JP2859580B2 - ガラス製品のリサイクルプラント - Google Patents

ガラス製品のリサイクルプラント

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JP2859580B2
JP2859580B2 JP8087367A JP8736796A JP2859580B2 JP 2859580 B2 JP2859580 B2 JP 2859580B2 JP 8087367 A JP8087367 A JP 8087367A JP 8736796 A JP8736796 A JP 8736796A JP 2859580 B2 JP2859580 B2 JP 2859580B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B1/00Preparing the batches

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回収されたガラ
ス瓶や廃棄されたガラス容器、ガラス置き物等の各種ガ
ラス製品からガラス原料の粉体をリサイクルするガラス
製品のリサイクルプラントに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生活水準の高度化や大量生産・大
量消費に伴って家庭や事業所等から出る一般廃棄物や産
業廃棄物も量が格段に多くなり且つ広範囲の物が混入す
ることが多くなってきており、上記のような各種ガラス
製品も同じ状況である。一方で廃棄物を取り巻く環境も
変わり、1995年6月には「容器包装に係わる分別収
集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイ
クル法)」が制定、公布され、また従来安定型とされて
いた廃棄物も管理型に変更されて安易に埋立ができなく
なって来ている。このような生活環境の変化に伴い積極
的にガラス瓶やガラス容器が分別回収される様になって
きている。然し上記のような各種ガラス製品には、金属
やプラスチックのキャップや、コルクや木、ゴム等の
栓、鉛シール、ラベル、プラスチックの保護コーティン
グ等の付属物が付いている為に、破砕の前にその様な付
属物を人手で除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガラス瓶やガラス容器
等には、付属物ばかりでなく保管や輸送中に色々な物が
混入することがあり、人手による除去では能率が上がら
ず、また破損品が有ると危険である。本発明は、上記に
鑑み案出されたものであって、ガラス瓶やガラス容器等
の付属物ばかりでなく保管や輸送中に混入した色々な物
も人手によらずに自動的に除去し、ガラス原料として精
選され、ガラス溶融が早いガラス粉粒を得ることが出来
るガラス製品のリサイクルプラントを提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の請求項1記載のガラス製品のリサイクルプラント
は、金属やプラスチックのキャップや、コルクや木、ゴ
ム等の栓、鉛シール、ラベル、プラスチックの保護コー
ティング等の付属物を有したガラス瓶やガラス容器、ガ
ラス置き物等の各種ガラス製品の供給を受けて砕く破砕
機と、破砕片を洗浄する洗浄機と、洗浄破砕片を乾燥す
る乾燥機と、乾燥破砕片を粉粒物と中間物とに選別する
第一篩機と、該第一篩機を通過しないオーバサイズ中間
物を重量物と軽量物とに風力で選別する風力選別機と、
上記第一篩機を通過した粉粒物を粉砕する粉砕機と、上
記第一篩機より細かい篩目で粉砕物を選別する第二篩機
とから構成され、上記風力選別機で選別された重量物か
ら金属を除去する金属除去手段を経て重量物を上記破砕
機に戻し、上記風力選別機によって選別されたプラスチ
