JP3012838B1 - ディスク類の包装構造 - Google Patents

Abstract

【要約】 【課題】 カバーシートの透視可能な情報記載面積を拡
大するとともにカバーシートの折畳状態から簡単容易に
展開して使用形態を採る包装構造を得る。 【解決手段】 ディスク類Ｄが収納されるディスクホル
ダ１と、このディスクホルダ１を固着する一の折畳片２
３と、この一の折畳片２３に折り畳み自在に連結する他
の折畳片２１、２２とを備え、最後に折り畳まれる折畳
片２１の自由端に一方の着磁部５を設け、この折畳片２
１が折り畳まれたときに一方の着磁部５と対応する他の
折畳片またはディスクホルダ１に全ての折畳片が折り畳
まれた状態を着磁する他方の着磁部６を設け、前記折畳
片の少なくとも一片をディスクホルダ１に重ね前記最後
の折畳片を展開させた状態で包装フィルム３で透視可能
に外側から被包してなる。カバーシート２の折畳片２２
をディスクホルダ１に重ね他の折畳片２１を展開させた
状態で包装フィルム３で被包する。また、折畳片２１を
包装フィルム３とともに折り畳んでディスクホルダ１に
重ね、着磁部５、６で全ての折畳片が折り畳まれた状態
を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＤ，ＤＶＤ等か
らなるディスク類を個別包装（個装）する技術分野に属
する。

【０００２】

【従来の技術】最近では、音声情報を記憶させたＣＤか
ら音声情報に加えて映像情報をも記憶したＤＶＤ等が普
及してきており、ディスク類Ｄに記憶される情報の種
類，質，量が飛躍的に変化している。このため、ディス
ク類Ｄに記憶されている情報を正確に解説したり、ディ
スク類Ｄに記憶されている情報に対応した購買意欲を喚
起するための装飾が必要になってきており、情報記載面
積の拡大が社会的要求となっている。

【０００３】このような情報記載面積の拡大に応えるべ
く、従来のディスク類の包装構造の中には、たとえばデ
ィスクホルダが固着されるカバーシートが三つ折り以上
に折り畳まれてディスクホルダに重ねられる構成になっ
ており、図１１，図１２に示すものが知られている。

【０００４】図示する従来のディスク類の包装構造は、
ディスク類Ｄが収納されるディスクホルダ１と、中央の
折畳片２１にディスクホルダ１が固着され他の折畳片２
２，２３が三つ折りに折畳まれてディスクホルダ１に重
ねられるカバーシート２と、全ての折畳片２１，２２，
２３が折畳まれてディスクホルダ１に重ねられたカバー
シート２を透視可能に外側から被包する包装フィルム３
とからなる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の従来
のディスク類の包装構造では、カバーシート２の全ての
折畳片２１，２２，２３が折り畳まれた状態を固定可能
となっていないので、包装フィルム３から取り出し後の
取り扱い時にカバーシート２の折畳片２２，２３の自由
端が不用意に開いてしまって取り扱い難い問題があっ
た。また、包装フィルム３からカバーシート２の折畳片
２１，２２の片面ずつの合計二面が透視されるのみで、
カバーシート２の透視可能な情報記載面積が少ないとい
う問題があった。

【０００６】本発明は、このような問題点，社会的要求
を考慮してなされたもので、第１に、カバーシートの全
ての折畳片が折り畳まれた状態を保持可能で取り扱い易
いディスク類の包装構造を提供すること、第２に、カバ
ーシートの透視可能な情報記載面積を拡大することので
きるディスク類の包装構造を提供することを目的とす
る。

