JPH1035176A - 筆記具 - Google Patents
筆記具Info
- Publication number
- JPH1035176A JPH1035176A JP8191261A JP19126196A JPH1035176A JP H1035176 A JPH1035176 A JP H1035176A JP 8191261 A JP8191261 A JP 8191261A JP 19126196 A JP19126196 A JP 19126196A JP H1035176 A JPH1035176 A JP H1035176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- stopper hole
- sleeve
- writing
- writing instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K21/00—Propelling pencils
- B43K21/02—Writing-core feeding mechanisms
- B43K21/16—Writing-core feeding mechanisms with stepwise feed of writing-cores
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K21/00—Propelling pencils
- B43K21/02—Writing-core feeding mechanisms
- B43K21/16—Writing-core feeding mechanisms with stepwise feed of writing-cores
- B43K21/20—Writing-core feeding mechanisms with stepwise feed of writing-cores with writing-cores automatically replaced from magazines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K24/00—Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外筒の側面に形成されたストッパー孔に係止さ
れることにより外筒内で保持される筆記軸体を備えた筆
記具において、外筒に設けられるストッパー穴の形成を
簡単に行うことができるものとする。 【解決手段】外筒１０に設けられたストッパー孔１０ａ
に筆記軸体１１のスリーブ２４に設けられた径方向外側
に突出する可撓片２４ａの一部を挿入することにより、
筆記軸体１１が外筒１０に係止されて外筒１０内に保持
される。ストッパー孔１０ａは外筒１０の側面に形成さ
れた貫通孔であり、ストッパー孔１０ａの前端縁Ｆ近傍
における外筒１０の外面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ
1が、ストッパー孔１０ａの後端縁Ｒ近傍における外筒
１０の内面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ2にほぼ等し
いか、または小さく設定されている。
れることにより外筒内で保持される筆記軸体を備えた筆
記具において、外筒に設けられるストッパー穴の形成を
簡単に行うことができるものとする。 【解決手段】外筒１０に設けられたストッパー孔１０ａ
に筆記軸体１１のスリーブ２４に設けられた径方向外側
に突出する可撓片２４ａの一部を挿入することにより、
筆記軸体１１が外筒１０に係止されて外筒１０内に保持
される。ストッパー孔１０ａは外筒１０の側面に形成さ
れた貫通孔であり、ストッパー孔１０ａの前端縁Ｆ近傍
における外筒１０の外面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ
1が、ストッパー孔１０ａの後端縁Ｒ近傍における外筒
１０の内面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ2にほぼ等し
いか、または小さく設定されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャープペンシル
やボールペン等の筆記具、特に外筒の側面に形成された
ストッパー孔に係止されることにより外筒内で保持され
る筆記軸体を備えた筆記具に関する。
やボールペン等の筆記具、特に外筒の側面に形成された
ストッパー孔に係止されることにより外筒内で保持され
る筆記軸体を備えた筆記具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の筆記具としては、本願出
願人が先に出願した特願平７−６２１３号に記載された
シャープペンシルがある。このシャープペンシルでは、
外筒と、外筒に内装され先端部にチャックを有する芯パ
イプと、チャックの外側に嵌装されるチャックリング
と、このチャックリングの後端に当接し、外筒に対して
摺動可能なスリーブと、スリーブと芯パイプとの間に介
挿されるスプリングとを備えたシャープペンシルにおい
て、前記スリーブに径方向外側に広がる複数の可撓片を
設け、該複数の可撓片の一部を外筒の内壁に設けたスト
ッパー穴に挿入し、可撓片の外面に該ストッパー穴の後
縁部と接触する傾斜部を形成したものである。
