JPH10340977A - 電子部品およびその製造方法 - Google Patents

電子部品およびその製造方法

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JPH10340977A
JPH10340977A JP35261597A JP35261597A JPH10340977A JP H10340977 A JPH10340977 A JP H10340977A JP 35261597 A JP35261597 A JP 35261597A JP 35261597 A JP35261597 A JP 35261597A JP H10340977 A JPH10340977 A JP H10340977A
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resin
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/4809Loop shape
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    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上のチップのパッドと基板上の電極をワ
イヤで接続し、かつチップとワイヤを封止するモールド
体を形成して成る電子部品は、(1)レジスト膜とモー
ルド体の接着力を大きくすること、(2)金属膜とカル
の接着力を小さくすること、の2つの要件が要求され
る。そこで、上記2つの要件を満足する電子部品および
その製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 基板1の表面をプラズマ処理して第1電
極4や湯道のための金属膜5に生じた金属酸化物を除去
し、レジスト膜6を活性化させる。基板1上のチップ1
2と第1電極4をワイヤ15で接続した後、チップ12
とワイヤ15を封止するモールド体9aを樹脂で形成す
る。金属膜5上のカル9bは金属膜5から容易に剥離さ
れ、モールド体9aはレジスト膜6上に強固に付着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上のチップと
ワイヤを樹脂で封止する電子部品およびその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品として、基板の上面にチップを
搭載してチップの上面のパッドと基板の上面の電極をワ
イヤで接続し、かつチップとワイヤを封止するモールド
体を樹脂で形成するものが知られている。
【0003】モールド体は次のようにして形成される。
すなわち、基板をモールドプレス装置の上型と下型の間
に密封し、樹脂を上型または下型に形成された湯道を通
してキャビティ内に圧入する。次にキャビティ内で樹脂
を硬化させてモールド体とした後、上型と下型を分離
し、上型と下型の間から基板を取り出す。取り出された
基板上のモールド体には、湯道内で硬化した余分な樹脂
がへその緒のように付着しており、この樹脂(一般に、
「カル」と称される)を基板の上面から剥がし、かつモ
ールド体から切断して除去する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】基板の表面には、電極
と、カルが強固に付着するのを防止するための細い金属
膜と、レジスト膜が形成されている。金属膜は、湯道に
対応する部分に形成されている。金属膜は、電極と一緒
にメッキ法やエッチング法などにより基板の上面に形成
される。またレジスト膜は、電極と金属膜を除く基板の
表面に形成される。モールド体の材料である樹脂とレジ
スト膜の接着力が小さいと、空気中の湿気はモールド体
とレジスト膜の間からモールド体の内部に侵入し、モー
ルド体内部の電極やワイヤなどを劣化させる。したがっ
てモールド体はレジスト膜に強固に付着させる必要があ
る。
【0005】一方、金属膜上で硬化した樹脂(カル)
は、金属膜から剥がして除去しなければならない。した
がってカルは金属膜に弱く付着していることが望まし
い。
【0006】以上のように、この種基板には、(1)レ
ジスト膜とモールド体の接着力を大きくすること、
(2)金属膜とカルの接着力を小さくすることの2つの
要件が要求される。
【0007】また、基板とチップの電気的な接続をフェ
イスダウンボンディングやリードボンディングで行う電
子部品も上述した電子部品と同様に、基板の上面にモー
ルド体を形成してチップを封止する構造となるが、この
