JPH10340528A - 回転駆動機構 - Google Patents

回転駆動機構

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JPH10340528A
JPH10340528A JP14767197A JP14767197A JPH10340528A JP H10340528 A JPH10340528 A JP H10340528A JP 14767197 A JP14767197 A JP 14767197A JP 14767197 A JP14767197 A JP 14767197A JP H10340528 A JPH10340528 A JP H10340528A
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rotated
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Hiroshi Ikuta
浩 生田
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】バランス部材を移動空間内で移動させ、回転中
心の偏心を生じない状態で行われる回転駆動機構におい
て、自動調芯作用が速やかに為されるようにすること。 【解決手段】回転駆動手段により回転され、回転軸方向
に直交する方向の断面形状が円環状を為す移動空間22
に、磁性材料より成るバランス球23を移動可能に配設
し、当空間中心部にはバランス球を吸着するマグネット
24と、空間内に、当マグネットの磁界を移動空間の外
周部まで及ぼすためのヨークを備え、回転駆動手段によ
り回転が始まると、バランス球が中心部方向に移動し
て、回転部材の「合成回転体」の「合成重心」が回転軸
上に位置すると共に、上記マグネットの磁束が移動空間
の外周部に移動したバランス球を通るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な回転駆動機構
に関する。詳しくは、バランス部材を移動空間内におい
て移動させることにより回転駆動手段によって行われる
回転が回転中心の偏心を生じない状態で為されるように
したいわゆる自動調芯機能を有する回転駆動機構におい
て自動調芯作用が速やかに為されるようにする技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンピュータに備えられ光ディ
スクや光磁気ディスク等の記録ディスクに対する再生や
記録を行うディスクドライブ装置は、記録ディスクを回
転駆動機構によって回転させている。この回転駆動機構
は、回転駆動手段となるスピンドルモータと該スピンド
ルモータのスピンドル軸の先端側に固定され記録ディス
クの中心部分を保持するディスクテーブルとを有してい
る。そして、このような回転駆動機構によって回転され
る記録ディスクは、光学ピックアップや磁気ヘッド装置
により、情報信号の記録及び/又は再生が行われる。
【0003】ところで、上記した光ディスク等の記録デ
ィスクは、製造時等に重量的なアンバランスを生じてし
まう場合がある。このような重量的なアンバランスがあ
る記録ディスクを回転駆動機構によって回転させると、
回転中心と重心とが一致しないため記録ディスクがディ
スクテーブルと共に振動してしまう。そして、この振動
により、光学ピックアップ装置による記録ディスクの信
号記録面に対するフォーカシングやトラッキング、磁気
ヘッド装置による記録ディスクの記録トラックへの追従
が良好に行われなくなってしまう。
【0004】また、通常、記録ディスクに生じるアンバ
ランスの量は記録ディスクによって差がある。
【0005】さらに、近時、記録ディスクへのデータの
記録又は再生を高速回転で行うことが可能になってお
り、回転速度の増加と共に記録ディスクの振動は大きく
なってしまうという問題もある。
【0006】従って、記録ディスクごとにこれらの重量
的なアンバランスの量或は回転速度に応じて随時対応可
能な振動抑制手段がなければ、記録ディスクの振動を抑
えることができない。
【0007】そこで、回転駆動手段によって回転される
移動空間内に複数のバランス部材を移動可能に配置し、
バランス部材が回転駆動手段によって回転されると共に
移動空間内を移動して、回転駆動手段によって回転する
部材及び回転駆動手段に含まれる回転する部材(以下、
これらの回転する部材を総称して「合成回転体」とい
う。)の重心(合成重心)が回転軸上に位置するように
した自動調芯機能を有する回転駆動機構が提案されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した自
動調芯機能を有する回転駆動機構において、自動調芯機
