JP4837484B2 - 液状油性ボディオイル組成物 - Google Patents

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本発明は、液状油性ボディオイル組成物に関するもので、さらに詳細には、入浴直後の濡れた肌に直接塗布し、お湯で軽くすすぐことにより、肌を滑らかにし、しっとりとした感触を与え、高いエモリエント効果を有する浴室使用の液状油性ボディオイル組成物に関するものである。
従来、肌をしっとりさせたり、肌をすべすべにする目的で使用される浴室使用化粧料としては、浴用剤やボディリンスがある。浴用剤としては、アルキレンオキシド誘導体を含有し、使用性、保温効果に優れたものが報告されている。(特開2003−155224)しかし、浴用剤では、分散性を向上させるため、油性保湿剤の配合量に限界があることや、浴槽への付着を避けるために、油性成分によって十分なエモリエント効果を付与させることは困難である。
一方、ボディリンスは、入浴後に濡れた肌に直接塗布し、お湯で軽くすすぐ使用法で、ボディケア効果を付与する乳化タイプのものが多数報告されている。(特開2000-256179、特開平1−175930号、特開平2−202809号)これらは、多くがO/W型乳化物であり、お湯ですすぐ際に保湿効果成分のほとんどが流れてしまうため、十分なエモリエント効果が得られない。また、ボディリンスには、洗面器に張ったお湯に拡散させた後、入浴の最後に濡れたままの皮膚を軽くすすぐ方法で使用するものもあり、こちらのほうが市場では多くみられる。
しかし、上記のボディリンスのような浴室使用化粧料では肌をしっとりさせる効果が十分とはいえない。
特開2003−155224号公報 特開2000−256179号公報 特開平1−175930号 特開平2−202809号
本発明の課題は、使用性に優れ、肌をつるつるとした状態にし、しっとりとした感触と高い保湿力を与える安定性の良好な液状油性ボディオイル組成物を提供することである。
そこで、本発明者は上記問題点を解決するべく鋭意検討を行った結果、保湿成分として液状動植物油、感触改善剤としてシリコーン油、すすぎ流し成分として非イオン性界面活性剤を組合せて含有させることにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、液状油性ボディオイル組成物に低粘度のシリコーン油を配合することによりするするとした感触を、液状動植物油により高いエモリエント効果をそれぞれ付与し、HLBが5〜8の非イオン性界面活性剤を配合することにより高い保湿力を付与した液状油性ボディオイル組成物が得られることを見出し、本発明を完成させた。
本発明の液状油性ボディオイル組成物は、必須成分として(A)液状動植物油、(B)シリコーン油、(C)HLBが5〜8の非イオン性界面活性剤を含有させることにより、従来の浴用剤やボディリンスのような浴室使用化粧料では得られない、つるつるとした良好な使用感触と高い保湿力を併せ、しかも、効果が持続することを可能とした。
以下本発明について詳述する。本発明に用いられる(A)液状動植物油は、常温にて液状の油で、起源が動物又は植物であれば特に限定はされず、1種若しくは2種以上を用いても良い。また、その配合量も有効であれば特に限定はされない。例えば、液状動物油として具体的に例示すると、スクワラン、ミンク油などが挙げられる。液状植物油として具体的に例示すると、メドウホーム油、オリーブ油、ヒマシ油、マカデミアンナッツ油、アボカド油、サンフラワー油、サフラワー油、シソ油、エゴマ油、ローズヒップ油、ヒマワリ油、椿油、月見草油、米ヌカ油、ヒマシ油、ホホバ油、ヤシ油、アーモンド油、ヘーゼルナッツ油、ココナッツ油、アボカド油などが挙げられる。特に、メドウホーム油及びスクワランを併用したものが好ましい。
本発明に用いられる(B)シリコーン油は、感触改善効果を有するものであれば特に限定はなく、配合量も有効であれば特に限定はされず、1種若しくは2種以上を用いても良い。具体的には、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサンなどの環状ポリシロキサン、ポリオキシエチレンポリアルキルシロキサンが例示でき、特に、低粘度のジメチルポリシロキサンが好ましい。
本発明に用いられる(C)HLBが5〜8の非イオン性界面活性剤は、すすぎ流し効果を有するものであれば特に限定はなく、配合量も有効であれば特に限定はされない。また、非イオン性界面活性剤の1種若しくは2種以上を組合わせて用いることも可能であるが、組合せた非イオン性界面活性剤の算出HLBの値が5〜8となることが必要である。具体的には、セスキオレイン酸ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導体、プロピレングリコール脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導体、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロが例示でき、特に、セスキオレイン酸ソルビタンとポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルを併用したものが好ましい。また、非イオン性界面活性剤から算出したHLBの値が5よりも低いと、厚い油膜が残存しやすくなるため、使用後の皮膚感触が悪化する場合がある。さらに、すすぎ流した油分が浴室に付着することで、ぬめりにより不快感を感じることや、滑りやすくなる等の問題が生じる。逆に、非イオン性界面活性剤から算出したHLBの値が8より高くなると、皮膚上に保湿成分がほとんど残らず、すすぐ際に流れてしまい、十分なしっとり感を付与することが困難となってしまう場合がある。
