JPH10339826A - 光コネクタ、光コネクタの使用方法および光コネクタの取り外し工具 - Google Patents
光コネクタ、光コネクタの使用方法および光コネクタの取り外し工具Info
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- JPH10339826A JPH10339826A JP15070397A JP15070397A JPH10339826A JP H10339826 A JPH10339826 A JP H10339826A JP 15070397 A JP15070397 A JP 15070397A JP 15070397 A JP15070397 A JP 15070397A JP H10339826 A JPH10339826 A JP H10339826A
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- locking
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- housing
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3898—Tools, e.g. handheld; Tuning wrenches; Jigs used with connectors, e.g. for extracting, removing or inserting in a panel, for engaging or coupling connectors, for assembling or disassembling components within the connector, for applying clips to hold two connectors together or for crimping
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接続作業が簡単な光コネクタの使用方法を提
供する。 【解決手段】 ハウジング１には第１のフェルールが収
容され、フェルールの先端は開口部２に位置されてい
る。開口部２の周壁３から前方に可撓性の係止爪部５が
設けられている。矢印に示す方向から、第２のフェルー
ル１０を手で押し込むようにして挿入すると、鍔部１０
ｂが係止爪部５の傾斜部５ａに沿って前進して、係止爪
部５を撓ませる。結合状態では、鍔部１０ｂが係止部５
ｂに係止される。第２のフェルール１０を取り外すに
は、係止爪部５の傾斜部に係合してこれを拡げる楔部
と、鍔部１０ｂを係止するための爪部を有する取り外し
工具を用いる。
供する。 【解決手段】 ハウジング１には第１のフェルールが収
容され、フェルールの先端は開口部２に位置されてい
る。開口部２の周壁３から前方に可撓性の係止爪部５が
設けられている。矢印に示す方向から、第２のフェルー
ル１０を手で押し込むようにして挿入すると、鍔部１０
ｂが係止爪部５の傾斜部５ａに沿って前進して、係止爪
部５を撓ませる。結合状態では、鍔部１０ｂが係止部５
ｂに係止される。第２のフェルール１０を取り外すに
は、係止爪部５の傾斜部に係合してこれを拡げる楔部
と、鍔部１０ｂを係止するための爪部を有する取り外し
工具を用いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光コネクタの使用
方法、この使用方法に用いられる光コネクタの取り外し
工具、ならびに、この使用方法に適した光コネクタに関
するものである。
方法、この使用方法に用いられる光コネクタの取り外し
工具、ならびに、この使用方法に適した光コネクタに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のＭＴコネクタは、一対のフェルー
ルに多心のテープ状光ファイバ心線の複数本の光ファイ
バの端部を固定し、屈折率整合剤を介して結合するもの
で、端面には、ガイドピンと嵌合する２つのガイドピン