能を最大にするためにはバランス部材とこれを支持して
いる部材、即ち、バランス部材が配置されている移動空
間を形成している部材との間の摩擦を可能な限り小さく
する必要がある。
【0009】しかしながら、バランス部材とこれを支持
している部材との間の摩擦があまりにも小さいと、元々
のアンバランス量が小さい場合、即ち、バランス修正を
あまり必要としないような場合には、移動空間に対して
移動し出したバランス部材がその慣性によっていつまで
も移動空間に対して移動し続けてバランス位置へ落ち着
くのが遅くなったり、場合によってはバランス位置に落
ち着かなかったりするという問題がある。
【0010】そのため、移動空間内にオイルを封入して
粘性抵抗を持たせる等の方法が提案されているが、オイ
ルの飛散に対する対策が必要となったり又は温度変化に
よる粘性の変化によりバランス修正作用が安定しないな
どの問題がある。
【0011】そこで、本発明は、自動調芯作用が速やか
に為されるようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明回転駆動機構は、
上記した課題を解決するために、回転駆動手段により回
転されると共に回転軸方向に直交する方向の断面形状が
円環状を為す移動空間を備え、磁性材料により形成され
上記移動空間内に移動可能に配設されたバランス部材
と、移動空間内の中心部に配設され上記バランス部材を
吸着するマグネットと、移動空間内に配設され上記マグ
ネットの磁界を移動空間内の外周部まで及ぼすためのヨ
ークとを備え、上記バランス部材が回転駆動手段によっ
て回転されると共に移動空間内を移動して、上記回転駆
動手段によって回転する部材及び回転駆動手段に含まれ
る回転する部材(以下、これらの回転する部材を総称し
て「合成回転体」という。)の重心(合成重心)が回転
軸上に位置するようにすると共に、上記マグネットの磁
束が移動空間の外周部に移動した上記バランス部材を通
るようにしたものである。
【0013】従って、本発明回転駆動機構にあっては、
移動空間内の外周部に移動したバランス部材にマグネッ
トの磁束が及ぶため、移動空間に対して周方向に移動し
ようとするバランス部材に渦電流によるブレーキがかか
り、バランス部材が速やかにバランス位置に安定する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明回転駆動機構の実
施の形態を添付図面に従って説明する。尚、以下に示し
た実施の形態は、本発明を光ディスクや光磁気ディスク
の如き記録ディスクに対する再生や記録を行うディスク
ドライブ装置における回転駆動機構に適用したものであ
る。
【0015】記録ディスク1は、例えば、ポリカーボネ
ートの如き合成樹脂材料によって直径120mmの円盤
状に形成された透明基板に信号記録面が形成されて構成
されている。そして、記録ディスク1には、その中心部
に円形開口部(チャッキング孔)1aが設けられてい
る。記録ディスク1は円形開口部1aに後述するターン
テーブルの位置決め突起が嵌合されることにより位置決
めされる。
【0016】ディスクドライブ装置2は回転駆動手段と
なるスピンドルモータ3及び光学ピックアップ装置4が
載置されるメカシャーシ5と、図示しないベースシャー
シに対してメカシャーシ5をフローティング支持する複
数のダンパ6、6、・・・とを備えて構成されている
(図1参照)。
【0017】光学ピックアップ装置4は上記メカシャー
シ5にガイドシャフト7、7を介してターンテーブルに
装着された記録ディスク1の半径方向に移動自在に支持
されている。そして、光学ピックアップ装置4は、レー
ザダイオードの如き図示しない光源及び光検出器を有
し、光源より発せられるレーザ光を対物レンズ8を介し
て記録ディスク1に照射し、また、レーザ光の記録ディ
スク1よりの反射光を光検出器によって検出するように
構成されている。
【0018】回転駆動機構9は、上記スピンドルモータ
3と該スピンドルモータ3によって回転される支軸(ス
ピンドル軸)10の上端部に固定されたターンテーブル
11とを備えている(図3参照)。
【0019】支軸10はメカシャーシ5上に固定された
モータ基板12に対して、回転軸受け13、13を介し
て軸回りに回転可能に支持されている。
【0020】ターンテーブル11は非磁性材料によって
形成され、ほぼ円板状をしたディスク載置部14と該デ
ィスク載置部14の中心部下面から垂設されほぼ円柱状
をした取付ボス部15と上記ディスク載置部14の中心
部に突設されほぼ円錐台形状をした位置決め突部16と
が一体に形成され、該位置決め突部16の上面部には永
久磁石から成る吸着リング17が埋め込み状に設けられ
ている。
【0021】スピンドルモータ3を構成するローターケ
