JPH1034123A - 廃棄物燃焼炉の灰を処理するための改良されたシステム - Google Patents

廃棄物燃焼炉の灰を処理するための改良されたシステム

Info

Publication number
JPH1034123A
JPH1034123A JP8339448A JP33944896A JPH1034123A JP H1034123 A JPH1034123 A JP H1034123A JP 8339448 A JP8339448 A JP 8339448A JP 33944896 A JP33944896 A JP 33944896A JP H1034123 A JPH1034123 A JP H1034123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ash
stream
fraction
size
ash stream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8339448A
Other languages
English (en)
Inventor
B Alkaini Gianni
ジャンニ、ビー.アルカイニ
M Kyaroukus Gary
ゲーリー、エム.キャロウクス
R Gibbs William
ウィリアム、アール.ギブズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duos Engineering USA Inc
Original Assignee
Duos Engineering USA Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duos Engineering USA Inc filed Critical Duos Engineering USA Inc
Publication of JPH1034123A publication Critical patent/JPH1034123A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03BSEPARATING SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS
    • B03B9/00General arrangement of separating plant, e.g. flow sheets
    • B03B9/04General arrangement of separating plant, e.g. flow sheets specially adapted for furnace residues, smeltings, or foundry slags

Abstract

(57)【要約】 【課題と解決手段】 公営廃棄物多量燃焼炉から生ずる
灰を処理するための改良された方法は、粗大物品の寸法
を減少させるための剪断力シュレッダと、鉄金属を清浄
にする衝撃ハンマーと、非鉄金属を清浄にするための回
転洗浄器とを有している。更なる改良には、非鉄金属の
除去のための渦流セパレータに灰を供給する前に、紙、
木、プラスチックおよび他の非燃焼物を除去するため、
空気分離ユニットを通して灰を送ることが含まれる。次
いで、鉄金属および非鉄金属が実質的に除去された灰、
非燃焼物および非細断物は、一定の重金属を固定するよ
うに処理され、かくして処理済み灰凝集物(TAA)が
作り出される。灰は、プロセスの閉鎖ループを通して再
循環され、金属の除去効率と回収された処理済み灰凝集
物の均一性質を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公営廃棄物燃焼炉
(MWC)からの灰および他の燃焼処理残留物を再処理
する方法に関し、より詳細には、鉄金属および非鉄金属
と非燃焼物質を処理し除去する方法の改良に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】米国テネシー州のアメ
リカン灰再処理会社は現在、米国テネシー州ナッシュビ
ルで灰再処理プラントを稼働している。この設備に関す
る詳細な情報は、付録Aに示されている。本発明は、従
来の設備と比較して、低作動コスト、低資本コスト、高
回収効率度、金属のような回収可能な物質の高レベルの
制御、非燃焼物質の良好な回収、および多量の処理済み
灰凝集物を提供する、改良された効率的な処理方法に関
する。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の或る観点では、
公営廃棄物多量焼却炉からの灰の流れに含まれる物質を
処理し回収するためのシステムであって、灰の流れの中
の物質を寸法によって第1の画分と第2の画分に分類す
るための分類手段を有し、第1の画分が、3インチ又は
それ以上の第1の寸法の物質を含み、第2の画分が、前
記第1の寸法以下の物質を含むシステムにおいて、前記
第1の画分の灰の流れの中の物質を第1の画分以下の寸
法まで粉砕し、しかる後、更に処理し回収するため、第
1の画分を第2の画分に加えるための寸法減少手段を備
えていることを特徴とするシステムが提供される。前記
寸法減少手段が、物質を所定寸法に切断するためのシュ
レッダを有している。
【0004】灰の流れから非燃焼物質を分離する前に、
灰の流れからの非鉄金属の分離を有するシステムにおい
て、灰の流れから非燃焼物質を分離した後に、灰の流れ
から非鉄金属の分離を含むことを特徴とするシステムが
提供される。灰の流れから非鉄金属を分離する前に、灰
の流れからの凝集物グリットの除去を含み、凝集物グリ
ットの除去の後に非鉄金属の清浄化を含む。
【0005】他の改良には、灰の流れからの鉄金属の分
離の後、灰の流れに含まれる鉄金属を清浄にする衝撃ハ
ンマーが含まれる。また、灰の流れの中の実質的に全て
の鉄金属の除去と、灰の流れからの非鉄金属の除去が達
成される。
【0006】本発明は、灰の流れの中の物質を寸法によ
って第1の画分と第2の画分に分類するための分類手段
の工程を有し、第1の画分が第1の寸法の物質を含み、
第2の画分が前記第1の寸法以下の物質を含み、前記分
類手段が、灰の流れの中に第2の画分を残したままで、
灰の流れから第1の画分の物質を除去し、灰の流れから
鉄金属を除去する工程と、灰の流れから非鉄金属を除去
する工程と、灰の流れから非燃焼物質を除去する工程
と、前記第1の画分の物質の寸法を減少させ、前記寸法
の減少した物質を灰の流れに戻す処理工程とを有する。
また、灰の流れの中の非鉄金属を除去する前に、灰の流
れから非燃焼物質を除去する処理工程の順序を変え、灰