孔が開けられ、その間の部分に複数本の光ファイバの端
面が露出している。２本のガイドピンによって左右のフ
ェルールが位置決めされて突き合わされ、ガイドピン孔
に対し精密に配列固定化された左右の光ファイバ同士が
結合され、テープ状光ファイバ心線が引き出されている
側同士を、例えば実開平２−３０９０９公報に記載され
ているような１個のクリップで固定している。このＭＴ
コネクタは構造は簡単であり、ガイドピンと結合クリッ
プを取り付けることで接続が完了する。ただし、高密度
に実装を行なおうとすると、ガイドピンとクリップを取
り付ける作業が行ない難く、高密度配列に限界がある。
ルに多心のテープ状光ファイバ心線の複数本の光ファイ
バの端部を固定し、屈折率整合剤を介して結合するもの
で、端面には、ガイドピンと嵌合する２つのガイドピン
孔が開けられ、その間の部分に複数本の光ファイバの端
面が露出している。２本のガイドピンによって左右のフ
ェルールが位置決めされて突き合わされ、ガイドピン孔
に対し精密に配列固定化された左右の光ファイバ同士が
結合され、テープ状光ファイバ心線が引き出されている
側同士を、例えば実開平２−３０９０９公報に記載され
ているような１個のクリップで固定している。このＭＴ
コネクタは構造は簡単であり、ガイドピンと結合クリッ
プを取り付けることで接続が完了する。ただし、高密度
に実装を行なおうとすると、ガイドピンとクリップを取
り付ける作業が行ない難く、高密度配列に限界がある。
【０００３】一方、ＭＴコネクタにプッシュオン締結機
能を付加したコネクタも用いられている。これは、例え
ば特開平４−２１５６０８公報に記載されているよう
に、ＭＴコネクタとコイルバネを内蔵したハウジングの
１対を、アダプタを介して接続するものである。これは
ＭＰＯコネクタと呼ばれるものであり、ピン操作、クリ
ップ作業が不要となるが、プッシュオン機構の構造が複
雑なために部品数が多くコスト増は避けられない。サイ
ズも大きくなり、高密度配列には限界がある。
能を付加したコネクタも用いられている。これは、例え
ば特開平４−２１５６０８公報に記載されているよう
に、ＭＴコネクタとコイルバネを内蔵したハウジングの
１対を、アダプタを介して接続するものである。これは
ＭＰＯコネクタと呼ばれるものであり、ピン操作、クリ
ップ作業が不要となるが、プッシュオン機構の構造が複
雑なために部品数が多くコスト増は避けられない。サイ
ズも大きくなり、高密度配列には限界がある。
【０００４】本出願人が先に提案した特願平８−２８４
７８８号に記載した光コネクタは、コイルバネを備えた
ハウジングで１対のＭＴコネクタを接続することがで
き、構造が簡単で部品点数も少ない点で有利であるが、
把持用工具が多少大きいといった問題がある。
７８８号に記載した光コネクタは、コイルバネを備えた
ハウジングで１対のＭＴコネクタを接続することがで
き、構造が簡単で部品点数も少ない点で有利であるが、
把持用工具が多少大きいといった問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、接続作業が簡単な光コネク
タの使用方法、および、これに用いる取り外し工具、な
らびに、この使用方法に適し、部品点数が少なく、小型
にでき、高密度実装が可能な光コネクタを提供すること
を目的とするものである。
情に鑑みてなされたもので、接続作業が簡単な光コネク
タの使用方法、および、これに用いる取り外し工具、な
らびに、この使用方法に適し、部品点数が少なく、小型
にでき、高密度実装が可能な光コネクタを提供すること
を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、第１のフェルールの先端部近傍を位置させるととも
に前記第１のフェルールに結合される第２のフェルール
を受け入れる開口部と、開口部の周壁から前記第１のフ
ェルールに結合される第２のフェルールを挟むように前
記開口部の周壁から前方に延びる可撓性の係止爪部を有
し、該係止爪部は、前記第２のフェルールの導入側に傾
斜部が形成され、その後方に前記第２のフェルールの鍔