願人が先に出願した特願平７−６２１３号に記載された
シャープペンシルがある。このシャープペンシルでは、
外筒と、外筒に内装され先端部にチャックを有する芯パ
イプと、チャックの外側に嵌装されるチャックリング
と、このチャックリングの後端に当接し、外筒に対して
摺動可能なスリーブと、スリーブと芯パイプとの間に介
挿されるスプリングとを備えたシャープペンシルにおい
て、前記スリーブに径方向外側に広がる複数の可撓片を
設け、該複数の可撓片の一部を外筒の内壁に設けたスト
ッパー穴に挿入し、可撓片の外面に該ストッパー穴の後
縁部と接触する傾斜部を形成したものである。
【０００３】これによれば、外筒に設けたストッパー穴
に可撓片の一部を挿入することで、芯パイプ、チャック
リング及びスリーブからなる筆記軸体を外筒内で保持す
ると共に、過大筆圧が芯に作用したときには可撓片が径
方向内側に撓むことで芯を外筒内に退没させて芯の破損
を防ぐクッション作用をはたしている。
に可撓片の一部を挿入することで、芯パイプ、チャック
リング及びスリーブからなる筆記軸体を外筒内で保持す
ると共に、過大筆圧が芯に作用したときには可撓片が径
方向内側に撓むことで芯を外筒内に退没させて芯の破損
を防ぐクッション作用をはたしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外筒にスト
ッパー孔を設けるためには、成形された外筒に孔開け作
業を施すか、または割り型により外筒成形時に同時にス
トッパー孔を形成する方法が考えられるが、孔開け作業
を行う場合には、手数がかかり製造コストが高くなると
いう問題がある。また、割り型で成形する場合には、取
り数がその分少なくなり、パーティションラインが外筒
の表面に現れてしまうために見栄えが良くないという問
題がある。
ッパー孔を設けるためには、成形された外筒に孔開け作
業を施すか、または割り型により外筒成形時に同時にス
トッパー孔を形成する方法が考えられるが、孔開け作業
を行う場合には、手数がかかり製造コストが高くなると
いう問題がある。また、割り型で成形する場合には、取
り数がその分少なくなり、パーティションラインが外筒
の表面に現れてしまうために見栄えが良くないという問
題がある。
【０００５】本発明は、かかる問題点に鑑みなされたも
ので、請求項１ないし請求項５に記載された発明の目的
とするところは、外筒に設けられるストッパー穴の形成
を簡単に行うことができる筆記具を提供することであ
る。
ので、請求項１ないし請求項５に記載された発明の目的
とするところは、外筒に設けられるストッパー穴の形成
を簡単に行うことができる筆記具を提供することであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項１記載の発明は、外筒と、外筒に
設けられたストッパー孔に係止されることにより外筒内
で保持される筆記軸体とを備えた筆記具において、前記
ストッパー孔は外筒の側面に形成された貫通孔であり、
ストッパー孔の前端縁近傍における外筒の外面と外筒の
中心軸線の距離ｒ1が、ストッパー孔の後端縁近傍にお
ける外筒の内面と外筒の中心軸線の距離ｒ2にほぼ等し
いか、または距離ｒ2より小さく設定されていることを
特徴とする。
に本発明のうち請求項１記載の発明は、外筒と、外筒に
設けられたストッパー孔に係止されることにより外筒内
で保持される筆記軸体とを備えた筆記具において、前記
ストッパー孔は外筒の側面に形成された貫通孔であり、
ストッパー孔の前端縁近傍における外筒の外面と外筒の
中心軸線の距離ｒ1が、ストッパー孔の後端縁近傍にお
ける外筒の内面と外筒の中心軸線の距離ｒ2にほぼ等し
いか、または距離ｒ2より小さく設定されていることを
特徴とする。
【０００７】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載のものにおいて、前記筆記具はシャープペンシルであ
り、前記筆記軸体は、外筒内に配設され先端部にチャッ
クを有する芯パイプと、チャックの外側に嵌装されるチ
ャックリングと、このチャックリングの後端に当接し、
外筒に対して軸方向に移動可能なスリーブと、スリーブ
と芯パイプとの間に介挿されるスプリングとを備えてお
り、前記スリーブに設けられた径方向外側に突出する可
撓片の一部を前記ストッパー孔に挿入することにより、
前記筆記軸体が外筒に係止される、ことを特徴とする。
載のものにおいて、前記筆記具はシャープペンシルであ
り、前記筆記軸体は、外筒内に配設され先端部にチャッ
クを有する芯パイプと、チャックの外側に嵌装されるチ
ャックリングと、このチャックリングの後端に当接し、
外筒に対して軸方向に移動可能なスリーブと、スリーブ
と芯パイプとの間に介挿されるスプリングとを備えてお
り、前記スリーブに設けられた径方向外側に突出する可
撓片の一部を前記ストッパー孔に挿入することにより、
前記筆記軸体が外筒に係止される、ことを特徴とする。
【０００８】また、請求項３記載の発明は、請求項２記
載のものにおいて、前記可撓片の外面には、前記ストッ
パー孔の後端縁と接触する傾斜部が形成されることを特
徴とする。また、請求項４記載の発明は、請求項２また
は３記載のものにおいて、前記外筒の内面には、前記ス
リーブの可撓片を前記ストッパー孔に誘導するための軸
方向に伸びる案内溝が形成される。
載のものにおいて、前記可撓片の外面には、前記ストッ
パー孔の後端縁と接触する傾斜部が形成されることを特