ック、コルク、木、ゴム、紙等の軽量物を除去し、上記
金属除去手段によって金属を除去し、上記第二篩機を通
過しなかったオーバサイズ物を上記粉砕機に戻し、上記
第二篩機から通過粉砕物としてガラス原料の粉体をリサ
イクルすることを特徴としている。
【0005】従って、上記の構成を有した請求項1記載
のガラス製品のリサイクルプラントでは、破砕機によっ
て付属物を有したままの各種ガラス製品が破砕され、水
洗い等で破砕片は洗浄される。洗浄破砕片は乾燥機によ
って乾燥後に、乾燥破砕片は第一篩機によって粉粒物と
中間物とに選別される。第一篩機を通過しないオーバサ
イズ中間物は、風力選別機で重量物と軽量物とに風力で
選別され、そのガラス片を含む重量物は、金属除去手段
を経て金属が除去されて上記破砕機に戻され、またその
軽量物のプラスチック、コルク、木、ゴム、紙等は除去
される。かくして金属やプラスチック、コルク、木、ゴ
ム、紙等が、自動的に選別除去されて、ガラス原料とし
て精選されていく。
【0006】上記第一篩機を通過した8〜15mm以下
の粉粒物は、粉砕機で粉砕されて、上記第一篩機より細
かい篩目の第二篩機で粉砕物は、選別される。第二篩機
を通過しなかったオーバサイズ物は、上記粉砕機に戻さ
れ、通過するまで繰り返し粉砕されることになる。かく
して、第二篩機からの通過粉砕物は、例えば8〜16メ
ッシュの精選された溶融の容易なガラス原料粉粒物と成
る。
【0007】請求項2記載のガラス製品のリサイクルプ
ラントでは、破砕機は、回転ハンマー型や衝撃型、立
型、スクリュークラッシャー型等破砕機から構成されて
おり、硬いガラス製品に対して少ないエネルギーで効率
的に破砕を行うことが出来る。請求項3記載のガラス製
品のリサイクルプラントでは、粉砕機は、内部へ複数の
角棒を突設した回転盤と、上記回転角棒に隣接した角棒
を内部へ突設した固定盤との間に粉砕室を形成し、固定
盤中央開口から供給される第一篩機の通過物を上記両角
棒による打撃で粉砕し、周囲のスクリーンを通して粉砕
物を出す打撃型粉砕機から構成されており、まだ粗い第
一篩機の通過物を回転する角棒と固定角棒とによる打撃
で効率的に粉砕する。
【0008】請求項4記載のガラス製品のリサイクルプ
ラントでは、乾燥機の上流側に、脱水機が設けられてお
り、簡単な脱水で乾燥機で消費される熱エネルギー量を
節減することが出来る。請求項5記載のガラス製品のリ
サイクルプラントでは、篩機は、篩目サイズが変更可能
になっており、ガラス材質に応じてガラス原料の粗さを
適宜選択出来るようにしている。
【0009】請求項6記載のガラス製品のリサイクルプ
ラントでは、風力選別機は、被処理物をコンベヤ等の搬
送手段で受けてホッパーに供給し、該ホッパーから被処
理物を垂直又は傾斜した竪形分離管の中間部へ定量供給
手段で供給し、該竪形分離管の上端部に上端部で連通し
た竪形サイクロン筐体内部に可変速電動機によって回転
駆動される吸引ブロワーによって負圧を発生させ、上記
竪形分離管の下端部に設けた開口を上記吸引ブロワーの
空気吸引口として該竪形分離管内に上昇空気流を発生さ
せ、重量物を自重で落下させつつ軽量物を空気流によっ
て上記サイクロン筐体内へ搬送分離し、該下端開口を重
量物の取り出し口とし、また上記サイクロン筐体内へ搬
送分離し、該下端開口を重量物の取り出し口とし、また
上記サイクロン筐体の下端部に設けたロータリ弁を軽量
物の取り出し口としている。
【0010】従って、第一篩機を通過しないオーバサイ
ズ中間物は、重量物と軽量物が混合した粉粒子の被処理
物であり、コンベヤ等の搬送手段でホッパーへ供給さ
れ、そこから定量供給手段によって連続的に垂直又は傾
斜した竪形分離管の中間部へ定量供給されて来る。混合
小被処理物は、その竪形分離管の立ち上がり部でその開
放下端部から吸引ブロワーによって吸入されて来る空気
