JPH10340552A - 磁気ヘッド装置及びその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド装置及びその製造方法Info
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- JPH10340552A JPH10340552A JP9149064A JP14906497A JPH10340552A JP H10340552 A JPH10340552 A JP H10340552A JP 9149064 A JP9149064 A JP 9149064A JP 14906497 A JP14906497 A JP 14906497A JP H10340552 A JPH10340552 A JP H10340552A
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- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
- G11B5/4826—Mounting, aligning or attachment of the transducer head relative to the arm assembly, e.g. slider holding members, gimbals, adhesive
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- G—PHYSICS
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- G11B2220/25—Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
- G11B2220/2508—Magnetic discs
- G11B2220/2516—Hard disks
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
ている磁気ヘッド装置では、ヘッド本体の位置合せは、
前記ピボットの内側の頂点を基準にして行われていた。
しかし、前記ピボットの内側の頂点と外側の頂点との位
置ずれが大きいと、ヘッド本体を揺動自在に動かすため
の支点となるべきピボットの外側の頂点がヘッド本体の
所定の位置からずれてに当接され、ヘッド本体の浮上姿
勢は不安定となる。 【解決手段】 ロードビーム5には切欠き(溝)13に
より形成されたピボット12が斜め下方向に突出してお
り、このピボット12の頂点Bが、前記溝13を通して
見える状態となっている。従って前記溝13を通してピ
ボット12の頂点Bとヘッド本体1とを直接位置合せで
きるため、ヘッド本体1の位置ずれは小さくなり、ヘッ
ド本体1の浮上姿勢は安定する。
Description
置などに装備される浮上式の磁気ヘッド装置に係り、特
にヘッド本体を支持するための支持部材に形成される当
接部(ピボット)を簡単に形成できると共に、この当接
部を高精度に形成して、ヘッド本体の浮上姿勢を安定さ
せることが可能な磁気ヘッド装置及びその製造方法に関
する。
磁気ヘッド装置の従来例を示す部分平面図、図9はその
部分側面図である。この磁気ヘッド装置は、ヘッド本体
1とこれを支持する支持部材2とから構成されている。
ヘッド本体1は、ハードディスクなどのディスクDに対
向するスライダ3を有し、このスライダ3のトレーリン
グ側(ロ)端面に薄膜素子4が設けられている。前記ス
ライダ3はセラミック材料などにより形成されている。
また前記薄膜素子4は、磁気抵抗効果を利用してハード
ディスクなどの記録媒体からの洩れ磁界を検出し磁気信
号を読み取るMRヘッド(読み出しヘッド)と、コイル
などがパターン形成されたインダクティブヘッド(書き
込みヘッド)とを有している。
ャ6とから構成されている。ロードビーム5は板ばね材
料により形成され、中間位置から先部にかけて両側部に
折り曲げ部5a,5aが形成され、この部分が剛性を有
