JPH1036882A - 洗浄料 - Google Patents

洗浄料

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JPH1036882A
JPH1036882A JP20907096A JP20907096A JPH1036882A JP H1036882 A JPH1036882 A JP H1036882A JP 20907096 A JP20907096 A JP 20907096A JP 20907096 A JP20907096 A JP 20907096A JP H1036882 A JPH1036882 A JP H1036882A
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JP
Japan
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triethanolamine
acid
poe
detergent
dihydrazide
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JP20907096A
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English (en)
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Hiroyuki Yano
裕之 矢野
Akira Noda
章 野田
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起泡性、洗浄性、使用後のさっぱり感を損な
わず、高温下、光照射下における長期保存安定性が良好
な洗浄料を提供する。 【解決手段】 トリエタノールアミンを対イオンとする
アニオン性界面活性剤を洗浄成分として含み、さらにジ
カルボン酸ジヒドラジドを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリエタノールア
ミンを対イオンとするアニオン性界面活性剤を含む洗浄
料に関し、さらに詳しくは、高温下、光照射下における
色焼けが防止されたトリエタノールアミンを対イオンと
するアニオン性界面活性剤含有の洗浄料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】トリ
エタノールアミンを対イオンとするアニオン性界面活性
剤は洗浄性、泡立ち性、低温安定性に優れており、従来
より、皮膚洗浄料、頭髪洗浄料、台所用洗剤等に広く用
いられている。しかしながら、トリエタノールアミンを
対イオンとするアニオン性界面活性剤を含む洗浄料は、
30℃以上の高温保存条件下あるいは光照射下におい
て、色調変化、変臭の発生等を生じ、保存性不良が指摘
されていた。特に、夏場に内部が高温になるような倉庫
内で長期保存を行った場合等には、製品の色調が徐々に
黄色あるいは褐色に変化し、さらには変臭を伴って、製
品の商品価値を損なうことがあった。また、ショーケー
ス内での展示等、長期にわたって光照射にさらされた場
合にも同様の色調変化が起こる場合があった。そのた
め、トリエタノールアミンを対イオンとするアニオン性
界面活性剤を含む洗浄料については、夏場の保存は低温
で行ったり、光照射に対しては不透明、あるいは半透明
容器を使用する等、処方上、および製品化した後も外装
等の品質管理上、種々の制約を受けるという問題点があ
った。一方、高温下、光照射下における色焼けの防止に
尿素やチオ尿素を配合することも考えられるが、所定の
効果を発揮するためには尿素やチオ尿素を数%以上と、
比較的多量に配合する必要があること、および高温、経
時での色調変化をさらに効果的に抑えることが望まれて
いる等の課題があった。
【0003】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、トリエタノールアミンを対
イオンとするアニオン性界面活性剤を洗浄成分として含
む洗浄料において、高温下および光照射下での保存で、
色調変化、変臭の発生等のいわゆる色焼けがなく、長期
保存安定性に優れた洗浄料を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の洗浄料は、トリエタノールアミンを対イ
オンとするアニオン性界面活性剤を洗浄成分として含
み、さらにジカルボン酸ジヒドラジドを配合してなるこ
とを特徴とする。
【0005】また本発明によれば、トリエタノールアミ
ンを対イオンとするアニオン性界面活性剤を含む洗浄料
の色焼け防止方法であって、洗浄料全体に対して0.0
1〜10.0重量%のジカルボン酸ジヒドラジドを配合
することを特徴とする洗浄料の色焼け防止方法が提供さ
れる。
【0006】本発明は、トリエタノールアミンを対イオ
ンとするアニオン性界面活性剤を含む洗浄料の高温下お
よび光照射下での色調変化、変臭の発生等のいわゆる色
焼けを、ジカルボン酸ジヒドラジドを配合することで、