流の強さに応じて重量物が落下し、軽量物は空気流によ
ってサイクロン筐体内へ搬送されて行く。ここで、被処
理物はプラスチックや紙等の可燃有機物が圧倒的に多い
軽量物とガラスや金属等の不燃無機物が圧倒的に多い重
量物とに選別され、軽量物は竪形サイクロン筐体の下端
部のロータリ弁から、重量物は竪形分離管の下端部に開
口から収集される。竪形サイクロン筐体の下端部のロー
タリ弁は、竪形分離管内の空気流の強さに影響を与えず
に軽量物の取り出しを可能にする。この様に、中形混合
ガラスからプラスチックのキャップや、コルクや木、ゴ
ム等の栓、ラベル等の軽量物を除去出来る。可燃有機物
が多い軽量物は、固形再生燃料の原料に利用出来、重量
物は金属除去後に破砕機に戻すことが出来る。
【0011】請求項7記載のガラス製品のリサイクルプ
ラントでは、風力選別機は、その上記ホッパーに撹拌器
を備え、その竪形分離管の下端部にジグザグ状の屈曲部
を設けるか又は螺旋体を収容しておりまた最下端部に風
量調節可動板を有しており、従って、処理物が粉粒物で
ホッパー内でブリッジ現象を起こして定量供給手段への
供給が止まるのを防ぐことができる。請求項8記載のガ
ラス製品のリサイクルプラントでは、吸引ブロワーは、
その排気口にバックフィルターを有しており、被処理物
内に乾燥汚泥が混入していても、小形軽量物を竪形サイ
クロン筐体内で分離後に更にバックフィルターによって
捕捉して大気汚染を防ぐことが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態と実施例】図1は本発明に係るガラ
ス製品のリサイクルプラントの処理フローチャート、図
2は同破砕機としての遠心ハンマー型ガラスクラッシャ
ーの要部の一部断面図、図3は同アルミ選別機の側面
図、図4は同風力選別機の側面図、図5は同風力選別機
の平面図、図6は同ガラス粉砕機の開放状態の斜視図、
図7は同ガラス粉砕機の縦断面図である。
【0013】図1に示す様に、ガラス製品のリサイクル
プラント1では、金属やプラスチックのキャップや、コ
ルクや木、ゴム等の栓、鉛シール、ラベル、プラスチッ
クの保護コーティング等の付属物を有したガラス瓶やガ
ラス容器、ガラス置き物等の各種ガラス製品は、ショベ
ルローダ等で定量供給機に投入され、バイブロフィダー
等の定量供給機8によって破砕機10へ定量供給され
る。破砕機10で破砕された破砕片は、水洗機等の洗浄
機20で洗浄され、洗浄破砕片は遠心脱水機25で水切
りが行われた後、乾燥機30に送られ水分ゼロまで乾燥
される。乾燥破砕片は、ベルトコンベヤ上にて磁選機3
5の磁石で鉄等の磁性物が除去され、次いでアルミセパ
レータ40でアルミが除去される。除去された磁性物や
アルミは、リサイクルされる。
【0014】磁性物やアルミの除去された乾燥破砕片
は、8〜15mmで篩目変更可能な第一篩機45で通過
粉粒物と不通過オーバサイズ中間物とに選別される。第
一篩機45を通過しなかったオーバサイズ中間物は、風
力選別機50でガラスを多く含む重量物と軽量物とに風
力で選別される。重量物は、金属検知器59で鉛等の他
の金属が除去されてから再度破砕の為に破砕機10へ戻
され、第一篩機45を通過するまで以上の機器から成る
閉回路を巡る。可燃物の多い軽量物は、固形再生燃料へ
とリサイクルされる。
【0015】第一篩機45を通過したガラスの多い粉粒
物は、粉砕機60で粉砕され、第一篩機45より細かい
8〜16メッシュの篩目変更可能な第二篩機70で粉砕
され、不通過物は、第二篩機70に戻され、第二篩機7
0を通過するまでこの閉回路を巡る。かくして、第二篩
機70を通過したガラス粉粒物は、プラスチック、コル
ク、木、ゴム、紙等や金属が除去され、16メッシュ以
下のガラス原料として精選され、ガラス溶融が早い粉粒
となる。好ましくは、各機器10〜70間でのガラスを
含んだ被処理物の搬送は、ベルトコンベヤで行われる。