部を係止する係止部が形成されている光コネクタの使用
方法において、前記第２のフェルールを前記ハウジング
に装着する際には、前記第２のフェルールを前記傾斜部
側から人の手により押し込んで接続し、接続された前記
第２のフェルールを取り外す際には、取り外し工具によ
り取り外すことを特徴とするものである。
は、第１のフェルールの先端部近傍を位置させるととも
に前記第１のフェルールに結合される第２のフェルール
を受け入れる開口部と、開口部の周壁から前記第１のフ
ェルールに結合される第２のフェルールを挟むように前
記開口部の周壁から前方に延びる可撓性の係止爪部を有
し、該係止爪部は、前記第２のフェルールの導入側に傾
斜部が形成され、その後方に前記第２のフェルールの鍔
部を係止する係止部が形成されている光コネクタの使用
方法において、前記第２のフェルールを前記ハウジング
に装着する際には、前記第２のフェルールを前記傾斜部
側から人の手により押し込んで接続し、接続された前記
第２のフェルールを取り外す際には、取り外し工具によ
り取り外すことを特徴とするものである。
【０００７】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の光コネクタの使用方法に用いられる取り外し工具であ
って、該取り外し工具は、前記係止爪部の傾斜部に係合
して前記係止爪部を拡げる楔部と、前記第２のフェルー
ルの鍔部を係止するための爪部を有することを特徴とす
るものである。
の光コネクタの使用方法に用いられる取り外し工具であ
って、該取り外し工具は、前記係止爪部の傾斜部に係合
して前記係止爪部を拡げる楔部と、前記第２のフェルー
ルの鍔部を係止するための爪部を有することを特徴とす
るものである。
【０００８】請求項３に記載の発明は、請求項２に記載
の取り外し工具において、前記取り外し工具がプラスチ
ック樹脂により作られていることを特徴とするものであ
る。
の取り外し工具において、前記取り外し工具がプラスチ
ック樹脂により作られていることを特徴とするものであ
る。
【０００９】請求項４に記載の発明は、光コネクタにお
いて、第１のフェルールと、該第１のフェルールを収容
するハウジング部と、前記第１のフェルールを前方に向
けて付勢する付勢部材よりなり、前記ハウジング部は、
前記第１のフェルールの先端部近傍を位置させるととも
に前記第１のフェルールに結合される第２のフェルール
を受け入れる開口部と、該開口部の周壁の後方に設けら
れ前記第１のフェルールの側面部を囲むフェルール収容
部と、前記第２のフェルールを挟むように前記開口部の
周壁から前方に延びる可撓性の係止爪部を有し、該係止
爪部は、前記第２のフェルールの導入側に傾斜部が形成
され、その後方に前記第２のフェルールの鍔部を係止す
る係止部が形成されたことを特徴とするものである。
いて、第１のフェルールと、該第１のフェルールを収容
するハウジング部と、前記第１のフェルールを前方に向
けて付勢する付勢部材よりなり、前記ハウジング部は、
前記第１のフェルールの先端部近傍を位置させるととも
に前記第１のフェルールに結合される第２のフェルール
を受け入れる開口部と、該開口部の周壁の後方に設けら
れ前記第１のフェルールの側面部を囲むフェルール収容
部と、前記第２のフェルールを挟むように前記開口部の
周壁から前方に延びる可撓性の係止爪部を有し、該係止
爪部は、前記第２のフェルールの導入側に傾斜部が形成
され、その後方に前記第２のフェルールの鍔部を係止す
る係止部が形成されたことを特徴とするものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１〜図３は、本発明の光コネク
タの実施の形態の一例を説明するためのもので、図１は
ハウジングとフェルールを分解した斜視図、図２は光コ
ネクタにフェルールを結合する状態の説明図、図３は光
コネクタにフェルールを結合した状態の斜視図である。
図中、１はハウジング、２は開口部、３は周壁、４はフ
ェルール収容部、５は係止爪部、５ａは傾斜部、５ｂは
係止部、６はフェルール挿入孔、６ａは本体部挿入孔、
