JPH103384A - 情報処理システム - Google Patents
情報処理システムInfo
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- JPH103384A JPH103384A JP15667196A JP15667196A JPH103384A JP H103384 A JPH103384 A JP H103384A JP 15667196 A JP15667196 A JP 15667196A JP 15667196 A JP15667196 A JP 15667196A JP H103384 A JPH103384 A JP H103384A
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Abstract
ータ処理装置のファームウェアデータの入れ替えができ
る情報処理システムを提供する。 【解決手段】 ディスク2においてファームウェアデー
タが入れ替えされた場合、ファームウェアデータ入れ替
え認識部3は、サービスプロセッサ1にデータの送信を
指示する。ファームウェアデータ受信部4は、サービス
プロセッサ1からのファームウェアデータをファームウ
ェアデータ記憶部5に格納する。ファームウェアデータ
転送部7は、ファームウェアデータ記憶部5のデータを
主記憶装置11のファームウェアデータ展開部10に転
送する。ファームウェアデータロード指示部8は、デー
タ処理装置に対してファームウェアデータのロードを指
示する。
Description
関し、特に、所定のファームウェアにより制御されるデ
ータ処理装置を備えた情報処理システムに関するもので
ある。
ステムでは、入出力処理装置や演算処理装置などのデー
タ処理装置を備えている。これらのデータ処理装置は、
通常は所定のファームウェアにより動作制御されてい
る。このようなファームウェアは、例えばシステムの立
ち上げの際に、これらの処理装置にロードされる。
ための従来技術としては、例えば、特開平4−1331
34号公報(従来例)に記載された技術がある。このよ
うな従来技術においては、図5に例示したように、演算
処理装置107および入出力処理装置108などのデー
タ処理装置は、ファームウェア(FW)データ要求部1
03やファームウェア(FW)データ受信部104など
で構成されるRASプロセッサ105と、スキャンパス
106により1対1で接続されている。なお、RASプ
ロセッサ105は、情報処理システムの立ち上げなど制
御する装置である。
置の立ち上げおよび組み込みの際において、RASプロ
セッサ105は、サービスプロセッサ101に対して該
当するデータ処理装置のためのファームウェアのデータ
のロードを要求する。サービスプロセッサ101は、R
ASプロセッサ105から要求されたファームウェアの
データをディスク102から読み出してRASプロセッ
サ105に引き渡す。RASプロセッサ105は、この
ファームウェアデータを受け取り、またRASプロセッ
サ105と各データ処理装置との間のスキャンパス10
6を介して、該当するデータ処理装置に対してファーム
ウェアデータをスキャンインしてロードする。ファーム
ウェアデータのロードが完了した時点で、RASプロセ
ッサ105は、ファームウェアの起動を指示して各デー
タ処理装置のファームウェアを動作させる。
替えを行う場合には、情報処理システムが同一のデータ
処理装置が複数存在する冗長構成である場合には、デー
タ処理装置を個別に切り離し且つ組み込みを行うこと
で、ファームウェアデータの入れ替えを行っている。ま
た、情報処理システムが同一のデータ処理装置が存在し
ない単一構成のシステムである場合には、システムを一
旦凍結させ、その間にファームウェアの入れ替えを行っ
ている。
来技術の場合、スキャンパスを介してファームウェアデ
ータをロードする構成であることから、そのために必要
な環境を各データ処理装置に設定しなければならない。
このため、オペレーティングシステムによるデータ処理
装置の運用を停止させる必要がある。
であれば、データ処理装置を個別の切り離し/組み込み
を実施しなければならない。また、単一構成の場合に
は、オペレーティングシステム(OS)の状態を凍結さ
せるために現在の状態を一旦セーブしなければならなか
った。
ウェアの入れ替えに時間がかかり過ぎるという問題があ
った。そして、例えば冗長構成の場合には、システム上
に一時的に別々のファームウェアを有する同じデータ処
理装置が存在することも生じ、システム的に不安定な状
態となるのでシステムとしての信頼性が低下してしま
う。
ムによるデータ処理装置の運用を停止させることなく、
データ処理装置のファームウェアデータの入れ替えがで
きる、情報処理システムを提供することにある。
ムは、ファームウェアにより制御される少なくとも1つ
のデータ処理装置を有する情報処理システムにおいて、
ファームウェアがインストールされるファームウェア記
憶手段と、前記ファームウェア記憶手段からファームウ
ェアデータを読み出すファームウェア読み出し手段と、
前記読み出されたファームウェアデータが展開される主
記憶手段と、前記ファームウェア記憶手段におけるファ
ームウェアデータが入れ替えられたことを検知するデー
タ入れ替え検知手段と、前記データ入れ替え検知手段が
ファームウェアデータの入れ替えを検知したときに、前
記データ処理装置に対して入れ替えられたファームウェ
アデータを前記主記憶手段からロードすることを指示す
るファームウェアデータロード指示手段とからなること
を特徴とする。
ステムは、ファームウェア読み出し手段により読み出さ
れたファームウェアを受領したならばオペレーティング
システムの処理を中断させるOS指示手段をさらに有し
ている。また、このOS指示手段は、データ処理装置が
ファームウェアデータのロードを完了したときにオペレ
ーティングシステムの処理を再開させるものでもある。
ァームウェア記憶手段にファームウェアが入れ替えのた
めにインストールされた場合、このファームウェアデー