何らの弊害なく有効に防止できるという新しい知見に基
づいてなされたものである。
【0007】本発明の洗浄料成分であるトリエタノール
アミンを対イオンとするアニオン性界面活性剤として
は、特に限定的ではなく、通常の洗浄料に用いられるア
ニオン性界面活性剤を任意に用いることができるが、例
えば、脂肪酸トリエタノールアミン、アルキル硫酸トリ
エタノールアミン、N−アシルグルタミン酸トリエタノ
ールアミン、N−アシルサルコシントリエタノールアミ
ン、N−アシル−N−アルキル−β−アラニントリエタ
ノールアミン、アルキルエーテルリン酸トリエタノール
アミン、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸トリエ
タノールアミン、アルキルベンゼンスルホン酸トリエタ
ノールアミン、N−ココイルタウリントリエタノールア
ミン、N−ココイル−N−メチルタウリントリエタノー
ルアミン、N−ラウロイル−N−メチルタウリントリエ
タノールアミン、N−パーム油脂肪酸−N−エチルタウ
リントリエタノールアミン、ココイルヒドロキシルエー
テルカルボン酸トリエタノールアミン、ドデカン−1,
2−ジオール酢酸エーテルトリエタノールアミン等が挙
げられる。トリエタノールアミンを対イオンとするアニ
オン性界面活性剤の配合量は洗浄料全量中、1.0〜9
5.0重量%が適当である。
【0008】本発明のトリエタノールアミンを対イオン
とするアニオン性界面活性剤は、トリエタノールアミン
塩そのものを洗浄料中に配合してもよいし、あるいはト
リエタノールアミン残基とトリエタノールアミンとを別
々に洗浄料中に配合することで、結果として系中にトリ
エタノールアミンを対イオンとするアニオン性界面活性
剤が配合されたものであってもよい。また、この場合、
洗浄料中に過剰量のトリエタノールアミン残基あるいは
トリエタノールアミンが残存していても差し支えない。
【0009】また本発明におけるジカルボン酸ジヒドラ
ジドとしては、一般式(1):
【0010】
【化3】
【0011】(式中、nは0〜12の整数を表す。)あ
るいは式(2):
【0012】
【化4】
【0013】で表されるものであることが好ましい。
【0014】本発明で用いられるジカルボン酸ジヒドラ
ジドの配合量は、制限的ではないが、上記した効果を十
分に得るためには0.01重量%以上の量であること、
また高温保管時における変臭の発生を防止するためには
10.0重量%以下とすることが好ましい。またさらに
好ましくは0.1〜5.0重量%である。ジカルボン酸
ジヒドラジドの配合は、洗浄料の調製の際に他の成分と
共に配合することができる。
【0015】本発明においては、ジカルボン酸ジヒドラ
ジドと共に金属キレート剤をさらに配合することによ
り、色焼け防止効果は一段と高められる。特にクリーム
状や液状の洗浄料では成分中に水を含むため、その中に
微量に混在する金属イオンが色焼けを増長させることが
わかったが、金属キレート剤を配合することでこの金属
イオンを排除できるためである。この結果、ジカルボン
酸ジヒドラジドを多量に配合することなく色焼け防止効
果が得られ、ジカルボン酸ジヒドラジドの多量配合によ
る変臭の発生等の問題を回避することができる。また、
固型の洗浄料においても、手洗い水が付着する等の二次
汚染により金属イオンの混入が生じるため、金属キレー
ト剤の配合は効果的である。
【0016】本発明で用いられる金属キレート剤として
は、例えば、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、E
DTA二ナトリウム、EDTA三ナトリウム、EDTA
四ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン
酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、シクロヘキサン
ジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、エチレ
ンジアミン二酢酸、ジオキサオクタンジアミン四酢酸、
エチレンジアミン三酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢
酸、ニトリロ三酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、
1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−
ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウ
ム、クエン酸ナトリウム、グルコン酸、ヒドロキシエチ
ル三酢酸三ナトリウム等が挙げられる。このうち好まし
い金属キレート剤としては、エチレンジアミン四酢酸
(EDTA)、EDTA二ナトリウム、EDTA三ナト
リウム、EDTA四ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナト
リウムが挙げられる。金属キレート剤の配合量は、0.