電子部品についても基板のレジスト膜とモールド体の接
着力を大きくすることと、金属膜とカルの接着力を小さ
くすることが要求される。
【0008】そこで本発明は、上記要件を満足する電子
部品およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品は、基
材の上面に電極とレジスト膜と樹脂付着防止用の金属膜
を形成した基板と、この基板の上面に搭載されたチップ
と、このチップの上面のパッドと前記基板の電極を接続
するワイヤと、このチップおよびワイヤを封止するため
に基板の上面に樹脂で形成されたモールド体とから成
り、前記モールド体を形成する前に前記基板の上面をプ
ラズマ処理して前記電極および金属膜の上面の金属酸化
物を除去するとともに前記レジスト膜の上面を活性化し
たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明の電子部品
は、基材の上面に電極とレジスト膜と樹脂付着防止用の
金属膜を形成した基板と、この基板の上面に搭載された
チップと、このチップの上面のパッドと基板の電極を接
続するワイヤと、このチップおよびワイヤを封止するた
めに基板の上面に樹脂で形成されたモールド体とから成
り、モールド体を形成する前に基板の上面をプラズマ処
理して電極および金属膜の上面の金属酸化物を除去する
とともにレジスト膜の上面を活性化した。
【0011】請求項2記載の発明の電子部品の製造方法
は、基材の上面に電極とレジスト膜と樹脂付着防止用の
金属膜を形成した基板の上面にチップを搭載する工程
と、基板の上面をプラズマ処理して電極および金属膜の
上面の金属酸化物を除去するとともにレジスト膜の上面
を活性化する工程と、チップの上面のパッドと基板の電
極をワイヤで接続する工程と、基板をモールドプレス装
置の上型と下型で密封し、湯道を通してキャビティ内に
樹脂を圧入することによりキャビティ内に配置されたチ
ップとワイヤを封止するモールド体を形成する工程と、
上型と下型を分離した後、基材上面の湯道に対応する部
分に形成された金属膜上に付着するカルを剥離して除去
する工程と、を含む。
【0012】請求項3記載の発明の電子部品の製造方法
は、チップの上面のパッドと基板の電極をワイヤで接続
する前に、プラズマ処理を行う。
【0013】請求項4記載の発明の電子部品は、基材の
上面に第1電極とレジスト膜と樹脂付着防止用の金属膜
を形成し、またこの基材の下面に第2電極を形成し、か
つ基材の内部に第1電極と第2電極を接続する内部配線
を形成した基板と、この基板の上面に搭載されたチップ
と、このチップの上面のパッドと第1電極を接続するワ
イヤと、このチップおよびワイヤを封止するために基板
の上面に樹脂で形成されたモールド体と、第2電極上に
形成されたバンプとから成り、モールド体を形成する前
に基板の上面をプラズマ処理して第1電極および金属膜
の上面の金属酸化物を除去するとともにレジスト膜の上
面を活性化した。
【0014】請求項5記載の発明の電子部品の製造方法
は、基材の上面に第1電極とレジスト膜と樹脂付着防止
用の金属膜を形成し、またこの基材の下面に第2電極を
形成し、かつ基材の内部に第1電極と第2電極を接続す
る内部配線を形成した基板の上面にチップを搭載する工
程と、基板の上面をプラズマ処理して第1電極および金
属膜の上面の金属酸化物を除去するとともにレジスト膜
の上面を活性化する工程と、チップの上面のパッドと第
1電極をワイヤで接続する工程と、基板を上型と下型で
密封し、湯道を通してキャビティ内に樹脂を圧入するこ
とによりキャビティ内に配置されたチップとワイヤを封
止するモールド体を形成する工程と、上型と下型を分離
した後、基材上面の湯道に対応する部分に形成された金
属膜上に付着するカルを剥離して除去する工程と、第2
電極上にバンプを形成する工程と、を含む。
【0015】請求項6記載の発明の電子部品の製造方法
は、チップの上面のパッドと第1電極をワイヤで接続す
る前に、プラズマ処理を行う。
【0016】請求項7記載の発明の電子部品は、基材の
上面に電極とレジスト膜と樹脂付着防止用の金属膜を形
成した基板と、電極に電気的に接続され、基板上に搭載
されたチップと、このチップ封止するために基板の上面
に樹脂で形成されたモールド体とから成り、モールド体
を形成する前に基板の上面をプラズマ処理してレジスト
膜の上面の樹脂に対する密着性を高めると共に金属膜の
上面の樹脂に対する密着性を低下させた。
【0017】請求項8記載の発明の電子部品の製造方法
は、基材の上面に電極とレジスト膜と樹脂付着防止用の