徴とする。また、請求項４記載の発明は、請求項２また
は３記載のものにおいて、前記外筒の内面には、前記ス
リーブの可撓片を前記ストッパー孔に誘導するための軸
方向に伸びる案内溝が形成される。
【０００９】また、請求項５記載の発明は、請求項１〜
４記載のものにおいて、前記外筒は、外筒の外面を形成
するキャビティと、外筒の内面を形成するコアピンから
なる抜き型で成形され、成形時に前記キャビティと前記
コアピンが互いに突出して接触する部分を設けることで
前記ストッパー孔を形成し、成形後、前記コアピンと共
に前記外筒を抜き出すことを特徴とする。
４記載のものにおいて、前記外筒は、外筒の外面を形成
するキャビティと、外筒の内面を形成するコアピンから
なる抜き型で成形され、成形時に前記キャビティと前記
コアピンが互いに突出して接触する部分を設けることで
前記ストッパー孔を形成し、成形後、前記コアピンと共
に前記外筒を抜き出すことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図１は本発明の第１の実施の形態を
示す縦断面図であり、図２は外筒の要部の縦断面図、図
３は図２の３−３線に沿って見た断面図であり、筆記具
としてシャープペンシルに適用した例を示している。
の形態を説明する。図１は本発明の第１の実施の形態を
示す縦断面図であり、図２は外筒の要部の縦断面図、図
３は図２の３−３線に沿って見た断面図であり、筆記具
としてシャープペンシルに適用した例を示している。
【００１１】図において１０は外筒であり、外筒１０の
前部は先端に行くに従い外径が小さくなるテーパ面とな
っており、このテーパ面のある部分に貫通孔であるスト
ッパー孔１０ａが複数、本例では、周方向に１２０度ず
つ離れて３箇所形成されている。外筒１０の内面には、
これらのストッパー孔１０ａに対応してストッパー孔１
０ａに連通する案内溝１０ｂが外筒１０の軸線方向に形
成されており、さらに、隣合う案内溝１０ｂ、１０ｂの
間には内径方向に突出し軸方向に伸びるリブ１０ｃが２
個ずつ、合計６個形成されている。
前部は先端に行くに従い外径が小さくなるテーパ面とな
っており、このテーパ面のある部分に貫通孔であるスト
ッパー孔１０ａが複数、本例では、周方向に１２０度ず
つ離れて３箇所形成されている。外筒１０の内面には、
これらのストッパー孔１０ａに対応してストッパー孔１
０ａに連通する案内溝１０ｂが外筒１０の軸線方向に形
成されており、さらに、隣合う案内溝１０ｂ、１０ｂの
間には内径方向に突出し軸方向に伸びるリブ１０ｃが２
個ずつ、合計６個形成されている。
【００１２】外筒１０内には、筆記軸体１１が保持され
る。筆記軸体１１は、主に芯パイプ１２、チャックリン
グ２２及びスリーブ２４から構成される一体の組立品で
ある。芯パイプ１２は、芯ケース１４と芯ケースの前方
に連結されるチャック１６とを有しており、外筒１０内
を軸方向に移動可能に配設される。芯パイプ１２の後端
にはノック部１８が着脱可能に装着されており、さらに
ノック部１８の後端には消ゴム２０及び消ゴムキャップ
２１が着脱可能に装着されている。
る。筆記軸体１１は、主に芯パイプ１２、チャックリン
グ２２及びスリーブ２４から構成される一体の組立品で
ある。芯パイプ１２は、芯ケース１４と芯ケースの前方
に連結されるチャック１６とを有しており、外筒１０内
を軸方向に移動可能に配設される。芯パイプ１２の後端
にはノック部１８が着脱可能に装着されており、さらに
ノック部１８の後端には消ゴム２０及び消ゴムキャップ
２１が着脱可能に装着されている。
【００１３】チャック１６の外側には前記チャックリン
グ２２が嵌装されており、スリーブ２４がこのチャック
リング２２の後端に当接して設けられる。スリーブ２４
の前内端と芯パイプ１２の芯ケース１４の前端との間に
はスプリング２６が介挿され、芯パイプ１２を外筒１０
に対して後方へ付勢しており、これらチャック１６、チ
ャックリング２２及びスプリング２６によって公知の芯
送り出し機構を構成している。尚、２８は、外筒１０の
前端から突出可能な、芯Ｌを保持する先パイプである。
グ２２が嵌装されており、スリーブ２４がこのチャック
リング２２の後端に当接して設けられる。スリーブ２４
の前内端と芯パイプ１２の芯ケース１４の前端との間に
はスプリング２６が介挿され、芯パイプ１２を外筒１０
に対して後方へ付勢しており、これらチャック１６、チ
ャックリング２２及びスプリング２６によって公知の芯
送り出し機構を構成している。尚、２８は、外筒１０の
前端から突出可能な、芯Ｌを保持する先パイプである。
【００１４】上記スリーブ２４は、図４に示したよう
に、その前部の外周に複数、本例では周方向に１２０度
ずつ離れた３つの可撓片２４ａを有している。この可撓
片２４ａは径方向外側に突出しており、可撓片２４ａの
外面後部は傾斜部２４ｂとなっており、傾斜部２４ｂの
外方頂端部には、外筒１０に組み立てられた状態で前記
外筒のストッパー孔１０ａの後端縁Ｒの壁面と略平行な
垂直面２４ｃが形成されている。
に、その前部の外周に複数、本例では周方向に１２０度
ずつ離れた３つの可撓片２４ａを有している。この可撓
片２４ａは径方向外側に突出しており、可撓片２４ａの
外面後部は傾斜部２４ｂとなっており、傾斜部２４ｂの
外方頂端部には、外筒１０に組み立てられた状態で前記
外筒のストッパー孔１０ａの後端縁Ｒの壁面と略平行な
垂直面２４ｃが形成されている。
【００１５】図１に示したように各可撓片２４ａの一部