01〜1.0重量%、好ましくは0.05〜0.5重量
%である。多量に配合しすぎると、経時で変臭を起こす
ようになる。
【0017】本発明には、通常洗浄料に使用される成分
を任意に配合できる。かかる成分としては次のようなも
のが挙げられる。
【0018】保湿剤としては、300から20000程
度の分子量のポリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレング
リコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、エリス
リトール、ジグリセリン、キシリトール、マルチトー
ル、マルトース、D−マンニット、水アメ、ブドウ糖、
果糖、乳糖、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロ
ン酸ナトリウム、アデノシンリン酸ナトリウム、乳酸ナ
トリウム、胆汁酸塩、ピロリドンカルボン酸塩、グルコ
サミン、シクロデキストリン、トレハロース等がある。
【0019】陰イオン界面活性剤としては、例えば、セ
ッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナ
トリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸カリウム等の高級アルキル硫酸エステ
ル塩、POEラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエー
テル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム
等のN−アシルサルコシン酸塩、N−ミリストイル−N
−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウ
リッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウ
ム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレイル
エーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテル
リン酸ナトリウム等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチ
ルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイル
モノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク
酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスル
ホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、リニアド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシル
ベンゼンスルホン酸カリウム等のアルキルベンゼンスル
ホン酸塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウ
ム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−
ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN
−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン
硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル
塩、ロート油等の硫酸化物、POEアルキルエーテルカ
ルボン酸塩、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸
塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステル
スルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂
肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモ
ノエタノールアミドコハク酸塩、N−パルミトイルアス
パラギン酸塩、カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0020】親油性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソス
テアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモ
ノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビ
タンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペ
ンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタ
ン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソル
ビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実油脂
肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレ
イン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,
α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノス
テアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリ
セリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコー
ル等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒ
マシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル等が挙げら
れる。
【0021】親水性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、POEソルビタンモノオレエート、POE−ソルビ
タンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレー
ト、POE−ソルビタンテトラオレエート等のPOEソ
ルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビットモノラ
ウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE
−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモ
ノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル
類、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グ
リセリンモノイソステアレート、POE−グリセリント
リイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステ
ル類、POEモノオレエート、POEジステアレート、
POEモノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリ
コール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリルエ
ーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエ
ーテル、POEベヘニルエーテル、POE2−オクチル
ドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等の
POEアルキルエーテル類、POEオクチルフェニルエ
ーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEジノニ
ルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテ
ル類、 POE・POPセチルエーテル、POE・PO
P2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモ
ノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリン、PO
E・POPグリセリンエーテル等のPOE・POPアル
キルエーテル類、テトロニック等のテトラPOE・テト
ラPOPエチレンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、
POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステ
アレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、
POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステ
アリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等
のPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビッ
トミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ
油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノー
ルアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノ
ールアミド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ
糖脂肪酸エステル、POEノニルフェニルホルムアルデ
ヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシ
ド、トリオレイルリン酸等が挙げられる。
【0022】両性界面活性剤としては、例えば、2−ウ
ンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシ
メチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル
−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキ
シエチロキシ2ナトリウム塩等の、イミダゾリン系両性
界面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラ
ウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイ
ン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界
面活性剤等が挙げられる。
【0023】カチオン界面活性剤としては、例えば、塩
化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルト
リメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニ
ウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアル
キルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N’−ジ
メチル−3,5−メチレンピペリジニウム)、塩化セチ
ルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル
四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモ
ニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモ
リホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
が挙げられる。
【0024】液体油脂としては、アマニ油、ツバキ油、
マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリ
ーブ油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワ
ー油、キョウニン油、シナモン油、ホホバ油、ブドウ
油、ヒマワリ油、アルモンド油、ナタネ油、ゴマ油、小
麦胚芽油、米胚芽油、米ヌカ油、綿実油、大豆油、落花
生油、茶実油、月見草油、卵黄油、牛脚脂、肝油、トリ
グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパル
ミチン酸グリセリン等がある。
【0025】固体油脂としては、カカオ脂、ヤシ油、パ
ーム油、パーム核油、牛脂、羊脂、豚脂、馬脂、硬化
油、硬化ヒマシ油、モクロウ、シアバター等がある。ロ
ウ類としては、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、
カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロ
ウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、還元ラノリ
ン、硬質ラノリン、カポックロウ、サトウキビロウ、ホ
ホバロウ、セラックロウ等がある。エステル油として
は、オクタン酸セチル等のオクタン酸エステル、ラウリ
ン酸ヘキシル等のラウリン酸エステル、ミリスチン酸イ
ソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル等のミリス
チン酸エステル、パルミチン酸オクチル等のパルミチン
酸エステル、ステアリン酸イソセチル等のステアリン酸
エステル、イソステアリン酸イソプロピル等のイソステ
アリン酸エステル、イソパルミチン酸オクチル等のイソ
パルミチン酸エステル、オレイン酸イソデシル等のオレ
イン酸エステル、アジピン酸ジイソプロピル等のアジピ
ン酸ジエステル、セバシン酸ジエチル等のセバシン酸ジ
エステル、リンゴ酸ジイソステアリル等がある。
【0026】炭化水素油としては、流動パラフィン、オ
ゾケライト、スクワラン、スクワレン、プリスタン、パ
ラフィン、イソパラフィン、セレシン、ワセリン、マイ
クロクリスタリンワックス等がある。
【0027】シリコーン油としては、ジメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイド
ロジェンポリシロキサン等がある。
【0028】ステロールとしては、コレステロール、シ
トステロール、フィトステロール、ラノステロール等が
ある。
【0029】水溶性高分子としては、アラビアゴム、ト
ラガカント、ガラクタン、キャロブガム、グァーガム、
カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クイ
ンスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコ
シ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド(褐藻エキ
ス)等の植物系高分子、デキストラン、サクシノグルカ
ン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイ
ン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキ
シメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン
等のデンプン系高分子、メチルセルロース、ニトロセル
ロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース
硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、
セルロース末等のセルロース系高分子、アルギン酸ナト
リウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等の
アルギン酸系高分子、ポリビニルメチルエーテル、カル
ボキシビニルポリマー(CARBOPOL(商品名)等)、アル
キル変性カルボキビニルポリマー(PEMULEN(商品名)
等)等のビニル系高分子、ポリオキシエチレン系高分
子、ポリオキエチレンポリオキシプロピレン共重合体系
