JPH1160435A - 肌荒れ改善用化粧料 - Google Patents

肌荒れ改善用化粧料

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JPH1160435A
JPH1160435A JP23902297A JP23902297A JPH1160435A JP H1160435 A JPH1160435 A JP H1160435A JP 23902297 A JP23902297 A JP 23902297A JP 23902297 A JP23902297 A JP 23902297A JP H1160435 A JPH1160435 A JP H1160435A
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JP
Japan
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oil
serine
acid
ether
poe
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Withdrawn
Application number
JP23902297A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Hirao
哲二 平尾
Yoshiko Masuda
嘉子 増田
Mototsugu Takahashi
元次 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肌荒れ、特に角質の粗造化、かさつきを改善
し、肌理を整え、すべすべした肌を実現可能な肌荒れ改
善用化粧料を提供する。 【解決手段】 L−セリン、D−セリンまたはDL−セ
リンを有効成分として配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肌荒れ防止あるい
は改善に優れた効果を有する肌荒れ改善用化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】肌荒れは、乾燥、紫外線、洗剤や化学物
質などの刺激性物質などの外的要因や、ホルモンバラン
スの乱れなどの内的要因が原因となって生じる肌のトラ
ブルで、角層バリアー機能の低下、角層水分量の低下、
表皮ターンオーバーの亢進、鱗屑の発生(スケーリン
グ)による角質の粗造化などの現象を伴っている。特
に、角質の粗造化は、化粧のりを悪化させることもあ
り、多くの女性の美容上の悩みとなっている。
【0003】従来、肌荒れを改善する目的で、ワセリン
軟膏や油中水型乳化製剤などの閉塞剤により角層バリア
ー機能を補う方法、ソルビトールやグリセリンなどの保
湿剤により角層水分量を補う方法、グリチルレチン酸な
どの抗炎症剤により皮膚炎症を鎮める方法、ビタミン、
ホルモンなどにより皮膚細胞を活性化する方法が用いら
れてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の従来
知られている方法はいずれも皮膚水分保持能力が充分な
ものとは言えず角質改善効果が少ないばかりか、閉塞剤
を用いた場合は油っぽく、ベタベタするなどの不快な感
触を与える欠点があり、一方、保湿剤を用いた場合にも
効果を高める為には多量に配合しなければならず、その
結果としてベタベタ感やヌメリ感等の不快な感触を与え
るという間題があった。更に、胎盤などの動物組織の抽
出物やビタミン、ホルモンなどを用いた場合は、副作用
等に係わる安全性や経時に係わる安定性において問題が
あった。特に角質の粗造化に関しては、角質の剥離がス
ムースに行われていないという状況は解明されつつあっ
たが、適切な対応策がなかった。
【0005】本発明はかかる従来技術の事情に鑑みてな
されたものであり、肌荒れ、特に角質の粗造化、かさつ
きを改善し、肌理を整え、すべすべした肌を実現させ、
また、安全性、安定性や感触的にも優れた肌荒れ改善用
化粧料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意研究を行った結果、セリンに角質の粗
造化の原因である鱗屑のスムースな剥離を促し、優れた
肌荒れ改善効果があることを見い出し、これに基づいて
本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、L−セリン、D−セリ
ンまたはDL−セリンを有効成分として含むことを特徴
とする肌荒れ改善用化粧料である。
【0008】本発明で有効成分として用いられるセリン
は、L−セリン、D−セリンまたはDL−セリン(ラセ
ミ体)のいずれでもよい。
【0009】本発明の肌荒れ改善用化粧料中、上記化合
物は、化合物の物性に応じて、1.0〜20.0重量%
となるように調製するのが好ましい。1.0重量%未満
では本発明の効果が充分に得られないことがあり、2
0.0重量%を超えると製剤上あるいはコスト的に好ま
しくない。また、好ましくは1.0〜10.0重量%で
ある。
【0010】本発明の肌荒れ改善用化粧料には、上記し
た必須構成成分の他に、通常、化粧料に用いられる他の
成分、例えば粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭
化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル類、シ
リコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、
両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性
高分子化合物、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イ
オン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖類、
アミノ酸類、有機アミン類、合成樹脂エマルジョン、p
H調整剤、皮膚栄養剤、ビタミン類、酸化防止剤、酸化
防止助剤、香料、水等を必要に応じて適宜配合すること
ができる。以下に、配合可能な成分の具体例を列挙する
が、本発明の肌荒れ改善用化粧料はこれらの成分の任意
の一種または二種以上を上記必須成分と配合して常法に
より製造することができる。
【0011】粉末成分としては、タルク,カオリン,雲
母,絹雲母(セリサイト),白雲母,金雲母,合成雲
母,紅雲母,黒雲母,リチア雲母,バーミキュライト,
炭酸マグネシウム,炭酸カルシウム,ケイ酸アルミニウ
ム,ケイ酸バリウム,ケイ酸カルシウム,ケイ酸マグネ
シウム,ケイ酸ストロンチウム,タングステン酸金属
塩,マグネシウム,シリカ,ゼオライト,硫酸バリウ
ム,焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ),リン酸カルシ
ウム,弗素アパタイト,ヒドロキシアパタイト,セラミ
ックパウダー,金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛,パルミチ
ン酸カルシウム,ステアリン酸アルミニウム),窒化ホ
ウ素等の無機粉末、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉
末),ポリエチレン粉末,ポリメタクリル酸メチル粉
末,ポリスチレン粉末,スチレンとアクリル酸の共重合
体樹脂粉末,ベンゾグアナミン樹脂粉末,ポリ四弗化エ
チレン粉末,セルロース粉末等の有機粉末、二酸化チタ
ン,酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ),
チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐
色系顔料、黄酸化鉄,黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化
鉄,カーボンブラック,低次酸化チタン等の無機黒色系
顔料、マンゴバイオレット,コバルトバイオレット等の
無機紫色系顔料、酸化クロム,水酸化クロム,チタン酸
コバルト等の無機緑色系顔料、群青,紺青等の無機青色
