JPH103709A - 遠隔制御方法およびファクシミリ装置 - Google Patents

遠隔制御方法およびファクシミリ装置

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JPH103709A
JPH103709A JP8177046A JP17704696A JPH103709A JP H103709 A JPH103709 A JP H103709A JP 8177046 A JP8177046 A JP 8177046A JP 17704696 A JP17704696 A JP 17704696A JP H103709 A JPH103709 A JP H103709A
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video recorder
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remote
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JP8177046A
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Hiroshi Ogura
浩 小倉
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔のファクシミリ装置からビデオレコーダ
の録画予約などを制御し、且つ、録画予約結果情報を上
記ファクシミリ装置へ通知できる遠隔制御方法を提供す
る。 【解決手段】 遠隔の装置からビデオレコーダを制御す
る遠隔制御方法において、遠隔のファクシミリ装置Aよ
りファクシミリ装置Bへビデオレコーダを制御して録画
予約するための制御命令を送信し、上記ファクシミリ装
置Bは受信した上記制御命令に従って接続された上記ビ
デオレコーダに対し録画予約情報を与え、さらに上記フ
ァクシミリ装置Bは録画予約結果情報をファクシミリ装
置Aへ送信し、ファクシミリ装置Aは受信した録画予約
結果情報を記録紙へ出力するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔のファクシミ
リ装置からビデオレコーダの録画予約などを制御できる
遠隔制御方法およびそのためのファクシミリ装置に係
り、特に録画予約結果情報を遠隔のファクシミリ装置の
記録紙へ出力する機能をもった遠隔制御方法およびファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、公衆電話回線網を介して遠隔
の電話機などからビデオレコーダの録画予約などを行う
方法が提供されている。例えば、特開昭62-278866 号公
報や特開昭63-70653号公報には、この種の遠隔制御装置
として、図14に示すように宅内用のワイヤレスリモコン
42から赤外線などを通信媒体として制御信号を出力し、
ビデオレコーダ43を遠隔制御する手段に倣って、このワ
イヤレスリモコン42と同一の制御信号を出力する機能を
もった制御装置41を、公衆電話回線網Nを介して宅外の
公衆電話などから制御することによって、あたかもワイ
ヤレスリモコン42から赤外線制御信号を出力するよう
に、制御装置41から赤外線制御コードを出力してビデオ
レコーダ43などを制御する方法が提案されている。ま
た、特開平6-78064 号公報に示された通信装置では、遠
隔の端末装置から送られてきたDTMF信号を受信し、
受信信号の内容に従ってビデオレコーダなどを制御し、
例えば予約指示の場合は、DTMF信号で指示された予
約日時および予約内容を通信装置内の記憶部に記憶し、
時計回路により予約日時を検出して指示された録画を実
行する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の遠隔制御方法では、利用者に録画予約結果情報
などが通知されないために、利用者は意図通り予約でき
たか否かを確認する手段がなく、不安を抱くのが常であ
った。すなわち、直接ビデオ予約する場合は、ビデオレ
コーダの表示部にて、希望通りの日時に予約されたか否
かを確認可能であるのに対して、遠隔制御の場合はその
ような確認手段がなかった。その結果、もし希望通りの
日時の録画予約が設定されていない場合は、予約日時を
過ぎた後帰宅しても録画が実行されておらず、極めて不
本意な結果となることがしばしば発生していた。本発明
は、上記のような従来のビデオレコーダの遠隔制御を行
う際の問題を解決するためになされたものであって、遠
