JP7357502B2 - コンクリートの打設方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリートをいわゆる配管打設によって打設する方法に関する。
特許文献1はコンクリート圧送管用のピンバルブを開示している。このピンバルブは、例えば、コンクリートポンプによりコンクリートを高所に圧送する上りコンクリート圧送管や低所に圧送する下りコンクリート圧送管の途中に取り付けられる。このピンバルブは、例えば、コンクリート圧送管の途中に取り付けられるバルブケーシングと、バルブケーシング内のコンクリート通路に突出可能な複数のピンとを備える。コンクリートポンプの停止時には、ピンバルブの複数のピンをバルブケーシング内のコンクリート通路に突出させることによりコンクリート中の骨材を堰き止めることでコンクリートの流れを止める。
実公平7-52102号公報
しかしながら、コンクリートの打設中断時に前述のピンバルブを用いてコンクリート圧送管内のコンクリートの流れを止めようとしても、ピンバルブより上流側のコンクリートの荷重やコンクリートポンプの押し込み圧力などによって、コンクリート中のモルタル分が、ピンバルブの突出したピン間を通過してしまう。ゆえに、ピンバルブより上流側の箇所で粗骨材が溜まってしまい、その結果、当該箇所がコンクリートの打設再開時に閉塞してしまうという問題があった。
本発明は、このような実状に鑑み、コンクリートが流れる配管の閉塞の発生を抑制することを目的とする。
そのため本発明に係るコンクリートの打設方法では、ホッパ内に受けたコンクリートを加圧して吐出管を介して配管に吐出するコンクリートポンプを用いる。
本発明に係るコンクリートの打設方法は、コンクリートをコンクリートポンプから配管に圧送している状態において、コンクリートポンプの運転を停止すること、吐出管内に残っているコンクリートの最後尾にピグの先端部が当接するように、ホッパ側から吐出管内にピグを挿入すること、コンクリートポンプを運転させ、この運転によって加圧されたコンクリートによって、ピグを吐出管内から配管内に挿入し、更に配管内にて移動させること、及び、配管に設けられたピグ移動停止手段によりピグの配管内での移動を停止すること、を含む。本発明に係るコンクリートの打設方法では、ピグ移動停止手段によるピグの配管内での移動の停止により、配管の排出口部からのコンクリートの排出が停止する
本発明に係るコンクリートの打設方法によれば、ピグ移動停止手段によるピグの配管内での移動の停止により、配管の排出口部からのコンクリートの排出が停止する。それゆえ、前述のピンバルブを用いることなく配管内のコンクリートの流れを止めることができるので、前述の粗骨材溜まりの発生を抑制することができ、ひいては、配管の閉塞の発生を抑制することができる。
コンクリート圧送配管システムを用いるコンクリート打設工事場所の一例を示す図 本発明の第1実施形態におけるコンクリート圧送配管システムの概略構成を示す図 前記第1実施形態におけるピグの概略構成を示す図 前記第1実施形態におけるピグ移動停止手段を説明するための図 前記第1実施形態におけるピグの配管への挿入方法を説明するための図 前記第1実施形態における配管内を移動するピグを示す図 前記第1実施形態における、ピグ移動停止手段によってピグの配管内での移動が停止した状態を示す図 本発明の第2実施形態におけるピグ移動停止手段を説明するための図 本発明の第3実施形態におけるピグの概略構成を示す図 本発明の第4実施形態におけるコンクリート圧送配管システムの概略構成を示す図 前記第4実施形態におけるT字バルブ配管の開閉状態を示す図 本発明の第5実施形態におけるコンクリート圧送配管システムの概略構成を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、後述するコンクリート圧送配管システム10,10’,10”のいずれかを用いることが可能なコンクリート打設工事場所の一例を示す。この工事では、地面1(地盤Gの上面)から下方に地盤Gを掘削して形成された底面2上にコンクリートをいわゆる配管打設で打設する。この配管打設に、後述するコンクリート圧送配管システム10,10’,10”のいずれかを用いることが可能である。尚、当該掘削により形成される空間3は、底面2と側面4とによって囲まれている。
ここにおいて、地面1から底面2までの距離(深さ)Dは例えば30~50m程度である。また、底面2(コンクリートが打設される面)が広い範囲にわたっている。このような工事が実施されるのは、都市部のトンネル工事、立坑工事、地下タンク工事などである。
