JPH1035769A - 書籍用コンパクトディスク収納袋 - Google Patents
書籍用コンパクトディスク収納袋Info
- Publication number
- JPH1035769A JPH1035769A JP20639996A JP20639996A JPH1035769A JP H1035769 A JPH1035769 A JP H1035769A JP 20639996 A JP20639996 A JP 20639996A JP 20639996 A JP20639996 A JP 20639996A JP H1035769 A JPH1035769 A JP H1035769A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compact disk
- back sheet
- nonwoven fabric
- compact
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Sheet Holders (AREA)
- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 雑誌などを店頭に並べる際に、雑誌などに添
付したコンパクトディスクが抜け落ちたり、コンパクト
ディスクの表面に傷がついたり、塵埃が付着するなどの
事故が発生しやすい。また、コンパクトディスクがきわ
めて容易に取り出せるため、持ち去られ易い。 【解決手段】 不織布５の裏に合成樹脂製フィルム６を
挟んでタック紙７を接着して裏シート４を形成すると共
に、この裏シート４の一部にコンパクトディスク投入口
１０を開口する。さらに、収容すべきコンパクトディス
クの外径よりも長い弱め線３を設けた透明な表シート１
形成し、この表シート１を前記裏シート４の不織布５側
に重ね、表シート１と裏シート４の周縁を熱熔着してコ
ンパクトディスク収納袋１１を形成する。コンパクトデ
ィスク投入口１０は、袋１１を本１２に貼付することに
より塞がれるので、運搬中や店頭に陳列する場合などに
コンパクトディスク２が脱落する事故が防げる。また、
コンパクトディスク収納袋１１内に塵埃が入らない。ま
たコンパクトディスク２は弱め線３を切り離し容易に取
出せる。
付したコンパクトディスクが抜け落ちたり、コンパクト
ディスクの表面に傷がついたり、塵埃が付着するなどの
事故が発生しやすい。また、コンパクトディスクがきわ
めて容易に取り出せるため、持ち去られ易い。 【解決手段】 不織布５の裏に合成樹脂製フィルム６を
挟んでタック紙７を接着して裏シート４を形成すると共
に、この裏シート４の一部にコンパクトディスク投入口
１０を開口する。さらに、収容すべきコンパクトディス
クの外径よりも長い弱め線３を設けた透明な表シート１
形成し、この表シート１を前記裏シート４の不織布５側
に重ね、表シート１と裏シート４の周縁を熱熔着してコ
ンパクトディスク収納袋１１を形成する。コンパクトデ
ィスク投入口１０は、袋１１を本１２に貼付することに
より塞がれるので、運搬中や店頭に陳列する場合などに
コンパクトディスク２が脱落する事故が防げる。また、
コンパクトディスク収納袋１１内に塵埃が入らない。ま
たコンパクトディスク２は弱め線３を切り離し容易に取
出せる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
クを書籍に添付する際に使用するコンパクトディスク収
納袋の改良に関する。
クを書籍に添付する際に使用するコンパクトディスク収
納袋の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】コンパクトディスクは、記憶容量の多さ
に加え外形が小さいので、各種情報の記録担体として広
く普及し、値段も安くなってきた。このコンパクトディ
スクの低廉化にともない、書籍や雑誌などの本の付録に
コンパクトディスクが添付されることも多くなってき
た。この場合、コンパクトディスクの添付による本の価
格上昇を極力避けようとする傾向があり、またコンパク
トディスクのケースにより本が厚くならないようにした
いという要求もある。このため、書籍や雑誌に添付する
コンパクトディスク用の容器としては、ジュエルボック
スと呼ばれ市場に広く出回っている硬質プラスチック製
の箱状のケースに代えて、上部が開放した紙製の袋等が
