果が
ある。これにより,仕上がりコンクリートの品質低下を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコンクリート打設工法によ
り鋼殻コンクリートセグメントを製造しようとする場合
における鋼殻セグメントおよび前面型枠の斜視図であ
る。
【図2】図1の鋼殻セグメントに前面型枠を取り付けて
なるセグメント型枠の縦断面図である。
【図3】図2のセグメント型枠に本発明の一実施例のコ
ンクリート圧送管路装置を接続した状態の分解斜視図で
ある。
【図4】図2のセグメント型枠に本発明の一実施例のコ
ンクリート圧送管路装置を接続した状態の側面図であ
る。
【図5】図4における要部のA−A断面図である。
【図6】図3におけるシリンダの縦断面図である。
【図7】コンクリート打設作業が終了した後のコンクリ
ート養生時の口管部分の断面図である。
【図8】従来のコンクリート打設工法を説明する断面図
である。
【符号の説明】
11 鋼殻セグメント 12 前面型枠 12a 型枠面板 13 セグメント型枠 14 コンクリート圧入口 15 口管 20 コンクリート圧送管路装置 23,23’ 着脱装置 24 第1のコンクリート圧送管 26 第2のコンクリート圧送管 27 管路空気抜き兼圧力調整装置 28 フレキシブルチューブ 29 ジョイント管 35 第1の遮断弁 36 第1の管路遮断装置 45 第2の遮断弁 46 第2の管路遮断装置 55 分岐短管 57 蓋 58 弾性付勢手段 60 棒 61 調整ナット 62 コイルスプリング 65,65’,66,66’ 継ぎ手プレート 65a,65’a,66a,66’a ピン穴 67 テーパピン 70 シリンダ 71 1次押し込み装置 72 2次押し込み装置 75 押し込みボルト収容穴 76 シリンダ本体 77 周溝 81,91 雌ねじ部材 81a,91a ねじ穴 82,92 継ぎ手プレート 83,93 押し込みボルト 96 仮止めピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 肥後野 孝倫 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 三谷 清 東京都千代田区東神田1−9−8 環境エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 福盛 省一 東京都千代田区東神田1−9−8 環境エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 米沢 允善 東京都千代田区岩本町3−10−7 株式会 社ニッケンメタル内 (72)発明者 藤原 愃一 東京都千代田区岩本町3−10−7 株式会 社ニッケンメタル内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠の側方から型枠内にコンクリートを
    圧入するコンクリート打設工法に用いるコンクリート圧
    送管路装置であって,型枠へのコンクリート圧送管にお
    ける型枠面板のコンクリート圧入口の近傍に,当該管路
    を遮断する遮断弁を持つ管路遮断装置を設け,この遮断
    弁の上流側に,管外周に開く開口とこの開口を閉ざす蓋
    とを持つ管路空気抜き兼圧力調整装置を設けたことを特
    徴とするコンクリート圧送管路装置。
  2. 【請求項2】 前記管路空気抜き兼圧力調整装置は,水
    平なコンクリート圧送管の途中に接続された上向きの分
    岐短管と,この分岐短管の上端の開口を閉ざすともに一
    方の端縁を中心として上下に回動して開閉可能な蓋と,
    この蓋を弾性的に下方に付勢する弾性付勢手段とからな
    ることを特徴とする請求項1記載のコンクリート圧送管
    路装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性付勢手段は,下端が分岐短管に
    取り付けられ前記蓋の他方の端縁に設けた切り欠きを貫
    通して上方に延びる棒と,この棒の上部に形成されたね
    じ部に螺合する調整用ナットと,この調整用ナットと蓋
    上面との間に介在するように前記棒に嵌装されたコイル
    スプリングとからなることを特徴とすることを特徴とす
    る請求項2記載のコンクリート圧送管路装置。
  4. 【請求項4】 型枠面板のコンクリート圧入口の口管に