図2は、本発明の第1実施形態におけるコンクリート圧送配管システム10の概略構成を示す。
コンクリート圧送配管システム10は、コンクリートポンプ車11、接続管12、配管20、及びコンクリートホース30を含んで構成される。
コンクリートポンプ車11は、地面1上に配置されている。接続管12は、その上流側端部がコンクリートポンプ車11の吐出管13(図5参照)の下流側端部に連結されている。接続管12の下流側端部は、配管20の流入口部20aに連結されている。尚、本実施形態では、吐出管13と接続管12とが別体で形成されているが、この他、吐出管13と接続管12とが一体的に形成されていてもよい。
配管20については、その流入口部20aから流入したコンクリートが配管20内を連続的に又は断続的に流れ得る。
配管20は、鉛直配管部21と水平配管部22と曲管部23とを含んで構成される。鉛直配管部21、水平配管部22、及び曲管部23は、金属製(例えば鋼製)又は樹脂製である。配管20では、上流側から下流側に向かって、鉛直配管部21、曲管部23、水平配管部22の順に連結されている。
鉛直配管部21は空間3内にて鉛直方向に延びており、例えば側面4と略平行に延びている。ここで、鉛直配管部21の上端部21aが配管20の流入口部20aに対応する。鉛直配管部21の下端部21bは、曲管部23の上流側端部23aに連結されている。
水平配管部22は空間3内にて水平方向に延びており、例えば底面2と略平行に延びている。ここで、水平配管部22の一端部22aが配管20の排出口部20bに対応する。水平配管部22の他端部22bは、曲管部23の下流側端部23bに連結されている。
曲管部23は、その曲がり角度が例えば90°である(つまり、例えば90度曲管からなる)。曲管部23は、鉛直配管部21の下端部21bと水平配管部22の他端部22bとを連結するものである。
ゆえに、配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)は配管20の流入口部20a(鉛直配管部21の上端部21a)よりも低位に位置する。つまり、配管20は、コンクリートポンプ車11からのコンクリートを低所に圧送する下りコンクリート圧送配管として機能し得る。
水平配管部22の一端部22aには、コンクリートホース30の基端部30aが着脱可能に連結されている。コンクリートホース30は可撓性を有する。
本実施形態では、コンクリートポンプ車11は、いわゆるピストン式(押し出し式)のコンクリートポンプ11aを搭載している。コンクリートポンプ11aでは、後述する図5に示すように、コンクリートピストン14が後退するとき(図5で紙面右方に移動するとき)にホッパ15内のコンクリート(生コンクリート)をコンクリートシリンダ16内に吸い込み、コンクリートピストン14が前進するとき(図5で紙面左方に移動するとき)にコンクリートシリンダ16内のコンクリートを吐出管13に向けて押し出すことでコンクリートを圧送する。ここで、コンクリートピストン14の前進・後退(つまり往復動)は、例えば油圧ジャッキ(図示せず)の伸縮によって実現され得る。
尚、本実施形態ではコンクリートポンプ11aがピストン式であるが、コンクリートポンプ11aはピストン式に限らず、例えば、いわゆるスクイーズ式(絞り出し式)であってもよい。
コンクリート圧送配管システム10を用いるコンクリート打設工事では、図示しないコンクリートミキサー車などからコンクリートポンプ車11に受けたコンクリートを、吐出管13、接続管12及び配管20を介して、コンクリートホース30まで圧送する。このコンクリートホース30の先端側を作業員が振り回しながらコンクリートを底面2上に打設する。
次に、コンクリート圧送配管システム10を用いて実施され得るコンクリートの打設中断・再開方法について、前述の図1及び図2に加えて、図3~図7を用いて説明する。ここで、このコンクリートの打設中断・再開方法は、本発明に係るコンクリートの打設方法に含まれるものである。
図3はピグ35の概略構成を示す。図4は、ピグ移動停止手段40を説明するための図であり、図4(A)はコンクリートホース30を水平配管部22の一端部22aから取り外した状態を示し、図4(B)は水平配管部22の一端部22aにピグ移動停止手段40(蓋体41)を取り付けた状態を示す。図5は、ピグ35の配管20への挿入方法を説明するための図であり、図5(A)は、吐出管13にピグ35が挿入される前の状態を示し、図5(B)は吐出管13にピグ35が挿入された後の状態を示す。図6は、配管20内を移動するピグ35を示す。図7は、ピグ移動停止手段40(蓋体41)によってピグ35の配管20内(水平配管部22内)での移動が停止した状態を示す。
