JPH10339471A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10339471A
JPH10339471A JP9147790A JP14779097A JPH10339471A JP H10339471 A JPH10339471 A JP H10339471A JP 9147790 A JP9147790 A JP 9147790A JP 14779097 A JP14779097 A JP 14779097A JP H10339471 A JPH10339471 A JP H10339471A
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door
cable
air conditioner
heat exchanger
hot water
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JP9147790A
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Hideaki Sunanaga
秀明 砂永
Jun Ishikawa
順 石川
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】施工作業やメンテナンス作業時には、空気調和
機を壁掛け状態のまま作業する必要があり、電気接続用
ケーブル線(ケーブル線)を端子台に接続する場合に
は、ケーブル線を下から上に向かって差し込むため、作
業がやりにくいという問題がある。 【解決手段】電装ボックスの下端部に設けられた貫通孔
125の後方より通ってくる電気接続用ケーブル線を端
子台113、114に接続する際、グリルに取り付けら
れ、上辺を支点に下辺を前にあげて開く構造の扉28を
利用し、ケーブル線の先を扉の表面に印した印140に
合わせ、扉の下辺で折り曲げることにより、端子台の穴
に差し込みやすくできる。また、その後のケーブル線の
整形もなく作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース内に熱交換
器と、送風機と、電装ボックスとを有する空気調和機に
関し、特に、室内の壁に据え付けられる壁掛け型の空気
調和機に関する。
【0002】従来、この種の空気調和機では、その据え
付けの際や、メンテナンスの際に電装ボックスの所定の
端子に、室外機等の外部から引いた電気接続用ケーブル
線(ケーブル線)を接続している。
【0003】かかる端子とケーブル線との接続は、電装
ボックスの各端子を接続した端子台を設け、この端子台
にケーブル線の先を下から上に向けて接続する構成とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気調和機では、外部より引いたケーブル線を端子台に
接続する場合、作業空間が狭いのと下から上に向けての
作業に力が入りにくく、施工作業がしにくい。また、ケ
ーブル線接続後のケーブル線整形作業もやりにくいた
め、作業性に劣るという問題点があった。
【0005】したがって、本発明の目的は、施工作業や
メンテナンス作業が容易な壁掛け型空気調和機を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、グリルとフレームとから構成されている
ケース内に熱交換器と、電装ボックスとを有し、前記ケ
ース内の電装ボックスの前面に配置した端子台と、その
下部の開口から背面側の下端部まで通じる貫通孔とを備
えた壁掛け型の空気調和機において、上辺を支点として
開閉し、電気接続用ケーブル線の通過部を残して前記開
口を覆う扉と、前記扉を閉じた際に前記通過部から引き
出される前記電気接続用ケーブル線の先を前記扉の下辺
で前記扉の上辺に折り曲げたときに扉の相対向する位置
に設けられる印と、前記曲げられた電気接続用ケーブル
線の先が挿入される端子台とを設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して本発
明の一実施例を詳細に説明する。
【0008】本発明の実施例にかかる壁掛け型の空気調
和機は、冷暖房が可能な家庭用エアコンであって、室外
機に連結された室内機として、室内の壁に取り付けられ
るようになっている。
【0009】図1に示すように、空気調和機は、主とし
て、冷媒が導入される冷媒熱交換器5と、温水が導入さ
れる温水熱交換器6と、送風機とをケース4内に収納し
ている。
【0010】ケース4はフレーム10とグリル11とか
ら構成されており、そのグリル11の正面に吸込み口が
形成されている。グリル11の下側には吹出し口が形成
されており、この吹出し口には空気の吹出し方向を案内
する案内羽根が設けられている。
【0011】フレーム10は、その上側に位置する天板
部23と、下側に位置する底部25と、天板部23と底
部25との間で壁側にある背面板27とから構成されて
おり、これらは合成樹脂から一体に成形されている。
【0012】天板部23は、冷媒熱交換器5の上端部と
温水熱交換器6の上端部とが当接する部分に中空が形成
されており、その部分における断熱がはかられている。