６ｂは鍔部挿入孔、６ｃは心線挿入孔、７はフェルー
ル、７ａは本体部、７ｂは鍔部、８は光ファイバ心線、
９はバネ、１０はフェルール、１０ａは本体部、１０ｂ
は鍔部である。
タの実施の形態の一例を説明するためのもので、図１は
ハウジングとフェルールを分解した斜視図、図２は光コ
ネクタにフェルールを結合する状態の説明図、図３は光
コネクタにフェルールを結合した状態の斜視図である。
図中、１はハウジング、２は開口部、３は周壁、４はフ
ェルール収容部、５は係止爪部、５ａは傾斜部、５ｂは
係止部、６はフェルール挿入孔、６ａは本体部挿入孔、
６ｂは鍔部挿入孔、６ｃは心線挿入孔、７はフェルー
ル、７ａは本体部、７ｂは鍔部、８は光ファイバ心線、
９はバネ、１０はフェルール、１０ａは本体部、１０ｂ
は鍔部である。
【００１１】図１から説明する。ハウジング１は、開口
部２の周壁３の後方にフェルール収容部４が、また、前
方に係止爪部５がプラスチック樹脂で一体的に形成され
ている。開口部２は後述するように、ハウジング１に収
容されるフェルール７の先端部近傍を位置させるととも
に、このフェルール７に結合されるフェルールの先端を
受容する。フェルール収容部４は、上面にフェルール挿
入孔７が設けられている。フェルール挿入孔７は、下ま
で貫通した貫通孔として形成されてもよく、底を塞いだ
構造としてもよい。フェルール挿入孔６は、開口部２側
にフェルール７の本体部７ａを収容する本体部挿入孔６
ａと、鍔部７ｂを収容する鍔部挿入孔６ｂと、フェルー
ル７に取り付けられる光ファイバ心線８の引き出し部分
を囲む心線挿入孔６ｃに区画されている。係止爪部５
は、上下に２つ設けられ、先端側は傾斜部５ａが形成さ
れ、その後方に係止部５ｂが形成されている。ハウジン
グの材料として可撓性を有するプラスチック樹脂を用い
て、適当な大きさに係止爪部５を形成することによっ
て、係止爪部５に適当な弾性を与えることができる。
部２の周壁３の後方にフェルール収容部４が、また、前
方に係止爪部５がプラスチック樹脂で一体的に形成され
ている。開口部２は後述するように、ハウジング１に収
容されるフェルール７の先端部近傍を位置させるととも
に、このフェルール７に結合されるフェルールの先端を
受容する。フェルール収容部４は、上面にフェルール挿
入孔７が設けられている。フェルール挿入孔７は、下ま
で貫通した貫通孔として形成されてもよく、底を塞いだ
構造としてもよい。フェルール挿入孔６は、開口部２側
にフェルール７の本体部７ａを収容する本体部挿入孔６
ａと、鍔部７ｂを収容する鍔部挿入孔６ｂと、フェルー
ル７に取り付けられる光ファイバ心線８の引き出し部分
を囲む心線挿入孔６ｃに区画されている。係止爪部５
は、上下に２つ設けられ、先端側は傾斜部５ａが形成さ
れ、その後方に係止部５ｂが形成されている。ハウジン
グの材料として可撓性を有するプラスチック樹脂を用い
て、適当な大きさに係止爪部５を形成することによっ
て、係止爪部５に適当な弾性を与えることができる。
【００１２】フェルール７は、本体部７ａと鍔部７ｂと
が一体成形されており、先端面には、光ファイバを挿入
する孔とガイドピン孔が設けられている。この実施の形
態では、光ファイバ心線８としてテープ状光ファイバ心
線を用いたが、これに限られるものではない。バネ９
は、光ファイバ心線８を取り巻くようにして、鍔部７ｂ
の後部に配置する。
が一体成形されており、先端面には、光ファイバを挿入
する孔とガイドピン孔が設けられている。この実施の形
態では、光ファイバ心線８としてテープ状光ファイバ心
線を用いたが、これに限られるものではない。バネ９
は、光ファイバ心線８を取り巻くようにして、鍔部７ｂ
の後部に配置する。
【００１３】ハウジング１の鍔部挿入孔６ｂの前後方向
の長さは、フェルール７の鍔部７ｂの前後方向の長さよ
り大きい。ハウジング１にフェルール７を挿入するに
は、バネ９を圧縮させながら、鍔部７ｂを鍔部挿入孔６
ｂの中の後方に位置させるようにする。このとき、本体
部７ａが本体部挿入孔６ａに挿入できるように本体部挿
入孔６ａの前後方向の長さが設計されている。この位置