前述のコンクリートの打設中断・再開方法では、ピグ35と、ピグ移動停止手段40の一例である蓋体41とが用いられる。
ピグ35は例えば砲弾形の管内移動体であり、先細形状である先端部35aと、円柱状の本体部35bと、球欠状の後端部35cとからなる。ピグ35は例えばポリウレタンなどの樹脂製又はゴム製である。ピグ35の本体部35bの外径は、配管20の内径(鉛直配管部21の内径、水平配管部22の内径、及び曲管部23の内径)と略同じである。ピグ35の後端部35cには、可撓性を有するロープ36の一端部が取り付けられている。ロープ36の長さは例えば3~4m程度である。
前述のコンクリートの打設中断・再開方法は、中断工程と、この中断工程後の再開工程とを含む。中断工程は、後述するステップS1~S7を含む。再開工程は、後述するステップS8~S10を含む。
〔ステップS1〕
コンクリートポンプ車11からのコンクリートを吐出管13、接続管12及び配管20を介してコンクリートホース30まで圧送している状態において、コンクリートポンプ11aの運転の停止を行う。
〔ステップS2〕
ステップS1の後に、図4(A)に示すように、コンクリートホース30を配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)から取り外す。
〔ステップS3〕
ステップS2の後に、図4(B)に示すように、配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)に蓋体41を取り付ける。蓋体41は、格子状のキャップであり、例えば丸鋼を粗目の格子状に組んで形成され得る。ゆえに、蓋体41は、多数の貫通孔(換言すれば開口部)42を有する。
〔ステップS4〕
ステップS2又はステップS3に並行して、又は、ステップS3の後に、図5(A)及び(B)に示すように、ホッパ15側から吐出管13内にピグ35を挿入する。この挿入時には、吐出管13内に残っているコンクリートの最後尾が、当該挿入されたピグ35の先端部35aに当接し得る。尚、ピグ35を吐出管13に挿入しやすくするため、ピグ35の吐出管13への挿入に先立ってホッパ15内のコンクリートを減らしておいてもよい。
〔ステップS5〕
ステップS4の後に、ホッパ15にコンクリートを受ける。尚、このときには、ピグ35の後端部35cの後方にコンクリートが満たされた状態となる。
〔ステップS6〕
ステップS3の後であって、かつ、ステップS5の後に、コンクリートポンプ11aを運転させる。この運転によって加圧されたコンクリートによって吐出管13内のピグ35が下流側に向かって押圧されて接続管12を経て配管20内に挿入され、更に、図6に示すように、ピグ35が配管20内を移動する。このときには、配管20内を流れるコンクリートによってピグ35が下流側に向かって押圧されることにより、ピグ35が配管20内にて上流側から下流側に向かって移動する。また、このときには、配管20内でピグ35の先端部35aより下流側に存在するコンクリートが、配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)から蓋体41の多数の貫通孔42を通って外部に排出され得る(つまりコンクリートが打設され得る)。
〔ステップS7〕
前述のように配管20内を移動するピグ35が蓋体41に到達すると(図7参照)、ピグ35の先端部35aが蓋体41に接触することでピグ35の配管20内での移動が制限される。ゆえに、蓋体41によってピグ35の配管20内での移動が停止される。この蓋体41によるピグ35の配管20内での移動の停止により、配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)からのコンクリートの排出が停止される。このときにピグ35は、配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)を塞いでいる。
ここにおいて、前述のようにピグ35が蓋体41に到達した時点でコンクリートポンプ11aの運転を停止させる。
以上のようにして、コンクリートの打設が中断される。このステップS7の完了から、後述するステップS8の開始までの時間(つまり、コンクリート打設の中断時間)は例えば数分間~数十分間の範囲内である。このコンクリート打設の中断時には、配管20内は材料分離のないコンクリートで満たされている(つまり、配管20は満管状態である)。それゆえ、再開工程(後述するステップS8~S10)でコンクリートの打設の再開を配管20の閉塞なく行うことができる。
