JPH1036461A - 硬化性樹脂組成物及び被覆材 - Google Patents

硬化性樹脂組成物及び被覆材

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JPH1036461A
JPH1036461A JP19097896A JP19097896A JPH1036461A JP H1036461 A JPH1036461 A JP H1036461A JP 19097896 A JP19097896 A JP 19097896A JP 19097896 A JP19097896 A JP 19097896A JP H1036461 A JPH1036461 A JP H1036461A
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JP
Japan
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meth
acrylate
resin composition
ether
polymerizable unsaturated
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Application number
JP19097896A
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English (en)
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Sachiko Fujita
幸子 藤田
Tomomasa Mitani
倶正 三谷
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、低臭性、空乾性、密着性、耐水
性、保存安定性に優れた硬化性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 (メタ)アクリロイル基、スチリル基、
アリール基、ビニルエーテル基から選ばれた少なくとも
1種以上の重合性不飽和結合基を分子鎖末端に有するマ
クロモノマー(A)と重合性不飽和単量体として炭素数2
から4のジオールのオリゴ(n=2〜15)エーテルモ
ノアルキル(C1 〜C18)エーテル(メタ)アクリレー
ト(B)を含有することを特徴とする硬化性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低臭性、空乾性、
保存安定性に優れた重合性不飽和結合基を分子鎖末端に
有するマクロモノマー(A)と、重合性不飽和単量体
(B)として特定のジオールのオリゴエーテルモノアル
キルエーテル(メタ)アクリレートとを含有する硬化性
樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、不飽和ポリエステル樹脂、エポ
キシ(メタ)アクリレート樹脂、ウレタン(メタ)アク
リレート樹脂等の重合性不飽和結合基を含有する硬化性
樹脂は、重合性不飽和単量体として、スチレンモノマー
やメタクリル酸メチルを用いて組成物としている。通常
用いられるスチレンモノマーやメタクリル酸メチルは、
上記の樹脂組成物の重合性不飽和単量体として、成形
性、成形品の諸物性等を見る限り、極めて優秀な原料で
ある。
【0003】しかしながら、臭気および有害性や嫌気性
のため、用途によっては上記樹脂組成物の使用が制限さ
れたり、使用できなかったりする等の問題があった。臭
気に関しては、ジシクロペンタジエンを導入した不飽和
ポリエステル樹脂で高固形分化したり、(メタ)アクリ
ル酸エステルモノマーを使用する方法(特開昭54−2
1427号公報)等の方法が提案されているが、満足で
きるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スチ
レンモノマーやメタクリル酸メチルの使用による臭気
性、嫌気性のために用途により使用が制限されたり、使
用できなかったりする等の問題点を解決し低臭性、空乾
性、保存安定性に優れた樹脂を開発することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するためにスチレンモノマーやメタクリル酸メチ
ルに代わるモノマーと組み合わせるポリマーについて鋭
意研究の結果、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、重合性不飽和結合基を分
子鎖末端に有するマクロモノマー(A)(以下マクロモ
ノマーと記載する)と、重合性不飽和単量体(B)とし
て炭素数2から4のジオールのオリゴ(n=2〜15)
エーテルモノアルキル(C1〜C18)エーテル(メタ)
アクリレートとを含有することを特徴とする硬化性樹脂
組成物、好ましくはマクロモノマー(A)の重合性不飽
和結合基が、(メタ)アクリロイル基、スチリル基、ア
リール基、ビニルエーテル基から選ばれた少なくとも1
種以上のものであること、マクロマー(A)と重合性不