金属膜を形成した基板を準備する工程と、基板の上面に
チップを搭載してチップと基板の電極とを電気的に接続
する工程と、基板の上面をプラズマ処理してレジスト膜
の上面の樹脂に対する密着性を高めると共に金属膜の上
面の樹脂に対する密着性を低下させる工程と、基板上に
搭載されたチップを包囲する形状のキャビティと、金属
膜に対応する位置に形成されこのキャビティに連通する
湯道を備えた型(金型)を基板の上面にセットする工程
と、溝を通してキャビティ内に樹脂を圧入することによ
りキャビティ内に配置されたチップ封止するモールド体
を形成する工程と、基板から型を分離した後、湯道内で
硬化して金属膜上に付着する余分な樹脂を金属膜から剥
離して除去する工程と、を含む。
【0018】請求項9記載の電子部品の製造方法は、基
材の上面に電極とレジスト膜と樹脂付着防止用の金属膜
を形成した基板を準備する工程と、基板の上面をプラズ
マ処理してレジスト膜の上面の樹脂に対する密着性を高
めると共に金属膜の上面の樹脂に対する密着性を低下さ
せる工程と、基板の上面にチップを搭載してチップと基
板の電極とを電気的に接続する工程と、基板上に搭載さ
れたチップを包囲する形状のキャビティと、金属膜に対
応する位置に形成されこのキャビティに連通する湯道を
備えた型(金型)を基板の上面にセットする工程と、溝
を通してキャビティ内に樹脂を圧入することによりキャ
ビティ内に配置されたチップ封止するモールド体を形成
する工程と、基板から型を分離した後、湯道内で硬化し
て金属膜上に付着する余分な樹脂を金属膜から剥離して
除去する工程と、を含む。
【0019】上記構成の各発明によれば、レジスト膜と
モールド体の接着力を大きくしてモールド体をレジスト
膜に強固に付着させることができる。また金属膜とカル
との接着力を小さくし、カルを金属膜から容易に剥がす
ことができる。
【0020】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態の基板
の斜視図、図2は同基板のA−A断面図、図3は同電子
部品の完成品の斜視図、図4、図5、図6、図7、図
8、図9、図10、図11、図12は同電子部品の製造
工程図、図13は同プラズマ処理時間と樹脂せん断強度
の関係図である。
【0021】まず、図1を参照して、基板の構造を説明
する。基板1は、板状の基材2から成っている。基材2
の上面には、アイランド3と、アイランド3を包囲する
多数個の第1電極4と、細い金属膜5と、レジスト膜6
が形成されている。金属膜5は、モールド体を形成する
ために使用する金型の湯道(後述)に対応する部分に形
成されており、樹脂との接着力比較的弱い金属より構成
されている。またレジスト膜6は、アイランド3、第1
電極4、金属膜5などの金属部分を除く基材2の前面に
形成されている。
【0022】図2において、基材2の下面には第2電極
7とレジスト膜6が形成されている。上面の第1電極4
と下面の第2電極7は、内部配線8により電気的に接続
されている。第1電極4および第2電極7は、銅膜4
a,7a上にニッケル膜4b,7bを形成し、ニッケル
膜4b,7b上に金膜4c,7cを形成して作られてい
る。銅膜4a,7aは電極4,7の主体となるものであ
り、金膜4c,7cは電気的導通性を確保するために形
成されたものである。またニッケル膜4b,7bはバリ
ヤ層であって、銅膜4a,7aの成分である銅が金膜4
c,7cの表面に拡散するのを防止するものである。
【0023】銅膜4a,7a、ニッケル膜4b,7b、
金膜4c,7cはメッキ法やエッチング法により形成さ
れる。またアイランド3と金属膜5も電極4,7と一緒
にメッキ法やエッチング法により形成される。したがっ
てアイランド3も銅膜3a、ニッケル膜3b、金膜3c
から成っており、また金属膜5も銅膜5a、ニッケル膜
5b、金膜5cから成っている。
【0024】図2において、金膜3c,4c,5c,7
cの表面には金属酸化物Kが薄膜状に生じている。金属
酸化物Kは、ニッケル酸化物、ニッケル水酸化物、銅酸
化物であって、ニッケル膜3b,4b,5b,7bの成
分であるニッケルや、銅膜3a,4a,5a,7aの成
分である銅が金膜3c,4c,5c,7cの表面に拡散
し、空気や湿気に触れて酸化することにより生じたもの
である。
【0025】アイランド3および第2電極7に生じた金
属酸化物Kには害はないが、第1電極4および金属膜5
に生じた金属酸化物Kは次のような害がある。すなわ
ち、第1電極4上には後工程でワイヤがボンディングさ
れるが、金属酸化物Kはワイヤのボンディング力を低下
させる。また金属膜5上には、後工程で樹脂(カル)が