    着脱機構により接続された,中間部に管軸と直交する方
    向にスライドして管路を遮断する第1の遮断弁を持つ第
    1の管路遮断装置を備えた第1のコンクリート圧送管
    と,前記第1のコンクリート圧送管の上流側に着脱機構
    により接続された,中間部に管軸と直交する方向にスラ
    イドして管路を遮断する第2の遮断弁を持つ第2の管路
    遮断装置を備えた第2のコンクリート圧送管とを備える
    とともに,前記管路空気抜き兼圧力調整装置を,前記第
    2のコンクリート圧送管における第2の管路遮断装置よ
    り上流側位置に設けたことを特徴とする請求項1または
    2記載のコンクリート圧送管路装置。
  5. 【請求項5】 前記着脱機構は,互いに接続される2つ
    の管の端末部の外周にそれぞれ,その外周面に直交する
    継ぎ手プレートを,少なくとも一方は相手側に延出して
    相手側の継ぎ手プレートと重ね合わせ可能に固定し,互
    いの継ぎ手プレートの重ね合わせ部に設けたピン穴にテ
    ーパピンを差し込む構成であることを特徴とする請求項
    4記載のコンクリート圧送管路装置。
  6. 【請求項6】 型枠の側方から型枠内にコンクリートを
    圧入するコンクリート打設工法であって,型枠へのコン
    クリート圧送管における型枠面板のコンクリート圧入口
    の近傍を遮断弁により閉ざした状態で,かつ,この遮断
    弁より上流側において管外周から空気抜きが行われる状
    態で,最初のコンクリート圧送を行い,コンクリートが
    前記遮断弁までのコンクリート圧送管内の全体に充満し
    た後,前記遮断弁を開き,型枠へのコンクリート圧送を
    行うことを特徴とするコンクリート打設工法。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のコンクリート圧送管路装
    置を用いて行うコンクリート打設工法であって,型枠面
    板のコンクリート圧入口の口管に順次接続された第1の
    コンクリート圧送管および第2のコンクリート圧送管を
    介してコンクリートを型枠内に圧送した後,次の(1)
    〜(10)の工程で,前記口管を塞ぐことを特徴とする
    コンクリート打設工法。 (1)前記第2の遮断弁および第1の遮断弁を閉じる。 (2)前記第2のコンクリート圧送管を第1のコンクリ
    ート圧送管から外す。 (3)軸心部に奥の閉じた押し込みボルト収容穴をあけ
    たシリンダを第1のコンクリート圧送管に挿入する。 (4)軸心部に貫通のねじ穴をあけた雌ねじ部材と前記
    ねじ穴に螺合する押し込みボルトとからなる1次押し込
    み装置の前記押し込みボルトの先端が前記押し込みボル
    ト収容穴に挿入された状態で,前記雌ねじ部材を第1の
    コンクリート圧送管の管端に固定する。 (5)前記第1の遮断弁を開く。 (6)前記押し込みボルトを回して前記シリンダを前記
    口管内に入るまでこれを押し込む。 (7)前記シリンダが前記口管から抜け出ないようにシ
    リンダを仮止めする。 (8)前記第1のコンクリート圧送管を口管から外す。 (9)軸心部に貫通のねじ穴をあけた雌ねじ部材と前記
    ねじ穴に螺合する押し込みボルトとからなる2次押し込
    み装置の前記押し込みボルトの先端が前記押し込みボル
    ト収容穴に挿入された状態で,前記雌ねじ部材を口管の
    管端に固定する。 (10)前記押し込みボルトを回して,前記シリンダを
    シリンダ先端面が型枠内面と面一となる位置まで押し込
    む。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114673261A (zh) * 2022-03-31 2022-06-28 上海宝冶集团有限公司 一种封闭式斜钢管柱混凝土顶升施工方法
CN114961264A (zh) * 2022-07-06 2022-08-30 青岛东捷建设工程有限公司 一种具有防漏浆结构的钢管混凝土顶升装置
CN116816091A (zh) * 2023-05-17 2023-09-29 山东三箭建设工程股份有限公司 一种顶升浇筑用止流阀门系统装置及其使用方法

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