〔ステップS8〕
この中断時間が経過した後、コンクリートの打設を再開するため、まず、蓋体41を配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)から取り外す。これにより、蓋体41によるピグ35の配管20内での移動の停止が解除される。
〔ステップS9〕
ステップS8の後に、ピグ35を配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)から撤去する。この撤去手法の第1例では、コンクリートポンプ11aを僅かな時間運転することでピグ35を配管20内のコンクリートで押圧することにより、ピグ35を配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)から排出させる。撤去手法の第2例では、作業員などが当該ピグ35を配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)から引き抜く。
〔ステップS10〕
ステップS9の後に、コンクリートホース30を配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)に取り付ける。そして、コンクリートポンプ11aの運転を再開する。これにより、配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)からコンクリートホース30を介しての、コンクリートの排出(コンクリートの打設)が再開される。
以上のようにして、コンクリートの打設の中断と再開とが行われ得る。
本実施形態によれば、コンクリートの打設方法は、配管20の流入口部20aから流入したコンクリートが流れる配管20内にピグ35を挿入すること(前述のステップS1~S6及び図5参照)、配管20内を流れるコンクリートによってピグ35を配管20内にて移動させること(前述のステップS6及び図6参照)、及び、配管20に設けられたピグ移動停止手段40(例えば蓋体41)によりピグ35の配管20内での移動を停止すること(前述のステップS7及び図7参照)を含む。ピグ移動停止手段40(例えば蓋体41)によるピグ35の配管20内での移動の停止により、配管20の排出口部20bからのコンクリートの排出が停止する(前述のステップS7及び図7参照)。それゆえ、前述のピンバルブを用いることなく配管20内のコンクリートの流れを止めることができるので、前述のピンバルブに起因する粗骨材溜まりの発生を抑制することができ、ひいては、配管20の閉塞の発生を抑制することができる。
また本実施形態によれば、コンクリートの打設方法は、ピグ移動停止手段40(例えば蓋体41)によるピグ35の配管20内での移動の停止を解除することにより、配管20の排出口部20bからのコンクリートの排出を再開する(前述のステップS8~S10参照)。これにより、配管20の排出口部20bからのコンクリートの排出の再開を容易に行うことができる。尚、この再開時にピグ35が配管20の排出口部20bから排出され得る(前述のステップS9参照)。
また本実施形態によれば、ピグ移動停止手段40は、配管20の排出口部20bに着脱可能に取り付けられて多数の貫通孔42を有する蓋体41を備える。これにより、簡易な構成でピグ35の配管20内での移動を停止させることができる。
また本実施形態によれば、配管20の排出口部20bが配管20の流入口部20aよりも低位に位置する(図2参照)。このような、コンクリートを低所に圧送する下りコンクリート圧送配管として機能し得る配管20を用いる配管打設に、本発明に係るコンクリートの打設方法は好適である。
また本実施形態によれば、配管20は、流入口部20aを上端部21aに有して鉛直方向に延びる鉛直配管部21と、排出口部20bを一端部22aに有して水平方向に延びる水平配管部22と、鉛直配管部21の下端部21bと水平配管部22の他端部22bとを連結する曲管部23と、を含む。このような構成を有する配管20を用いる配管打設に、本発明に係るコンクリートの打設方法は好適である。
ところで、コンクリート圧送配管システム10については、コンクリートの打設開始時(例えば最初の使用時)に以下のステップS11~S15を実施し得る。
〔ステップS11〕