の流れから凝集物グリットを除去する処理工程を含む。
また、本発明の改良点は、除去された鉄金属を清浄にす
るハンマーミルを提供する処理工程を含み、非鉄金属を
清浄にする回転洗浄を提供する処理工程を含んでいる。
【0007】本発明の別の観点では、公営多量廃棄物燃
焼炉からの灰の流れに含まれる物質を処理し回収するた
めの方法であって、灰の流れの中の物質を寸法によって
第1の画分と第2の画分に分類する工程を含み、第1の
画分が第1の寸法の物質を含み、第2の画分が前記第1
の寸法以下の物質を含み、灰の流れの中の物質を前記第
1の寸法よりも小さな寸法に破砕し、しかる後、第1の
画分を灰の流れの第2の画分に加える工程と、灰の流れ
から鉄金属を除去する工程と、灰の流れから非鉄金属を
除去する工程と、灰の流れから非燃焼物質を除去する工
程とを含むことを特徴とする方法が提供される。また、
非鉄金属の除去を開始する前に灰の流れから実質的に全
ての鉄金属を除去する工程と、灰の流れから凝集物グリ
ットを除去する工程とを含む。本発明は又、灰の流れか
ら非鉄金属を分離する工程の後に残る灰の流れの中の物
質を、灰の流れから非燃焼物質を除去する工程の前の処
理の箇所に戻す工程を含む。また、本発明は、灰の流れ
の水分含有量を測定する工程と、前記測定に基づく処理
において物質の流量を制御する工程とを有する。灰の流
れからの鉄金属の除去の後、灰の流れから灰を除去する
工程と、非鉄物質の除去の後に灰の流れに残る物質を、
鉄金属および灰の除去の前の処理の箇所に戻して、戻さ
れた灰に残る鉄物質の除去を増大させる工程とが提供さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、地域の廃棄物集積場か
ら固形廃棄物を受け入れる、多量に燃焼する公営廃棄物
燃焼炉(MWC)からの出力として供給される灰および
他の燃焼処理残留物を処理し再循環させるための改良さ
れた方法を有している。以下の説明は、本発明の基本的
な処理技術の例示である。これに引き続き、本発明によ
る改良に関する詳細な議論がなされる。
【0009】MWCの灰は、建造物の内部に配置された
物質ステージ領域に送られる。供給物質は、最初のスク
リーニングに搬送され、更に処理するため結合した灰を
多数の粒度に分離する。経験によれば、多量燃焼設備か
らの典型的なMWCの灰の流れは、10〜12%の鉄金
属と、0.5〜1.5%の(アルミニウム、銅、黄銅、
コインを含む)回収可能な非鉄金属と、2〜8%の非燃
焼物質と、残留灰物質とから構成される。このプロセス
は、95%以上の鉄および非鉄金属を回収し、典型的に
は紙、プラスチックおよび木の画分から構成される非燃
焼物質を除去するための、特許を受けたマルチチャンバ
風力分級器(air classifier)を備えて
いる。非燃焼物質は、再燃焼のためMWCに戻される。
【0010】最初のスクリーニングの粗い要素は、鉄金
属磁気分離処理を通して差し向けられる。回収された鉄
金属は、金属清浄処理に差し向けられる。鉄金属セパレ
ータを通過した金属は、更に寸法を減少させるためスク
リーンに差し向けられる。2つの寸法画分が得られる。
このうち一方の寸法画分は、金属の抽出可能性を減少さ
せるように処理され、かくして、処理済みの灰凝集物に
なる。他方の寸法画分は、紙、プラスチック、木のよう
な非燃焼物を灰の流れから除去する好ましい空気分離ユ
ニットであるウインドツィフター(Windzifte
r)ユニットに搬送される。次いで、残りの灰は、破砕
され、篩にかけられる。回収された粗い非燃焼物質は、
MWCに戻すための貯蔵ビンに搬送される。残りの物質
は、非鉄分離処理に搬送され、そこで、非鉄金属が除去
され、銅、黄銅、アルミニウムの流れに分離される。
【0011】本プロセスは、MWCの灰から金属の抽出
可能性を減少させるために言及されている、特許を受け
ている“WES−PHix”(米国特許第4,737,
356号)プロセスを使用している。“WES−PHi
x”プロセスは、特許を受けている化学反応によって、
金属の溶解度と有効性を減少させる。“WES−PHi
x”プロセスは、希釈水に溶解しやすいホスフェート溶
液によって構成される主要薬剤を使用している。灰残留
物に加えられる水溶解ホスフェートの量は、灰残留物の
アルカリ度と灰緩衝能力のような特徴で決まる。“WE
S−PHix”の固定化技術は、灰残留物に見られる微
量金属の抽出可能性を減少させる。
【0012】次に図面を参照すると、処理施設は、図1
および図2の処理流れ図において参照符号10で示され
ている。入力フィーダ1が、多量焼却源(MWC)から
灰を受け入れる。入力フィーダ1は、搬送機構を有して
おり、搬送機構は、入力フィーダ1又はコンベア81の
ところで検出された灰の水分量に応答して、振動数を変
化させる可変振動数駆動装置によって制御される。フィ
ーダ1の出力は、ベルトコンベア2に送られ、ベルトコ
ンベア2は、入力フィーダ1の可変振動数駆動装置の制
御用のプロセスコントローラに出力を提供する入力ベル
ト負荷スケール6によって監視されている。灰の水分量
が測定され、そのデータがプロセスコントローラ400
に入力される。
【0013】ベルトコンベア2の出力は、破壊屑を3イ
ンチ(76.2mm)以上の成分と3インチ以下の成分
に分ける振動式のバーサイジング装置に供給される。3
インチ以下の物質は、ベルトコンベア4に差し向けら
れ、ベルトコンベア4は、出力を振動式パンコンベアに
供給する。3インチ以上の物質は、回転式剪断シュレッ
ダ20に差し向けられる。
【0014】本発明は、後述するように、鉄金属を清浄
にするため、ハンマーミル衝撃装置を利用している。冷
凍コンプレッサやベッドスプリングのような材料は、M
WC灰出力に見られる物質の典型的なものである。本発
明は、3インチ以上の材料を取り扱うため、調整可能な
低速、高トルクの回転式剪断シュレッダの形態の、改良
された粉砕処理を利用している。細断不能な金属物品
は、シュレッダピッキングパン(shredder p
icking pan)コンベアから取り去られる。他
の物質は、シュレッダの能力を超えることがある硬質材
料のような材料の自動放出用の作動制御装置を有するシ
ュレッダ20に差し向けられる。シュレッダ20につい
ては、包囲体やセンサのような種々の安全面の特徴も利
用されている。シュレッダ20の出力は、コンベア21
に供給される。
【0015】細断不能な物質は、シュレッダ自動放出コ
ンベア22を介して貯蔵パイルに差し向けられる。ベル
トスケール23が処理制御に対する重量情報を提供す
る。
【0016】3インチ以下の大きさになった物質は、ベ
ルトコンベア42上に置かれ、電磁石40によって鉄金
