JPH1036139A - 強化板 - Google Patents
強化板Info
- Publication number
- JPH1036139A JPH1036139A JP8194605A JP19460596A JPH1036139A JP H1036139 A JPH1036139 A JP H1036139A JP 8194605 A JP8194605 A JP 8194605A JP 19460596 A JP19460596 A JP 19460596A JP H1036139 A JPH1036139 A JP H1036139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- window
- plate
- pane
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/40—Weight reduction
Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 航空機のパッセンジャーウインドウ等に用い
られるガラス板又はアクリル板の他構造物への結合部を
補強して構造の単純化と軽量化を実現する。 【解決手段】 ガラス板又はアクリル板（アウターペイ
ン６とインナーペイン７）の他構造物に結合される周辺
部に強化繊維１１を入れ込んで補強した。
られるガラス板又はアクリル板の他構造物への結合部を
補強して構造の単純化と軽量化を実現する。 【解決手段】 ガラス板又はアクリル板（アウターペイ
ン６とインナーペイン７）の他構造物に結合される周辺
部に強化繊維１１を入れ込んで補強した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機、宇宙機
器、車両、船舶のウインドウ等に用いられるガラス板又
はアクリル板よりなる強化板に関する。
器、車両、船舶のウインドウ等に用いられるガラス板又
はアクリル板よりなる強化板に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の航空機のパッセンジャーウインド
ウの１例を、図２によって説明する。このウインドウは
外板２、ダブラ３、ウインドウフレーム４、ウインドウ
リテイニングパン５、透明板であるアウターペイン６、
透明体であるインナーペイン７及びシール８からなる。
ウの１例を、図２によって説明する。このウインドウは
外板２、ダブラ３、ウインドウフレーム４、ウインドウ
リテイニングパン５、透明板であるアウターペイン６、
透明体であるインナーペイン７及びシール８からなる。
【０００３】外板２の外側に、ウインドウの周辺構造部
９を補強するためにダブラ３を配している。外板２の内
側に、ウインドウの周辺構造部９を補強するためとアウ
ターペイン６とインナーペイン８とシール８の取付けの
ベースとするためにウインドウフレーム４を配してい
る。
９を補強するためにダブラ３を配している。外板２の内
側に、ウインドウの周辺構造部９を補強するためとアウ
ターペイン６とインナーペイン８とシール８の取付けの
ベースとするためにウインドウフレーム４を配してい
る。
【０００４】前記ダブラ３とウインドウフレーム４は、
外板２にファスナ１０及び接着剤によって結合されてい
る。また、アウターペイン６、インナーペイン７及びシ
ール８は、ウインドウフレーム４に取付けられたウイン
ドウリテイニングパン５とウインドウフレーム４に挟ま
れた形で固定されている。
外板２にファスナ１０及び接着剤によって結合されてい
る。また、アウターペイン６、インナーペイン７及びシ
ール８は、ウインドウフレーム４に取付けられたウイン
ドウリテイニングパン５とウインドウフレーム４に挟ま
れた形で固定されている。
【０００５】この従来のウインドウでは、アウターペイ
ン６及びインナーペイン７に荷重がかからないように周
辺部９を補強するために、強固なダブラ３及びウインド
ウフレーム４が必要となる。
ン６及びインナーペイン７に荷重がかからないように周
辺部９を補強するために、強固なダブラ３及びウインド
ウフレーム４が必要となる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の航空機の
パッセンジャーウインドウでは、アウターペイン６及び
インナーペイン７に荷重がかからないように周辺構造部
９を補強するため強固なダブラ３及びウインドウフレー
ム４が必要となる。その結果、重い構造となり、パッセ
ンジャーウインドウの数、面積が共に低いレベルに制限
される。また、複雑な構造であるため設計も難しい。
パッセンジャーウインドウでは、アウターペイン６及び
インナーペイン７に荷重がかからないように周辺構造部
９を補強するため強固なダブラ３及びウインドウフレー
ム４が必要となる。その結果、重い構造となり、パッセ
ンジャーウインドウの数、面積が共に低いレベルに制限
される。また、複雑な構造であるため設計も難しい。
【０００７】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる強化板を提供しようとするものである。
できる強化板を提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の強化板は、ガラ
ス板又はアクリル板の他構造物へ結合される周辺部に強
化繊維を入れ込んで補強したことを特徴とする。
ス板又はアクリル板の他構造物へ結合される周辺部に強
化繊維を入れ込んで補強したことを特徴とする。
【０００９】本発明では、他構造物へ結合される透明な
