JPH10338571A - 反応結合ムライト含有セラミックス - Google Patents

反応結合ムライト含有セラミックス

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JPH10338571A
JPH10338571A JP9154941A JP15494197A JPH10338571A JP H10338571 A JPH10338571 A JP H10338571A JP 9154941 A JP9154941 A JP 9154941A JP 15494197 A JP15494197 A JP 15494197A JP H10338571 A JPH10338571 A JP H10338571A
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ceramic molded
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Bilge Dr Saruhan
ビルゲ・サルハン
Peter Mechnich
ペーター・メッヒニッヒ
Hartmut Dr Schneider
ハルトムート・シュナイダー
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Deutsche Forschungs und Versuchsanstalt fuer Luft und Raumfahrt eV DFVLR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主成分としてムライト及び副成分としてコラ
ンダム及びソートベイタイト又はセリアナイトから成る
セラミック組成材料の反応結合セラミックスを得る。 【解決手段】 酸素含有雰囲気中、アルミニウム含有材
料とシリコン含有材料と希土類金属含有材料との微細分
散混合物を熱処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応結合ムライト
含有セラミック成形品、それらの製造方法及び使用に関
する。
【0002】
【従来の技術】長繊維強化セラミック組成材料は、燃焼
温度を上げて汚染物質放出を減少させるために、自動車
や定置タービンの燃焼室の耐熱材として用いられる。こ
の耐熱システムの長期使用における損傷許容範囲は、特
に航空機推進機のタービンにおいて非常に重要なことで
ある。脆性破壊等によっても、用いる材料の大事故に至
らない破壊性能が絶対必要なことである。これは、酸化
物系セラミック繊維複合材料の使用によって可能な筈で
ある。
【0003】ムライト(Al6 Si2O13、或は3Al2O3 ・ 2
SiO2) は、その物理化学的性質によって、酸化雰囲気中
で高温で使用するのに複合材料にとって好適なマトリッ
クス材料である。特に次の特性を含む。 − 低い熱膨張係数のため熱衝撃に対する高い抵抗。 − 高温でさえも高耐クリープ性である。 − 高化学的抵抗性、特に耐酸化性。 − 相対的に低い熱電導性である。
【0004】ムライト粉末の焼結或はアルミニウム酸化
物とシリコン酸化物との反応性焼結のようなムライト系
複合材料の従来製造法には、1650℃以上の処理温度
が必要とされ、体積で20%以上の高い体積減少が伴
う。これは、製造中に材料そのものに損傷を与える結果
となる。加えて、これらの処理温度は、今日までに商業
上得られる全ての強化繊維の熱安定限度を かに超えて
いる。
【0005】長繊維強化セラミック複合材料の製造の別
の可能性は、ホットプレス成形法である。ムライトマト
リックス複合材料はすでにこの方法で製造されており、
最終製品は、例えばプレートのような単純な形状に限ら
れている。
【0006】何年もの間、ドイツとスウェーデンで最適
なRBM(reaction bonded mullite )製造方法の開発
をめざした研究がなされてきた。
【0007】Brandt, J. & Lundberg, R.:Processing o
f Mullite-based Long-fibre Composites via Slurry R
outes and by Oxidation of an Al-Si Alloy Powder,
J. Eur. Cer. Soc.16, 261-267 (1996)では、アルミニ
ウム−シリコン合金(Al:Si=75:25)が使わ
れ、ムライトと、Al:Si合金の酸化を促進するため
の添加物としてのMgO粉末とを焼結した。粉末は均質
化され、スリップ状で繊維に含浸させた。処理温度は1
430℃から1600℃の間で変化し、1430℃での
ムライト化は非常に低いままであった。
【0008】Claussen, N.:「反応結合性ムライト複合
セラミックス成形体とその製造と使用」 (ヨーロッパ特
許 0 531 378 B1)と、Holz, D., Pagel,S., Bowen, C.,
Wu,S. & Claussen, N.: 「低収縮性反応結合型ムライ
ト複合材料の製造」 J. Eur.Cer. Soc. 16, 255-260 (1
996) 及び Wu, S. & Claussen, N.: 「ムライト−シリ
コンカーバイド複合材料の反応結合性と機械的性質」J.