高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリ
レート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子、ポ
リエチレンイミン、カチオンポリマー、ベントナイト、
ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト、ヘクト
ライト、無水ケイ酸等の無機系水溶性高分子が等があ
る。
【0030】pH調整剤としては、乳酸、クエン酸、グ
リコール酸、コハク酸、酒石酸、dl−リンゴ酸、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム
等がある。
【0031】酸化防止剤としては、アスコルビン酸、α
−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチ
ルヒドロキシアニソール等がある。
【0032】抗菌剤としては、安息香酸、サリチル酸、
石炭酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル、パ
ラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベ
ンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカ
ルバニリド、感光素、フェノキシエタノール等がある。
【0033】各種の抽出液としては、ドクダミエキス、
オウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキ
ス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエ
キス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、
クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サ
クラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエ
キス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキ
ス、ユーカリエキス、スギナエキス、セージエキス、タ
イムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエ
キス、チョウジエキス、キイチゴエキス、メリッサエキ
ス、ニンジンエキス、カロットエキス、マロニエエキ
ス、モモエキス、桃葉エキス、クワエキス、ヤグリマギ
クエキス、ハマメリス抽出液、プラセンタエキス、胸線
抽出物、シルク抽出液等がある。
【0034】さらに、本発明の洗浄料は、必要に応じて
適当な香料、色素等を安定性を損なわない範囲で添加で
きる。
【0035】また、本発明の洗浄料の剤型は、固形状、
粉末状、クリーム状、液状等、通常用いられる剤型とす
ることができるが、クリーム状あるいは液状の洗浄料の
ような色焼けしやすい剤型で特に効果的である。
【0036】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもので
はない。実施例に先立ち、本発明品の比較試験結果を示
す。
【0037】表1〜表4記載の処方で試験品1〜37を
調製し、以下の(1)〜(6)の試験を行った。その結
果を併せて表1〜表4に示す。
【0038】(1)色調安定性試験法(高温下) 各試料を50℃の恒温槽内に保存し、2か月後の褐色変
化度を目視観察し、以下の規準により判断した。
【0039】(評価) ◎:まったく褐変していない。 ○:僅かに変色が認められたが、商品価値にはまったく
影響しない。 △:褐変が認められる。 ×:褐変が著しい。
【0040】(2)色調安定性試験法(光照射下) 各試料を日光照射下に保存し、2か月後の褐色変化度を
目視観察し、以下の規準により判断した。
【0041】(評価) ◎:まったく褐変していない。 ○:僅かに変色が認められたが、商品価値にはまったく
影響しない。 △:褐変が認められる。 ×:褐変が著しい。
【0042】(3)起泡性試験法 2500ml容器の撹拌機付き円筒形シリンダーに40
℃の人工硬水(70ppm炭酸カルシウム)を400m
l入れ、被験試料40gを添加後、4500rpmで1
分間撹拌した後の泡容量を測定した。
【0043】(評価) ○:泡立ち良好(泡容量1200ml以上)。 △:泡立ち普通(泡容量800ml以上)。 ×:泡立ち不良(泡容量800ml未満)。
【0044】(4)洗浄力試験法 CaCl2 /MgCl2 =3/1.5。DH人工硬水で
試料濃度1%溶液を作成し、ウールサージを用いた人工
皮脂汚垢汚染布を40℃の条件下でターコドメーター
(JIS K-3371)により洗浄し、洗浄前後の反射率により
洗浄率を求めた。
【0045】
【数1】洗浄率(%)={[Rs]−[Rd]/[R
s]−[Rc]}×100
【0046】[Rc]:汚垢塗布前のラバーの反射率
(コントロール)。 [Rs]:汚垢塗布後(洗浄操作前)のラバーの反射
率。 [Rd]:洗浄操作後のラバーの反射率。
【0047】(評価) ○:洗浄性良好(洗浄率80%以上)。 △:洗浄性普通(洗浄率60%以上,80%未満)。 ×:洗浄性不良(洗浄率60%未満)。
【0048】(5)官能試験法(使用後のさっぱり感の
評価) 各試料を用いて洗顔後の肌のさっぱり感の有無につい
て、実使用試験を専門パネラー20名により実施した。
なお、評価方法は以下の基準に従った。
【0049】(評価) ○:専門パネラー20名中、15名以上がさっぱり感あ
りと認めた。 △:専門パネラー20名中、8名以上がさっぱり感あり
と認めた。 ×:専門パネラー20名中、7名以下がさっぱり感あり
と認めた。
【0050】(6)匂い安定性試験法(変臭の有無の評
価) 各試料を50℃の恒温槽内に保存し、2か月後の各試料
を用いて変臭発生状態を次の基準により評価した。
【0051】(評価) ◎:まったく変臭が認められない。 ○:僅かに変臭が認められたが、商品価値にはまったく
影響しない。 △:変臭が認められる。
【0052】
【表1】 ─────────────────────────────────── 試験品 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 ───────────────────────────────────ラウリン 酸トリエタノールアミン 75 75 75 75 75 75 75 75 75 75 75 75 75アシ゛ヒ゜ン 酸シ゛ヒト゛ラシ゛ト゛ 0 0.01 0.1 1 2 4 8 12 - - - - - 尿素 - - - - - - - - 0.2 0.5 1 4 5エチレンシ゛アミン 四酢酸 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 精製水 残 残 残 残 残 残 残 残 残 残 残 残 残 ─────────────────────────────────── 色調安定性 × ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ ○ ○ ◎ (高温下) 色調安定性 × ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ △ ○ ○ ◎ (光照射下) 起泡性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 洗浄力 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ さっぱり感 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 匂い安定性 △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ ○ ○ ○ ○ ○ ───────────────────────────────────
【0053】以上のように、脂肪酸のトリエタノールア
ミン塩を含む処方にジカルボン酸ジヒドラジドを配合す
ることにより、高温下、光照射下における長期保存安定
性が良好な洗浄料を得た。また、ジカルボン酸ジヒドラ
ジドの添加は、起泡性、洗浄性、使用後のさっぱり感を
低下させなかった。ジカルボン酸ジヒドラジドの配合率
は0.01〜10.0重量%であり、好ましくは、0.