する構造となっており、ロードビーム5の基端部にて所
定の弾性押圧力を発揮できるものとなっている。また前
記折り曲げ部5a,5aに挟まれた平坦部5bの先端部
付近には、図示下方向に突き出した球面状のピボット7
が形成されており、このピボット7に後述するフレキシ
ャ6を介して前記ヘッド本体1が当接される。またロー
ドビーム5の前記平坦部5bには、フレキシャ6の位置
を合せるための位置決め孔8が形成されている。
たものであり、フレキシャ6は、固定部6aと舌片6b
と連結部6cとで構成されている。図8に示すように、
前記固定部6aには位置決め孔9が形成されており、こ
の位置決め孔9と、ロードビーム5に形成された位置決
め孔8とが位置合せされた後、前記固定部6aがロード
ビーム5の下面にスポット溶接などの手段などにより固
定される。またフレキシャ6の先端部には切欠きが形成
され、この切欠きにより離された部分が舌片6bと連結
部6cであり、前記連結部6cに段差部6d,6dが形
成されることにより、前記舌片6bが固定部6aよりも
下側に位置している。前記舌片6bの上面はロードビー
ム5に形成されたピボット7に突き当てられ、前記舌片
6bの下面に接着固定されたヘッド本体1が前記舌片6
bの弾性により、前記ピボット7の頂点を支点として姿
勢を自由に変えることができるようになっている。
ビーム5の基端部の弾性力によりディスクDに付勢され
ている。この磁気ヘッド装置は、いわゆるCSS(コン
タクト・スタート・ストップ)方式のハードディスク装
置などに使用され、ディスクDが停止しているときは、
前記弾性力によりヘッド本体1の下面がディスクDの記
録面に接触する。ディスクDが始動すると、ディスクの
移動方向に沿ってヘッド本体1とディスクD表面の間に
空気流が導かれ、ヘッド本体1の下面が空気流による浮
上力を受けて、ヘッド本体1がディスクD表面から短い
距離δ3(スペーシング)だけ浮上する。浮上姿勢で
は、図9に示すように、ヘッド本体1のリーディング側
(イ)がトレーリング側(ロ)よりもディスクD上に高
く持ち上がる傾斜した浮上姿勢となる。この浮上姿勢に
て、薄膜素子4のMRヘッドによりディスクからの磁気
信号が検出され、あるいはインダクティブヘッドにより
前記磁気信号が書き込まれる。
されるピボット7は、図10に示すようなポンチ10と
ダイス11から成るプレス機械などにより形成される。
ポンチ10の底部は球面状に突き出した形となってお
り、前記ポンチ10と対向する位置のダイス11上面が
球面状にへこんだ形となっている。ロードビーム5は前
記ダイス11上に置かれ、そしてポンチ10が図示下方
向に移動し、前記ポンチ10が前記ロードビーム5をダ
イス11に形成されたへこみ球面状内へ押圧することに
より、前記ロードビーム5に球面状のピボット7が形成
される。
11(a)のような例が上げられる。図11(a)に示
すポンチ10は図10に示すポンチ10と同じ形状で形
成されているが、図11(a)に示すダイス11には前
記ポンチ10と対向する位置に円筒形状の穴部11aが
設けられており、ダイス11の形状が図10と図11
(a)とでは異なったものとなっている。図11(a)
の場合も、図10の場合と同様にダイス11上にロード
ビーム5が置かれ、前記ロードビーム5がポンチ10に
より図示下方向に押圧されて、前記ロードビーム5にピ
ボット7が形成される。
うなプレス機械では、ポンチ10の底部の頂点Aと、ダ
イス11に形成されたへこみ球面部の頂点B(図11
(a)では穴部11aの中心線L)とが同じ垂直線M上
になく、幅T1,T2だけ位置ずれを起こす場合がある。
このように位置ずれを起こしているプレス機械でロード
ビーム5にピボット7が形成されると、ピボット7の内
側に形成される球面形状の頂点Cと外側に形成される球
面形状の頂点Bとが、図10に示すプレス機械では幅T
1、図11(a)に示すプレス機械では幅T2だけ位置ず
れを起こしてしまい、図に示すようにピボット7の膜厚
は不均一に形成されてしまう。このため、できるだけず
れ幅T1,T2を小さくする必要があるが、一般のプレス