系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ,酸化チタンコー
テッドオキシ塩化ビスマス,酸化チタンコーテッドタル
ク,着色酸化チタンコーテッドマイカ,オキシ塩化ビス
マス,魚鱗箔等のパール顔料,アルミニウムパウダー,
カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号,赤
色202号,赤色204号,赤色205号,赤色220
号,赤色226号,赤色228号,赤色405号,橙色
203号,橙色204号,黄色205号,黄色401
号,青色404号などの有機顔料、赤色3号,赤色10
4号,赤色106号,赤色227号,赤色230号,赤
色401号,赤色505号,橙色205号,黄色4号,
黄色5号,黄色202号,黄色203号,緑色3号,青
色1号などのジルコニウム、バリウム又はアルミニウム
レーキ等の有機顔料、クロロフィル,β−カロチン等の
天然色素等が挙げられる。但し、一般の化粧品に適用で
きる粉末であればよく、上記の成分に限定されるもので
はない。
【0012】液体油脂としては、例えば、アボガド油,
ツバキ油,タートル油,マカデミアナッツ油,トウモロ
コシ油,ミンク油,オリーブ油,ナタネ油,卵黄油,ゴ
マ油,パーシック油,小麦胚芽油,サザンカ油,ヒマシ
油,アマニ油,サフラワー油,綿実油,エノ油,大豆
油,落花生油,茶実油,カヤ油,コメヌカ油,シナギリ
油,日本キリ油,ホホバ油,胚芽油,トリグリセリン,
トリオクタン酸グリセリン,トリイソパルミチン酸グリ
セリン等が挙げられる。
【0013】固体油脂としては、例えば、カカオ脂,ヤ
シ油,馬脂,硬化ヤシ油,パーム油,牛脂,羊脂,硬化
牛脂,パーム核油,豚脂,牛骨脂,モクロウ核油,硬化
油,牛脚脂,モクロウ,硬化ヒマシ油等が挙げられる。
【0014】ロウ類としては、例えば、ミツロウ,カン
デリラロウ,綿ロウ,カルナウバロウ,ベイベリーロ
ウ,イボタロウ,鯨ロウ,モンタンロウ,ヌカロウ,ラ
ノリン,カポックロウ,酢酸ラノリン,液状ラノリン,
サトウキビロウ,ラノリン脂肪酸イソプロピル,ラウリ
ン酸ヘキシル,還元ラノリン,ジョジョバロウ,硬質ラ
ノリン,セラックロウ,POEラノリンアルコールエー
テル,POEラノリンアルコールアセテート,POEコ
レステロールエーテル,ラノリン脂肪酸ポリエチレング
リコール,POE水素添加ラノリンアルコールエーテル
等が挙げられる。
【0015】炭化水素油としては、例えば、流動パラフ
ィン,オゾケライト,スクワレン,プリスタン,パラフ
ィン,セレシン,スクワレン,ワセリン,マイクロクリ
スタリンワックス等が挙げられる。
【0016】高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ン(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステ
アリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げら
れる。
【0017】高級アルコールとしては、例えば、ラウリ
ルアルコール,セチルアルコール,ステアリルアルコー
ル,ベヘニルアルコール,ミリスチルアルコール,オレ
イルアルコール,セトステアリルアルコール等の直鎖ア
ルコール、モノステアリルグリセリンエーテル(バチル
アルコール),2−デシルテトラデシノール,ラノリン
アルコール,コレステロール,フィトステロール,ヘキ
シルドデカノール,イソステアリルアルコール,オクチ
ルドデカノール等の分岐鎖アルコール等が挙げられる。
【0018】合成エステル油としては、例えば、ミリス
チン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸
オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステア
リン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリ
スチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシ
ルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリ
ン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセ
チル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ
−2−エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタ
エリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸
N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグ
リコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチ
ルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシル
酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリ
メチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペ
ンタンエリスリトール、トリ−2−エチルヘキシル酸グ
リセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパ
ン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキ
シルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ
−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂
肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリ
ルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2−
ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラ
ウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエ
ステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチ
ルラウレート、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミ
リスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキ
シルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバチン
酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸
エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル
等が挙げられる。
【0019】シリコーン類としては、例えば、ジメチル
ポリシロキサン,メチルフェニルポリシロキサン,メチ
ルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサ
ン,デカメチルポリシロキサン,ドデカメチルポリシロ
キサン,テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキ
サンなどの環状ポリシロキサン、3次元網目構造を形成
しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム等が挙げられ
る。
【0020】アニオン界面活性剤としては、例えば、セ
ッケン用素地,ラウリン酸ナトリウム,パルミチン酸ナ
トリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウ
ム,ラウリル硫酸K等の高級アルキル硫酸エステル塩、
POEラウリル硫酸トリエタノールアミン,POEラウ
リル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル
塩,ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサ
ルコシン酸、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナ
トリウム,ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム,
ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸ア
ミドスルホン酸塩、POEオレイルエーテルリン酸ナト
リウム,POEステアリルエーテルリン酸等のリン酸エ
ステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナト
リウム,モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキ
シエチレンスルホコハク酸ナトリウム,ラウリルポリプ
ロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスル
ホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム,リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノ
ールアミン,リニアドデシルベンゼンスルホン酸等のア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウロイルグルタミ
ン酸モノナトリウム,N−ステアロイルグルタミン酸ジ
ナトリウム,N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノ
ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油
脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステ
ル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化油、POEアル
キルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリルエーテ
ルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂
肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステ
ル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、
ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム、
N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミ
ン、カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0021】カチオン界面活性剤としては、例えば、塩
化ステアリルトリメチルアンモニウム,塩化ラウリルト
リメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニ
ウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアル
キルジメチルアンモニウム塩,塩化ポリ(N,N’−ジ
メチル−3,5−メチレンピペリジニウム),塩化セチ
ルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル
四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモ
ニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモ
リホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
が挙げられる。
【0022】両性界面活性剤としては、例えば、2−ウ
ンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシ
メチル)−2−イミダゾリンナトリウム,2−ココイル
−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキ
シエチロキシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界
面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン,ラウ
リルジメチルアミノ酢酸ベタイン,アルキルベタイン,
アミドベタイン,スルホベタイン等のベタイン系界面活
性剤等が挙げられる。
【0023】親油性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、ソルビタンモノオレエート,ソルビタンモノイソス
テアレート,ソルビタンモノラウレート,ソルビタンモ
ノパルミテート,ソルビタンモノステアレート,ソルビ
タンセスキオレエート,ソルビタントリオレエート,ペ
ンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタ
ン,テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソル
ビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実油脂
肪酸グリセリン,モノエルカ酸グリセリン,セスキオレ
イン酸グリセリン,モノステアリン酸グリセリン,α,
α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン,モノス
テアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリ
セリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコー
ル等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒ
マシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル等が挙げら
れる。
【0024】親水性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、POEソルビタンモノオレエート,POE−ソルビ
タンモノステアレート,POE−ソルビタンモノオレー
ト,POE−ソルビタンテトラオレエート等のPOEソ
ルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビットモノラ
ウレート,POE−ソルビットモノオレエート,POE
−ソルビットペンタオレエート,POE−ソルビットモ
ノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル
類、POE−グリセリンモノステアレート,POE−グ
リセリンモノイソステアレート,POE−グリセリント
リイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステ
ル類、POEモノオレエート,POEジステアレート,
POEモノジオレエート,システアリン酸エチレングリ
コール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリルエ
ーテル,POEオレイルエーテル,POEステアリルエ
ーテル,POEベヘニルエーテル,POE2−オクチル
ドデシルエーテル,POEコレスタノールエーテル等の
POEアルキルエーテル類、POEオクチルフェニルエ
ーテル,POEノニルフェニルエーテル,POEジノニ
ルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテ
ル類、プルロニック等のプルアロニック型類、POE・
POPセチルエーテル,POE・POP2−デシルテト
ラデシルエーテル,POE・POPモノブチルエーテ
ル,POE・POP水添ラノリン,POE・POPグリ
セリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル
類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチ
レンジアミン縮合物類、POEヒマシ油,POE硬化ヒ
マシ油,POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート,P
OE硬化ヒマシ油トリイソステアレート,POE硬化ヒ
マシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエ
ステル,POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマ
シ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツロウ等
のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド,ラウリン酸モノエタノールアミド,脂
肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド、
POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEア
ルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エス
テル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、
アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイ
ルリン酸等が挙げられる。
【0025】保湿剤としては、例えばポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−
ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マ
ルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコ
イチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステ
リル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウ
ム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可
溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イ
ザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリ
ロート抽出物等が挙げられる。
【0026】天然の水溶性高分子としては、例えば、ア
ラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガ
ム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチ
ン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコ
ロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロ
コシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸等の植
物系高分子、キサンタンガム、デキストラン、サクシノ
グルカン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、
カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子が挙
げられる。
【0027】半合成の水溶性高分子としては、例えば、
カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピル
デンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、ニ
トロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシ
プロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セ
ルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CM
C)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系
高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレン
グリコールエステル等のアルギン酸系高分子が挙げられ
る。
【0028】合成の水溶性高分子としては例えば、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビ
ニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー(カーボポ
ール)等のビニル系高分子、ポリエチレングリコール2
0,000、4,000 、6,000等のポリオキシエチレン系高分
子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体
等の共重合系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリ
エチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル
系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー等が
挙げられる。
【0029】無機の水溶性高分子としては、例えば、ベ
ントナイト、ケイ酸A1Mg(ビーガム)、ラポナイ
ト、ヘクトライト、無水ケイ酸等が挙げられる。
【0030】増粘剤としては、例えば、アラビアガム、
カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロ
ブガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキ
ストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン
酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、
CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリ
ル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカス
トビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジアルキ
ルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガ
ム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、
ヘクトライト等が挙げられる。
【0031】紫外線吸収剤としては、例えば、パラアミ
ノ安息香酸(以下、PABAと略す。)、PABAモノ
グリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエ
チルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエス
テル、N,N−ジメチルPABAメチルエステル、N,
N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチ
ルブチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤、ホモメ
ンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニ
ル酸系紫外線吸収剤、アミルサリシレート、メンチルサ
リシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリ
シレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレー
ト、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサ
リチル酸系紫外線吸収剤、オクチルシンナメート、エチ
ル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−
ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソ
プロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピ
ルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメー
ト、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソア
ミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メト
キシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシ
シンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシ
ンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメー
ト、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、
2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナ
メート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジ
パラメトキシシンナメート等の桂皮酸系紫外線吸収剤、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジ
ヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、
2,2’4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5
−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エ
チルヘキシル−4−フェニル−ベンゾフェノン−2−カ
ルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベン
ゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、3−
(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、
3−ベンジリデン−d,l−カンファー、ウロカニン
酸、ウロカニン酸エチルエステル、2−フェニル−5−
メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5−
メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒド
ロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル
ベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメ
タン、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメ
タン、5−(3,3’ジメチル−2−ノルボルニリデ
ン)−3−ペンタン−2−オン等が挙げられる。これら
の紫外線吸収剤や紫外線吸収作用を有する各種植物抽出
物等の種々の紫外線吸収物質を添加することにより、日
焼けの予防防止効果を兼ね備えた肌荒れ改善用化粧料と
することもできる。
【0032】金属イオン封鎖剤としては、例えば1−ヒ
ドロキシエタン−1,1ジフォスホン酸、1−ヒドロキ
シエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エ
デト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸
四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリ
ウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、ク
エン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸等が挙げ
られる。
【0033】低級アルコールとしては、例えば、メタノ
ール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、
イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が挙げ
られる。
【0034】多価アルコールとしては、例えば、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、トリメチレング
リコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチ
レングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−
ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−
ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オ
クチレングリコール等の2価のアルコール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、1,2,6−ヘキサント
リオール等の3価のアルコール、ペンタエリスリトール
等の4価アルコール、キシリトール等の5価アルコー
ル、ソルビトール、マンニトール等の6価アルコール、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テト
ラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレング
リコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグ
リセリン等の多価アルコール重合体、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エ
チレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリ
コールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ
2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソ
アミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテ
ル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレ
ングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジ
エチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル
等の2価のアルコールアルキルエーテル類、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリ
コールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエ
チルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエー
テル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピル
エーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジ
プロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレング
リコールブチルエーテル等の2価アルコールアルキルエ
ーテル類、エチレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテ
ート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールジアジペート、エチレングリコ
ールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチル
エーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチル
エーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチル
エーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピ
ルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェ
ニルエーテルアセテート等の2価アルコールエーテルエ
ステル、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチ
ルアルコール等のグリセリンモノアルキルエーテル、ソ
ルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニ
トール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルク
トース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、
デンプン分解糖還元アルコール等の糖アルコール、グリ
ソリッド、テトラハイドロフルフリルアルコール、PO
Eテトラハイドロフルフリルアルコール、POPブチル
エーテル、POP・POEブチルエーテル、トリポリオ
キシプロピレングリセリンエーテル、POPグリセリン
エーテル、POPグリセリンエーテルリン酸、POP・
POEペンタンエリスリトールエーテル等が挙げられ
る。
【0035】単糖としては、例えば、D−グリセリルア
ルデヒド、ジヒドロキシアセトン等の三炭糖、D−エリ
トロース、D−エリトルロース、D−トレオース、エリ
スリトール等の四炭糖、L−アラビノース、D−キシロ
ース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボー
ス、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロ
ース等の五炭糖、D−グルコース、D−タロース、D−
ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L
−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等の
六炭糖、アルドヘプトース、ヘブツロース等の七炭糖、
オクツロース等の八炭糖、2−デオキシ−D−リボー
ス、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−
L−マンノース等のデオキシ糖、D−グルコサミン、D
−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミ
ン酸等のアミノ糖、D−グルクロン酸、D−マンヌロン
酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロ
ン酸等のウロン酸等が挙げられる。
【0036】オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、グン
チアノース、ウンベリフェロース、ラクトース、プラン
テオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、
ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオ
ースベルバスコース類等が挙げられる。
【0037】多糖としては、例えば、セルロース、クイ
ンスシード、コンドロイチン硫酸、デンプン、ガラクタ
ン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、アラビアガム、ヘ
パラン硫酸、ヒアルロン酸、トラガカントガム、ケラタ
ン硫酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン
硫酸、グアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカス
トビーンガム、サクシノグルカン、カロニン酸等が挙げ
られる。
【0038】アミノ酸としては、例えばグリシン、アラ
ニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレ
オニン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチ
オニン、プロリン、ヒドロキシプロリン等の中性アミノ
酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グ
ルタミン等の酸性アミノ酸、およびアルギニン、ヒスチ
ジン、リジン、ヒドロキシリジン等の塩基性アミノ酸が
挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、ア
シルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナト
リウム)、アシルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニン
ナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が
挙げられる。
【0039】有機アミンとしては、例えば、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−ア
ミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−ア
ミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。
【0040】合成樹脂エマルジョンとしては、例えば、
アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマ
ルジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエ
ステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン
等が挙げられる。
【0041】pH調整剤としては、例えば、乳酸−乳酸
ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム等の緩衝剤
等が挙げられる。
【0042】ビタミン類としては、例えば、ビタミン
A,B1,B2,B6,Eおよびその誘導体、パントテン
酸およびその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
【0043】酸化防止剤としては、例えば、トコフェロ
ール類、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキ
シアニソール、没食子酸エステル類等が挙げられる。
【0044】酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、
クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コ
ハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェ
イト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げら
れる。
【0045】本発明の肌荒れ改善用化粧料の剤型は任意
であり、溶液系、可溶化系、乳化系、油液系、ゲル系、
粉末分散系、水−油二層系、水−油−粉末三層系等、上
記の任意配合成分の一種または二種以上と本発明の必須
成分とを配合して常法により目的とする製品に応じて幅
広い剤型を採ることができる。
【0046】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明する。本発明はこれらにより限定されるものではな
い。配合量は重量%である。
【0047】実施例1 エタノール 5.0 重量% カルボキシビニルポリマー 0.3 POE(15)オレイルエーテル 0.8 グリセリン 5.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 L−セリン 5.0 メチルパラベン 0.1 精製水 残余
【0048】実施例2 エタノール 5.0 重量% カルボキシビニルポリマー 0.3 POE(15)オレイルエーテル 0.8 グリセリン 5.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 L−セリン 1.0 メチルパラベン 0.1 精製水 残余
【0049】比較例1 エタノール 5.0 重量% カルボキシビニルポリマー 0.3 POE(15)オレイルエーテル 0.8 グリセリン 5.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 メチルパラベン 0.1 精製水 残余
【0050】(1) 肌荒れ改善効果試験 上記実施例1,2および比較例1の化粧水の肌荒れ改善
効果について、以下のように実施した。
【0051】肌荒れ改善 被験者は肌荒れに悩む20〜50代の女性で、各群30
名で、実施例あるいは比較例の化粧水を顔面頬部に2週
間連用してもらった。被験者自身の申告により肌荒れ改
善効果を評価した。評価は、下記に示す評価基準に従
い、著効、有効、やや有効、効果なしの4段階により行
い、著効、有効、やや有効を示す割合(有効率)により
表示した。表1に評価結果を示す。また、皮膚表面形態
のレプリカを採取し、顕微鏡(17倍)にて観察し、表
2に示す基準に従って肌荒れ状態を評価した。結果を表
3に示す。 <評価基準> 著効:肌のカサツキが全く無くなり、スベスベした感触
が得られた。 有効:肌のカサツキが減少し、スベスベした感触が増し
た。 やや有効:肌のカサツキが減少した。 効果なし:肌のカサツキに変化がないか、悪化した。
【0052】
【表1】 ───────────────────────────── 実施例1 実施例2 比較例1 ───────────────────────────── 著効 7 6 0 有効 12 8 1 やや有効 6 9 11 効果なし 5 7 18 ───────────────────────────── 肌荒れ改善有効率 83 77 40 ─────────────────────────────
【0053】
【表2】 ───────────────────────────── 評点 評点の基準 ───────────────────────────── 1 皮溝、皮丘の消失、広範囲の角層のめくれ 2 皮溝、皮丘が不鮮明、角層のめくれ 3 皮溝、皮丘は認められるが、平坦 4 皮溝、皮丘が鮮明 5 皮溝、皮丘が鮮明で整っている ─────────────────────────────
【0054】
【表3】 ───────────────────────────── レプリカ評点 実施例1 実施例2 比較例1 ───────────────────────────── 1 0 0 0 2 0 0 11 3 7 10 15 4 14 17 4 5 9 3 0 ─────────────────────────────
【0055】カミソリ負け改善 カミソリ負けに悩む20〜50代の男性で、各群20名
で、実施例あるいは比較例の化粧水を顔面頬部に2週間
連用してもらった。被験者自身による視感評価により肌
荒れ改善効果を評価した。評価は、下記に示す評価基準
に従い、著効、有効、やや有効、効果なしの4段階によ
り行い、著効、有効、やや有効を示す割合(有効率)に
より表示した。その結果を表4に示す。 <評価基準> 著効:カミソリ負けの消失したもの。 有効:カミソリ負けの弱くなったもの。 やや有効:カミソリ負けがやや弱くなったもの。 効果なし:カミソリ負けに変化を認めないもの。
【0056】
【表4】 ───────────────────────────── 実施例1 実施例2 比較例1 ───────────────────────────── カミソリ負け改善有効率 80 55 25 ─────────────────────────────
【0057】表1、表3および表4から明らかなよう
に、本発明の肌荒れ改善用化粧料は、肌荒れ、カミソリ
負けに対して優れた改善効果を示した。
【0058】実施例3 クリーム (処方) ステアリン酸 5.0 重量% ステアリルアルコール 4.0 イソプロピルミリステート 18.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 3.0 プロピレングリコール 10.0 L−セリン 0.01 苛性カリ 0.2 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 防腐剤 適量 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールとL−セ
リンと苛性カリを加え溶解し、加熱して70℃に保つ
(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ
(油相)。水相に油相を徐々に加え、全部加え終わって
からしばらくその温度に保ち反応を起こさせる。その
後、ホモミキサーで均一に乳化し、よくかきまぜながら
30℃まで冷却する。
【0059】 実施例4 クリーム (処方) ステアリン酸 2.0 重量% ステアリルアルコール 7.0 水添ラノリン 2.0 スクワラン 5.0 2−オクチルドデシルアルコール 6.0 ポリオキシエチレン(25モル)セチルアルコールエーテル 3.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 プロピレングリコール 5.0 D−セリン 0.05 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールを加え、
加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱
融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を加え予備
乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よくか
きまぜながら30℃まで冷却する。
【0060】 実施例5 クリーム (処方) 固形パラフィン 5.0 重量% ミツロウ 10.0 ワセリン 15.0 流動パラフィン 41.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノラウリン酸エステル 2.0 石けん粉末 0.1 硼砂 0.2 DL−セリン 0.1 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水に石けん粉末と硼砂を加え、加熱
溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱
融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相をかきまぜ
ながら徐々に加え反応を行う。反応終了後、ホモミキサ
ーで均一に乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃ま
で冷却する。
【0061】 実施例6 乳液 (処方) ステアリン酸 2.5 重量% セチルアルコール 1.5 ワセリン 5.0 流動パラフィン 10.0 ポリオキシエチレン(10モル)モノオレイン酸エステル 2.0 ポリエチレングリコール1500 3.0 トリエタノールアミン 1.0 カルボキシビニルポリマー 0.05 (商品名:カーボポール941,B.F.Goodrich Chemical company) L−セリン 0.05 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)少量のイオン交換水にカルボキシビニルポリマ
ーを溶解する(A相)。残りのイオン交換水にポリエチ
レングリコール1500とトリエタノールアミンを加
え、加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混
合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を
加え予備乳化を行い、A相を加えホモミキサーで均一乳
化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
【0062】 実施例7 乳液 (処方) マイクロクリスタリンワックス 1.0 重量% 密ロウ 2.0 ラノリン 20.0 流動パラフィン 10.0 スクワラン 5.0 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0 ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0 プロピレングリコール 7.0 D−セリン 10.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.01 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールを加え、
加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し、加
熱融解して70℃に保つ(油相)。油相をかきまぜなが
らこれに水相を徐々に加え、ホモミキサーで均一に乳化
する。乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
【0063】 実施例8 ゼリー (処方) 95%エチルアルコール 10.0 重量% ジプロピレングリコール 15.0 ポリオキシエチレン(50モル)オレイルアルコールエーテル 2.0 カルボキシビニルポリマー 1.0 (商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company) 苛性ソーダ 0.15 L−アルギニン 0.1 DL−セリン 7.0 2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.05 エチレンジアミンテトラアセテート・3ナトリウム・2水 0.05 メチルパラベン 0.2 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にカーボポール940およびDL
−セリンを均一に溶解し、一方95%エタノールに、ポ
リオキシエチレン(50モル)オレイルアルコールエー
テルを溶解し、水相に添加する。次いで、その他の成分
を加えたのち苛性ソーダ、L−アルギニンで中和させ増
粘する。
【0064】 実施例9 美容液 (処方) (A相) エチルアルコール(95%) 10.0 重量% ポリオキシエチレン(20モル)オクチルドデカノール 1.0 パントテニールエチルエーテル 0.1 メチルパラベン 0.15 (B相) 水酸化カリウム 0.1 (C相) L−セリン 1.5 グリセリン 5.0 ジプロピレングリコール 10.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 カルボキシビニルポリマー 0.2 (商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company) 精製水 残余 (製法)A相、C相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA
相を加えて可溶化する。次いでB相を加えたのち充填を
行う。
【0065】実施例10 パック (処方) (A相) ジプロピレングリコール 5.0 重量% ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0 (B相) オリーブ油 5.0 酢酸トコフェロール 0.2 エチルパラベン 0.2 香料 0.2 (C相) D−セリン 0.01 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 ポリビニルアルコール 13.0 (ケン化度90、重合度2,000) エタノール 7.0 精製水 残余 (製法)A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A
相にB相を加えて可溶化する。次いでこれをC相に加え
たのち充填を行う。
【0066】実施例11 固形ファンデーション (処方) タルク 43.1 重量% カオリン 15.0 セリサイト 10.0 亜鉛華 7.0 二酸化チタン 3.8 黄色酸化鉄 2.9 黒色酸化鉄 0.2 スクワラン 8.0 イソステアリン酸 4.0 モノオレイン酸POEソルビタン 3.0 オクタン酸イソセチル 2.0 DL−セリン 1.0 防腐剤 適量 香料 適量 (製法)タルク〜黒色酸化鉄の粉末成分をブレンダーで
十分混合し、これにスクワラン〜オクタン酸イソセチル
の油性成分、DL−セリン、防腐剤、香料を加え良く混
練した後、容器に充填、成型する。
【0067】 実施例12 乳化型ファンデーション(クリームタイプ) (処方) (粉体部) 二酸化チタン 10.3 重量% セリサイト 5.4 カオリン 3.0 黄色酸化鉄 0.8 ベンガラ 0.3 黒色酸化鉄 0.2 (油相) デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5 流動パラフィン 4.5 ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0 (水相) 精製水 50.0 1,3−ブチレングルコール 4.5 L−セリン 1.5 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0 防腐剤 適量 香料 適量 (製法)水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部
を添加してホモミキサー処理する。更に加熱混合した油
相を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料
を添加して室温まで冷却する。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の肌荒れ改
善用化粧料は、肌荒れ改善作用に優れ、種々の皮膚疾
患、肌荒れ、荒れ性等の改善・予防に優れた効果を有す
るものであると共に、安全性にも優れたものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L−セリン、D−セリンまたはDL−セ
    リンを有効成分として含むことを特徴とする肌荒れ改善
    用化粧料。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の有効成分を、化粧料全量
    に対して総量で1.0〜20.0重量%含む肌荒れ改善
    用化粧料。
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