付着し、このカルは金属膜5から剥がして除去しなけれ
ばならない。ところが金属膜5上の金属酸化物Kはカル
を強固に付着させるため、カルを剥がしにくくなる。以
上のことから、第1電極4上や金属膜5上に生じた金属
酸化物Kは除去することが望ましい。金属酸化物Kを除
去する方法については、後で図6を参照しながら説明す
る。
【0026】図3は、図1に示す基板1を用いて製造し
た電子部品10の完成品の斜視図を示している。基板1
の上面には、チップやワイヤを封止するモールド体9a
が形成されている。またカルを除去した金属膜5が露出
している。
【0027】次に、図4〜図10を参照して、電子部品
10の製造工程を説明する。図4は、図1に示す基板1
の断面を示している。まずアイランド3上にボンド11
を塗布する。次にボンド11上にチップ12を搭載し、
チップ12をアイランド3上に接着する(図5)。チッ
プ12の上面にはパッド13が形成されている。この
後、ボンド11を硬化させるために基板1は加熱される
が、この加熱によってより多くの金属酸化物Kが第1電
極4および金属膜5の表面に現われる。
【0028】次に、基板1の表面をプラズマ処理する。
図6は、プラズマ処理装置の断面図である。次に、図6
を参照してプラズマ処理装置の説明を行う。ケーシング
20の内部に下部電極21と上部電極22が設けられて
いる。下部電極21には高周波電圧発生装置23が接続
されている。また上部電極22はアース部24に接続さ
れている。ケース20はパイプ25を通して真空ポンプ
26に接続されている。またケース20はパイプ27を
通してプラズマ発生用ガス供給部28に接続されてい
る。
【0029】次に、プラズマ処理方法を説明する。図示
するように、基板1を下部電極21上に載せる。次に真
空ポンプ26を駆動してケース20の内部を真空吸引
し、またプラズマ発生用ガス供給部28からケース20
内にプラズマ発生用ガスを供給する。プラズマ発生用ガ
スとしては、アルゴンガスなどが用いられる。
【0030】次に高周波電圧発生装置23を駆動して下
部電極21に高周波電圧を印加する。するとケース20
内のアルゴンガスはプラズマ状態となり、アルゴンイオ
ンは基板1の表面に衝突する。すると、基板1の上面の
第1電極4、金属膜5、パッド13の表面の金属酸化物
Kはアルゴンイオンにエッチングされて除去される。ま
たレジスト膜6の表面にアルゴンイオンが衝突すると、
レジスト膜6の表面は活性化される。後で図13を参照
して説明するように、第1電極4、金属膜5、パッド1
3の表面をエッチングして金属酸化物Kを除去すると、
樹脂と金属膜5とのせん断強度(接着力)は低下し、ま
たレジスト膜6の表面を活性化させると、樹脂とレジス
ト膜6とのせん断強度(接着力)は著しく増大する。
【0031】以上のようにして基板1のプラズマ処理が
終了したならば、チップ12のパッド13と基板1の第
1電極4をワイヤ15で接続する(図7参照)。この場
合、ワイヤ15がボンディングされる第1電極4および
パッド13の表面の金属酸化物Kは上述したプラズマ処
理により除去されているので、ワイヤ15は第1電極4
およびパッド13にしっかりボンディングされる。
【0032】ワイヤボンディングが終了したならば、モ
ールド体9aの成形を行う。図8はモールド体9aの成
形を行うモールドプレス装置の部分断面図を示してい
る。なおモールドプレス装置としては、例えば特開平5
−235069号公報に記載されたものが知られてい
る。図8において、モールドプレス装置は上型31と下
型32を備えている。基板1は下型32上に載置され
る。上型31の下面には、基板1上のチップ12やワイ
ヤ15を収納するためのキャビティ33と、キャビティ
33内に樹脂を圧入するための湯道34が形成されてい
る。基板1の金属膜5は、湯道33に対応する部分に形
成されている。
【0033】上型31の側部には孔部35が形成されて
いる。孔部35の内部にはモールド体9aの材料である
樹脂塊(一般に、「タブレット」と称される)9が収納
されており、また孔部35にはプランジャ36が配置さ
れている。
【0034】図示するように基板1を上型31と下型3
2の間に密封し、ヒータ(図外)によりタブレット9を
加熱して溶融させる。次にプランジャ36を下降させれ
ば、樹脂(タブレット9の溶融物)は湯道34を通り、
キャビティ33内に圧入される。次にキャビティ33内
の樹脂を固化させたならば、上型31と下型32を分離
し、基板1を下型32から取り出す。
【0035】図9は、下型32から取り出された基板1
を示している。チップ12とワイヤ15は、樹脂がキャ