【０００７】

【課題を解決するための手段】前述の第１の目的を達成
するため、本発明に係るディスク類の包装構造は、次の
ような手段を採用する。

【０００８】即ち、請求項１記載の発明では、ディスク
類が収納されるディスクホルダと、このディスクホルダ
を固着する一の折畳片と、この一の折畳片に折り畳み自
在に連結する他の折畳片とを備え、最後に折り畳まれる
折畳片の自由端に一方の着磁部を設け、この折畳片が折
り畳まれたときに一方の着磁部と対応する他の折畳片又
はディスクホルダに全ての折畳片が折り畳まれた状態を
着磁する他方の着磁部を設け、前記折畳片の少なくとも
一片をディスクホルダに重ねて前記最後の折畳片を展開
させた状態としたままで折畳み可能な材質からなる包装
フィルムで透視可能に外側から被包してなることを特徴
とする。

【０００９】この手段では、カバーシートのディスクホ
ルダが固着された折畳片の固着面とディスクホルダに重
ねられた折畳片のディスクホルダへの当接面以外は、全
て透視が可能な情報記載に利用可能となる。このため、
カバーシートの透視可能な情報記載面積が拡大される。
そして、被包された状態のまま展開させた折畳片を折畳
んでディスクホルダに重ねると、カバーシートの全ての
折畳片が折畳まれた状態が着磁部で着磁され、運搬、保
管、展示の際に完全な折り畳み状態とすることができ
る。一方、展示の際に購買者等が手に取って折畳片の着
磁を剥がし、カバーシートの折畳片を包装フィルムとと
もに展開する使用状態を採ることができる。

【００１０】また、請求項２記載の発明では、請求項１
記載のディスク類の包装構造において、前記一方の着磁
部が金属片で、他方の着磁部が磁石片であり、前記金属
片が折畳片の自由端の内部に挟み込まれ、前記磁石片が
ディスクホルダの内部空間に設けられてなることを特徴
とする。

【００１１】この手段では、包装フィルムで被包したま
まで展開状態から折り畳んで着磁される。

【００１２】また、請求項３記載の発明では、請求項１
記載のディスク類の包装構造において、包装フィルムは
接着，剥離を繰返すことのできる再接着性の接着剤で封
止される封口を備えた封筒形からなることを特徴とす
る。

【００１３】この手段では、包装フィルムにディスクホ
ルダ，カバーシートを挿入して封口を封止することで被
包がなされる。封口を開くと、ディスクホルダ，カバー
シートの引出しが可能になる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスク類の
包装構造の実施の形態を図１〜図１０に基いて説明す
る。

【００１５】図１〜図４は、第１の目的を達成する本発
明に係るディスク類の包装構造の一実施の形態を示すも
のである。

【００１６】この実施の形態では、ディスクホルダ１
と、カバーシート２と、カバーシート２の全ての折畳片
が折り畳まれた状態を着磁する一方の着磁部５および他
方の着磁部６とで構成される。

【００１７】カバーシート２は、紙材，合成樹脂材また
はこれ等の積層複合材等からなり、その中心線上で二つ
折りして内層２ａと外層２ｂを貼り合わせて内外二層の
長方形に形成され、３つ折り可能に折目２４を設けて三
枚のほぼ正方形の折畳片２１，２２，２３が形成されて
いる。なお、折目２４部分の内層２ａは切り欠きされて
いる。また、カバーシート２の表面にはディスク類Ｄに
記憶されている情報に対応した装飾や文字等の各種情報
が印刷されている。

【００１８】ディスクホルダ１は、合成樹脂材で成形さ
れ、片面にディスク類Ｄを嵌合収納することができるよ
うにした嵌合溝１ａを有し、他の片面に内部空間１ｂを
有してなり、嵌合溝１ａのある側を上にして接着剤等で
カバーシート２の一端側の折畳片２３に固着されてい
る。

【００１９】一方の着磁部５は、薄い細長の金属片から
なり、折畳片２１の自由端に設けるもので、前記カバー
シート２の内層２ａと外層２ｂの間に挟み込んで両面テ
ープ７等で固定してなる。