コンクリートホース30を配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)から取り外した状態で、ホッパ15側から吐出管13、接続管12、及び配管20内にモルタルを2~3m程度通すことで、配管20内にモルタルを付着させる。
〔ステップS12〕
ステップS11の後に、図5(A)及び(B)に示すように、ホッパ15側から吐出管13内にピグ35を挿入する。
〔ステップS13〕
ステップS12の後に、ホッパ15にコンクリートを受ける。尚、このときには、ピグ35の後端部35cの後方にコンクリートが満たされた状態となる。
〔ステップS14〕
ステップS13の後に、コンクリートポンプ11aを運転させる。この運転によって加圧されたコンクリートによって吐出管13内のピグ35が下流側に向かって押圧されて接続管12を経て配管20内に挿入され、更に、図6に示すように、ピグ35が配管20内を移動する。このときには、配管20内を流れるコンクリートによってピグ35が下流側に向かって押圧されることにより、ピグ35が配管20内にて上流側から下流側に向かって移動する。そして、ピグ35は、コンクリートと共に、配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)から排出される。ここにおいて、底面2上に打設されたコンクリート中に埋もれたピグ35を探し出して取り出し易くするために、ピグ35にはロープ36が取り付けられている。すわなち、ロープ36はピグ35の回収用である。
〔ステップS15〕
配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)からピグ35が排出された後、コンクリートポンプ11aの運転を一旦停止させ、コンクリートホース30を配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)に取り付ける。そして、コンクリートポンプ11aの運転を再開する。
このようにして、コンクリートの打設が開始され得る。
このコンクリートの打設開始方法によれば、特に鉛直配管部21でのコンクリートの材料分離の発生を抑制することができるので、打設開始時のコンクリート(いわゆる初コン)の廃棄を要しない。
また、このコンクリートの打設開始方法によれば、打設開始時に配管20内でコンクリートの材料分離が発生することを抑制することができるので、配管20内に粗骨材が溜まることを抑制することができ、ひいては、配管20の閉塞の発生を抑制することができる。
コンクリート圧送配管システム10については、コンクリートの打設終了時(例えば長期間の打設中断時を含む)に以下のステップS21~S24を実施し得る。
〔ステップS21〕
コンクリートポンプ車11からのコンクリートを吐出管13、接続管12及び配管20を介してコンクリートホース30まで圧送している状態において、コンクリートポンプ11aの運転の停止を行う。
〔ステップS22〕
ステップS21の後に、図4(A)に示すように、コンクリートホース30を配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)から取り外す。
〔ステップS23〕
ステップS22の後に、図5(A)及び(B)に示すように、ホッパ15側から吐出管13内にピグ35を挿入する。尚、ピグ35を吐出管13内に挿入するに先立って、ホッパ15内を空にしておくことが好ましい。
〔ステップS24〕
ステップS23の後に、図示しない空気配管から供給される空気の圧力でよって吐出管13内のピグ35を下流側に向けて押圧する。これにより、ピグ35が接続管12を経て配管20内に挿入され、更に、図6に示したのと同様に、ピグ35が配管20内を移動する。このときには、配管20内を流れる空気によってピグ35が下流側に向かって押圧されることにより、ピグ35が配管20内にて上流側から下流側に向かって移動する。このピグ35の移動によって、配管20内に付着して残留していたコンクリートが除去され得る(すなわち配管20内のクリーニングを行うことができる)。そして、ピグ35は、当該空気で押されて、配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)から排出される。
このようにして、コンクリートの打設が終了され得る。
このコンクリートの打設終了方法(長期間の打設中断方法を含む)によれば、当該打設終了時に配管20内のクリーニングを行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図8を用いて説明する。
図8は、本実施形態におけるピグ移動停止手段40’を説明するための図である。