1〜5.0重量%である。ジカルボン酸ジヒドラジドの
配合率が10.0重量%を超えると、高温下、光照射下
で変臭が認められる。尿素やチオ尿素によって高温での
色調変化を抑えるには数%の添加が必要であるのに対
し、少量の添加で十分な効果を発揮できる。
【0054】
【表2】 ─────────────────────────────── 試験品 14 15 16 17 18 19 20 21 ───────────────────────────────ラウリル 硫酸トリエタノールアミン 20 − − − − − − − N-ラウロイルク゛ルタミン酸トリエタノールアミン − 20 − − − − − − N-ラウロイルサルコシントリエタノールアミン − − 20 − − − − − N-ラウロイルN-メチルヘ゛ータアラニン − − − 20 − − − − トリエタノールアミン N-ラウロイルメチルタウリントリエタノールアミン − − − − 20 − − − ラウリルエーテルリン 酸トリエタノールアミン − − − − − 20 − − シ゛ー 2ーエチルヘキシルスルホコハク酸 − − − − − − 20 − トリエタノールアミンラウリルヘ゛ンセ゛ンスルホン 酸トリエタノールアミン − − − − − − − 20 アシ゛ヒ゜ン 酸シ゛ヒト゛ラシ゛ト゛ − − − − − − − − エチレンジアミン四酢酸 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 精製水 残 残 残 残 残 残 残 残 ──────────────────────────────── 色調安定性(高温下) × × × × × × × × 色調安定性(光照射下) × × × × × × × × 起泡性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 洗浄力 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ さっぱり感 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 匂い安定性 △ △ △ △ △ △ △ △ ────────────────────────────────
【0055】
【表3】 ─────────────────────────────── 試験品 22 23 24 25 26 27 28 29 ───────────────────────────────ラウリル 硫酸トリエタノールアミン 20 − − − − − − − N-ラウロイルク゛ルタミン酸トリエタノールアミン − 20 − − − − − − N-ラウロイルサルコシントリエタノールアミン − − 20 − − − − − N-ラウロイルN-メチルヘ゛ータアラニン − − − 20 − − − − トリエタノールアミン N-ラウロイルメチルタウリントリエタノールアミン − − − − 20 − − − ラウリルエーテルリン 酸トリエタノールアミン − − − − − 20 − − シ゛ー 2ーエチルヘキシルスルホコハク酸 − − − − − − 20 − トリエタノールアミンラウリルヘ゛ンセ゛ンスルホン 酸トリエタノールアミン − − − − − − − 20 アシ゛ヒ゜ン 酸シ゛ヒト゛ラシ゛ト゛ 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 エチレンジアミン四酢酸 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 精製水 残 残 残 残 残 残 残 残 ─────────────────────────────── 色調安定性(高温下) ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 色調安定性(光照射下) ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 起泡性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 洗浄力 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ さっぱり感 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 匂い安定性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ───────────────────────────────
【0056】以上のように各種のアニオン性界面活性剤
のトリエタノールアミン塩処方にジカルボン酸ジヒドラ
ジドを配合することにより、高温下・光照射下における
長期保存安定性が良好な洗浄剤を得た。また、ジカルボ
ン酸ジヒドラジドの添加は、起泡性、洗浄性、使用後の
さっぱり感を低下させなかった。
【0057】
【表4】 ────────────────────────────────── 試験品 30 31 32 33 34 35 36 37 ──────────────────────────────────シュウ 酸シ゛ヒト゛ラシ゛ト゛(一般式(1)でn=0) 1 − − − − − − −コハク 酸シ゛ヒト゛ラシ゛ト゛(一般式(1)でn=2) − 1 − − − − − −ク゛ルタル 酸シ゛ヒト゛ラシ゛ト゛(一般式(1)でn=3) − − 1 − − − − −アシ゛ヒ゜ン 酸シ゛ヒト゛ラシ゛ト゛(一般式(1)でn=4)− − − 1 − − − −ヒ゜メリン 酸シ゛ヒト゛ラシ゛ト゛(一般式(1)でn=5) − − − − 1 − − −セハ゛シン 酸シ゛ヒト゛ラシ゛ト゛(一般式(1)でn=8) − − − − − 1 − − 一般式(1)でn=12の化合物 − − − − − − 1 −フタル 