隔のファクシミリ装置からビデオレコーダの録画予約な
どを制御し、且つ、録画予約結果情報を上記ファクシミ
リ装置へ通知できるようにした遠隔制御方法およびファ
クシミリ装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の手段としての遠隔制御方法は、遠隔の
装置からビデオレコーダを制御する遠隔制御方法におい
て、遠隔のファクシミリ装置よりビデオレコーダに接続
されたファクシミリ装置へビデオレコーダを制御して録
画予約するための制御命令を送信し、上記ビデオレコー
ダに接続されたファクシミリ装置は受信した上記制御命
令に従って上記ビデオレコーダに録画予約情報を与える
と共に、上記ビデオレコーダの状態を監視し録画予約結
果情報を上記遠隔のファクシミリ装置へ送信し、上記遠
隔のファクシミリ装置は受信した録画予約結果情報を記
録紙へ出力することを特徴とする。また本発明の第2の
手段として、上記方法を実現するファクシミリ装置とし
て、遠隔のファクシミリ装置よりDTMF信号として送
信されるビデオレコーダ録画予約命令を認識する制御命
令認識部と、受信した録画予約命令に従ってビデオレコ
ーダに録画予約情報を与える手段と、上記ビデオレコー
ダの状態を監視し録画予約結果情報を上記遠隔のファク
シミリ装置へ送信する手段とを備えたことを特徴とす
る。第3の手段として、遠隔のファクシミリ装置よりフ
ァクシミリ画像情報としてマーク画像の形式にて送信さ
れるビデオレコーダ録画予約命令を認識する制御命令認
識部と、受信した録画予約命令に従ってビデオレコーダ
に録画予約情報を与える手段と、上記ビデオレコーダの
状態を監視し録画予約結果情報を上記遠隔のファクシミ
リ装置へ送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】第4の手段として、遠隔のファクシミリ装
置より送信されるビデオレコーダ録画予約命令を認識す
る制御命令認識部と、受信した録画予約命令に従ってビ
デオレコーダに録画予約情報を与える手段と、受信した
信号から相手ファクシミリ装置の端末番号を取得する端
末番号取得手段と、上記ビデオレコーダの状態を監視し
録画予約結果情報を取得する手段と、上記取得した相手
ファクシミ装置の端末番号に従って発呼し上記録画予約
結果情報を送信する手段とを備えたことを特徴とする。
第5の手段として、上記第2または第3の手段におい
て、上記遠隔のファクシミリ装置から送られてくる予約
状況確認・専用シート転送コマンドを認識する制御命令
認識部と、上記制御命令認識部により予約状況確認・専
用シート転送コマンドの受信が認識されると、予約状況
を確認し、確認された予約状況を含む録画予約専用シー
トを上記遠隔のファクシミリ装置へ送信する予約確認・
専用シート送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は上記のような手段にしたので、第1の
手段(請求項1)の遠隔制御方法では、遠隔のファクシ
ミリ装置からの制御信号によりビデオレコーダの録画予
約ができ、且つ、録画予約した結果情報を上記遠隔のフ
ァクシミリ装置の記録紙へ出力できる。第2の手段(請
求項2)のファクシミリ装置では、遠隔のファクシミリ
装置のプッシュボタンを操作することによってビデオレ
コーダの録画予約などを行うことができる。第3の手段
(請求項3)のファクシミリ装置では、遠隔のファクシ
ミリ装置からマークシートなどを送信すれば公衆回線な
どを介してビデオレコーダの録画予約などを行うことが
できる。第4の手段(請求項4)のファクシミリ装置で
は、プッシュボタンなどによる遠隔制御の場合において
も遠隔のファクシミリ装置へ録画予約を行った結果の情
報などを送信可能となるので、遠隔制御した人が確実に
予約できたか否かを確認することができる。第5の手段
(請求項5)のファクシミリ装置では、遠隔のファクシ
ミリ装置へ録画予約専用シートを送信することが可能で
あり、且つ、そのとき既に録画の予約がなされている場
合は、その予約状況が上記録画予約専用シートに記載さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施例のファクシミリ装置を使用したファクシミリシ
ステムの構成ブロック図である。図示したように、この
ファクシミリシステムは、公衆電話回線網Nに接続され
た遠隔のファクシミリ装置から送られてくる録画予約な
どの制御命令を受信するファクシミリ装置Bと、コネク
タ28、29を介して上記ファクシミリ装置Bに接続された