Am. Ceram. Soc. 77[11], 2898-904 (1994)では、アル
ミニウム金属、シリコンカーバイド(SiC)及びコランダ
ム(α−Al2O3)を使った反応結合ムライトセラミックス
の製造法が述べられている。
【0009】この方法において、かなりの割合の擦り落
ちたジルコニアが、アトリター(attritor)中で均質化す
るために、それらの粉末中に混入した。粉末組成物は噴
射乾燥してペレット状にされ最終温度が1550℃にな
るまで焼鈍された。
【0010】前述の両方の研究開発では、完全なムライ
ト化と相対的に高密度化を達成するために、非常に高い
処理温度(>1500℃)を採っている。しかしなが
ら、この温度範囲では、強化繊維の十分な繊維の安定性
はもはや確保できない。乾式プレス法では、非常に低い
繊維含有量(10%)のものだけができる。しかし、マ
トリックス中の高い繊維含有量(>30%)と均質な繊
維分布は、湿式法(スリップ鋳造或はスリップ含浸)に
よって最良の状態で達成できる。
【0011】BrandtとLundberg(前述)は、少量のMg
Oがムライト化を促進することを報告している。しかし
ながら、1400℃から1500℃の範囲の温度では、
MgOは遊離する。これは、この方法で製造されるムラ
イトセラミックスが、粒界にMgOを含むことを意味す
る。マトリックス中の遊離アルカリやアルカリ土類の存
在は、低融点化合物やガラス相の形成のため避けなけれ
ばならない。さもなければ、セラミックスの高温耐クリ
ープ性に悪影響するであろう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】粉末としてのアルミニ
ウム金属やアルミニウム含有合金の使用は、いくつかの
欠点を持つ。 (a)延性という性質のために、比較的粗いアルミニウ
ム粉末を、要求される粒サイズ(0.5μm)に粉砕す
るのは難しいことである。ボールミル中での粉砕は、殆
どの場合、平らな、或は平らなケーキ状の粒を製造す
る。比較的大きな粒のため、拡散路は大きくされ、即
ち、グリーン体における化学的不均一性をもたらす結果
となる。
【0013】(b)アルミニウム金属粒子上に常に存在
する表面酸化層は、さらなる完全に酸化してアルミニウ
ム酸化物になるのを遅らせる。比較的低い融点のアルミ
ニウム(660℃)との組合せにおける酸化による発熱
特性は、部分的な過熱の危険性とアルミニウム粒内部の
溶融物の形成をもたらす。そのような溶融物は移動し
て、次の反応で閉じることが難しい気孔を残す。そのよ
うな気孔は、セラミックスの機械的性質の実質的低下を
もたらす。
【0014】(c)アルミニウムのアルミニウム酸化物
への酸化は、SiC(体積で120%)の酸化やシリコ
ン金属(体積で127%)のSiO2 への酸化と比較す
ると、相対的に少量の、体積で28.8%の体積増加を
生じる。アルミニウムの使用に対するさらなる異論は、
セラミックスの酸化(即ち体積膨張)と焼結収縮とが異
なる温度範囲で進み、処理中に大きな体積変化が起きる
こととなる。
【0015】(d)酸化によって形成された結晶アルミ
ニウム酸化物相は、焼結能力が低く、これは1500℃
より低い温度での焼成した後の成形品の高い体積膨張と
低い最終密度の反映である。
【0016】(e)希望する粉末度のアルミニウム粉末
は、可燃性であり、幾分、厄介な安全手段を必要とする
爆発性でさえある。この問題を解決するために、例え
ば、アセトン中でアトリター粉砕すること、及びその後
噴霧乾燥することを組み合わせることもできる。しかし
ながら、両方法とも、非常に時間がかかり、コストも高
く、加えて、安全性の問題が残っている。
【0017】より高温(>1000℃)での相対的な高
い体積増加は、シリコン源としてのSiCの使用によっ
て成すことができる。しかしながら、SiCの酸化で発
生した二酸化炭素(CO2 )は、反応境界から除去しな
ければならない。このガスの逆流は必然的に反応境界へ
の酸素の輸送を減少させ、依って、とくに低い処理温度
での反応性を減らす。
【0018】
【課題を解決するための手段】しかしながら、成形品の
いわば体積一定(最終形状に近い)製造法が、材料に、
例えば、マトリックスに混合された繊維に損傷を与える
のを避けるために望ましい。また、セラミック体の時間