属の磁気分離を受ける。このようにして分離された鉄金
属は、ベルトコンベア41に差し向けられる。ベルトコ
ンベア42上の残りの物質には、灰、非鉄金属、非燃焼
屑が含まれる。残りの鉄物質は、磁石ヘッドプーリ44
によって拾い上げられ、ベルトコンベア43を介してベ
ルトコンベア45に差し向けられる。
【0017】鉄金属清浄用ハンマーミル46の使用は、
従来技術の処理と比較して改良点である。この改良され
た鉄金属清浄処理は、作動コストを減少させ、除去され
る鉄金属の経済的な価値を高め、金属とともに搬送され
る灰の除去を向上させる。ハンマーミル46は、振動式
フィーダ47に出力し、ドラム電磁石48によって更に
磁気分離を行う。鉄金属は、鉄物品ベルトスケール51
を備えたベルトコンベア49の上に置かれる。鉄物質
は、参照符号190のところで貯蔵される。フィーダ4
7からの灰は、ベルトコンベア50上に置かれ、コンベ
ア21を介して処理のため再導入される。
【0018】ベルトコンベア42を参照すると、灰、非
鉄金属、非燃焼物質は、可撓性膜の微細スクリーンセパ
レータ80に送られ、3/8インチ(9.5mm)以下
の物質と3/8〜3インチの物質とに分離される。ベル
トコンベア81が、物質の重量を測定する凝集物ベルト
スケール85を超えて、3/8以下の物質をベルトコン
ベア82に搬送する。重量の情報は、後述するように、
加えられるWES−PHix処理の量を測定する手段、
並びに、処理される灰の量を測定する手段として利用さ
れる。
【0019】WES−PHix装置160は、鉛やカド
ミウムのような金属を含む残留重金属を灰凝集物に“固
定する”のに使用される、特許を受けている安定化処理
である。処理溶液は、参照符号180のところに収集さ
れている灰凝集物に噴霧され、かくして、市場性の高い
製品である処理済み灰凝集物を形成する。6500ガロ
ンの処理溶液タンク161が、ポンプ162、163お
よび種々の普通の監視設備を備えている。
【0020】スクリーンセパレータ80からの物質は、
内側ループベルトスケール84を超えてベルトコンベア
83に差し向けられ、バッグハウス(baghous
e)101を有するウィンドツィフターユニット100
に至る。ユニット100は、図4において図式的に示さ
れているサイクロンセパレータおよび膨張チャンバであ
る。ユニット100は、公営廃棄物燃焼炉の灰の流れか
ら非燃焼物質(紙、繊維、木、プラスチック、および他
の非燃焼物)を除去するために開発された。非燃焼物質
を含んだ灰は、振動式パンフィーダ108からユニット
100に入る。灰が分離チャンバ112の方へ移動する
パンフィーダ108の上に均一に広げられると、灰は、
パンフィーダ108の端部からファン又はブロワ109
によって発生される低圧、高容量の空気の流れの中に落
下する。空気の力と容量は、灰の流れの幅にわたって空
気を分布させる調整可能なノズル111によって調整さ
れる。灰の流れが空気の流れに均一に落下するので、軽
い物質は重い灰から吹き飛ばされ、引き続き、下の分離
シュート113に物理的に差し向けられる。エアノズル
111が、灰の流れを不変にすることによって分離効率
を最大にするために、灰の流れの方向に吹くように位置
決めされている。シュート113の頂部には、回転ドラ
ム115が配置されており、回転ドラム115は、重い
画分と軽い画分とを分ける分割機として役立つ。ドラム
115の上に落ちた物質は、ドラム115の回転のた
め、非燃焼シュートに差し向けられ、ベルトコンベア1
03に至る。次いで、空気が出口104からサイクロン
116に供給され、微細な非燃焼粒子の分離に使用され
る。空気は、サイクロン116を出ると、空気汚染制御
装置、バッグハウス101、或いはブロワ109の空気
源に流れる。空気汚染制御は、バッグハウスのフィルタ
118によって達成される。2つの空気流が、ダンパ弁
110の上流のブロワ109の排出部のところに配置さ
れた“Y”空気ダクト交差部を通して提供される。空気
流の一方は、バッグハウスのフィルタ118のためのも
のであり、空気流の他方は、ブロワのノズル111のた
めの空気源である。分離チャンバ112からの非燃焼物
質は、エアロック117を介してサイクロン116か
ら、及びエアロック119を介してバッグハウス101
から排出された非燃焼材料と合流する前に、選別されス
クリーン105のところで微細なグリットが除去され
る。
【0021】本発明の改良された方法は、渦流セパレー
タ120のところで非鉄金属を処理する前に、ユニット
100が使用される。ユニット100は、紙、木、プラ
スチックのような非燃焼物質の出力をベルトコンベア1
03に供給し、参照符号240のところに収集する。ユ
ニット100は又、非燃焼物質の出力を非燃焼物質グリ
ットスクリーン105に供給し、非鉄金属と灰をベルト
コンベア102に差し向け、スケール106のところで
計量し、付加的な磁気ヘッドプーリ107を介して渦流
セパレータ120に搬送し、セパレータ120は、非鉄
金属をベルトコンベア41に供給する。セパレータ12
0のところで分離された非鉄金属物質は、回転洗浄器1
23に送られる。セパレータ120の前でのユニット1
00の使用は、セパレータ120での供給速度と負担深
さを著しく減少させ、分離効率を向上させる。スクリー
ン105でのグリットの除去および磁気ヘッドプーリ1
07のところでの鉄金属の除去に関する付加的な段階
も、従来技術と比較した改良点であり、効率を一層向上
させる。
【0022】マーチンターグ(MartinTag)非
鉄清浄器123は、公営廃棄物燃焼炉(NWC)の灰か
ら抽出された非鉄金属を清浄にし、黄銅、銅貨、アルミ
ニウム金属の分離を高める。図5に図式的に示されてい
る装置は、螺旋供給ドラム134にボルト止めされた回
転洗浄ドラム133を有している。非鉄金属は、洗浄ド
ラム133の回転中心に入るシュート132によって投
入される。参照符号300のところの清浄ウェル(we
ll)から水がシュート132に導入され、洗浄作用に
必要な洗浄水を提供する。参照符号300からの清浄ウ
ェルの水は、螺旋供給ドラム134の開放端にも噴射さ
れ、洗浄ドラム133に逆戻りした屑を洗い流すのを助
ける。ドラム133、134は、サドル(図示せず)に
取付けられ、フレーム部材136によって螺旋ドラム1
34に固定されたドラム立上がり管137に割り出され
たアイドラーローラ135のまわりを回転する。ドラム
133、134は、公知のように、螺旋ドラム134と
接触しているゴムタイヤ(図示せず)を介した歯車モー
タ(図示せず)からのトルクの伝達によって回転され
る。ドラム133の回転速度は、略22RPMである。