加工装置では、ポンチ10側の頂点Aとダイス11側の
頂点B(図11(a)では穴部11bの中心線L)との
ずれ幅T1,T2として50μm程度の公差が生じるのを
避けることができない。
11側の頂点Bの位置が、金型の加工精度の誤差により
実際に形成されるべき頂点よりも公差上で約5〜10μ
mずれた位置に形成される可能性がある。従って、図1
0に示すプレス機械では、ピボット7の外側の頂点Bと
内側の頂点Cとの間の公差上のずれ幅T1が、最大で約
60μmとなってしまう。また図11(a)に示すプレ
ス機械で形成されたピボット7の外側には、図11
(b)に示すように結晶粒が突出し、前記ピボット7の
頂点B付近が凹凸形状となってしまう。この結晶粒の突
出により、ピボット7の外側の頂点Bがさらに幅T3
(約10〜30μm)ずれてしまい、ピボット7の外側
の頂点Bと、ピボット7の内側の頂点Cとの間の公差上
のずれ幅T2が最大で80μmとなってしまう。
とがずれていると以下のような問題点が発生する。前記
ピボット7の外側の頂点Bは、ヘッド本体1の浮上時に
おいて、前記ヘッド本体1を揺動自在に変位させるため
の支点となるべき位置であり、従って磁気ヘッド装置の
組立て工程において、ヘッド本体1がフレキシャ6の舌
片6bの下面に接着固定される際、ピボット7の頂点B
がヘッド本体1の上面の所定の位置(ほぼ中心)に当接
するようにヘッド本体1を位置合せする必要がある。
では、通常はロードビーム5の上面側(図8参照)から
ビデオカメラなどで、ピボット7の凹部の頂点Cを基準
として、ヘッド本体1の外縁部が位置決めされ、この位
置決めの後に前記ヘッド本体1が舌片6bの下面に接着
固定される。つまり、ピボット7の内側の頂点Cの垂直
線下にピボット7の外側の頂点Bがあると見なして、ロ
ードビーム5を真上から見ながら(図8参照)、治具を
用いてピボット7の内側の頂点Cとヘッド本体1とが位
置合せされる。このため、図12に示すようにピボット
7の外側の頂点Bと、ピボット7の内側の頂点Cとが同
じ垂直線M上になく、位置ずれを起こしていると、ピボ
ット7の外側の頂点Bに当接すべきヘッド本体1の上面
の所定の位置Eがピボット7の外側の頂点Bからずれて
しまい、よってヘッド本体1の浮上姿勢、特にロール方
向における浮上姿勢が不安定な状態となってしまう。
ボット7の外側の頂点Bとの位置ずれが大きくなる程、
図12に示す前記ヘッド本体1のロール方向における浮
上量の変動値δ4が大きくなる。この浮上量の変動値δ4
は、図10または図11(a)に示すプレス機械でピボ
ット7が形成された場合、図10では約20nm、図1
1(a)では約25nm程度となってしまう。特にヘッ
ド本体1が小型化され、スペーシングδ3(図9に示
す)を小さくしたくても、浮上量の変動値δ4が大きけ
れば、実質的なスペーシングδ3が大きくなって、高密
度記録化が図れないという問題が発生する。
(ロ)端面には、薄膜素子4から引き出された薄膜によ
る電極端子部(接続部)が形成されている。従来では、
この電極端子部に細いワイヤが電気的に接続され、この
ワイヤがロードビームの基端部まで延ばすことにより、
ヘッド本体1に対する配線が行なわれていた。しかし、
最近では前記ワイヤの代わりに、導電パターンが薄膜に
よりフレキシャ6の下面に形成され、この導電パターン
の接続部と、ヘッド本体1の電極端子部とが、ボンディ
ングにより電気的に接続される構造が提案されている。
合、前述した問題の他に新たな問題点が発生してしま
う。すなわち、ロードビーム5側に形成されたピボット
7の凹部の内側の頂点Cを基準としてヘッド本体1が位
置合せされると、ヘッド本体1がフレキシャ6の舌片6
bの下面に接着固定された時点で、ヘッド本体1のトレ
ーリング側(ロ)端面に設けられている電極端子部と導
電パターンの接続部との位置の間の公差が大きくなり、
電極端子部とパターンの接続部との位置ずれが大きくな
って、両部分を確実に位置決めして接合することができ
なくなる。逆に、ヘッド本体1の電極端子部と導電パタ
ーンの接続部とを位置合わせ基準として、前記ヘッド本