のかかる後処理を基本的に不要にすることができる。加
えて、非常に複雑な形状を簡単に実現することができ
る。これは、焼結中のグリーン体の縮小及びその後のム
ライト化を完全に(或は殆どの部分で)補償する反応結
合法によって可能である。
【0019】これは、出発材料の適切な組合せによって
成すことができる。;特に、体積収縮は、金属粉末の酸
化とそれに関連した酸素の吸収による体積膨張で補うこ
とができる。最大処理温度の限界は、商業上利用可能な
セラミック繊維が使用することのできる最大温度によっ
て規定される。これらの繊維の機械的特性の低下を低く
抑えるために、処理温度を最小にすることが求められ
る。
【0020】有益な機械的特性、特に高い破壊強さは、
低多孔性と狭い粒径分布を伴う均質化されたミクロ組織
によって達成することができる。
【0021】先行技術で提示された困難さを解決するた
めに、シリコン源としてのシリコン粉末及びアルミニウ
ム源としてのコランダム(α−Al2O3 )セラミック粉末
の使用が本発明にとって好ましい。反応性の増加と緻密
化のために、第IIIa族(Sc、Y、La)元素及び希土
類元素(Ce ... Lu)が添加され、1400℃
より低い範囲の温度における処理の後、結晶相ソートベ
イタイト或は類似の珪酸塩構造物( 一般には Me2Si2O7)
を形成するか又は、Ceの場合には、セリアナイト、C
eO2 としてセラミック中に存在する。ムライト化を促
進するために、種々の粒サイズ(好ましくは約0.1μ
m)の高活性ムライト体粉末が、均質結晶成長核として
随意混合される。
【0022】
【発明の実施の形態】よって、本発明の第一実施態様
は、酸素含有雰囲気中、アルミニウム含有材料とシリコ
ン含有材料と希土類金属含有材料との微細分散混合物の
加熱処理によって得られる、反応結合ムライト含有セラ
ミック成形品にある。
【0023】特に、本発明による好ましいものは、強化
繊維及び/又は、付加的に機能的成分を体積で5〜50
%の量を含むセラミック成形品を得ることである。特に
この環境において好ましいものは、長繊維強化セラミッ
ク成形品、即ち繊維が材料全体にとぎれることなく存在
するものである。同様に、セラミック成形品に織布を混
ぜることもまた可能である。好ましくは、非収縮性の強
化物であり及び/又は機能成分が5μmと500μmと
の間の寸法を持つものである。これらの添加成分は、好
ましくは耐火性酸化物、炭化物、窒化物、ケイ化物及び
/又はホウ化物からなる。
【0024】本発明から得られるムライト含有量は好ま
しくは重量で50%から99.9%、特に好ましくは重
量で80%から95%である。
【0025】本発明の本質的特性は、第IIIa族の元素或
はランタノイドの存在である。本発明により希土類金属
として選択されるのが特に好ましいのはイットリウム及
び/又はセリウムからである。希土類金属は、ジルコニ
ア/希土類金属酸化物の混晶、特にイットリウム含有ジ
ルコニアの組成物としても存在していてもよい。
【0026】本発明により特に好ましいのは、セラミッ
ク成形品が、重量で0.1〜10%、特に重量で1〜5
%の希土類金属を含むことである。
【0027】本発明の別の態様は、アルミニウム含有材
料とシリコン含有材料と希土類金属含有材料との微細分
散混合物が、酸素含有雰囲気中での加熱処理を受けるこ
とを特徴とする前述のセラミック成形品の製造方法であ
る。
【0028】本発明によると、そのような加熱処理は1
200から1500℃の範囲で、特に1300から14
50℃の範囲の温度で好ましく行われる。グリーン体を
より高い温度に加熱することは要求されも望まれもして
いないので、セラミック成形品に混合された強化及び/
又は機能性要素はその様な加熱処理によく耐える。
【0029】アルミニウム含有材料は、アルミニウムの
水酸化物、硫酸塩、硝酸塩、窒化物及び/又は酸化物か
ら好ましく選択される。随意に、アルミニウム含有材料
は重量で10%まで、アルミニウム粉末の形で用いるこ
とができる。このアルミニウム粉末の少ない量では、爆
発性でも可燃性でもない。
【0030】シリコン含有材料は特に、シリコン金属、
炭化ケイ素、シリコン酸化物、窒化ケイ素及びジルコニ
ウム珪酸塩から選択され、そのうち好ましいのはシリコ
ン金属である。
【0031】本発明によると、ムライト前駆体粉末を、