ース18は磁性材料によって深皿を天地逆にした如き形
状に形成され、その天板部18aの中心部が上記ターン
テーブル11の取付ボス部15の下端部に固定されてい
る。また、短い円筒状をした側壁部18bの内面に駆動
マグネット19が固定されている。そして、駆動マグネ
ット19は、モータ基板12上に固定されたステータコ
イル20に対向している。
【0022】上記ローターケース18の上面に非磁性材
料によってリング状に形成された外壁部材21が固定さ
れ、ローターケース18の天板部18aとターンテーブ
ル11と外壁部材21とによって囲まれた平面形状でほ
ぼ円環状をした移動空間22が形成される。尚、外壁部
材21の内面21a(これが移動空間22の外側内周面
となる。)は開角度の大きい横倒V字状をしている。
【0023】移動空間22内には、バランス部材とな
る、例えば、6個のバランス球23、23、・・・が収
納されている。バランス球23、23、・・・は、鉄や
ニッケルの如き磁性材料により球状に形成され、それぞ
れ移動空間22内において、支軸10の近傍より移動空
間22の外側内周面21aに当接する位置までに亘る径
方向及び支軸10の回りを回る周方向に移動可能とされ
ている。即ち、各バランス球23、23、・・・は外側
内周面21aによって支軸10の回転軸から一定の距離
以下の領域内に移動を制限されている。また、バランス
球23、23、・・・は、それぞれローターケース18
の天板部18a及びターンテーブル11によって支軸1
0の軸方向への移動を阻止されている。尚、各バランス
球23、23、・・・の直径は、ローターケース18の
天板部18aとターンテーブル11の下面との間の間隔
より僅かに小さくされている。
【0024】また、移動空間22内の中央部には、磁界
発生手段となるマグネット(永久磁石)24が配設され
ている。マグネット24は、円環状に形成されターンテ
ーブル11の取付ボス部15に外嵌状に設けられてお
り、支軸10に対して同軸状に配設されている。そし
て、マグネット24は、図3に示すように、主面部に垂
直な方向に2極着磁され、即ち、表面側及び裏面側がそ
れぞれ磁極とされている。また、マグネット24の上面
とターンテーブル11のディスク載置部14との間には
薄い円環状のヨーク25が配設されている。該ヨーク2
5の外周縁はマグネット24の外周面と上記外側内周面
21aとの間のほぼ中間まで延びている。
【0025】しかして、スピンドルモータ3において、
ステータコイル20に駆動電流が供給されると、該ステ
ータコイル20が発生する磁界が駆動マグネット19に
作用し、該駆動マグネット19及びローターケース18
が支軸10と共に回転され、これによりターンテーブル
11が一体となって回転される。即ち、支軸10はスピ
ンドルモータ3の駆動軸となっている。
【0026】マグネット24は支軸10の停止時におい
て、該支軸10の方向に拘わらず移動空間22内の各バ
ランス球23、23、・・・を吸引してその外周面に接
触させた状態に保持する。即ち、マグネット24は移動
空間22の外側内周面21aに接触する位置にあるバラ
ンス球23、23、・・・を鉛直に引き上げてその外周
面に吸着させるだけの磁力を発生している。特に、マグ
ネット24の上に配置されたヨーク25及びヨークとし
ても機能するローターケース18の天板部18aによっ
てマグネット24の磁束が遠くまで、即ち、移動空間2
2の外側内周面21aにまで及ぶようになっている。
【0027】移動空間22内の各バランス球23、2
3、・・・は、マグネット24より発せられた磁束が各
バランス球23、23、・・・内を空気中よりも高い密
度で通過していることにより、互いに等間隔に配置され
た状態となる。即ち、図2に示すように、各バランス球
23、23、・・・間の支軸10の中心軸回りの角度ψ
1乃至ψ6は互いに等しくなる。
【0028】スピンドルモータ3のステータコイル20
に駆動電流が供給されローターケース18が回転される
と、該ローターケース18と共に支軸10、ターンテー
ブル11、外壁部材21、ターンテーブル11に装着さ
れた記録ディスク1及びターンテーブル11と共に記録
ディスク1を挟持しているチャッキング部材26が一体
的に回転され、また、各バランス球23、23、・・・
も移動空間22内で支軸10の回転軸回りに回転され
る。即ち、これらのローターケース18、支軸10、タ
ーンテーブル11、外壁部材21、チャッキング部材2
6、記録ディスク1及びバランス球23、23、・・・
は合成回転体を構成する(以下、これらの各部材の全体
の重心、即ち、合成回転体の重心を「合成重心」とい
う。)。
【0029】スピンドルモータ3の回転によって記録デ
ィスク1の回転速度が使用回転域に達したときには、各
