JPH09218788A - インサービス直接ダウンロード方式 - Google Patents

インサービス直接ダウンロード方式

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JPH09218788A
JPH09218788A JP8023618A JP2361896A JPH09218788A JP H09218788 A JPH09218788 A JP H09218788A JP 8023618 A JP8023618 A JP 8023618A JP 2361896 A JP2361896 A JP 2361896A JP H09218788 A JPH09218788 A JP H09218788A
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JP
Japan
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cpu
storage element
bus
program
new program
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Application number
JP8023618A
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English (en)
Inventor
Taro Asao
太郎 朝生
Tomihisa Takasugi
富久 高杉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置のCPUに対するソフトウエアのダウンロ
ード方式に関し、装置の機能に対する影響を小さくし、
既存のソフトウエア資源の有効利用を図る。 【解決手段】被ダウンロードCPU14に対して、その
ソフトウエアの更新等を制御するCPU5と、CPU1
4の動作プログラムを保持し、CPU14とCPU5の
双方からアクセス可能な共有記憶素子13とを備え、C
PU5が、外部から新たなプログラム・データを受け取
って共有記憶素子13に書き込み、CPU14の動作を
停止して共有記憶素子13におけるCPU14の動作プ
ログラムを新プログラムから旧プログラムに変更したの
ち、CPU14を動作させてCPU14による新プログ
ラムの実行の正常性を確認する処理を、CPU14によ
る共有記憶素子13に格納された旧プログラム・データ
の実行との競合を調停しながら行なうことによって、イ
ンサービスでCPU14に新プログラムをダウンロード
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウエア・ダ
ウンロード方式に関し、特に伝送装置等において、イン
サービスでソフトウエアをダウンロードしてアップデー
トするための、インサービス直接ダウンロード方式に関
するものである。
【0002】伝送装置の場合、保守業務は回線サービス
の中断等を伴ってはならない場合が多い。従って、伝送
装置や回線の監視・制御を行なうCPU(中央処理装
置)のソフトウエアを更新する場合には、インサービス
で行なえるようにすることが要求されている。
【0003】このような場合の、ソフトウエアのダウン
ロード方式は、回線サービス処理に与える影響が少ない
とともに、ダウンロードのための新たなソフトウエアの
追加を必要としないものであることが望ましい。
【0004】
【従来の技術】従来、インサービスでソフトウエアをダ
ウンロードすることが必要になったとき、各CPUに現
用/予備のEEPROMを有する場合には、被ダウンロ
ードCPUの処理時間の一部を割いて、ネットワーク監
視装置等から予備EEPROMへのソフトウエアのダウ
ンロード処理を行なうことによって、ソフトウエアを更
新する方式が主流であった。
【0005】また、装置外部からソフトウエアをダウン
ロードする機能を有しない装置の場合には、各CPUに
ソフトウエア・ファイルを転送する機能を持たせるとと
もに、現用/予備のソフトウエアを切り換える機能を、
各CPUのソフトウエアに新たに持たせることによっ
て、ソフトウエアのダウンロードを行なうようにしてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インサービスでソフト
ウエアのダウンロードを行なう方式として、各CPUに
現用/予備のEEPROMを有する場合に、被ダウンロ
ードCPUの処理時間の一部を割いて、予備EEPRO
Mに対するソフトウエア・ダウンロードの処理を行なっ
て、ソフトウエアを更新する方式では、CPUの処理時
間が減少するため、回線監視・制御等の、被ダウンロー
ドCPUの処理性能が低下し、伝送装置の本来のサービ
スの処理に影響を受けるという問題があった。
【0007】また、装置外部からソフトウエアをダウン
ロードする機能を有しない装置の場合には、ソフトウエ
ア・ダウンロード可能にするために、ソフトウエア・フ
ァイルの転送機能や、現用/予備のソフトウエアの切換
機能等の、新たな機能の付加が必要となり、既存のダウ
ンロード未対応ソフトウエアをそのまま利用することが