は、各ストッパー孔１０ａの中に挿入されており、傾斜
部２４ｂがストッパー孔１０ａの後端縁Ｒと接触する状
態で可撓片２４ａの径方向外側への突出が抑制されて係
止されている。こうして、筆記軸体１１が外筒１０内で
保持されている。以上のシャープペンシルを構成するプ
ラスチックの外筒１０のストッパー孔１０ａを形成する
ための外筒１０成形用の型の構造例を図５に示す。図５
において、３０は金型キャビティ、３２はコアピンであ
り、ストッパー孔１０ａに対応してキャビティ３０側は
ストッパー孔１０ａのない部分に比較して内径方向に突
出しており、同様にコアピン３２側もストッパー孔１０
ａに対応して外径方向に突出しており、キャビティ３０
とコアピン３２とは、図中Ｃで示した部分で接触してい
る。これによりストッパー孔１０ａの貫通孔が形成され
る。成形終了後、成形品である外筒１０とコアピン３２
とを一緒にキャビティ３０から抜き出すことができるよ
うに、ストッパー孔１０ａの前端縁Ｆ近傍における外筒
１０の外面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ1が、ストッ
パー孔１０ａの後端縁Ｒ近傍における外筒１０の内面と
外筒１０の中心軸線の距離ｒ2にほぼ等しい、ｒ1≒ｒ2
となっている。
は、各ストッパー孔１０ａの中に挿入されており、傾斜
部２４ｂがストッパー孔１０ａの後端縁Ｒと接触する状
態で可撓片２４ａの径方向外側への突出が抑制されて係
止されている。こうして、筆記軸体１１が外筒１０内で
保持されている。以上のシャープペンシルを構成するプ
ラスチックの外筒１０のストッパー孔１０ａを形成する
ための外筒１０成形用の型の構造例を図５に示す。図５
において、３０は金型キャビティ、３２はコアピンであ
り、ストッパー孔１０ａに対応してキャビティ３０側は
ストッパー孔１０ａのない部分に比較して内径方向に突
出しており、同様にコアピン３２側もストッパー孔１０
ａに対応して外径方向に突出しており、キャビティ３０
とコアピン３２とは、図中Ｃで示した部分で接触してい
る。これによりストッパー孔１０ａの貫通孔が形成され
る。成形終了後、成形品である外筒１０とコアピン３２
とを一緒にキャビティ３０から抜き出すことができるよ
うに、ストッパー孔１０ａの前端縁Ｆ近傍における外筒
１０の外面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ1が、ストッ
パー孔１０ａの後端縁Ｒ近傍における外筒１０の内面と
外筒１０の中心軸線の距離ｒ2にほぼ等しい、ｒ1≒ｒ2
となっている。
【００１６】こうして、外筒成形のための型を割り型に
することなく、外筒１０の成形時に貫通孔であるストッ
パー孔１０ａを同時に形成することができるので、割り
型の欠点であるパーティションラインが外筒１０の表面
に現れたり、取り数が少なくなるといった問題が解決で
きる。従って、見栄えを損なうことなく、且つ低コスト
で製造することができる。
することなく、外筒１０の成形時に貫通孔であるストッ
パー孔１０ａを同時に形成することができるので、割り
型の欠点であるパーティションラインが外筒１０の表面
に現れたり、取り数が少なくなるといった問題が解決で
きる。従って、見栄えを損なうことなく、且つ低コスト
で製造することができる。
【００１７】さらに、前記筆記軸体１１を外筒１０に組
み付ける際には、外筒１０の後端から筆記軸体１１を挿
入する。このとき、スリーブ２４の可撓片２４ａは、径
方向外側に突出しようとする力が抑えられて内側に撓み
ながら外筒１０の内面を進むことになるが、可撓片２４
ａは可撓性を持ち径方向に撓むことが自在であるので、
治具等を必要とすることなく簡単に外筒１０内を移動す
ることができる。また、後端に広がった間口を持つ案内
溝１０ｂに誘導されて確実に可撓片２４ａがストッパー
孔１０ａまで到達することができる。また、スリーブ２
４の可撓片２４ａ以外の部分は、外筒１０の内面に設け
られたリブ１０ｃ上を摺動しながら、前進する。このと
き、リブ１０ｃがスリーブ２４に対してわずかな摩擦力
を与えることで、スリーブ２４が不意に外筒１０から落
下することが防止される。
み付ける際には、外筒１０の後端から筆記軸体１１を挿
入する。このとき、スリーブ２４の可撓片２４ａは、径
方向外側に突出しようとする力が抑えられて内側に撓み
ながら外筒１０の内面を進むことになるが、可撓片２４
ａは可撓性を持ち径方向に撓むことが自在であるので、
治具等を必要とすることなく簡単に外筒１０内を移動す
ることができる。また、後端に広がった間口を持つ案内
溝１０ｂに誘導されて確実に可撓片２４ａがストッパー
孔１０ａまで到達することができる。また、スリーブ２
４の可撓片２４ａ以外の部分は、外筒１０の内面に設け
られたリブ１０ｃ上を摺動しながら、前進する。このと
き、リブ１０ｃがスリーブ２４に対してわずかな摩擦力
を与えることで、スリーブ２４が不意に外筒１０から落
下することが防止される。
【００１８】スリーブ２４が外筒１０の内面に当接した
所で筆記軸体１１は停止し、可撓片２４ａは、その傾斜
部２４ｂがストッパー孔１０ａの後端縁Ｒと接触するま
で外方向へ突出して、ストッパー孔１０ａに係止され
る。仮にスリーブ２４と外筒１０のストッパー孔１０ａ
との間で若干の寸法誤差があった場合でも、可撓片２４
ａの突出具合でその寸法誤差を吸収することができる。
所で筆記軸体１１は停止し、可撓片２４ａは、その傾斜