【００２０】他方の着磁部６は、棒状の磁石片からな
り、前記折畳片２１が折り畳まれたときに一方の着磁部
５に対応して配置されるもので、両面テープ８等で折畳
片２３に固定し、この折畳片２３に固着されるディスク
ホルダ１の内部空間１ｂに収納してなる。

【００２１】しかして、この実施の形態では、折畳片２
２を折目２４で折り畳んでディスクホルダ１に重ね、次
いで、折畳片２１を折目２４で折り畳んで折畳片２３に
重ねることにより包装が完成する。このように包装され
たディスク類Ｄの包装構造では、着磁部６の吸引力でカ
バーシート２の全ての折畳片２１、２２、２３が折畳ま
れた状態が保持される。そして、保持部５、６がカバー
シート２の外面に露出していないので、カバーシート２
の情報記載面の邪魔にならず、外観上体裁が良い。

【００２２】次に、図５は他の実施の形態で、、中央の
折畳片２１にディスクホルダ１が固着された構成例を示
す。そして、たとえば先に折畳片２３を折り畳んでディ
スクホルダ１に重ね、最後に折畳片２２を折り畳んで折
畳片２３に重ねることにより包装が完成する。このよう
に包装されたディスク類Ｄの包装構造では、折畳片２３
を介して着磁部５、６で着磁し、全ての折畳片２１、２
２、２３が折畳まれた状態が保持される。なお、図示し
ないが、一方の着磁部５を折畳片２３の自由端に設け、
これに対応して他方の着磁部６を配置する構成としても
よい。

【００２３】次に、図６〜図８は、第２の目的を達成す
る本発明に係るディスク類の包装構造の一実施の形態を
示すものである。

【００２４】この実施の形態では、ディスクホルダ１、
カバーシート２、着磁部５、６、および包装フィルム３
で構成されている。

【００２５】ディスクホルダ１、カバーシート２および
着磁部５、６は、上述したディスクホルダ１、カバーシ
ート２および着磁部５、６と同様の構成なので、同一符
号を付して詳しい説明を省略する。

【００２６】包装フィルム３は、透明のポリプロピレン
フィルム等で長方形の封筒形に形成されている。ポリプ
ロピレンフィルムとしては、東セロ社製の厚さ４０〜５
０ミクロンのものが好適である。例えば、二軸延伸ポリ
プロピレンフィルムと無延伸ポリプロピレンフィルムと
をドライラミネートすることで繰り返し使用耐量を高め
ることができる。包装フィルム３の長手方向の一端部に
は、前述の折畳み，展開状態のカバーシート２を長手方
向へ挿入，引出し可能な封口３１が設けられている。封
口３１には、封口３１を開閉する折返し可能な封止片３
２が設けられている。この包装フィルム３は、例えば、
ポリプロピレンフィルムの扁平チューブの一端部を封止
片３２を形成するように切断し他端部を熱融着等で閉塞
することにより製造される。

【００２７】この包装フィルム３の封止片３２の折返し
位置には、接着，剥離を繰返すことのできる再接着性の
接着剤４が帯状に塗着されている。接着剤４としては、
サイデン化学社製のサイビノール（商品名）が好適であ
る。

【００２８】なお、前記カバーシート２は、ディスクホ
ルダ１が固着されていない一方の折畳片２２のみをディ
スクホルダ１に重ね、ディスクホルダ１が固着されてい
ない他の折畳片２１を展開させた状態で包装フィルム３
で被包される。

【００２９】この実施の形態によると、図６中矢印に示
すように、包装フィルム３の封口３１から前述の折畳
み，展開状態のカバーシート２を長手方向へ挿入し、包
装フィルム３の封止片３２の折返して接着剤４に接着し
て封止することにより図７に示すごとく包装が完成す
る。

【００３０】このように包装されたディスク類Ｄは、カ
バーシート２の折畳片２２に覆われて保護されているた
め、包装フィルム３の接触で記録面に静電気が発生して
汚れ等が付着したりノイズが生じたり、包装フィルム３
の接着でレーベル面の印刷が剥落したりすることがな
い。