できないという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、伝送装置の本来の機能で
ある、回線サービス処理に与える影響を極力小さくする
とともに、既存のソフトウエア資源を有効利用しなが
ら、ソフトウエア・ダウンロードを可能にする、インサ
ービス直接ダウンロード方式を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理的
構成を示したものである。図中、3はソフトウエア・ダ
ウンロード制御CPUユニットであって、メインCPU
に対するプログラムの転送,新旧プログラムの切り換
え,起動・停止および動作状態の監視等の制御を行なう
CPU5と、管理ネットワーク2を介してネットワーク
管理装置1と通信するネットワーク管理インタフェース
4とを備えている。
【0010】9は被ダウンロードCPUユニットであっ
て、メインCPU14と、CPU14の実行プログラム
を格納し、CPU5とCPU14の双方からアクセス可
能な共有記憶素子13を備えるとともに、共有記憶素子
13に対するCPU5とCPU14のアクセスを調停
し、選択されたCPUのバスを共有記憶素子13に接続
するバス調停回路12と、CPU14の起動・停止の制
御を行なうCPU起動・停止制御回路10と、CPU1
4の動作状態の監視を行なうCPU動作監視回路11と
を備えている。
【0011】本発明においては、上述の課題を解決する
ために、図1に示された構成において、次のような各具
体的手段を備えている。
【0012】(1) 被ダウンロードCPU14に対して、
CPU14のソフトウエア・バージョンやソフトウエア
の更新を管理するCPU5と、CPU14の動作プログ
ラムを保持するとともに、CPU14とCPU5の双方
からアクセス可能な共有記憶素子13を備え、CPU5
が、外部から新たなプログラム・データを受け取って共
有記憶素子13に書き込むとともに、必要により共有記
憶素子13に書き込まれたプログラム・データの正常性
を調べて正常であることを確認したとき、CPU14の
動作を停止して共有記憶素子13におけるCPU14の
動作プログラムを旧プログラムから新プログラムに変更
したのち、CPU14を動作させてCPU14による新
プログラムの実行が正常に行なわれていることを確認す
る処理を、CPU14の共有記憶素子13における旧プ
ログラム・データの実行との競合を避けながら行なうこ
とによって、インサービスでCPU14に対する新プロ
グラムのダウンロードを行なう。
【0013】(2) (1) の場合に、共有記憶素子として第
1の記憶素子15と第2の記憶素子16とを備えるとと
もに、第1の記憶素子15と第2の記憶素子16に接続
された記憶素子のバス8AをCPU5のバス8とCPU
14のバス8Bとに切り換えて接続する2:1バススイ
ッチ21と、記憶素子のバス8Aに対するCPU5のア
クセスとCPU14のアクセスとが競合しないように
2:1バススイッチ21の切り換えを制御するバス調停
回路12とを設け、2:1バススイッチ21の切り換え
に応じて、第1の記憶素子15と第2の記憶素子16の
いずれか一方を現用記憶素子とし他方を予備記憶素子と
して、CPU14が現用記憶素子に格納された旧プログ
ラムを実行しながら、CPU5が予備記憶素子にCPU
14の新プログラムをダウンロードする。
【0014】(3) (2) の場合に、バス調停回路12が、
記憶素子のバス8Aに対するCPU5のアクセスとCP
U14のアクセスとを、1バス・サイクルごとに交互に
行なわせるように調停する。
【0015】(4) (1) の場合に、共有記憶素子として第
1の記憶素子15と第2の記憶素子16とを備えるとと
もに、第1の記憶素子15のバスまたは第2の記憶素子
16のバスと、CPU5のバス8またはCPU14のバ
ス8Bとを相互に切り換えて接続する2:2バススイッ
チ22を設け、CPU5が2:2バススイッチ22の切
り換えを制御することによって、第1の記憶素子15と
第2の記憶素子16のいずれか一方を現用記憶素子とし
他方を予備記憶素子として、CPU14が現用記憶素子
に格納された旧プログラムを実行しながら、CPU5が
予備記憶素子にCPU14の新プログラムをダウンロー
ドする。
【0016】(5) (2) から(4) までのいずれかの場合
に、第1の記憶素子15および第2の記憶素子16を、
EEPROMから構成する。
【0017】本発明によれば、記憶素子に格納された旧
プログラムを実行しながら、記憶素子に新たなプログラ
ム・データをダウンロードすることができるので、プロ
グラムのダウンロードに基づく装置の本来の機能への影
響を極力小さくすることができるとともに、既存のソフ
トウエア資源を有効利用しながら、ソフトウエア・ダウ
ンロードを行なうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施形態(1) を
示したものである。図中において、1はネットワーク管
理装置であって、管理ネットワーク2を介して、被ダウ
ンロード装置である、伝送装置等の装置100と通信を
行なうことができる。装置100はマルチCPUからな