随意に、重量で0%から50%、特に重量で5%から1
5%の反応混合物に添加することができる。
【0032】本発明により提供される反応結合ムライト
含有セラミック成形品は、種々の用途に用いられる。よ
って、本発明のさらなる実施態様は、機械、装置及びエ
ンジンの構造における耐磨耗性及び/又は高温耐熱性部
品として、切削工具として、ベアリング要素及び/又は
密封要素として、電子装置の機能素子として及び自動車
及び定置タービンの燃焼室において前述の反応結合ムラ
イト含有セラミック成形品を使用することからなる。
【0033】この新規な発明の利点を詳しく述べる。 (a)アルミニウム及びシリコン含有材料の例としての
コランダム及びシリコン金属粉末は困難なく商業上得る
ことができる。それらの脆性及び不動態のため、速く粒
状になり、危険な溶媒を使用せずに遊星ボールミル中で
必要な粉末度に均質化することができる。
【0034】(b)シリコン金属の酸化は相対的に大き
な体積増加をもたらし、約800℃からでもかなりの程
度で起きる。SiCの酸化と比較すると、酸素量の半分
は、反応領域から除去しなければならない他の反応生成
物が形成されることなく、同量のSiO2 の形成のため
に消費される。最大酸化速度は1000℃より高い、即
ち、ムライト化が起こることによって体積膨張が生じる
前の焼結による体積の収縮が始まる温度領域で達成され
る。こうして、酸化による体積増加に起因して焼結収縮
の同時に生じる補償が達成されるのである。
【0035】(c)シリコン金属の酸化はアモルファス
SiO2 を生成する。このSiO2は、その粘性流動の
ゆえに、高焼結能力を示す。より低い温度(<1400
℃)でのグリーン体の高緻密化が、それによってなされ
る。これは、完全なムライト化のために要求される拡散
を非常に容易にする。
【0036】(d)前述の成分の添加は、酸化によって
形成されたアモルファスSiO2 の粘度を減少させる原
因となり、よって液相焼結によるセラミックスの緻密化
を容易にする。同時に、粘度減少は、アモルファスSi
2 層を通ってSi金属への酸素の拡散を容易にし、そ
れによって1400℃より低い温度で非常に短い反応時
間ですむ。CeO2 の場合には、多分、触媒作用による
酸化を考えなければならない。
【0037】これらの成分はムライト組織中に混合して
おらず、混合してたとしても非常に僅かな程度であるの
で、セラミックス中に単独の結晶珪酸塩相を形成するか
酸化物として存在する。これらの副相は耐酸化性であ
り、高融点(ソートベタイトが1800℃より上、及び
セリアナイトが2600℃より上)を持ち、セラミック
スの機械的特性に僅かに影響する。これらの相の最大量
とAl2O3 の残量は使用した前述の成分量とアルミニウム
に対するシリコンの割合によって調節することができ
る。
【0038】(e)ムライト前駆体の仮焼温度は、グリ
ーン体の密度とセラミックスのミクロ組織に影響を及ぼ
す。ムライト結晶は、製造系中で結晶化核として提供さ
れるので、そのサイズ及び数は、核の密度及び結晶粒径
分布及びセラミックスの多孔性に影響する。
【0039】(f)実験は、調節した化学量論を維持し
ている時の石英の重量で数パーセント(<3%)の添加
が、マトリックスのミクロ組織に肯定的な影響を与える
ことを示している。
【0040】
【実施例】
(実施例1)3.6m2/gの比表面積を持つ市販のシリコ
ン金属粉末(H.C. Starck GmbH、 Goslar) を、低摩滅Si
3N4 ミリングボールと粉砕媒体として1−プロパノール
(Merck AG 、 Darmstadt)とを使って48時間の間、遊星
ボールミル(Retzsch company、 Haan) で予備粉砕した。
粉末は、次いで真空ロータリーエバポレーターで乾燥さ
れ、125μm篩を通した。ミリングボールから擦り落
ちた材料は、重量で0.1%より低いように重量測定に
よって決定され、ミリングボール材料の選択とポリアミ
ドミリングカップの使用によって、成分が汚染されるの
を根本的に最小にした。粉砕処理後、比表面積は約9m2
/gと測定した。
【0041】石英粉末(Novacite 登録商標 L337、 Chem
ag AG 、 Frankfurt)がシリコン粉砕と似た方法で粉砕さ
れた。粉砕後の比表面積は約6m2/gであった。