体1がフレキシャ6の舌片6bの下面に接着固定される
と、ヘッド本体1と導電パターンとの電気的接触性につ
いては問題がないが、ロードビーム5側に設けられたピ
ボット7の頂点Bと、ヘッド本体1との位置ずれが大き
くなる。
6bに形成されてもよい。この場合、ロードビーム5と
フレキシャ6との組立て公差が、浮上量の変動値に累積
されないので、フレキシャ6に導電パターンが形成さ
れ、この導電パターンの接続部を基準にして、ヘッド本
体1が位置決めされる場合は、舌片6bにピボット7が
形成されていることが好ましい。しかし、前記ピボット
7が図10や図11(a)に示すプレス加工で形成され
れば、前述のように、前記ピボット7の頂点Bと、ヘッ
ド本体1とのずれ量が大きくなるばかりか、フレキシャ
6の膜厚がロードビーム5に比べて非常に薄いために、
前記ピボット7に孔が空いたり、または舌片6bが歪む
などの問題が生じ、前記ヘッド本体1の浮上姿勢は安定
しない。
ものであり、ヘッド本体の変位支点となる当接部を高精
度に形成できるようにして、当接部の頂点とヘッド本体
との相対位置を高精度に設定できるようにした磁気ヘッ
ド装置及びその製造方法を提供することを目的としてい
る。
電パターンと、ヘッド本体の電極端子部とを接合する場
合に、この導電パターンと電極端子部との相対位置、お
よび当接部とヘッド本体との相対位置の双方に大きな位
置ずれが生じないようにした磁気ヘッド装置及びその製
造方法を提供することを目的としている。
は、ロードビームと、このロードビームに設けられた弾
性変位可能な舌片を有するフレキシャと、前記舌片に固
定されたヘッド本体とを有し、前記ロードビームには板
状の当接部が一体となって折り曲げ形成されており、前
記当接部の頂点が舌片に当接し、前記当接部の頂点が前
記ヘッド本体の変位支点となっていることを特徴とする
ものである。
ムに設けられた弾性変位可能な舌片を有するフレキシャ
と、前記舌片に固定されたヘッド本体とを有し、前記舌
片には板状の当接部が一体となって折り曲げ形成されて
おり、前記当接部の頂点がロードビームに当接し、前記
当接部の頂点が前記ヘッド本体の変位支点となっている
ことを特徴とするものである。
が設けられ、この導電パターンの接続部とヘッド本体に
設けられた電極端子部とが接合体を介して接合されるも
のとすることが可能である。
は、ロードビームと、このロードビームに設けられた弾
性変位可能な舌片を有するフレキシャと、前記舌片に固
定されたヘッド本体とを有する磁気ヘッドの製造方法に
おいて、前記ヘッド本体の変位支点となる当接部をロー
ドビームから舌片側へ折り曲げて、前記当接部の頂点を
前記舌片に当接させ、または前記当接部を舌片側からロ
ードビーム側へ折り曲げて、前記当接部の頂点をロード
ビームに当接させることを特徴とするものである。
ッチングにより分離した当接部を形成し、この当接部を
前記ロードビームまたは舌片から折り曲げるものとな
る。
の位置ずれを最小限に抑えるために、前記当接部の頂点
を基準にして、前記ヘッド本体の位置決めが行われる場
合には、当接部がロードビーム側に形成されることが好
ましい。
置決め方法を以下に説明する。例えば図4に示すよう
に、平板状のロードビーム5の先部付近に切欠き部13
が形成され、この切欠き部13により切り離された部分
がピボット12となっている。そして点線が山折りに
折り曲げられることにより、ピボット12が図示斜め下
方向に突出した状態となる。図2に示すように磁気ヘッ
ド装置を真上から見てみると、ピボット12の頂点B
は、前記ピボット12と同形状の溝(切欠き)13を通
して見える状態となっている。
械などで球面状に形成されていたため、前記ピボット7
の頂点Bは真上から見えない状態となっており(図8に
示す状態)、従って、磁気ヘッド装置を真上から見なが
ら、ピボット7の頂点Bとヘッド本体1との位置合せを
行うことは不可能であったが、本発明では、前述したよ
うに、ピボット12の頂点Bが真上から見える状態にあ
るため、前記頂点Bとヘッド本体1との位置合せを直接
的にしかも容易に行うことが可能となり、ピボットの頂
