JPH04350299A - コンクリート打設配管内の清掃方法 - Google Patents

コンクリート打設配管内の清掃方法

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JPH04350299A
JPH04350299A JP3150949A JP15094991A JPH04350299A JP H04350299 A JPH04350299 A JP H04350299A JP 3150949 A JP3150949 A JP 3150949A JP 15094991 A JP15094991 A JP 15094991A JP H04350299 A JPH04350299 A JP H04350299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pipe
concrete
piping
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP3150949A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Saegusa
宏 三枝
Hirotoshi Inumaru
犬丸 裕敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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Publication of JPH04350299A publication Critical patent/JPH04350299A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド二次覆工等で
用いるコンクリート打設配管内の清掃方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】シールドの二次覆工は、図5に示すよう
に、セグメントSの内側に型枠Kを組み立て、セグメン
トSと型枠K間に打設配管aの打設端を位置させて、コ
ンクリートCを打設する方法が一般的である。コンクリ
ートCの打設後は、打設配管a内にコンクリートCが残
留するため、このまま放置するとコンクリートCが固化
して打設配管a内が閉塞し、再使用が困難となる。その
ため、従来は次のような方法で打設配管a内の清掃を行
っている。■先ず、図5に示すように、コンクリートC
の打設作業の最後に、打設配管a内の水洗いを兼ねて、
打設配管aの基端側からスポンジ等の栓体bを挿入し、
これを水圧により圧送して打設配管a内のコンクリート
Cを押圧し、型枠K内に打設する。■次に、送水を停止
して、図6に示すように、打設配管aを打設端のやや手
前で切り離す。■次に、図7に示すように、送水を再開
して、栓体bを打設配管aの切り離し端まで圧送して残
留コンクリートC′を排出する。■最後に、図8に示す
ように、打設配管aの切り離し端に送気管dを接続し、
コンプレッサー等により圧縮空気を送気して栓体bを打
設配管aの基端側に圧送し、打設配管a内の水Wを打設
配管aの基端部に開設した排水口eからノチタンクf内
に排水する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術には、
次のような問題点が存在する。 <イ>図7に示すように、残コンクリートC′の排出時
に、スポンジ等の栓体bだけでは止水が十分でないため
、打設配管aの切り離し端から水Wが流出してしまう。 そのため、トンネル内の作業環境が悪化するとともに、
清掃及び水切り作業に多大の時間と費用を費やすことに
なる。特に、打設配管aの途中に急勾配部がある場合は
、流出量が大量で被害が大きく、また下流の施工区域に
水Wが流入する等の問題も発生する。 <ロ>図8に示すように、打設配管a内の水Wを圧縮空
気により押し戻し、スポンジ等の栓体bが打設配管aの
基端部の排水口eに到着すると、打設配管a内の空気が
急激に抜けるため、水Wが飛散したり、栓体bが猛烈な
勢いで飛び出したりして危険である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点を解決するためになされたもので、打設配管の切
り離し端からの水の流出を防止するとともに、打設配管
内の水の押し戻し完了時に水が飛散したり、栓体が飛び
出したりするのを防止できるコンクリート打設配管内の
清掃方法を提供することを目的とする。即ち、本発明は