飽和単量体(B)との混合割合が、(A)/(B)=9
0〜5/95〜10(重量%)であること、重合性不飽
和単量体(B)中の炭素数2から4のジオールのオリゴ
(n=2〜15)エーテルモノアルキル(C1 〜C18
エーテル(メタ)アクリレートの含有量が、2〜100
重量%であること、更に重合性不飽和単量体(B)中に
2個以上の不飽和結合基を有する化合物の含有率が、0
〜25重量%であること、これらからなる被覆材を提供
するものである。
【0007】次に本発明を詳細に説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のマクロモノマー(A)と
は、分子鎖末端に重合性不飽和結合基を含有する樹脂
で、好ましくは樹脂のガラス転移温度(Tg)が50℃
以上のビニル重合体で、重合性不飽和結合基が (メ
タ)アクリロイル基、スチリル基、アリール基、ビニル
エーテル基から選ばれた少なくとも1種以上の樹脂であ
る。
【0009】これらは以下の方法で合成されるが これ
らの合成法に限定されるものではない。市販品として
は、東亞合成化学工業(株)のマクロモノマー AA−
6、AA−10、AS−6、AN−6を単独であるいは
併用して使用しても良い。
【0010】本発明で用いられる(メタ)アクリロイル
基を有するマクロモノマーは、例えばメルカプト酢酸な
どの連鎖移動剤存在下 ビニル単量体をラジカル重合し
て得られる末端にカルボキシル基を有するポリマー(以
下カルボキシル基末端プレポリマーと称す)に、グリシ
ジル(メタ)アクリレート等を反応させることにより合
成されるビニル重合体である。
【0011】本発明で用いられるスチリル基を有するマ
クロモノマーは 例えばカルボキシル基末端プレポリマ
ーの、該カルボキシル基を中和して ついで前記プレポ
リマーとクロロメチルスチレンを反応させることにより
合成されるビニル重合体である。
【0012】本発明で用いられるアリール基を有するマ
クロモノマーは 例えばカルボキシル基末端プレポリマ
ーに アリールグリシジルエーテル等を反応させること
により合成されるビニル重合体である。
【0013】本発明で用いられるビニルエーテル基を有
するマクロモノマーは 例えばメルカプトエタノールな
どの連鎖移動剤存在下 ビニル単量体をラジカル重合し
て得られる末端に水酸基を有するポリマー(以下水酸基
末端プレポリマーと称す)と
【0014】トリレンジイソシアネート等のジイソシア
ネートとブタンジオールモノビニルエーテル等のグリコ
ールモノビニルエーテルを反応させることにより合成さ
れるビニル重合体である。
【0015】ビニル単量体としては 酢酸ビニル、スチ
レン、スチレン置換体、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2
−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メ
タ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリロニトリ
ル、(メタ)アクリルアミド、無水マレイン酸,N−ビ
ニルピロリドン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フェニ
ルマレイミド等が挙げられ、これらは単独でまたは複数
併用で使用できる。
【0016】しかしこれらビニル単量体の中で 重合性
不飽和基を付与する反応過程により酢酸ビニル、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリ
ル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸グリシジ
ル、無水マレイン酸等は使用不適当な場合がある。
【0017】マクロモノマーの数平均分子量は、重合系
に添加する連鎖移動剤および重合開始剤等の量を適宜選
択することにより定められ、数平均分子量(Mn)は
1,000〜40,000、より好ましくは2,000
〜25,000である。なお、本発明における数平均分
子量とは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(以下GPCという)によるポリスチレン換算の数平均
分子量である。
【0018】ラジカル重合の重合法としては、溶液重合
法、バルク重合法および懸濁重合法のいずれをも使用で
きるが、好ましくは懸濁重合法である。
【0019】重合開始剤としては、通常のアゾ系開始剤
や過酸化物開始剤が使用できるが、メルカプタン化合物
との反応をさけるためアゾ系開始剤が好ましい。アゾ系
開始剤としては,2,2−アゾビスイソブチロニトリル
(以下AIBNと略記する)、4,4−アゾビス−4−
シアノバレリックアシド、1−アゾビス−1−シクロヘ
キサンカルボニトリル等が挙げられる。
【0020】連鎖移動剤としては カルボキシル基を有
するメルカプタン系連鎖移動剤としては、メルカプト酢
酸、2−メルカプトプロピオン酸、3−メルカプトプロ
ピオン酸等が用いられる。水酸基を有する連鎖移動剤と