スラリータンク125が、洗浄ドラム133から排出さ
れた洗浄済みの屑を収集し処理するため、洗浄ドラム1
33の下に配置されている。スラリータンク125のポ
ンプ122が洗浄水を攪拌し、かくして固形物がタンク
125内に沈殿するのを防止する。レベルスイッチ(図
示せず)によって作動される第2のポンプ139が、参
照符号300のところに配置された清浄ウェル(wel
l)沈殿ピットにスラリーを排出することによって、タ
ンク125のオーバーフローを阻止する。金属が洗浄ド
ラム133に堆積すると、洗浄ドラム133内のパドル
(図示せず)が、螺旋供給ドラム134の内部で金属を
均一に螺旋状に攪拌しようとする。螺旋ドラムは、清浄
にされた金属を、脱水スクリーン124そして非鉄金属
ピッキングコンベア126に移送する。フレーム部材1
36は、標準的な部材である。スクリーンタンク138
からの水は、水タンク125に戻される。
【0023】スクリーン105およびユニット100か
らの非鉄金属は、非鉄物を清浄にする洗浄装置123お
よび脱水スクリーン124に差し向けられる。非鉄金属
は、引き続き、ゆっくり移動するピッキングコンベア1
26に差し向けられ、計量ビン127、128、129
で黄銅、銅およびコインとして分類され、参照符号21
0、220、230で示された箇所で貯蔵される。アル
ミニウムのような他の非鉄金属物質は、非鉄物コンベア
130に差し向けられ、そこから計量ビン131に移送
され、参照符号200で示された箇所に貯蔵される。
【0024】セパレータ120のところで除去された灰
は、ベルトコンベア121に収集され、凝集物サイジン
グ(sizing)ハンマーミル60に搬送され、更に
ベルトコンベア62、63に差し向けられ、プロセス全
体の除去効率を高めるように閉鎖ループを形成するた
め、振動式パンコンベア21に戻される。非燃焼物質
は、参照符号240のところでMWCに戻される。この
ようにして処理された灰凝集物180は、未使用建設材
料として使用され、ループおよび磁石107による付加
的な金属除去のため、材料は、実質的に均一になるであ
ろう。ループは、内側ループスケール84によって監視
される。
【0025】本装置の他の構成要素には、ベルトコンベ
ア42に出力する真空装置320と、処理水収集および
再循環装置300と、トラックを計量するためのスケー
ル260と、圧縮空気装置340とが含まれる。
【0026】図6は、公知の標準的なコンピュータ式処
理制御装置であるコントローラ400の簡略化したブロ
ック図である。コントローラ400は、再循環装置全体
にわたって配置された種々の測定装置およびセンサから
のデータを受け入れる。上述のように、入力表示された
“湿度センサ”は好ましくは、自動データ入力ターミナ
ルであるが、手動で入力してもよい。コントローラ40
0は、スクリーンセパレータ80の可変振動駆動装置
(VFD)、そして所望ならば入力フィーダ1の可変振
動数を制御する。フィーダスケール6、凝集物スケール
85、内側ループベルトスケール84は、処理流量を測
定し制御するのを助けるため、データを送る。
【0027】図7および図8は、装置内の種々の流れ、
並びに、出力量を示した、灰処理装置の処理物の平衡図
である。
【0028】特定に実施の形態に関連して本発明を説明
してきたが、当業者は、本発明の精神を逸脱することな
しに、多くの修正と変形をなし得る。従って、特許請求
の範囲は、発明の真正な精神と範囲の範囲内に含まれる
ような、あらゆる修正と変形を包含することを意図して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による処理システムおよび関連した装置
の処理流れ図である。
【図2】本発明による処理システムおよび関連した装置
の処理流れ図である。
【図3】本発明による処理システムおよび関連した装置
の処理流れ図である。
【図4】本発明に使用される空気分離ユニットの図であ
る。
【図5】本発明に使用される非鉄金属清浄システムの図
である。
【図6】本発明に使用される処理コントローラの簡略化
したブロック図である。
【図7】本発明による処理システムの処理物の平衡図で
ある。
【図8】本発明による処理システムの処理物の平衡図で
ある。
【符号の説明】
1 入力フィーダ 2 ベルトコンベア 3 振動式バーサイジング装置 4 ベルトコンベア 5 シュレッダピッキングパンコンベア 6 入力ベルト負荷スケール 20 シュレッダ 21 振動式パンコンベア 22 シュレッダ自動放出コンベア 23 細断不能ベルトスケール 40 ベルト電磁石 41、42、43、45 ベルトコンベア 44 磁気ヘッドプーリ 46 鉄金属清浄用ハンマーミル 47 振動式フィーダ 48 ドラム電磁石 49、50 ベルトコンベア 51 鉄物品ベルトスケール 60 凝集物サイジングハンドミル 62、63、81、82、83 ベルトコンベア 80 スクリーンセパレータ 84 内側ループベルトスケール 85 凝集物ベルトスケール 100 ウインドツィフターユニット 101 バッグハウス 102、103 ベルトコンベア 105 非燃焼グリットスクリーン 106 NFSフィードベルトスケール 107 磁気ヘッドプーリ 108 パンフィーダ 109 ファン 110 排気弁 111 ブロワのノズル 112 チャンバ 113 シュート 114 出力シュート 115 チャンバドラム 116 サイクロン 117 サイクロンエアロック 118 バッグハウスフィルタ 119 バッグハウスエアロック 120 渦流セパレータ 121 ベルトコンベア 122 マーチンターグ凝集物ポンプ 123 マーチンターグ非鉄清浄器 124 脱水スクリーン 125 マーチンターグタンク 126 非鉄金属ピッキングコンベア 127 黄銅物品プラットフォームスケール 128 銅物品プラットフォームスケール 129 コインベンチスケール 130 アルミニウム物品プラットフォームスケール 131 アルミニウム物品計量ホッパ 132 入力シュート 133 洗浄ドラム 134 螺旋ドラム 135 アイドラーローラ 136 フレーム部材 137 ドラム立上がり管 138 脱水タンク 139 スラリーポンプ 160 WES−PHixスプレーヘッド 161 WES−PHix溶液貯蔵タンク 162 WES−PHixスプレーポンプ 163 WES−PHix再循環ポンプ 180 凝集物 190 鉄物品 200 アルミニウム物品 210 黄銅物品コンテナ 220 銅物品コンテナ 230 コインコンテナ 240 非燃焼物 250 細断不能物品 260 トラックスケール 300 処理水ポンプ 320 HVAC装置 340 プラント圧縮空気 400 プロセスコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲーリー、エム.キャロウクス アメリカ合衆国フロリダ州、ポンテ、ベド ラ、ビーチ、サイプリス、ブリッジ、サー クル、7032 (72)発明者 ウィリアム、アール.ギブズ アメリカ合衆国フロリダ州、ネプチュー ン、ビーチ、インディアン、ウッド、ドラ イブ、1428