ガラス板又はアクリル板の周辺部に強化繊維を入れ込ん
で補強しているために、板の周辺部と他構造物の結合部
の強度と弾性率が向上する。これによって、他構造物へ
の結合部の単純化と軽量化を実現することができる。ま
た、設計、工作、整備についてコストダウンを図ること
ができる。
ガラス板又はアクリル板の周辺部に強化繊維を入れ込ん
で補強しているために、板の周辺部と他構造物の結合部
の強度と弾性率が向上する。これによって、他構造物へ
の結合部の単純化と軽量化を実現することができる。ま
た、設計、工作、整備についてコストダウンを図ること
ができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】航空機のパッセンジャーウインド
ウ用の強化板に係る本発明の実施の一形態を、図１によ
って説明する。このパッセンジャーウインドウは、外板
２、ダブラ３、ウインドウリテイニングパン５、透明な
強化ガラスを用いたアウターペイン６、透明な強化ガラ
スを用いたインナーペイン７及びシール８からなる。
ウ用の強化板に係る本発明の実施の一形態を、図１によ
って説明する。このパッセンジャーウインドウは、外板
２、ダブラ３、ウインドウリテイニングパン５、透明な
強化ガラスを用いたアウターペイン６、透明な強化ガラ
スを用いたインナーペイン７及びシール８からなる。
【００１１】ウインドウリテイニングパン５により、ア
ウターペイン６、インナーペイン７及びシール８を外板
２の内側に配する。またウインドウの周辺構造部９を補
強するためにアウターペイン６の外周を取囲むダブラ３
を外板２の外側に配する。前記外板２、ダブラ３、ウイ
ンドウリテイニングパン５、アウターペイン６、インナ
ーペイン７及びシール８は、ファスナ１０と接着剤によ
って結合される。
ウターペイン６、インナーペイン７及びシール８を外板
２の内側に配する。またウインドウの周辺構造部９を補
強するためにアウターペイン６の外周を取囲むダブラ３
を外板２の外側に配する。前記外板２、ダブラ３、ウイ
ンドウリテイニングパン５、アウターペイン６、インナ
ーペイン７及びシール８は、ファスナ１０と接着剤によ
って結合される。
【００１２】前記アウターペイン６及びインナーペイン
７の外板２、ダブラ３、ウインドウリテイニングパン５
及びシール８に結合される周辺部には、強化繊維１１が
入れ込まれていて、アウターペイン６及びインナーペイ
ン７は強化ガラスとなっている。この強化繊維１１とし
ては、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、ボロン繊
維、金属繊維等が用いられる。
７の外板２、ダブラ３、ウインドウリテイニングパン５
及びシール８に結合される周辺部には、強化繊維１１が
入れ込まれていて、アウターペイン６及びインナーペイ
ン７は強化ガラスとなっている。この強化繊維１１とし
ては、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、ボロン繊
維、金属繊維等が用いられる。
【００１３】本実施の形態では、以上のように、アウタ
ーペイン６及びインナーペイン７の周辺部に強化繊維１
１が入れ込まれて補強されているので、外板２とダブラ
３等との結合部の強度と弾性率が向上し、図２に示す従
来のパッセンジャーウインドウに用いられているウイン
ドウフレームを除去することができ、部品数を少なくし
て結合部の単純化と軽量化を実現することができると共
に、設計、工作、整備についてコストダウンを図ること
ができる。また、前記結合部の単純化と軽量化によって
ウインドウを大型化し、かつ、ウインドウの設置数を多
くすることができる。
ーペイン６及びインナーペイン７の周辺部に強化繊維１
１が入れ込まれて補強されているので、外板２とダブラ
３等との結合部の強度と弾性率が向上し、図２に示す従
来のパッセンジャーウインドウに用いられているウイン
ドウフレームを除去することができ、部品数を少なくし
て結合部の単純化と軽量化を実現することができると共
に、設計、工作、整備についてコストダウンを図ること
ができる。また、前記結合部の単純化と軽量化によって
ウインドウを大型化し、かつ、ウインドウの設置数を多
くすることができる。
【００１４】なお、前記実施の形態で、アウターペイン
とインナーペインに透明なガラス板を用いているが、透
明なアクリル板を用いることもできる。
とインナーペインに透明なガラス板を用いているが、透
明なアクリル板を用いることもできる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、ガラス板又はアクリル板の他
構造物へ結合される周辺部に強化繊維を入れ込んでいる
ので、結合部の軽量化と単純化を実現することができ、
かつ、設計、工作、整備のコストダウンを図ることがで
きる。
構造物へ結合される周辺部に強化繊維を入れ込んでいる
ので、結合部の軽量化と単純化を実現することができ、
かつ、設計、工作、整備のコストダウンを図ることがで
きる。
【図１】本発明の実施の一形態を示し、図１（ａ）はそ
の構造説明図、図１（ｂ）は図１（ａ）のＡ−Ａ矢視断
面図である。
の構造説明図、図１（ｂ）は図１（ａ）のＡ−Ａ矢視断
面図である。
【図２】従来のパッセンジャーウインドウを示し、図２
（ａ）はその構造説明図、図２（ｂ）は図２（ａ）のＢ
−Ｂ矢視断面図である。
（ａ）はその構造説明図、図２（ｂ）は図２（ａ）のＢ
−Ｂ矢視断面図である。