バランス球23、23、・・・は、図4及び図5に示す
ように、遠心力によって移動空間22の外側内周面21
aに当接する位置に到達している。
【0030】このようにバランス球23、23、・・・
が外側内周面21aに当接しているときにマグネット2
4の発する磁力によるバランス球23、23、・・・に
対する吸引力はバランス球23、23、・・・に作用し
ている遠心力よりも小さい力である。
【0031】回転される記録ディスク1に重量的なアン
バランス(偏重心)がない場合、または、記録ディスク
1がターンテーブル11に装着されていない場合には、
各バランス球23、23、・・・は、図4に示すよう
に、支軸10の回転軸回りに等角度間隔となるように位
置する。
【0032】記録ディスク1には、製造時に重量的なア
ンバランスを生じている場合がある。ここで、アンバラ
ンスとは記録ディスク1の中心に該記録ディスク1の重
心が位置していないことをいい、例えば、アンバランス
は記録ディスク1の基板厚さが不均一のとき或いは密度
が不均一のときに生じる。
【0033】このようなアンバランスが生じた記録ディ
スク1をターンテーブル11と共に回転させてしまう
と、記録ディスク1を回転させているスピンドルモータ
3等がメカシャーシ5を含めて振動してしまう。そし
て、このような重量的なアンバランスがある記録ディス
ク1がターンテーブル11に装着されて回転されている
場合には、各バランス球23、23、・・・は、図6に
示すように、アンバランスの方向及びアンバランスの量
Dに応じて、このアンバランスを打ち消すこととなる位
置に移動空間22内において移動する。即ち、各バラン
ス球23、23、・・・は、上記移動空間22を形成し
ている各部材とは別体で回転するが、移動空間22に対
して相対的に静止して移動空間22と共に回転するよう
になる。そして、各バランス球23、23、・・・は記
録ディスク1のアンバランス方向に対向する位置に徐々
に移動する。
【0034】各バランス球23、23、・・・がアンバ
ランスを打ち消した状態における各バランス球23、2
3、・・・の位置(この位置を「バランス位置」とい
う。)は、図6に示すように、アンバランスの方向(即
ち、支軸10の回転中心から見て記録ディスク1の重心
が存在する方向)に対して角度+θnの位置よりこのア
ンバランスの方向の反対側を経て角度−θnの位置まで
の範囲に、等間隔で配置されることとなる(即ち、アン
バランスの方向に対して角度±θnの範囲には、バラン
ス球23、23、・・・が存在しない状態となる。)。
【0035】このとき、各バランス球23、23、・・
・の全体の重心は、回転中心を介して上記アンバランス
方向に対向する位置であって、その対向線上に位置して
いる。
【0036】このように、各バランス球23、23、・
・・はアンバランスを有する記録ディスク1が回転され
た場合、所謂自動調芯作用により自己が適宜に移動し、
これにより、合成重心の位置が回転軸上に位置する。従
って、合成回転体は振動することなく回転し、従って、
アンバランスを有する記録ディスク1をその重心を回転
軸上に位置させた状態で回転させることができる。
【0037】このような自動調芯作用は、合成回転体の
回転周波数がダンパ6、6、・・・の共振周波数(合成
回転体の回転軸に垂直な面(図1中のx,y平面)内の
方向についての共振周波数)以上となったときに、効果
的に発生する。即ち、高速度で情報信号の記録または再
生を行う記録ディスクについては、効果的に発生させる
ことができる。
【0038】このように自動調芯作用がが行われると
き、上記ヨーク25及びヨークとして機能するローター
ケース18の天板部18aの存在により、マグネット2
4の磁束がバランス球23、23、・・・を通過するよ
うになっているので、バランス球23、23、・・・が
移動空間22に対して周方向に移動しようとすると、渦
電流が生じ、それがバランス球23、23、・・・の移
動空間22に対する周方向への移動に対するブレーキと
なり、従って、バランス球23、23、・・・が早い時
期に移動空間22と共に回転するようになるため、自動
調芯作用が速やかに行われる。
【0039】尚、上記したように、外側内周面21aを
開角度の大きい横倒V字状に形成してあると、上記バラ
ンス位置に位置したバランス球23、23、・・・の位
置が安定する。
【0040】即ち、移動空間27の底面28と外側内周
面29との成す角度が精確に90度に形成されれば問題
が無いが、精確に90度に形成することは困難である。
そして、該角度が90度以上になると、図7に示すよう
に、遠心力によって移動空間27の外側へ移動したバラ
ンス球30が外側内周面29の傾斜に沿って上方へ移動
し、底面28と接触しなくなり、また、上記角度が90