ビティ33内で硬化して生成したモールド体9aで封止
されている。モールド体9aには、湯道34内で硬化し
た樹脂(カル)9bが連結している。
【0036】そこで次に、図10に示すようにカル9b
に下方から上向きの外力Fを加えることにより、モール
ド体9aとの接合部aからカル9bを切断し、カル9b
を除去する。
【0037】次に、図11に示すように基板1を表裏反
転し、第2電極7上に導電性ボール16を搭載する。導
電性ボール16の搭載装置としては、例えば特開平8−
97218号公報に記載された装置が知られている。次
に基板1を加熱炉(図示せず)へ送り、導電性ボール1
6を加熱して溶融させる。すると第2電極7上にバンプ
16’が形成される(図12を参照)。以上により、図
3に示す電子部品10は完成する。
【0038】次に、図13を参照してプラズマ処理時間
(秒)と樹脂せん断強度(τ/MPa)の関係について
説明する。プラズマ処理時間とは、図6に示すプラズマ
処理装置で基板1のプラズマ処理を行う時間である。ま
た樹脂せん断強度とは、図9に示すモールド体9aの第
1電極4やレジスト膜6に対する接着力(剥離抵抗力)
および金属膜5の金膜5cに対するカル9bの接着力
(剥離抵抗力)を意味している。
【0039】図13において、Aはレジスト膜6に対す
るせん断強度曲線、Bは金膜5cに対するせん断強度曲
線である。なおこのせん断強度試験は、オリエンテック
社製の試験機を用いて行った。なお実験条件の詳細につ
いては説明を省略する。
【0040】図13の曲線Aから明らかなように、レジ
スト膜6に対するせん断強度は、プラズマ処理開始とと
もに急速に増大し、10秒後には6τ/MPa以上とな
り、それ以後、増大速度は低下するが、60秒後には8
τ/MPa以上に達する。一方、金膜5cに対するせん
断強度は、曲線Bで明らかなように、当初は約1.7τ
/MPaであるが、10秒後には約0.2τ/MPaま
で低下する。
【0041】図13から、以下に述べることが明らかで
ある。まず第1には、図6に示すプラズマ処理を行え
ば、曲線Aで示すようにモールド体9aのレジスト膜6
に対する接着力は著しく増大し、その結果、モールド体
9aが基板1から剥離したり、あるいはモールド体9a
とレジスト膜6の間から空気中の湿気がモールド体9a
の内部に侵入し、第1電極4、パッド13、ワイヤ15
などの金属部分やチップ12を劣化させるのを防止でき
る。また第2には、プラズマ処理を行えば、曲線Bで示
すようにカル9bの金属膜5に対する接着力を低減で
き、したがって図10に示すように、カル9bを金属膜
5から容易に剥離させることができる。すなわちモール
ド体9aとレジスト膜6との接着力をよくする処理と、
カル9bと金属膜5との接着力を弱める処理をプラズマ
処理によって同時に行うことができる。
【0042】上記実施の形態では、ワイヤボンディング
を行う前にプラズマ処理を行っているが、プラズマ処理
を行うタイミングはこれに限定されず、例えば図4に示
す工程と図5に示す工程の間、すなわちチップ12を基
板1に搭載する前に行ってもよい。あるいはまた、図7
に示す工程と図8に示す工程の間、すなわちワイヤボン
ディングを行った後に行ってもよい。ただしこの場合、
ワイヤボンディングはプラズマ処理の前に行うので、第
1電極4およびパッド13の表面には金属酸化物Kが存
在しており、したがってワイヤ15のボンディング力は
低下する。
【0043】本発明の実施の形態は以上であるが、本発
明はチップと基板の電気的な接続をワイヤ以外で行う電
子部品にも適用できる。
【0044】図14はフェイスダウンボンディングを適
用した電子部品の断面図である。電子部品100の基板
1、第1電極4、金膜5レジスト膜6、第2電極7はこ
れまで説明した電子部品10と同一構造である。112
はチップであってパッド113にバンプ114が形成さ
れている。このバンプ114を第1の電極4に接合して
チップ112と基板1とを電気的に接続する。バンプ1
14の材質としては半田、金、銅などが適用できる。チ
ップ112は回路形成面を基板側に向けたフェイスダウ
ンの状態で基板1に搭載されている。プラズマ処理は基
板にチップ112を搭載する前、もしくは搭載した後で
モールド体9aを形成する前のタイミングで行われる。
チップ112を搭載する前にプラズマ処理を行うと第1
電極4上の酸化物は除去され、金膜5は樹脂との密着性
が低下させられ、レジスト膜6上は活性化されて樹脂と
の密着性が高められる。従ってバンプ114と第1の電
極を確実に接合でき、モールド体9aをレジスト6の接
着力を大きくして信頼性のいい電子部品を作ることがで