タは、主記憶手段(のファームウェアデータエリア)に
展開される。また、この入れ替えはデータ入れ替え検知
手段により検知され、ファームウェアデータロード指示
手段は、データ処理装置に対して、主記憶手段に展開さ
れたファームウェアデータをロードするように指示し、
対応するデータ処理装置は入れ替えられたファームウェ
アを主記憶手段から直接ロードする。このため、オペレ
ーティングシステムによるデータ処理装置の運用を停止
させることなく、データ処理装置におけるファームウェ
アデータの入れ替えを行うことができる。
報処理システムを説明する。
ステムの構成図である。この情報処理システムは、サー
ビスプロセッサ1、ディスク2、RASプロセッサ9、
主記憶装置11、演算処理装置12、入出力処理装置1
3、CRT14などから構成される。サービスプロセッ
サ1は、ファームウェアデータの受け渡しなどのRAS
プロセッサ9とのデータおよび通信のやり取りを行う。
ディスク2は、各データ処理装置のためのファームウェ
アをインストールするためのものである。CRT14
は、オンラインでのファームウェア入れ替えが可能であ
ることを表示するためのものである。主記憶装置11
は、各データ処理装置にロードするファームウェアデー
タを格納するファームウェアデータ展開部10を持って
いる。
ータ入れ替え認識部3、ファームウェアデータ受信部
4、ファームウェアデータ記憶部5、OS指示部6、フ
ァームウェアデータ転送部7、ファームウェアデータロ
ード指示部8などから構成される。
は、ファームウェアデータが入れ替えられたことを認識
し、サービスプロセッサ1にデータの送信を指示する。
ファームウェアデータ受信部4は、サービスプロセッサ
1よりファームウェアデータを受け取り、ファームウェ
アデータ記憶部5に格納する。ファームウェアデータ記
憶部5は、現在使用しているファームウェアデータを格
納する。OS指示部6は、オペレーティングシスに対し
てオペレーティングシステムの処理の中断/再開を指示
する。ファームウェアデータ転送部7は、ファームウェ
アデータ記憶部5のデータを主記憶装置11のファーム
ウェアデータ展開部10に転送する。ファームウェアデ
ータロード指示部8は、データ処理装置に対してファー
ムウェアデータのロードを指示する。
ファームウェア入れ替えフローを用いて説明する。な
お、図2〜図4において、S10〜S13、S16、S
20、S30はそれぞれサービスプロセッサ1における
処理事項である。また、S14、S15、S17、S1
8、S19、S31、S32、S36〜S40、S45
はそれぞれRASプロセッサ9における処理事項であ
る。さらに、S33〜SS35、S41〜S44、S4
6はオペレーティングシスにおける処理事項である。ま
た、S41´は入出力処理装置13における処理事項で
ある。また、図2〜図4において、SVPはサービスプ
ロセッサ1を、DGPはRASプロセッサ9を、EPU
はオペレーティングシステムを、それぞれ意味する。
ームウェアデータの入れ替えを行う場合、サービスプロ
セッサ1内の該当ディスク2にファームウェアデータを
インストールし、ディスク2内の現在使用中のファーム
ウェアデータと新しくインストールしたファームウェア
データとの入れ替えを行う。ディスク内のファームウェ
アが入れ替えられたことにより、サービスプロセッサ1
は、RASプロセッサ9に対して、現在使用中のファー
ムウェアデータの入れ替えが行われたことを通知する
(S10〜S13)。
ムウェアデータ入れ替え認識部3は、どのデータ処理装
置のファームウェアデータが入れ替えられたのかを判断
し、該当するデータ処理装置のファームウェアデータの
受け渡しをサービスプロセッサ1に指示する。それを受
けたサービスプロセッサ1は、該当データ処理装置のデ
ィスク2よりファームウェアデータを読み出し、RAS
プロセッサ9に引き渡す(S14〜S16)。
プロセッサ9のファームウェアデータ受信部4は、RA
Sプロセッサ9内のファームウェアデータ記憶部5にデ
ータ処理装置毎にファームウェアデータを格納する。そ
して全ファームウェアデータの格納が完了したならば、
サービスプロセッサ1に対して、オンラインでのファー
ムウェア入れ替え可能のメッセージ出力を通知する。R
ASプロセッサ9よりメッセージ出力の通知を受けたサ
ービスプロセッサ1は、CRT14上にオンラインファ
ームウェア入れ替え可能である旨を表示する(S17〜
S20)。
り、オペレータがCRT14からオンラインでのファー
ムウェア入れ替えを指示する(S30)。この指示によ
り、サービスプロセッサ1は、RASプロセッサ9へオ
ンラインによるファームウェア入れ替え開始を通知す
る。通知を受けたRASプロセッサ9のOS指示部6
は、オペレーティングシスに対して現在実行中の処置の
中断を指示し、オペレーティングシステムより処理中断
の完了通知を待ち合わせる(S31、S32)。
付けると、自らウエイト(Wait)状態へと遷移でき
る状態になるまでは現在実行している演算/入出力処理
などを実行する。また、それらの処理が完了した時点で
ウエイト状態に移入し、RASプロセッサ9に対して処
理中断完了を通知する(S33〜S35)。
信したら、RASプロセッサ9のファームウェアデータ
配送部7は、RASプロセッサ9内のファームウェアデ
ータ記憶部5に格納された各データ処理装置のファーム
ウェアデータを主記憶装置11のファームウェアデータ
展開部10に展開する。全てのファームウェアデータの
展開が完了した後は、RASプロセッサ9は、全てのデ
ータ処理装置(演算処理装置12、入出力装置13)に
対して、主記憶装置11上のファームウェアデータ格納
アドレスを通知した上で、ファームウェアデータロード
指示部08からファームウェアデータの取り込み指示を
出し、演算処理装置12および入出力装置13からのフ
ァームウェアデータのロード完了を待ち合わせる(S3
6〜S40)。
た演算処理装置12、入出力装置13は、ファームウェ
アデータ取り込み指示以前に通知された主記憶装置11