しては、チオエタノール、チオプロパノール等が用いら
れる。
【0021】カルボキシル基末端プレポリマーと(メ
タ)アクリロイル基、アリール基、スチリル基を有する
化合物との反応は 溶液重合法、バルク重合法いずれの
場合も使用できるが、溶液重合法の場合 懸濁重合でプ
レポリマーを合成し 重合性不飽和単量体を溶剤に用い
て反応を行うのが好ましい。バルク重合法の場合、懸濁
重合法でプレポリマーを合成し、混練機などを使用し
て、加熱下に溶融状態で行うのが好ましい。いずれの際
もテトラブチルホスホニウムブロミドの如き反応触媒を
使用しても良い。
【0022】水酸基プレポリマーとビニルエーテル基を
有する化合物との反応は 溶液重合法、バルク重合法い
ずれの場合も使用できるが、懸濁重合法でプレポリマー
を合成し、重合性不飽和単量体を溶剤に用いてプレポリ
マーとジイソシアネートとグリコールモノビニルエーテ
ルとの反応を行う溶液重合法が好ましい。ウレタン化反
応の際、トリブチル錫の如き反応触媒を使用しても良
い。
【0023】ジイソシアネートとしては、2,4−トリ
レンジイソシアネート及びその異性体または異性体の混
合物(以下TDIと略す)、ジフェニルメタンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、水
添キシリレンジイソシアネート、ナフタリンジイソシア
ネート、クリスボンNX(大日本インキ化学工業(株)
製)等を挙げることができ、それら単独または2種以上
で使用することができる。上記ジイソシアネートの中で
特にTDIが好ましく用いられる。
【0024】グリコールモノビニルエーテルとしては、
エチレングリコールモノビニルエーテル、ブタンジオー
ルモノビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモ
ノビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエ
ーテル、ヘキサンジオールモノビニルエーテル等を挙げ
ることができ、それら単独または2種以上で使用するこ
とができる。上記グリコールモノビニルエーテルの中で
特にブタンジオールモノビニルエーテルが好ましく用
いられる。
【0025】これらのマクロマー(A)は、単独で使用し
ても2種以上併用して使用しても良いが、その重合性不
飽和結合基としては 重合性不飽和単量体(B)が(メ
タ)アクリロイル基であるため、(メタ)アクリロイル
基が最も好ましい。
【0026】本発明に使用される重合性不飽和単量体
(B)としての炭素数2から4のジオールのオリゴ(n
=2〜15)エーテルモノアルキル(C1 〜C18)エー
テル(メタ)アクリレートとしては、具体的には、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレ
ート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールモノプロピル
エーテル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール
モノブチルエーテル(メタ)アクリレート、ジエチレン
グリコールモノペンチルエーテル(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ2エチル
ヘキシルエーテル(メタ)アクリレート、ジエチレング
リコールモノラウリルエーテル(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールモノステアリルエーテル(メタ)
アクリレート、ジプロピレングリコールモノメチルエー
テル(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールモ
ノエチルエーテル(メタ)アクリレート、ジプロピレン
グリコールモノプロピルエーテル(メタ)アクリレー
ト、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル(メ
タ)アクリレート、ジプロピレングリコールモノペンチ
ルエーテル(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコ
ールモノヘキシルエーテル(メタ)アクリレート、ジプ
ロピレングリコールモノ2エチルヘキシルエーテル(メ
タ)アクリレート、ジプロピレングリコールモノラウリ
ルエーテル(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコ
ールモノステアリルエーテル(メタ)アクリレート、ト
リプロピレングリコールモノメチルエーテル(メタ)ア
クリレート、ジブチレングリコールモノメチルエーテル
(メタ)アクリレート、トリブチレングリコールモノメ
チルエーテル(メタ)アクリレート、2,6−ジオキサ
ノニルアルコール(メタ)アクリレート、2,6,10
−トリオキサトリデシルアルコールメタアクリレート、
2,7−ジオキサウンデシルアルコール(メタ)アクリ
レート、2,7,12ートリオキサヘキサデシルアルコ