きる。更に、金属膜5上の余分な樹脂(カル9b)は簡
単に除去できる。チップ112を搭載した後でプラズマ
処理を行ってもレジスト膜6とモールド体9aの接着力
及び金属膜5上での樹脂の剥離性の向上に効果がある。
【0045】図15はリードボンディングを適用した電
子部品の断面図である。この電子部品200は、チップ
212の電極213と第1電極4にリード214を熱圧
着して電気的に接続されている。この電子部品200の
場合も電子部品100の場合と同様に、リード214を
第1電極4に接合する前、もしくは接合した後でプラズ
マ処理を行うことができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、電極やレジスト膜や金
属膜が形成された基板にプラズマ処理を行うことによ
り、レジスト膜とモールド体の接着力を大きくしてモー
ルド体をレジスト膜に強固に付着させることができる。
また金属膜とカルとの接着力を小さくし、カルを金属膜
から容易に剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の基板の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の基板のA−A断面図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品の完成品の斜
視図
【図4】本発明の一実施の形態の電子部品の製造工程図
【図5】本発明の一実施の形態の電子部品の製造工程図
【図6】本発明の一実施の形態の電子部品の製造工程図
【図7】本発明の一実施の形態の電子部品の製造工程図
【図8】本発明の一実施の形態の電子部品の製造工程図
【図9】本発明の一実施の形態の電子部品の製造工程図
【図10】本発明の一実施の形態の電子部品の製造工程
【図11】本発明の一実施の形態の電子部品の製造工程
【図12】本発明の一実施の形態の電子部品の製造工程
【図13】本発明の一実施の形態のプラズマ処理時間と
樹脂せん断強度の関係図
【図14】本発明の一実施の形態の電子部品の断面図
【図15】本発明の一実施の形態の電子部品の断面図
【符号の説明】
1 基板 2 基材 4 第1電極 5 金属膜 6 レジスト膜 7 第2電極 9 樹脂塊 9a モールド体 9b カル 10 電子部品 12 チップ 13 パッド 15 ワイヤ 20 ケース 21 下部電極 22 上部電極 23 高周波電圧発生装置 26 真空ポンプ 28 プラズマ発生用ガス供給部 31 上型 32 下型 33 キャビティ 34 湯道

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材の上面に電極とレジスト膜と樹脂付着
    防止用の金属膜を形成した基板と、この基板の上面に搭
    載されたチップと、このチップの上面のパッドと前記基
    板の電極を接続するワイヤと、このチップおよびワイヤ
    を封止するために基板の上面に樹脂で形成されたモール
    ド体とから成り、前記モールド体を形成する前に前記基
    板の上面をプラズマ処理して前記電極および金属膜の上
    面の金属酸化物を除去するとともに前記レジスト膜の上
    面を活性化したことを特徴とする電子部品。
  2. 【請求項2】基材の上面に電極とレジスト膜と樹脂付着
    防止用の金属膜を形成した基板の上面にチップを搭載す
    る工程と、前記基板の上面をプラズマ処理して前記電極
    および金属膜の上面の金属酸化物を除去するとともに前
    記レジスト膜の上面を活性化する工程と、前記チップの
    上面のパッドと前記基板の電極をワイヤで接続する工程
    と、前記基板をモールドプレス装置の上型と下型で密封
    し、湯道を通してキャビティ内に樹脂を圧入することに
    よりキャビティ内に配置されたチップとワイヤを封止す
    るモールド体を形成する工程と、上型と下型を分離した
    後、基材上面の湯道に対応する部分に形成された金属膜
    上に付着するカルを剥離して除去する工程と、を含むこ
    とを特徴とする電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】前記チップの上面のパッドと前記基板の電
    極をワイヤで接続する前に、前記プラズマ処理を行うこ
    とを特徴とする請求項2記載の電子部品の製造方法。
  4. 【請求項4】基材の上面に第1電極とレジスト膜と樹脂
    付着防止用の金属膜を形成し、またこの基材の下面に第