【００３１】また、このように包装されたカバーシート
２は、ディスクホルダ１が固着された折畳片２３の一面
と、ディスクホルダ１に重ねられた折畳片２２の一面
と、ディスクホルダ１に重ねられていない折畳片２１の
両面（二面）とが包装フィルム３から透視されることに
なる。即ち、前述の従来例の合計二面に対して合計四面
が透視されることになり、カバーシート２の透視可能な
情報記載面積が倍増されることになる。

【００３２】さらに、この実施の形態では、図７、図８
に示すように、カバーシート２のディスクホルダ１に重
ねられていない折畳片２１を包装フィルム３とともに折
畳んでディスクホルダ１に重ねることができる。この折
畳状態は、着磁部６の吸引力によって保持される。

【００３３】従って、運搬，保管，展示の際に図８に示
すような完全な折畳み状態としておき、購買者等が手に
取って着磁部５、６の着磁を剥離してカバーシート２の
折畳片２１を包装フィルム３とともに展開する使用形態
を採ることができる。この使用形態によると、運搬，保
管，展示の際のスペースが削減されると同時に、購買者
が広い情報記載面積から情報を得ることができる。

【００３４】ところで、図８に示すような完全な折畳み
状態を保持する手段として、包装フィルム３の長手方向
の一端部にたとえば両面テープを細帯状に接着する構成
とし、両面テープと包装フィルム３との接着によって保
持することが考えられる。しかし、このような接着によ
って保持する手段では、一般に梱包時は多数量が重ねら
れているので、重量により両面テープと包装フィルム３
との接着が強固になって剥離し難くなるとともに剥離す
るとき「バリッ」と大きな炸裂音が発生するし、また、
両面テープにゴミが付着する等の不具合がある。特に、
大きな炸裂音は購買者に不快感を与えることとなり、購
買者が広い情報記載面積から情報を得ようとすることに
消極的になり、展示効果に悪影響を及ぼす恐れがある。

【００３５】これに対して、着磁部で着磁して保持する
本願のディスク類の包装構造では、重ねられて梱包され
ていても剥離し難くなることがなく、また展示の際に炸
裂音を生じることもなく簡単容易に折畳み状態から展開
する使用形態を採ることができる。これにより、購買者
は広い情報記載面積からの情報をスムーズに積極的に得
ることができる。

【００３６】さらに、この実施の形態では、包装フィル
ム３の封口３１を封止している封止片３２を接着剤４の
特性から開くことができるため、包装フィルム３からカ
バーシート２を引出してディスクホルダ１に重ねられて
いる折畳片２３の隠れた面を見ることもできる。なお、
引出されたカバーシート２については、再度の包装が可
能である。

【００３７】図９は、本発明に係るディスク類の包装構
造の他の実施の形態を示すものである。

【００３８】この実施の形態では、包装フィルム３の封
口３１を短手方向の一端部に設けてある。また、接着剤
４を包装フィルム３の封止片３２に塗着してある。

【００３９】この実施の形態によると、図６〜８の実施
の形態と包装フィルム３に対するカバーシート２の挿
入，引出し方向が異なるものの他の作用，効果が同様に
奏される。

【００４０】図１０は、本発明に係るディスク類の包装
構造のさらに他の実施の形態を示すものである。

【００４１】この実施の形態では、カバーシート２を四
つ折りにして折畳片２１，２２，２３，２５を四片形成
してある。

【００４２】この実施の形態によると、完全に折畳むの
に折畳回数が増えるのみで何等支障はなく、図６〜８の
実施の形態と同様の作用、効果が奏される。

【００４３】以上、図示した実施の形態の外に、カバー
シート２を五つ折り、その他の複数折りに形成すること
も可能である。

【００４４】さらに、カバーシート２の折り数が多い場
合には、二片以上の折畳片２１，２２，２３をディスク
ホルダ１に重ねたり、一部の折畳片２１，２２，２３同
士を重ねて包装フィルム３で被包することも可能であ
る。