ビデオレコーダCから構成される。さらに上記のファク
シミリ装置Bは、DTMF信号として遠隔のファクシミ
リ装置などから送られてくる制御命令を認識する第1の
制御命令認識部1と、遠隔のファクシミリ装置からファ
クシミリ画情報として送られてくるマーク画像による制
御命令を認識する第2の制御命令認識部2と、上記第1
または第2の制御命令認識部により認識された録画予約
情報などを記憶しておく予約記憶部3と、パスワードの
照合などを行う情報判断部4と、ROM17に内蔵された
プログラムに従って装置全体の管理・制御およびファク
シミリ通信の制御を行う主制御部11と、画情報などを一
時的に格納しておくページメモリ13と、原稿上の画像を
読み取る画像読取り部14と、符号化復号化部(DCR)
18によって復号化された受信画情報をページメモリ13を
介して出力する記録部15と、公衆電話網を介して遠隔の
ファクシミリ装置との間に呼を設定するための網制御装
置(NCU)16と、低速モデムおよび高速モデムから成
るモデム19と、制御情報などを記憶しておくシステム記
憶メモリ20などを備えている。また、上記ビデオレコー
ダCは、ファクシミリ装置Bから取得した予約情報など
を設定しておく設定記憶部21と、ビデオテープの残量を
検出するテープ残量検出部22と、プログラムなどを内蔵
したROM23と、ROM23内のプログラムなどによりビ
デオレコーダCを制御する機器制御部24などを備えてい
る。
【0008】図2は、上記第1の制御命令認識部1の詳
細構成例を示すブロック構成図である。図示したよう
に、この制御命令認識部1は、第1のリレー32を介して
回線へ音声メッセージを出力する音声出力部31と、第2
のリレー34を介して回線から受信した信号よりDTMF
信号を検出し、制御命令を認識するDTMF検出部33と
を備えている。なお、音声出力部31はディジタル化され
た音声データを内蔵した音声ROMを有している。図3
は、上記第2の制御命令認識部2の詳細構成例を示すブ
ロック図である。図示したように、この制御命令認識部
2は、ファクシミリ画情報として送られてくるマーク画
像形式の制御命令を認識するために制御命令画像パター
ンを記憶しておくデータテーブル記憶メモリ35と、受信
したマーク画像とデータテーブル記憶メモリ35内の画像
パターンを比較して受信した制御命令の内容を認識する
比較部36を備えている。
【0009】以下、図4〜図7に示した動作フロー図を
参照しながら、本発明の実施例について動作と制御例を
説明する。まず図4において、待機状態ではNCU16は
電話回線網内の加入者線交換機からの呼出し信号の受信
を監視しており(S1→S1)、NCU16が呼出し信号
を受信すると(S1、Yes)、CED信号を送出する
(S2)。次に、主制御部11は遠隔の相手ファクシミリ
装置Aからファクシミリ信号が送られてきたか否か(S
3)、特定DTMF信号が送られてきたか否か(S4)
を監視する(S3→S4→S27→S2→S3)。なおそ
の間、CED信号の送出も複数回行われる。そして、設
定した所定時間が経過しないうちに(S27、No)、第
1の制御命令認識部1内のDTMF検出部33で特定のD
TMF信号(例えば*)が検出されると(S4、Ye
s)、以後のファクシミリ受信を行わないようにする
(S5)。なお、上記において、NCU16の呼出し信号
受信後、主制御部11の制御により第1の制御命令認識部
1内の第2のリレー34は閉じられている。続いて、主制
御部11は第1の制御命令認識部1内の音声出力部31に指
示して、音声ROMからパスワードの送信を要求するガ
イダンスのための音声メッセージを読み出し、アナログ
信号化して相手先に送出する(S6)。これに応じて、
相手ファクシミリ装置AからDTMF信号が送られてく
ると、これをDTMF検出部33によって検出し(S
7)、検出した情報、つまりパスワードを主制御部11を
介して情報判断部4に渡す。
【0010】得られたパスワードが、情報判断部4によ
り、予めシステム記憶メモリ20などに登録されているパ
スワードと照合され(S8)、パスワードが一致すると
(S8、Yes)、音声出力部31から次の音声メッセー
ジ、すなわち新規の録画予約か、既に予約登録した録画
の更新か、どちらを希望するかの指示を要求するメッセ
ージ(ガイダンス)を送出し(S9)、相手先(ファク
シミリ装置A)からそれに応答したDTMF信号が送ら
れてくると、再びDTMF検出部33によって検出し(S
10)、検出結果に基づいて情報判断部4において、新規
予約か予約変更かを判定する(図5、S11)。判定の結