で、フェルール７を降下させ、その先端が、フェルール
収容部４の開口部２の位置に達すると、バネ９の付勢力
で、フェルール７が前進して、その先端部が開口部２に
位置する。なお、開口部２の前後の開口には、フェルー
ルの先端を挿入しやすいように傾斜部を形成するのがよ
い。
の長さは、フェルール７の鍔部７ｂの前後方向の長さよ
り大きい。ハウジング１にフェルール７を挿入するに
は、バネ９を圧縮させながら、鍔部７ｂを鍔部挿入孔６
ｂの中の後方に位置させるようにする。このとき、本体
部７ａが本体部挿入孔６ａに挿入できるように本体部挿
入孔６ａの前後方向の長さが設計されている。この位置
で、フェルール７を降下させ、その先端が、フェルール
収容部４の開口部２の位置に達すると、バネ９の付勢力
で、フェルール７が前進して、その先端部が開口部２に
位置する。なお、開口部２の前後の開口には、フェルー
ルの先端を挿入しやすいように傾斜部を形成するのがよ
い。
【００１４】図２は、フェルール７を収容したハウジン
グ１により構成される光コネクタにに結合するフェルー
ル１０を結合する状態の説明図である。矢印に示す方向
から、フェルール１０を手で押し込むようにして挿入す
る。鍔部１０ｂは、係止爪部５の傾斜部５ａに沿って前
進して、係止爪部５を撓ませる。
グ１により構成される光コネクタにに結合するフェルー
ル１０を結合する状態の説明図である。矢印に示す方向
から、フェルール１０を手で押し込むようにして挿入す
る。鍔部１０ｂは、係止爪部５の傾斜部５ａに沿って前
進して、係止爪部５を撓ませる。
【００１５】図３に示す結合状態では、鍔部１０ｂが係
止部５ｂに係止される。係止状態では、フェルール１０
は、フェルール７を少し押し戻した位置で係止される。
それにより、バネ９の付勢力が結合面に作用して、結合
力を与える。なお、フェルール７，１０のいずれか一方
のガイドピン孔には、ガイドピンが取り付けられた状態
で、フェルール７と１０が結合される。
止部５ｂに係止される。係止状態では、フェルール１０
は、フェルール７を少し押し戻した位置で係止される。
それにより、バネ９の付勢力が結合面に作用して、結合
力を与える。なお、フェルール７，１０のいずれか一方
のガイドピン孔には、ガイドピンが取り付けられた状態
で、フェルール７と１０が結合される。
【００１６】図４は、光コネクタに結合されたフェルー
ルの取り外し方法の説明図である。図中、図１〜図３と
同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。１１
は取り外し工具、１１ａは楔部、１１ｂは爪部である。
爪部１１ｂは弾性を持たせるように形成するのがよく、
楔部１１ａを含め、全体がプラスチック樹脂で一体成形
されている。
ルの取り外し方法の説明図である。図中、図１〜図３と
同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。１１
は取り外し工具、１１ａは楔部、１１ｂは爪部である。
爪部１１ｂは弾性を持たせるように形成するのがよく、
楔部１１ａを含め、全体がプラスチック樹脂で一体成形
されている。
【００１７】楔部１１ａは、係止爪部５の傾斜部５ａと
反対向きの傾斜が形成されているが、必ずしも傾斜形状
にする必要はなく、直角に切ったような形状、あるい
は、曲面形状など、適当な形状でよいが、楔部１１ａの
間隔は、係止爪部５を押し拡げられる大きさとする必要
がある。
反対向きの傾斜が形成されているが、必ずしも傾斜形状
にする必要はなく、直角に切ったような形状、あるい
は、曲面形状など、適当な形状でよいが、楔部１１ａの
間隔は、係止爪部５を押し拡げられる大きさとする必要
がある。
【００１８】図４に示すように、矢印の方向から、取り
外し工具１１を係止爪部５間に挿入し、鍔部１０ｂが係
止爪部５から外れた位置で、取り外し工具１１の爪部１
１ｂが鍔部１０ｂに係合する。取り外し工具１１を引く
ことにより、フェルール１０を光コネクタから外すこと
ができる。
外し工具１１を係止爪部５間に挿入し、鍔部１０ｂが係
止爪部５から外れた位置で、取り外し工具１１の爪部１