る装置であって、ネットワーク管理装置1から受けたソ
フトウエア・ファイルによって動作するようになってい
る。
【0019】3はソフトウエア・ダウンロード制御CP
Uユニットであって、装置100を構成するCPUユニ
ットの一つである。ソフトウエア・ダウンロード制御C
PUユニット3は、ネットワーク管理装置インタフェー
ス4を有し、管理ネットワーク2を介してネットワーク
管理装置1と通信を行なうとともに、CPU5を有し、
装置100のメインCPUであるCPU14に対するプ
ログラムの転送や、新旧プログラムの切り換え制御、お
よびCPU14の起動・停止の制御と、CPU14の動
作状態の監視等を行なう。CPU5は、バス8を介し
て、CPU5が動作するためのプログラムが書かれたR
OM6と、CPU5が実行するプログラムの作業用メモ
リであるRAM7を接続されている。
【0020】9は被ダウンロードCPUユニットであっ
て、装置100を構成するCPUユニットの一つであ
る。被ダウンロードCPUユニット9は、装置100の
メインCPUであるCPU14と、CPU5の制御に応
じてCPU14のプログラム実行の起動・停止を制御す
るCPU起動・停止回路10と、CPU14の動作状態
を監視して、その結果をCPU5へ通知するCPU動作
監視回路11と、CPU14のプログラムを格納する記
憶素子であるEEPROM15,16と、EEPROM
15とEEPROM16に対する、CPU5とCPU1
4からのバス・アクセスを、1バス・アクセスごとに調
停し、バス切換制御を行なって2:1バススイッチ(S
W)21を切り換えて、選択されたCPUのバスを、E
EPROM15とEEPROM16に接続されたバス8
Aに接続するとともに、非選択CPUに対してはBUS
Y信号を返すバス調停回路12と、CPU5の制御に応
じて、EEPROM15とEEPROM16のいずれか
一方を現用に、他方を予備に動作切り換えを行なう現用
・予備切り換え回路17とを有している。
【0021】以下、図2に示された実施形態(1) の動作
を説明する。はじめに、EEPROM15が現用記憶素
子であり、EEPROM16が予備記憶素子になってい
るものとする。被ダウンロードCPUユニット9におい
て、CPU14は、現用記憶素子であるEEPROM1
5のプログラム・データを実行している。CPU14が
EEPROM15のデータを読み出す場合には、バス調
停回路12は、2:1バスSW21を操作して、記憶素
子のバス8Aを、メインCPUのバス8Bを介してCP
U14に接続する。
【0022】次に新しいプログラム・データを、CPU
14にダウンロードする場合の動作を説明する。CPU
5は、ネットワーク管理装置インタフェース4に接続さ
れている管理ネットワーク2を介して、ネットワーク管
理装置1から新しいプログラム・データを受け取る。C
PU5は、受け取った新しいプログラム・データを、予
備記憶素子であるEEPROM16に書き込む。
【0023】このとき、バス調停回路12は、CPU1
4からの現用記憶素子であるEEPROM15に対する
アクセスと、CPU5からの予備記憶素子であるEEP
ROM16に対するアクセスとが競合した場合には、
2:1バスSW21を操作して、記憶素子のバス8A
を、CPU5が接続されたバス8と、CPU14が接続
されたバス8Bとに、1バス・サイクルごとに切り換え
て接続することによって、それぞれのCPUのEEPR
OMに対するアクセスを交互に行なわせる。
【0024】このとき、バス調停回路12は、選択され
なかった側のCPUに対してBUSY信号を出力し、B
USY信号を受けたCPUは、BUSY信号が解除され
るまで、バス・アクセスを止めて待つ。このようにし
て、予備記憶素子であるEEPROM16には、CPU
14用の新しいプログラム・データが書き込まれる。
【0025】このような処理を行なうことによって、C
PU14は、新しいプログラム・データのダウンロード
中に、通常の処理を継続することができ、インサービス
でCPU14に新しいプログラム・データをダウンロー
ドすることができる。
【0026】CPU5が、予備記憶素子であるEEPR
OM16に対する書き込みの処理を完了したのち、必要
があれば、CPU5は予備記憶素子であるEEPROM
16に書き込まれた、新しいプログラム・データに誤り
がないか否かの確認を行なう。
【0027】次に、CPU5は、CPU起動・停止回路
10を操作して、CPU14の動作を停止する。その
後、CPU5は現用・予備切り換え回路17を操作し
て、EEPROM15とEEPROM16との、現用/
予備の入れ換えを行なう。この操作によって、新しいプ
ログラム・データを書き込まれたEEPROM16が新
たな現用記憶素子となり、古いプログラム・データが書
き込まれているEEPROM15が新たな予備記憶素子
となる。その後、CPU5は、CPU起動・停止回路1
0を操作してCPU14をリスタートさせ、これによっ
て、CPU14はEEPROM16の新しいプログラム
・データを実行する。
【0028】CPU14が、新しいプログラムで起動さ
れたのち、CPU5は、CPU動作監視回路11を用い
て、CPU14が正常に動作しているか否かを監視す