前述の第1実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、前述のコンクリートの打設中断・再開方法において、前述のピグ35と、ピグ移動停止手段40’の一例である棒状部材45とが用いられる。
棒状部材45は、配管20の周壁20cに形成された孔部46に外部から抜き差し可能に挿通される。ここにおいて、ピグ移動停止手段40’の一例である棒状部材45及び孔部46は、鉛直配管部21、水平配管部22、及び曲管部23のいずれかに設けられ得る。棒状部材45は、その一端部に頭部45aを備える。棒状部材45は、配管20の周壁20cに互いに対向するように形成された孔部46,46の双方に挿通されるように、配管20の外部の一側から孔部46,46に挿通され得る。
本実施形態では、前述のコンクリートの打設中断・再開方法において、ステップS3にて配管20の周壁20cの孔部46に棒状部材45を外部から差し込む(図8(A)参照)。そして、ステップS7では、配管20内を移動するピグ35が棒状部材45に到達すると(図8(B)参照)、ピグ35の先端部35aが棒状部材45に接触することでピグ35の配管20内での移動が制限される。ゆえに、棒状部材45によってピグ35の配管20内での移動が停止される。この棒状部材45によるピグ35の配管20内での移動の停止により、配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)からのコンクリートの排出が停止される。また、ステップS8では、配管20の周壁20cの孔部46から棒状部材45を外方に引き抜く。
特に本実施形態によれば、ピグ移動停止手段40’は、配管20の周壁20cに形成された孔部46に抜き差し可能に挿通される棒状部材45を備える。これにより、ピグ移動停止手段40’の配管20への取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。尚、この棒状部材45の孔部46への挿通作業については、配管20内をコンクリートが流れている状態でも実施可能である。
尚、本実施形態において、孔部46が配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)における周壁20cに形成されていることが好ましい。
次に、本発明の第3実施形態について、図9を用いて説明する。
図9は、本実施形態におけるピグ35の概略構成を示す。
前述の第1及び第2実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、ピグ35の本体部35bに、後端部35cを囲むようにスカート37が設けられている。スカート37は、後方に向かうほど(換言すれば、上流側に向かうほど)拡径する円錐台の側面の形状をなしている。スカート37は例えば可撓性を有し得る。
特に本実施形態によれば、ピグ35がスカート37を備える。これにより、配管20の内周面に対するピグ35の密着性を向上させることができる。
次に、本発明の第4実施形態について、図10及び図11を用いて説明する。
図10は、本実施形態におけるコンクリート圧送配管システム10’の概略構成を示す。図11は、本実施形態におけるT字バルブ配管50の開閉状態を示し、図11(A)はT字バルブ配管50の開状態を示し、図11(B)はT字バルブ配管50の閉状態を示す。
前述の第1~第3実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、水平配管部22の途中に、複数のT字バルブ配管50が互いに間隔を空けて設けられている。また、本実施形態では、配管20の排出口部20b(水平配管部22の一端部22a)にコンクリートホース30の代わりに曲管32が連結されている。曲管32は、その曲がり角度が例えば90°である(つまり、例えば90度曲管からなる)。曲管32は、その一端部32aが水平配管部22の一端部22aに着脱可能に連結され、他端部32bが下方を向いて開口している。
T字バルブ配管50は、水平方向に延びる本管部51と、本管部51から分岐して鉛直方向下方に延びる分岐管部52と、分岐管部52に設けられて分岐管部52を開閉する開閉弁53とを含んで構成される。本実施形態では開閉弁53は仕切弁であり、その弁体(流路を塞ぐシャッター)として機能する板状部材54を備えている。しかしながら、開閉弁53は仕切弁に限らない。
曲管32の他端部32b及び分岐管部52の下端部には、それぞれ、可撓性を有するホース33(例えばサニーホース(登録商標))が取り付けられている。