、コンクリートの打設配管の打設端よりやや手前に配管
内を閉鎖、開放するゲートを設け、このゲートを開放し
た状態で、配管の基端側から挿入した栓体を水圧により
ゲートの手前まで圧送し、配管内のコンクリートを押圧
して打設した後、ゲートを閉鎖するとともに送水を停止
し、ゲートの打設端側から配管を切り離して、ゲートの
打設端側に止水バルブを接続し、次に止水バルブ及びゲ
ートを開放した状態で送水を再開し、配管内の栓体を止
水バルブの打設端まで圧送して、配管内に残留するコン
クリートを排出した直後に、止水バルブを閉鎖して配管
内の水の流出を制止し、次に止水バルブの打設端側に送
気管を接続するとともに、配管の基端側にエア抜きバル
ブ及び栓体の通過できない径の排水ホースを接続し、止
水バルブを開放し、エア抜きバルブを閉鎖した状態で、
前記送気管から空気を配管内に送り込み、栓体を空気圧
により配管の基端まで圧送して、配管内の水を排水ホー
スより排出し、最後に送気を停止して、エア抜きバルブ
を開放して配管内の空気を排出する、コンクリート打設
配管内の清掃方法である。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例について説明する。 <イ>打設配管内のコンクリートの打設(図2)図2は
、前述の従来技術で説明したように、シールドの二次覆
工について示している。二次覆工のコンクリートCの打
設後は、打設配管1内にコンクリートCが残留するため
、このまま放置するとコンクリートCが固化して打設配
管1内が閉塞し、再使用が困難となる。そこで、打設配
管1内の清掃作業が必要となる。先ず、打設配管1の型
枠Kに固定した打設端よりやや手前に、打設配管1内を
閉鎖、開放するゲート11を設け、また打設配管1はこ
のゲート11の打設端側から切り離しできる構造とする
。また、打設配管1の基端部はポンプ車と連結する。そ
して、コンクリートCの打設作業の最後に、打設配管1
内の水洗いを兼ねて、ゲート11を開放した状態で、打
設配管1の基端側からスポンジ等の栓体2を挿入し、こ
の栓体2をポンプ車からの送水によりゲート11の手前
まで圧送し、打設配管1内のコンクリートCを押圧して
型枠K内に打設する。
【0006】<ロ>打設配管の切り離し(図3)打設配
管1内のコンクリートCの打設終了後、ゲート11にか
んざし状のピン12等を差し込んで閉鎖し、内部の残留
コンクリートの流出を防止する。また、ポンプ車からの
送水を停止する。そして、ゲート11の打設端側から打
設配管1を切り離す。
【0007】<ハ>止水バルブの接続(図4)切り離し
たゲート11の打設端側に止水バルブを接続する。この
止水バルブは、短管31の打設端側近傍にボールバルブ
32等を備えたもの等を使用し、ゲート11と接続する
場合は、お互いの端部に設けたフランジ同士をボルト接
合するとよい。また、短管31のボールバルブ32より
基端側の周面には、打設端側に向けて短管31内に圧縮
空気を供給可能なエアーホース33を連通させておく。
【0008】<ニ>残留コンクリートの排出(図4)ボ
ールバルブ32を開放し、かつゲート11のピン12を
抜いて開放した状態で、ポンプ車に連絡して送水を再開
する。打設配管1内の栓体2を水圧により圧送し、打設
配管1内の残留コンクリートC′を排出する。そして、
栓体2が短管31の打設端から排出されたことが確認で
きたら、即座にボールバルブ32を閉鎖する。これによ
って、打設配管1内の水が流出するのを最小限に押さえ
ることができる。なお、残留コンクリートC′の排出時
にボールバルブ32が詰まったら、エアーホース33に
より圧縮空気を送り、残留コンクリートC′の圧送を促
進させることができる。
【0009】<ホ>送気管等の接続(図1)次に、止水
バルブの短管31の打設端側に送気管4を接続し、この
送気管4の他端にはコンプレッサーを連結して圧縮空気
を供給可能に構成する。なお、送気管4内には予め栓体
2を収納しておく。また、打設配管1の基端側には、レ
デューサー5を接続する。このレデューサー5は、一端
を閉塞し他端を開放した短管51を用い、この短管51
の開放端側の周面にエア抜きバルブ52を取り付け、ま
た閉塞端面に栓体2の通過できない径の排水ホース53
を連通した構造等が考えられる。レデューサー5と打設
配管1との接続は、レデューサー5の開放端周縁に設け
たカラーと、打設配管1の基端周縁に設けたカラーとを
ビクトリックジョイントで接合して行う。
【0010】<ヘ>配管内の水の押し戻し(図1)次に