【0016】破砕機10は、図2に示す様に、竪型ケー
シング11内で複数の回転ハンマー13で落下中にガラ
ス製品を破砕する回転ハンマー型クラッシャーの他、ス
クリュークラッシャー型等の破砕機が使用され、ガラス
製品に対して少ないエネルギーで効率的に破砕を行うこ
とが出来る。
【0017】洗浄機20としては、水を使用した回転ド
ラム式水洗機が有り、洗浄水は、水処理設備22で浮遊
汚染物を沈殿瀘過し、再度水洗の為に水洗機20に戻さ
れる。沈殿物はプレス脱水機24等で脱水された後、埋
立処理される。濡れた洗浄破砕片の遠心脱水機25は、
回転ドラム式が適しており、簡単な水切り脱水で次の乾
燥機30で消費される熱エネルギー量を節減することが
出来る。脱水された水は、上記水処理設備22に戻し、
節水と河川汚染の防止を行う。
【0018】乾燥機30は、熱風炉29でオイルやガス
の燃焼ガス等の熱源によって発生された高温空気の供給
を受けて螺旋羽等で撹拌しながらガラス破砕片を水分ゼ
ロまで乾燥するもので、乾燥機30の下流側に配置され
た吸引ファン32によって上記高温空気を導入する様に
している。これで、ファン32は、押し込み式よりも熱
負荷が軽減される。乾燥作業後の空気は、サイクロンセ
パレータ33で浮遊埃を除去後に一部大気放出され、大
部分は再度熱風炉29に戻され、消費熱エネルギー量を
節減するようにしている。
【0019】乾燥後の破砕片処理物Wは、ベルトコンベ
ヤ上で移動中にクレーンに吊られた円盤状又は櫛歯状の
電気磁石から成る磁選機35によって鉄等の磁性物が取
り出される。アルミ選別機40は、図3に示すように、
永久磁石式ドラム回転型アルミセパレータであって、投
入されたアルミニウムは良伝導体で磁力線によって電磁
誘導現象をおこしてうず電流を発生し、永久磁石41を
備えた高速回転ドラム42によって強力な交流磁界を受
けてアルミニウム内部に発生するうず電流と反発し合い
弾き出されることになる。即ち、アルミニウムやプラス
チックを含む廃棄物はショートストッパーを備えた周動
ループベルト43の上に供給されて、ギヤドモータ44
で回転駆動される一方のベルトロータの永久磁石式ドラ
ム42において弾き出され、端排出口45からアルミ圧
延機等へ送られ、残りの処理物は内側排出口46から排
出される。
【0020】第一篩機48は8〜15mmの篩目を有し
た、また最終の第二篩機70は8〜16メッシュの篩目
を有した複数の取り替え可能な篩板を振動させる公知の
振動式篩機が採用される。篩目の選択は、ガラスの種類
に応じて行われる。風力選別装置50は、図4及び図5
に示す様に、第一篩機48の通過しないオーバサイズ中
間物がコンベヤによって上方から供給されるホッパー5
1と、該ホッパー51から混合ガラス被処理物を垂直な
竪形分離管52の中間部52Aへ定量供給する略水平な
供給手段53と、竪形分離管52の上端部に上端部で連
通し且つ内部に負圧を発生させる吸引ブロワー55を備
えた竪形サイクロン筐体54とから構成されており、竪
形分離管52の下端部に開口52Bを設けて吸引ブロワ
ー55の空気吸引口として竪形分離管52内に上昇空気
流A1を発生させ、ガラスを多く含む重量物を自重で落
下させ且つ軽量物を空気流A1によってサイクロン筐体
54内へ搬送分離し、下端開口52Bを重量物の取り出
し口とし、またサイクロン筐体54の下端部に軽量物の
取り出しロータリ弁56を設けている。竪形分離管52
は、垂直の他に傾斜状態にも設置出来る。
【0021】ホッパー51は、フレーム50A上で略倒
角錐台形状を成し、長方形状の下端開口において水平な
直方体の外形の定量供給手段のバイブロフィーダ53の
一端部に連通している。また、垂直壁には、縦向きにス
クリュー型撹拌器57を備えており、混合ガラス被処理
物中の粉粒物がホッパー51内でブリッジ現象を起こし