度以下になると、図8に示すように、遠心力によって移
動空間27の外側へ移動したバランス球30が外側内周
面29の傾斜に沿って下方へ移動し、底面28に押し付
けられるようになり、何れの場合にもバランス球30と
移動空間27の内面との間に働く摩擦力が一定せず、図
7に示すような状態と図8に示すような状態が一つの移
動空間内で生じると、設計通りの安定した動作を期待す
ることができなくなる惧がある。
【0041】それに対して、上記したように、外側内周
面21aを開角度の大きい横倒V字状に形成してある
と、遠心力によって移動空間22の外側へ移動したバラ
ンス球23が必ず外側内周面21aの2点で接触し、バ
ランス球23と外側内周面21aとの間に働く摩擦力が
一定となり、設計通りの安定した動作を期待することが
できる。尚、バランス球23が2点で接触すれば良く、
必ずしもV字状である必要はなく、例えば、立上り面が
外開きとなったほぼU字状であっても良い。
【0042】上記のように、バランス球23、23、・
・・を備えた回転駆動機構9によって、重量的なアンバ
ランスを有する記録ディスク1を回転させても合成回転
体に振動を生ずることがない。即ち、ディスクドライブ
装置2においては、重量的なアンバランスを有する記録
ディスク1の信号記録面に対して良好に情報信号の書き
込み又は読み出しができる。
【0043】このようにして記録ディスク1が回転され
ると、光学ピックアップ装置4は記録ディスク1にレー
ザ光を照射し、その反射光を受光して検出する。光学ピ
ックアップ装置4はガイドシャフト7、7に沿って移動
されることにより、支軸10に対する離接方向、即ち、
ターンテーブル11に装着された記録ディスク1の半径
方向に移動され、記録ディスク1の内外周に亘って移動
される。そして、光学ピックアップ装置4によって、記
録ディスク1に対する情報信号の書き込み又は読み出し
が行われる。
【0044】図9及び図10は本発明回転駆動機構の別
の実施の形態を示すものである。
【0045】この実施の形態9Aは、上記実施の形態9
と比較して、ヨーク25を除去して、替わりに、ターン
テーブルを磁性体によって形成してヨークの機能を持た
せたものである。従って、該異なる部分について詳細に
説明し、その他の部分については上記実施の形態におけ
る同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明を省
略する。
【0046】ターンテーブル11Aは磁性体によって形
成されている。そして、該ターンテーブル11Aとロー
ターケース18の天板部18aと外壁部材21とによっ
て移動空間22が形成される。
【0047】このような回転駆動機構9Aにあっても、
ヨークとして機能するローターケース18の天板部18
a及びターンテーブル11Aの存在により、マグネット
24の磁界が移動空間22の外周部にまで及び、従っ
て、移動空間22の外周部にまで移動したバランス球2
3、23、・・・が速やかにバランス位置に落ち着くこ
とになる。
【0048】尚、チャッキング部材26を利用して、該
チャッキング部材26とその上側に配置される部材とに
よって移動空間を形成し、該移動空間の中心部にマグネ
ットを配置し、チャッキング部材26を磁性材料によっ
て形成してヨークとして機能させると共に、上記マグネ
ットの上面側に円環状のヨークを配置するようにしても
同様の効果を奏することが出来る。
【0049】図11乃至図14は本発明回転駆動機構の
更に別の実施の形態を示すものである。
【0050】この実施の形態9Bは、上記実施の形態に
おける外壁部材21及びヨーク25を除去し、ローター
ケース18とターンテーブルとの間にこれらとは別体の
ケース体を配置して、該ケース体内に移動空間を形成す
るようにしたものである。
【0051】ケース体31は非磁性材料により形成さ
れ、ローターケース18とターンテーブル32との間に
支軸10に固定された状態で位置されている。そして、
ケース体31は収容部33と該収容部33を覆う天板部
34とから成り、中心部分が支軸10に該支軸10と同
軸状に固定されている。
【0052】収容部33は円環状を為す底面壁33aと
該底面壁33aの外周縁から立設された外周壁33bと
底面壁33aの内周縁から立設された内周壁33cとか
ら成り、外周壁33bと内周壁33cの高さが同じにさ
れている。
【0053】天板部34は薄い円環状に形成され、収容
部33の開口面を覆い、これによりケース体32内には
円環状の移動空間35が形成される。
【0054】移動空間35内の中央部には、磁界発生手
段となるマグネット(永久磁石)36が配設されてい
る。マグネット36は、円環状に形成され収容部33の
内周壁33cに外嵌状に設けられており、支軸10に対