ール(メタ)アクリレート、等が挙げられ、これらの単
量体の1種又は2種以上を有効に使用できる。特に好ま
しくは、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルメ
タアクリレート(炭素数3、n=2、C1 )である。こ
れらは単独で使用しても併用しても良く、マクロモノマ
ー(A)5〜90重量部、好ましくは15〜60重量部
を重合性不飽和単量体(B)95〜10重量部、好まし
くは85〜40重量部に相互溶解して組成物を形成す
る。
【0027】本発明の重合性不飽和単量体(B)には、
本発明の効果を損なわない範囲で通常不飽和ポリエステ
ル樹脂組成物に使用される、例えば、スチレン、α-メ
チルスチレン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ジ
ビニルベンゼン、t-ブチルスチレン、ビニルトルエン、
酢酸ビニル、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレ
ート、さらにアクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル等;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸
エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アク
リル酸i−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、
(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アク
リル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、
(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸ステ
アリル、(メタ)アクリル酸トリデシル、ジシクロペン
テニロキシエチル(メタ)アクリレート、エチレングリ
コールモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、エチ
レングリコールモノエチルエーテル(メタ)アクリレー
ト、エチレングリコールモノブチルエーテル(メタ)ア
クリレート、エチレングリコールモノヘキシルエーテル
(メタ)アクリレート、エチレングリコールモノ2−エ
チルヘキシルエーテル(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレー
ト、プロピレングリコールモノエチルエーテル(メタ)
アクリレート、プロピレングリコールモノブチルエーテ
ル(メタ)アクリレート、プロピレングリコールモノヘ
キシルエーテル(メタ)アクリレート、プロピレングリ
コールモノ2−エチルヘキシルエーテル(メタ)アクリ
レート等の樹脂と架橋可能な不飽和単量体が併用でき
る。
【0028】本発明の硬化性樹脂組成物の重合性不飽和
単量体(B)中に使用される2個以上の不飽和結合基を
有する化合物としては、例えば、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の不飽和単
量体で、樹脂と架橋可能な公知の不飽和単量体が挙げら
れる。
【0029】この重合性不飽和単量体(B)中に2個以
上の不飽和結合基を有する化合物の添加量としては、重
合性不飽和単量体(B)中に、好ましくは0〜25重量
%、より好ましくは0〜15重量%使用する。
【0030】本発明の樹脂組成物には、重合禁止剤が好
ましく使用され、例えばトルハイドロベンゼン、トルハ
イドロキノン、1,4−ナフトキノン、パラベンゾキノ
ン、トルハイドロキノン、ハイドロキノン、ベンゾキノ
ン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、p−tert
−ブチルカテコール、2,6−ジ−tert−ブチル−
4−メチルフェノール等を添加できる。好ましくは樹脂
組成物に、10〜1000ppm添加しうるものである。
【0031】本発明の硬化性樹脂組成物には、硬化をさ
せるために硬化剤を含有することが好ましく、これには
有機過酸化物が挙げられる。具体的には、ジアシルパー
オキサイド系、パーオキシエステル系、ハイドロパーオ
キサイド系、ジアルキルパーオキサイド系、ケトンパー
オキサイド系、パーオキシケタール系、アルキルパーエ
ステル系、パーカーボネート系等公知のものが使用され
る。
【0032】この硬化剤の添加量は、好ましくはマクロ
モノマー(A)と重合性不飽和単量体(B)の合計量1
00重量部に対して、0.1〜6重量部である。上記の
硬化剤は、2種以上組み合わせて使用しても良い。
【0033】本発明の硬化性樹脂組成物には、必要で有
れば硬化を早める為に硬化促進剤を含有させることも好
ましく、硬化促進剤としては、金属石鹸類、例えばナフ
テン酸コバルト、オクチル酸コバルト、オクチル酸亜
鉛、オクチル酸バナジウム、ナフテン酸銅、ナフテン酸