、ボールバルブ32を開放し、エア抜きバルブ52を閉
鎖した状態で、送気管4を介してコンプレッサーから圧
縮空気を打設配管1内に供給する。  そして、栓体2
を空気圧によりレデューサー5の閉塞端まで圧送して、
打設配管1内の水を、排水ホース53を介してノチタン
ク6内に排出する。ノチタンク6内に溜められた水は、
打設配管1内の清掃時に再び使用することができる。
【0011】<ト>圧縮空気の排出(図1)最後に、コ
ンプレッサーによる送気を停止し、エア抜きバルブ52
を開放して打設配管1内の圧縮空気を排出する。このと
き、打設配管1内には水が無いため、水が飛散すること
がない。また、エア抜きバルブ52を介して排気するた
め、栓体2が猛烈な勢いで飛び出したりすることがなく
、安全な作業を行うことができる。以上で打設配管1内
の清掃作業を完了する。
【0012】
【本発明の効果】本発明は以上説明したようになるため
、次のような効果を得ることができる。 <イ>打設配管の切り離し端に止水バルブを設けたこと
によって、打設配管内の水の流出を防止することができ
る。そのため、トンネル内の作業環境を常に良好に保つ
ことができるとともに、清掃及び水処理に掛かる時間を
大幅に短縮でき、経済的な施工を行うことができる。 
 また、下流の施工区域に水が流入する心配も無くなっ
た。 <ロ>打設配管の基端部にエア抜きバルブと排水ホース
を取り付けることによって、打設配管内の空気が急激に
抜けることが無くなった。そのため、水が飛散したり、
栓体が猛烈な勢いで飛び出したりすることがなく、安全
な作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  打設配管内の水の送り戻し工程の説明図

図2】  打設配管内のコンクリートの打設工程の説明
【図3】  打設配管の切り離し工程の説明図
【図4】
  残留コンクリートの排出工程の説明図
【図5】  
従来技術の打設配管内のコンクリートの打設工程の説明
【図6】  従来技術の打設配管の切り離し工程の説明
【図7】  従来技術の残留コンクリートの排出工程
の説明図
【図8】  従来技術の打設配管内の水の送り戻し工程
の説明図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コンクリートの打設配管の打設端より
    やや手前に配管内を閉鎖、開放するゲートを設け、この
    ゲートを開放した状態で、配管の基端側から挿入した栓
    体を水圧によりゲートの手前まで圧送し、配管内のコン
    クリートを押圧して打設した後、ゲートを閉鎖するとと
    もに送水を停止し、ゲートの打設端側から配管を切り離
    して、ゲートの打設端側に止水バルブを接続し、次に止
    水バルブ及びゲートを開放した状態で送水を再開し、配
    管内の栓体を止水バルブの打設端まで圧送して、配管内
    に残留するコンクリートを排出した直後に、止水バルブ
    を閉鎖して配管内の水の流出を制止し、次に止水バルブ
    の打設端側に送気管を接続するとともに、配管の基端側
    にエア抜きバルブ及び栓体の通過できない径の排水ホー
    スを接続し、止水バルブを開放し、エア抜きバルブを閉
    鎖した状態で、前記送気管から空気を配管内に送り込み
    、栓体を空気圧により配管の基端まで圧送して、配管内
    の水を排水ホースより排出し、最後に送気を停止して、
    エア抜きバルブを開放して配管内の空気を排出する、コ
    ンクリート打設配管内の清掃方法。
JP3150949A 1991-05-28 1991-05-28 コンクリート打設配管内の清掃方法 Pending JPH04350299A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104550142A (zh) * 2014-12-07 2015-04-29 金川集团股份有限公司 一种砂浆输送管道风水联动冲洗装置及方法
CN105257316A (zh) * 2015-07-06 2016-01-20 湖南五新隧道智能装备股份有限公司 一种混凝土喷浆车的喷射装置及混凝土喷浆车
JP2020122296A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 株式会社奥村組 配管内残コンクリート除去方法

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