部２４ｂがストッパー孔１０ａの後端縁Ｒと接触するま
で外方向へ突出して、ストッパー孔１０ａに係止され
る。仮にスリーブ２４と外筒１０のストッパー孔１０ａ
との間で若干の寸法誤差があった場合でも、可撓片２４
ａの突出具合でその寸法誤差を吸収することができる。
【００１９】シャープペンシルの筆記時に、芯Ｌに過大
筆圧が作用すると、芯Ｌを保持するチャック１６を有す
る芯パイプ１２と共に、チャックリング２２とスリーブ
２４が後方へ押され、スリーブ２４の可撓片２４ａが径
方向内側に撓み、傾斜部２４ｂが外筒１０のストッパー
孔１０ａの後端縁Ｒに対して変位し、結果としてスリー
ブ２４がリブ１０ｃ上を軸方向後方に摺動し、芯Ｌを外
筒１０内に退没させて芯の破損を防ぐというクッション
作用を持たせることができる。
筆圧が作用すると、芯Ｌを保持するチャック１６を有す
る芯パイプ１２と共に、チャックリング２２とスリーブ
２４が後方へ押され、スリーブ２４の可撓片２４ａが径
方向内側に撓み、傾斜部２４ｂが外筒１０のストッパー
孔１０ａの後端縁Ｒに対して変位し、結果としてスリー
ブ２４がリブ１０ｃ上を軸方向後方に摺動し、芯Ｌを外
筒１０内に退没させて芯の破損を防ぐというクッション
作用を持たせることができる。
【００２０】スリーブ２４が軸方向後方に摺動していく
と、垂直面２４ｃがストッパー孔１０ａの後端縁Ｒの壁
面に当接したところで、スリーブ２４の軸方向の変位が
阻止されるので、スリーブ２４はそれ以上後退すること
ができなくなる。従って、可撓片２４ａがストッパー孔
１０ａから脱落するのを防止し、クッション作用が作用
していないときには、スリーブ２４を元の位置に確実に
復帰させることができる。
と、垂直面２４ｃがストッパー孔１０ａの後端縁Ｒの壁
面に当接したところで、スリーブ２４の軸方向の変位が
阻止されるので、スリーブ２４はそれ以上後退すること
ができなくなる。従って、可撓片２４ａがストッパー孔
１０ａから脱落するのを防止し、クッション作用が作用
していないときには、スリーブ２４を元の位置に確実に
復帰させることができる。
【００２１】図６は、外筒１０のストッパー孔１０ａを
形成するための外筒１０の他の型の構造例である。図６
において、３４は金型キャビティ、３６はコアピンであ
り、ストッパー孔１０ａに対応してキャビティ３４側は
ストッパー孔１０ａのない部分に比較して内径方向に突
出しており、同様にコアピン３６側もストッパー孔１０
ａに対応して外径方向に突出しており、キャビティ３４
とコアピン３６とは、図中Ｃで示した部分で接触してい
る。これによりストッパー孔１０ａの貫通孔が形成され
る。成形終了後、成形品である外筒１０とコアピン３６
とを一緒にキャビティ３４から抜き出すことができるよ
うに、ストッパー孔１０ａの前端縁Ｆ近傍における外筒
１０の外面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ1が、ストッ
パー孔１０ａの後端縁Ｒ近傍における外筒１０の内面と
外筒１０の中心軸線の距離ｒ2より小さい、ｒ1＜ｒ2と
なっている。
形成するための外筒１０の他の型の構造例である。図６
において、３４は金型キャビティ、３６はコアピンであ
り、ストッパー孔１０ａに対応してキャビティ３４側は
ストッパー孔１０ａのない部分に比較して内径方向に突
出しており、同様にコアピン３６側もストッパー孔１０
ａに対応して外径方向に突出しており、キャビティ３４
とコアピン３６とは、図中Ｃで示した部分で接触してい
る。これによりストッパー孔１０ａの貫通孔が形成され
る。成形終了後、成形品である外筒１０とコアピン３６
とを一緒にキャビティ３４から抜き出すことができるよ
うに、ストッパー孔１０ａの前端縁Ｆ近傍における外筒
１０の外面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ1が、ストッ
パー孔１０ａの後端縁Ｒ近傍における外筒１０の内面と
外筒１０の中心軸線の距離ｒ2より小さい、ｒ1＜ｒ2と
なっている。
【００２２】図５及び図６に示したように、抜き型で外
筒の成形と同時に貫通孔であるストッパー孔を形成する
ためには、ストッパー孔１０ａの前端縁Ｆ近傍における
外筒１０の外面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ1が、ス
トッパー孔１０ａの後端縁Ｒ近傍における外筒１０の内
面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ2にほぼ等しいか、ま
たは小さい、条件を満足する必要がある。このほぼ等し
いというのは、非常に小さな寸法差の範囲で（例えば、
５／１００ｍｍ以内程度）、距離ｒ1がｒ2よりも大きく
ても無理抜きでコアピンを抜き出すことは可能であり、
この範囲を包含するという意味である。特に、ポリプロ
ピレンのような柔らかい樹脂を用いる場合には、無理抜
きが可能である。
筒の成形と同時に貫通孔であるストッパー孔を形成する
ためには、ストッパー孔１０ａの前端縁Ｆ近傍における
外筒１０の外面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ1が、ス
トッパー孔１０ａの後端縁Ｒ近傍における外筒１０の内
面と外筒１０の中心軸線の距離ｒ2にほぼ等しいか、ま
たは小さい、条件を満足する必要がある。このほぼ等し
いというのは、非常に小さな寸法差の範囲で（例えば、
５／１００ｍｍ以内程度）、距離ｒ1がｒ2よりも大きく
ても無理抜きでコアピンを抜き出すことは可能であり、
この範囲を包含するという意味である。特に、ポリプロ
ピレンのような柔らかい樹脂を用いる場合には、無理抜
きが可能である。
【００２３】成形品に支障のない範囲でコアピンがキャ
ビティより抜き出すことができるようにして、外筒１０
の成形と同時にストッパー孔１０ａを形成することによ
り、作業性が向上し、製造コストを低減させることがで
きる。上記ｒ1がｒ2にほぼ等しいかまたは小さいという
条件を、外筒１０の外形状を悪化させることなく、また
は特別な形にすることなく満足させるためには、本形態
のように外筒１０の先端部のテーパ面にストッパー孔１
０ａを設定すると良いが、かならずしもこれに限るもの
ではない。
ビティより抜き出すことができるようにして、外筒１０
の成形と同時にストッパー孔１０ａを形成することによ
り、作業性が向上し、製造コストを低減させることがで
きる。上記ｒ1がｒ2にほぼ等しいかまたは小さいという
条件を、外筒１０の外形状を悪化させることなく、また
は特別な形にすることなく満足させるためには、本形態
のように外筒１０の先端部のテーパ面にストッパー孔１
０ａを設定すると良いが、かならずしもこれに限るもの
ではない。
【００２４】尚、以上の実施の形態では、シャープペン
シルについてのみ説明したが、ボールペンについても同
様に適用することができ、ボールペンのレフィール一体
に外方へ突出する可撓片等を設け、前記外筒と同じ外筒
に形成されたストッパー孔に前記可撓片を係止すること
ができる。
シルについてのみ説明したが、ボールペンについても同
様に適用することができ、ボールペンのレフィール一体
に外方へ突出する可撓片等を設け、前記外筒と同じ外筒
に形成されたストッパー孔に前記可撓片を係止すること
ができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１及び５記
載の発明によれば、ストッパー孔の前端縁近傍における
外筒の外面と外筒の中心軸線の距離ｒ1が、ストッパー
孔の後端縁近傍における外筒の内面と外筒の中心軸線の
距離ｒ2にほぼ等しいか、または距離ｒ2より小さく設定
されていることにより、外筒を割り型にせずとも、外筒
の外側を決めるキャビティと、外筒の内側を決めるコア
ピンとが接触する部分を一部設けることによって、貫通
孔であるストッパー孔が形成される。割り型にする必要
がなく抜き型で成形できるため、割り型の欠点であるパ
ーティションラインが外筒の表面に現れたり、取り数が
少なくなるといった問題が解決でき、見栄えを損なうこ
となく、且つ低コストで製造することができる。
載の発明によれば、ストッパー孔の前端縁近傍における
外筒の外面と外筒の中心軸線の距離ｒ1が、ストッパー
孔の後端縁近傍における外筒の内面と外筒の中心軸線の
距離ｒ2にほぼ等しいか、または距離ｒ2より小さく設定
されていることにより、外筒を割り型にせずとも、外筒
の外側を決めるキャビティと、外筒の内側を決めるコア
ピンとが接触する部分を一部設けることによって、貫通
孔であるストッパー孔が形成される。割り型にする必要
がなく抜き型で成形できるため、割り型の欠点であるパ
ーティションラインが外筒の表面に現れたり、取り数が
少なくなるといった問題が解決でき、見栄えを損なうこ
となく、且つ低コストで製造することができる。
【００２６】また、請求項２記載の発明によれば、シャ
ープペンシルにおいて、筆記時の過大筆圧が芯に作用し
たときに、可撓片が径方向内側に撓み、結果としてスリ
ーブが軸方向後方に移動するので、芯を外筒内に退没さ
せて芯の破損を防ぐというクッション作用を持たせるこ
とができる。筆記軸体を外筒に組み付ける際には、外筒
の後端から筆記軸体を挿入し、このとき、スリーブの可
撓片は、径方向内側に撓むことができるため、簡単に挿
入することができる。
ープペンシルにおいて、筆記時の過大筆圧が芯に作用し
たときに、可撓片が径方向内側に撓み、結果としてスリ
ーブが軸方向後方に移動するので、芯を外筒内に退没さ
せて芯の破損を防ぐというクッション作用を持たせるこ
とができる。筆記軸体を外筒に組み付ける際には、外筒
の後端から筆記軸体を挿入し、このとき、スリーブの可
撓片は、径方向内側に撓むことができるため、簡単に挿
入することができる。
【００２７】また、請求項３記載の発明によれば、筆記
時の過大筆圧が芯に作用したときに、可撓片の外面に形
成された傾斜部が外筒のストッパー孔の後縁部に対して
変位することで、スリーブを円滑に軸方向に後方に移動
させることができる。また、請求項４記載の発明によれ
ば、筆記軸体を外筒に組み付けるときに、確実にスリー
ブの可撓片をストッパー孔に誘導し挿入させることがで
きる。
時の過大筆圧が芯に作用したときに、可撓片の外面に形
成された傾斜部が外筒のストッパー孔の後縁部に対して
変位することで、スリーブを円滑に軸方向に後方に移動
させることができる。また、請求項４記載の発明によれ
ば、筆記軸体を外筒に組み付けるときに、確実にスリー
ブの可撓片をストッパー孔に誘導し挿入させることがで
きる。
【図１】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
【図２】図１の外筒の要部の縦断面図である。
【図３】図２の３−３線に沿って見た断面図である。
【図４】（ａ）は図１のスリーブの斜視図であり、
（ｂ）は（ａ）のスリーブの可撓片の拡大側面図であ
る。
（ｂ）は（ａ）のスリーブの可撓片の拡大側面図であ
る。
【図５】図１の外筒のストッパー孔を形成するための外
筒成形用の型の構造例を示す図である。
筒成形用の型の構造例を示す図である。
【図６】図１の外筒のストッパー孔を形成するための外
筒成形用の型の他の構造例を示す図である。
筒成形用の型の他の構造例を示す図である。
１０ 外筒 １０ａ ストッパー孔 １０ｂ 案内溝 １１ 筆記軸体 １２ 芯パイプ １６ チャック ２２ チャックリング ２４ スリーブ ２４ａ 可撓片 ２４ｂ 傾斜部 ２６ スプリング
Claims (5)
- 【請求項１】 外筒と、外筒に設けられたストッパー孔
に係止されることにより外筒内で保持される筆記軸体と
を備えた筆記具において、 前記ストッパー孔は外筒の側面に形成された貫通孔であ
り、ストッパー孔の前端縁近傍における外筒の外面と外
筒の中心軸線の距離ｒ1が、ストッパー孔の後端縁近傍
における外筒の内面と外筒の中心軸線の距離ｒ2にほぼ
等しいか、または距離ｒ2より小さく設定されているこ
とを特徴とする筆記具。 - 【請求項２】 前記筆記具はシャープペンシルであり、
前記筆記軸体は、外筒内に配設され先端部にチャックを
有する芯パイプと、チャックの外側に嵌装されるチャッ
クリングと、このチャックリングの後端に当接し、外筒
に対して軸方向に移動可能なスリーブと、スリーブと芯
パイプとの間に介挿されるスプリングとを備えており、
前記スリーブに設けられた径方向外側に突出する可撓片
の一部を前記ストッパー孔に挿入することにより、前記
筆記軸体が外筒に係止される、ことを特徴とする請求項
１記載の筆記具。 - 【請求項３】 前記可撓片の外面には、前記ストッパー
孔の後端縁と接触する傾斜部が形成されることを特徴と
する請求項２記載の筆記具。 - 【請求項４】 前記外筒の内面には、前記スリーブの可
撓片を前記ストッパー孔に誘導するための軸方向に伸び
る案内溝が形成される請求項２または３記載の筆記具。 - 【請求項５】 前記外筒は、外筒の外面を形成するキャ
ビティと、外筒の内面を形成するコアピンからなる抜き
型で成形され、成形時に前記キャビティと前記コアピン
が互いに突出して接触する部分を設けることで前記スト
ッパー孔を形成し、成形後、前記コアピンと共に前記外
筒を抜き出すことを特徴とする請求項１〜４のいずれか
に記載の筆記具。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8191261A JPH1035176A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 筆記具 |
| TW085211975U TW308123U (en) | 1996-07-19 | 1996-08-07 | Writing instrument |
| CN96246720U CN2288846Y (zh) | 1996-07-19 | 1996-12-10 | 笔具 |
| US08/870,109 US5846009A (en) | 1996-07-19 | 1997-06-05 | Writing tool |
| MYPI97002849A MY133689A (en) | 1996-07-19 | 1997-06-25 | Writing tool |
| EP97111744A EP0819551B1 (en) | 1996-07-19 | 1997-07-10 | Writing tool |
| DE69703517T DE69703517T2 (de) | 1996-07-19 | 1997-07-10 | Schreibgerät |
| KR1019970032026A KR100227962B1 (ko) | 1996-07-19 | 1997-07-10 | 필기구 |
| ES97111744T ES2152602T3 (es) | 1996-07-19 | 1997-07-10 | Utensilio para escribir. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8191261A JPH1035176A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 筆記具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035176A true JPH1035176A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16271601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8191261A Pending JPH1035176A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 筆記具 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5846009A (ja) |
| EP (1) | EP0819551B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1035176A (ja) |
| KR (1) | KR100227962B1 (ja) |
| CN (1) | CN2288846Y (ja) |
| DE (1) | DE69703517T2 (ja) |