果予約変更の場合は、その旨を示す情報を予約記憶部3
内の所定領域に記憶する(図5、S12)。次に、新規/
変更に係りなく、音声出力部31から予約情報の詳細を入
力するように要求するメッセージを送出し(S13)、そ
れに応じて相手先からDTMF信号が送られてくると、
DTMF検出部33はDTMF信号から、週情報、曜日情
報、チャンネル番号、録画開始時刻、録画時間などを検
出し(S14)、予約記憶部3内の所定領域に記憶する
(S15)。また、予約変更の場合は、現在録画予約され
ているもののうち、どの予約をどのように変更するかを
指示する情報がDTMF信号として相手先より送信さ
れ、同様に予約記憶部3内の所定領域に記憶される。
【0011】図8は予約記憶部3内のデータ構成例を示
す図である。図8において、「Fax転送」フィールド
は録画予約結果情報をファクシミリ画情報として通知す
るか否かを指定する情報であり、「Fax番号」フィー
ルドは、上記録画予約結果情報を通知する相手先のファ
クシミリ番号である。続いて、主制御部11から、テープ
残量の通知を要求する信号がコネクタ28,29を介してビ
デオレコーダCに転送される。ビデオレコーダCでは、
録画可能なテープが挿入されていればテープ残量検出部
22によりテープ残量が検出され、設定記憶部21に記憶さ
れるがその後、録画が実行されると順次上記テープの残
量が更新される。ビデオレコーダCの機器制御部24はフ
ァクシミリ装置Bからテープ残量通知要求を受けると、
設定記憶部21からテープ残量を読み出し、ファクシミリ
装置Bへ通知する。
【0012】主制御部11は、取得したテープ残量から既
に予約されている全時間(予約記憶部3に記憶された予
約待機中の録画時間の合計)を減じた値Nを求め(S1
6)、Nがマイナスあるか否かを判定する(S17)。そ
して、マイナスでない場合は(S17、Yes)、更新さ
れた予約記憶部3の内容をビデオレコーダCの設定記憶
部21に書き込む(S18)。設定記憶部21内のデータ構成
としては例えば図9に示すように、各アドレス毎に録画
予約設定内容を記憶しておく。この後、ファクシミリ装
置Bは、音声メッセージによって予約されたことを相手
先に通知した後(S19)、電話回線を切る(S20)。そ
れに続いて予約記憶部3から上記録画予約または予約変
更を受けた相手先の遠隔のファクシミリ装置の端末番号
を取得し、NCU16に指示して相手先へ発呼し、上記予
約記憶部3内に記憶した当該相手先から指示された予約
内容を含んだ録画予約結果情報をページメモリ13内に画
情報化し(S21)、ファクシミリ画情報として送信する
(S22)。
【0013】このように本発明の実施によれば、遠隔の
ファクシミリ装置Aでは、ファクシミリ装置Bから送ら
れてきた録画予約結果情報を記録紙に出力することがで
きるので、利用者はそれを見て、所望通りの録画予約が
できたか否かを知ることができる。なお、予約内容を含
んだ録画結果情報を音声によって相手先に通知する方法
も考えられるが、通知に長時間を要するので、ファクシ
ミリ画像として伝達する手段の方が短時間で目的を達成
する上で効果が大きい。一方、上記動作フローのステッ
プS27(図4)において、ファクシミリ信号も特定DT
MF信号も受信されないまま所定の時間が経過すると
(S27、Yes)、主制御部11は回線を直ちに切断し
(S29)、フローを終了する。また、上記ステップS8
においてパスワードが一致しなかった場合は(S8、N
o)、音声出力部31から遠隔制御を受け付けない旨の音
声メッセージを出力し(S28)、回線を切断する(S2
9)。
【0014】さらに、ステップS17(図5)においてN
がマイナスの場合(S17、No)、すなわちテープ残量
が不足する場合は、音声出力部31からテープ残量不足で
録画予約できない旨の音声メッセージを出力し(S2
3)、回線を切断する(S24)。この場合は相手ファク
シミリ装置には、予約記憶部3内のキャンセルされた予
約情報をページメモリ13内に画情報化し(S25)、ファ
クシミリ画情報として相手先へ送信する(S26)。ま
た、ステップS3(図4)において、所定時間内に(S
27、No)、ファクシミリ信号を受信すると(S3、Y
es)、システム記憶メモリ20内に交信モードなどの設
定を行い(S31)、受信画情報をページメモリ13に格納
する(S32)。そして、受信が終了すると(S33)、第
2の制御命令認識部2の比較部36は受信画像の上方に録
画予約専用シートを示すマークMがあるか否かを判定す
る(S34)。録画予約専用シートとは例えば図10に示す
ように、パスワードや予約内容を指示する項目を光学的