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公営廃棄物多量焼却炉からの灰の流れに含
    まれる物質を処理し回収するためのシステムであって、
    灰の流れの中の物質を寸法によって第1の画分と第2の
    画分に分類するための分類手段を有し、第1の画分が、
    3インチ又はそれ以上の第1の寸法の物質を含み、第2
    の画分が、前記第1の寸法以下の物質を含むシステムに
    おいて、前記第1の画分の灰の流れの中の物質を第1の
    画分以下の寸法まで粉砕し、しかる後、更に処理し回収
    するため、第1の画分を第2の画分に加えるための寸法
    減少手段を備えていることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】前記寸法減少手段が、物質を所定寸法に切
    断するためのシュレッダを有していることを特徴とする
    請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】公営廃棄物多量焼却炉からの灰の流れに含
    まれる物質を処理し回収するためのシステムであって、
    非燃焼物質を灰の流れから分離する前に、灰の流れから
    非鉄金属を分離することを含むシステムにおいて、灰の
    流れから非燃焼物質を分離する工程の後に、灰の流れか
    ら非鉄金属を分離することを含むことを特徴とするシス
    テム。
  4. 【請求項4】灰の流れから非鉄金属を分離する工程の前
    に、灰の流れから凝集物グリットを除去する工程を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】凝集物グリットを除去する工程の後に、非
    鉄金属を除く工程を含むことを特徴とする請求項4に記
    載のシステム。
  6. 【請求項6】灰の流れからの鉄金属の分離を含む、公営
    多量廃棄物焼却炉からの灰の流れに含まれる物質を処理
    し回収するためのシステムにおいて、灰の流れからの鉄
    金属の分離の後に、灰の流れに含まれる鉄金属を衝撃ハ
    ンマーで清浄にする処理工程を含むことを特徴とするシ
    ステム。
  7. 【請求項7】灰の流れからの非鉄金属の分離を含む、公
    営多量廃棄物焼却炉からの灰の流れに含まれる物質を処
    理し回収するためのシステムにおいて、灰の流れからの
    非鉄金属の分離の後に、灰の流れに含まれる非鉄金属を
    清浄にすることを含むことを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】灰の流れからの鉄金属と非鉄金属の除去を
    含む、公営多量廃棄物燃焼炉からの灰の流れに含まれる
    物質を処理し回収するためのシステムにおいて、灰の流
    れから非鉄金属を除去する処理工程の前に、灰の流れの
    中の実質的に全ての鉄金属を除去する処理工程を含むこ
    とを特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】公営多量廃棄物燃焼炉からの灰の流れに含
    まれる物質を処理し回収するためのシステムであって、
    灰の流れの中の物質を寸法によって第1の画分と第2の
    画分に分類するための分類手段の工程(A)を有し、第
    1の画分が第1の寸法の物質を含み、第2の画分が前記
    第1の寸法以下の物質を含み、前記分類手段が、灰の流
    れの中に第2の画分を残したままで、灰の流れから第1
    の画分の物質を除去し、灰の流れから鉄金属を除去する
    工程(B)と、灰の流れから非鉄金属を除去する工程
    (C)と、灰の流れから非燃焼物質を除去する工程
    (D)とを含むシステムにおいて、前記第1の画分の物
    質の寸法を減少させ、前記寸法の減少した物質を、工程
    (B)の前に灰の流れに戻す処理工程を含むことを特徴
    とするシステム。
  10. 【請求項10】公営多量廃棄物燃焼炉からの灰の流れに
    含まれる物質を処理し回収するためのシステムであっ
    て、灰の流れの中の物質を寸法によって第1の画分と第
    2の画分に分類するための分類手段の工程(A)を有
    し、第1の画分が第1の寸法の物質を含み、第2の画分
    が前記第1の寸法以下の物質を含み、灰の流れの中の物
    質を前記第1の寸法よりも小さな寸法に破砕することに
    よって前記第1の画分の物質の寸法を減少させ、しかる
    後、第1の画分を灰の流れの第2の画分に加える工程
    (B)と、灰の流れから鉄金属を除去する工程(C)
    と、灰の流れから非鉄金属を除去する工程(D)と、灰
    の流れから非燃焼物質を除去する工程(E)とを有する
    システムにおいて、前記処理工程(D)と(E)の順序
    を変え、灰の流れの中の非鉄金属を除去する前に、灰の
    流れから非燃焼物質を除去することを含むことを特徴と
    するシステム。
  11. 【請求項11】公営多量廃棄物燃焼炉からの灰の流れに
    含まれる物質を処理し回収するためのシステムであっ
    て、灰の流れの中の物質を寸法によって第1の画分と第
    2の画分に分類するための分類手段の工程(A)を有
    し、第1の画分が第1の寸法の物質を含み、第2の画分
    が前記第1の寸法以下の物質を含み、灰の流れの中の物
    質を前記第1の寸法よりも小さな寸法に破砕することに
    よって前記第1の画分の物質の寸法を減少させ、しかる
    後、第1の画分を灰の流れの第2の画分に加える工程
    (B)と、灰の流れから鉄金属を除去する工程(C)
    と、灰の流れから非鉄金属を除去する工程(D)と、灰
    の流れから非燃焼物質を除去する工程(E)とを有する
    システムにおいて、前記工程(D)の前に、灰の流れか
    ら凝集物グリットを除去する処理工程(F)を含むこと
    を特徴とするシステム。
  12. 【請求項12】公営多量廃棄物燃焼炉からの灰の流れに
    含まれる物質を処理し回収するためのシステムであっ