本発明の液状油性ボディオイル組成物は、安定性及び効果を損なわない範囲内で上記必須成分以外の油性成分を配合することができる。具体的には、キャンデリラロウ、カルナバロウ、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、モンタンロウ、ヌカロウ、サトウキビロウ、セラックロウ等のロウ類、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ウンデシレン酸、ラノリン脂肪酸、硬質ラノリン脂肪酸、軟質ラノリン脂肪酸、リノール酸、リノレン酸、エイコサペンタエン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の高級脂肪酸、ラウリルアルコール、セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、ラノリンアルコール、水添ラノリンアルコール、へキシルデカノール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、流動パラフィン、ワセリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、イソパラフィン、オゾケライト、プリスタン等の炭化水素類、イソノナン酸イソトリデシル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸コレステリル、オレイルオレイン酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン、トリミリスチン酸グリセリン、ジオレイン酸プロピレングリコール、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、酢酸ラノリン、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル等のエステル油類の1種又は2種以上からなり、特にイソノナン酸イソトリデシル、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリンの併用が好ましい。
本発明の液状油性ボディオイル組成物は、通常化粧料に使用される成分であるイオン性界面活性剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、金属封鎖剤、保湿剤、防腐剤、香料、各種美容成分、粉体、油性増粘剤等を、本発明の効果を損なわない範囲内で含有することも可能である。具体的には、脂肪酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸モノソジウム塩、ジソジウムアルキルアミドエチルスルホコハク酸エステル、α―スルフォン化脂肪酸アルキルエステル塩、ナトリウムN−メチル−N−ソジウムアルキルイセチオネート、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルメチルカルボン酸塩等の陰イオン性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩等の陽イオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニオベタイン、N,N,N−トリアルキル−Nアルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N−アシルアミドプロピル−N’N’−ジメチル−N’−β−ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニオベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン等の両イオン性界面活性剤、天然ビタミンE、没食子酸プロピル、NDGA、BHT、BHA等の抗酸化剤、パラアミノ安息香酸エチル、シノキサート、2−(2−ヒドロキシー5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、オキソベンゾン、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル等の紫外線吸収剤、エチレンジアミン四酢酸誘導体、トリポリリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、ジヒドロキシエチルグリシン、クエン酸、酒石酸、グルコン酸等の金属封鎖剤、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の保湿剤、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール等の防腐剤、マイカ、セリサイト、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、無水ケイ酸、酸化チタン、酸化亜鉛、ベンガラ、黒酸化鉄、黄酸化鉄、グンジョウ、コンジョウ、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、タール色素、紅花色素、コチニール、β−カロテン、クロロフィル、ラック色素等の色素、雲母チタン、PET積層粉末、魚鱗箔等の光輝性粉体、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末、ナイロン粉末、ポリメタアクリル酸メチル末、ポリエチレン末等の紛体、デキストリン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン、ステアリン酸アルミニウム酸等が挙げられ、これらを一種又は二種以上を用いることも可能であり、上記の粉体は、表面処理を施してあっても良い。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するものではない。
〔試験例1〕
表1に示す組成にてボディオイルを調製し、下記評価方法にて肌効果を評価、判定した。
製法は、1〜5を撹拌混合した後、6,7を添加し、撹拌混合する。評価方法としては、健常女性パネラー15名を用い、実施例1〜3と比較例1,2を入浴の最後に濡れたままの皮膚に塗布し、軽くすすぐ方法で使用してもらい、評価を行った。評価項目は、使用後のつるつる感、べたつき、しっとり感、膜感の4項目について、下記の5段階で自己評価し、各パネラーの評価結果を集計し、平均を算出し、評価結果とした。その結果を表2に示す。また、5段階評価は、数字が高いほど、良好な結果になるように設定した。