に読み取り可能にしたシートである。このようなシート
を読み取った結果、マークMがなければ(S34、N
o)、ページメモリ13内の画情報を記録部15より記録紙
に出力し(S35)、動作を終了するが、マークMがある
場合は(S34、Yes)、データテーブル記憶メモリ35
に記憶してある制御命令の画像パターンを読み出し、ペ
ージメモリ13に格納した受信画情報と上記画像パターン
とを比較部36で比較する。そして、パスワード、新規予
約か予約変更かの区分、新規/変更に対応した予約内
容、つまり週情報、曜日情報、チャンネル番号、録画開
始時間、録画時間などを認識し、順次予約記憶部3の所
定領域に記憶する(S36)。続いて、情報判断部4は認
識したパスワードを予めシステム記憶メモリ20内に登録
しておいたパスワードと照合し(S37)、一致していれ
ば(S37、Yes)、予約記憶部3に記憶した予約情報
に従って予約が新規か変更かを判定し(S38)、変更な
らばその旨を示す情報を予約記憶部3の所定領域に設定
する(S39)。
【0015】次に、前記図5のS16において説明した場
合と同様にして予約済み分を減じたテープ残量Nを求め
(図6、S40)、Nがマイナスでない場合は(S41、Y
es)予約記憶部3の更新した内容をビデオレコーダC
の設定記憶部21に書き込む(S42)。そして、相手先が
録画予約結果情報の通知を要求しているか否かを判定し
(S43)、要求している場合は(S43、Yes)予約
内容を含む録画予約結果情報を指定のファクシミリ番号
の相手先に送信し(S44)、録画予約結果情報の通知要
求がないならば(S43、No)、記録部15により予約内
容を記録紙へ出力する(S45)。一方、上記ステップS
41において、予約済み分を減じたテープ残量Nがマイナ
スのときは(S41、No)、録画予約結果情報の通知要
求がある場合(S46、Yes)、テープ残量不足のため
受付けられない旨のメッセージと予約内容とを、ファク
シミリ画情報として相手先のファクシミリ装置に送信す
る(S47)。また、録画予約結果情報の通知要求がない
場合は、キャンセルされた内容を記録紙へ出力する(S
48)。また一方、上記ステップS37(図6)においてパ
スワードが一致しないときは(S37、No)、録画予約
結果情報の通知要求がある場合(S49、Yes)、パス
ワードが一致しないため受付けられない旨のメッセージ
と予約内容とを、ファクシミリ画情報として相手先ファ
クシミリ装置に送信し(S50)、上記通知要求がない場
合は、キャンセルされた内容を記録紙へ出力する(S5
1)。以上説明したように本発明の上記実施例によれ
ば、遠隔のファクシミリ装置からビデオ録画予約要求が
なされた際、予約処理の結果を相手ファクシミリ装置に
返送することが可能となる。
【0016】図11は、本発明の第2の実施例を示すファ
クシミリ装置B要部の構成ブロック図である。図示した
ように、この図に示すファクシミリ装置Bは、上述した
第1の実施例の構成に加えて、予約状況通知および録画
予約のための専用シートのフォーマットを記憶しておく
用紙フォーマット記憶部5を備えている。この構成によ
れば、録画予約を希望する遠隔のファクシミリ装置Aか
らの要求に応じて、例えば上記図10に示すような、記入
前の録画予約専用シートを送信することができる。この
送信は、相手先(ファクシミリ装置A)からのDTMF
信号による予約状況確認・専用シート転送コマンドを受
信したときに行われる。図12および図13にこの実施例に
おける動作フローを示すが、説明を簡単にするために、
上記図4〜図7に示した動作フローのステップ4、すな
わち、特定のDTMF信号を受信したか否かの判定(図
4のS4、Yes)に続く部分のみを示している。以
下、図12および図13などを参照しつつ、この実施例の動
作フローを説明する。
【0017】上記DTMF信号が第2の制御命令認識部
2において認識され、特定DTMF信号であることが認
識されると(図4のS4、Yes)、以後のファクシミ
リ画情報受信の受付けを禁止し(S61)、ステップS62
へ進む。以下、ステップS62,S63,S64,S77,S78
はそれぞれ図4のS6,S7,S8,S28,S29と同じ
であるので説明を省略する。パスワードが一致すると
(S64、Yes)、端末番号取得手段は音声出力部31よ
りファクシミリ番号の指定を要求する音声メッセージを
送出し(S65)、それに応じて相手先よりDTMF信号
が送られてくると、第2の制御命令認識部2内のDTM
F検出部33はそのDTMF信号中から相手先のファクシ