【0042】提供されたムライト前駆体粉末(Siral登録
商標 II 、 Condea Chemie 、 Hamburg)は、アモルファス
SiO2 とAl2O3 からなり、1200℃で5時間、仮焼
した。提供時に測った100 m2/g以上の比表面積は、これ
によって約50m2/gに減少した。この仮焼粉末の部分は次
いで更に2時間、1350℃で焼成し、比表面積を約2
5m2/gにまで減らした。粉末X線回析分析から、これら
の粉末中でムライト結晶の形成が非常に進んだことが判
った。
【0043】さらに、比表面積が約9m2/gのコランダム
粉末(Martoxid 登録商標 CS400/M、Martinswerk 、 Bergh
eim) 、比表面積が16m2/gのY2O3粉末(99.9%純度、H.
C.Starck GmbH 、 Goslar) 及びCeO2(Auer-Remy GmbH
、 Hamburg) が出発物質として供された。
【0044】シリコン13.47g、コランダム75.
83g、1350℃で仮焼した前駆体からのムライト
4.75g、石英0.95g及び酸化イットリウム5g
が、200gの窒化ケイ素ミリングボールと300gの
1−プロパノールと共にポリアミドカップで1時間の
間、遊星ボールミルで均質化された。粉末混合物は、9
0℃、300〜20mbarで真空ロータリーエバポレ
ーターにより乾燥した。粉末混合物は250μmスクリ
ーンを通し、偏心タンブリングミキサー(System Schat
z、 W.A. Bachofen 、 Switzerland)における処理によっ
て粉末を顆粒にした。
【0045】粉末の約2.5gずつが、55MPaの一
軸方向性圧力で、約55×5×4mmのロッドに圧縮さ
れた。これらのロッドは次いで真空下でラテックスコー
トでカプセルにされ、200MPaの静水圧で冷間圧縮
された。この粉末混合物の押圧により得られたロッド
は、3℃/分の加熱速度で大気中で箱型炉において13
50℃まで加熱され、そのまま24時間維持された。サ
ンプル(ロッド)の密度はアルキメデス法で測ると2.
44g/cm3 であり、理論的密度の約75%にあたる。
【0046】粉末回析法におけるX線分析は、主成分と
してムライトを添加した場合、Y−ソートベイタイト
(keiviite)とコランダムの僅かな量が結晶相(コラン
ダム、重量で約7%;Y−ソートベイタイト、重量で約
7.5%)としてサンプル中に存在することを明らかに
した。基本的な量のアモルファス相の形成は示されなか
った。サンプルの体積変化は測定すると体積で5.5%
の減少であった。
【0047】別の押圧ロッドは2℃/分の加熱速度で1
350℃まで加熱されそのまま5時間維持された。サン
プルの密度は2.42g/cm3 であり、理論的密度の約7
4%にあたる。X線回析は同じ結晶相が前述のように存
在することを明らかにした。サンプルの容量変化は体積
で3.75%の減少であった。
【0048】(実施例2)実施例1と同じ化学組成を持
つ粉末混合物は、1200℃で仮焼した前駆体からのム
ライトを含み、実施例1と類似して処理が進められ、圧
縮ロッドに成形された。サンプルは2℃/分の加熱速度
で1350℃まで加熱され、そのまま5時間維持され
た。サンプルの密度は2.43g/cm3 であり、理論的密
度の約75%の緻密度であった。X線回析は同じ結晶相
が実施例1のように存在することを明らかにした。サン
プルの容量変化は体積で2.0%の減少であった。
【0049】(実施例3)シリコン13.75g、コラ
ンダム77.43g、1350℃で仮焼した前駆体から
のムライト4.85g、石英0.97g及びイットリウ
ム酸化物3gからなる粉末混合物が、実施例1の類似の
方法によって処理され、圧縮ロッドに成形された。サン
プルは3℃/分の加熱速度で1400℃まで加熱され、
そのまま24時間維持された。サンプルの密度は2.6
8g/cm3 であり、理論的密度の約83%の緻密度であっ
た。X線回析は同じ結晶相が実施例1のように存在する
ことを明らかにし、コランダム部が重量で約4%及びY
−ソートベイタイト部が重量で約5%であった。サンプ
ルの体積変化は体積で6.0%の減少であった。
【0050】(実施例4)実施例3と同じ化学組成を持
つ粉末混合物60gに、脱イオン水30g、パルミチン