る。CPU動作監視回路としては、周知のウオッチ・ド
ッグ・タイマ等を使用することができる。
【0029】もしも、新しいプログラム・データで起動
したのちに、CPU動作監視回路11によって、CPU
14の動作が異常であることが検出されたときは、CP
U5は、CPU起動・停止回路10を操作して、CPU
14の動作を停止し、現用・予備切り換え回路17によ
って、EEPROM16とEEPROM15との現用/
予備の入れ換えを再度行ない、CPU起動・停止回路1
0を操作して、CPU14をリスタートさせることによ
って、CPU14は元のプログラム・データを実行でき
るので、ダウンロード前の状態に戻すことができる。
【0030】このように、本実施形態によれば、CPU
14の処理性能を殆ど低下させることなく、インサービ
スで、CPU5によって、予備記憶素子に対する、CP
U14の新たなプログラム・データの書き込みを行なう
ことができる。
【0031】図3は、本発明の実施形態(2) を示したも
のであって、図2に示された実施形態(1) の場合と同じ
ものを、同じ番号で示している。22は2:2バススイ
ッチ(SW)であって、EEPROM15とEEPRO
M16とを、共通バスであるバス8と、メインCPUの
バスであるバス8Bとに交互に入れ換えて接続する。2
0は現用・予備切り換え回路であって、2:2バスSW
22の切り換えの制御を行なう。
【0032】以下、図3に示された実施形態(2) の動作
を説明する。はじめに、EEPROM15が現用記憶素
子であり、EEPROM16が予備記憶素子になってい
るものとする。被ダウンロードCPUユニット9におい
て、2:2バスSW22によって、現用記憶素子である
EEPROM15のバスは、メインCPUのバスである
バス8Bを経てCPU14に接続され、予備記憶素子E
EPROM16のバスは、共通バスであるバス8を経て
CPU5に接続されており、CPU14は現用記憶素子
であるEEPROM15のプログラム・データを実行し
ている。
【0033】次に新しいプログラム・データを、CPU
14にダウンロードする場合の動作を説明する。CPU
5は、ネットワーク管理装置インタフェース4に接続さ
れている管理ネットワーク2を介して、ネットワーク管
理装置1から新しいプログラム・データを受け取る。C
PU5は、受け取った新しいプログラム・データを、予
備記憶素子であるEEPROM16に書き込む。
【0034】このとき、予備記憶素子であるEEPRO
M16のバスは、2:2バスSW22により、CPU5
のバスに接続されていて、現用記憶素子であるEEPR
OM15やCPU14のバスとは独立している。また現
用記憶素子であるEEPROM15のバスは、2:2バ
スSW22により、CPU14のバスに接続されてい
て、予備記憶素子であるEEPROM16やCPU5の
バスとは独立している。従って、CPU14は、プログ
ラム・データのダウンロード中に、通常の処理を継続す
ることができ、インサービスでCPU14に新しいプロ
グラム・データをダウンロードすることができる。
【0035】CPU5が、予備記憶素子であるEEPR
OM16に対する書き込みの処理を完了したのち、必要
があれば、CPU5はEEPROM16に書き込まれた
新しいプログラム・データに誤りがないか否かの確認を
行なう。
【0036】次に、CPU5は、CPU起動・停止回路
10を操作してCPU14の動作を停止する。その後、
CPU5は現用・予備切り換え回路20を操作して、
2:2バスSW22を切り換えることによって、EEP
ROM15のバスをCPU5のバスに接続し、EEPR
OM16のバスをCPU14のバスに接続する。
【0037】この操作によって、新しいプログラム・デ
ータを書き込まれたEEPROM16が新たな現用記憶
素子となり、古いプログラム・データが書き込まれてい
るEEPROM15が新たな予備記憶素子となる。その
後、CPU5は、CPU起動・停止回路10を操作して
CPU14をリスタートさせ、これによって、CPU1
4はEEPROM16の新しいプログラム・データを実
行する。
【0038】CPU14が、新しいプログラムで起動さ
れたのち、CPU5は、CPU動作監視回路11を用い
て、CPU14が正常に動作しているか否かを監視す
る。CPU動作監視回路としては、周知のウオッチ・ド
ッグ・タイマ等を使用することができる。
【0039】もしも、新しいプログラム・データで起動
したのちに、CPU動作監視回路11によって、CPU
14の動作が異常であることが検出されたときは、CP
U5は、CPU起動・停止回路10を操作して、CPU
14の動作を停止し、現用・予備切り換え回路17によ
って、EEPROM16とEEPROM15との現用/
予備の入れ換えを再度行ない、CPU起動・停止回路1
0を操作して、CPU14をリスタートさせることによ
って、CPU14は元のプログラム・データを実行でき
るので、ダウンロード前の状態に戻すことができる。
【0040】このように、本実施形態によれば、CPU
14の処理性能を低下させることなく、インサービス
で、CPU5によって、予備共有記憶素子に対するプロ
グラム・データの書き込みを行なうことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、伝