【0013】冷媒熱交換器5は、空気調和機の室外機3
1(図9参照)に接続されており、冷媒回路を介して冷媒
が導入されるようになっており、温水熱交換器6は、同
様に熱源機32に接続されて、ここに温水回路を介して
温水が導入される。
【0014】送風機は、遠心送風機であり、モータ18
により回転される縦長のクロスフローファン(ファン)
20と、このクロスフローファン20により吹出される
風を案内する風導板とから構成されている。この風導板
は、背面板27に一体に形成されている。
【0015】モータ18は、図3に示すように、ケース
4内において、その長手方向の一端部側に設けられてい
るが、ケースの端部壁と、モータ18との間には、電装
ボックの収納スペース33が形成されている。
【0016】この収納スペース33は、モータ18の側
部において、ケース4内の奥行き方向を横断するように
設けられている。この収納スペース33には、電装ボッ
クス101が収納される。
【0017】電装ボックス101は、略筒状に形成され
ており、上部のその内には2つの制御基板102a、1
02b、が収納されており、広い基板面積を有してい
る。
【0018】グリル11側において、電装ボックス10
1の上部の開口105には、その略中央部に操作部支持
台106が装着されており、上部の開口105の梁とし
て掛け渡されて、電装ボックス101を補強している。
【0019】その下部には端子台113および114を
載置する端子台支持台115が一体に形成されていて、
下方を手前にして斜めの面に取り付けるようになってい
る。
【0020】その下の後方には開口125を設けケース
背面側の下端部まで通じる貫通孔が形成されており、ケ
ース後方よりこの貫通孔を通しケーブル線を配線する目
的をもっている。
【0021】グリル11側において、電装ボックス10
1の下部の端子台と貫通孔にあたる部分に、これらを覆
う大きさで上辺を支点として下辺を前に引き上げて開く
扉28(図2参照)を設けてある。扉の表側の下部には指
でつまんで扉を開けるためのつまみを備えてある。扉の
表側の左部にはグリルと固定されるようにネジで止める
構成になっている。
【0022】端子台113および114は、電装ボック
スの端子が上部に接続されており、その下部にこれらの
端子に接続するべきケーブルの各線が端子台の穴に挿入
されて接続される。
【0023】その下には、ケーブル線を固定する固定バ
ンドが設けられており、ケーブル線が垂れないようにす
るとともににケーブル線を確実に固定している。なお、
図5〜7では3芯ケーブル線と、2芯ケーブル線との2
本のケーブル線により接続する場合を示している。
【0024】固定バンドは、一端部が平面部に係合さ
れ、多端部をネジで止める構成となっている。
【0025】図1に示すように、ケース4の背面板27
には、その下端部の空間にドレンホース、冷媒管や温水
管等の配管束118がまとめて収納されている。
【0026】ここで、冷媒回路と温水回路とについて説
明する。
【0027】図7は冷凍サイクルの回路図である。
【0028】この図において、空気調和機3には、冷媒
熱交換器5及び温水熱交換器6と流量可変弁61が収納
されている。冷媒熱交換器5には、冷媒の流れる冷媒配
管39が組み込まれており、温水熱交換器6には温水の
流れる温水配管41が組み込まれており、冷媒熱交換器
5は温水熱交換器6よりも通風路中で風上に配置されて
いる。
【0029】冷媒が冷媒配管39内を循環している時
は、電動膨張弁43により減圧することにより、冷媒が
冷媒熱交換器5で蒸発して空気を冷やすので(この時に
は、空気中の一部の水温が凝縮して排水される。)、被
調和室内は冷房される。また、温水が温水配管41内を
循環している時は、温水熱交換器6で空気を加熱するの
で被調和室内は暖房される。
【0030】冷媒熱交換器5に冷媒を循環させ同時に温
水熱交換器6に温水を循環させる時には、一度冷却され
た空気が再び加熱されることになるので、冷却能力と加
熱能力を調節することにより、室内側の熱交換器を通過
した後の空気の温度を制御することができる。尚、この
時の空気は、冷却時に冷却能力に応じて除湿(水分除
去)される。
【0031】室外機31には、冷媒の圧縮機45、室外
熱交換器47、アキュームレータ49などが収納され、
これらは冷媒配管により、冷媒熱交換器5、電動膨張弁
43などにつながれ冷凍サイクル(冷媒が実線矢印の方
向に循環)を構成している。
【0032】また、室外には熱源機32があり、加熱器
53(たとえばバーナー)、熱交換器55、ポンプ57、
プレッシャータンク59などが収納され、これらは温水
熱交換器5と共に、温水配管41で環状につながれて、
温水循環回路を構成している。
【0033】これによれば、加熱器53における加熱
量、および流量可変弁61による温水循環量を変えるこ
とにより、温水熱交換器6での放熱量を制御することが
できる。63はリザーブタンクであり、温水循環回路中
の余剰温水を蓄え、タンク63からあふれた分はドレン
として排水される。符号65は加圧注水装置であり、温
水循環回路に温水(水)を注水するためのものである。
符号69、71は冷媒用のユニット間配管、73、75