酸(Loxiol登録商標 EP 278、Henkel KGaA 、 Dusseldor
f)0.3g、モノグリセライド(Arylpon登録商標 90-2
5、 Grunau GmbH 、 Illertissen)0.1g、湿潤剤(Aryl
pon登録商標 V37802、 Grunau GmbH 、 Illertissen) 及
びヒドロキシプロピルセルロース(Klucel 登録商標 J、
Hercules Inc.、 Wilmington 、 USA)0.2gを添加し
た。スリップの均質化はSi3N4 ミリングボールを使っ
て、1時間の間、遊星ボールミルで行われた。次いでス
リップ中の気泡は、真空下でマグネットスティーラーに
よって除去され、スリップは石膏基板上でプレート状に
注型された。
【0051】有機添加物は、耐加熱実験用オーブン中
で、0.6℃/分の加熱速度、550℃の温度で燃焼除
去した。サンプルは2℃/分の加熱速度で1350℃ま
で加熱され、そのまま5時間維持された。サンプルの密
度は2.5g/cm3 であり、理論的密度の約80%の緻密
度であった。X線回析は同じ相が実施例3におけるよう
に存在することが明らかにされた。
【0052】(実施例5)シリコン13.12g、コラ
ンダム73.89g、1350℃で仮焼した前駆体から
のムライト4.63g、石英0.93g及びセリウム酸
化物7.43gからなる粉末混合物が実施例1の類似の
方法によって処理され、圧縮ロッドに成形した。この粉
末混合物からの圧縮ロッドは3℃/分の加熱速度で13
50℃まで加熱され、そのまま24時間維持された。サ
ンプルの密度は2.67g/cm3 であり、理論的密度の約
82%の緻密度であった。X線回析は、CeO2 (ceri
anite )とコランダムがムライトに加えて結晶相として
サンプル中に存在することを明らかにした。
【0053】セリウム−シリコン或はセリウム−アルミ
ニウム混合物又はアモルファス相の形成を示すものは発
見することができなかった。それによって、セリアナイ
ト7.4%とムライト最大92.6%が結晶相としてサ
ンプル中に存在することになる。サンプルの体積変化
は、体積で8.5%の減少であった。別の圧縮ロッドは
2℃/分の加熱速度で1350℃まで加熱され、そのま
ま5時間維持された。サンプルの密度は2.62g/cm3
であり、理論的密度の約80%の緻密度であった。X線
回析は同じ結晶相が存在することを明らかにした。サン
プルの体積変化は体積で5.0%の減少であった。
【0054】(実施例6)シリコン13.47g、コラ
ンダム75.83g、1350℃で仮焼した前駆体から
のムライト4.75g、石英0.95g及びセリウム酸
化物5gからなる粉末混合物60gが処理されてスリッ
プにされ、通常の圧縮助剤(有機添加物)と脱イオン水
をつかった実施例4に類似の方法で注型した。有機組成
物を550℃で燃焼した後、サンプルは4℃/分の加熱
速度で1350℃まで加熱され、そのまま2時間維持さ
れた。サンプルの密度は2.60g/cm3 であり、理論的
密度の約80%の緻密度であった。X線回析は同じ結晶
相が実施例5におけるのと同様に存在することを明らか
にした。
【0055】(実施例7)ムライトベース酸化物繊維(N
extel 登録商標 720、3M 、 Neuss)の連続繊維束を、実施
例6の類似法でスリップに浸潤した。湿ったままの繊維
束は、繊維束が繊維方向に平行に繊維強化グリーン体を
構成するというような方法で、立方形の石膏ブロックを
包んだ。繊維強化グリーン体は4部分に分けられ、実施
例6に類似の方法で加熱処理された。平らなムライトマ
トリックス/ムライト繊維複合材料は、実施例6におけ
るのと同様な相組成を持つ結果となった。
【0056】(実施例8)実施例7と同様に、繊維束は
スリップに浸潤させた。繊維束は実施例7と同様にシリ
ンダー型石膏ブロックを包んだ。石膏型からグリーン体
を取出し、実施例7の類似法で加熱処理をした後、チュ
ーブ状ムライトマトリックス/ムライト繊維組成材料は
実施例6におけるのと同様な相組成を持つ結果となっ
た。
【0057】
【発明の効果】酸素含有雰囲気中、アルミニウム含有材
料とシリコン含有材料と希土類金属含有材料との微細分
散混合物の熱処理によって得られる反応結合ムライト含
有セラミック成形品は、高緻密化が容易に達成できるの