【００４５】さらにまた、図示実施形態では、前記着磁
部５、６は、磁石片と金属片を組合せて構成したが、こ
のような構成に限るものでなく、着磁部５、６の少なく
ともいずれかが磁石片であればよいし、着磁部５、６の
形状、材質を種々に変更して用いられる。

【００４６】さらにまた、図示しないが、カバーシート
やディスク類は種々の大きさ、形状のものが用いられ
る。

【００４７】

【発明の効果】以上のように、本発明に係るディスク類
の包装構造は、折畳み可能な材質からなる包装フィルム
で透視可能に被包しているので、展開させた折畳片を折
畳んでディスクホルダに重ねると、外側で折畳された包
装フィルムを介してカバーシートの全ての折畳片が折畳
まれた状態が着磁部で着磁され、運搬、保管、展示の際
に完全な折畳状態として重ねておいてスペースの削減を
図ることができる。これに加えて、展示の際に折畳状態
から購買者等が手に取って簡単に着磁部の着磁を剥がし
て展開した使用形態を採ることができ、この場合には展
開した使用状態のままで包装フィルムを通して透視する
ことができ、購買者等の情報収集に便ならしめる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るディスク類の包装構造の一実施の
形態を示す包装完了前の斜視図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線の縦断面図である。

【図３】図１のＢ−Ｂ線の縦断面図である。

【図４】図１の包装完了状態図である。

【図５】本発明に係るディスク類の包装構造の他の実施
の形態を示す包装完了前の斜視図である。

【図６】本発明に係るディスク類の包装構造のさらに他
の実施の形態を示す包装完了前の斜視図である。

【図７】図６の包装完了状態図である。

【図８】図７の折畳んだ状態のＸ−Ｘ線拡大断面図であ
る。

【図９】本発明に係るディスク類の包装構造のさらに他
の実施の形態を示す包装完了前の斜視図である。

【図１０】本発明に係るディスク類の包装構造のさらに
他の実施の形態を示す包装完了前の斜視図である。

【図１１】従来例を示す包装完了前の斜視図である。

【図１２】従来例を示す包装完了状態の斜視図である。

【符号の説明】

１ ディスクホルダ ２ カバーシート ３ 包装フィルム ４ 接着剤 ５、６ 着磁部 ２１、２２、２３ 折畳片 ３１ 封口 Ｄ ディスク類

Claims (3)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ディスク類が収納されるディスクホルダ
   と、このディスクホルダを固着する一の折畳片と、この
   一の折畳片に折り畳み自在に連結する他の折畳片とを備
   え、最後に折り畳まれる折畳片の自由端に一方の着磁部
   を設け、この折畳片が折り畳まれたときに一方の着磁部
   と対応する他の折畳片又はディスクホルダに全ての折畳
   片が折り畳まれた状態を着磁する他方の着磁部を設け、
   前記折畳片の少なくとも一片をディスクホルダに重ねて
   前記最後の折畳片を展開させた状態としたままで折畳み
   可能な材質からなる包装フィルムで透視可能に外側から
   被包してなることを特徴とするディスク類の包装構造。
2. 【請求項２】 請求項１記載のディスク類の包装構造に
   おいて、前記一方の着磁部が金属片で、他方の着磁部が
   磁石片であり、前記金属片が折畳片の自由端の内部に挟
   み込まれ、前記磁石片がディスクホルダの内部空間に設
   けられてなることを特徴とするディスク類の包装構造。
3. 【請求項３】 請求項１記載のディスク類の包装構造に
   おいて、包装フィルムは接着，剥離を繰返すことのでき
   る再接着性の接着剤で封止される封口を備えた封筒形か
   らなることを特徴とするディスク類の包装構造。