A、ふき取り後のつるつる感 少ない(1 2 3 4 5)多い
B、ふき取り後のべたつき 気になる(1 2 3 4 5)気にならない
C、ふき取り後のしっとり感 少ない(1 2 3 4 5)多い
D、ふき取り後の膜感 気になる(1 2 3 4 5)気にならない
上記の結果より、実施例1、2、3では、べたつきをほとんど感じることなく、しっとり感、つるつる感ともに高い評価となっている。一方、比較例1では、肝心のしっとり感が得られず、比較例2では、しっとり感は得られるものの、べたつきが多く、つるつる感が得られない上に、浴室がべたつくなどの問題点も挙げられる。この結果より、構成される非イオン性界面活性剤から算出したHLBの値が5〜8になる液状油性ボディオイル組成物は、良好な使用感としっとり感を付与するものである。
〔試験例2〕
表3に示す組成にてボディリンス(比較例3)を調整し、本発明液状油性ボディオイル(実施例1)と使用後における肌効果を比較した。比較例3のボディリンスは、本発明品の効果を市場品と比較するため、市場に多く見られるタイプを選択した。このタイプは、油性成分のみで構成され、洗面器に張ったお湯に拡散させた後、入浴の最後に濡れたままの皮膚を軽くすすぐ方法で使用するものである。
評価方法は、試験例1と同様の方法を用いた。評価には、15名を用い、本発明1を入浴の最後に濡れたままの皮膚に塗布し、軽くすすぐ方法で使用してもらい、比較例3は、洗面器に8分目までお湯を張り、10mlの比較例3を拡散させた後、入浴の最後に濡れたままの皮膚に対し、軽くすすぐ方法で使用してもらい、評価を行った。使用後のつるつる感、べたつき、しっとり感、膜感を5段階評価で評価し、各人の評価結果から、平均を算出し、評価結果とした。結果を表4に示す。5段階評価は、数字が高いほど、良好な結果になるように設定した。
A、ふき取り後のつるつる感 少ない(1 2 3 4 5)多い
B、ふき取り後のべたつき 気になる(1 2 3 4 5)気にならない
C、ふき取り後のしっとり感 少ない(1 2 3 4 5)多い
D、ふき取り後の膜感 気になる(1 2 3 4 5)気にならない
上記の結果より、本発明は、拭き取り後のつるつる感に優れ、比較例3よりも高いしっとり感を付与することが実証された。また、本発明品は、すべての項目において高い評価を得ており、油性成分のみで構成されていながら、従来の油性ボディリンス特有のべたつき感もなく、つるつるとした非常に良好な使用感触であることを示している。
〔試験例3〕
ボディリンス(比較例3)と、本発明液状油性ボディオイル(実施例1)を調製し、下記測定方法にて保湿力の比較を行った。保湿力は、水分蒸散量をSKICON 200EXを用いて測定することにより評価した。手順を以下に記述する。両腕前腕の上腕部を用いて行った。先ず、測定部位を洗浄した後、水分を拭き取り30分ほど安静にする。1.5cmのマスをランダムに配置し、未塗布時の水分含量を測定する。ぶれの少ない部位を選抜し、各試料につき6マスとする。測定は、各マス内で5回測定し、その平均値を測定値とする。本発明1は、皮膚を洗浄後、4gを濡れたままの皮膚に塗布し、10秒間お湯ですすいだ。一方、比較例3は、200gのお湯に比較例3を1g溶解し、洗浄後の皮膚に浴びせた。水分を拭き取った後、10、30、60、120分後に測定を行った。結果を図1に示す。各部位の電導度を測定し、試料塗布部位の測定値からコントロールの測定値を引いたものを値y軸とし、図1を作成した。電気伝導度の値が高いほど、皮膚上の水分保持量が多く、保湿力が高いことを示す。
上記結果より、実施例1は高い保湿力を有することが明らかになった。本発明は、120分後の測定において比較例3以上に高い水分保持量を示しており、持続的に高い保湿力を有する。つまり、入浴後から長時間、持続的に肌をしっとりした状態に保つことができる。
〔試験例4〕
次に、実施例1の安定性を試験した。安定性は、5、40、60℃、室温、−20℃により評価した。5、40℃、室温は3ヶ月、60、−20℃は1週間、本発明1を、各条件に静置した後、取り出し直後と室温に戻した状態を確認し、安定性の評価とした。結果を表5に示す。
上記結果より、本発明の液状油性ボディオイル組成物は各種温度条件下で非常に安定な組成物である。
〔試験例5〕
下記に示す組成にてボディオイル(実施例4)を調製した。
処方 成分(重量%)
(1)流動パラフィン 35.0、(2)マカデミアンナッツ油 32.89、(3)ローズヒップ油 15.0、(4)ジメチルポリシロキサン 10.0、(5)イソステアリン酸ポリグリセリル−2 4.0、(6)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル 3.0、(7)β−カロテン 0.01、(8)天然ビタミンE 0.01、(9)プロピルパラベン 0,03、(10)香料 0.1
実施例4のボディリンスは、透明で美しい外観を呈する。また、使用感触としては、しっとり感、つるつる感を付与し、ボディオイルとして優れた効果及び感触を示すものであった。
本発明の液状油性ボディオイル組成物は、従来のボディリンスでは得られない、つるつるとした良好な感触と高い保湿力を併せて有することが可能であるため、広く化粧料に応用が期待できる。
本発明の液状油性ボディオイルと比較例のボディリンスの電導度の経時変化を示したグラフ。

Claims (2)

  1. 次の成分(A)〜(C)を含有する液状油性ボディオイル組成物。
    (A)液状動植物油、
    (B)シリコーン油、
    (C)算出HLB値が5〜8であるセスキオレイン酸ソルビタン及びポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸エステル
  2. 次の成分(A)〜(C)を含有する液状油性ボディオイル組成物。
    (A)スクワラン及びメドウフォーム油、
    (B)低粘度ジメチルポリシロキサン
    (C)算出HLB値が5〜8であるセスキオレイン酸ソルビタン及びポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸エステル
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