１ｂが鍔部１０ｂに係合する。取り外し工具１１を引く
ことにより、フェルール１０を光コネクタから外すこと
ができる。
【００１９】図１〜図３で説明した光コネクタに図４で
説明した取り外し工具を組み合わせて用いことは、光コ
ネクタの取り外しを簡単にでき、また、取り外し工具が
簡単で軽量にできるため、作業が簡単となるばかりでな
く、高所での作業中にあやまって落とした場合にも、危
害を及ぼす可能性はきわめて低い。
説明した取り外し工具を組み合わせて用いことは、光コ
ネクタの取り外しを簡単にでき、また、取り外し工具が
簡単で軽量にできるため、作業が簡単となるばかりでな
く、高所での作業中にあやまって落とした場合にも、危
害を及ぼす可能性はきわめて低い。
【００２０】この取り外し工具は、図１〜図３で説明し
た光コネクタにのみ適用できるものではなく、光コネク
タに結合するフェルールの結合構造、すなわち、図１で
説明した係止爪部を用いる光コネクタに適用できるもの
である。
た光コネクタにのみ適用できるものではなく、光コネク
タに結合するフェルールの結合構造、すなわち、図１で
説明した係止爪部を用いる光コネクタに適用できるもの
である。
【００２１】なお、図１〜図３で説明した光コネクタ
は、単独で用いられるものに限られるものではない。左
右方向または上下方向、あるいは、左右方向および上下
方向に、複数個を組み合わせることにより高密度実装が
可能となる。複数個を組み合わせる方法としては、適当
な枠体に取り付けたり、相互を組み合わせる係合部を設
けて結合するなど、適宜の構成を採用できる。また、複
数個分を一体成形したり、さらに、一体成形したものを
複数個組み合わせて用いるなどの構成を採用してもよ
い。
は、単独で用いられるものに限られるものではない。左
右方向または上下方向、あるいは、左右方向および上下
方向に、複数個を組み合わせることにより高密度実装が
可能となる。複数個を組み合わせる方法としては、適当
な枠体に取り付けたり、相互を組み合わせる係合部を設
けて結合するなど、適宜の構成を採用できる。また、複
数個分を一体成形したり、さらに、一体成形したものを
複数個組み合わせて用いるなどの構成を採用してもよ
い。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
１〜３に記載の発明によれば、取り外し時のみ工具使用
することで、工具の機能を簡易化し、作業性を良好にし
たすることができる。また、工具をプラスチック樹脂で
作ることにより、小型、軽量化することができ、万一落
下させた場合にも、光ファイバ心線、人に与える影響を
ちいさくできる。
１〜３に記載の発明によれば、取り外し時のみ工具使用
することで、工具の機能を簡易化し、作業性を良好にし
たすることができる。また、工具をプラスチック樹脂で
作ることにより、小型、軽量化することができ、万一落
下させた場合にも、光ファイバ心線、人に与える影響を
ちいさくできる。
【００２３】請求項４に記載の発明によれば、部品点数
が少なく、高密度配列が可能な光コネクタが得られる。
が少なく、高密度配列が可能な光コネクタが得られる。
【図１】本発明の光コネクタの実施の形態の一例のハウ
ジングとフェルールを分解した斜視図である。
ジングとフェルールを分解した斜視図である。
【図２】本発明の光コネクタの実施の形態の一例におけ
るハウジングとフェルールを結合する状態の説明図であ
る。
るハウジングとフェルールを結合する状態の説明図であ
る。
【図３】本発明の光コネクタの実施の形態の一例におけ
る光コネクタにフェルールを結合した状態の斜視図であ
る。
る光コネクタにフェルールを結合した状態の斜視図であ
る。
【図４】本発明の光コネクタの実施の形態の一例におけ
る光コネクタに結合されたフェルールの取り外し方法の
説明図である。
る光コネクタに結合されたフェルールの取り外し方法の
説明図である。
１…ハウジング、２…開口部、３…周壁、４…フェルー
ル収容部、５…係止爪部、５ａ…傾斜部、５ｂ…係止
部、６…フェルール挿入孔、６ａ…本体部挿入孔、６ｂ