ミリ番号を認識し(S66)、端末番号取得手段はそれを
予約記憶部3内の所定領域に記憶させる(S67)。
【0018】続いて、主制御部11の指示により、音声出
力部31から相手先に対し、予約を要求するコマンドか、
専用シート転送を要求するコマンドかいづれを希望する
かを指定するよう音声メッセージを送出する(S68)。
この指示に対応して相手から送信されたDTMF信号を
DTMF検出部33が検出すると(S69)、情報判断部4
はDTMF信号による指定が予約要求であるか専用シー
ト転送要求であるかを判断する(S70)。そして、予約
要求であれば、例えば上記第1の実施例のステップS31
(図5)以下を実行する。一方、上記判定の結果相手が
専用シート転送を要求している場合は、専用シート転送
要求を受付けた旨のメッセージを音声出力部31から送出
し(S71)、電話を切る(S72)。続いて、主制御部11
内の予約確認・専用シート送信手段により、用紙フォー
マット記憶部5内の専用シートデータを取得してページ
メモリ13に画情報として展開する(S73)。そして、ビ
デオレコーダCの設定記憶部21の当該内容をファクシミ
リ装置Bの情報判断部4に読み出し(S74)、設定デー
タを画情報に展開した後、ページメモリ13の所定領域に
重ね書きする(S75)。さらに、ページメモリ13に展開
された画情報を指定されたファクシミリ番号の相手先
(ファクシミリ装置A)へ送信する(S76)。このよう
に、この実施例によれば、録画予約のための専用シート
がファクシミリ装置Bからこのシートを希望する相手先
ファクシミリ装置Aへ転送できるので、専用シートの取
得が容易になり、さらに同時に、利用者は予約状況を知
ることもできる。なお、以上説明した実施例において
は、制御対象としてビデオレコーダへの録画予約の場合
を説明したが、この方法は、テレビ受像機の特定時刻の
画面、例えば天気予報の画面などを遠隔操作によって遠
隔のファクシミリ装置の記録紙へ出力させる場合などに
利用することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の手段(請求項1)の遠隔制御方法では、遠隔のファ
クシミリ装置Aからの制御によりビデオレコーダの録画
予約ができ、且つ、録画予約結果情報を上記ファクシミ
リ装置Aの記録紙へ出力できるので、利用者は意図通り
予約できたか否かを確認することができる。従って、万
一、希望したとおりに処理されていない場合は、修正、
変更などの処理によって希望する録画予約を行うことが
できるので、遠隔のファクシミリ装置を利用した録画予
約が確実なものとなる。第2の手段(請求項2)のファ
クシミリ装置では、遠隔のファクシミリ装置Aから付属
するプッシュボタンを操作することにより録画予約など
を行うことができるので、簡単な操作によって上述した
効果を得ることが可能となる。第3の手段(請求項3)
のファクシミリ装置では、遠隔のファクシミリ装置Aか
らマークシートなどを送信して録画予約などを行うよう
にしたので予約内容が紙面に残り次に類似の予約をする
場合、短時間で予約ができ、操作ミスも減少する。ま
た、複数回に及ぶ音声メッセージが不要となるので予約
操作が短時間になる。第4の手段(請求項4)のファク
シミリ装置では、録画予約を要求する相手端末装置の端
末番号を取得する手段を備えたので、プッシュボタンな
どによる遠隔制御の場合でも遠隔のファクシミリ装置A
へ録画予約結果情報などを送信できる。第5の手段(請
求項5)のファクシミリ装置では、ファクシミリ装置A
へ録画予約専用シートを送信できるので、要求側におい
て専用シートを備えておく必要がなく必要に応じてシー
トを転送してもらえばよい。さらに、そのとき既に行わ
れている録画予約があれば、その予約状況が上記録画予
約専用シートに記載されるので、重複予約などを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すファクシミリシス
テムの構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
要部の構成ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
要部の他の構成ブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
の動作フロー図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
の他の動作フロー図である。