点とヘッド本体との位置ずれを小さくできる。
が小さくなることにより、ヘッド本体の浮上姿勢におい
て特にロール方向におけるヘッド本体の浮上量の変動値
は小さくなり、従ってスペーシング量を小さくでき、高
密度記録化を図ることが可能となる。
エッチングで形成されることが好ましく、これにより前
記切欠き13により形成されるピボット12の形状及び
形成位置の精度を向上させることができる。
ンがフレキシャの下面に形成され、ヘッド本体の位置合
わせが、前記電極パターンの接続部を基準にして行われ
る場合は、特に、フレキシャの舌片に当接部が形成され
ることが好ましいとするものである。
る場合、ロードビームとフレキシャとのずれが、浮上量
の変動値に累積されない。従って、導電パターンの接続
部と当接部の頂点との位置精度を向上させれば、ヘッド
本体と当接部の頂点との位置ずれを最小限に抑えること
ができ、ヘッド本体の浮上姿勢を安定化させることがで
きる。
部の頂点との位置精度を向上させるために、前記当接部
は、ロードビームに形成された当接部と同じ様に、切欠
きにて形成される。(図6参照)
されると、従来のように前記当接部に孔が形成されたり
する不具合は生じなくなる。また、特に前記切欠きがエ
ッチングにて形成されると、当接部の形状及び形成位置
の精度を向上させることができて好ましい。ピボットの
頂点とヘッド本体との位置ずれが小さくなると、ヘッド
本体の浮上姿勢において特にロール方向におけるヘッド
本体の浮上量の変動値は小さくなり、従ってスペーシン
グ量を小さくでき、高密度記録化を図ることが可能とな
る。
としてハードディスク装置などに装備される浮上式の磁
気ヘッド装置を示す部分分解斜視図、図2は組立て完成
後の磁気ヘッド装置の部分平面図、図3は組立て完成後
の磁気ヘッド装置の部分側面図、図4(a)は図1に示
すロードビームの部分展開図、図4(b)は、図4
(a)に示すピボットを別の形状としたロードビームの
部分展開図である。この磁気ヘッド装置は、ヘッド本体
1とこれを支持する支持部材2とから構成されている。
イダ3のトレーリング側(ロ)の端面に設けられた薄膜
素子4とから構成されている。前記スライダ3はセラミ
ック材料により形成されており、図1に示すようにディ
スクDとの対向部側にはレール部3a,3a(浮上面;
ABS面)が形成されている。また、前記薄膜素子4
は、磁性材料のパーマロイ(Ni―Fe系合金)や絶縁
材料のアルミナなどが積層されたものであり、ディスク
に記録された磁気記録信号を再生する磁気検出部、また
はディスクに磁気信号を記録する磁気記録部、あるいは
磁気検出部と磁気記録部の双方を含むものである。磁気
検出部は例えば磁気抵抗効果素子(MR素子)により構
成されたMRヘッドである。また磁気記録部は、コイル
とコアがパターン形成されたインダクティブヘッドによ
り構成される。
キシャ6とから構成されている。ロードビーム5は板ば
ね材料により形成されている。ロードビーム5には図1
の左上側から先部付近にかけて両側に折り曲げ部5a,
5aが形成され、この部分が剛性を有する構造となって
いる。この折り曲げ部5a,5aはロードビーム5のほ
ぼ中間位置まで設けられており、前記折り曲げ部5a,
5aの後方の終端から基端部にかけて、前記折り曲げ部
5a,5aを有しない板ばね機能部(図示しない)が形
成されている。また前記折り曲げ部5a,5aに挟まれ
た平坦部5bは図に示すように、ロードビーム5の先部
に向かうに従って徐々に幅寸法が小さくなっている。
は溝13が形成されており、この溝13から前記溝13
と相似形状で、しかもロードビーム5と一体となって平
板状のピボット(当接部)12が斜め下方向に突き出し
ている。このピボット12は図1に示すようにその頂点
Bが所定の曲率の円形状となっており、この頂点Bが後
述するフレキシャ6の舌片6bを介してヘッド本体1の
上面の所定の位置E(ほぼ中心部)に当接するようにな
っている。
て何ら限定を与えるものではないが、前記ピボット12
の頂点の形状は、図1に示すような円形状かまたは図4