は温水用のユニット間配管であり、室内機(空気調和
機)3と室外機31とをつないでいる。
【0034】つぎに、本実施例の作用について説明す
る。
【0035】図1に示すように、空気調和機の据え付け
の際には、グリル11を室内に向けて壁に取り付ける。
【0036】図5〜7に示すように、空気調和機の据え
付けの際には、空気調和機を壁に掛けたまま、吸い込み
グリル29を開け、ケースの長手方向の端部にある扉の
ネジを外す。扉は上辺をグリル29に取り付けられてい
て、上辺を支点として下辺を前に引き上げて開く構造に
なっている。
【0037】扉の下部にあるつまみをつまんで扉を開く
と、電装ボックスに取り付けられている端子台113と
114があり、端子台113には3芯のケーブル線、端
子台114には2芯のケーブル線を挿入して接続される
ようになっている。
【0038】その下に開口125があり背面側の下端部
まで通じる貫通孔が形成されている。
【0039】図2に示すように、扉の表側の面にはケー
ブル線の形をした印140があり、後方よりこの貫通孔
を通ってくるケーブル線の先をこの印に合わせ、図6に
示すように、扉の下辺と、この扉を閉めた時に合わされ
るグリルの一辺の間に、ケーブル線をはさみ、扉を後方
に押さえながらケーブル線を上方に曲げる。
【0040】下部に穴の設けられている端子台の穴にケ
ーブル線を、下から上に向かって挿入し、接続する。こ
のケーブル線をあらかじめ曲げておくことによって端子
台への挿入がしやすくなるので、作業が容易になる。
【0041】ケーブル線を端子台113および114に
接続後、固定バンドにより、ケーブル線をグリルに固定
する。これにより、ケーブル線の接続を確実に行うこと
ができ、かつケーブル線の弛みによる垂れを防止でき
る。
【0042】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の用紙を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0043】例えば、上述した実施例では、冷媒熱交換
器と温水熱交換器を備えて、冷暖房可能な壁掛け型空気
調和機を例に用いて説明したが、これに限らず、冷媒熱
交換器のみを備えた空気調和機であっても、上述した実
施例と同様な効果を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、ケーブル線を端子台に
挿入する接続作業において、接続する前に曲げ加工が行
えるので、ケーブル線の接続作業が容易になり、また、
挿入後ケーブル線を整形する必要がないことなど、作業
時間の短縮にもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる空気調和機の縦断面図
である。
【図2】前方から見た扉の図である。
【図3】電装ボックスを前面から見た図である。
【図4】本実施例の主要部分を示す内部構造図である。
【図5】ケーブル線を室内機の前面まで引いてきた図で
ある。
【図6】扉を使ってケーブル線を曲げている図である。
【図7】ケーブル線を端子台に接続する図である。
【図8】本実施例にかかる空気調和機の縦断面図であ
る。
【図9】本実施例の空気調和機の冷媒回路図である。
【符号の説明】
3 空気調和機 4 ケース 5 冷媒熱交換器 6 温水熱交換器 10 フレーム 11 グリル 18 モータ 20 クロスフローファン 28 扉 33 収納スペース 37 室内機 101 電装ボックス 102 電装基板 105 開口(電装基板収納部) 106 操作部支持台(樹脂カバー) 113 端子台 114 端子台 115 端子台支持台 125 開口(ケーブル線貫通孔) 140 印(ケーブル線をここに合わせて使用)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリルとフレームとから構成されているケ
    ース内に熱交換器と、電装ボックスとを有し、前記ケー
    ス内の電装ボックスの前面に配置した端子台と、その下
    部の開口から背面側の下端部まで通じる貫通孔とを備え
    た壁掛け型の空気調和機において、上辺を支点として開
    閉し、電気接続用ケーブル線の通過部を残して前記開口
    を覆う扉と、前記扉を閉じた際に前記通過部から引き出
    される前記電気接続用ケーブル線の先を前記扉の下辺で
    前記扉の上辺に折り曲げたときに扉の相対向する位置に
    設けられる印と、前記曲げられた電気接続用ケーブル線
    の先が挿入される端子台とを設けたことを特徴とする空
    気調和機。
JP14779097A 1997-06-05 1997-06-05 空気調和機 Expired - Fee Related JP3182370B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021071211A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 東芝キヤリア株式会社 空気調和機用の通信アダプタ

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