２ 外板 ３ ダブラ ４ ウインドウフレーム ５ ウインドウリテイニングパン ６ アウターペイン ７ インナーペイン ８ シール ９ 周辺構造部 １０ ファスナ １１ 強化繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｂ２９Ｋ 33:04 105:06
Claims (1)
- 【請求項１】 ガラス板又はアクリル板の他構造物へ結
合される周辺部に強化繊維を入れ込んで補強したことを
特徴とする強化板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194605A JPH1036139A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 強化板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194605A JPH1036139A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 強化板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1036139A true JPH1036139A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16327334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8194605A Withdrawn JPH1036139A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 強化板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1036139A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005065920A3 (en) * | 2003-09-04 | 2005-09-15 | Boeing Co | Method of making a window skin panel |
| WO2005113333A2 (en) * | 2004-05-10 | 2005-12-01 | The Boeing Company | Load bearing window |
| JP2007504049A (ja) * | 2003-09-04 | 2007-03-01 | ザ・ボーイング・カンパニー | 樹脂が注入された透明な外皮パネルおよびその製造方法 |
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| JP2009504468A (ja) * | 2005-08-08 | 2009-02-05 | エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー | 航空機外板の窓切欠への挿入用窓部材 |
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| KR101223979B1 (ko) | 2010-09-03 | 2013-01-18 | 삼성중공업 주식회사 | 선체 곡직부 윈도우 설치 구조물 |
| CN103648907A (zh) * | 2011-02-28 | 2014-03-19 | 空中客车营运有限公司 | 飞机或航天器的机身部分和门框结构 |
| JP2018003645A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 株式会社クボタ | 点検窓ユニット及びポンプ装置 |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP8194605A patent/JPH1036139A/ja not_active Withdrawn
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2011093527A (ja) * | 2004-05-10 | 2011-05-12 | Boeing Co:The | 耐力窓 |
| JP4717880B2 (ja) * | 2004-05-10 | 2011-07-06 | ザ・ボーイング・カンパニー | 耐力窓 |
| US7028950B2 (en) | 2004-05-10 | 2006-04-18 | The Boeing Company | Load bearing window |
| WO2005113333A3 (en) * | 2004-05-10 | 2005-12-29 | Boeing Co | Load bearing window |
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| US8297556B2 (en) | 2005-08-08 | 2012-10-30 | Airbus Operations Gmbh | Window element for insertion in a window cutout in an outer skin of an aircraft |
| EP1932757A1 (en) * | 2006-12-15 | 2008-06-18 | Airbus Deutschland GmbH | Bonded aluminium window frame on fibre metal laminate fuselage skin |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |