JPH1034405A - マーカー素子を有する仕上げ工具 - Google Patents
マーカー素子を有する仕上げ工具Info
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- JPH1034405A JPH1034405A JP9080434A JP8043497A JPH1034405A JP H1034405 A JPH1034405 A JP H1034405A JP 9080434 A JP9080434 A JP 9080434A JP 8043497 A JP8043497 A JP 8043497A JP H1034405 A JPH1034405 A JP H1034405A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/08—Drills combined with tool parts or tools for performing additional working
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH DRILLING; MINING
- E21B—EARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B12/00—Accessories for drilling tools
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/0018—Drills for enlarging a hole
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q17/00—Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
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- Y10T82/00—Turning
- Y10T82/12—Radially moving rotating tool inside bore
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予備成形されたドリル孔につき、所要の条件
を満足する仕上げ加工が達成されたか否かを容易かつ確
実に確認することのできる仕上げ工具を提案することで
ある。 【解決手段】 基材(U)内に予備成形されたドリル孔
(5)に仕上げ加工を施すための本発明工具は、ドリル
孔(5)内に導入可能なシャフト部分(2)と、加工方
向とは反対側に位置するシャフト部分(2)の後端部に
同軸的に接続された装着端部(1)とを具えている。シ
ャフト部分(2)には、これと一体的に回動し得るマー
カー素子(15)を、半径方向に離間した位置で加工方向
に向けて配置する。工具の作動に際してマーカー素子
(15)で基材表面(O)にマーキングを施し、当該ドリ
ル孔(5)の仕上げが完了したことを表示する標識とす
るものである。
を満足する仕上げ加工が達成されたか否かを容易かつ確
実に確認することのできる仕上げ工具を提案することで
ある。 【解決手段】 基材(U)内に予備成形されたドリル孔
(5)に仕上げ加工を施すための本発明工具は、ドリル
孔(5)内に導入可能なシャフト部分(2)と、加工方
向とは反対側に位置するシャフト部分(2)の後端部に
同軸的に接続された装着端部(1)とを具えている。シ
ャフト部分(2)には、これと一体的に回動し得るマー
カー素子(15)を、半径方向に離間した位置で加工方向
に向けて配置する。工具の作動に際してマーカー素子
(15)で基材表面(O)にマーキングを施し、当該ドリ
ル孔(5)の仕上げが完了したことを表示する標識とす
るものである。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、予備成形されたドリル孔に仕上
げ加工を施すための工具、特に、ドリル孔内に導入可能
なシャフト部分と、加工方向とは反対側に位置するシャ
フト部分の後端部に同軸的に接続された装着端部とを具
える仕上げ工具に関するものである。
げ加工を施すための工具、特に、ドリル孔内に導入可能
なシャフト部分と、加工方向とは反対側に位置するシャ
フト部分の後端部に同軸的に接続された装着端部とを具
える仕上げ工具に関するものである。
【0002】
【背景技術】予備成形されたドリル孔に対する仕上げ加
工は、ドリル孔が発現すべき機能的見地からしばしば必
要とされるものである。このような仕上げ加工として
は、例えば、ドリル孔のクリーニング、粗面処理、平滑
化処理又はバックカットの形成等が挙げられる。
工は、ドリル孔が発現すべき機能的見地からしばしば必
要とされるものである。このような仕上げ加工として
は、例えば、ドリル孔のクリーニング、粗面処理、平滑
化処理又はバックカットの形成等が挙げられる。
【0003】特に、ダイヤモンドを被着してなる中空ク
ラウンドリルにより形成したドリル孔は内部にアンカー
を接着剤で固定するため、ドリル孔内面に粗面処理又は
バックカットが必要となる。なお、このようなバックカ
ットを形成するための工具は、例えばヨーロッパ特許第
0 289 988 号明細書に開示されている。
ラウンドリルにより形成したドリル孔は内部にアンカー
を接着剤で固定するため、ドリル孔内面に粗面処理又は
バックカットが必要となる。なお、このようなバックカ
ットを形成するための工具は、例えばヨーロッパ特許第
0 289 988 号明細書に開示されている。
【0004】この既知の工具は、シャフト部分と、シャ
フト部分から半径方向に突出するよう、その長手方向に
沿って配列された一連のカッターヘッドとを具えてい
る。また、加工方向とは反対側に位置するシャフト部分
の後端部には装着端部が同軸的に接続されている。この
装着端部は工具をドリル装置に装着するためのものであ
る。
フト部分から半径方向に突出するよう、その長手方向に
沿って配列された一連のカッターヘッドとを具えてい
る。また、加工方向とは反対側に位置するシャフト部分
の後端部には装着端部が同軸的に接続されている。この
装着端部は工具をドリル装置に装着するためのものであ
る。
【0005】ドリル孔の仕上がり検査に際して、既知の
工具においては、ドリル孔が所期の機能を発現するのに
必要とされる仕上げ加工が確実に達成されたか否かを、
外部から容易に確認することができない。
工具においては、ドリル孔が所期の機能を発現するのに
必要とされる仕上げ加工が確実に達成されたか否かを、
外部から容易に確認することができない。
【0006】
【発明の課題】したがって、本発明により解決すべき課
題は、予備成形されたドリル孔につき、所要の条件を満
足する仕上げ加工が達成されたか否かを容易かつ確実に
確認することのできる仕上げ工具を提案することであ
る。
題は、予備成形されたドリル孔につき、所要の条件を満
足する仕上げ加工が達成されたか否かを容易かつ確実に
確認することのできる仕上げ工具を提案することであ
る。
【0007】
【課題の解決手段】この課題を解決するため、本発明
は、ドリル孔内に導入可能なシャフト部分と、加工方向
とは反対側に位置するシャフト部分の後端部に同軸的に
接続された装着端部とを具える工具において、シャフト
部分と一体的に回動し得るよう、半径方向に離間した位
置にマーカー素子を加工方向に向けて延在させて配置し
たことを特徴とするものである。
は、ドリル孔内に導入可能なシャフト部分と、加工方向
とは反対側に位置するシャフト部分の後端部に同軸的に
接続された装着端部とを具える工具において、シャフト
部分と一体的に回動し得るよう、半径方向に離間した位
置にマーカー素子を加工方向に向けて延在させて配置し
たことを特徴とするものである。
【0008】本発明によれば、シャフト部分と一体的に
回動し得るマーカー素子を、シャフト部分から半径方向
に離間した位置で加工方向に向けて延在させて配置した
ことにより、加工すべき基材の表面に円形のマーキング
を形成することが可能である。
回動し得るマーカー素子を、シャフト部分から半径方向
に離間した位置で加工方向に向けて延在させて配置した
ことにより、加工すべき基材の表面に円形のマーキング
を形成することが可能である。
【0009】マーカー素子が基材表面中に適度の深度で
押込まれ、それにも拘らず基材表面に所望のマーキング
を形成可能とするため、例えば、シャフト部分における
加工方向側の端部と、マーカー素子における加工方向側
の端部との間の間隔はドリル孔の深さよりも若干小さ目
とする。このような設定によれば、例えば仕上げ加工と
してバックカットを形成する場合には、シャフト部分が
ドリル孔の底部に接触したときにマーカー素子は基材表
面中に僅かに押込まれることとなる。
押込まれ、それにも拘らず基材表面に所望のマーキング
を形成可能とするため、例えば、シャフト部分における
加工方向側の端部と、マーカー素子における加工方向側
の端部との間の間隔はドリル孔の深さよりも若干小さ目
とする。このような設定によれば、例えば仕上げ加工と
してバックカットを形成する場合には、シャフト部分が
ドリル孔の底部に接触したときにマーカー素子は基材表
面中に僅かに押込まれることとなる。
【0010】基材表面に形成されたマーキングは、予備
成形されたドリル孔についての仕上げ加工が完了したこ
とを表示する標識となるものである。
成形されたドリル孔についての仕上げ加工が完了したこ
とを表示する標識となるものである。
【0011】1種類の仕上げ加工工具により異なる深さ
のドリル孔についての仕上げ加工を加工とするため、マ
ーカー素子を、加工方向とは反対側でばねを介してシャ
フト部分により支持する構成とするのが有利である。
のドリル孔についての仕上げ加工を加工とするため、マ
ーカー素子を、加工方向とは反対側でばねを介してシャ
フト部分により支持する構成とするのが有利である。
【0012】仕上げ加工を行うに際しては、本発明によ
る工具におけるシャフト部分をドリル孔底部に到達する
までドリル孔内に導入する。そして、シャフト部分のド
リル孔内への導入時にマーカー素子が基材表面に当接す
ると、マーカー素子はシャフト部分に対して相対変位す
る。その際に、マーカー素子とシャフト部分との間に配
置されているばねが圧縮される。そのばねの圧縮力がマ
ーカー素子を基材表面に対して押圧するので、引続く仕
上げ加工の間にマーカー素子が基材中に押込まれ、これ
によりマーキングを形成するものである。
る工具におけるシャフト部分をドリル孔底部に到達する
までドリル孔内に導入する。そして、シャフト部分のド
リル孔内への導入時にマーカー素子が基材表面に当接す
ると、マーカー素子はシャフト部分に対して相対変位す
る。その際に、マーカー素子とシャフト部分との間に配
置されているばねが圧縮される。そのばねの圧縮力がマ
ーカー素子を基材表面に対して押圧するので、引続く仕
上げ加工の間にマーカー素子が基材中に押込まれ、これ
によりマーキングを形成するものである。
【0013】シャフト部分から半径方向により離間した
位置にマーカー素子を配置可能とするため、マーカー素
子は、シャフト部分を包囲する支持リングに配置するの
が望ましい。
位置にマーカー素子を配置可能とするため、マーカー素
子は、シャフト部分を包囲する支持リングに配置するの
が望ましい。
【0014】本発明による仕上げ工具を容易かつ経済的
に製造可能とするため、例えば、マーカー素子を、ばね
のばね力に抗して支持リングに対し変位可能とすること
ができる。
に製造可能とするため、例えば、マーカー素子を、ばね
のばね力に抗して支持リングに対し変位可能とすること
ができる。
【0015】マーカー素子は使用により摩耗するもので
あるため、迅速に交換可能な構成とするのが望ましい。
そのためには、マーカー素子を配置した支持リング全体
を着脱可能にシャフト部分に結合する構成とするのが有
利である。
あるため、迅速に交換可能な構成とするのが望ましい。
そのためには、マーカー素子を配置した支持リング全体
を着脱可能にシャフト部分に結合する構成とするのが有
利である。
【0016】基材表面にマーキングを容易に形成可能と
するため、マーカー素子には略円錐形状のマーキング端
を設けるのが有利である。このマーキング端には、例え
ば段付きの円筒領域を接続することができる。その円筒
領域は、支持リングにおける対応する形状の受孔内に収
めて軸線方向に変位可能に案内することができる。
するため、マーカー素子には略円錐形状のマーキング端
を設けるのが有利である。このマーキング端には、例え
ば段付きの円筒領域を接続することができる。その円筒
領域は、支持リングにおける対応する形状の受孔内に収
めて軸線方向に変位可能に案内することができる。
【0017】コンクリート、岩石等の硬質基材中に予備
成形されたドリル孔の仕上げ加工を可能とするため、マ
ーカー素子の全体又は少なくともマーキング端を硬質金
属製とするのが望ましい。
成形されたドリル孔の仕上げ加工を可能とするため、マ
ーカー素子の全体又は少なくともマーキング端を硬質金
属製とするのが望ましい。
【0018】
【実施の形態】以下、本発明を図示の好適な実施形態に
ついて詳述する。
ついて詳述する。
【0019】図示の仕上げ工具は、基材U中に予備成形
されたドリル孔5内にバックカット7を形成するための
ものである。この仕上げ工具は、ドリル孔5内に導入可
能なシャフト部分2と、加工方向とは反対側に位置する
後端部でシャフト部分2に同軸的に接続する装着端部1
とを具えている。この装着端部1は、工具をドリル装置
(図示せず)に装着するためのものである。
されたドリル孔5内にバックカット7を形成するための
ものである。この仕上げ工具は、ドリル孔5内に導入可
能なシャフト部分2と、加工方向とは反対側に位置する
後端部でシャフト部分2に同軸的に接続する装着端部1
とを具えている。この装着端部1は、工具をドリル装置
(図示せず)に装着するためのものである。
【0020】シャフト部分2の加工方向側領域には、そ
の半径方向外方に向けて突出する一連のカッター素子4
を、シャフト部分2の長手方向軸線に沿って配列する。
これらのカッター素子4はそれぞれ切削エッジを有する
ものである。
の半径方向外方に向けて突出する一連のカッター素子4
を、シャフト部分2の長手方向軸線に沿って配列する。
これらのカッター素子4はそれぞれ切削エッジを有する
ものである。
【0021】前述したように、装着端部1は工具をドリ
ル装置(図示せず)に装着するためのものである。工具
をドリル装置に対して軸線方向に係止すると共に一体的
に回動可能とするため、装着端部1の装着領域には両端
が閉鎖した長溝3を形成する。
ル装置(図示せず)に装着するためのものである。工具
をドリル装置に対して軸線方向に係止すると共に一体的
に回動可能とするため、装着端部1の装着領域には両端
が閉鎖した長溝3を形成する。
【0022】ドリル孔5の内径はシャフト部分2の外径
と、カッター素子4のシャフト部分2からの半径方向へ
の突出量に対応するものである。
と、カッター素子4のシャフト部分2からの半径方向へ
の突出量に対応するものである。
【0023】装着端部1に隣接するシャフト部分2の領
域には、支持リング8を軸線方向および回転方向に固定
して配置する。支持リング8には内径がシャフト部分2
の外径に対応する中心貫通孔9を形成する。支持リング
8は、止めねじ等の固定素子10によりシャフト部分2に
対して軸線方向および回転方向に確実に固定する。
域には、支持リング8を軸線方向および回転方向に固定
して配置する。支持リング8には内径がシャフト部分2
の外径に対応する中心貫通孔9を形成する。支持リング
8は、止めねじ等の固定素子10によりシャフト部分2に
対して軸線方向および回転方向に確実に固定する。
【0024】シャフト部分2を包囲する領域で支持リン
グ8に段付きの受孔11を設け、その内径が加工方向に向
けて減少する配置とする。例えば、受孔11を内径の異な
る3部分から構成する。
グ8に段付きの受孔11を設け、その内径が加工方向に向
けて減少する配置とする。例えば、受孔11を内径の異な
る3部分から構成する。
【0025】受孔11における各内径部分のうち、最も加
工方向側に位置する第1内径部分を最小内径部分とす
る。第1内径部分により、支持リング8から加工方向に
向けて突出するマーカー素子15の突出領域を案内する。
工方向側に位置する第1内径部分を最小内径部分とす
る。第1内径部分により、支持リング8から加工方向に
向けて突出するマーカー素子15の突出領域を案内する。
【0026】加工方向とは反対側で第1内径部分に隣接
する第2内径部分の内径は、第1内径部分の内径よりも
大き目に設定する。第2内径部分により、マーカー素子
15の円筒領域に一体的に結合されたフランジを案内す
る。このフランジの外径は、第2内径部分の内径に対応
させる。さらに、第2内径部分内にばね14を収め、この
ばね14はマーカー素子15が支持リング8に対して加工方
向とは反対方向に変位したときに圧縮される配置とす
る。ばね14は、ドリル孔5の深さが異なる場合でもマー
カー素子15を基材Uの表面Oに対して接触可能とする機
能を発揮するものである。
する第2内径部分の内径は、第1内径部分の内径よりも
大き目に設定する。第2内径部分により、マーカー素子
15の円筒領域に一体的に結合されたフランジを案内す
る。このフランジの外径は、第2内径部分の内径に対応
させる。さらに、第2内径部分内にばね14を収め、この
ばね14はマーカー素子15が支持リング8に対して加工方
向とは反対方向に変位したときに圧縮される配置とす
る。ばね14は、ドリル孔5の深さが異なる場合でもマー
カー素子15を基材Uの表面Oに対して接触可能とする機
能を発揮するものである。
【0027】加工方向とは反対側で第2内径部分に隣接
する第3内径部分を最大内径部分とし、その内面に内ね
じ12を形成する。この内ねじ12は、封鎖素子13における
外ねじと協動させる。内ねじ12のねじ山に相当する内径
は、第2内径部分の内径よりも大とする。
する第3内径部分を最大内径部分とし、その内面に内ね
じ12を形成する。この内ねじ12は、封鎖素子13における
外ねじと協動させる。内ねじ12のねじ山に相当する内径
は、第2内径部分の内径よりも大とする。
【0028】支持リング8内に配置されて軸線方向に変
位可能とされたマーカー素子15には、略円錐形状のマー
キング端16を設ける。このマーキング端16は、ドリル孔
5の開口領域で基材Uの表面Oにマーキングを形成する
ものである。
位可能とされたマーカー素子15には、略円錐形状のマー
キング端16を設ける。このマーキング端16は、ドリル孔
5の開口領域で基材Uの表面Oにマーキングを形成する
ものである。
【0029】バックカット7を形成するに際しては、予
備成形されたドリル孔5内に本発明の工具を、シャフト
部分2の加工方向側端部がドリル孔5の底部に当接する
まで導入する。これと同時に、ばね負荷されたマーカー
素子15が基材Uの表面Oに当接する。その際に、支持リ
ング8内に配置されているばね14は、ドリル孔6の深さ
とは無関係に圧縮される。次に、工具を装着端部1にお
いて装着したドリル装置(図示せず)を作動させる。そ
の結果、カッター素子4がシャフト部分2の片側だけに
配置されているために、工具の偏心回転運動が生じる。
したがって、カッター素子4はドリル孔5の内壁6に接
触してバックカット7を形成する。
備成形されたドリル孔5内に本発明の工具を、シャフト
部分2の加工方向側端部がドリル孔5の底部に当接する
まで導入する。これと同時に、ばね負荷されたマーカー
素子15が基材Uの表面Oに当接する。その際に、支持リ
ング8内に配置されているばね14は、ドリル孔6の深さ
とは無関係に圧縮される。次に、工具を装着端部1にお
いて装着したドリル装置(図示せず)を作動させる。そ
の結果、カッター素子4がシャフト部分2の片側だけに
配置されているために、工具の偏心回転運動が生じる。
したがって、カッター素子4はドリル孔5の内壁6に接
触してバックカット7を形成する。
【0030】マーキング端16は工具と一体的に回動する
ため、略円形の細溝を基材Uの表面Oに形成する。この
細溝は、予備成形されたドリル孔5についてバックカッ
トを形成するための仕上げ加工が完了したことを表示す
る標識となるものである。
ため、略円形の細溝を基材Uの表面Oに形成する。この
細溝は、予備成形されたドリル孔5についてバックカッ
トを形成するための仕上げ加工が完了したことを表示す
る標識となるものである。
【図1】図1は、本発明の好適な実施形態に基づく仕上
げ加工用工具を一部破断して示す正面図である。
げ加工用工具を一部破断して示す正面図である。
1 装着端部 2 シャフト部分 5 ドリル孔 8 支持リング 14 ばね 15 マーカー素子 16 マーキング端 U 基材 O 表面
Claims (7)
- 【請求項1】 予備成形されたドリル孔(5)に仕上げ
加工を施すための工具であって、ドリル孔(5)内に導
入可能なシャフト部分(2)と、加工方向とは反対側に
位置するシャフト部分(2)の後端部に同軸的に接続さ
れた装着端部(1)とを具える仕上げ加工工具におい
て、シャフト部分(2)と一体的に回動し得るよう、半
径方向に離間した位置にマーカー素子(15)を加工方向
に向けて延在させて配置したことを特徴とする仕上げ工
具。 - 【請求項2】 請求項1記載の工具において、マーカー
素子(15)を、加工方向とは反対側でばね(14)を介し
てシャフト部分(2)により支持する構成としたことを
特徴とする工具。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の工具において、
マーカー素子(15)は、シャフト部分(2)を包囲する
支持リング(8)に配置したことを特徴とする工具。 - 【請求項4】 請求項3記載の工具において、マーカー
素子(15)を、ばね(14)のばね力に抗して支持リング
(8)に対し変位可能としたことを特徴とする工具。 - 【請求項5】 請求項3又は4に記載の工具において、
支持リング(8)は着脱可能にシャフト部分(2)に結
合したことを特徴とする工具。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の工
具において、マーカー素子(15)に略円錐形状のマーキ
ング端(16)を設けたことを特徴とする工具。 - 【請求項7】 請求項6記載の工具において、少なくと
もマーキング端(16)を硬質金属製としたことを特徴と
する工具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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