して同軸状に配設されている。そして、マグネット36
は主面部に垂直な方向に2極着磁され、即ち、表面側及
び裏面側がそれぞれ磁極とされている。
【0055】移動空間35の外周部には円環状をした粘
性用マグネット37が配置されている。該粘性用マグネ
ット37は上記収容部33の外周壁33bの内面に接触
した状態で配置されている。この粘性用マグネット37
も主面部に垂直な方向に2極着磁されている。そして、
この粘性用マグネット37の内周面37aが移動空間3
5の外側内周面となる。
【0056】そして、ケース体31内において、収容部
33の底面壁33aと天板部34と磁界発生用マグネッ
ト36の外周面と粘性用マグネット37の内周面とによ
って限定された空間内に、バランス部材となる、例え
ば、6個のバランス球38、38、・・・が収納されて
いる。バランス球38、38、・・・は、上記バランス
球23、23、・・・と同様のものであり、鉄やニッケ
ルの如き磁性材料により球状に形成されている。
【0057】そして、上記磁界発生用マグネット36と
粘性用マグネット37の磁力の関係は、バランス球3
8、38、・・・に遠心力が及んでいない状態では、バ
ランス球38、38、・・・が磁界発生用マグネット3
6の外周面に引き寄せられるような力関係になってい
る。
【0058】ターンテーブル32は記録ディスク1を載
置するほぼ円盤状をしたディスク載置部39と該ディス
ク載置部39の中心部に突設され記録ディスク1の円形
開口部1aに嵌合して記録ディスク1の位置決めをする
ほぼ円錐台形状をした位置決め突部40とが一体に形成
され、位置決め突部40に円環状をした永久磁石から成
る吸着リング41が埋め込み状に取着されている。そし
て、このようなターンテーブル32の中心部が支軸10
の上端部に固定されている。
【0059】そして、記録ディスク1はその円形開口部
1aにターンテーブル32の位置決め突部40が嵌合さ
れてディスク載置部39上で位置決めされた状態でチャ
ッキング部材26が吸着リング41に吸着され、記録デ
ィスク1がターンテーブル32のディスク載置部39と
チャッキング部材26とで挟持された状態で保持され
る。
【0060】しかして、磁界発生用マグネット36の磁
力と粘性用マグネット37の磁力とが上記した関係にな
っているので、磁界発生用マグネット36は支軸10の
停止時において、該支軸10の方向に拘わらず移動空間
35内の各バランス球38、38、・・・を吸引してそ
の外周面に接触させた状態に保持する。
【0061】スピンドルモータ3のステータコイル20
に駆動電流が供給されローターケース18が回転される
と、該ローターケース18と共に支軸10、ケース体3
1、ターンテーブル32、ターンテーブル32に装着さ
れた記録ディスク1及びターンテーブル32と共に記録
ディスク1を挟持しているチャッキング部材26が一体
的に回転され、また、各バランス球38、38、・・・
も移動空間35内で支軸10の回転軸回りに回転され
る。即ち、これらのローターケース18、支軸10、ケ
ース体31、ターンテーブル32、チャッキング部材2
6、記録ディスク1及びバランス球38、38、・・・
は合成回転体を構成する(以下、これらの各部材の全体
の重心、即ち、合成回転体の重心を「合成重心」とい
う。)。
【0062】スピンドルモータ3の回転によって記録デ
ィスク1の回転速度が使用回転域に達したときには、各
バランス球38、38、・・・は、図13及び図14に
示すように、遠心力によって移動空間35の外側内周面
37aに当接する位置に到達している。
【0063】回転される記録ディスク1に重量的なアン
バランス(偏重心)がない場合、または、記録ディスク
1がターンテーブル32に装着されていない場合には、
各バランス球38、38、・・・は支軸10の回転軸回
りに等角度間隔となるように位置するが、記録ディスク
1に重量的なアンバランスがある場合には、各バランス
球38、38、・・・は、図14に示すように、アンバ
ランスの方向及びアンバランスの量Dに応じて、このア
ンバランスを打ち消すこととなる位置に移動空間35内
において移動する。即ち、各バランス球38、38、・
・・は、上記移動空間35を形成している各部材とは別
体で回転するが、移動空間35に対して相対的に静止し
て移動空間35と共に回転するようになる。そして、各
バランス球38、38、・・・は記録ディスク1のアン
バランス方向に対向する位置に徐々に移動し、やがて、
各バランス球38、38、・・・はアンバランスを打ち
消す位置、即ち、バランス位置に移動する(図14参
照)。
【0064】そして、このように自動調芯作用がが行わ
れるとき、上記粘性用マグネット37の存在により、粘
性用マグネット37の磁束がバランス球38、38、・