【図6】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
の他の動作フロー図である。
【図7】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
の他の動作フロー図である。
【図8】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
要部のデータ構成図である。
【図9】本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
要部の他のデータ構成図である。
【図10】本発明の第2の実施例を示すファクシミリ装置
で使用する専用シートの説明図である。
【図11】本発明の第2の実施例を示すファクシミリ装置
要部の構成ブロック図である。
【図12】本発明の第2の実施例を示すファクシミリ装置
要部の動作フロー図である。
【図13】本発明の第2の実施例を示すファクシミリ装置
要部の他の動作フロー図である。
【図14】従来技術の一例を示す遠隔制御装置を含む全体
構成図である。
【符号の説明】
1 第1の制御命令認識部、2 第2の制御命令認識
部、3 予約記憶部、4情報判断部、11 主制御部、21
設定記憶部、22 テープ残量検出部、31 音声出力
部、33 DTMF検出部、35 データテーブル記憶メモ
リ、36 比較部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔の装置からビデオレコーダを制御す
    る遠隔制御方法において、遠隔のファクシミリ装置より
    ビデオレコーダに接続されたファクシミリ装置へビデオ
    レコーダを制御して録画予約するための制御命令を送信
    し、上記ビデオレコーダに接続されたファクシミリ装置
    は受信した上記制御命令に従って上記ビデオレコーダに
    録画予約情報を与えると共に、上記ビデオレコーダの状
    態を監視し録画予約結果情報を上記遠隔のファクシミリ
    装置へ送信し、上記遠隔のファクシミリ装置は受信した
    録画予約結果情報を記録紙へ出力することを特徴とする
    遠隔制御方法。
  2. 【請求項2】 遠隔のファクシミリ装置よりDTMF信
    号として送信されるビデオレコーダ録画予約命令を認識
    する制御命令認識部と、受信した録画予約命令に従って
    ビデオレコーダに録画予約情報を与える手段と、上記ビ
    デオレコーダの状態を監視し録画予約結果情報を上記遠
    隔のファクシミリ装置へ送信する手段とを備えたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 遠隔のファクシミリ装置よりファクシミ
    リ画像情報としてマーク画像の形式にて送信されるビデ
    オレコーダ録画予約命令を認識する制御命令認識部と、
    受信した録画予約命令に従ってビデオレコーダに録画予
    約情報を与える手段と、上記ビデオレコーダの状態を監
    視し録画予約結果情報を上記遠隔のファクシミリ装置へ
    送信する手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】 遠隔のファクシミリ装置より送信される
    ビデオレコーダ録画予約命令を認識する制御命令認識部
    と、受信した録画予約命令に従ってビデオレコーダに録
    画予約情報を与える手段と、受信した信号から相手ファ
    クシミリ装置の端末番号を取得する端末番号取得手段
    と、上記ビデオレコーダの状態を監視し録画予約結果情
    報を取得する手段と、上記取得した相手ファクシミ装置
    の端末番号に従って発呼し上記録画予約結果情報を送信
    する手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3のファクシミリ
    装置において、上記遠隔のファクシミリ装置から送られ
    てくる予約状況確認・専用シート転送コマンドを認識す
    る制御命令認識部と、上記制御命令認識部により予約状
    況確認・専用シート転送コマンドの受信が認識される
    と、予約状況を確認し、確認された予約状況を含む録画
    予約専用シートを上記遠隔のファクシミリ装置へ送信す
    る予約確認・専用シート送信手段とを備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
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