(b)に示すようなV字形状として、ピボット12と舌
片6bとの接触面積をできるだけ小さくしておくことが
好ましい。このように構成することにより、ヘッド本体
1は前記ピボット12の頂点Bを支点として揺動自在に
支持されるようになる。すなわち、ピボット12の頂点
Bをできるだけ点に近い形状にすることにより、ヘッド
本体1の揺動動作が自在となる。特に本発明では前述し
たように、前記ピボット12が平板状で形成されている
ためこのピボット12が舌片6bを介してヘッド本体1
に限りなく点に近い部分で当接できるものとなってい
る。
ボット12の形成方法について説明する。図4(a)
(b)は、ロードビーム5の先部付近のみを示す部分展
開図である。ロードビーム5の平坦部5b先部付近に
は、切欠き13が形成され、この切欠き13により離さ
れた部分がピボット12となっている。図に示す状態か
ら、図示点線,がプレス加工により谷折りてに折り
曲げられることにより、折り曲げ部5a,5aが形成さ
れる。さらに、ピボット12と平坦部5bとの境目とな
る点線が山折りにて折り曲げられることにより、図1
及び図3に示すように、前記ピボット12がロードビー
ム5の平坦部5bの下方へ突出した状態となる。
ングにより形成されることが好ましい。図4(a)
(b)に示すロードビーム5の全体構造は、平板からエ
ッチング処理が施されることにより形成されるものであ
る。このため、ロードビーム5の全体構造形成と同じエ
ッチング工程内で、前記切欠き13もエッチングにより
形成されるようにすれば、工程数を減少でき、生産コス
トを低減させることができる。また、前記切欠き13が
エッチングにより形成されることにより、プレス形成な
どに比べ、前記切欠き13により形成されるピボット1
2の形状及び形成位置の精度を向上させることができ、
ヘッド本体1の浮上姿勢をより安定させることができ
る。また、図1及び図2に示すようにロードビーム5の
平坦部5bには、前記ピボット12の形成位置よりも後
方に所定内径寸法の位置決め孔8が形成されている。
ているものである。このフレキシャ6の固定部6aに
は、ロードビーム5側の前記位置決め孔8と同じ内径寸
法の位置決め孔9が形成されている。また、図1に示す
ようにフレキシャ6の先部付近では、切欠きが形成さ
れ、この切欠きにより離された部分が舌片6bと連結部
6cであり、前記連結部6cに段差部6d,6dが形成
されることで、前記舌片6bが固定部6aよりも下側に
位置する。
に切欠き13が形成され、この切欠き13により離され
た部分が折り曲げられてピボット12が形成されてい
る。このためピボット12の頂点Bは、図2に示すよう
に磁気ヘッド装置を真上から見た場合、溝13を通して
見える位置に置かれることになる。つまり本発明では、
ヘッド本体1を揺動自在に動かすための支点となるピボ
ット12の頂点Bと前記ヘッド本体1との位置合せを、
溝13を通して直接に観察しながら行うことが可能であ
り、従ってピボット12の頂点Bとヘッド本体1との位
置ずれを小さく抑えることが可能となる。
ードディスク装置などに装備される浮上式の磁気ヘッド
装置を示す部分側面図、図6はフレキシャの斜視図、図
7は図5に示す磁気ヘッド装置を裏側から見た部分拡大
底面図である。図6に示すように、フレキシャ6の舌片
6bには溝13が形成され、この溝13の端部から、前
記溝13と相似形状でしかも舌片6bと一体となって図
示斜め上方向にピボット(当接部)12が突出してい
る。このピボット12は図4(a)(b)に示すピボッ
ト12の形成方法と全く同じ方法で形成されている。つ
まり、フレキシャ6の舌片6bにエッチングなどにより
切欠きが形成され、この切欠きより離された部分がピボ
ット12であり、このピボット12が斜め上方向に折り
曲げられることにより、図6に示すようなフレキシャ6
が完成する。
ように薄膜による導電パターン14が形成されている。
この導電パターン14は、例えばフレキシャ6上に、ポ
リイミド樹脂製の下地層が形成され、この下地層の上に
金(Au)、銅(Cu)製などの回路パターンが蒸着ま
たはスパッタ法、あるいはエッチング法などにより形成