使用されている。
に加え外形が小さいので、各種情報の記録担体として広
く普及し、値段も安くなってきた。このコンパクトディ
スクの低廉化にともない、書籍や雑誌などの本の付録に
コンパクトディスクが添付されることも多くなってき
た。この場合、コンパクトディスクの添付による本の価
格上昇を極力避けようとする傾向があり、またコンパク
トディスクのケースにより本が厚くならないようにした
いという要求もある。このため、書籍や雑誌に添付する
コンパクトディスク用の容器としては、ジュエルボック
スと呼ばれ市場に広く出回っている硬質プラスチック製
の箱状のケースに代えて、上部が開放した紙製の袋等が
使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような紙
製の袋では、運搬中や店頭でコンパクトディスクが本か
ら抜け落ちたり、コンパクトディスクの光学表面（情報
を記録した面）に傷が付いたり、紙粉末のような塵埃が
付着するなどの事故が発生しやすい。また袋から簡単に
コンパクトディスクが取り出せるため本から抜き取られ
て盗まれやすいという欠点もある。
製の袋では、運搬中や店頭でコンパクトディスクが本か
ら抜け落ちたり、コンパクトディスクの光学表面（情報
を記録した面）に傷が付いたり、紙粉末のような塵埃が
付着するなどの事故が発生しやすい。また袋から簡単に
コンパクトディスクが取り出せるため本から抜き取られ
て盗まれやすいという欠点もある。
【０００４】本発明は、上記の欠点を解消し、コンパク
トディスクの抜け落ちや、光学表面に傷がついたり、塵
埃が付着するなどの事故を防止するとともに、コンパク
トディスクを容易に持ち去ることのできない収納袋を提
供することを目的とする。
トディスクの抜け落ちや、光学表面に傷がついたり、塵
埃が付着するなどの事故を防止するとともに、コンパク
トディスクを容易に持ち去ることのできない収納袋を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、不織布の裏に合成樹脂製フィルムを挟ん
でタック紙を接着して裏シートを形成すると共に、この
裏シートの一部にコンパクトディスク投入口を開口す
る。そして収容すべきコンパクトディスクの外径よりも
長い弱め線を設けた透明な表シートを前記裏シートの不
織布側に重ね、表シートと裏シートの周縁を熱熔着して
構成する。タック紙は、離型紙の一面に接着剤を塗布し
たもので、不織布などに接着後、離型紙を剥すと接着剤
が露出し、不織布を他に接着することが可能となる。
に本発明では、不織布の裏に合成樹脂製フィルムを挟ん
でタック紙を接着して裏シートを形成すると共に、この
裏シートの一部にコンパクトディスク投入口を開口す
る。そして収容すべきコンパクトディスクの外径よりも
長い弱め線を設けた透明な表シートを前記裏シートの不
織布側に重ね、表シートと裏シートの周縁を熱熔着して
構成する。タック紙は、離型紙の一面に接着剤を塗布し
たもので、不織布などに接着後、離型紙を剥すと接着剤
が露出し、不織布を他に接着することが可能となる。
【０００６】
【発明の実施形態】以下に図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。１は表シートであり、軟質ポ
リ塩化ビニル製の透明な矩形のシートからなる。ここ
で、透明とは、一般にいう透明のほか半透明をも含む。
また、この表シート１の上部には、収容するコンパクト
ディスク２の外径よりもやや大きい半円形状の弱め線３
を設ける（図１参照）。
の形態について説明する。１は表シートであり、軟質ポ
リ塩化ビニル製の透明な矩形のシートからなる。ここ
で、透明とは、一般にいう透明のほか半透明をも含む。
また、この表シート１の上部には、収容するコンパクト
ディスク２の外径よりもやや大きい半円形状の弱め線３
を設ける（図１参照）。
【０００７】４は裏シートであり、それぞれ表シート１
と同寸の矩形の不織布５，合成樹脂製フィルム６，タッ
ク紙７からなり、これらタック紙７，合成樹脂製フィル
ム６，不織布５を順に積重し接着したものである（図２
参照）。タック紙７は、離型紙８の上に接着剤９を塗布
したものであり、接着剤９を塗布した接着面を合成樹脂
製フィルム６に貼付した後、離型紙８を剥すと合成樹脂
製フィルム６側に接着剤９が移行する。合成樹脂製フィ
ルム６と不織布５はラミネート加工により張り合わせ