コンクリート圧送配管システム10’を用いるコンクリート打設工事では、図示しないコンクリートミキサー車などからコンクリートポンプ車11に受けたコンクリートを圧送し、複数のT字バルブ配管50の開閉(具体的には、開閉弁53の開閉)を順次切り替えることで、コンクリートを底面2上に打設する。通常は、まず、複数のT字バルブ配管50のすべてを閉状態として曲管32からコンクリートの打設を開始し、鉛直配管部21に向かって順にT字バルブ配管50の開閉弁53を開きながらコンクリートの打設位置を鉛直配管部21に向かって順次移動させる。鉛直配管部21に最も近いT字バルブ配管50のところまでコンクリートの打設が完了したら、複数のT字バルブ配管50のすべてを閉状態として、曲管32からコンクリートの打設を開始する。これを繰り返すことで、底面2上の広範囲にわたってコンクリートが打設され得る。
コンクリート圧送配管システム10’では、複数のT字バルブ配管50のすべてを閉状態とした状態で、前述の第1~第3実施形態(すなわちコンクリート圧送配管システム10を用いる場合)と同様のコンクリートの打設中断・再開方法、コンクリートの打設開始方法、及び、コンクリートの打設終了方法が実施され得る。
尚、本実施形態では、これら方法を実施するに際して、曲管32を水平配管部22の一端部22aから取り外したり、曲管32を水平配管部22の一端部22aに取り付けたりする作業(すなわち曲管32の着脱作業)を省略してもよい(つまり、曲管32を水平配管部22の一端部22aに取り付けたままとしておいてもよい)。前述のコンクリートの打設中断・再開方法において、この曲管32の着脱作業が省略される場合(すなわち、曲管32を水平配管部22の一端部22aに取り付けたままとする場合)には、例えば曲管32の他端部32bに、前述のピグ移動停止手段40,40’が設けられ得る。この場合には、曲管32の他端部32bが、本発明における「配管の排出口部」に対応し得る。更に、曲管32の他端部32bに前述の蓋体41が設けられる場合には、曲管32の他端部32bに蓋体41が設けられるに先立って、曲管32の他端部32bからホース33が取り外される。
次に、本発明の第5実施形態について、図12を用いて説明する。
図12は、本実施形態におけるコンクリート圧送配管システム10”の概略構成を示す。
前述の第1~第4実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、配管20が鉛直配管部21のみで構成されている。そして、鉛直配管部21の下端部21bが、配管20の排出口部20bに対応している。
本実施形態では、例えば鉛直配管部21の下端部21bに、前述のピグ移動停止手段40,40’が設けられ得る。
コンクリート圧送配管システム10”についても、前述の第1~第4実施形態(すなわちコンクリート圧送配管システム10,10’を用いる場合)と同様のコンクリートの打設中断・再開方法、コンクリートの打設開始方法、及び、コンクリートの打設終了方法が実施され得る。
特に本実施形態によれば、配管20は、流入口部20aを上端部21aに有し、かつ、排出口部20bを下端部21bに有して鉛直方向に延びる鉛直配管部21を含む。このような構成を有する配管20を用いる配管打設に、本発明に係るコンクリートの打設方法は好適である。
図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
尚、出願当初の請求項は以下の通りであった。
[請求項1]
コンクリートが流れる配管内にピグを挿入すること、
前記配管内を流れるコンクリートによって前記ピグを前記配管内にて移動させること、及び、
前記配管に設けられたピグ移動停止手段により前記ピグの前記配管内での移動を停止すること、
を含み、
前記ピグ移動停止手段による前記ピグの前記配管内での移動の停止により、前記配管の排出口部からのコンクリートの排出が停止する、コンクリートの打設方法。
[請求項2]
前記ピグ移動停止手段による前記ピグの前記配管内での移動の停止を解除することにより、前記配管の排出口部からのコンクリートの排出を再開することを更に含む、請求項1に記載のコンクリートの打設方法。
[請求項3]
前記再開時に前記ピグが前記配管の排出口部から排出される、請求項2に記載のコンクリートの打設方法。
[請求項4]
前記ピグ移動停止手段は、前記配管の排出口部に着脱可能に取り付けられて多数の貫通孔を有する蓋体を備える、請求項1~請求項3のいずれか1つに記載のコンクリートの打設方法。