| ES (1) | ES2152602T3 (ja) |
| MY (1) | MY133689A (ja) |
| TW (1) | TW308123U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005028215A1 (ja) * | 2003-09-24 | 2005-03-31 | Kabushiki Kaisha Pilot Corporation | 筆記具、その筆記具用外筒およびその筆記具用の筒状部材 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7730012B2 (en) * | 2004-06-25 | 2010-06-01 | Apple Inc. | Methods and systems for managing data |
| CN103600596A (zh) * | 2013-11-20 | 2014-02-26 | 余姚市成功文具制造有限公司 | 一种螺旋伸缩式圆珠笔 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4358210A (en) * | 1978-11-20 | 1982-11-09 | Ancos Co., Ltd. | Mechanical pencil with chuck closing by normal writing grip |
| JPS58171392U (ja) * | 1982-05-10 | 1983-11-16 | 株式会社寿 | シヤ−プペンシル |
| JPS60260396A (ja) * | 1984-06-08 | 1985-12-23 | 株式会社 寿 | シヤ−プペンシルの組立方法 |
| US4884911A (en) * | 1988-10-28 | 1989-12-05 | Pentel Kabushiki Kaisha | Mechanical pencil with latching chuck actuator |
| JP3323022B2 (ja) * | 1995-01-19 | 2002-09-09 | 株式会社壽 | シャープペンシル |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP8191261A patent/JPH1035176A/ja active Pending
- 1996-08-07 TW TW085211975U patent/TW308123U/zh unknown
- 1996-12-10 CN CN96246720U patent/CN2288846Y/zh not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-05 US US08/870,109 patent/US5846009A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-25 MY MYPI97002849A patent/MY133689A/en unknown
- 1997-07-10 ES ES97111744T patent/ES2152602T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-10 DE DE69703517T patent/DE69703517T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-10 EP EP97111744A patent/EP0819551B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-10 KR KR1019970032026A patent/KR100227962B1/ko not_active IP Right Cessation
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005028215A1 (ja) * | 2003-09-24 | 2005-03-31 | Kabushiki Kaisha Pilot Corporation | 筆記具、その筆記具用外筒およびその筆記具用の筒状部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW308123U (en) | 1997-06-11 |
| DE69703517T2 (de) | 2001-06-21 |
| CN2288846Y (zh) | 1998-08-26 |
| KR980008597A (ko) | 1998-04-30 |
| DE69703517D1 (de) | 2000-12-21 |
| EP0819551B1 (en) | 2000-11-15 |
| MY133689A (en) | 2007-11-30 |
| KR100227962B1 (ko) | 1999-11-01 |
| US5846009A (en) | 1998-12-08 |
| EP0819551A1 (en) | 1998-01-21 |
| ES2152602T3 (es) | 2001-02-01 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040629 |