され、さらに前記回路パターンの上に、ポリイミド樹脂
製の保護層が形成された三層構造となっている。
では、導電パターン14は、フレキシャ6の固定部6a
から舌片6bにかけて形成されている。また前記舌片6
bに形成されている導電パターン14の幅は、フレキシ
ャ6の基端部方向に向けて徐々に大きくなっており、こ
の部分がヘッド本体1との接続部14aとなっている。
またヘッド本体1のトレーリング側端部には、薄膜素子
4から引き出された薄膜による電極端子部4aが、導電
パターン14の接続部14aと同じ間隔にて形成されて
いる。
位置合わせを、導電パターン14の接続部14aを基準
にして行うことが可能である。すなわち、ピボット12
と、前記接続部14aとが同じフレキシャ6に形成され
ているため、ヘッド本体1の変位支点となるピボット1
2の頂点と、前記接続部14aとの互いの相対位置を高
精度に決めることが可能である。特に、ピボット12が
エッチング工程で形成される場合には、成膜工程で形成
される接続部14aと前記ピボット12との相対位置
を、マスクなどの製造誤差のみで、互いに高精度に設定
できる。また、ロードビーム側にピボットが形成されて
いる場合のように、ロードビームとフレキシャとの組み
立て公差が、ピボット12の頂点と接続部14aとの相
対位置の公差に累積されなくなる。
として、すなわち、接続部14aとヘッド本体1の電極
端子部4aとが互いに位置ずれしないようにヘッド本体
1を位置決めして、ヘッド本体1と舌片6bとを固定し
た場合に、ヘッド本体1とピボット12の頂点との位置
は互いに高精度に決められることになる。ヘッド本体1
がフレキシャ6の舌片6bの下に接着固定される際に
は、まずヘッド本体1のトレーリング側端面に設けられ
た電極端子部4aと導電パターン14の接続部14aと
が位置合わせされた後、前記ヘッド本体1が舌片6bに
接着固定され、さらにヘッド本体1の電極端子部4aと
導電パターン14の接続部14aとの接合部分に金(A
u)のボールボンディングなどのよる接合体15が形成
される。
ヘッド本体1は、図5に示すように、舌片6bを介して
ピボット12の頂点Bを支点として揺動自在に支持され
た状態となっている。この場合に、ヘッド本体1と、ピ
ボット12の頂点との位置ずれは小さく、よってヘッド
本体1の浮上時のロール方向の姿勢を安定させることが
できる。
平板状で形成されているため、このピボット12の頂点
Bが、ロードビーム5の下面に限りなく点に近い部分で
当接できるものとなっており、従ってヘッド本体1は記
録媒体の表面の起伏に合せて、ピボット12の頂点Bを
支点としてより揺動自在に動くことができるようにな
り、再生特性及び書込特性が向上するさらに本発明で
は、ピボット12の形成が、従来のようにプレス加工に
よるものではないので、ピボット12に孔が空いたり、
または舌片6bが歪んでしまうなどの不具合が生じな
い。
ッド装置は、CSS方式のハードディスク装置(磁気記
録再生装置)に使用される。ディスクが停止していると
きには、ヘッド本体1がロードビーム5の基端部の板ば
ね機能部の弾性力によりディスクD上面に弾圧され、ヘ
ッド本体1のスライダ3のレール部3a,3aがディス
クD表面に接触する。ディスクDが回転し始めると、ヘ
ッド本体1とディスクDとの間に導かれる空気流によ
り、図3及び図5に示すように、ヘッド本体1全体がデ
ィスクD表面から短い距離δ1,δ2だけ浮上し、リーデ
ィング側(イ)がトレーリング側(ロ)よりもディスク
上に高く持ち上がる浮上姿勢となるか、あるいはリーデ
ィング側(イ)のみがディスク表面から浮上し、トレー
リング側(ロ)端部がディスク表面に連続または不連続
に接触して摺動する浮上姿勢となる。
ッド装置では、ピボット12の頂点Bとヘッド本体1と
の位置ずれをほぼ各部品の全体構造やピボットの形状お
よび形成位置精度であるエッチング精度のみの10〜1
5μm程度に小さくできる。ピボット12の頂点Bとヘ
ッド本体1との位置ずれが小さくなることにより、ヘッ
ド本体1の浮上姿勢において、特にロール方向における