    て、灰の流れの中の物質を寸法によって第1の画分と第
    2の画分に分類するための分類手段の工程(A)を有
    し、第1の画分が第1の寸法の物質を含み、第2の画分
    が前記第1の寸法以下の物質を含み、灰の流れの中の物
    質を前記第1の寸法よりも小さな寸法に破砕することに
    よって前記第1の画分の物質の寸法を減少させ、しかる
    後、第1の画分を灰の流れの第2の画分に加える工程
    (B)と、灰の流れから鉄金属を除去する工程(C)
    と、灰の流れから非鉄金属を除去する工程(D)と、灰
    の流れから非燃焼物質を除去する工程(E)とを有する
    システムにおいて、工程(C)において除去された鉄金
    属をハンマーミルで清浄にする処理工程を含むことを特
    徴とするシステム。
  13. 【請求項13】公営多量廃棄物燃焼炉からの灰の流れに
    含まれる物質を処理し回収するためのシステムであっ
    て、灰の流れの中の物質を寸法によって第1の画分と第
    2の画分に分類するための分類手段の工程(A)を有
    し、第1の画分が第1の寸法の物質を含み、第2の画分
    が前記第1の寸法以下の物質を含み、灰の流れの中の物
    質を前記第1の寸法よりも小さな寸法に破砕することに
    よって前記第1の画分の物質の寸法を減少させ、しかる
    後、第1の画分を灰の流れの第2の画分に加える工程
    (B)と、灰の流れから鉄金属を除去する工程(C)
    と、灰の流れから非鉄金属を除去する工程(D)と、灰
    の流れから非燃焼物質を除去する工程(E)とを有する
    システムにおいて、工程(D)において除去された非鉄
    金属を回転洗浄清浄を行う処理工程を含むことを特徴と
    するシステム。
  14. 【請求項14】公営多量廃棄物燃焼炉からの灰の流れに
    含まれる物質を処理し回収するためのシステムであっ
    て、灰の流れの中の物質を寸法によって第1の画分と第
    2の画分に分類するための分類手段の工程(A)を有
    し、第1の画分が第1の寸法の物質を含み、第2の画分
    が前記第1の寸法以下の物質を含み、灰の流れの中の物
    質を前記第1の寸法よりも小さな寸法に破砕することに
    よって前記第1の画分の物質の寸法を減少させ、しかる
    後、第1の画分を灰の流れの第2の画分に加える工程
    (B)と、灰の流れから鉄金属を除去する工程(C)
    と、灰の流れから非鉄金属を除去する工程(D)と、灰
    の流れから非燃焼物質を除去する工程(E)とを有する
    システムにおいて、工程(D)における非鉄金属の除去
    の前に、工程(C)において灰の流れから実質的に全て
    の鉄金属を除去する処理工程(F)を含むことを特徴と
    するシステム。
  15. 【請求項15】公営多量廃棄物燃焼炉からの灰の流れに
    含まれる物質を処理し回収するためのシステムであっ
    て、灰の流れの中の物質を寸法によって第1の画分と第
    2の画分に分類するための分類手段の工程(A)を有
    し、第1の画分が第1の寸法の物質を含み、第2の画分
    が前記第1の寸法以下の物質を含み、灰の流れの中の物
    質を前記第1の寸法よりも小さな寸法に破砕することに
    よって前記第1の画分の物質の寸法を減少させ、しかる
    後、第1の画分を灰の流れの第2の画分に加える工程
    (B)と、灰の流れから鉄金属を除去する工程(C)
    と、灰の流れから非鉄金属を除去する工程(D)と、灰
    の流れから非燃焼物質を除去する工程(E)とを有する
    システムにおいて、非鉄金属を除去する前記工程と非燃
    焼物質を除去する前記工程との順序を変え、灰の流れか
    ら非鉄金属を除去する前に、灰の流れから凝集物グリッ
    トを除去する処理工程(F)を含むことを特徴とするシ
    ステム。
  16. 【請求項16】公営多量廃棄物燃焼炉からの灰の流れに
    含まれる物質を処理し回収するための方法であって、灰
    の流れの中の物質を寸法によって第1の画分と第2の画
    分に分類する工程(A)を含み、第1の画分が第1の寸
    法の物質を含み、第2の画分が前記第1の寸法以下の物
    質を含み、灰の流れの中の物質を前記第1の寸法よりも
    小さな寸法に破砕し、しかる後、第1の画分を灰の流れ
    の第2の画分に加える工程(B)と、灰の流れから鉄金
    属を除去する工程(C)と、灰の流れから非燃焼物質を
    除去する工程(D)と、灰の流れから非鉄金属を除去す
    る工程(E)とを含むことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】前記工程(C)が、工程(E)における
    非鉄金属の除去の始まる前に、灰の流れから実質的に全
    ての鉄金属を除去する工程(F)を有することを特徴と
    する請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】工程(D)と工程(E)との間に、灰の
    流れから凝集物グリットを除去する工程(F)を更に有
    することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】灰の流れから非鉄金属を分離する工程の
    後に残る灰の流れの中の物質を、灰の流れから非燃焼物
    質を除去する工程の前の処理の箇所に戻す処理工程を更
    に含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  20. 【請求項20】灰の流れから非鉄金属を分離する工程の
    後に残る灰の流れの中の物質を、灰の流れから非燃焼物
    質を除去する工程の前の処理の箇所に戻す処理工程を更
    に含むことを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  21. 【請求項21】工程(D)の後に残る灰の流れの中の物
    質を、工程(A)と工程(B)との間の処理の箇所に戻
    す処理工程(E)を更に含むことを特徴とする請求項9
    に記載のシステム。
  22. 【請求項22】工程(D)の後に灰から鉄金属を除去す
    る処理工程を更に含むことを特徴とする請求項9に記載
    のシステム。
  23. 【請求項23】工程(D)の後で且つ工程(E)の前
    に、灰の流れに残る鉄物質を除去する工程(F)を更に