で有益な機械的特性と高破壊強さという性質を示す。
【0058】アルミニウム含有材料とシリコン含有材料
と希土類金属含有材料との微細分散混合物が、酸素含有
雰囲気中熱処理によって得られる反応結合ムライト含有
セラミック成形品の製造方法は、実施することが容易で
あり、製造工程中の反応時間が短くて済み、安全に行う
ことができる。
【0059】本発明により提供される反応結合ムライト
含有セラミック成形品は、種々の用途に用いることがで
きる。機械、装置及びエンジンの構造における耐磨耗性
及び/又は高温耐熱性部品として、切削工具として、ベ
アリング要素及び/又は密封要素として、電子装置の機
能素子として及び自動車及び定置タービンの燃焼室にお
いて反応結合ムライト含有セラミック成形品を使用でき
る。
フロントページの続き (72)発明者 ペーター・メッヒニッヒ ドイツ連邦共和国51149ケルン、オーバー シュトラーセ121番 (72)発明者 ハルトムート・シュナイダー ドイツ連邦共和国53359ラインバッハ、シ ュッツェンシュトラーセ25番

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素含有雰囲気中、アルミニウム含有材
    料とシリコン含有材料と希土類金属含有材料との微細分
    散混合物の熱処理によって得られる反応結合ムライト含
    有セラミック成形品。
  2. 【請求項2】 さらに体積で5〜50%量の強化繊維及
    び/又は機能成分を含む請求項1記載のセラミック成形
    品。
  3. 【請求項3】 ムライト含有量が、重量で50%〜9
    9.9%、特に重量で80%〜95%であることを特徴
    とする請求項1又は2記載のセラミック成形品。
  4. 【請求項4】 当該希土類金属が、イットリウム及び/
    又はセリウムから選択されることを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載のセラミック成形品。
  5. 【請求項5】 希土類金属の含有量が、重量で0.1〜
    10%、特に重量で1〜5%であることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載のセラミック成形品。
  6. 【請求項6】 アルミニウム含有材料とシリコン含有材
    料と希土類含有材料との微細分散混合物が、酸素含有雰
    囲気中、加熱処理されることを特徴とするセラミック成
    形品の製造方法。
  7. 【請求項7】 当該加熱処理が1200〜1500℃の
    範囲、特に1300〜1450℃の範囲の温度で行われ
    ることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 当該アルミニウム含有材料として、アル
    ミニウムの水酸化物、硫酸塩、硝酸塩、窒化物及び/又
    は酸化物が用いられることを特徴とする請求項6又は7
    による方法。
  9. 【請求項9】 当該シリコン含有材料として、シリコン
    金属、シリコンカーバイド、シリコン酸化物、シリコン
    窒化物及び/又は珪酸ジルコニウムが用いられることを
    特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 ムライト前駆体粉末が、反応混合物に
    重量で0%から50%、特に重量で5%から15%添加
    されることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記
    載の方法。
  11. 【請求項11】機械、装置及びエンジンの構造における
    耐磨耗性及び/又は高温耐熱性の部品として、切削工具
    として、ベアリング及び/又は密封要素として、電子装
    置の機能素子として及び自動車及び定置タービンの燃焼
    室において使用される請求項1乃至10のいずれかに記
    載の反応結合ムライト含有セラミック成形品。
JP9154941A 1996-06-12 1997-06-12 反応結合ムライト含有セラミックス Pending JPH10338571A (ja)

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