てバイブロフィーダ53への供給が止まるのを防いでい
る。バイブロフィーダ53は、フレーム50A上に水平
に据え付けられており、インバータ制御で搬送量を広範
囲に且つ容易に調整出来る加振機53Aを使用してお
り、混合ガラス被処理物を連続的に定量ずつ竪形分離管
52の中間部52Aへ送る。また中間部52Aへの連結
部に遮断用ゲート58を有している。供給手段53とし
て、他にユーラスフィーダを使用することが出来る。
【0022】竪形分離管52は、バイブロフィーダ53
と接続する中間部52Aを矩形断面としており、また下
方にかけてジグザグ状の屈曲部52Dとして比較的長い
摺動落下経路を形成しており、混合ガラス被処理物がそ
の摺動落下経路を移動している間に良く解されて重量物
と軽量物との分離が促進される。竪形分離管52の下方
端部を円形断面のままとして螺旋体を収容し、上記機能
を有した比較的長い摺動落下経路を形成することもでき
る。更に竪形分離管52の下端部に、ハンドル等でネジ
棒を回すことでネジ棒に螺合したナットを取り付けた風
量調節可動板を平行移動して通路容積を変えるように設
けて、通過空気流速度を変えて重量物と軽量物との選別
分岐点を変えることが出来る。
【0023】竪形サイクロン筐体54は、頂端面に吸引
ブロワー55を備えた円筒部54Aと下端部に軽量物の
取り出しロータリ弁56を設けた倒円錐部54Bとから
構成されており、フレーム50A上に搭載リング50B
で固定されている。竪形分離管52は、竪形サイクロン
筐体54の上端部において接線方向で連通しており、分
離搬送されて来た軽量物が筐体54内で螺旋を描いて落
下するようにしている。 吸引ブロワー55としては、
インバータ制御の可変速電動機55Aによって回転駆動
され、風量の多いルーツブロワー等が使用されており、
その排気口55Bに浮遊物を回収するためにバックフィ
ルター(図示は省略)が設けられている。フィルターを
出た空気は、再度竪形分離管52の下から吸引される様
に導かれる。吸引ブロワー55は、竪形分離管52の中
間部52Aに空気流A1を発生させて一定の軽量物分離
負圧を発生させており、バイブロフィーダ53による定
量供給でこの一定の分離負圧が維持されている。
【0024】かくして、混合ガラス被処理物は、バイブ
ロフィーダ53によって竪形分離管52の中間部52A
に定量供給され、吸引ブロワー55によって竪形分離管
52の下端部の開口51Bから吸入されて来る上昇空気
流A1によって軽量物は竪形サイクロン筐体54内へ搬
送されて行き、重量物は自重によって上昇空気流A1に
対抗して落下する。ここで、混合ガルス被処理物は、プ
ラスチックのキャップや、コルクや木、ゴム等の栓、ラ
ベル等の可燃有機物が圧倒的に多い軽量物とガラス片が
圧倒的に多い重量物とに選別され、軽量物はロータリ弁
56から、重量物は竪形分離管52の下端開口52Bか
ら取り出され、金属除去後に破砕機10に戻される。
【0025】可変速電動機55Aの回転速度を変えた
り、風量調節可動板の開度調整を行ったり等して空気流
量を変えると、重量物と軽量物の分岐点を変えることが
出来ることは言うまでもない。運動部分としてはバイブ
ロフィーダ53や吸引ブロワー55が有るが、数が少な
く、単調振動や回転運動である為に、全体的に構造が簡
単になり、故障が少ない。第一篩機48から送られて来
る混合ガラス被処理物も、更に重量物と軽量物とに選別
され、選別精度を高めることが出来る。
【0026】図6及び図7に示す様に、粉砕機60は、
内部へ複数の角棒62Aを突設した回転盤62と、回転
角棒62Aに隣接した角棒63Aを内部へ突設した皿形
の固定盤63との間に粉砕室60Aを形成し、固定盤6
3の上方の投入部63Bから供給されるガラス粒子が圧
倒的に多い第一篩機の通過物を中央開口63Cから粉砕
室60A内に導入し上記両角棒62A、63Aによる打