…鍔部挿入孔、６ｃ…心線挿入孔、７…フェルール、７
ａ…本体部、７ｂ…鍔部、８…光ファイバ心線、９…バ
ネ、１０…フェルール、１０ａ…本体部、１０ｂ…鍔
部、１１…取り外し工具、１１ａ…楔部、１１ｂ…爪
部。
ル収容部、５…係止爪部、５ａ…傾斜部、５ｂ…係止
部、６…フェルール挿入孔、６ａ…本体部挿入孔、６ｂ
…鍔部挿入孔、６ｃ…心線挿入孔、７…フェルール、７
ａ…本体部、７ｂ…鍔部、８…光ファイバ心線、９…バ
ネ、１０…フェルール、１０ａ…本体部、１０ｂ…鍔
部、１１…取り外し工具、１１ａ…楔部、１１ｂ…爪
部。
Claims (4)
- 【請求項１】 第１のフェルールの先端部近傍を位置さ
せるとともに前記第１のフェルールに結合される第２の
フェルールを受け入れる開口部と、開口部の周壁から前
記第１のフェルールに結合される第２のフェルールを挟
むように前記開口部の周壁から前方に延びる可撓性の係
止爪部を有し、該係止爪部は、前記第２のフェルールの
導入側に傾斜部が形成され、その後方に前記第２のフェ
ルールの鍔部を係止する係止部が形成されている光コネ
クタの使用方法において、前記第２のフェルールを前記
ハウジングに装着する際には、前記第２のフェルールを
前記傾斜部側から人の手により押し込んで接続し、接続
された前記第２のフェルールを取り外す際には、取り外
し工具により取り外すことを特徴とする光コネクタの使
用方法。 - 【請求項２】 請求項１に記載の光コネクタの使用方法
に用いられる取り外し工具であって、該取り外し工具
は、前記係止爪部の傾斜部に係合して前記係止爪部を拡
げる楔部と、前記第２のフェルールの鍔部を係止するた
めの爪部を有することを特徴とする取り外し工具。 - 【請求項３】 前記取り外し工具がプラスチック樹脂に
より作られていることを特徴とする請求項２に記載の取
り外し工具。 - 【請求項４】 第１のフェルールと、該第１のフェルー
ルを収容するハウジング部と、前記第１のフェルールを
前方に向けて付勢する付勢部材よりなり、前記ハウジン
グ部は、前記第１のフェルールの先端部近傍を位置させ
るとともに前記第１のフェルールに結合される第２のフ
ェルールを受け入れる開口部と、該開口部の周壁の後方
に設けられ前記第１のフェルールの側面部を囲むフェル
ール収容部と、前記第２のフェルールを挟むように前記
開口部の周壁から前方に延びる可撓性の係止爪部を有
し、該係止爪部は、前記第２のフェルールの導入側に傾
斜部が形成され、その後方に前記第２のフェルールの鍔
部を係止する係止部が形成されたことを特徴とする光コ
ネクタ。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP15070397A JPH10339826A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 光コネクタ、光コネクタの使用方法および光コネクタの取り外し工具 |
| US08/959,650 US6095695A (en) | 1996-10-28 | 1997-10-28 | Optical connector, and using method and tool thereof |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15070397A JPH10339826A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 光コネクタ、光コネクタの使用方法および光コネクタの取り外し工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10339826A true JPH10339826A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15502579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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