・・を通過するようになっているので、バランス球3
8、38、・・・が移動空間35に対して周方向に移動
しようとすると、渦電流が生じ、それがバランス球3
8、38、・・・の移動空間35に対する周方向への移
動に対するブレーキとなり、従って、バランス球38、
38、・・・が早い時期に移動空間35と共に回転する
ようになるため、自動調芯作用が速やかに行われる。
【0065】尚、この実施の形態9Bにおいて、粘性用
マグネット37を除去し、上記実施の形態9におけるヨ
ーク25と同様のヨークを磁界発生用マグネット36の
上下に配置しても、同様の効果を奏することが出来る。
【0066】尚、上記各実施の形態においては、バラン
ス部材として球状のものを示したが、バランス部材は、
球状のものに限られるものではなく、例えば、軸方向長
さの短い円柱状のようなものであっても良い。
【0067】また、上記した各実施の形態においては、
アンバランスを有する記録ディスク1をターンテーブル
に装着したときに、合成回転体に対して自動調心作用を
実行させる例を示したが、合成回転体のうちの記録ディ
スク1以外の部材がアンバランスを有する場合において
も、回転駆動機構9、9A、9Bによって自動調心作用
を実行させて回転時の振動を抑制することができる。
【0068】更に、上記した各実施の形態においては、
本発明に係る回転駆動機構をディスクドライブ装置の回
転駆動機構に適用したものを説明したが、本発明に係る
回転駆動機構は、産業用機械や他の電化製品に備えられ
るものにも適用することもできる。
【0069】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明回転駆動機構は、回転駆動手段により回転さ
れると共に回転軸方向に直交する方向の断面形状が円環
状を為す移動空間を備え、磁性材料により形成され上記
移動空間内に移動可能に配設されたバランス部材と、移
動空間内の中心部に配設され上記バランス部材を吸着す
るマグネットと、移動空間内に配設され上記マグネット
の磁界を移動空間内の外周部まで及ぼすためのヨークと
を備え、上記バランス部材が回転駆動手段によって回転
されると共に移動空間内を移動して、上記回転駆動手段
によって回転する部材及び回転駆動手段に含まれる回転
する部材(以下、これらの回転する部材を総称して「合
成回転体」という。)の重心(合成重心)が回転軸上に
位置するようにすると共に、上記マグネットの磁束が移
動空間の外周部に移動した上記バランス部材を通るよう
にしたことを特徴とする。
【0070】従って、本発明回転駆動機構にあっては、
移動空間内の外周部に移動したバランス部材にマグネッ
トの磁束が及ぶため、移動空間に対して周方向に移動し
ようとするバランス部材に渦電流によるブレーキがかか
り、バランス部材が速やかにバランス位置に安定する。
【0071】また、請求項2に記載した発明にあって
は、上記回転駆動手段によって回転されると共に回転デ
ィスクを載置支持するターンテーブルを備え、該ターン
テーブルが磁性材料によって形成されていてヨークとし
て機能するようにしたので、構成部材の数を少なくし
て、構造を簡単にすることが出来る。
【0072】更に、請求項3に記載した発明にあって
は、回転駆動手段がロータケースを備えたモータであ
り、該ロータケースが磁性材料で形成されていてヨーク
として機能するようにしたので、構成部材の数を少なく
して、構造を簡単にすることが出来る。
【0073】更にまた、請求項4に記載した発明にあっ
ては、回転駆動手段により回転されると共に回転軸方向
に直交する方向の断面形状が円環状を為す移動空間を備
え、磁性材料により形成され上記移動空間内に移動可能
に配設されたバランス部材と、移動空間内の中心部に配
設され上記バランス部材を吸着するマグネットと、移動
空間内の外周部に配設され上記マグネットの磁力よりき
わめて弱い磁力を有する粘性用マグネットとを備え、上
記バランス部材が回転駆動手段によって回転されると共
に移動空間内を移動して、上記回転駆動手段によって回
転する部材及び回転駆動手段に含まれる回転する部材
(以下、これらの回転する部材を総称して「合成回転
体」という。)の重心(合成重心)が回転軸上に位置す
るようにすると共に、上記粘性用マグネットの磁束が移
動空間の外周部に移動した上記バランス部材を通って移
動空間の外周側内面とバランス部材との間に微弱な粘性
を作用させるようにしたので、移動空間内の外周部に移
動したバランス部材に粘性用マグネットの磁束が及ぶた
め、移動空間に対して周方向に移動しようとするバラン
ス部材に渦電流によるブレーキがかかり、バランス部材
が速やかにバランス位置に安定する。
【0074】尚、上記した各実施の形態において示した