    含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  24. 【請求項24】工程(E)の後に灰の流れに残る物質
    を、工程(C)の前の処理の箇所に戻す工程(F)と、
    工程(C)の後に残り、工程(E)で戻された物質を、
    灰の流れから除去する工程(G)とを更に有することを
    特徴とする請求項16に記載の方法。
  25. 【請求項25】工程(F)の後に残る灰の流れの中の物
    質を、工程(C)の前の処理に戻す工程を更に有するこ
    とを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  26. 【請求項26】工程(C)の後に灰の流れから灰を除去
    する工程(G)を更に有することを特徴とする請求項2
    5に記載のシステム。
  27. 【請求項27】灰の流れの水分含有量を測定すること
    (A)を含み、前記(A)における測定に基づく処理に
    おいて物質の流量を制御する工程(B)を更に有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  28. 【請求項28】灰の流れの水分含有量を測定する工程
    (G)と、工程(G)の測定の結果に基づく処理におい
    て物質の流量を制御する工程(H)とを更に有すること
    を特徴とする請求項11に記載のシステム。
  29. 【請求項29】灰の流れからの鉄金属の除去の後、灰の
    流れから灰を除去する工程を更に有することを特徴とす
    る請求項8に記載のシステム。
  30. 【請求項30】非鉄物質の除去の後に灰の流れに残る物
    質を、鉄金属および灰の除去の前の処理の箇所に戻し
    て、戻された灰に残る鉄物質の除去を増大させることを
    更に有することを特徴とする請求項29に記載のシステ
    ム。
JP8339448A 1996-07-26 1996-12-19 廃棄物燃焼炉の灰を処理するための改良されたシステム Pending JPH1034123A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/686,765 US5992776A (en) 1996-07-26 1996-07-26 Process for processing ash
US686765 1996-07-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1034123A true JPH1034123A (ja) 1998-02-10

Family

ID=24757652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8339448A Pending JPH1034123A (ja) 1996-07-26 1996-12-19 廃棄物燃焼炉の灰を処理するための改良されたシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5992776A (ja)
JP (1) JPH1034123A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110066914A (zh) * 2019-06-06 2019-07-30 鑫联环保科技股份有限公司 一种从高炉瓦斯灰中回收金属铁的方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19826169A1 (de) * 1998-06-13 1999-12-16 Kaeser Kompressoren Gmbh Elektronische Steuerung für Anlagen der Druckluft- und Vakuumerzeugung
US7284559B2 (en) * 2002-11-18 2007-10-23 Stalp Timothy L Load sensing system
US6938625B2 (en) 2002-11-18 2005-09-06 Timothy L. Stalp Load sensing system
US20040266933A1 (en) * 2003-06-27 2004-12-30 Certainteed Corporation Compositions comprising mineralized ash fillers
CN100352553C (zh) * 2004-04-16 2007-12-05 国宾陶瓷工业股份有限公司 焚化底渣水洗程序
US20060005749A1 (en) * 2004-07-07 2006-01-12 Kobin Environmental Enterprise Co., Ltd. Process for washing and sorting solid residues generated from solid wastes incinerator
US20060100466A1 (en) 2004-11-08 2006-05-11 Holmes Steven A Cycloalkane base oils, cycloalkane-base dielectric liquids made using cycloalkane base oils, and methods of making same
DK2128279T3 (da) * 2008-05-30 2011-07-11 Recco B V Fremgangsmåde til adskillelse af metalholdige fraktioner fra tør slagge og anvendelse af denne fremgangsmåde til forbrændingsslaggeaffald
NL2001639C2 (nl) * 2008-05-30 2009-12-01 Recco B V Werkwijze voor het scheiden van metaalhoudende fracties uit droge slak en gebruik van deze werkwijze voor vuilverbrandingslak.
US9539581B2 (en) * 2011-10-11 2017-01-10 Materials Recovery Company Method for recycling ash
EP2906365B1 (en) * 2012-10-12 2021-06-09 Blue Sky Mines Ltd. Method of and system for treating incinerated waste