上の自ファームウェアデータの格納アドレスに基づい
て、主記憶装置11から自分のファームウェアデータを
取り込みを行う。そして全ファームウェアデータの取り
込みが完了した時点で、RASプロセッサ9に対してロ
ード完了を通知し、IDLE状態に遷移する(フロー中
のS41〜S44、S41´)。
ァームウェアデータのロード完了を受け付けたRASプ
ロセッサ9は、OS指示部6からオペレーティングシス
に対して、中断していた処理の再開を指示する(S4
5)。また、RASプロセッサ9から処理再開の指示を
受けたオペレーティングシスは、ウエイト状態からラン
(Run)状態へと遷移し、再び演算/入出力などの処
理を行う(S46)。
によれば、オペレーティングシステムによるデータ処理
装置の運用を停止させることなく、入出力処理装置など
の各データ処理装置のファームウェアデータの入れ替え
をすることが可能となる。
を示した説明図。
えの際の処理を示したフローチャート。
えの際の処理を示したフローチャート。
えの際の処理を示したフローチャート。
Claims (3)
- 【請求項1】 ファームウェアにより制御される少なく
とも1つのデータ処理装置を有する情報処理システムに
おいて、 ファームウェアがインストールされるファームウェア記
憶手段と、 前記ファームウェア記憶手段からファームウェアデータ
を読み出すファームウェア読み出し手段と、 前記読み出されたファームウェアデータが展開される主
記憶手段と、 前記ファームウェア記憶手段におけるファームウェアデ
ータが入れ替えられたことを検知するデータ入れ替え検
知手段と、 前記データ入れ替え検知手段がファームウェアデータの
入れ替えを検知したときに、前記データ処理装置に対し
て入れ替えられたファームウェアデータを前記主記憶手
段からロードすることを指示するファームウェアデータ
ロード指示手段とからなることを特徴とする情報処理シ
ステム。 - 【請求項2】 前記ファームウェア読み出し手段により
読み出されたファームウェアを受領したならばオペレー
ティングシステムの処理を中断させるOS指示手段をさ
らに有することを特徴とする請求項1記載の情報処理シ
ステム。 - 【請求項3】 前記OS指示手段は、前記データ処理装
置がファームウェアデータのロードを完了したときにオ
ペレーティングシステムの処理を再開させることを特徴
とする請求項1または2記載の情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15667196A JPH103384A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15667196A JPH103384A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103384A true JPH103384A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15632769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15667196A Pending JPH103384A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH103384A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008243183A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Lenovo Singapore Pte Ltd | ファームウェア装置更新システムおよびその方法 |
US8201161B2 (en) | 2008-01-07 | 2012-06-12 | Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. | System and method to update device driver or firmware using a hypervisor environment without system shutdown |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP15667196A patent/JPH103384A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008243183A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Lenovo Singapore Pte Ltd | ファームウェア装置更新システムおよびその方法 |
US8201161B2 (en) | 2008-01-07 | 2012-06-12 | Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. | System and method to update device driver or firmware using a hypervisor environment without system shutdown |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040316 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20040723 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040728 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20041203 |
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RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050329 |