バリウム等が挙げられ、金属キレート化合物としては、
バナジウムアセチルアセテート、コバルトアセチルアセ
テート、鉄アセチルアセトネートがある。またアミン類
にはアニリン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジ
エチルアニリン、p−トルイジン、N,N−ジメチル−
p−トルイジン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチ
ル)−p−トルイジン、4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ベンズアルデヒド、4−(N,N−ビス(2−ヒド
ロキシエチル)アミノ)ベンズアルデヒド、4−(メチ
ルヒドロキシエチルアミノ)ベンズアルデヒド、N,N
−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−p−トルイジン、
N−エチル−m−トルイジン、トリエタノールアミン、
m−トルイジン、ジエチレントリアミン、ピリジン、フ
ェニルモルホリン、ピペリジン、N,N−ビス(ヒドロ
キシエチル)アニリン、ジエタノールアニリン等のN,
N−置換アニリン、N,N−置換−p−トルイジン、4
−(N,N−置換アミノ)ベンズアルデヒド等が挙げら
れる。
【0034】硬化促進剤の添加量は、マクロモノマー
(A)と重合性不飽和単量体(B)の合計量100重量部
に対して、好ましくは0.1〜5重量部使用する。本発
明においてはアミン系硬化促進剤が好ましい。なお、硬
化促進剤は、予め樹脂に添加しておいても良いし、使用
時に添加しても良い。
【0035】本発明の硬化性樹脂組成物には、空乾性を
増加させるために必要で有ればワックスを含有すること
もでき、これにはパラフィンワックスかつ/または、極
性ワックスを単独、あるいは、併用する事ができ、この
極性ワックスとしては、その構造中に極性基並びに非極
性基を合わせ持つもので、具体的には、エマーノン31
99、3299(花王(株)製)、リケマールS−71
−D、Sー200(理研ビタミン(株)製)、NPS−
8070、NPS−9125、OX−WEISSEN−
8(日本精蝋(株)製)、ダイヤカルナPAX−30
(三菱化学(株)製)といった化合物等が挙げられる。
【0036】このワックスの添加量としては、マクロモ
ノマー(A)と重合性不飽和単量体(B)との合計量1
00重量部に対して、0.1〜5重量部、好ましくは
0.2〜2.0重量部使用する。
【0037】本発明では、各種添加剤、例えば、充填
剤、紫外線吸収剤、顔料、増粘剤、低収縮剤、老化防止
剤、可塑剤、骨材、難燃剤、安定剤、補強材、光硬化剤
等を使用してもよい。
【0038】充填剤としては、例えば水硬性ケイ酸塩材
料、炭酸カルシウム粉、クレー、アルミナ粉、硅石粉、
タルク、硫酸バリウム、シリカパウダー、ガラス粉、ガ
ラスビーズ、マイカ、水酸化アルミニウム、セルロース
系、硅砂、川砂、寒水石、大理石屑、砕石等が挙げられ
る。
【0039】本発明の樹脂組成物を用いることを特徴と
する被覆材としては、具体的には、塗料、床材及び壁面
コーティング材、道路マーキング材、舗装材、ライニン
グ材等の特に成形時に臭いを問題とされるような土木建
築材料用途が挙げられる。更に、電子部品、家電部品、
自動車部品、医療器具、化粧品等多くの分野で樹脂原料
として使用できる。
【0040】以下本発明を実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。また文章中「部」とあるのは、重量部を示すも
のである。
【0041】(実施例1)<PMMAマクロモノマー> 温度計、攪拌機、ガス導入口及び還流冷却器を備えた2
リットルの四ツ口セパラブルフラスコに ジプロピレン
グリコールモノメチルエーテルメタアクリレート750
g、マクロマーAA−6(東亜合成化学工業(株)製)
250g、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.2g
を入れ50℃で溶解させた。マクロモノマーが完全に溶
解されると 樹脂ソリッド分25%、粘度94cpsの
樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物について下記の
評価試験を行い、結果を表1に示した。
【0042】<評価方法> [低臭性]樹脂組成物の臭気を測定した。その評価は
「○:鼻から30cmの位置で臭気を感じない、×:鼻か
ら30cmの位置で臭気を感じる」で行った。
【0043】[空乾性]樹脂組成物100部に対し、
N,N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−p−トルイ
ジン0.3部、50%ベンゾイルパーオキサイド2部、
130、135、140、145゜Fワックスを添加
し、硬化後の状態を指触により評価した。その評価は、
「○:1時間以内で乾燥、△:3時間以内で乾燥、×:
3時間では未乾燥」で行った。
【0044】[引張強度及び引張伸び率、吸水率]樹脂