撃によって粉砕し、周囲のパンチングプレートのスクリ
ーン61Aを通して粉砕物を出す打撃型粉砕機から構成
されている。回転盤62は、これに軸65Aで連結され
た回転駆動モータ65が搭載されている機台66に固定
されたケーシングフレーム61内に回転可能に支持され
比較的高速度で回転駆動される。固定盤63は、蝶番6
7でケーシングフレーム61に開閉可能に連結され、ロ
ック68で閉鎖固定される。各角棒62A、63Aは、
各回転盤62と固定盤63に取付けられており、まだ粗
い第一篩機の通過ガラス粒子を回転する角棒62Aが打
撃して固定角棒63Aにも当てて効率的に粉砕する。粉
状ガラスは、スクリーン61Aを取囲んだケース61B
の下方開口から排出される。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1記載のガラス製品のリサイクルプラントによ
れば、(1)破砕機によって付属物を有したままの各種
ガラス製品が破砕され、水洗い等で破砕片は洗浄され、
洗浄破砕片は乾燥機によって乾燥後に、乾燥破砕片は第
一篩機によって通過粉粒物と不通過オーバサイズ中間物
とに選別され、不通過オーバサイズ中間物は、風力選別
機で重量物と軽量物とに風力で選別され、そのガラス片
を含む重量物は、金属除去手段を経て金属が除去されて
上記破砕機に戻され、またその軽量物のプラスチック、
コルク、木、ゴム、紙等は除去される。かくして金属や
プラスチック、コルク、木、ゴム、紙等が、自動的に選
別除去されて、ガラス原料として精選することが出来
る。
【0028】(2)第一篩機を通過した例えば8〜15
mm以下の粉粒物は、粉砕機で粉砕されて、第一篩機よ
り細かい篩目の第二篩機で粉砕物は、選別される。第二
篩機を通過しなかった粉砕物は、上記粉砕機に戻され、
通過するまで繰り返し粉砕されることになる。かくし
て、第二篩機からの通過粉砕物として、例えば8〜16
メッシュの精選された溶融の容易な微細なガラス原料粉
粒物を得ることが出来る。
【0029】(3)請求項2記載のガラス製品のリサイ
クルプラントによれば、破砕機は、回転ハンマー型や衝
撃型、立型、スクリュークラッシャー型等破砕機から構
成されており、硬いガラス製品に対して少ないエネルギ
ーで効率的に破砕を行うことが出来る。 (4)請求項3記載のガラス製品のリサイクルプラント
によれば、粉砕機は、内部へ複数の角棒を突設した回転
盤と、上記回転角棒に隣接した角棒を内部へ突設した固
定盤との間に粉砕室を形成し、固定盤中央開口から供給
される第一篩機の通過物を上記両角棒による打撃で粉砕
し、周囲のスクリーンを通して粉砕物を出す打撃型粉砕
機から構成されており、まだ粗い第一篩機の通過物を回
転する角棒と固定角棒とによる打撃で効率的に粉砕する
ことが出来る。
【0030】(5)請求項4記載のガラス製品のリサイ
クルプラントによれば、乾燥機の上流側に、脱水機が設
けられており、簡単な脱水で乾燥機で消費される熱エネ
ルギー量を節減することが出来る。 (6)請求項5記載のガラス製品のリサイクルプラント
によれば、篩機は、篩目サイズを変更可能になってお
り、ガラス材質に応じてガラス原料の粗さを適宜選択出
来る。
【0031】(7)請求項6記載のガラス製品のリサイ
クルプラントによれば、風力選別機は、被処理物をコン
ベヤ等の搬送手段で受けてホッパーに供給し、該ホッパ
ーから被処理物を垂直又は傾斜した竪形分離管の中間部
へ定量供給手段で供給し、該竪形分離管の上端部に上端
部で連通した竪形サイクロン筐体内部に可変速電動機に
よって回転駆動される吸引ブロワーによって負圧を発生
させ、上記竪形分離管の下端部に設けた開口を上記吸引
ブロワーの空気吸引口として該竪形分離管内に上昇空気
流を発生させ、重量物を自重で落下させつつ軽量物を空
気流によって上記サイクロン筐体内へ搬送分離し、該下