    2電極を形成し、かつ基材の内部に第1電極と第2電極
    を接続する内部配線を形成した基板と、この基板の上面
    に搭載されたチップと、このチップの上面のパッドと前
    記第1電極を接続するワイヤと、このチップおよびワイ
    ヤを封止するために基板の上面に樹脂で形成されたモー
    ルド体と、第2電極上に形成されたバンプとから成り、
    前記モールド体を形成する前に前記基板の上面をプラズ
    マ処理して前記第1電極および金属膜の上面の金属酸化
    物を除去するとともに前記レジスト膜の上面を活性化し
    たことを特徴とする電子部品。
  5. 【請求項5】基材の上面に第1電極とレジスト膜と樹脂
    付着防止用の金属膜を形成し、またこの基材の下面に第
    2電極を形成し、かつ基材の内部に第1電極と第2電極
    を接続する内部配線を形成した基板の上面にチップを搭
    載する工程と、前記基板の上面をプラズマ処理して前記
    第1電極および金属膜の上面の金属酸化物を除去すると
    ともに前記レジスト膜の上面を活性化する工程と、前記
    チップの上面のパッドと前記第1電極をワイヤで接続す
    る工程と、前記基板をモールドプレス装置の上型と下型
    で密封し、湯道を通してキャビティ内に樹脂を圧入する
    ことによりキャビティ内に配置されたチップとワイヤを
    封止するモールド体を形成する工程と、上型と下型を分
    離した後、基材上面の湯道に対応する部分に形成された
    金属膜上に付着するカルを剥離して除去する工程と、第
    2電極上にバンプを形成する工程と、を含むことを特徴
    とする電子部品の製造方法。
  6. 【請求項6】前記チップの上面のパッドと前記第1電極
    をワイヤで接続する前に、前記プラズマ処理を行うこと
    を特徴とする請求項5記載の電子部品の製造方法。
  7. 【請求項7】基材の上面に電極とレジスト膜と樹脂付着
    防止用の金属膜を形成した基板と、前記電極に電気的に
    接続され、基板上に搭載されたチップと、このチップ封
    止するために基板の上面に樹脂で形成されたモールド体
    とから成り、前記モールド体を形成する前に前記基板の
    上面をプラズマ処理して前記レジスト膜の上面の樹脂に
    対する密着性を高めると共に前記金属膜の上面の樹脂に
    対する密着性を低下させたことを特徴とする電子部品。
  8. 【請求項8】基材の上面に電極とレジスト膜と樹脂付着
    防止用の金属膜を形成した基板を準備する工程と、 基板の上面にチップを搭載してチップと基板の電極とを
    電気的に接続する工程と、 前記基板の上面をプラズマ処理して前記レジスト膜の上
    面の樹脂に対する密着性を高めると共に前記金属膜の上
    面の樹脂に対する密着性を低下させる工程と、 基板上に搭載されたチップを包囲する形状のキャビティ
    と、前記金属膜に対応する位置に形成されこのキャビテ
    ィに連通する湯道を備えた型(金型)を基板の上面にセ
    ットする工程と、 前記溝を通してキャビティ内に樹脂を圧入することによ
    りキャビティ内に配置されたチップ封止するモールド体
    を形成する工程と、 基板から前記型を分離した後、前記湯道内で硬化して前
    記金属膜上に付着する余分な樹脂を金属膜から剥離して
    除去する工程と、 を含むことを特徴とする電子部品の製造方法。
  9. 【請求項9】基材の上面に電極とレジスト膜と樹脂付着
    防止用の金属膜を形成した基板を準備する工程と、 前記基板の上面をプラズマ処理して前記レジスト膜の上
    面の樹脂に対する密着性を高めると共に前記金属膜の上
    面の樹脂に対する密着性を低下させる工程と、 基板の上面にチップを搭載してチップと基板の電極とを
    電気的に接続する工程と、 基板上に搭載されたチップを包囲する形状のキャビティ
    と、前記金属膜に対応する位置に形成されこのキャビテ
    ィに連通する湯道を備えた型(金型)を基板の上面にセ
    ットする工程と、 前記溝を通してキャビティ内に樹脂を圧入することによ
    りキャビティ内に配置されたチップ封止するモールド体
    を形成する工程と、 基板から前記型を分離した後、前記湯道内で硬化して前
    記金属膜上に付着する余分な樹脂を金属膜から剥離して
    除去する工程と、 を含むことを特徴とする電子部品の製造方法。
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