組成物100重量部に対し、N,N−ビス−2−(ヒド
ロキシエチル)−p−トルイジン0.3部、50%ベン
ゾイルパーオキサイド2部を添加し、攪拌後脱泡し、2
mm厚の注型板を作製した。室温で24時間放置後、80
℃5時間アフターキュアーを行い、引張試験及び吸水率
試験テストピースを作製し、引張強度、引張伸び率の測
定、及び吸水性の測定を行った。
【0045】[保存安定性]樹脂組成物100部に対
し、N,N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−p−ト
ルイジン0.3部、130、135、140、145゜
Fワックスを添加し、45℃の乾燥機に8週間樹脂を放
置し 樹脂のゲル化の有無を調べ 保存安定性の評価と
した。その評価は「○:ゲル化していない、×:ゲル
化」で行った。
【0046】(実施例2)<PStマクロモノマー> マクロマーAS−6(東亜合成化学工業(株)製)を用
い実施例1と同様にした。樹脂ソリッド分25%、粘度
50cpsの樹脂を得、得られた樹脂組成物について実
施例1と同様の評価試験を行い、結果を表1に示した。
【0047】(実施例3)<P(St−AN)マクロモ
ノマー> マクロマーAN−6(東亜合成化学工業(株)製)を用
い実施例1と同様にした。樹脂ソリッド分25%、粘度
165cpsの樹脂を得、得られた樹脂組成物について
実施例1と同様の評価試験を行い、結果を表1に示し
た。
【0048】(実施例4)<PStマクロモノマー> 温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、滴下ロート及び還
流冷却器を備えた2リットルの四ツ口セパラブルフラス
コに イオン交換水800g、10%アクリル酸水溶液
(日本純薬(株))製ジュリマーAC−10H)2gを
入れ攪拌した。ついでAIBN4g、3−メルカプトプ
ロピオン酸4gをスチレン400gに溶解した溶液を加
え、90℃に昇温し窒素気流中7時間重合反応させた
後、懸濁重合物を水洗ろ過し、60℃24時間乾燥させ
395gの重合体(以下プレポリマーAとする)を得
た。
【0049】得られた重合物はGPCにより数平均分子
量(Mn)は 12,112、酸価は4.2mgKOH/gで
あった。
【0050】温度計、攪拌機、ガス導入口及び還流冷却
器を備えた2リットルの四ツ口セパラブルフラスコに
ジプロピレングリコールモノメチルエーテルメタアクリ
レート750g、プレポリマーA 250g、グリシジ
ルメタクリレート2.7g、ハイドロキノンモノメチル
エーテル0.2g、テトラブチルホスホニウムブロミド
0.025gを加え 空気気流中80℃で5時間反応さ
せた。反応液の酸価が0.2mgKOH/g以下になれば反応
を終了し メタクリロイル基末端のポリスチレンマクロ
モノマー樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物につい
て実施例1と同様の評価試験を行い、結果を表1に示し
た。
【0051】(実施例5)<PMMAマクロモノマー/
多官能モノマー> 実施例1と同様の装置を用い マクロマーAA−6(東
亜合成化学工業(株)製)250g ジプロピレングリ
コールモノメチルエーテルメタアクリレート720g、
エチレングリコールジメタクリレーチ30g、ハイドロ
キノンモノメチルエーテル0.2gを入れ50℃で溶解
させた。マクロモノマーが完全に溶解されると 樹脂ソ
リッド分25%、粘度380cpsの樹脂組成物を得
た。得られた樹脂組成物について実施例1と同様の評価
試験を行い、結果を表1に示した。
【0052】(実施例6)<マクロモノマー/ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテルメタアクリレート樹脂
組成物> 実施例1の樹脂組成物において、ジプロピレングリコー
ルモノメチルエーテルメタアクリレートに代えて、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテルメタアクリレート
を用いた以外同様にして行った。結果を表1に示した。
【0053】
【表1】
【0054】(比較例1〜4)実施例1〜4と同様のマ
クロモノマーをスチレンモノマーに溶解させ、樹脂組成
物を得た。得られた樹脂組成物について、実施例1と同
様に評価試験を行い、結果を表2に示した。
【0055】(比較例5)<ウレタンメタアクリレート
/不飽和ポリエステル/ジエチレングリコールモノメチ
ルエーテルメタアクリレート樹脂組成物>
【0056】[ウレタンメタアクリレート樹脂の合成]
温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を
備えた1リットルの四つ口フラスコに、三井ポリオールジオ
ール700(三井東圧化学(株)製)を283部、TD
Iを144部仕込み、窒素雰囲気中80℃に保持し、5
時間反応後理論NCO当量516を確認した。30℃ま
で冷却し、2−ヒドロキシエチルメタアクリレートを1
09部仕込み、80℃で4時間反応し、NCO%が0.