る。さらに、この裏シート４の上部には、収容するコン
パクトディスク２の直径より長く、裏シート４の横幅よ
りも短いコンパクトディスク投入口１０を形成する。
と同寸の矩形の不織布５，合成樹脂製フィルム６，タッ
ク紙７からなり、これらタック紙７，合成樹脂製フィル
ム６，不織布５を順に積重し接着したものである（図２
参照）。タック紙７は、離型紙８の上に接着剤９を塗布
したものであり、接着剤９を塗布した接着面を合成樹脂
製フィルム６に貼付した後、離型紙８を剥すと合成樹脂
製フィルム６側に接着剤９が移行する。合成樹脂製フィ
ルム６と不織布５はラミネート加工により張り合わせ
る。さらに、この裏シート４の上部には、収容するコン
パクトディスク２の直径より長く、裏シート４の横幅よ
りも短いコンパクトディスク投入口１０を形成する。
【０００８】そして、裏シート４の不織布５側に表シー
ト１を重ね、その周囲を熱熔着（ウェルダ加工）して、
コンパクトディスク収納袋１１を形成する（図１参
照）。この熱熔着の際に合成樹脂製フィルム６が、不織
布５側に接着剤９が滲出して接着不良を起すのを防止す
る。合成樹脂製フィルム６は、熱に強く、接着剤が滲出
しない材質のものが必要で、ナイロンフィルムなどがよ
い。また、透明な表シート１は、コンパクトディスクの
ラベル面が転写移行したり傷付いたりしないよう、弾力
のあるものがよく、軟質ポリ塩化ビニルのシートなどを
使用する。
ト１を重ね、その周囲を熱熔着（ウェルダ加工）して、
コンパクトディスク収納袋１１を形成する（図１参
照）。この熱熔着の際に合成樹脂製フィルム６が、不織
布５側に接着剤９が滲出して接着不良を起すのを防止す
る。合成樹脂製フィルム６は、熱に強く、接着剤が滲出
しない材質のものが必要で、ナイロンフィルムなどがよ
い。また、透明な表シート１は、コンパクトディスクの
ラベル面が転写移行したり傷付いたりしないよう、弾力
のあるものがよく、軟質ポリ塩化ビニルのシートなどを
使用する。
【０００９】このコンパクトディスク収納袋１１は、次
のように使用する。まず、投入口１０よりコンパクトデ
ィスク２の記録面を不織布５側に向けて袋内に入れて
（図４参照）、離型紙８を剥がし本１２に貼付する（図
３参照）。本の購入者は、弱め線３を切り離し表シート
１側からコンパクトディスク２を取出す（図５参照）。
のように使用する。まず、投入口１０よりコンパクトデ
ィスク２の記録面を不織布５側に向けて袋内に入れて
（図４参照）、離型紙８を剥がし本１２に貼付する（図
３参照）。本の購入者は、弱め線３を切り離し表シート
１側からコンパクトディスク２を取出す（図５参照）。
【００１０】コンパクトディスク投入口１０は、袋１１
を本１２に貼付することにより塞がれるので、運搬中や
店頭に陳列する場合などにコンパクトディスク２が脱落
する事故が防げる。また、コンパクトディスク収納袋１
１内に塵埃が入らない。
を本１２に貼付することにより塞がれるので、運搬中や
店頭に陳列する場合などにコンパクトディスク２が脱落
する事故が防げる。また、コンパクトディスク収納袋１
１内に塵埃が入らない。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、裏シートの一部にコンパクト
ディスク投入口を開口したので、ここから容易にコンパ
クトディスクを袋内に収容できる。また、裏シートにタ
ック紙を使用したので、離型紙を剥がすだけで容易に収
納袋を本に貼付できる。また、コンパクトディスク投入
口は雑誌などに貼付することにより塞がれ、ここからの
塵埃の侵入を防止できるとともに、コンパクトディスク
が袋内より脱落する事故が防止できる。また、不織布の
裏に合成樹脂製フィルムを挟んでタック紙を接着して裏
シートを形成したので、表シートと裏シートを熱熔着す
る際に不織布側に接着剤が滲出して接着不良になるのを
防ぎ、確実に表裏シートを接着できる。また、表シート
の上部には収容するコンパクトディスクの外径よりも長
い弱め線を設けたので、弱め線を切り離さない限りコン
パクトディスクを取出すことができない。よって、コン
パクトディスクの抜き取り万引きを防止できる。また、
購買後は、弱め線を切り離すという作業が必要になる
が、道具がいらず比較的簡便な操作によりコンパクトデ
ィスクを取出すことができる。不織布５はコンパクトデ
ィスク２の記録面を傷などからよく保護する。