酸シ゛ヒト゛ラシ゛ト゛(一般式(2)) − − − − − − − 1ラウリン 酸トリエタノールアミン 20 20 20 20 20 20 20 20 精製水 残 残 残 残 残 残 残 残 ────────────────────────────────── 色調安定性(高温下) ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 色調安定性(光照射下) ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 起泡性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 洗浄力 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ さっぱり感 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 匂い安定性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ──────────────────────────────────
【0058】以上のように、一般式(1)で表されるジ
カルボン酸ジヒドラジドについて、nが0〜12のいず
れのものも、また一般式(2)で表されるジカルボン酸
ジヒドラジドも、高温下、光照射下でトリエタノールア
ミンに由来する色焼けを十分に抑制した。
【0059】実施例1 (1) ラウリン酸トリエタノールアミン 75.0 重量% (2) ミリスチン酸トリエタノールアミン 7.0 (3) パルミチン酸トリエタノールアミン 5.0 (4) アジピン酸ジヒドラジド 1.0 (5) N−ミリスチルグルタミン酸ナトリウム 2.0 (6) グリセリン 5.0 (7) 尿素 1.0 (8) グアニジン塩酸塩 0.5 (9) アラントイン 0.1 (10) 香料 適量 (11) エチレンジアミン四酢酸 0.05 (12) 精製水 残余 (製法)(12)に(4)〜(9)、(11)を溶解し、(1)〜(3)と(1
0)を混合し、固型石鹸とした。
【0060】実施例2 (1) ラウリン酸トリエタノールアミン 14.0 重量% (2) ミリスチン酸トリエタノールアミン 2.0 (3) ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 5.0 (4) ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 5.0 (5) ラウロイルジエタノールアミド 2.0 (6) ソルビトール 5.0 (7) アジピン酸ジヒドラジド 0.5 (8) アラントイン 0.1 (9) エチレンジアミン四酢酸 0.01 (10) 香料 適量 (11) 精製水 残余 (製法)(11)に(6)〜(9)を溶解し、(1)〜(5)と(10)を混
合し、液状洗浄料とした。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる洗
浄料は、脂肪酸トリエタノールアミンを対イオンとする
アニオン性界面活性剤とジカルボン酸ジヒドラジドとを
共存させることにより、起泡性、洗浄性、使用後のさっ
ぱり感を低下させることなく、高温下、光照射下におけ
る長期保存安定性が良好な性質を有するものである。ま
たさらに金属キレート剤を配合することにより、クリー
ム状あるいは液状洗浄料のような色焼けしやすい剤型の
ものであっても良好な長期保存安定性を保持することが
できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリエタノールアミンを対イオンとする
    アニオン性界面活性剤を洗浄成分として含み、さらにジ
    カルボン酸ジヒドラジドを配合してなることを特徴とす
    る洗浄料。
  2. 【請求項2】 ジカルボン酸ジヒドラジドが、一般式
    (1): 【化1】 (式中、nは0〜12の整数を表す。)あるいは式
    (2): 【化2】 で表される請求項1記載の洗浄料。
  3. 【請求項3】 ジカルボン酸ジヒドラジドの配合量が
    0.01〜10.0重量%である請求項1または2記載
    の洗浄料。
  4. 【請求項4】 トリエタノールアミンを対イオンとする
    アニオン性界面活性剤を含む洗浄料の色焼け防止方法で
    あって、洗浄料全体に対して0.01〜10.0重量%
    のジカルボン酸ジヒドラジドを配合することを特徴とす
    る洗浄料の色焼け防止方法。
  5. 【請求項5】 トリエタノールアミンを対イオンとする
    アニオン性界面活性剤を含む洗浄料の色焼け防止方法で
    あって、洗浄料全体に対して0.01〜10.0重量%
    のジカルボン酸ジヒドラジドと、0.01〜1.0重量
    %の金属キレート剤とを配合することを特徴とするクリ
    ーム状または液状洗浄料の色焼け防止方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003129097A (ja) * 2001-08-10 2003-05-08 Shiseido Co Ltd 洗浄剤組成物
JP2015101576A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 株式会社ニイタカ 皮膚身体殺菌洗浄剤組成物

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JP2015101576A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 株式会社ニイタカ 皮膚身体殺菌洗浄剤組成物

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