端開口を重量物の取り出し口とし、また上記サイクロン
筐体内へ搬送分離し、該下端開口を重量物の取り出し口
とし、また上記サイクロン筐体の下端部に設けたロータ
リ弁を小形軽量物の取り出し口としている。
【0032】従って、第一篩機を通過しないオーバサイ
ズ中間物は、重量物と軽量物が混合した粉粒子の被処理
物であり、コンベヤ等の搬送手段でホッパーへ供給さ
れ、そこから定量供給手段によって連続的に垂直又は傾
斜した竪形分離管の中間部へ定量供給されて来る。混合
小被処理物は、その竪形分離管の立ち上がり部でその開
放下端部から吸引ブロワーによって吸入されて来る空気
流の強さに応じて重量物が落下し、軽量物は空気流によ
ってサイクロン筐体内へ搬送されて行く。ここで、被処
理物はプラスチックや紙等の可燃有機物が圧倒的に多い
軽量物とガラスや金属等の不燃無機物が圧倒的に多い重
量物とに選別され、軽量物は竪形サイクロン筐体の下端
部のロータリ弁から、重量物は竪形分離管の下端部に開
口から収集される。竪形サイクロン筐体の下端部のロー
タリ弁は、竪形分離管内の空気流の強さに影響を与えず
に軽量物の取り出しを可能にする。この様に、中形混合
ガラスからプラスチックのキャップや、コルクや木、ゴ
ム等の栓、ラベル等の軽量物を除去出来る。可燃有機物
が多い軽量物は、固形再生燃料の原料に利用出来、重量
物は金属除去後に破砕機に戻すことが出来る。
【0033】(8)請求項7記載のガラス製品のリサイ
クルプラントによれば、風力選別機は、その上記ホッパ
ーに撹拌器を備え、その竪形分離管の下端部にジグザグ
状の屈曲部を設けるか又は螺旋体を収容しておりまた最
下端部に風量調節可動板を有しており、従って、処理物
が粉粒物でホッパー内でブリッジ現象を起こして定量供
給手段への供給が止まるのを防ぐことができる。 (9)請求項8記載のガラス製品のリサイクルプラント
によれば、吸引ブロワーは、その排気口にバックフィル
ターを有しており、被処理物内に乾燥汚泥が混入してい
ても、軽量物を竪形サイクロン筐体内で分離後に更にバ
ックフィルターによって捕捉して大気汚染を防ぐことが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス製品のリサイクルプラント
の処理フローチャートである。
【図2】同破砕機としての遠心ハンマー型ガラスクラッ
シャーの要部の一部断面図である。
【図3】同アルミ選別機の側面図である。
【図4】同風力選別機の側面図である。
【図5】同風力選別機の平面図である。
【図6】同ガラス粉砕機の開放状態の斜視図である。
【図7】同ガラス粉砕機の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス製品のリサイクルプラント 10 破砕機 20 洗浄機(水洗機) 25 脱水機 30 乾燥機 35 磁選機 40 アルミセパレータ 48 第一篩機 50 風力選別機 51 ホッパー 52 竪形分離管 52A 中間部 52B 下端開口 53 定量供給手段 54 竪形サイクロン筐体 55 吸引ブロワー 55A 可変速電動機 55B 排気口 56 軽量物の取り出しロータリ弁 57 撹拌器 60 粉砕機 70 第二篩機 A1 上昇空気流
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−52452(JP,A) 特開 平9−141240(JP,A) 特開 平8−52452(JP,A) 特開 平9−206730(JP,A) 特開 平6−320112(JP,A) 特開 昭49−98066(JP,A) 特開 昭49−98065(JP,A) 特開 昭53−16964(JP,A) 実開 昭53−63085(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B09B 5/00 B02C 19/14 B07B 9/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属やプラスチックのキャップや、コル