ディスク投入口を開口したので、ここから容易にコンパ
クトディスクを袋内に収容できる。また、裏シートにタ
ック紙を使用したので、離型紙を剥がすだけで容易に収
納袋を本に貼付できる。また、コンパクトディスク投入
口は雑誌などに貼付することにより塞がれ、ここからの
塵埃の侵入を防止できるとともに、コンパクトディスク
が袋内より脱落する事故が防止できる。また、不織布の
裏に合成樹脂製フィルムを挟んでタック紙を接着して裏
シートを形成したので、表シートと裏シートを熱熔着す
る際に不織布側に接着剤が滲出して接着不良になるのを
防ぎ、確実に表裏シートを接着できる。また、表シート
の上部には収容するコンパクトディスクの外径よりも長
い弱め線を設けたので、弱め線を切り離さない限りコン
パクトディスクを取出すことができない。よって、コン
パクトディスクの抜き取り万引きを防止できる。また、
購買後は、弱め線を切り離すという作業が必要になる
が、道具がいらず比較的簡便な操作によりコンパクトデ
ィスクを取出すことができる。不織布５はコンパクトデ
ィスク２の記録面を傷などからよく保護する。
【図１】コンパクトディスク収納袋の平面図である。
【図２】裏シートを分解した状態の斜視図である。
【図３】コンパクトディスク収納袋を雑誌に貼付した状
態の図である。
態の図である。
【図４】コンパクトディスク収納袋内にコンパクトディ
スクを収納する状態の図である。
スクを収納する状態の図である。
【図５】コンパクトディスク収納袋からコンパクトディ
スクを取出した状態の図である。
スクを取出した状態の図である。
１ 表シート ２ コンパクトディスク ３ 弱め線 ４ 裏シート ５ 不織布 ６ 合成樹脂製フィルム ７ タック紙 １０ コンパクトディスク投入口 １１ コンパクトディスク収納袋
Claims (1)
- 【請求項１】 不織布の裏に合成樹脂製フィルムを挟ん
でタック紙を接着して裏シートを形成すると共に、この
裏シートの一部にコンパクトディスク投入口を開口し、
さらに収容すべきコンパクトディスクの外径よりも長い
弱め線を設けた透明な表シートを前記裏シートの不織布
側に重ね、表シートと裏シートの周縁を熱熔着してなる
書籍用コンパクトディスク収納袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8206399A JP2983005B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 書籍用コンパクトディスク収納袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8206399A JP2983005B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 書籍用コンパクトディスク収納袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035769A true JPH1035769A (ja) | 1998-02-10 |
| JP2983005B2 JP2983005B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=16522720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8206399A Expired - Fee Related JP2983005B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 書籍用コンパクトディスク収納袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2983005B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP8206399A patent/JP2983005B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2983005B2 (ja) | 1999-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990908 |
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