送装置等において、CPUにソフトウエアをダウンロー
ドしてアップデートする際に、動作中のCPUの処理性
能を低下させることなく、インサービスでプログラム・
データのダウンロードを行なうことができる。
【0042】また、ソフトウエアをダウンロードされる
CPUに、ダウンロードのための新たなソフトウエア処
理を追加しなくても、ダウンロード処理を行なうことが
できるので、既存ソフトウエア資産を有効利用しなが
ら、ソフトウエア・ダウンロード機能を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態(1) を示す図である。
【図3】本発明の実施形態(2) を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク管理装置 2 管理ネットワーク 3 ソフトウエア・ダウンロード制御CPUユニット 4 ネットワーク管理インタフェース 5 CPU 9 被ダウンロードCPUユニット 12 バス調停回路 13 共有記憶素子 14 CPU 15 EEPROM 16 EEPROM 21 2:1バススイッチ 22 2:2バススイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムをダウンロードされる第1の
    CPUに対して、該第1のCPUのソフトウエア・バー
    ジョンやソフトウエアの更新を管理する第2のCPU
    と、前記第1のCPUの動作プログラムを保持するとと
    もに、第1のCPUと第2のCPUの双方からアクセス
    可能な共有記憶素子を備え、 第2のCPUが、外部から新たなプログラム・データを
    受け取って前記共有記憶素子に書き込み、第1のCPU
    の動作を停止して前記共有記憶素子における第1のCP
    Uの動作プログラムを旧プログラムから新プログラムに
    変更したのち、第1のCPUを動作させて該第1のCP
    Uによる新プログラムの実行が正常に行なわれているこ
    とを確認する処理を、第1のCPUの前記共有記憶素子
    に格納された旧プログラム・データの実行との競合を調
    停しながら行なうことによって、インサービスで第1の
    CPUに対する新プログラムのダウンロードを行なうこ
    とを特徴とするインサービス直接ダウンロード方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインサービス直接ダウ
    ンロード方式において、前記共有記憶素子として第1の
    記憶素子と第2の記憶素子とを備えるとともに、該第1
    の記憶素子と第2の記憶素子に接続された記憶素子のバ
    スを第1のCPUのバスと第2のCPU5のバスとに切
    り換えて接続する2:1バススイッチと、前記記憶素子
    のバスに対する第1のCPUのアクセスと第2のCPU
    のアクセスとが競合しないように前記2:1バススイッ
    チの切り換えを制御するバス調停回路とを設け、該2:
    1バススイッチの切り換えに応じて、前記第1の記憶素
    子と第2の記憶素子のいずれか一方を現用記憶素子とし
    他方を予備記憶素子として、第1のCPUが該現用記憶
    素子に格納された旧プログラムを実行しながら、第2の
    CPUが予備記憶素子に第1のCPUの新プログラムを
    ダウンロードすることを特徴とするインサービス直接ダ
    ウンロード方式。
  3. 【請求項3】 前記バス調停回路が、前記記憶素子のバ
    スに対する第1のCPUのアクセスと第2のCPUのア
    クセスとを、1バス・サイクルごとに交互に行なわせる
    ように調停することを特徴とする請求項2に記載のイン
    サービス直接ダウンロード方式。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のインサービス直接ダウ
    ンロード方式において、前記共有記憶素子として第1の
    記憶素子と第2の記憶素子とを備えるとともに、該第1
    の記憶素子のバスまたは第2の記憶素子のバスと、第1
    のCPUのバスまたは第2のCPUのバスとを相互に切
    り換えて接続する2:2バススイッチを設け、第2のC
    PUが該2:2バススイッチの切り換えを制御すること
    によって、前記第1の記憶素子と第2の記憶素子のいず
    れか一方を現用記憶素子とし他方を予備記憶素子とし
    て、第1のCPUが該現用記憶素子に格納された旧プロ
    グラムを実行しながら、第2のCPUが予備記憶素子に
    第1のCPUの新プログラムをダウンロードすることを
    特徴とするインサービス直接ダウンロード方式。
  5. 【請求項5】 前記第1の記憶素子および第2の記憶素
    子が、EEPROMからなることを特徴とする請求項2
    から4までのいずれかに記載のインサービス直接ダウン
    ロード方式。
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