US10569281B2 (en) * 2015-07-25 2020-02-25 Tav Holdings, Inc. System and method for recovering desired materials and producing clean aggregate from incinerator ash
DE102016106054A1 (de) * 2016-04-03 2017-10-05 Schauenburg Maschinen- Und Anlagen-Bau Gmbh Verfahren und Anlage zur Aufbereitung von Asche aus Müllverbrennungsanlagen
CA3071906C (en) * 2017-07-14 2022-03-08 Vermeer Manufacturing Company Hydro excavation vacuum apparatus
CA3133448A1 (en) * 2019-03-13 2020-09-17 Thomas A. Valerio System and method for recovering metal from ash
CN110227590B (zh) * 2019-06-04 2021-12-03 上海筱启新能源科技有限公司 一种电厂固体废弃物处理装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US455802A (en) * 1891-07-14 stanleys j
US3765612A (en) * 1972-01-07 1973-10-16 Organic Pollution Control Corp Drier for bulk material
US3817458A (en) * 1972-06-19 1974-06-18 Chicago Hydraulics Inc Recycling method and apparatus
DE3239135C2 (de) * 1982-10-22 1985-01-17 Hoesch Ag, 4600 Dortmund Verfahren zum Aufbereiten von Müllschrott und Einrichtung zu dessen mechanischer Bearbeitung
JPS6136398A (ja) * 1984-07-30 1986-02-21 Babcock Hitachi Kk 高濃度石炭・水スラリ製造方法
US4874134A (en) * 1988-07-18 1989-10-17 Wiens Thomas J Solid waste processing facility and process
US5356082A (en) * 1991-06-21 1994-10-18 Resource Recycling, Inc. Incinerated waste material treatment
US5174509A (en) * 1991-06-21 1992-12-29 Resource Recycling, Inc. Incinerated waste material treatment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110066914A (zh) * 2019-06-06 2019-07-30 鑫联环保科技股份有限公司 一种从高炉瓦斯灰中回收金属铁的方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5992776A (en) 1999-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1034123A (ja) 廃棄物燃焼炉の灰を処理するための改良されたシステム
US11629390B2 (en) Metal recovery system and method
JP5058203B2 (ja) 農業用プラスチック製品の分別再生プラント
RO118064B1 (ro) Procedeu şi instalaţie pentru reciclarea materialelor plastice de diverse tipuri
CA2318040A1 (en) Process for processing mixed waste and processing plant for performing the process
WO2012002255A1 (ja) 金属混入廃材分別機
US4070202A (en) Method and apparatus for separating solid materials
JPS63116794A (ja) 塵芥燃料アッシュからの有用物質の回収方法
US4178232A (en) Apparatus for separating solid materials
JP2859580B2 (ja) ガラス製品のリサイクルプラント
JP4149529B2 (ja) 塵芥焼却設備からのスラグを処理する方法
JPH1114797A (ja) 放射性廃棄物破砕分別処理施設
US3844491A (en) Material reclaiming and classifying apparatus
JP3274061B2 (ja) ごみ処理施設
JP4643242B2 (ja) 焼却灰の灰分回収システム
US4055307A (en) Material processing apparatus
JP2003080106A (ja) 焼却灰の処理方法
JP2003073153A (ja) 焼却灰の処理方法
KR20020029059A (ko) 폐기물선별장치
KR200343317Y1 (ko) 건설 폐기물 처리장치의 송풍장치
JP3831552B2 (ja) 廃石膏ボ−ド破砕分別処理装置
JPH07323271A (ja) 廃棄物処理装置
US11970754B2 (en) Metal recovery system and method
JPH08166115A (ja) 気流選別乾燥装置
JP2003145053A (ja) 廃棄物選別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061006

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070109

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070605