[請求項5]
前記ピグ移動停止手段は、前記配管の周壁に形成された孔部に抜き差し可能に挿通される棒状部材を備える、請求項1~請求項3のいずれか1つに記載のコンクリートの打設方法。
[請求項6]
前記孔部が前記配管の排出口部における周壁に形成されている、請求項5に記載のコンクリートの打設方法。
[請求項7]
前記配管の排出口部が前記配管の流入口部よりも低位に位置する、請求項1~請求項6のいずれか1つに記載のコンクリートの打設方法。
[請求項8]
前記配管は、
前記流入口部を上端部に有して鉛直方向に延びる鉛直配管部と、
前記排出口部を一端部に有して水平方向に延びる水平配管部と、
前記鉛直配管部の下端部と前記水平配管部の他端部とを連結する曲管部と、
を含む、請求項7に記載のコンクリートの打設方法。
[請求項9]
前記配管は、前記流入口部を上端部に有し、かつ、前記排出口部を下端部に有して鉛直方向に延びる鉛直配管部を含む、請求項7に記載のコンクリートの打設方法。
1…地面、2…底面、3…空間、4…側面、10,10’,10”…コンクリート圧送配管システム、11…コンクリートポンプ車、11a…コンクリートポンプ、12…接続管、13…吐出管、14…コンクリートピストン、15…ホッパ、16…コンクリートシリンダ、20…配管、20a…流入口部、20b…排出口部、20c…周壁、21…鉛直配管部、21a…上端部、21b…下端部、22…水平配管部、22a…一端部、22b…他端部、23…曲管部、23a…上流側端部、23b…下流側端部、30…コンクリートホース、30a…基端部、32…曲管、32a…一端部、32b…他端部、33…ホース、35…ピグ、35a…先端部、35b…本体部、35c…後端部、36…ロープ、37…スカート、40,40’…ピグ移動停止手段、41…蓋体、42…貫通孔、45…棒状部材、45a…頭部、46…孔部、50…T字バルブ配管、51…本管部、52…分岐管部、53…開閉弁、54…板状部材、D…距離(深さ)、G…地盤

Claims (5)

  1. ホッパ内に受けたコンクリートを加圧して吐出管を介して配管に吐出するコンクリートポンプを用いる、コンクリートの打設方法であって、
    コンクリートを前記コンクリートポンプから前記配管に圧送している状態において、前記コンクリートポンプの運転を停止すること、
    前記吐出管内に残っているコンクリートの最後尾にピグの先端部が当接するように、前記ホッパ側から前記吐出管内に前記ピグを挿入すること、
    前記コンクリートポンプを運転させ、この運転によって加圧されたコンクリートによって、前記ピグを前記吐出管内から前記配管内に挿入し、更に前記配管内にて移動させること、及び、
    前記配管に設けられたピグ移動停止手段により前記ピグの前記配管内での移動を停止すること、
    を含み、
    前記ピグ移動停止手段による前記ピグの前記配管内での移動の停止により、前記配管の排出口部からのコンクリートの排出が停止する、コンクリートの打設方法。
  2. 前記ピグ移動停止手段によって前記ピグの前記配管内での移動が停止した時点で、前記コンクリートポンプの運転を停止させることを更に含む、請求項1に記載のコンクリートの打設方法。
  3. 前記ピグ移動停止手段による前記ピグの前記配管内での移動の停止を解除することにより、前記配管の排出口部からのコンクリートの排出を再開することを更に含み、
    前記再開時に前記コンクリートポンプを運転することで、前記ピグが前記配管の排出口部から排出される、請求項2に記載のコンクリートの打設方法。
  4. 前記配管の排出口部にはコンクリートホースが取り付けられており、
    前記方法は、
    前記コンクリートポンプの運転を停止した後に、前記コンクリートホースを前記配管の排出口部から取り外すこと、及び、
    前記ピグが前記配管の排出口部から排出された後に、前記コンクリートホースを前記配管の排出口部に取り付けること、
    を更に含む、請求項3に記載のコンクリートの打設方法。
  5. 前記ホッパ側から前記吐出管内に前記ピグを挿入するに先立って、前記ホッパ内のコンクリートを減らすこと、及び、
    前記ホッパ側から前記吐出管内に前記ピグを挿入した後に、前記ホッパ内にコンクリートを受けることで、前記ピグの後端部の後方をコンクリートで満たした状態とすること、
    を更に含む、請求項1~請求項4のいずれか1つに記載のコンクリートの打設方法。
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