ヘッド本体1の浮上量の変動値はロードビーム5にピボ
ット12が形成されている場合は、5〜7nm、フレキ
シャ6の舌片6bにピボット12が形成されている場合
は、3〜5nm程度まで小さくなり、従って図3及び図
5に示すスペーシングδ1,δ2を小さくでき、高密度記
録化を実現できる。
ームに切欠きが形成され、この切欠きにより離された部
分が折り曲げられることにより当接部(ピボット)が形
成される。
と、ロードビームまたは舌片にはピボットと同形状の溝
が形成されることにより、この溝を通して前記ピボット
の頂点が見える状態となっている。
して、直接、当接部の頂点とヘッド本体との位置合せを
行うことが可能となり、ヘッド本体の位置精度は向上
し、特にロール方向におけるヘッド本体の浮上量の変動
値は小さくなり、従ってスペーシングを小さくでき、高
密度記録化を実現できる。
形成され、ヘッド本体の位置合わせが、前記導電パター
ンの接続部を基準にして行われる場合には、フレキシャ
の舌片に当接部が形成される方が、ロードビームとフレ
キシャとのずれ幅が、ヘッド本体と当接部とのずれ幅に
累積されない点からして好ましい。
接部と同様に、フレキシャの舌片に形成される当接部も
切欠きにより形成される。従って、前記当接部と導電パ
ターンの接続部との位置精度は向上し、特にロール方向
におけるヘッド本体の浮上量の変動値は小さくなり、従
ってスペーシングを小さくでき、高密度記録化を実現で
きる。
より形成できるため、当接部の形成が容易であり、且つ
プレス加工などに比べて、前記当接部の形状及び形成位
置の精度を向上させることが可能となり、ヘッド本体の
浮上姿勢をより安定させることができる。
スク装置に設置される磁気ヘッド装置の部分分解斜視
図、
気ヘッド装置を示す部分平面図、
図、(b)はピボット(当接部)を別の形状としたロー
ドビームの部分展開図、
ク装置に設置される磁気ヘッド装置の部分側面図、
の構造を示す部分拡大底面図、
図、
のプレス機械の形状を示す断面図、
めの第2のプレス機械の形状を示す断面図、(b)は第
2のプレス機械により形成されたピボット(当接部)の
下面の状態を示すイメージ図、
Claims (5)
- 【請求項1】 ロードビームと、このロードビームに設
けられた弾性変位可能な舌片を有するフレキシャと、前
記舌片に固定されたヘッド本体とを有し、前記ロードビ
ームには板状の当接部が一体となって折り曲げ形成され
ており、前記当接部の頂点が舌片に当接し、前記当接部
の頂点が前記ヘッド本体の変位支点となっていることを
特徴とする磁気ヘッド装置。 - 【請求項2】 ロードビームと、このロードビームに設
けられた弾性変位可能な舌片を有するフレキシャと、前
記舌片に固定されたヘッド本体とを有し、前記舌片には
板状の当接部が一体となって折り曲げ形成されており、
前記当接部の頂点がロードビームに当接し、前記当接部
の頂点が前記ヘッド本体の変位支点となっていることを
特徴とする磁気ヘッド装置。 - 【請求項3】 フレキシャに導電パターンが設けられ、
この導電パターンの接続部とヘッド本体に設けられた電
極端子部とが接合体を介して接合される請求項2に記載
の磁気ヘッド装置。 - 【請求項4】 ロードビームと、このロードビームに設
けられた弾性変位可能な舌片を有するフレキシャと、前
記舌片に固定されたヘッド本体とを有する磁気ヘッドの
製造方法において、前記ヘッド本体の変位支点となる当
接部をロードビームから舌片側へ折り曲げて、前記当接
部の頂点を前記舌片に当接させ、または前記当接部を舌
片側からロードビーム側へ折り曲げて、前記当接部の頂
点をロードビームに当接させることを特徴とする磁気ヘ
ッド装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記ロードビームまたは舌片にエッチン
グにより分離した当接部を形成し、この当接部を前記ロ
ードビームまたは舌片から折り曲げる請求項4記載の磁
気ヘッド装置の製造方法。
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