各部の具体的形状及び構造は、何れも、本発明を実施す
るに際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されることがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図6と共に本発明回転駆動機構の実施
の形態を示すものであり、本図は回転駆動機構を備える
ディスクドライブ装置を示す概略斜視図である。
【図2】移動空間の内部を示す拡大水平断面図である。
【図3】合成回転体を示す拡大縦断面図である。
【図4】回転されている状態を示す拡大水平断面図であ
る。
【図5】回転されている状態を示す要部の拡大縦断面図
である。
【図6】自動調心作用が実行された状態における移動空
間の内部を示す拡大水平断面図である。
【図7】比較例を示す要部の拡大断面図である。
【図8】別の比較例を示す要部の拡大断面図である。
【図9】図10と共に本発明回転駆動機構の別の実施の
形態を示すものであり、本図は合成回転体を示す拡大縦
断面図である。
【図10】自動調芯作用が実行された状態における拡大
水平面図である。
【図11】図12乃至図14と共に本発明回転駆動機構
の更に別の実施の形態を示すものであり、本図は合成回
転体を示す拡大縦断面図である。
【図12】拡大水平断面図である。
【図13】回転されている状態を示す拡大縦断面図であ
る。
【図14】自動調芯作用が実行された状態における拡大
水平断面図である。
【符号の説明】
1…記録ディスク(回転ディスク)、3…スピンドルモ
ータ(モータ)、9…回転駆動機構、18…ローターケ
ース、22…移動空間、23…バランス球(バランス部
材)、24…マグネット、25…ヨーク、9A…回転駆
動機構、11A…ターンテーブル、9B…回転駆動機
構、35…移動空間、36…マグネット、37…粘性用
マグネット、37a…外周側内面、38…バランス球
(バランス部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動手段により回転されると共に回
    転軸方向に直交する方向の断面形状が円環状を為す移動
    空間を備え、 磁性材料により形成され上記移動空間内に移動可能に配
    設されたバランス部材と、 移動空間内の中心部に配設され上記バランス部材を吸着
    するマグネットと、 移動空間内に配設され上記マグネットの磁界を移動空間
    内の外周部まで及ぼすためのヨークとを備え、 上記バランス部材が回転駆動手段によって回転されると
    共に移動空間内を移動して、上記回転駆動手段によって
    回転する部材及び回転駆動手段に含まれる回転する部材
    (以下、これらの回転する部材を総称して「合成回転
    体」という。)の重心(合成重心)が回転軸上に位置す
    るようにすると共に、上記マグネットの磁束が移動空間
    の外周部に移動した上記バランス部材を通るようにした
    ことを特徴とする回転駆動機構。
  2. 【請求項2】 上記回転駆動手段によって回転されると
    共に回転ディスクを載置支持するターンテーブルを備
    え、該ターンテーブルが磁性材料によって形成されてい
    てヨークとして機能することを特徴とする請求項1に記
    載の回転駆動機構。
  3. 【請求項3】 回転駆動手段がロータケースを備えたモ
    ータであり、該ロータケースが磁性材料で形成されてい
    てヨークとして機能することを特徴とする請求項1に記
    載の回転駆動機構。
  4. 【請求項4】 回転駆動手段により回転されると共に回
    転軸方向に直交する方向の断面形状が円環状を為す移動
    空間を備え、 磁性材料により形成され上記移動空間内に移動可能に配
    設されたバランス部材と、 移動空間内の中心部に配設され上記バランス部材を吸着
    するマグネットと、 移動空間内の外周部に配設され上記マグネットの磁力よ
    りきわめて弱い磁力を有する粘性用マグネットとを備
    え、 上記バランス部材が回転駆動手段によって回転されると
    共に移動空間内を移動して、上記回転駆動手段によって
    回転する部材及び回転駆動手段に含まれる回転する部材
    (以下、これらの回転する部材を総称して「合成回転
    体」という。)の重心(合成重心)が回転軸上に位置す
    るようにすると共に、上記粘性用マグネットの磁束が移
    動空間の外周部に移動した上記バランス部材を通って移
    動空間の外周側内面とバランス部材との間に微弱な粘性
    を作用させるようにしたことを特徴とする回転駆動機
    構。
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