1重量%以下になったところでジエチレングリコールモ
ノメチルエーテルメタアクリレート358部、トルハイ
ドロキノン0.08部、ターシャリブチルカテコール
0.026部を加え、不揮発分60.0、ガードナー粘
度Pの樹脂組成物を得た。
【0057】[不飽和ポリエステル樹脂の合成]温度
計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を備え
た2リットルの四つ口フラスコに、トリエチレングリコール
593部、ジエチレングリコール206部、無水フタル
酸305部、3-メチルテトラヒドロ無水フタル酸49
0部、トルハイドロキノン0.158部を仕込み、窒素
雰囲気中205℃まで昇温し、15時間反応後、ソリッ
ド酸価15になったところで、120℃まで冷却し、無
水マレイン酸87部を仕込み、窒素雰囲気中190℃ま
で昇温し5時間反応させ、ソリッド酸価24になったと
ころで、160℃まで冷却し、カージュラE−10(シ
ェル化学製エポキシ化合物)148部を仕込み、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテルメタアクリレート1
078部を加え、不揮発分60.0%、酸価1.1、ガ
ードナー粘度S−Tの樹脂組成物を得た。
【0058】この不飽和ポリエステル樹脂20部に、ウ
レタンメタクリレート樹脂80部を加え、不揮発分6
0.0、酸価2.9、ガードナー粘度P−Qの樹脂組成
物を得た。得られた樹脂組成物について、空乾性、保存
安定性以外は実施例1と同様に評価試験を行い、結果を
表2に示した。空乾性、保存安定性は 下記の評価試験
を行い、結果を表2に示した。
【0059】[空乾性]樹脂組成物100部に対し、6
%Co−Naph0.5部、N,N−ビス−(2−ヒド
ロキシエチル)−p−トルイジン0.3部、50%ベン
ゾイルパーオキサイド2部、130、135、140、
145゜Fワックスを添加し、硬化後の状態を指触によ
り評価した。その評価は、「○:1時間以内で乾燥、
△:3時間以内で乾燥、×:3時間では未乾燥」で行っ
た。
【0060】[保存安定性]樹脂組成物100部に対
し、6%Co−Naph0.5部、N,N−ビス−(2
−ヒドロキシエチル)−p−トルイジン0.3部、13
0、135、140、145゜Fワックスを添加し、4
5℃の乾燥機に8週間樹脂を放置し 樹脂のゲル化の有
無を調べ 保存安定性の評価とした。その評価は「○:
ゲル化していない、×:ゲル化」で行った。
【0061】
【表2】
【0062】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、重合性不飽和結
合基を分子鎖末端に有するマクロモノマー(A)と重合
性不飽和単量体(B)として、炭素数2から4のジオー
ルのオリゴ(n=2〜15)エーテルモノアルキル(C
1 〜C18)エーテル(メタ)アクリレートそしてマクロ
モノマーとを必須成分として含有することにより、低臭
性、空乾性、保存安定性、更に耐水性に優れた硬化性樹
脂組成物を提供することができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合性不飽和結合基を分子鎖末端に有す
    るマクロモノマー(A)と、重合性不飽和単量体(B)
    として炭素数2から4のジオールのオリゴ(n=2〜1
    5)エーテルモノアルキル(C1 〜C18)エーテル(メ
    タ)アクリレートを含有することを特徴とする硬化性樹
    脂組成物。
  2. 【請求項2】 重合性不飽和結合基を含有するマクロモ
    ノマー(A)の重合性不飽和結合基が、(メタ)アクリ
    ロイル基、スチリル基、アリール基、ビニルエーテル基
    から選ばれた少なくとも1種以上のものであることを特
    徴とする請求項1記載の硬化性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 重合性不飽和結合基を含有する樹脂
    (A)と重合性不飽和単量体(B)との混合割合が、
    (A)/(B)=90〜5/95〜10(重量%)であ
    ることを特徴とする請求項1記載の硬化性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 重合性不飽和単量体(B)中の炭素数2
    から4のジオールのオリゴ(n=2〜15)エーテルモ
    ノアルキル(C1 〜C18)エーテル(メタ)アクリレー
    トの含有率が、2〜100重量%であることを特徴とす
    る請求項1記載の硬化性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 重合性不飽和単量体(B)中に2個以上
    の不飽和結合基を有する化合物の含有率が、0〜25%
    であることを特徴とする請求項1記載の硬化性樹脂組成
    物。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の硬化性樹脂組成物からな
    る被覆材。
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