    クや木、ゴム等の栓、鉛シール、ラベル、プラスチック
    の保護コーティング等の付属物を有したガラス瓶やガラ
    ス容器、ガラス置き物等の各種ガラス製品の供給を受け
    て砕く破砕機と、破砕片を洗浄する洗浄機と、洗浄破砕
    片を乾燥する乾燥機と、乾燥破砕片を粉粒物と中間物と
    に選別する第一篩機と、該第一篩機を通過しないオーバ
    サイズ中間物を重量物と軽量物とに風力で選別する風力
    選別機と、上記第一篩機を通過した粉粒物を粉砕する粉
    砕機と、上記第一篩機より細かい篩目で粉砕物を選別す
    る第二篩機とから構成され、上記風力選別機で選別され
    た重量物から金属を除去する金属除去手段を経て重量物
    を上記破砕機に戻し、上記風力選別機によって選別され
    たプラスチック、コルク、木、ゴム、紙等の軽量物を除
    去し、上記金属除去手段によって金属を除去し、上記第
    二篩機を通過しなかったオーバサイズ物を上記粉砕機に
    戻し、上記第二篩機から通過粉砕物としてガラス原料の
    粉体をリサイクルすることを特徴とするガラス製品のリ
    サイクルプラント。
  2. 【請求項2】 上記破砕機は、回転ハンマー型や衝撃
    型、立型、スクリュークラッシャー型等破砕機から構成
    されている請求項1記載のリサイクルプラント。
  3. 【請求項3】 上記粉砕機は、内部へ複数の角棒を突設
    した回転盤と、上記回転角棒に隣接した角棒を内部へ突
    設した固定盤との間に粉砕室を形成し、固定盤中央開口
    から供給される第一篩機の通過物を上記両角棒による打
    撃で粉砕し、周囲のスクリーンを通して粉砕物を出す打
    撃型粉砕機から構成されている請求項1記載のリサイク
    ルプラント。
  4. 【請求項4】 上記乾燥機の上流側に、脱水機が設けら
    れている請求項1記載のリサイクルプラント。
  5. 【請求項5】 上記篩機は、篩目サイズを変更可能にな
    っている請求項1記載のリサイクルプラント。
  6. 【請求項6】 上記風力選別機は、被処理物をコンベヤ
    等の搬送手段で受けてホッパーに供給し、該ホッパーか
    ら被処理物を垂直又は傾斜した竪形分離管の中間部へ定
    量供給手段で供給し、該竪形分離管の上端部に上端部で
    連通した竪形サイクロン筐体内部に可変速電動機によっ
    て回転駆動される吸引ブロワーによって負圧を発生さ
    せ、上記竪形分離管の下端部に設けた開口を上記吸引ブ
    ロワーの空気吸引口として該竪形分離管内に上昇空気流
    を発生させ、重量物を自重で落下させつつ軽量物を空気
    流によって上記サイクロン筐体内へ搬送分離し、該下端
    開口を重量物の取り出し口とし、また上記サイクロン筐
    体内へ搬送分離し、該下端開口を重量物の取り出し口と
    し、また上記サイクロン筐体の下端部に設けたロータリ
    弁を軽量物の取り出し口としている請求項1記載のリサ
    イクルプラント。
  7. 【請求項7】 上記風力選別機は、その上記ホッパーに
    撹拌器を備え、その竪形分離管の下端部にジグザグ状の
    屈曲部を設けるか又は螺旋体を収容しておりまた最下端
    部に風量調節可動板を有している請求項6記載のリサイ
    クルプラント。
  8. 【請求項8】 上記吸引ブロワーは、その排気口にバッ
    クフィルターを有している請求項6記載のリサイクルプ
    ラント。
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